JPH0922815A - チップ部品の外部電極形成方法 - Google Patents

チップ部品の外部電極形成方法

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JPH0922815A
JPH0922815A JP7172016A JP17201695A JPH0922815A JP H0922815 A JPH0922815 A JP H0922815A JP 7172016 A JP7172016 A JP 7172016A JP 17201695 A JP17201695 A JP 17201695A JP H0922815 A JPH0922815 A JP H0922815A
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JP
Japan
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space
chip component
accommodating
holding
external electrode
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Withdrawn
Application number
JP7172016A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takahashi
高橋  宏
Masahiro Tanaka
巨浩 田中
Masayuki Inai
雅之 稲井
Tetsuya Urano
哲也 浦野
Toshiya Nakamura
俊哉 中村
Chikashi Nakazawa
睦士 中澤
Kazuyuki Tanaka
一幸 田中
Kenji Doi
健志 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】第2外部電極形成工程においてチップ部品素体
に付着した導体ペーストが剥離することなく、また、均
一に外部電極を形成できるチップ部品の外部電極形成方
法を提供することにある。 【構成】第1外部電極形成工程の後に、第1キャリアプ
レート3、収容部材20及び第2キャリアプレート3’
を上下に配置し、第1キャリアプレート3の保持空間3
cに収容されているチップ部品素体4を収容部材20の
収容空間23に排出する。この収容空間23で第1外部
電極形成工程で付着された導体ペーストが冷却固化す
る。このようにチップ部品素体4の導体ペースト7を冷
却固化した後、この収容空間23に収容されたチップ部
品素体2を第2キャリアプレート3’の保持空間3c’
に押し込み、しかる後、チップ部品素体4の一方の端部
に導体ペースト7を付着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抵抗体、コンデンサ等
のチップ部品の両端に外部電極を形成するチップ部品の
外部電極形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、チップ部品の外部電極形成方法と
して、特公平4ー70761号公報に開示されたものが
知られている。
【0003】この外部電極形成方法によりチップ部品に
外部電極を形成するときは、チップ部品素体(外部電極
が形成されていないチップ部品)の一方の端部を第1キ
ャリアプレートの保持空間に挿入し、他方の端部が突出
した状態でチップ部品素体を保持する。しかる後、この
突出した他方の端部に導体ペーストを塗布し、第1外部
電極形成工程が終了する。
【0004】この第1外部電極形成工程が終了したとき
は、この第1キャリアプレートと対向して第2キャリア
プレートを配置し、第1キャリアプレートに保持された
チップ部品素体を第2キャリアプレートの保持空間に押
し込む。
【0005】このチップ部品素体の移し換え工程が終了
したときは、第2キャリアプレートから突出したチップ
部品素体の一方の端部に導体ペーストを付着し、第2外
部電極形成工程が終了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の外
部電極形成方法では、第1外部電極形成工程から第2外
部電極形成工程に移行する際、第1キャリアプレートか
ら第2キャリアプレートに連続的にチップ部品素体を移
動させるため、チップ部品素体に付着された導体ペース
トが十分に乾燥していない場合があり、これにより、第
2キャリアプレートへの移し換え工程で導体ペーストが
剥離するおそれがあった。
【0007】また、ピンの軸線中央とチップ部品素体の
上端面中央とがずれているときは、チップ部品素体の片
押し状態となり、これにより、チップ部品素体が第1キ
ャリアプレートの保持空間に傾いた状態で収容されるこ
とがある。
【0008】しかしながら、第1キャリアプレートから
第2キャリアプレートへの移し換え工程において、この
傾斜状態が矯正されることなく第2キャリアプレートの
保持空間に挿入されるため、第2外部電極形成工程で塗
布される導体ペーストも傾斜した状態となり、このた
め、外部電極を均一に形成できないという問題点を有し
ていた。
【0009】本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、第
