JPH0922386A - メモリ読出しシステム及びメモリカセット - Google Patents
メモリ読出しシステム及びメモリカセットInfo
- Publication number
- JPH0922386A JPH0922386A JP7172185A JP17218595A JPH0922386A JP H0922386 A JPH0922386 A JP H0922386A JP 7172185 A JP7172185 A JP 7172185A JP 17218595 A JP17218595 A JP 17218595A JP H0922386 A JPH0922386 A JP H0922386A
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- Japan
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- memory
- rom
- read
- replacement circuit
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- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Storage Device Security (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】読出し専用メモリのデータが違法にコピーされ
た場合であってもその違法コピーされた読出し専用メモ
リのデータの制御が困難なメモリ読出しシステムおよび
メモリカセットを提供する。 【構成】キャディ１０上にＣＤ−ＲＯＭ１１とともに一
体的に配置されたデータ置換回路１２で、ＲＡＭ２６に
格納されたＣＤ−ＲＯＭ１１のデータを別のデータに置
換してゲーム機２０に出力する。
た場合であってもその違法コピーされた読出し専用メモ
リのデータの制御が困難なメモリ読出しシステムおよび
メモリカセットを提供する。 【構成】キャディ１０上にＣＤ−ＲＯＭ１１とともに一
体的に配置されたデータ置換回路１２で、ＲＡＭ２６に
格納されたＣＤ−ＲＯＭ１１のデータを別のデータに置
換してゲーム機２０に出力する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばＣＤ−ＲＯＭに
格納されたデータの違法コピーを防ぐ防御手段を内蔵し
たメモリ読出しシステムおよびメモリカセットに関す
る。
格納されたデータの違法コピーを防ぐ防御手段を内蔵し
たメモリ読出しシステムおよびメモリカセットに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来より、ＣＰＵとソフトウェアにより
処理されるメモリ読出しシステム、あるいはこのような
メモリ読出しシステムを用いたゲームシステム等におい
て、多くのソフトウェア開発のベンダーを利用すべく、
ソフトウェアが格納されたＲＯＭ部分をカセット式に着
脱自在に構成し、カセットを入れ換えることでそのカセ
ットに備えられたＲＯＭの記憶内容に応じた制御が行わ
れ、あるいはその記憶内容に応じたゲームが楽しめるよ
うになっている。また近年ではこのＲＯＭに代わり、大
記憶容量であるという特質からＣＤ−ＲＯＭが使用され
ている。このＣＤ−ＲＯＭには、例えばゲーム等の処理
を行うためのプログラムや画像データ等が格納されてい
る。このようなＣＤ−ＲＯＭを作成するには、先ずそれ
らプログラムや画像データ等に基づいてカッティング等
により原盤を作成し、次にその原盤から射出成形等によ
りＣＤ−ＲＯＭを作成している。このため、ＣＤ−ＲＯ
Ｍの違法コピーは困難であった。
処理されるメモリ読出しシステム、あるいはこのような
メモリ読出しシステムを用いたゲームシステム等におい
て、多くのソフトウェア開発のベンダーを利用すべく、
ソフトウェアが格納されたＲＯＭ部分をカセット式に着
脱自在に構成し、カセットを入れ換えることでそのカセ
ットに備えられたＲＯＭの記憶内容に応じた制御が行わ
