JPS6333895Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6333895Y2 JPS6333895Y2 JP1983029624U JP2962483U JPS6333895Y2 JP S6333895 Y2 JPS6333895 Y2 JP S6333895Y2 JP 1983029624 U JP1983029624 U JP 1983029624U JP 2962483 U JP2962483 U JP 2962483U JP S6333895 Y2 JPS6333895 Y2 JP S6333895Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- bobbin
- heart
- notches
- heart tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 15
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 11
- 241000226585 Antennaria plantaginifolia Species 0.000 claims description 4
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、糸巻駒、とくに合成樹脂製糸巻駒
に関するものである。
に関するものである。
糸巻駒を合成樹脂で作ることは知られている。
合成樹脂製の糸巻駒は、第1図に示すように、心
管1の両端に鍔板2,3を付設し、心管1を包囲
する糸巻管4を設け、糸巻管4を鍔板2と3との
間にさしわたした構造のものであつた。また、合
成樹脂製糸巻駒の中には、心管1と糸巻管4との
間に、半径方向に延びる複数個の隔壁5を形成し
たものもあつた。
合成樹脂製の糸巻駒は、第1図に示すように、心
管1の両端に鍔板2,3を付設し、心管1を包囲
する糸巻管4を設け、糸巻管4を鍔板2と3との
間にさしわたした構造のものであつた。また、合
成樹脂製糸巻駒の中には、心管1と糸巻管4との
間に、半径方向に延びる複数個の隔壁5を形成し
たものもあつた。
上述のような従来の合成樹脂製糸巻駒は、これ
を一挙に成形することができなかつた。すなわ
ち、心管1と糸巻管4との間に空間6が必要とさ
れるために、一方の鍔が開いた形状に成形し、あ
とでその開いた部分を閉じる必要があつた。例え
ば、第1図のものでは、鍔3の一部分を開放した
形に成形し、あとで開放した部分に蓋板7を接着
して、鍔3がわを閉じる必要があつた。このた
め、蓋板7の接着に手間を要し、製造が簡単にで
きないという欠点があつた。
を一挙に成形することができなかつた。すなわ
ち、心管1と糸巻管4との間に空間6が必要とさ
れるために、一方の鍔が開いた形状に成形し、あ
とでその開いた部分を閉じる必要があつた。例え
ば、第1図のものでは、鍔3の一部分を開放した
形に成形し、あとで開放した部分に蓋板7を接着
して、鍔3がわを閉じる必要があつた。このた
め、蓋板7の接着に手間を要し、製造が簡単にで
きないという欠点があつた。
そこで、この考案者は、一回の成形だけで製造
でき、あとで接着などの操作を加えないで、その
まま糸巻駒として使用できるものを作ろうと企て
た。この考案は、そのような意図のもとに完成さ
れたものである。
でき、あとで接着などの操作を加えないで、その
まま糸巻駒として使用できるものを作ろうと企て
た。この考案は、そのような意図のもとに完成さ
れたものである。
この考案は、心管1と糸巻官4との間に複数個
の隔壁5を設けて、心管1と糸巻管4との間の空
間6を複数個に分割した公知の糸巻駒において、
両側の鍔板に切欠部を設けることとし、分割され
た空間6を構成するための各内型を鍔板の切欠部
から抜き取り、切欠部を両側の鍔間で交互に設け
ることにより、両鍔と心管及び糸巻管とを初めか
ら一体に成形できるようにしたことを骨子とす
る。
の隔壁5を設けて、心管1と糸巻管4との間の空
間6を複数個に分割した公知の糸巻駒において、
両側の鍔板に切欠部を設けることとし、分割され
た空間6を構成するための各内型を鍔板の切欠部
から抜き取り、切欠部を両側の鍔間で交互に設け
ることにより、両鍔と心管及び糸巻管とを初めか
ら一体に成形できるようにしたことを骨子とす
る。
この考案の要旨を実施の一例につき図面に基ず
いて説明すると、次のとおりである。この考案
は、第2図に示すように、心管1の両端にそれぞ
れ鍔板2及び3を付設し、心管1を包囲する糸巻
管4を両鍔板2と3との間に形成し、心管1と糸
巻管4との間に半径方向に延びる複数個の隔壁5
