JPH09224416A - ターフ管理作業システム及びターフ管理作業車 - Google Patents

ターフ管理作業システム及びターフ管理作業車

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JPH09224416A
JPH09224416A JP4183596A JP4183596A JPH09224416A JP H09224416 A JPH09224416 A JP H09224416A JP 4183596 A JP4183596 A JP 4183596A JP 4183596 A JP4183596 A JP 4183596A JP H09224416 A JPH09224416 A JP H09224416A
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JP
Japan
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turf
cable
management work
work vehicle
field
Prior art date
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Pending
Application number
JP4183596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Sakuta
幸弘 作田
Yasuyuki Uehara
康行 上原
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Maeda Corp
Original Assignee
Maeda Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サッカー競技場などのターフフィールドの管
理作業を能率良く行うことができるターフ管理作業シス
テムを提供する。 【解決手段】 ターフフィールド2の地中にほぼ水平に
敷設されたケーブル3と、ケーブル3を検出しつつケー
ブル3の敷設方向に沿って自走する芝刈り作業車1など
の管理作業車とを備える。ケーブル3を例えばゴールラ
インに沿って敷設しておけば、芝刈り作業車1をゴール
ラインに対して平行方向に無人で走行させて能率良く且
つ美しく芝刈りを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サッカー競技場な
どの平坦なターフフィールドの芝を管理するためのター
フ管理システム及びターフ管理作業車に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】サッカー競技場などにおいては、芝を植
えたターフフィールドの状態を良好に保つために散水や
芝刈りなどのターフ管理作業がおこなわれる。この種の
作業は、一般に、散水作業車や芝刈り作業車などの各種
作業車を使用して行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、散水
作業車や芝刈り作業車などをそれぞれ人が運転しなけれ
ばならなかったためターフ管理作業に人手を要してい
た。また、サッカー競技場などのゴールラインやサイド
ラインなどに沿って美しく芝を刈り取ることは、芝刈り
作業車の運転にかなり慣れた者でなければ難しいという
問題があった。
【0004】この発明は、上記のような従来の技術の課
題を解消するために創案されたもので、管理作業を能率
良く行うことができるターフ管理作業システム及びター
フ管理作業車を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明に係るターフ管理作業システム
は、サッカー競技場などのターフフィールドの地中にほ
ぼ水平に敷設されたケーブルと、このケーブルを検出し
つつケーブルの敷設方向に沿って自走する管理作業車と
を備えたことを特徴としている。
【0006】上記請求項1記載のターフ管理システムに
よれば、管理作業車を無人で走行させてターフの管理作
業を能率良く行うことができる。
【0007】請求項2記載の発明に係るターフ管理作業
システムは、請求項1記載の構成を前提とし、前記ケー
ブルは、ゴールラインに対して平行方向または直行方向
に敷設されていることを特徴としている。
【0008】ここで、ゴールラインに対して平行方向ま
たは直行方向とは、センターラインに対して平行方向ま
たは直行方向、サイドラインに対して直行方向または平
行方向などと同義である。
【0009】上記請求項2記載のターフ管理作業システ
ムによれば、管理作業車をゴールラインに対して平行方
向または直行方向に無人で走行させてターフの管理作業
を能率良く行うことができる。
【0010】請求項3記載の発明に係るターフ管理作業
システムは、前記ケーブルに交流電流を流すとともに、
前記管理作業車に、前記ケーブルの周囲に形成される磁
界を検出するための検出手段と、この検出手段からの検
出信号に基づいて走行方向を自動修正する自動制御手段
とを設けたことを特徴としている。
【0011】請求項3記載のターフ管理作業システムに
よれば、管理作業車が、ターフフィールドの地中に敷設
したケーブルの周囲に形成される磁界を検出して、走行
方向を自動修正しつつ走行するので、管理作業車を無人
で走行させてターフの管理作業を能率良く行うことがで
きる。
【0012】請求項4記載の発明に係るターフ管理作業
システムは、請求項1〜3記載の発明を前提とし、前記
管理作業車が芝刈り作業車であることを特徴としてい
る。
【0013】請求項4記載のターフ管理作業システムに
よれば、ゴールラインやサイドラインなどに沿って芝刈
り作業車を無人で走行させて美しく芝刈りを行うことが