れ、あるいはその記憶内容に応じたゲームが楽しめるよ
うになっている。また近年ではこのＲＯＭに代わり、大
記憶容量であるという特質からＣＤ−ＲＯＭが使用され
ている。このＣＤ−ＲＯＭには、例えばゲーム等の処理
を行うためのプログラムや画像データ等が格納されてい
る。このようなＣＤ−ＲＯＭを作成するには、先ずそれ
らプログラムや画像データ等に基づいてカッティング等
により原盤を作成し、次にその原盤から射出成形等によ
りＣＤ−ＲＯＭを作成している。このため、ＣＤ−ＲＯ
Ｍの違法コピーは困難であった。
【０００３】ところが最近ではＣＤ−ＲＯＭのディレク
トリに登録されているファイルをパソコンのＯＳ（オペ
レーティング・ソフトウェア）で読み出し、読み出され
たデータをＣＤ−ＲＯＭライタで追記型光ディスクに書
き込むことにより、ＣＤ−ＲＯＭの違法コピーが容易に
行なわれる場合がある。そこで特開平４−１４１９５６
１号公報では、ＣＤ−ＲＯＭ上にディレクトリから参照
できないセクタを設け、そのセクタに所定のデータを書
き込み、そのデータが書き込まれているか否かを調べる
ことにより、そのＣＤ−ＲＯＭが違法コピーされたか否
かを判断し、その判断結果に基づいて違法コピーされた
ＣＤ−ＲＯＭを利用できないようにする技術が提案され
ている。
トリに登録されているファイルをパソコンのＯＳ（オペ
レーティング・ソフトウェア）で読み出し、読み出され
たデータをＣＤ−ＲＯＭライタで追記型光ディスクに書
き込むことにより、ＣＤ−ＲＯＭの違法コピーが容易に
行なわれる場合がある。そこで特開平４−１４１９５６
１号公報では、ＣＤ−ＲＯＭ上にディレクトリから参照
できないセクタを設け、そのセクタに所定のデータを書
き込み、そのデータが書き込まれているか否かを調べる
ことにより、そのＣＤ−ＲＯＭが違法コピーされたか否
かを判断し、その判断結果に基づいて違法コピーされた
ＣＤ−ＲＯＭを利用できないようにする技術が提案され
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した特開
平４−１１９５６１号公報に提案されている技術を採用
したとしても、前述したＯＳによらずに別途ＣＤ−ＲＯ
Ｍ上の全てのデータをそのままコピーするとディレクト
リから参照できないセクタに書き込まれた所定のデータ
もコピーされるため、ＣＤ−ＲＯＭの違法コピーがいと
も簡単に可能となってしまう。
平４−１１９５６１号公報に提案されている技術を採用
したとしても、前述したＯＳによらずに別途ＣＤ−ＲＯ
Ｍ上の全てのデータをそのままコピーするとディレクト
リから参照できないセクタに書き込まれた所定のデータ
もコピーされるため、ＣＤ−ＲＯＭの違法コピーがいと
も簡単に可能となってしまう。
【０００５】本発明は、ＣＤ−ＲＯＭ等の読出し専用メ
モリのデータがたとえ違法にコピーされたとしてもその
違法コピーされた読出し専用メモリのデータの制御が困
難なメモリ読出しシステムおよびメモリカセットを提供
することを目的とする。
モリのデータがたとえ違法にコピーされたとしてもその
違法コピーされた読出し専用メモリのデータの制御が困
難なメモリ読出しシステムおよびメモリカセットを提供
することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のメモリ読出しシステムは、 （１＿１）メモリカセット （１＿２）上記メモリカセットが着脱自在に装着される
データ読取装置 を備えたものである。
明のメモリ読出しシステムは、 （１＿１）メモリカセット （１＿２）上記メモリカセットが着脱自在に装着される
データ読取装置 を備えたものである。
【０００７】このうち、上記（１−１）のメモリカセッ
トには、 （１−１１）ＣＤ−ＲＯＭ等、読出しヘッドにより読み
出されるメモリ （１−１２）外部からデータを入力する第１のデータ入
力端子 （１−１３）第１のデータ入力端子から入力されるデー
タのうちの少なくとも一部のデータを別のデータに置き
換えるデータ置換回路 （１−１４）データ置換回路により、少なくとも一部の
データが別のデータに置換されてなるデータを外部に出