2外部電極形成工程においてチップ部品素体に付着した
導体ペーストが剥離することなく、また、均一に外部電
極を形成できるチップ部品の外部電極形成方法を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、請求項1の発明は、チップ部品素体の対向す
る一方の部位を第1保持手段の保持空間に保持して他方
の部位に導体ペーストを付着させる第1外部電極形成工
程と、該第1保持手段に保持されたチップ部品素体を第
2保持手段の保持空間に移し換え、該チップ部品素体の
他方の部位を該保持手段に保持して一方の部位に導体ペ
ーストを付着させる第2外部電極形成工程とを有するチ
ップ部品の外部電極形成方法において、前記第2外部電
極形成工程は、前記第1外部電極形成工程の後に、前記
チップ部品素体よりも大きな収容空間を有する収容部材
を用意し、該チップ部品素体の他方の部位が前記第2保
持手段に対向するよう該第1保持手段と該第2保持手段
とを対向配置するとともに、該第1保持手段と該第2保
持手段との間に収容空間が上下の保持空間に対向するよ
う前記収容部材を介在させる配置工程と、前記配置工程
の後に、前記第1保持手段の保持空間に保持されたチッ
プ部品素体を前記収容空間に排出し、該排出されたチッ
プ部品素体を前記第2保持手段の保持空間の上部周縁で
支持する排出収容工程と、前記排出収容工程の後に、前
記収容空間に収容されたチップ部品素体を前記第2保持
手段の保持空間に移し換え該保持空間に保持する移し換
え工程と、前記移し換え工程の後に、前記第2保持手段
の保持空間に保持された前記チップ部品素体に導体ペー
ストを付着するペースト付着工程とを有することを特徴
とする。
【0011】請求項2の発明は、チップ部品素体の一方
の部位を第1保持手段の保持空間に保持して他方の部位
に導体ペーストを付着させる第1外部電極形成工程と、
該第1保持手段に保持されたチップ部品素体を第2保持
手段の保持空間に移し換え、該チップ部品素体の他方の
部位を該保持手段に保持して一方の部位に導体ペースト
を付着させる第2外部電極形成工程とを有するチップ部
品の外部電極形成方法において、前記第2外部電極形成
工程は、前記第1外部電極形成工程の後に、前記チップ
部品素体よりも大きな収容空間と該収容空間内を上下に
仕切る出没自在の仕切部材とを備えた第1収容部材を用
意し、該チップ部品素体の他方の部位が該第1収容部材
に対向するよう該第1収容部材の上に該第1保持手段を
配置する第1配置工程と、前記第1配置工程の後に、前
記仕切部材で前記第1収容部材の収容空間を仕切り、前
記第1保持手段の保持空間に保持されたチップ部品素体
を前記収容空間に排出する第1排出収容工程と、前記第
1排出収容工程の後に、前記チップ部品素体よりも大き
な収容空間を有する第2収容部材を用意し、該チップ部
品素体の他方の部位が該第2保持手段に対向するよう前
記第1収容部材と前記第2保持手段とを対向配置すると
ともに、該第1収容部材と該第2保持手段との間に該第
2収容部材の収容空間が第1収容部材の収容空間と該第
2保持手段の保持空間に対向するよう該第2収容部材を
介在させる第2配置工程と、前記第2配置工程の後に、
第1収容部材の仕切部材の仕切り状態を解除し、該第1
収容部材の収容空間に収容されたチップ部品素体を前記
第2収容空間の収容空間に排出し、該排出されたチップ
部品素体を前記第2保持手段の保持空間の上部周縁で支
持する排出収容工程と、前記排出収容工程の後に、前記
第2収容部材の収容空間に収容されたチップ部品素体を
前記第2保持手段の保持空間に移し換え該保持空間に保
持する移し換え工程と、前記移し換え工程の後に、前記
第2保持手段の保持空間に保持された前記チップ部品素
体に導体ペーストを付着するペースト付着工程とを有す
ることを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項2に係るチップ
部品の外部電極形成方法において、前記仕切部材は熱伝
導性に優れた材料で形成されたことを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1の発明によれば、第1外部電極形成工
程の後に、第1保持手段、収容部材及び第2保持手段を
上下に配置し、第1保持手段の保持空間に収容されてい
るチップ部品素体を収容部材の収容空間に排出する。こ
の収容空間で第1外部電極形成工程で付着された導体ペ
ーストが冷却固化する。
【0014】このようにチップ部品素体の導体ペースト
を冷却固化した後、この収容空間に収容されたチップ部
品素体を第2保持手段の保持空間に押し込み、しかる
後、チップ部品素体の一方の部位に導体ペーストを付着
する。
【0015】請求項2の発明及び請求項3の発明によれ
ば、第1外部電極形成工程の後に、第1収容部材の収容
空間を仕切部材により仕切り、第1保持手段の保持空間
に保持されたチップ部品素体を収容空間の仕切部材上に
収容する。これにより、第1外部電極形成工程で付着さ
れた導体ペーストがこの収容空間で冷却固化する。
【0016】しかる後、仕切部材を収容空間から外し、
この収容空間内のチップ部品素体を第2収容部材の収容
空間に収容する。これにより、チップ部品素体に付着し
