JPH09227027A - 可燃性ボビン - Google Patents
可燃性ボビンInfo
- Publication number
- JPH09227027A JPH09227027A JP3952896A JP3952896A JPH09227027A JP H09227027 A JPH09227027 A JP H09227027A JP 3952896 A JP3952896 A JP 3952896A JP 3952896 A JP3952896 A JP 3952896A JP H09227027 A JPH09227027 A JP H09227027A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical shell
- shell part
- cylindrical body
- bobbin
- receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動的に電材線をボビンに巻込んだ際左右の
受つばが変形することなく、正確に巻取られ、特に公害
なく燃焼し処理できる可燃性ボビンを提供すること。 【解決手段】 古紙パルプとポリプロピレンで成形した
ボビン本体の円筒部と左右の受つばに所要の突条を形成
したこと。
受つばが変形することなく、正確に巻取られ、特に公害
なく燃焼し処理できる可燃性ボビンを提供すること。 【解決手段】 古紙パルプとポリプロピレンで成形した
ボビン本体の円筒部と左右の受つばに所要の突条を形成
したこと。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばワイヤカッ
ト放電加工機に用いる電極線等の線材を巻取り、これを
機械にかけて巻戻す場合に使用するボビンに関するもの
である。
ト放電加工機に用いる電極線等の線材を巻取り、これを
機械にかけて巻戻す場合に使用するボビンに関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のボビンは全て合成樹脂に
より成形したもので、一体成形できない形状で一面に施
す閉鎖部材を別体に成形して二工程で完成するようにな
っている。従来のこの種のボビンは使用済のものの処理
に苦慮する。そのまま棄てることは公害となり、やむを
得ず専門業者に始末を依頼するしかなかったため、極め
て不経済である。又紙により成形した可燃性ボビンも提
案されているが、胴部と受つばとは別体に製作して接着
剤で固定するので、所謂手造りで高価となり、堅牢度が
劣る。
より成形したもので、一体成形できない形状で一面に施
す閉鎖部材を別体に成形して二工程で完成するようにな
っている。従来のこの種のボビンは使用済のものの処理
に苦慮する。そのまま棄てることは公害となり、やむを
得ず専門業者に始末を依頼するしかなかったため、極め
て不経済である。又紙により成形した可燃性ボビンも提
案されているが、胴部と受つばとは別体に製作して接着
剤で固定するので、所謂手造りで高価となり、堅牢度が
劣る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は自動的
に電材線をボビンに巻込んだ際左右の受つばが外側にや
や弯曲変形することがなく、電材線の巻込みが常に正確
円滑に行われ、かつ公害が全くなく燃焼処理できるボビ
ンを提供することにある。
に電材線をボビンに巻込んだ際左右の受つばが外側にや
や弯曲変形することがなく、電材線の巻込みが常に正確
円滑に行われ、かつ公害が全くなく燃焼処理できるボビ
ンを提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次のとお
りである。産業用として用いる電材線等の線材の巻取
り、巻戻し用ボビンであって、古紙パルプとポリプロピ
レンの混合物により、線材を巻付ける円筒形胴部と、そ
の両端に受つばを一体に成形し、円筒形胴部の中心で貫
通孔のある挿着細管を支持し、放射状に張出して円筒形
胴部に連絡する複数枚の突張板を一体に設け、円筒形胴
部の内周面において前記隣接する突張板の間に等間隔の
複数の突条を突設し、更に両受つばの外側面に円筒形胴
部と同芯で径の大きい円環部を形成し、又円環部を横切
って受つばの周縁に達する多数の等間隔補強片を突設し
た可燃性ボビン。
りである。産業用として用いる電材線等の線材の巻取
り、巻戻し用ボビンであって、古紙パルプとポリプロピ
レンの混合物により、線材を巻付ける円筒形胴部と、そ
の両端に受つばを一体に成形し、円筒形胴部の中心で貫
通孔のある挿着細管を支持し、放射状に張出して円筒形
胴部に連絡する複数枚の突張板を一体に設け、円筒形胴
部の内周面において前記隣接する突張板の間に等間隔の
複数の突条を突設し、更に両受つばの外側面に円筒形胴
部と同芯で径の大きい円環部を形成し、又円環部を横切
って受つばの周縁に達する多数の等間隔補強片を突設し
た可燃性ボビン。
【０００５】
【発明の実施の形態】図中１は古紙パルプとポリプロピ
レンを混合して成形した円筒形胴部で左右の受つば２，
３を一体に設ける。円筒形胴部１の中心に機械への取付
用貫通孔４をあけた挿着細管５を連絡板６を介して円筒
形胴部１と一体に形成する。連絡板６は複数枚を放射状
に張出し、各連絡板６，６間において円筒形胴部１の内
周面に等間隔の突条７を数枚突設してある。又受つば
２，３はその内側面を線材接触面２ａ，３ａとなし、空
間のある外側面２ｂ，３ｂには円筒形胴部１と同心円の
円環部８を円筒形胴部１に近接して設け、円筒形胴部１
から受つば２，３の周縁２ｃ，３ｃに達し、円環部８を
横切る多数の等間隔補強片９を設けたものである。そし
て一方の受つば３は前記貫通孔４を除く円筒形胴部１の
一面を塞ぐ閉鎖板１０を一体に設けてある。なお図中１
６は受つば２に開設した線材の残量表示窓、１７は線材
挿通孔、１９は連絡板６の中間の隆出杆部を示す。