力する第１のデータ出力端子 が配置されている。
トには、 （１−１１）ＣＤ−ＲＯＭ等、読出しヘッドにより読み
出されるメモリ （１−１２）外部からデータを入力する第１のデータ入
力端子 （１−１３）第１のデータ入力端子から入力されるデー
タのうちの少なくとも一部のデータを別のデータに置き
換えるデータ置換回路 （１−１４）データ置換回路により、少なくとも一部の
データが別のデータに置換されてなるデータを外部に出
力する第１のデータ出力端子 が配置されている。
【０００８】また、上記（１＿２）のデータ読取装置
は、 （１＿２１）上記メモリに記憶されたデータを読み出す
読出しヘッド （１＿２２）読出しヘッドから出力されたデータを格納
するランダムアクセスメモリ （１＿２３）ランダムアクセスメモリから読み出された
データを上記第１のデータ入力端子に向けて出力する第
２のデータ出力端子 （１＿２４）上記第１のデータ出力端子から出力された
データを入力する第２のデータ入力端子 を有している。
は、 （１＿２１）上記メモリに記憶されたデータを読み出す
読出しヘッド （１＿２２）読出しヘッドから出力されたデータを格納
するランダムアクセスメモリ （１＿２３）ランダムアクセスメモリから読み出された
データを上記第１のデータ入力端子に向けて出力する第
２のデータ出力端子 （１＿２４）上記第１のデータ出力端子から出力された
データを入力する第２のデータ入力端子 を有している。
【０００９】また、上記目的を達成する本発明のメモリ
カセットは、 （２＿１） ＣＤ−ＲＯＭ等、読出しヘッドにより読出
されるメモリ （２＿２） 外部からデータを入力するデータ入力端子 （２＿３） データ入力端子から入力されるデータのう
ちの少なくとも一部のデータを別のデータに置き換える
データ置換回路 （２＿４） データ置換回路により、少なくとも一部の
データが別のデータに置換されてなるデータを外部に出
力するデータ出力端子 が配置されてなるものである。
カセットは、 （２＿１） ＣＤ−ＲＯＭ等、読出しヘッドにより読出
されるメモリ （２＿２） 外部からデータを入力するデータ入力端子 （２＿３） データ入力端子から入力されるデータのう
ちの少なくとも一部のデータを別のデータに置き換える
データ置換回路 （２＿４） データ置換回路により、少なくとも一部の
データが別のデータに置換されてなるデータを外部に出
力するデータ出力端子 が配置されてなるものである。
【００１０】尚、上記読出しヘッドにより読み出される
メモリは、ＣＤ−ＲＯＭのみでなく、例えば、ＭＯ，Ｍ
Ｄ等であってもよい。
メモリは、ＣＤ−ＲＯＭのみでなく、例えば、ＭＯ，Ｍ
Ｄ等であってもよい。
【００１１】
【作用】本発明のメモリ読出しシステムは、メモリカセ
ットに、読出しヘッドにより読み出されるメモリととも
に配置されたデータ置換回路により、ランダムアクセス
メモリに格納された、メモリカセットに備えられたメモ
リから読み出されたデータを別のデータに置換するもの
であるため、メモリカセットに備えられた、例えばＣＤ
−ＲＯＭ等のメモリからアクセスされるアドレスの連続
したデータを、データ置換回路で、例えば分岐命令等の
不連続のアドレスどうしの組合せによる複雑なデータに
置換することができる。従って、メモリカセット内のメ
モリのデータが仮に違法コピーされたとしても、データ
置換回路におけるデータ置換処理方法がわからない限り
その違法コピーされたデータから正しいデータを得るこ
とが極めて困難になり、その違法コピーされたデータを
有効に使用することはできない。
ットに、読出しヘッドにより読み出されるメモリととも
に配置されたデータ置換回路により、ランダムアクセス
メモリに格納された、メモリカセットに備えられたメモ
リから読み出されたデータを別のデータに置換するもの
であるため、メモリカセットに備えられた、例えばＣＤ
−ＲＯＭ等のメモリからアクセスされるアドレスの連続
したデータを、データ置換回路で、例えば分岐命令等の
不連続のアドレスどうしの組合せによる複雑なデータに
置換することができる。従って、メモリカセット内のメ