た導体ペーストが更に冷却固化される。
【0017】
【実施例】本発明に係るチップ部品の外部電極形成方法
は、第1外部電極形成工程と、第2外部電極形成工程と
からなり、この両者の工程によりチップ部品素体の両端
に外部電極を形成するもので、まず、第1外部電極形成
工程の一例を図1乃至図9に基づき説明する。ここで、
図1は各ロードプレート及びキャリアプレートの斜視
図、図2乃至図9は外部電極形成方法の各工程を示す断
面図である。
【0018】この第1外部電極形成工程において使用さ
れる部材として、図1に示すように、第1ロードプレー
ト1、第2ロードプレート2、及び、キャリアプレート
3が使用される。ここで、各ロードプレート1,2は金
属或いは硬質樹脂で形成されるもので、第1ロードプレ
ート1にはチップ部品素体(以下実施例では部品素体と
いう)4を収容する収容空間1aが多数穿設され、第2
ロードプレート2には部品素体4をこの収容空間1aに
案内する案内孔2aが多数穿設されている。この収容空
間1aは部品素体4の横断面積よりも多少大きく、その
深さ寸法が部品素体4の高さ寸法より小さくし、この収
容空間1aに部品素体4が収容されたとき、部品素体4
の中央から上端に亘って第1ロードプレート1の上方に
突出するようになっている。他方、案内孔2aは第2ロ
ードプレート2の上方から供給される部品素体4がスム
ーズに搬入されるようロート状に形成している。
【0019】また、キャリアプレート3は弾性部材、例
えばシリコーンゴム等で形成されたプレート本体3aを
金属枠3bで囲ったもので、プレート本体3aで第1ロ
ードプレート1の収容空間1aと対応する位置には部品
素体4が搬送される保持空間3cが多数形成されてい
る。この保持空間3cの上下面積は部品素体4の横断面
積よりも多少小さくし、この保持空間3c内に搬送され
た部品素体4をキャリアプレート3の弾性力により保持
するようになっている。
【0020】このような部材1,2,3を用いて図2乃
至図9に示すように外部電極を形成するが、以下この外
部電極形成方法の各工程を説明する。
【0021】まず、図2に示すように、キャリアプレー
ト3の上面には第1ロードプレート1を載せ、この第1
ロードプレート1の上面には第2ロードプレート2を載
せる。ここで、各部材1,2,3は、保持空間3c、収
容空間1a、案内孔2aがそれぞれ対向するようセット
されている。
【0022】このようにセッティングしたときは、図3
に示すように、部品素体4を第2ロードプレート2の案
内孔2aを通じて収容空間1aに挿入する。この収容空
間1aに挿入された部品素体4はその下端がキャリアプ
レート3の保持空間3cの上端周縁に支持された状態で
収容空間1aに収容される。
【0023】この収容工程が終了したときは、図4に示
すように、第2ロードプレート2を第1ロードプレート
1上から外す。これにより、部品素体4の中央から上端
側が第1ロードプレート1の上面から上方に突出した状
態となる。
【0024】次いで、部品素体4の突出部分を押し込み
部材、即ち平板状の押し込みプレート5を、図5に示す
ように、下方に向かって押圧する。これにより、部品素
体4がキャリアプレート3の弾発力に抗しながら保持空
間3cに挿入される。ここで、保持空間3cへの移動量
は第1ロードプレート1から突出する部品素体4の突出
量となっている。
【0025】この部品素体4の保持空間3cへの移動操
作が終了したときは、図6に示すように、第1ロードプ
レート1をキャリアプレート3から外し、図7に示すよ
うに、部品素体4の突出部分を下方に向ける。
【0026】しかる後、キャリアプレート3を下降さ
せ、図8に示すように、部品素体4の突出部分をベース
6上の導体ペースト7内に浸漬し、その後、図9に示す
ように、このキャリアプレート3を上方に引き上げる。
これにより、部品素体4の端部に導体ペースト7が付着
し、第1外部電極形成工程が終了する。
【0027】図10乃至図16は第2外部電極形成工程
の他の例を示すもので、各図に外部電極形成方法の各工
程を示している。
【0028】この第1外部電極形成工程では、キャリア
プレート10の厚さ寸法を部品素体4の高さ寸法の約2
倍程度として、このキャリアプレート10の保持空間1
0aに予め2個の部品素体4を収容させている。このよ
うなキャリアプレート10を使用するときは、以下のよ
うな操作で部品素体4に外部電極が形成される。
【0029】即ち、図10に示すように、このキャリア
プレート10上に第1ロードプレート1及び第2ロード
プレート2を載置し、図11に示すように、部品素体4
を収容孔1aに収容する。これにより、各ロードプレー
ト1,2及びキャリアプレート10に3個の部品素体4
が連続的に収容された状態となる。
【0030】次いで、図12に示すように、第2ロード
プレート2を外し、更に図13に示すように、押し込み
プレート5により最上位の部品素体4を押し下げると、
この部品素体4の保持空間10a内への移動量の分だ
け、最下位の部品素体4の下端側がキャリアプレート1
0の下方に突出する。
【0031】このように最下位の部品素体4が下方に突
出したときは、この最下位の部品素体4の突出寸法を調
整するため、図14に示すように、レベル調整板9の上
面にこの部品素体4を押し当てる。この調整が終了した
