JPH09226613A - 制御弁 - Google Patents

制御弁

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JPH09226613A
JPH09226613A JP8100735A JP10073596A JPH09226613A JP H09226613 A JPH09226613 A JP H09226613A JP 8100735 A JP8100735 A JP 8100735A JP 10073596 A JP10073596 A JP 10073596A JP H09226613 A JPH09226613 A JP H09226613A
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JP
Japan
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control valve
ring
chamber
piston
input shaft
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Pending
Application number
JP8100735A
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English (en)
Inventor
Hans-Willi Gerigk
− ヴィリ ゲリック ハンス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T L Buee Fuaarubuerukushisuteme & Co KG GmbH
TRW Fahrwerksysteme GmbH and Co KG
Original Assignee
T L Buee Fuaarubuerukushisuteme & Co KG GmbH
TRW Fahrwerksysteme GmbH and Co KG
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Publication date
Application filed by T L Buee Fuaarubuerukushisuteme & Co KG GmbH, TRW Fahrwerksysteme GmbH and Co KG filed Critical T L Buee Fuaarubuerukushisuteme & Co KG GmbH
Publication of JPH09226613A publication Critical patent/JPH09226613A/ja
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    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/07Supply of pressurised fluid for steering also supplying other consumers ; control thereof
    • B62D5/075Supply of pressurised fluid for steering also supplying other consumers ; control thereof using priority valves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
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    • B62D7/22Arrangements for reducing or eliminating reaction, e.g. vibration, from parts, e.g. wheels, of the steering system
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
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    • F16F9/145Devices with one or more members, e.g. pistons, vanes, moving to and fro in chambers and using throttling effect involving only rotary movement of the effective parts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16F9/32Details
    • F16F9/53Means for adjusting damping characteristics by varying fluid viscosity, e.g. electromagnetically