モリのデータが仮に違法コピーされたとしても、データ
置換回路におけるデータ置換処理方法がわからない限り
その違法コピーされたデータから正しいデータを得るこ
とが極めて困難になり、その違法コピーされたデータを
有効に使用することはできない。
【００１２】また、本発明のメモリカセットは、例えば
ＣＤ−ＲＯＭ等のメモリとデータ置換回路が配置された
ものであるため、ＣＤ−ＲＯＭ等のメモリと、そのメモ
リに記憶されたデータに適合したデータ置換回路とを組
合せたメモリカセットの供給が容易にできる。
ＣＤ−ＲＯＭ等のメモリとデータ置換回路が配置された
ものであるため、ＣＤ−ＲＯＭ等のメモリと、そのメモ
リに記憶されたデータに適合したデータ置換回路とを組
合せたメモリカセットの供給が容易にできる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
１は、本発明の第１実施例のメモリ読出しシステムのブ
ロック図である。図１に示す、メモリ読出しシステム１
００は、キャディ１０（本発明にいうメモリカセット）
とゲーム機２０（本発明にいうデータ読取装置）を備え
ている。キャディ１０には、ＣＤ−ＲＯＭ１１とデータ
置換回路１２が一体的に配置されている。ＣＤ−ＲＯＭ
１１には、ゲームの処理を行うためのプログラムや画像
データ等（以下、単にデータと記述する）が格納されて
いる。データの一部にはジャンプ命令やサブルーチンの
分岐命令等離れたアドレスどうしの組合せによるものも
格納されている。
１は、本発明の第１実施例のメモリ読出しシステムのブ
ロック図である。図１に示す、メモリ読出しシステム１
００は、キャディ１０（本発明にいうメモリカセット）
とゲーム機２０（本発明にいうデータ読取装置）を備え
ている。キャディ１０には、ＣＤ−ＲＯＭ１１とデータ
置換回路１２が一体的に配置されている。ＣＤ−ＲＯＭ
１１には、ゲームの処理を行うためのプログラムや画像
データ等（以下、単にデータと記述する）が格納されて
いる。データの一部にはジャンプ命令やサブルーチンの
分岐命令等離れたアドレスどうしの組合せによるものも
格納されている。
【００１４】データ置換回路１２は、アドレスＡとデー
タＤＩを入力し、入力されたデータＤＩを別のデータＤ
Ｏに置換して出力する。具体的には、このデータ置換回
路１２には、アドレスアクセス順が予め登録されてお
り、データ置換回路１２は、登録されたアドレスアクセ
ス順序を満たす場合に、誤ったデータＤＩを別の正しい
データＤＯに置換して出力する。
タＤＩを入力し、入力されたデータＤＩを別のデータＤ
Ｏに置換して出力する。具体的には、このデータ置換回
路１２には、アドレスアクセス順が予め登録されてお
り、データ置換回路１２は、登録されたアドレスアクセ
ス順序を満たす場合に、誤ったデータＤＩを別の正しい
データＤＯに置換して出力する。
【００１５】一方、ゲーム機２０はアドレスバス２１，
データバス２２上に読取機２３，ＣＰＵ２４，、ＲＯＭ
２５，ＲＡＭ２６，Ｉ／Ｏ２７が接続された構成を有し
ている。読取機２３は、ＣＤ−ＲＯＭ１１に格納された
データをレーザ光で読み取る読取ヘッドを有している。
ＲＯＭ２５には、図１に示すメモリ読出しシステム１０
０全体の制御を行うためのプログラムが格納されてい
る。ＣＰＵ２４は、ＲＯＭ２５に格納されたプログラム
を読み出して実行する。ＲＡＭ２６には、読取機２３で
読み取られたＣＤ−ＲＯＭ１１のデータが格納される。
Ｉ／Ｏ２７は、ゲームを制御するための、図示しないス
イッチ等に接続されており、それらスイッチ等の処理を
行う。
データバス２２上に読取機２３，ＣＰＵ２４，、ＲＯＭ
２５，ＲＡＭ２６，Ｉ／Ｏ２７が接続された構成を有し
ている。読取機２３は、ＣＤ−ＲＯＭ１１に格納された
データをレーザ光で読み取る読取ヘッドを有している。
ＲＯＭ２５には、図１に示すメモリ読出しシステム１０
０全体の制御を行うためのプログラムが格納されてい
る。ＣＰＵ２４は、ＲＯＭ２５に格納されたプログラム
を読み出して実行する。ＲＡＭ２６には、読取機２３で
読み取られたＣＤ−ＲＯＭ１１のデータが格納される。