できる。
【0014】請求項5記載の発明に係るターフ管理作業
車は、競技場のターフフィールドを自走しつつターフ管
理作業を行う管理作業車を前提とし、ターフフィールド
の地中に敷設されたケーブルの敷設方向を検出するため
の検出手段と、この検出手段からの検出信号に基づいて
走行方向を自動修正する自動制御手段とを備えたことを
特徴としている。
【0015】請求項5記載のターフ管理作業車によれ
ば、ターフフィールドの地中にケーブルを敷設しておく
ことにより、無人で走行してターフの管理作業を能率良
く行うことができる。
【0016】請求項6記載の発明に係る管理作業車は、
請求項5の検出手段が、ケーブルの周囲に形成されてい
る磁界を検出するものであることを特徴としている。
【0017】請求項6記載のターフ管理作業車によれ
ば、ケーブルの周囲に形成されている磁界を検出手段に
より検出し、その検出信号に基づいて走行方向を自動修
正することにより、ケーブル敷設ラインから逸れること
なく無人で走行してターフの管理作業を能率良く行うこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、この発明に係るターフ管理
作業システムをサッカー競技場のターフ管理作業システ
ムに適用した場合の実施の形態について説明する。
【0019】図1はこの発明に係るターフ管理作業車を
芝刈り作業車に適用した場合の実施の形態の一例を示す
全体斜示図、図2は図1に示すターフ管理作業車を用い
たターフ管理作業システムの実施の形態の一例を示す部
分断面図である。
【0020】芝刈り作業車1は、4輪タイプの芝刈り作
業車であり、ターフフィールド2の地中に敷設されたケ
ーブル3を車体4の先端下部に設けられた検出装置5に
よって検出しつつ、ターフフィールド2上を無人で走行
できるようになっている。そして、この芝刈り作業車1
は、ターフフィールド2上を走行しつつ、車体4の下部
に設けられた二連式のロータリーモーア(回転式芝刈り
機)6で芝を刈り、刈り取った芝を車体4の後部に設け
られた集草装置7に集積できるようになっている。
【0021】また、芝刈り作業車1は、運転席8、ハン
ドル9、シフトレバー10、ブレーキペダル11、など
を備えており、運転席8の前に設けられたコントロール
パネル(図示せず)を操作して運転モードをマニュアル
モードに切り替えれば、人が乗って運転することができ
るようになっている。
【0022】前記検出装置5は、走行面に対して平行
に、かつ車体4の中心線に関して左右対称に設けられた
一対のピックアップコイル12、12からなり、ケーブ
ル3の周囲に形成されている磁界をそれぞれのピックア
ップコイル12、12で検出する。各ピックアップコイ
ル12、12の検出信号は、車体4内部の自動制御回路
(図示せず)にそれぞれ入力される。自動制御回路は、
各ピックアップコイル12、12に発生する起電力を監
視し、両者の起電力の差が小さくなるように芝刈り作業
車1の軌道を修正することにより、芝刈り作業車1をケ
ーブル3に沿って走行させる。
【0023】図3は、この発明のターフ管理作業システ
ムを適用したサッカー競技場のターフフィールドの平面
図であり、ターフフィールド2の地中にはケーブル3が
敷設されている。ケーブル3の両端は、交流電源(図示
せず)に接続されている。ケーブル3は、ゴールライン
13と平行に敷設されており、サイドライン14の方向
に所定のピッチでU字状に繰り返し折り返すようにして
ターフフィールド全体に敷設されている。ケーブル3の
折り返しピッチ、すなわちゴールライン13と平行に敷
設された隣接する直線部分同士の間隔Dは、芝刈り作業
車1のロータリーモーア6による芝の刈り取り幅Lより
も小さく設定されている。
【0024】上記のように構成されるこの実施の形態の
ターフ管理作業システムによれば、ケーブル3の敷設箇
所の一方の端部に芝刈り作業車1を移動させ、ケーブル
3の交流電源をオンした後、芝刈り作業車1を自動走行
モードでスタートさせることにより、芝刈り作業車1を
無人走行させてターフフィールド2全体の芝刈り作業を
自動的に行うことができる。
【0025】その際、ケーブル3の折り返しピッチD
が、芝刈り作業車1のロータリーモーア6による芝の刈
り取り幅Lよりも小さいため、芝刈り作業車1がケーブ
ル3の左右の折り返し部でUターンして、逆向きに直線
走行する度に、図4に示すようにロータリーモーア6の
移動軌跡が若干ラップすることになる。したがって、刈
り残しを発生させることなく、ゴールライン13に対し
て平行に、ターフフィールド2全体の芝を美しく刈るこ
とができる。
【0026】なお、この実施の形態では、ケーブル3を
ゴールライン13に対して平行に敷設しているが、サイ
ドラインに対して平行に敷設してもかまわない。また、
上記の例では一本のケーブル3を所定のピッチで折り返
して敷設しているが、複数のケーブルを等間隔に平行に
並べて敷設してもよい。ただし、その場合、ケーブルの
終端を検知し、次のケーブルの始端に芝刈り作業車1を
移動させるための手段が必要になる。
【0027】また、上記の例では、ケーブル3の周囲に
形成されている磁界を左右のピックアップコイル12、
12で検出することによりケーブル3を検出するように
しているが、ピックアップコイル12、12の代わりに
高感度の磁歪センサを使用し、ケーブル3の存在による
磁界の歪みに基づいてケーブル3を検出するようにして
もよい。磁歪センサをケーブル3の検出手段として用い
た場合、ケーブル3に交流電流を流す必要はない。した
がって、給水のためなどにターフフィールド2の地中に
敷設されている既設の金属配管などをケーブル3の代わ
りに用いて芝刈り作業車1を自動走行させることも可能
である。
【0028】また、上記の例では、この発明のターフ管
理作業システムをサッカー競技場のターフ管理作業シス