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2410/00Constructional features of vehicle sub-units
    • B60Y2410/102Shaft arrangements; Shaft supports, e.g. bearings
    • B60Y2410/1022Concentric shaft arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2410/00Constructional features of vehicle sub-units
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調整要素に水圧を供給する制御弁を、構造長
さを増大させることなく簡単、経済的に製造され、圧力
脈動に対して抵抗力を有するように改良する。 【解決手段】 制御弁は、ハウジング内に配置された入
力軸と、出力軸と、中心向けばね要素と、弁要素とから
構成されており、少なくとも1個の、円弧状に走り、ほ
ぼ同軸に置かれ、流体圧力を負荷される室を有し、該室
内に、少なくとも1個のピストン要素がほぼ円弧状の軌
道に沿って運動可能に配置されており、その際、前記室
および/またはピストン要素が、前記軸のいずれかとハ
ウジングとの間に配置された軸受の一部を構成している
か、または、軸受の軸方向に平行に置かれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジング内に配
置された入力軸と、出力軸と、中心向けばね要素と、弁
要素とから構成された、調整要素に流体圧力を供給する
制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の制御弁は特にサーボ制御装置に
使用される。この種のサーボ制御装置の構造自体は既に
知られている。制御棒に結合された入力軸が中心向けば
ね要素を介して、ピニオンを備えた出力軸に連結されて
いる。該ピニオンは制御のための歯付ラックに作用す
る。この種の制御装置に対しては、制御弁の使用が知ら
れている。そのため、既知の態様で回転スライド弁要素
が設けられ、該スライド弁要素が、入力軸が出力軸に対
して相対回転するとき、端部に孔を有する水圧導管を互
いに結合または分離させるようになっている。ポンプを
用いて、圧力流体が圧力下で装置を通り汲み上げられ
る。入力軸が出力軸に対して相対回転するとき、水圧が
水圧モータへと導かれ、歯付ラックを何れの方向かに運
動させる。
【0003】この種制御弁の作用は、入力軸を出力軸に
対して回転させることにより得られるが、その際、入力
軸と出力軸との間に配置された例えばトーションバーの
様な中心向け要素によるトーションモーメントに打ち勝
つ必要がある。
【0004】あるタイプの制御弁においては、出力軸と
噛み合い入力軸を取り囲む弁鞘が既知の態様で設けられ
ている。弁鞘は、ハウジングの外側から貫通し、制御の
ために水圧媒体を導く孔と合致させ得る制御溝を有して
いる。軸方向に配置された孔が互いに合致され得るよう
になった他のタイプの制御弁も知られている。
【0005】この種制御弁には回転振動の形態の問題が
存在することが知られている。これは、まず第1に、自
動車の車輪により伝達される軌道の刺激から、また、作
動流体の圧力脈動から生じ、入力軸、出力軸、弁要素等
の間の相対振動運動として顕著に現れる。これは制御装
置の制御輪の振動になり、さらに不愉快な騒音を発生さ
せ兼ねない。
【0006】技術の現況において、この問題を処理する
ために一連の解決法が知られている。WO91/137
90には、圧力脈動を補償するための特殊な弾性管装置
が提起されている。DE2755598A1には、液状
媒体に空気を混合させることが提起されている。DE4
023709A1には、バッフル容積を追加した構造が
提起されている。最後に、DE2918475は、ポン
プと制御弁との間に流体モータを使用することを開示し
ている。
【0007】上記のような既知の解決法によるのでは、
この種制御弁は材料要求に関し、また、組立、調整作業
に関し費用が嵩み、製造には大きい経済的費用を必要と
する。それは、制御弁の外部で使用される追加の構造部
品を必要とするし、しかも、回転振動は根本的に、完全
には除去されてはいない。
【0008】また、互いに対し変位する弁成分、すなわ
ち、制御鞘と入力軸との間に形成されるポリマー材料の
リングがしばしば使用され、該ポリマー材料が、コラム
摩擦に基づいて、回転振動の際に減衰作用を及ぼす摩擦
モーメントを、相対的に動く弁成分の間に生じさせる。
本解決法は、コラム摩擦により弁特性が悪い影響を受
け、さらに、ポリマーリング形態の成分を使用している
ため、摩耗と材料経年変化のため制御機構の寿命に関す
る弁特性を変化させるという欠点を有している。
【0009】US−PS4,352,304は、制御柱
に対し粘性緩衝剤を使用することを記載している。ピニ
オン軸と入力軸はそれぞれ、チューブミル状に(rot
orisch)に形成された物体に結合され、該物体は