Ｉ／Ｏ２７は、ゲームを制御するための、図示しないス
イッチ等に接続されており、それらスイッチ等の処理を
行う。
【００１６】次に、図１に示すメモリ読出しシステム１
００の動作について説明する。Ｉ／Ｏ２７に接続された
スイッチからのソフトウェア起動の指示により、ＣＤ−
ＲＯＭ１１のデータがゲーム機２０側の読取機２３によ
って読み取られる。読み取られたＣＤ−ＲＯＭ１１のデ
ータはゲーム機２０のＲＡＭ２６にロードされる。ＣＰ
Ｕ２４は、ＲＡＭ２６にロードされたプログラムを実行
するにあたり、アドレスバス２１上にアドレスＡを出力
してデータ置換回路１２を指定し、ＲＡＭ２６からのデ
ータＤＩをデータ置換回路１２に入力する。データ置換
回路１２は、予め登録されたアドレスアクセス順を満た
すデータＤＩが入力された場合にデータＤＩを別のデー
タＤＯに置換して出力し、これにより正常な動作が続行
される。ところがＣＤ−ＲＯＭ１１の違法コピーが行な
われた場合には、データ置換回路１２のデータ置換処理
方法をも完全に模倣しない限り、データの正しい置換は
行なわれず、そのようなデータでプログラムを実行しよ
うとしても、ある時点で、例えばシステムがダウンし動
作不良になる。
００の動作について説明する。Ｉ／Ｏ２７に接続された
スイッチからのソフトウェア起動の指示により、ＣＤ−
ＲＯＭ１１のデータがゲーム機２０側の読取機２３によ
って読み取られる。読み取られたＣＤ−ＲＯＭ１１のデ
ータはゲーム機２０のＲＡＭ２６にロードされる。ＣＰ
Ｕ２４は、ＲＡＭ２６にロードされたプログラムを実行
するにあたり、アドレスバス２１上にアドレスＡを出力
してデータ置換回路１２を指定し、ＲＡＭ２６からのデ
ータＤＩをデータ置換回路１２に入力する。データ置換
回路１２は、予め登録されたアドレスアクセス順を満た
すデータＤＩが入力された場合にデータＤＩを別のデー
タＤＯに置換して出力し、これにより正常な動作が続行
される。ところがＣＤ−ＲＯＭ１１の違法コピーが行な
われた場合には、データ置換回路１２のデータ置換処理
方法をも完全に模倣しない限り、データの正しい置換は
行なわれず、そのようなデータでプログラムを実行しよ
うとしても、ある時点で、例えばシステムがダウンし動
作不良になる。
【００１７】図２は、本発明の第２実施例のメモリ読出
しシステムのブロック図である。図２に示すメモリ読出
しシステム２００は、図１に示すメモリ読出しシステム
１００と比較すると、読取機２３からのデータＤＩがデ
ータ置換回路１２に入力されている点が異なっている。
ＣＤ−ＲＯＭ１１には、暗号化されたデータが格納され
ている。データ置換回路１２には、暗号化されたデータ
を復号化する機能が備えられている。
しシステムのブロック図である。図２に示すメモリ読出
しシステム２００は、図１に示すメモリ読出しシステム
１００と比較すると、読取機２３からのデータＤＩがデ
ータ置換回路１２に入力されている点が異なっている。
ＣＤ−ＲＯＭ１１には、暗号化されたデータが格納され
ている。データ置換回路１２には、暗号化されたデータ
を復号化する機能が備えられている。
【００１８】Ｉ／Ｏ２７に接続された、図示しないスイ
ッチからのソフトウェア起動の指示により、ＣＤ−ＲＯ
Ｍ１１の、暗号化されたデータが読取機２３で読み取ら
れ、データＤＩとしてデータ置換回路１２に入力され
る。データ置換回路１２は、入力されたデータＤＩを復
号化し、これによりデータＤＯが出力される。出力され
たデータＤＯはデータバス２２を経由してＲＡＭ２６に
格納される。ＣＰＵ２４は、ＲＡＭ２６に格納されたデ
ータＤＯに基づいてゲームを実行する。このような構成
により、ＣＤ−ＲＯＭ１１が違法コピーされた場合であ
っても、データ置換回路１２が無い限りプログラムを正
しく実行することができなくなる。
ッチからのソフトウェア起動の指示により、ＣＤ−ＲＯ
Ｍ１１の、暗号化されたデータが読取機２３で読み取ら
れ、データＤＩとしてデータ置換回路１２に入力され
る。データ置換回路１２は、入力されたデータＤＩを復
号化し、これによりデータＤＯが出力される。出力され
