JPH09228198A - 水噴射式織機上のヒータ内蔵ノズル - Google Patents
水噴射式織機上のヒータ内蔵ノズルInfo
- Publication number
- JPH09228198A JPH09228198A JP8043596A JP8043596A JPH09228198A JP H09228198 A JPH09228198 A JP H09228198A JP 8043596 A JP8043596 A JP 8043596A JP 8043596 A JP8043596 A JP 8043596A JP H09228198 A JPH09228198 A JP H09228198A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- water jet
- heater
- inner pipe
- jet type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Nozzles (AREA)
- Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水噴射式織機上の温風乾燥装置において、熱
源装置とノズルを継ぐダクトホースからの放熱を皆無と
なして、システム全体の熱損失を小さくすることを目的
とする。 【構成】 ノズルをアウタパイプとインナーパイプで成
る二重構造となし、インナーパイプに電熱ヒータを設
け、ダクトホース内部に高温空気が流れる事を不用とし
たヒータ内蔵ノズル。
源装置とノズルを継ぐダクトホースからの放熱を皆無と
なして、システム全体の熱損失を小さくすることを目的
とする。 【構成】 ノズルをアウタパイプとインナーパイプで成
る二重構造となし、インナーパイプに電熱ヒータを設
け、ダクトホース内部に高温空気が流れる事を不用とし
たヒータ内蔵ノズル。
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、水噴射式織機で製織される織布を乾燥する為
に用いられる温風吹き出しノズル装置に関する。従来
は、温風発生用熱源装置と温風吹き出しノズルをダクト
ホースで連絡していたが、水噴射式織機は大量の水を使
う環境のため熱源装置本体やダクトホースからの放熱も
特に大きく、熱源装置とノズル吹き出し部の間で１０℃
〜１５℃の温度降下があり、大きな熱損失が発生してい
た。本発明は、ノズルに熱源装置を内蔵させてダクトホ
ースからの熱損失を皆無にすることにより熱収支の向上
を図ることを目的とする。次に実施例について説明す
る。図１において、織布１はウェイトロール２を経てフ
リクションロール３に挟み込まれて送り出され、ガイド
ロール４を経て布巻きロール５に巻き取られている。ノ
ズル装置６は、ガイドロール４と布巻きロール５間を通
過している織布に温風を吹きつける様に配置されてい
る。図２において、ノズル装置６はアウタパイプ６ａと
インナーパイプ６ｂがクローズドホルダ６ｃとオープン
ホルダ６ｄで保持されて二重構造となって構成され、ア
ウタパイプ６ａには温風次き出し用穴６ｅが一列に多数
設けられ、インナーパイプ６ｂにも温風吹き出し用穴６
ｆが設けられている。電熱ヒータ７はインナーパイプ６
ｂに密着して巻き付けられ、センサー８はクローズドホ
ルダ６ｃを貫通して設置され、オープンホルダ６ｄには
ダクトホース９が接続されている。ここでダクトホース
９から送り込まれた空気は電熱ヒータ７で加熱されたイ
ンナーパイプ６ｂに導かれて温風化し、温風吹き出し用
穴６ｆを経て、温風吹き出し用穴６ｅから織布に吹きつ
けられる。しかるに、インナーパイプ６ｂの内部で電熱
ヒータ７により高温化された空気が直接アウターパイプ
６ａから吹き出されるためダクトホース９の内部には高
温空気が通過することがなく、従ってダクトホース９か
らの熱損失が皆無となり、熱収支の向上を図ることが出
来る。
に用いられる温風吹き出しノズル装置に関する。従来
は、温風発生用熱源装置と温風吹き出しノズルをダクト
ホースで連絡していたが、水噴射式織機は大量の水を使
う環境のため熱源装置本体やダクトホースからの放熱も
特に大きく、熱源装置とノズル吹き出し部の間で１０℃
〜１５℃の温度降下があり、大きな熱損失が発生してい
た。本発明は、ノズルに熱源装置を内蔵させてダクトホ
ースからの熱損失を皆無にすることにより熱収支の向上
を図ることを目的とする。次に実施例について説明す
る。図１において、織布１はウェイトロール２を経てフ
リクションロール３に挟み込まれて送り出され、ガイド
ロール４を経て布巻きロール５に巻き取られている。ノ
ズル装置６は、ガイドロール４と布巻きロール５間を通
過している織布に温風を吹きつける様に配置されてい
る。図２において、ノズル装置６はアウタパイプ６ａと
インナーパイプ６ｂがクローズドホルダ６ｃとオープン
ホルダ６ｄで保持されて二重構造となって構成され、ア
ウタパイプ６ａには温風次き出し用穴６ｅが一列に多数
設けられ、インナーパイプ６ｂにも温風吹き出し用穴６
ｆが設けられている。電熱ヒータ７はインナーパイプ６
ｂに密着して巻き付けられ、センサー８はクローズドホ
ルダ６ｃを貫通して設置され、オープンホルダ６ｄには
ダクトホース９が接続されている。ここでダクトホース
９から送り込まれた空気は電熱ヒータ７で加熱されたイ
ンナーパイプ６ｂに導かれて温風化し、温風吹き出し用
穴６ｆを経て、温風吹き出し用穴６ｅから織布に吹きつ
けられる。しかるに、インナーパイプ６ｂの内部で電熱
ヒータ７により高温化された空気が直接アウターパイプ
６ａから吹き出されるためダクトホース９の内部には高
温空気が通過することがなく、従ってダクトホース９か
らの熱損失が皆無となり、熱収支の向上を図ることが出
来る。
【図１】 取付状況を示す斜視図である。
【図２】 ノズル装置の断面図である。
１ 織布 ２ ウェイトロール ３ フリクションロール ４ ガイドロール ５ 布巻きロール ６ ノズル装置 ６ａ アウタパイプ ６ｂ インナーパイプ ６ｃ クローズドホルダ ６ｄ オープンホルダ ６ｅ 温風吹き出し用穴 ６ｆ 温風吹き出し用穴 ７ 電熱ヒータ ８ センサー ９ ダクトホース
Claims (2)
- 【請求項１】 水噴射式織機上の温風乾燥装置におい
て、アウタパイプ６ａとインナーパイプ６ｂで二重構造
のノズルを構成し、インナーパイプ６ｂに電熱ヒータ７
を設けて成るヒータ内蔵ノズル。 - 【請求項２】 水噴射式織機上の温風乾燥装置におい
て、アウタパイプ６ａとインナーパイプ６ｂがクロース
ドホルダ６ｃとオープンホルダ６ｄで保持され、アウタ
パイプ６ａに温風吹き出し用穴６ｃが一列に多数設けら
れ、インナーパイプ６ｂには温風吹き出し用穴６ｆが設
けられ、電熱ヒータ７はインナーパイプ６ｂに密着して
巻き付けられて成るヒータ内蔵ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8043596A JPH09228198A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 水噴射式織機上のヒータ内蔵ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8043596A JPH09228198A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 水噴射式織機上のヒータ内蔵ノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09228198A true JPH09228198A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=13718195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8043596A Pending JPH09228198A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 水噴射式織機上のヒータ内蔵ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09228198A (ja) |
-
1996
- 1996-02-27 JP JP8043596A patent/JPH09228198A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040713 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040803 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041124 |