互いに対し、軸に対する周方向に、粘性流体で満たされ
る間隙を形成されている。両軸、従って間隙を形成され
た両物体が互いに対し相対的に回転振動をするとき、間
隙内に存在する粘性流体内に重力が発生し、該重力が該
物体の表面に作用する減衰モーメントを生じさせる。実
際の場合におけるような強い不安定を流体剪断の原理に
より効果的に減衰させ得るためには、実現不可能な程の
大きさの間隙表面が必要となる。
【0010】DE−2833009A1は、“がたがた
振動”を減衰させるため、圧力負荷された半径方向ピス
トンを形成し、垂直軸回りの周方向に位置するシリンダ
面にコラム摩擦力を作用させる解決法を記載している。
この減衰原理もまた、弁特性に負の影響を与えるコラム
摩擦力に基づいている。
【0011】流体圧力を負荷された室を配置し、その内
部でピストン要素を運動させることが既に提案されてお
り、その際、該室とピストン要素とはそれぞれ、互いに
相対的に回転し得る要素に結合されている。従って、減
衰器の構造長さの増大をもたらす減衰器の追加の配置が
提言されているが、構造長さの増大は、経済的欠点の他
に挿入領域に関しても欠点を生じさせる。構造長さはサ
ーボ制御弁の場合敏感なパラメータである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のことから、本発
明の基本課題は、この種の制御弁をさらに改良し、構造
長さを増大させることなく、簡単に経済的に製造するこ
とが可能であり、また、回転振動に対して抵抗力がある
制御弁を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を技術的に解決
するために、この種制御弁が、制御弁が、少なくとも1
個の、円弧状に走り、ほぼ同軸に置かれ、水圧を負荷さ
れた室を有し、該室内に、少なくとも1個のピストン要
素がほぼ円弧状の軌道に沿って運動可能に配置されお
り、その際、前記室および/またはピストン要素が、前
記軸のいずれかとハウジングとの間に配置された軸受の
一部を構成するように改良されている。
【0014】本発明の実施例に従い、製造簡単な回転振
動減衰器が、この種サーボ制御弁に対し使用されてい
る。これは、少なくとも1個の円形状の室と、その中で
円形状の軌道に沿って運動する少なくとも1個のピスト
ン要素とから成っている。室は粘性流体、好ましくは、
トランスミッション油により充填される。回転振動は、
ピストン要素と室要素との間の相対運動の際に生じる室
内の圧力形成と、その結果としてピストンに作用する力
と、入力軸に対し回転振動とは逆方向に作用するモーメ
ントとにより減衰される。各要素と直接または間接に結
合されていることは、他の追加の要素が挿入され得るこ
とを意味している。入力軸が両減衰器部分の一つを介し
て一つの軸受により支持され、従って、軸受と回転振動
減衰器とに対して殆ど一体になった設計解決法が発見さ
れている。室とピストンとは、入力軸または出力軸のい
ずれかに必要な1個の軸受内に統合され、または、軸方
向に平行に配置されており、従って、減衰器を追加、使
用することによる構造長さの拡大は必要ない。減衰装置
が、軸受特性を消失させることなく、軸受内に収容さ
れ、または、軸方向に平行に配置されることが、本発明
の趣旨の中に組み込まれている。
【0015】回転振動減衰器を軸受内に収容し、また
は、軸受に対し軸方向に平行に配置することは、市販の
大きさの軸受が改造により、本発明の技術の回転振動減
衰器を備えていることを必須とはしておらず、室を形成
する要素と、ピストンを担持する要素とが追加の要素を
用いて、軸受特性を備えて軸とハウジングとの間に配置
された回転振動減衰器に取り付けられることもまた、本
発明の趣旨の中にある。室要素とピストン要素とは、構
造全体が回転振動減衰器として、また、軸受として調和
した機能を果たすように、互いに対し支持されているこ
とは自明であろう。
【0016】さらに本発明にとって本質的なことは、本
発明の回転振動減衰器の減衰特性が、制御弁を支配して
いる装置圧力に依存せず、減衰器部分の幾何学的構成、
特に間隙の大きさおよび作用面の形態、回転振動の周波
数と振幅、および、減衰器を満たす流体の粘性と密度と
に依存していることである。理想的には、リングシリン
ダ要素とリングピストン要素とが閉鎖システムを構成
し、充填流体が、両減衰器要素が互いに対し相対回転す
るとき、ピストン要素とシリンダ要素との間の間隙を通
り、狭くなりつつある室における圧力上昇に基づいて、
狭くなりつつある室から広くなりつつある室へと流れる
ようになつている。この際の室毎の異なった圧力形成が
ピストン要素に、弁軸回りのモーメントを入力軸に作用
させ、不安定性と逆方向の、従って不安定性を減衰させ
る弁軸回りのモーメントを入力軸に作用させる力をピス
トン要素に作用させる。減衰器室に粘性流体を簡単に充
填するために、リングシリンダ要素とリングピストン要
素との間の周囲に対する漏洩間隙を通って、室を制御作
動油で初期充填することが行われる。続く作動において
も残留し、場合によっては、トレランス制限された漏洩
流は、減衰能力を低下させるものであり原則的には好ま