テムに適用した場合について示したが、ラグビー競技場
やアメリカンフットボール競技場などその他の競技場の
ターフ管理システムにも適用できることはいうまでもな
い。また、上記の例では、この発明のターフ管理作業車
を芝刈り作業車に適用した場合について示したが、散水
作業車や肥料散布作業車などにも適用できることはいう
までもない。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、以下のような優れた
効果を発揮することができる。請求項1記載のターフ管
理システムによれば、ターフフィールドの地中にほぼ水
平に敷設されたケーブルと、このケーブルを検出しつつ
ケーブルの敷設方向に沿って自走する管理作業車とを備
えたことにより、管理作業車を無人で走行させてターフ
の管理作業を能率良く行うことができる。
【0030】請求項2記載のターフ管理作業システムに
よれば、管理作業車をゴールラインに対して平行方向ま
たは直行方向に無人で走行させてターフの管理作業を能
率良く行うことができる。
【0031】請求項3記載のターフ管理作業システムに
よれば、管理作業車が、ターフフィールドの地中に敷設
したケーブルの周囲に形成されている磁界を検出して、
走行方向を自動修正しつつ走行するので、管理作業車を
無人で走行させてターフの管理作業を能率良く行うこと
ができる。
【0032】請求項4記載のターフ管理作業システムに
よれば、ゴールラインに対して平行方向または直行方向
にやサイドラインなどに沿って芝刈り作業車を無人で走
行させて美しく芝刈りを行うことができる。
【0033】請求項5記載のターフ管理作業車によれ
ば、ターフフィールドの地中にケーブルを敷設しておく
ことにより、ターフフィールド上を無人走行してターフ
の管理作業を能率良く行うことができる。
【0034】請求項6記載のターフ管理作業車によれ
ば、ケーブルの周囲に形成されている磁界を検出手段に
より検出し、その検出信号に基づいて走行方向を自動修
正することにより、ケーブルに沿った進路から逸れるこ
となく無人で走行してターフの管理作業を能率良く行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のターフ管理作業車を芝刈り作業車に
適用した場合の実施の形態の一例を示す全体斜示図であ
る。
【図2】図1に示すターフ管理作業車を備えるターフ管
理作業システムの実施の形態の一例を示す部分断面図で
ある。
【図3】この発明のターフ管理作業システムにおけるケ
ーブル敷設形態の一例を示す平面図である。
【図4】この発明のターフ管理システムにおける芝刈り
作業車の軌跡を示す概念図である。
【符号の説明】
1 芝刈り作業車(ターフ管理作業車) 2 ターフフィールド 3 ケーブル 4 車体 5 検出装置(検出手段) 6 ロータリーモーア 7 集草装置 12 ピックアップコイル(検出手段) 13 ゴールライン 14 サイドライン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サッカー競技場などのターフフィールドの
    地中にほぼ水平に敷設されたケーブルと、 このケーブルを検出しつつケーブルの敷設方向に沿って
    自走する管理作業車とを備えたことを特徴とするターフ
    管理作業システム。
  2. 【請求項2】前記ケーブルは、ゴールラインに対して平
    行方向または直交方向に敷設されていることを特徴とす
    る請求項1記載のターフ管理作業システム。
  3. 【請求項3】前記ケーブルに交流電流を流すとともに、 前記管理作業車に、前記ケーブルの周囲に形成される磁
    界を検出するための検出手段と、この検出手段からの検
    出信号に基づいて走行方向を自動修正する自動制御手段
    とを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のター
    フ管理作業システム。
  4. 【請求項4】前記管理作業車は、芝刈り作業車であるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のターフ
    管理作業システム。
  5. 【請求項5】サッカー競技場などのターフフィールドを
    自走しつつターフ管理作業を行う管理作業車であって、 ターフフィールドの地中にほぼ水平に敷設されたケーブ
    ルを検出する検出手段と、この検出手段からの検出信号
    に基づいて走行方向を自動修正する自動制御手段とを設
    けたことを特徴とするターフ管理作業車。
  6. 【請求項6】前記検出手段は、前記ケーブルの周囲に形
    成されている磁界を検出することを特徴とする請求項5
    記載のターフ管理作業車。
JP4183596A 1996-02-28 1996-02-28 ターフ管理作業システム及びターフ管理作業車 Pending JPH09224416A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3647493A1 (en) * 2018-11-02 2020-05-06 Melos GmbH Drone guided turf maintenance
JP7176652B1 (ja) * 2022-02-02 2022-11-22 トヨタ自動車株式会社 草刈機

Cited By (2)

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EP3647493A1 (en) * 2018-11-02 2020-05-06 Melos GmbH Drone guided turf maintenance
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