ときは、図15に示すように、ベース6上の導体ペース
ト7に最下位の部品素体4の下端側を浸漬し、更にこの
部品素体4を上方に引き上げ導体ペーストを部品素体4
に付着させる。これにより、第1外部電極形成工程が終
了する。
【0032】以上のように部品素体4に対する第1外部
電極形成工程を2種類掲げ、これを詳細に説明したが、
これらの第1外部電極形成工程が従来の如くピン機構を
用いずに部品素体4の端部に外部電極を形成できる点に
着目したもので、勿論これ以外の方法で第1外部電極形
成工程を形成してもよい。
【0033】次に、第2外部電極形成工程の第1実施例
を説明する。この第1実施例は、前記第1外部電極形成
工程のうち前者で説明されたキャリアプレート(以下、
第1キャリアプレートという)3を用いて行う例を説明
する。
【0034】即ち、この第2外部電極形成工程では、図
17及び図18に示す第1キャリアプレート3と同様の
構成の第2キャリアプレート3’と収容部材20を予め
用意する。この収容部材20は第1ロードプレート21
と第2ロードプレート22とから構成され、ともに放熱
性に優れた金属で形成されている。この各ロードプレー
ト21,22には各キャリアプレート3,3’の各保持
空間3c,3c’と対向する上下に連通する貫通孔21
a,22aを有し、この貫通孔21a,22a全体の高
さ寸法及び幅寸法が何れもチップ部品素体4の寸法より
大きく、各貫通孔21a,22aにより部品素体4の収
容空間23を構成している。また、第1ロードプレート
21の貫通孔21aは、部品素体4を円滑に収容できる
よう略ロート状に形成している。
【0035】このような収容部材20を用いて以下のよ
うに外部電極を形成する。まず、図17に示すように、
第1キャリアプレート3と第2キャリアプレート3’と
を上下に対向して配置し、更に、この各キャリアプレー
ト3,3’の間に収容部材20を介在させる。ここで、
各キャリアプレート3,3’の保持空間3c,3’及び
収容空間23と互いに対向させ、かつ、第1キャリアプ
レート3の保持空間3cに保持された部品素体4は、そ
の導体ペースト7が付着された端部を収容空間23を通
じて第2キャリアプレート3’に対向させている。
【0036】この配置工程が終了したときは、図18に
示すように、ピン24を第1キャリアプレート3の保持
空間3cに挿入して部品素体4を押し出し、収容空間2
3に排出する。この排出により部品素体4が第2キャリ
アプレート3’の保持空間3c’の上部周縁に支持さ
れ、収容空間23に収容される。この収容空間23で収
容されている間に部品素体4に付着された導体ペースト
7が冷却固化される。
【0037】この排出収容工程が終了したときは、図1
9に示すように、第1キャリアプレート3及び第1ロー
ドプレート21を外す。これにより、部品素体4の上端
側(導体ペースト7が付着されていない端部側)が第2
ロードプレート22から上方に突出した状態となる。
【0038】この状態で図20に示すように押し込みプ
レート5で部品素体4の突出部分を押圧し、この突出寸
法だけ部品素体4を第2キャリアプレート3’の保持空
間3c’に押し込む。次いで、第2ロードプレート22
を外すとき、図21に示すように、部品素体4の上端側
が第2キャリアプレート3’から突出した状態で保持空
間3c’に保持される。
【0039】この部品素体4の移し換え工程が終了した
ときは、図22に示すように、ベース6上の導体ペース
ト7に部品素体4の突出部分を浸漬し、これを引き上げ
ることにより、図23に示すように部品素体4の一方の
端部に導体ペースト7が付され、第2外部電極形成工程
が終了する。
【0040】以上のような第1外部電極形成工程及び第
2外部電極形成工程が終了したときは、導体ペーストが
付着した部品素体4をヒータで乾燥させ、しかる後、図
24に示すように、ピン24を保持空間3c’に挿入し
て部品素体4を押し出す。これにより、両端に導体ペー
スト7が付着された部品素体4が供給される。
【0041】このように本実施例によれば、第1外部電
極形成工程から第2外部電極形成工程に移行するに際
し、部品素体4が収容部材20の収容空間23に収容さ
れ、この間に部品素体4に付着した導体ペースト7が冷
却されるため、導体ペースト7の固化が効率よく行わ
れ、第2外部電極形成工程中に発生する導体ペースト剥
離等の不具合を解消することができる。
【0042】また、第1キャリアプレート3で部品素体
4が傾斜した状態で保持されている場合でも、収容部材
20の収容空間23に一旦収容して部品素体4の姿勢を
矯正できるため、第2外部電極形成工程で部品素体4に
均一に導体ペースト7を付着することがきる。
【0043】図25乃至図29は第2外部電極形成工程
の第2実施例を示すものである。この第2実施例では、
図25に示す第1収容部材30、及び、図27及び図2
8に示す第2収容部材31を予め用意する。
【0044】この第1収容部材30は上下に貫通する収
容空間30aを有し、その内部空間は部品素体4の外形
より大きな寸法で形成されている。また、第1収容部材
30の下部寄りには透孔32aを有する仕切プレート3
2が介在されている。この仕切プレート32は横方向に
摺動自在に配置されるとともに、透孔32aはその開口
面積が収容空間30aと同様の寸法で形成されている。