しくない。ここに提案した回転振動減衰器の作用原理
は、純粋に流体力学的であり、部材間に高周波数の相対
変位が生じたとき、圧力負荷が生じるものであり、ま
た、制御操作圧力および制御弁操作経過に無関係に作用
することである。その長所は、弁特性に影響を与えるこ
となく高い減衰器特性が得られることである。
【0017】本発明の有利な提案においては、上述の少
なくとも1個の水圧を負荷される室が1個のリング室に
なっている。有利な態様として、多数のリング室が形成
されるように多様に分割されてもよい。これら室の構成
は、全て等しくてもよく、相違していてもよい。上述の
少なくとも1個のピストン要素は、本発明の有利な提案
においては、半径方向ウェブの形態でリング上に形成さ
れている。リング室も半径方向ウェブも有利な態様でリ
ング要素上に形成されている。リング要素はスリーブ状
に形成されることが特に有利であり、その際は、室要素
とウェブ要素とは互いの中に挿入可能になる。スリーブ
の一つが入力軸に固定されることが有利である。この種
制御弁が、弁要素を弁鞘の形態で構成している場合に
は、相手スリーブは弁鞘に固定されることが提案されて
いる。
【0018】上述した態様で構成されたリングシリンダ
要素は回転振動減衰器としても使用され得る。さらに、
流体が調整可能な可変の粘性を付与されている場合に
は、生じる反動モーメント等は流体の粘性の関数である
から、リングシリンダ要素は、代替または追加として、
反力および/または中心向け要素としても使用可能であ
る。このことに関し、電気レオロジー(elektro
−rheologisch)流体の使用も考えられる。
本発明により、この種制御弁は、製造、組立が簡単な、
特に回転振動刺激のような大きさの擾乱に対して強い抵
抗性を有する装置に向かって完成される。
【0019】
【実施例】本発明の他の利点、特徴を付図を参照し以下
説明する。図1に示された制御弁1は、入力軸2と、図
示の実施例においてはトーションバー4を用いてトーシ
ョンバーのばね剛性に依存して相対運動可能に入力軸に
連結された出力軸3とより成る。トーションバー4は結
合領域5において出力軸3に挿入されており、結合領域
6において入力軸2にピンにより結合されている。本構
造がハウジング7内に挿入され、軸受8、9により回転
可能に支持されている。入力軸2は図示されていない制
御柱/輪に連接されている。弁鞘10が結合領域11に
おいて入力軸2を取り囲み、出力軸と結合されている。
入力軸2が出力軸3、従ってまた弁鞘10に対し相対回
転するとき、制御溝が、水圧が図示されていない水圧モ
ータに連通するように互いに相対的に移動する。出力軸
3は同時に、詳しくは図示されていない歯付ラック12
と噛み合っている。
【0020】軸受8に平行に、または一体に、図2に詳
細図示されたリングシリンダ要素13が配置されてい
る。リングピストン要素14が制御鞘10に回転固定に
結合さるか、一体化されており、リング室要素15が回
転固定に入力軸に固定され、自身と、従って、入力軸と
を減衰要素を越えて軸受8によりハウジングに支持させ
ている。図3〜図6にリングシリンダ要素13の各要素
が図示されている。リングシリンダ要素13はリングピ
ストン要素14とリング室要素15とから成る。リング
ピストン要素14は、半径方向に起立したピストン18
を有するリング要素の形態に形成されている。さらに、
蓋状の拡張部19が形成されている。
【0021】リング室要素15は、リング状に形成され
た多数の室16を有する。軸方向に見て底部17が残っ
ている。図示の実施例においては、全体として6個の室
16と、6個のピストン18とが形成されている。これ
らは図4に示すように、全体として6個のリングシリン
ダが生じるように、互いに整合されている。各室は粘性
流体で満たされ、入力軸またはピストンが高い周波数で
僅かに動かされたときに、流体の非圧縮性に基づいて反
動圧力がシリンダ内に形成され、該圧力がピストンを介
して、回転振動の励起を減衰させる反動モーメントを作
用させる。通常の制御操作におけるような低い周波数で
動かされるときは、シリンダ、ピストン間の、場合によ
ってはこれらと周囲との間の漏洩間隙の存在のため、シ
リンダ内に、制御弁の作動に害を及ぼし兼ねない本質的
反動圧力が形成されることはない。従って、上述のよう
な態様に構成されたリングシリンダ要素は回転振動減衰
器として使用することが出来る。さらに、調整可能な可
変の粘性をもつ流体が充填される場合は、発生する反動
モーメント等は流体の粘性の関数であるから、リングシ
リンダ要素は代替または追加的に、反力および/または
中心向け要素としても使用することが出来る。上記の実
施例においては、減衰器構造が入力軸の軸受8内に統合
されているが、構造長さの増大を起こさず、他の軸受配
置を必要としない限り、他の構成もあり得よう。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御弁の実施例の断面図。
【図2】図1の領域IIの詳細図。
【図3】リングシリンダ要素の実施例の断面図。
【図4】図3の線IV−IVに沿う断面図。
【図5】リング室要素の実施例の断面図。