たデータＤＯはデータバス２２を経由してＲＡＭ２６に
格納される。ＣＰＵ２４は、ＲＡＭ２６に格納されたデ
ータＤＯに基づいてゲームを実行する。このような構成
により、ＣＤ−ＲＯＭ１１が違法コピーされた場合であ
っても、データ置換回路１２が無い限りプログラムを正
しく実行することができなくなる。
【００１９】図３は、図１に示すキャディの斜視図であ
る。図３に示すキャディ１０は、ＣＤ−ＲＯＭ１１が搭
載され、さらにデータ置換回路１２とコネクタ１３とが
搭載されたものである。コネクタ１３には、図１に示す
アドレスＡ，データＤＩ，ＤＯおよび図示しない制御信
号等が入出力され、さらにこのコネクタ１３を経由し
て，電源，グラウンドが伝達される。このように本実施
例のキャディ１０は、多くのソフトウェア開発のベンダ
ーを利用すべく、ゲーム機２０に着脱自在に装着される
キャディ１０を入れ換えることで、そのキャディ１０に
応じたゲームが楽しめる。ここで、ＣＤ−ＲＯＭ１１が
違法コピーされた場合であっても、データ置換回路１２
の、ＣＤ−ＲＯＭ１１に対応するデータ置換処理方法が
わからない限り、そのＣＤ−ＲＯＭ１１に組み込まれた
ソフトウェアの正しい実行は不可能になる。
る。図３に示すキャディ１０は、ＣＤ−ＲＯＭ１１が搭
載され、さらにデータ置換回路１２とコネクタ１３とが
搭載されたものである。コネクタ１３には、図１に示す
アドレスＡ，データＤＩ，ＤＯおよび図示しない制御信
号等が入出力され、さらにこのコネクタ１３を経由し
て，電源，グラウンドが伝達される。このように本実施
例のキャディ１０は、多くのソフトウェア開発のベンダ
ーを利用すべく、ゲーム機２０に着脱自在に装着される
キャディ１０を入れ換えることで、そのキャディ１０に
応じたゲームが楽しめる。ここで、ＣＤ−ＲＯＭ１１が
違法コピーされた場合であっても、データ置換回路１２
の、ＣＤ−ＲＯＭ１１に対応するデータ置換処理方法が
わからない限り、そのＣＤ−ＲＯＭ１１に組み込まれた
ソフトウェアの正しい実行は不可能になる。
【００２０】尚、本実施例では、データ置換回路による
データ置換処理方法として、登録されたアドレス順を満
たす場合に置換すること、暗号化されたデータを復号化
することを挙げたが、これらに限られるものではなく、
少なくとも一部のデータを別のデータに置換するもので
あればどのような置換処理方法を採用したものであって
もよい。
データ置換処理方法として、登録されたアドレス順を満
たす場合に置換すること、暗号化されたデータを復号化
することを挙げたが、これらに限られるものではなく、
少なくとも一部のデータを別のデータに置換するもので
あればどのような置換処理方法を採用したものであって
もよい。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のメモリ読
出しシステム及びメモリカセットでは、メモリカセット
上に、読出しヘッドにより読み出されるメモリとともに
配置されたデータ置換回路が配置されておりそのデータ
置換回路でメモリのデータを別のデータに置換するた
め、メモリのデータが違法コピーされた場合であって
も、その違法コピーされたメモリによるデータ制御が困
難になる。
出しシステム及びメモリカセットでは、メモリカセット
上に、読出しヘッドにより読み出されるメモリとともに
配置されたデータ置換回路が配置されておりそのデータ
置換回路でメモリのデータを別のデータに置換するた
め、メモリのデータが違法コピーされた場合であって
も、その違法コピーされたメモリによるデータ制御が困
難になる。
【図１】本発明の第１実施例のメモリ読出しシステムの
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】本発明の第２実施例のメモリ読出しシステムの
ブロック図である。
ブロック図である。
【図３】図１に示すキャディの斜視図である。