これにより、仕切プレート32を左右に摺動して透孔3
2aと収容空間30aを対向させるときは、収容空間3
0aが上下に貫通し、また、仕切プレート33が収容空
間30aに入り込んで、この収容空間30aを上下に仕
切るようになっている。
【0045】他方、第2収容部材31は前記第1実施例
に係る収容部材20と同様に、上下に配置された第1ロ
ードプレート33と第2ロードプレート34とから構成
され、上下に貫通する貫通孔33a,34aにより収容
空間35を形成している。また、貫通孔33a,34a
全体の高さ寸法及び幅寸法はチップ部品素体4の寸法よ
り大きくなっている。
【0046】このような第1及び第2収容部材30,3
1を用いて以下のように外部電極を形成する。まず、図
25に示すように、第1収容部材30の上面に第1キャ
リアプレート3を配置する。ここで、第1キャリアプレ
ート3の保持空間3cと収容空間30aとを対向させ、
第1キャリアプレート3の保持空間3cに保持された部
品素体4の他方の端部を収容空間30a内に挿入する。
また、第1収容部材30の仕切プレート32は収容空間
30aを上下に仕切った状態にする。
【0047】このような第1配置工程が終了したとき
は、図26に示すように、ピン36を第1キャリアプレ
ート3の保持空間3cに挿入し部品素体4を押し出し、
収容空間30aに排出する。この排出により部品素体4
が仕切プレート32の上面に支持され、収容空間30a
に収容される。この収容空間30aで収容されている間
に部品素体4に付着された導体ペースト7が冷却固化さ
れる。
【0048】この第1排出収容工程が終了したときは、
図27に示すように、第1収容部材30と第2キャリア
プレート3’とを対向配置し、更に第1収容部材30と
第2キャリアプレート3’との間に第2収容部材31を
介在させる。ここで、各収容空間30a,35及び保持
空間3c’を互いに対向させる。
【0049】この第2配置工程の後、図28に示すよう
に、仕切プレート32を左右に摺動して収容空間30a
と透孔32aを対向させる。これにより、第1収容部材
30の収容空間30aに収容されていた部品素体4が透
孔32aを通じて第2収容部材31の収容空間35に落
下する。この排出により部品素体4が第2キャリアプレ
ート3’の保持空間3c’の上部周縁に支持され、収容
空間35に収容される。この収容空間35で収容されて
いる間に部品素体4に付着された導体ペースト7が更に
冷却固化される。
【0050】この第2排出収容工程が終了したときは、
図29に示すように、第1収容部材30及び第1ロード
プレート33を外す。これにより、前記第1実施例と同
様に、部品素体4の上端側(導体ペースト7が付着され
ていない端部側)が第2ロードプレート34から上方に
突出した状態となる。
【0051】その後は、前記第1実施例の図20乃至図
24の工程を同様に行うことにより、第2外部電極形成
工程が完了する。
【0052】本実施例によれば、第1収容部材30の収
容空間30aでチップ部品素体4の導体ペースト7が冷
却固化され、更に第2収容部材31の収容空間35で冷
却固化され、その冷却固化作用が2回に亘って行われる
ため、導体ペースト7の剥離等の不具合が確実に防止さ
れる。
【0053】以上、第1実施例及び第2実施例では第1
外部電極形成工程で使用したキャリアプレート3を第2
外部電極形成工程に適用した場合について説明したが、
図30及び図31は第1外部電極形成工程で使用したキ
ャリアプレート10を第1実施例の第2外部電極形成工
程に適用した場合(第3実施例)を示すもので、以下こ
の第3実施例について説明する。
【0054】即ち、部品素体4を3個保持したキャリア
プレート10を図30に示すように、収容部材20に配
置し、図31に示すように、押し込みプレート5により
キャリアプレート10から突出している部品素体4を押
圧する。これにより、第1実施例と同様に導体ペースト
7が付着された部品素体4が収容部材20の収容空間2
3に収容される。
【0055】このように、キャリアプレート10を使用
した場合も導体ペースト7を冷却固化でき、前記第1実
施例と同様の作用が発揮される。なお、同様にキャリア
プレート10を前記第2実施例に適用できることは言う
までもない。
【0056】図32は第2外部電極形成工程の第4実施
例を示すもので、前記第1実施例に係る第2外部電極形
成工程中、部品素体4の排出収容工程を改良したもので
ある。前記第1実施例ではキャリアプレート3に保持さ
れた部品素体4をピン24で排出しているが、この実施
例では加圧ポンプ40を設け、この加圧ポンプ40から
キャリアプレート3の保持空間3cに圧縮空気を給送す
るようになっている。
【0057】この第4実施例によれば、加圧ポンプ40
から給送された圧縮空気により保持空間3c内の気圧が
高くなり、図32の2点鎖線に示すように、部品素体4
が収容部材20の収容空間23に収容される。
【0058】図33は第2外部電極形成工程の第5実施
例を示すもので、前記第4実施例では加圧ポンプ40に
より保持空間3cを加圧しているが、本実施例では収容
部材20の収容空間23を負圧にする負圧ポンプ50を
設けている。
【0059】この第5実施例によれば、負圧ポンプ50
により収容空間23を負圧にすることにより、キャリア