【図6】リングピストン要素の実施例の断面図。
【符号の説明】
1 制御弁 2 入力軸 3 出力軸 4 トーションバー 5,6 結合領域 7 ハウジング 8,9 軸受 10 弁鞘 11 結合領域 12 歯付ラック 13 リングシリンダ要素 14 リングピストン要素 15 リング室要素 16 室 17 底部 18 ピストン 19 蓋部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に配置された入力軸(2)
    と、出力軸(3)と、中心向けばね要素と、弁要素とか
    ら構成された、調整要素に水圧を供給する制御弁(1)
    にして、 前記制御弁が、少なくとも1個の、円弧状に走り、ほぼ
    同軸に置かれた、水圧を負荷される室(16)を有し、
    該室内に、少なくとも1個のピストン要素(18)がほ
    ぼ円弧状の軌道に沿って運動可能に配置されおり、その
    際、前記室および/またはピストン要素が、前記軸のい
    ずれかとハウジングとの間に配置された軸受(8,9)
    の一部を構成していることを特徴とする制御弁。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の制御弁において、前記
    少なくとも1個の室がリング室として形成されているこ
    とを特徴とする制御弁。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の制御弁において、前記
    リング室が多数の室(16)に分割されていることを特
    徴とする制御弁。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の制
    御弁において、前記少なくとも1個のピストンが半径方
    向ウェッブとしてリング上に形成されていることを特徴
    とする制御弁。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の制
    御弁において、室(16)とピストン(18)とが互い
    に挿入されたリング要素上に形成されていることを特徴
    とする制御弁。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の制
    御弁において、室(16)とピストン(18)とが互い
    に重なり合ったスリーブ上に形成されていることを特徴
    とする制御弁。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の制
    御弁において、前記室を有する要素が入力軸に固定され
    ていることを特徴とする制御弁。
  8. 【請求項8】 弁要素として弁鞘を備えた請求項1〜7
    のいずれか1項に記載の制御弁において、ピストンを備
    えた要素が弁鞘(10)に固定されるか、または、弁鞘
    と一体に作られていることを特徴とする制御弁。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の制
    御弁において、前記室が粘性流体により満たされている
    ことを特徴とする制御弁。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    制御弁において、前記室が、制御可能な可変の粘性を有
    する流体で満たされていることを特徴とする制御弁。
JP8100735A 1996-02-22 1996-04-23 制御弁 Pending JPH09226613A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT961027018 1996-02-22
EP96102701A EP0791524B1 (de) 1996-02-22 1996-02-22 Lenkventil

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09226613A true JPH09226613A (ja) 1997-09-02

Family

ID=8222498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8100735A Pending JPH09226613A (ja) 1996-02-22 1996-04-23 制御弁

Country Status (7)

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US (1) US5794508A (ja)
EP (1) EP0791524B1 (ja)
JP (1) JPH09226613A (ja)
KR (1) KR970061674A (ja)
BR (1) BR9601406A (ja)
CZ (1) CZ79896A3 (ja)
DE (1) DE59600773D1 (ja)

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