１０ キャディ １１ ＣＤ−ＲＯＭ １２ データ置換回路 １３ コネクタ ２０ ゲーム機 ２１ アドレスバス ２２ データバス ２３ 読取機 ２４ ＣＰＵ ２５ ＲＯＭ ２６ ＲＡＭ ２７ Ｉ／Ｏ １００，２００ メモリ読出しシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 // Ｇ１１Ｂ 7/00 9464−5Ｄ Ｇ１１Ｂ 7/00 Ｑ
Claims (3)
- 【請求項１】 読出しヘッドにより読み出されるメモリ
と、外部からのデータを入力する第１のデータ入力端子
と、該第１のデータ入力端子から入力されるデータのう
ちの少なくとも一部のデータを別のデータに置き換える
データ置換回路と、該データ置換回路により少なくとも
一部のデータが別のデータに置換されてなるデータを外
部に出力する第１のデータ出力端子とが配置されてなる
メモリカセット、および前記メモリに記憶されたデータ
を読み出す読出しヘッドと、該読出しヘッドから出力さ
れたデータを格納するランダムアクセスメモリと、該ラ
ンダムアクセスメモリから読み出されたデータを前記第
１のデータ入力端子に向けて出力する第２のデータ出力
端子と、前記第１のデータ出力端子から出力されたデー
タを入力する第２のデータ入力端子とを有する、前記メ
モリカセットが着脱自在に装着されるデータ読取装置を
備えたことを特徴とするメモリ読出しシステム。 - 【請求項２】 読出しヘッドにより読み出されるメモリ
と、 外部からデータを入力するデータ入力端子と、 該データ入力端子から入力されるデータのうちの少なく
とも一部のデータを別のデータに置き換えるデータ置換
回路と、 該データ置換回路により少なくとも一部のデータが別の
データに置換されてなるデータを外部に出力するデータ
出力端子とが配置されてなることを特徴とするメモリカ
セット。 - 【請求項３】 前記読出しメモリが、ＣＤ−ＲＯＭであ
ることを特徴とする請求項２記載のメモリカセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7172185A JPH0922386A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | メモリ読出しシステム及びメモリカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7172185A JPH0922386A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | メモリ読出しシステム及びメモリカセット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0922386A true JPH0922386A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15937160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7172185A Withdrawn JPH0922386A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | メモリ読出しシステム及びメモリカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0922386A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6978897B2 (en) | 1999-08-25 | 2005-12-27 | Sony Computer Entertainment Inc. | Recording medium holder and information providing body |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP7172185A patent/JPH0922386A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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