JPH09225329A - 竪型ローラミル - Google Patents

竪型ローラミル

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Publication number
JPH09225329A
JPH09225329A JP4125296A JP4125296A JPH09225329A JP H09225329 A JPH09225329 A JP H09225329A JP 4125296 A JP4125296 A JP 4125296A JP 4125296 A JP4125296 A JP 4125296A JP H09225329 A JPH09225329 A JP H09225329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot air
angle
roller mill
vertical roller
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4125296A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsugio Yamamoto
次男 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP4125296A priority Critical patent/JPH09225329A/ja
Publication of JPH09225329A publication Critical patent/JPH09225329A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 石炭を微粉砕する竪型ローラミルに関し、熱
風吹き上げ部のブレードを改良し、圧損を減少する。 【解決手段】 竪型ローラミルケーシング内で回転する
テーブル4の外周面には複数のブレード15が取付けら
れ、テーブル下部室3から流入する熱空気2の流れがブ
レード15間より上部へ流れ、石炭がローラ(図示省
略)とテーブル4とで間で粉砕され、その粉砕物7が乾
燥して粉砕室6へ上昇する。ブレード15の断面形状
は、図示のように下端がβ1 (15°程度)、上端面が
テーブル上部外周端とβ2 (30°〜45°)、下端が
テーブル下部外周端とβ3 (45°〜60°)の角度で
あり、熱空気2の流れが急激に方向転換せず、順方向に
スムーズに流れるのでテーブルからの粉砕物落下を少く
し、圧損も減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は石炭などの原料を微
粉砕する竪型ローラミルの熱風吹き上げ部に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の竪型ローラミルの熱風吹き上げ部
(A)について、図3乃至図5により説明する。図3は
従来の竪型ローラミルの熱風吹き上げ部付近の縦断面
図、図4は熱風吹き上げ部のブレードを見た側面図、図
5はテーブル上端部断面における竪型ローラミルの平面
図である。
【0003】これらの図において、1は熱空気ダクト、
2は熱空気の流れ、3はテーブル下部室、4は回転する
テーブル、5はテーブル4の外周端に取付けられている
複数のブレード、6は粉砕室、7は粉砕物、8はミルケ
ーシングである。
【0004】このような竪型ローラミルの熱風吹き上げ
部の構造において、図示省略の送風機から熱空気ダクト
1へ熱空気2が送られ、熱空気ダクト1から流入した熱
空気2はテーブル4の回転方向Rと同一方向の時計方向
に旋回しながらテーブル下部室3へ導かれ、テーブル4
の外周端に複数個取り付けられているブレード5の間を
通って粉砕室6へ噴出する。
【0005】一方、石炭原料(図示せず)はローラ(図
示せず)とテーブル4の間に噛み込まれて粉砕されて粉
砕物7となり、熱空気2により乾燥されながら粉砕室6
内を上昇する。
【0006】又、図4に示すように、ブレード5は平板
状であり、テーブル4の外周端に、テーブル4の回転方
向に向ってα(135°)の角度で取付けられており、
回転することにより粉砕物7を吹き上げてテーブル4か
らの粉砕物7の落下を少く押える作用をする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の竪型ローラミル
のブレード5は図4に示すように粉砕物7を吹き上げる
方向に向って取付けられている。一方、図5にも示すよ
うに、テーブル下部室3での熱空気2の流れ方向とテー
ブル4の回転方向Rが同じ方向であることから、ブレー
ド5の回転による熱空気2の流れは、ブレード5の取付
角によって図4に示すように急反転されるため圧力損失
が高く、ファン動力が大きくなる欠点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するために、次のような(1),(2)の手段を
提供する。
【0009】(1)ケーシング内で回転するテーブルの
外周端に取り付けられた複数のブレードを有し、同テー
ブルの下部室より同ブレード間を通り、上部室へ熱空気
を送り、粉砕物を乾燥させると共に前記上部室へ送る竪
型ローラミルにおいて、前記ブレードの熱空気流に接す
る面の取付角度が同熱空気流れの方向と順方向の角度で
あることを特徴とする竪型ローラミル。
【0010】(2)上記(1)において、前記ブレード
の断面は三角形状で、前記テーブル外周の上,下端部の
間で、その下端部には、3つの角度のうち最少角度を有
する角部を、その上端部には、前記最小角度をなす底辺
が同上端部と回転方向に向かって30°〜45°の角度
範囲となるように取付けられていることを特徴とする竪
型ローラミル。
【0011】このような(1)の手段によれば、竪型ロ
ーラミルのブレードの熱空気に接する面が流れと順方向
に取付けられているので、下部室よりブレード間を通
り、上部室へ送られる熱空気流れは順方向へ流れ、従来
のように急反転することがなくスムーズに流れるので、