プレート3の保持空間3cに保持された部品素体4を引
き抜き、この部品素体4を収容部材20の収容空間23
に収容することができる。
【0060】図34及び図35は第2外部電極形成工程
の第6実施例を示すもので、この第6実施例では、キャ
リアプレート60を改良するとともに、負圧ポンプ61
を設けたものである。
【0061】このキャリアプレート60はその保持空間
62を部品素体4より多少大きく形成し、部品素体4が
この保持空間62に遊嵌状態で収容できるよう構成され
ている。また、負圧ポンプ61に連通する負圧通路63
が各保持空間62の内周面62aを通じて各保持空間6
2の内部に連通している。
【0062】この実施例によれば、キャリアプレート6
0の保持空間62に部品素体4を保持するときは、図3
5の(b)に示すように、負圧ポンプ61を駆動して保持
空間62内を負圧にして部品素体4を周側面62aに吸
着するようにすれば良い。他方、負圧ポンプ61を停止
するときは、図35の(a)に示すように、この部品素体
4の保持が解除される。従って、負圧ポンプ61の発停
により、第2外部電極形成工程中の排出収容工程を簡単
にできる。
【0063】図36及び図37は第2外部電極形成工程
の第7実施例を示すもので、この第7実施例では、改良
したキャリアプレート70により第2外部電極形成工程
を行うものである。この実施例ではキャリアプレート7
0のプレート本体71を多数に分割した分割プレート7
2により構成したもので、隣接する分割プレート72を
近接或いは離隔することにより部品素体4を保持或いは
保持解除するようになっている。
【0064】即ち、この分割プレート72は、前後に隣
接する保持空間73を分割するよう形成されたもので、
分割プレート72の両側には断面半径状に切り欠いた保
持部73aを有し、この保持部73aの内周面にはゴム
製の保持層73bを接着している。また、左右に隣接す
る保持部73aは互いに対向しており、この隣接する保
持部73aの間に部品素体4の保持空間73を形成して
いる。また、各分割プレート72はその前後の端部にコ
イルバネ74が介装され、このコイルバネ74により隣
接する分割プレート72が互いに離隔するよう付勢され
ている。更に、キャリアプレート70の一側には分割プ
レート72を横方向に押し込むことができる取手75を
有し、この取手75をキャリアプレート70に向かって
押すときは、コイルバネ74が縮み各分割プレート72
の間隔が狭くなり、他方、この押圧力を解除するとき
は、コイルバネ74が復元し各分割プレート72の間隔
が広くなるよう構成されている。
【0065】この実施例によれば、キャリアプレート7
0の保持空間73に部品素体4を保持するときは、各分
割プレート72を、図37に示すように、近接するよう
取手75を押し出す。これにより、保持部73aの間隔
が狭くなり、部品素体4が保持空間73内に保持され
る。他方、この取手75の押し込み力を解除するとき
は、図36に示すようにコイルバネ74が復元し、隣接
する分割プレート72の間の間隔が広くなり、部品素体
4の保持力が解除される。従って、このキャリアプレー
ト70を用いて第2外部電極形成工程中の排出収容工程
を行うとき、取手75の押し出し及び押し出し解除すれ
ばよく、これにより、部品素体4の排出収容工程が簡単
になる。
【0066】図38及び図39は第2外部電極形成工程
の第8実施例を示すもので、この第8実施例では、これ
また改良したキャリアプレート80により第2外部電極
形成工程を行うものである。
【0067】即ち、このキャリアプレート80は、方形
状のプレート本体81とこのプレート本体81を変形さ
せる可変機構82とから構成されている。このプレート
本体11は、ワイヤ製の縦糸83及び横糸84を所定間
隔をおいて交差するよう編み込まれて形成し、この縦糸
83と横糸84で囲われる空間に部品素体4が挿入保持
される保持空間85を形成している。他方、可変機構8
2はプレート本体81の周囲を囲むよう4枚の枠体86
を有し、各枠体86には縦糸83及び横糸84の端が連
結する一方、各枠体86の端部を連結ピン87で回動自
在に連結している。
【0068】この実施例によれば、キャリアプレート8
0の保持空間85に部品素体4を保持するときは、図3
9に示すように、可変機構82の枠体86を移動して保
持空間85を菱形形状に変形する。これにより、保持空
間85内に部品素体4が保持される。他方、保持空間8
5内での部品素体4の保持力を解除するときは、図38
に示すように、可変機構82を動作してプレート本体8
1を正方形状に構成すればよい。従って、可変機構82
の変形操作により、第2外部電極形成工程中の排出収容
工程を簡単にできる。
【0069】なお、前記第6実施例、第7実施例及び第
8実施例に係るキャリアプレート60,70,80は、
部品素体4を保持及び保持解除自在に構成したものであ
るが、このような構成を有するキャリアプレートであれ
ば、この第6実施例乃至第8実施例に限るものではな
い。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、第1外部電極形成工程から第2外部電極形成工
程に移行する際に、チップ部品素体が収容部材の収容空
間に収容され、この間にチップ部品素体に付着した導体
ペーストが冷却されるため、導体ペーストの固化が効率