を形成してなる公知の合成樹脂製糸巻駒におい
て、隔壁5の間にある鍔板2及び3の一部8を切
欠し、切欠部8を鍔板2及び3の間で交互に設け
たことを特徴とする糸巻駒である。
いて説明すると、次のとおりである。この考案
は、第2図に示すように、心管1の両端にそれぞ
れ鍔板2及び3を付設し、心管1を包囲する糸巻
管4を両鍔板2と3との間に形成し、心管1と糸
巻管4との間に半径方向に延びる複数個の隔壁5
を形成してなる公知の合成樹脂製糸巻駒におい
て、隔壁5の間にある鍔板2及び3の一部8を切
欠し、切欠部8を鍔板2及び3の間で交互に設け
たことを特徴とする糸巻駒である。
ここで、切欠部8を鍔板2及び3の間で交互に
設けるとの意味を説明すると、つぎのとおりであ
る。第3図は、糸巻駒を軸方向から見て、両鍔2
及び3を重ね合わせた状態を表わしている。この
とき、一方の鍔の切欠部が実線で示した部分8に
あるとすれば、他方の鍔の切欠部が点線で示した
部分8′にあるような付設を、両鍔板の間で切欠
部が交互に設けられている、と云うのである。
設けるとの意味を説明すると、つぎのとおりであ
る。第3図は、糸巻駒を軸方向から見て、両鍔2
及び3を重ね合わせた状態を表わしている。この
とき、一方の鍔の切欠部が実線で示した部分8に
あるとすれば、他方の鍔の切欠部が点線で示した
部分8′にあるような付設を、両鍔板の間で切欠
部が交互に設けられている、と云うのである。
切欠部8及び8′の各々は扇形をなしている。
詳しく云えば、各切欠部8及び8′の縁は、第3
図に示すように、心管1の外面に沿つた弧状を呈
し、次いで折曲されて1つの隔壁5に沿つた直線
となり、さらに折曲されて糸巻管4の内面に沿つ
た弧を形成し、次いで上記の隔壁5に隣接する別
の隔壁5に沿つて直線を形成し、心管1の外面に
至るものである。
詳しく云えば、各切欠部8及び8′の縁は、第3
図に示すように、心管1の外面に沿つた弧状を呈
し、次いで折曲されて1つの隔壁5に沿つた直線
となり、さらに折曲されて糸巻管4の内面に沿つ
た弧を形成し、次いで上記の隔壁5に隣接する別
の隔壁5に沿つて直線を形成し、心管1の外面に
至るものである。
切欠部8及び8′は、同形であることが望まし
く、両鍔板の間で交互に設ける関係上、全体で偶
数個となる。1つの鍔板には3ないし4個の切欠
を設けることが望ましい。
く、両鍔板の間で交互に設ける関係上、全体で偶
数個となる。1つの鍔板には3ないし4個の切欠
を設けることが望ましい。
また、鍔板2及び3の外周は、第2図及び第3
図に示すように、真円としないで、花びら形、又
は広く一般に非円形とする。このようにすると、
糸巻駒が斜面上で無限に転がるのを防ぐことがで
きる。
図に示すように、真円としないで、花びら形、又
は広く一般に非円形とする。このようにすると、
糸巻駒が斜面上で無限に転がるのを防ぐことがで
きる。
糸巻管4の外面には、管軸方向に延びる小さな
突出条線を設けておき、糸がすべらないようにす
ることが望ましい。
突出条線を設けておき、糸がすべらないようにす
ることが望ましい。
この考案によれば、隣接する隔壁5の間に位置
する鍔板2及び3の一部を切欠し、切欠部8又は
8′を両鍔板の間で交互に設けたから、隔壁5は
両鍔板2及び3を連結すると同時に、心管1と糸
巻管4とをも連結している。従つて、この糸巻駒
は強固な構造となつている。また、心管1と糸巻
管4との間の空間6は、隔壁5によつて分割さ
れ、分割された空間6は、必ず一方の鍔板2又は
3の切欠部8又は8′を通して外部に連通してい
るから、空間6を構成する内型を切欠部8又は
8′から抜き去ることができる。従つて、この糸
巻駒は、心管1、両鍔板2及び3、糸巻管4並び
に隔壁5を成形するとともに、分割された空間6
を一挙に成形することができる。だから結局、こ
の考案の糸巻駒は、一度に成形できる構造であ
り、あと加工を要しないから製造が容易である。
さらに両鍔板2及び3は、切欠部8又は8′を持
つけれども、そこに表示用のラベルを貼ることが
でき、従つて従来のものに比べて何等遜色がな
い。また、切欠を設けただけ材料の使用が少くて
済み、経済的である。この考案は、このような利
点を招くものである。
する鍔板2及び3の一部を切欠し、切欠部8又は
8′を両鍔板の間で交互に設けたから、隔壁5は
両鍔板2及び3を連結すると同時に、心管1と糸
巻管4とをも連結している。従つて、この糸巻駒
は強固な構造となつている。また、心管1と糸巻
管4との間の空間6は、隔壁5によつて分割さ
れ、分割された空間6は、必ず一方の鍔板2又は
3の切欠部8又は8′を通して外部に連通してい
るから、空間6を構成する内型を切欠部8又は
8′から抜き去ることができる。従つて、この糸