粉砕物を効果的に吹き上げ、テーブルからの粉砕物の落
下を少く、圧力損失を小さくしてファン動力を小さくす
る。
【0012】更に、(2)のように、ブレード断面を三
角形状として、断面を下端部が最少角度で上端面がテー
ブルの回転方向に対面している三角形状であり、かつ、
テーブル上端部と回転方向に向って、その順方向の角度
を30°〜45°の範囲とすることにより、上記の熱空
気流れをより有効に作用させ、粉砕物の落下を少くし、
圧力損失の減少を確実にするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実施の一
形態に係る竪型ローラミルの熱風吹き上げ部の正面図、
図2はその平面図である。両図において、符号2乃至
4,6,7は従来のものと同じであるので詳しい説明は
省略し、そのまま引用して説明する。テーブル4はR方
向に回転しており、テーブル4の周端部にはブレード1
5が複数取付けられ、熱空気2により粉砕物7を上方へ
吹き上げる。
【0014】ブレード15は図1に示すように断面が三
角形で、その断面形状は下端部が最小の角度β1 (15
°程度)下端部の回転方向の面とテーブル4下部外周端
とのなす角度がβ3 (45°〜60°)、上端部の回転
方向の面とテーブル4上部外周端とのなす角度がβ
2 (30°〜45°)となっており、テーブル4の外周
面に複数取付けられている。
【0015】本実施の形態におけるブレード15は、こ
のように断面が三角形状で回転方向Rに対し、β2 (3
0°〜45°)、β3 (45°〜60°)で取付けられ
ているので、回転方向Rと同じ方向の熱空気2の流れを
順方向になめらかに方向変換させるため、従来のように
急激な方向転換とならず、粉砕物7を効果的に粉砕室6
へ吹き上げ、粉砕物の落下を防止し、圧力損失も小さく
してファンの動力を小さくする。
【0016】
【発明の効果】以上、具体的に説明したように、本発明
は、竪型ローラミルのローラ外周端に取り付けられた複
数のブレードの取付角度が熱空気の流れ方向と順方向と
なるようにした構成を特徴とし、更に、そのブレードの
断面形状を三角形状とし、順方向の取付角度をテーブル
上端面と30°〜45°となるように取付けることを特
徴としているので、次の効果を奏する。
【0017】(1)熱空気の流れが、順方向となり、従
来のように急激に反転することがないので、テーブルか
らの粉砕物の落下が少くなる。
【0018】(2)熱空気が下部室より上部室へ順方向
でスムーズに流れるので圧力損失が少くなり、ファン動
力損失を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る竪型ローラミルの
熱風吹き上げ部の正面図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係る竪型ローラミルの
熱風吹き上げ部の平面図である。
【図3】従来の竪型ローラミルの熱風吹き上げ部の縦断
面図である。
【図4】従来の竪型ローラミルの熱風吹き上げ部の側面
図である。
【図5】従来の竪型ローラミルのテーブル上端部におけ
る平面図である。
【符号の説明】
2 熱空気 3 下部室 4 テーブル 6 粉砕室 7 粉砕物 15 ブレード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内で回転するテーブルの外周
    端に取り付けられた複数のブレードを有し、同テーブル
    の下部室より同ブレード間を通り、上部室へ熱空気を送
    り、粉砕物を乾燥させると共に前記上部室へ送る竪型ロ
    ーラミルにおいて、前記ブレードの熱空気流に接する面
    の取付角度が同熱空気流れの方向と順方向の角度である
    ことを特徴とする竪型ローラミル。
  2. 【請求項2】 前記ブレードの断面は三角形状で、前記
    テーブル外周の上,下端部の間で、その下端部には、3
    つの角度のうち最少角度を有する角部を、その上端部に
    は、前記最小角度をなす底辺が同上端部と回転方向に向
    かって30°〜45°の角度範囲となるように取付けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の竪型ローラミ
    ル。
JP4125296A 1996-02-28 1996-02-28 竪型ローラミル Pending JPH09225329A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4125296A JPH09225329A (ja) 1996-02-28 1996-02-28 竪型ローラミル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4125296A JPH09225329A (ja) 1996-02-28 1996-02-28 竪型ローラミル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09225329A true JPH09225329A (ja) 1997-09-02

Family

ID=12603257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4125296A Pending JPH09225329A (ja) 1996-02-28 1996-02-28 竪型ローラミル

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JP (1) JPH09225329A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012115738A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Ihi Corp バイオマスミル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011002