よく行われ、第2外部電極形成工程中において導体ペー
ストが剥離する等の不具合を起こすことがない。
【0071】また、第1保持手段でチップ部品素体が傾
斜した状態で保持されている場合でも、収容部材の収容
空間に一旦収容してチップ部品素体の姿勢を矯正できる
ため、第2外部電極形成工程で部品素体に均一に導体ペ
ーストを付着することができる。
【0072】請求項2の発明によれば、第1外部電極形
成工程から第2外部電極形成工程に移行する際に、第1
及び第2収容部材の各収容空間で2度に亘ってチップ部
品素体の導体ペーストが冷却固化され、導体ペーストの
剥離を確実に防止できる。
【0073】請求項3の発明によれば、仕切部材が熱伝
導性に優れた材料で形成されているため、導体ペースト
の冷却効率が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1外部電極形成工程に使用されるロードプレ
ート及びキャリアプレートの斜視図
【図2】ロードプレート及びキャリアプレートの配置状
態を示す断面図
【図3】チップ部品素体収容工程を示す断面図
【図4】キャリアプレートから第2ロードプレートを外
した状態を示す断面図
【図5】チップ部品素体の移し換え工程を示す断面図
【図6】キャリアプレートから第1ロードプレートを外
した状態を示す断面図
【図7】キャリアプレートを反転した状態を示す断面図
【図8】チップ部品素体の浸漬工程を示す断面図
【図9】チップ部品素体のペースト付着工程を示す断面
【図10】第1外部電極形成工程の他の例に使用される
各ロードプレート及びキャリアプレートの配置状態を示
す断面図
【図11】チップ部品素体の収容工程を示す断面図
【図12】キャリアプレートから第1ロードプレートを
外した状態を示す断面図
【図13】チップ部品素体の移し換え工程を示す断面図
【図14】チップ部品素体のレベル調整工程を示す断面
【図15】チップ部品素体の浸漬工程を示す断面図
【図16】チップ部品素体のペースト付着工程を示す断
面図
【図17】第2外部電極形成工程の第1実施例に係るチ
ップ部品素体の配置工程を示す断面図
【図18】チップ部品素体の排出収容工程を示す断面図
【図19】第2キャリアプレート上にチップ部品素体を
配置した状態を示す断面図
【図20】チップ部品素体の移し換え工程を示す断面図
【図21】チップ部品素体が第2キャリアプレートに保
持された状態を示す断面図
【図22】チップ部品素体の浸漬工程を示す断面図
【図23】チップ部品素体のペースト付着工程を示す断
面図
【図24】チップ部品素体の取り出し工程を示す断面図
【図25】第2外部電極形成工程の第2実施例に係るキ
ャリアプレートと第1収容部材との配置状態を示す断面
【図26】チップ部品素体の第1排出収容工程を示す断
面図
【図27】第1収容部材、第2収容部材及び第2キャリ
アプレートを配置した状態を示す断面図
【図28】チップ部品素体の第2排出収容工程を示す断
面図
【図29】第2キャリアプレート上にチップ部品素体を
配置した状態を示す断面図
【図30】第2外部電極形成工程の第3実施例に係るキ
ャリアプレートと収容部材との配置状態を示す断面図
【図31】チップ部品素体の排出収容工程を示す断面図
【図32】第2外部電極形成工程の第4実施例に係るキ
ャリアプレートと収容部材との配置状態を示す断面図
【図33】第2外部電極形成工程の第5実施例に係るキ
ャリアプレートと収容部材との配置状態を示す断面図
【図34】第2外部電極形成工程の第6実施例に係るキ
ャリアプレートの平面図
【図35】チップ部品素体の保持及び保持解除状態を示
す平面図
【図36】第2外部電極形成工程の第7実施例に係るキ
ャリアプレートにチップ部品素体を収容した状態を示す
平面図
【図37】キャリアプレートにチップ部品素体を保持し
た状態を示す平面図
【図38】第2外部電極形成工程の第8実施例に係るキ
ャリアプレートにチップ部品素体を収容した状態を示す
平面図
【図39】キャリアプレートにチップ部品素体を保持し
た状態を示す平面図
【符号の説明】
3,3’,60,70,80…キャリアプレート、3
c,3c’,62,73,85…保持空間、4…チップ
部品素体、7…導体ペースト、20,30,31…収容
部材、23,30a,35…収容空間、40…加圧ポン
プ、50…負圧ポンプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01G 13/00 391 7922−5E H01G 13/00 391B (72)発明者 浦野 哲也 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 中村 俊哉 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 中澤 睦士 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 田中 一幸 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 土井 健志 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ部品素体の対向する一方の部位を
