JPH09224634A

JPH09224634A - 携帯用吸い殻入れ

Info

Publication number: JPH09224634A
Application number: JP7333596A
Authority: JP
Inventors: Hideo Yamamoto; 英雄山本
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1996-02-21
Filing date: 1996-02-21
Publication date: 1997-09-02

Abstract

(57)【要約】【課題】喫煙者が、携帯用吸い殻入れを抵抗なく携帯で
き、気軽に使用できるようにすること。【解決手段】本体をタバコのソフトケースの中に入るサ
イズとし、そして、本体に保持部を設け、タバコのソフ
トケースに直接取り付けられるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、タバコのソフト
ケースに、直接取り付けることのできるコンパクトな、
携帯用吸い殻入れに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、携帯用の灰皿として、図８の
ような、耐火材で袋を形成し、その袋口の両側に板バネ
を入れ、両板バネの端部を連結し、板バネ端部を近接方
向に押圧して袋口を開口し、袋内に灰を入れるものが知
られている。その他に図９のような、一側に出入口を設
けたケースと、該出入口よりケース内部に出し入れする
灰収納箱より構成されるものがある。（実公平６−３１
９１８号公報参照）。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来のものは、すべて
単体のもので、タバコと携帯用吸い殻入れを個々に持つ
為に、タバコと一体感がなく携帯に不便であり、又、気
軽に使用することができなかった。以上の理由などか
ら、現在、喫煙者の大部分は、携帯用吸い殻入れを使用
していない。このため、灰皿のない屋外や歩行中の喫煙
者は、タバコの吸い殻を路上などに捨て問題となってい
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、本体（１）の
サイズをタバコのソフトケース（７）の中に入るコンパ
クトなものとし、本体（１）を、直接、タバコのソフト
ケース（７）に取り付けるために、本体（１）の背面に
保持部（３）を設けることとしている。このようにコン
パクトなサイズの携帯用吸い殻入れを、図６のようにタ
バコのソフトケース（７）の側面に、上部から保持部
（３）を差し込み取り付け、タバコ（８）の残本数が少
なくなったら、図７のようにタバコのソフトケース
（７）の中に、上部から本体（１）を差し込み取り付け
ることにより、常にタバコと一体感をもって一緒に抵抗
なく携帯できるので、気軽に喫煙者が使用できるように
なる。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明の携帯用吸い殻入れは、本
体（１）に、吸い殻入れ部（２）と保持部（３）を設け
た固定部と、蓋（４）に消火部（５）と吸い殻取り出し
部（６）を設けた可動部から構成され、何れも耐熱合成
樹脂などの耐熱材にて形成するものである。以下、各部
について説明する。

【０００６】図２に示されている固定部では、本体
（１）は、図１のように、ソフトケース（７）の中に入
るサイズの四角柱を形成し、吸い殻入れ部（２）は、本
体（１）の上部を入口として本体（１）の内部に設け
る。そして、保持部（３）は、本体（１）をソフトケー
ス（７）に取り付け固定するためのもので、本体（１）
の背面に設け、使用開始時にソフトケース（７）の上部
端のタバコ（８）との隙間から、差し込み取り付けるの
を容易にするために、図４のように保持部の先端を尖ら
せるのが効果的である。

【０００７】図３に示されている可動部では、消火部
（５）は、蓋（４）の下部に設け、タバコの火を消すた
めに使用するが、火の着いたタバコの先端を軽く挿入す
るだけで、簡単に消火できるようにするために、タバコ
（８）のサイズに合わせた円筒形の凹部をもつものとす
るのが好ましい。そして、吸い殻取り出し部（６）は、
蓋（４）と消火部（５）の下部に設け、吸い殻を引っ掛
けて引き出せるように、先端をＬ字型に曲げるとよい。

【０００８】吸い殻入れ部（２）の入口のサイズと、消
火部（５）の外周のサイズは同一として、固定部に可動
部を差し込み取り付けたときに、吸い殻入れ部（２）の
内部が密封されるようにする。そして、このときに吸い
殻取り出し部（６）の先端は吸い殻入れ部（２）の底面
付近に達するものとする。

【０００９】

【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。

【００１０】本発明は、本体を直接タバコのソフトケー
スに取り付けるので、常にタバコと一体感をもって一緒
に携帯でき気軽に使用できる。

【００１１】そして、サイズがコンパクトで、タバコの
ソフトケースの中に入れることもできるので、抵抗なく
携帯できる。

【００１２】さらに、本体をソフトケースの中に入れる
ことにより、今までのソフトケースの欠点であったタバ
コが少なくなると、ソフトケースがくしゃくしゃになっ
てしまうことがなくなる。

【００１３】また、蓋を、吸い殻引き出し部付の引き出
し式にしたことで、吸い殻のつまりを防ぎ，吸い殻を取
り出しやすい。

【００１４】以上の効果から、喫煙者が今以上に携帯用
吸い殻入れを使用し、喫煙者の灰皿のない屋外や歩行中
の喫煙において、タバコの吸い殻を路上などに捨てるこ
とが減少することを期待することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の使用状態を示す斜視図である。

【図２】本発明の固定部の斜視図である。

【図３】本発明の可動部の斜視図である。

【図４】本発明の後方斜視図である。

【図５】本発明の断面図である。

【図６】本発明の取り付け状態を示す斜視図１

【図７】本発明の取り付け状態を示す斜視図２

【図８】従来携帯灰皿の斜視図である。

【図９】従来携帯灰皿の斜視図である。

【符合の説明】

１本体２吸い殻入れ部３保持部４蓋５消火部６吸い殻取り出し部７ソフトケース８タバコ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】タバコのソフトケース（７）に入るサイ
ズの本体（１）に、吸い殻入れ部（２）と保持部（３）
を設けた固定部と、蓋（４）に消火部（５）と吸い殻取
り出し部（６）を設けた可動部から構成される携帯用吸
い殻入れ。