巻駒は、心管1、両鍔板2及び3、糸巻管4並び
に隔壁5を成形するとともに、分割された空間6
を一挙に成形することができる。だから結局、こ
の考案の糸巻駒は、一度に成形できる構造であ
り、あと加工を要しないから製造が容易である。
さらに両鍔板2及び3は、切欠部8又は8′を持
つけれども、そこに表示用のラベルを貼ることが
でき、従つて従来のものに比べて何等遜色がな
い。また、切欠を設けただけ材料の使用が少くて
済み、経済的である。この考案は、このような利
点を招くものである。
第1図は、従来公知の合成樹脂製糸巻駒を示
し、イはその一部切欠正面図、ロはイ図のロ−ロ
線断面図である。第2図は、この考案に係る糸巻
駒の斜視図である。第3図は、この考案に係る糸
巻駒の側面図であり、切欠部の関係を説明したも
のである。 図において、1は心管、2及び3は鍔板、4は
糸巻管、5は隔壁、6は空間、7は蓋板、8及び
8′は切欠部である。
し、イはその一部切欠正面図、ロはイ図のロ−ロ
線断面図である。第2図は、この考案に係る糸巻
駒の斜視図である。第3図は、この考案に係る糸
巻駒の側面図であり、切欠部の関係を説明したも
のである。 図において、1は心管、2及び3は鍔板、4は
糸巻管、5は隔壁、6は空間、7は蓋板、8及び
8′は切欠部である。
Claims (1)
- 心管の両端にそれぞれ鍔板を付設し、心管を包
囲する糸巻管を両鍔間に形成し、心管と糸巻管と
の間に半径方向に延びる複数個の隔壁を形成して
なる合成樹脂製糸巻駒において、隔壁間に位置す
る鍔板の一部を切欠し、切欠部を両鍔板の間で交
互に設けてなる糸巻駒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2962483U JPS59137246U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 糸巻駒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2962483U JPS59137246U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 糸巻駒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59137246U JPS59137246U (ja) | 1984-09-13 |
JPS6333895Y2 true JPS6333895Y2 (ja) | 1988-09-08 |
Family
ID=30160485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2962483U Granted JPS59137246U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 糸巻駒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59137246U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100466284B1 (ko) * | 2002-04-08 | 2005-01-13 | 김성남 | 금사용 보빈 |
WO2019202736A1 (ja) * | 2018-04-20 | 2019-10-24 | サンエス株式会社 | ボビン及びボビンに巻回された糸 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4327413Y1 (ja) * | 1966-08-22 | 1968-11-13 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55165484U (ja) * | 1979-05-17 | 1980-11-28 | ||
JPS57155155U (ja) * | 1981-03-26 | 1982-09-29 |
-
1983
- 1983-02-28 JP JP2962483U patent/JPS59137246U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4327413Y1 (ja) * | 1966-08-22 | 1968-11-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59137246U (ja) | 1984-09-13 |
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