レンを混合して成形した円筒形胴部で左右の受つば２，
３を一体に設ける。円筒形胴部１の中心に機械への取付
用貫通孔４をあけた挿着細管５を連絡板６を介して円筒
形胴部１と一体に形成する。連絡板６は複数枚を放射状
に張出し、各連絡板６，６間において円筒形胴部１の内
周面に等間隔の突条７を数枚突設してある。又受つば
２，３はその内側面を線材接触面２ａ，３ａとなし、空
間のある外側面２ｂ，３ｂには円筒形胴部１と同心円の
円環部８を円筒形胴部１に近接して設け、円筒形胴部１
から受つば２，３の周縁２ｃ，３ｃに達し、円環部８を
横切る多数の等間隔補強片９を設けたものである。そし
て一方の受つば３は前記貫通孔４を除く円筒形胴部１の
一面を塞ぐ閉鎖板１０を一体に設けてある。なお図中１
６は受つば２に開設した線材の残量表示窓、１７は線材
挿通孔、１９は連絡板６の中間の隆出杆部を示す。
【０００６】
【発明の効果】本発明によれば公害が全く無く、燃焼し
て灰煙にすることができる。殊に本発明のボビンは、連
絡板６で突張った円筒形胴部１はその裏面に複数の突条
７，７により補強され、頗る強固となり緊締力抜群な円
筒形胴部が形成される。又左右の受つばも放射状の多く
の等間隔補強片９に仕切られ、更に各補強片９は同芯円
の円環部８に関連しているから補強片９の耐圧力は増強
し、線材の巻込み進行によって従来のように受つばに微
妙なそりの発生を確実に阻止することが可能となり線材
巻取り及び巻戻しに支承を来すことがない。
て灰煙にすることができる。殊に本発明のボビンは、連
絡板６で突張った円筒形胴部１はその裏面に複数の突条
７，７により補強され、頗る強固となり緊締力抜群な円
筒形胴部が形成される。又左右の受つばも放射状の多く
の等間隔補強片９に仕切られ、更に各補強片９は同芯円
の円環部８に関連しているから補強片９の耐圧力は増強
し、線材の巻込み進行によって従来のように受つばに微
妙なそりの発生を確実に阻止することが可能となり線材
巻取り及び巻戻しに支承を来すことがない。
【図１】正面図。
【図２】左側面図。
【図３】右側面図。
【図４】図２のＡ−Ａ′線断面図。
１ 円筒形胴部 ２，３ 受つば ４ 貫通孔 ５ 挿着細管 ６ 連絡板 ７ 突条 ８ 円環部 ９ 等間隔補強片 １０ 閉鎖板
Claims (1)
- 【請求項１】 産業用として用いる電材線等の線材の巻
取り、巻戻し用ボビンであって、古紙パルプとポリプロ
ピレンの混合物により、線材を巻付ける円筒形胴部と、
その両端に受つばを一体に成形し、円筒形胴部の中心で
貫通孔のある挿着細管を支持し、放射状に張出して円筒
形胴部に連絡する複数枚の突張板を一体に設け、円筒形
胴部の内周面において前記隣接する突張板の間に等間隔
の複数の突条を突設し、更に両受つばの外側面に円筒形
胴部と同芯で径の大きい円環部を形成し、又円環部を横
切って受つばの周縁に達する多数の等間隔補強片を突設
した可燃性ボビン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3952896A JPH09227027A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 可燃性ボビン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3952896A JPH09227027A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 可燃性ボビン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09227027A true JPH09227027A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12555553
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3952896A Pending JPH09227027A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 可燃性ボビン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09227027A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020065442A (ko) * | 2002-07-12 | 2002-08-13 | 장상호 | 광섬유 권취용 스풀 플랜지 |
| KR100847860B1 (ko) * | 2007-01-25 | 2008-07-23 | 에쓰이에이치에프코리아 (주) | 케이블 권선용 보빈 조립체 |
| KR101536508B1 (ko) * | 2014-02-05 | 2015-07-15 | (주)에이원엔지니어링 | 스틸 보빈 제조용 내심지그 및 이를 이용한 스틸 보빈 제조 방법 |
-
1996
- 1996-02-27 JP JP3952896A patent/JPH09227027A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020065442A (ko) * | 2002-07-12 | 2002-08-13 | 장상호 | 광섬유 권취용 스풀 플랜지 |
| KR100847860B1 (ko) * | 2007-01-25 | 2008-07-23 | 에쓰이에이치에프코리아 (주) | 케이블 권선용 보빈 조립체 |
| KR101536508B1 (ko) * | 2014-02-05 | 2015-07-15 | (주)에이원엔지니어링 | 스틸 보빈 제조용 내심지그 및 이를 이용한 스틸 보빈 제조 방법 |
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