    第1保持手段の保持空間に保持して他方の部位に導体ペ
    ーストを付着させる第1外部電極形成工程と、該第1保
    持手段に保持されたチップ部品素体を第2保持手段の保
    持空間に移し換え、該チップ部品素体の他方の部位を該
    保持手段に保持して一方の部位に導体ペーストを付着さ
    せる第2外部電極形成工程とを有するチップ部品の外部
    電極形成方法において、 前記第2外部電極形成工程は、 前記第1外部電極形成工程の後に、前記チップ部品素体
    よりも大きな収容空間を有する収容部材を用意し、該チ
    ップ部品素体の他方の部位が前記第2保持手段に対向す
    るよう該第1保持手段と該第2保持手段とを対向配置す
    るとともに、該第1保持手段と該第2保持手段との間に
    収容空間が上下の保持空間に対向するよう前記収容部材
    を介在させる配置工程と、 前記配置工程の後に、前記第1保持手段の保持空間に保
    持されたチップ部品素体を前記収容空間に排出し、該排
    出されたチップ部品素体を前記第2保持手段の保持空間
    の上部周縁で支持する排出収容工程と、 前記排出収容工程の後に、前記収容空間に収容されたチ
    ップ部品素体を前記第2保持手段の保持空間に移し換え
    該保持空間に保持する移し換え工程と、 前記移し換え工程の後に、前記第2保持手段の保持空間
    に保持された前記チップ部品素体に導体ペーストを付着
    するペースト付着工程とを有することを特徴とするチッ
    プ部品の外部電極形成方法。
  2. 【請求項2】 チップ部品素体の一方の部位を第1保持
    手段の保持空間に保持して他方の部位に導体ペーストを
    付着させる第1外部電極形成工程と、該第1保持手段に
    保持されたチップ部品素体を第2保持手段の保持空間に
    移し換え、該チップ部品素体の他方の部位を該保持手段
    に保持して一方の部位に導体ペーストを付着させる第2
    外部電極形成工程とを有するチップ部品の外部電極形成
    方法において、 前記第2外部電極形成工程は、 前記第1外部電極形成工程の後に、前記チップ部品素体
    よりも大きな収容空間と該収容空間内を上下に仕切る出
    没自在の仕切部材とを備えた第1収容部材を用意し、該
    チップ部品素体の他方の部位が該第1収容部材に対向す
    るよう該第1収容部材の上に該第1保持手段を配置する
    第1配置工程と、 前記第1配置工程の後に、前記仕切部材で前記第1収容
    部材の収容空間を仕切り、前記第1保持手段の保持空間
    に保持されたチップ部品素体を前記収容空間に排出する
    第1排出収容工程と、 前記第1排出収容工程の後に、前記チップ部品素体より
    も大きな収容空間を有する第2収容部材を用意し、該チ
    ップ部品素体の他方の部位が該第2保持手段に対向する
    よう前記第1収容部材と前記第2保持手段とを対向配置
    するとともに、該第1収容部材と該第2保持手段との間
    に該第2収容部材の収容空間が第1収容部材の収容空間
    と該第2保持手段の保持空間に対向するよう該第2収容
    部材を介在させる第2配置工程と、 前記第2配置工程の後に、第1収容部材の仕切部材の仕
    切り状態を解除し、該第1収容部材の収容空間に収容さ
    れたチップ部品素体を前記第2収容空間の収容空間に排
    出し、該排出されたチップ部品素体を前記第2保持手段
    の保持空間の上部周縁で支持する排出収容工程と、 前記排出収容工程の後に、前記第2収容部材の収容空間
    に収容されたチップ部品素体を前記第2保持手段の保持
    空間に移し換え該保持空間に保持する移し換え工程と、 前記移し換え工程の後に、前記第2保持手段の保持空間
    に保持された前記チップ部品素体に導体ペーストを付着
    するペースト付着工程とを有することを特徴とするチッ
    プ部品の外部電極形成方法。
  3. 【請求項3】 前記仕切部材は熱伝導性に優れた材料で
    形成されたことを特徴とする請求項2記載のチップ部品
    の外部電極形成方法。
JP7172016A 1995-07-07 1995-07-07 チップ部品の外部電極形成方法 Withdrawn JPH0922815A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7458151B2 (en) 2004-11-30 2008-12-02 Tdk Corporation Method of forming external electrode
JP2010027888A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Tdk Corp 電子部品の製造方法及び電子部品の製造装置

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US7458151B2 (en) 2004-11-30 2008-12-02 Tdk Corporation Method of forming external electrode
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