JPH09223088A - 移動体電話装置とモデム装置とを備えた通信システムとその通信方法及び移動体電話装置 - Google Patents

移動体電話装置とモデム装置とを備えた通信システムとその通信方法及び移動体電話装置

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JPH09223088A
JPH09223088A JP8030837A JP3083796A JPH09223088A JP H09223088 A JPH09223088 A JP H09223088A JP 8030837 A JP8030837 A JP 8030837A JP 3083796 A JP3083796 A JP 3083796A JP H09223088 A JPH09223088 A JP H09223088A
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JP
Japan
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storage means
phone
modem
driver
mobile telephone
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JP8030837A
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Shinichi Ishimoto
真一 石本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体電話装置とモデム装置とを備えた通信
システムにおいて、フォンドライバをパーソナルコンピ
ュータの記憶装置に記憶させておく必要がない通信シス
テムとその方法及び移動体電話装置を提供する。 【解決手段】 モデム装置に接続される制御装置からモ
デム装置を介して移動体電話装置の動作を制御するため
のモデム装置用プログラムデータである少なくとも1つ
のフォンドライバを記憶する第1の記憶手段を備えた移
動体電話装置と、モデム装置とを備えた通信システムに
おいて、入力される転送指示に応答して、少なくとも1
つのフォンドライバを第1の記憶手段から読み出して、
モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信し、送信
された少なくとも1つのフォンドライバを受信して第2
の記憶手段に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話装置など
の移動体電話装置の動作を制御するためのソフトウエア
プログラムであるフォンドライバを転送するための、移
動体電話装置とモデム装置とを備えた通信システムとそ
の通信方法、及び移動体電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話装置においては、例えば
ノート型又はラップトップ型などの携帯型パーソナルコ
ンピュータ(又はマイクロコンピュータともいう。)の
所定のスロットに内蔵されるいわゆるモデムカードと呼
ばれるICカード型モデム装置などの外部装置と通信を
行うための専用の接続コネクタが備えられ、その接続コ
ネクタには、上記外部装置からの信号を入出力するため
の通信回路が接続されて携帯電話装置に内蔵されてい
る。ここで、モデム装置は、例えば電話回線を介して通
信を行うためにデータ信号をアナログ電話信号に変調し
て送信する一方、受信されたアナログ電話信号をデータ
信号に復調する変復調装置である。
【0003】携帯電話装置を使ってパーソナルコンピュ
ータから通信を行う場合、パーソナルコンピュータから
モデムカードを通して携帯電話装置の動作を直接に制御
するために、パーソナルコンピュータに接続されたフロ
ッピーディスクドライブ装置内のフロッピーディスク又
は記憶装置より、携帯電話装置の方式及び機種毎に異な
り携帯電話装置の動作を制御するためのソフトウエアプ
ログラムであるフォンドライバを、モデムカード内のR
AMにロードする必要がある。モデムカードへのフォン
ドライバのロードが完了すると、モデムカードと携帯電
話装置を専用ケーブルで接続し、携帯電話装置を使って
パーソナルコンピュータから、例えばパソコン通信のコ
ンピュータに対してアクセスして通信を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、モデムカード
と携帯電話装置とを備えた通信システムにおいて、パー
ソナルコンピュータからモデムカード経由で直接に携帯
電話装置を、例えば自動発信又は自動着信などを行うよ
うに制御する場合、携帯電話装置の方式及び機種毎に異
なるフォンドライバを、パーソナルコンピュータからモ
デムカードにロードする必要がある。そのため、使用す
る携帯電話装置を変更した場合、その都度にフォンドラ
イバをロードする必要があり、そのフォンドライバを、
パーソナルコンピュータに内蔵又は接続される記憶装置
に常に記憶させておく必要があるという問題点があっ
た。
【0005】本発明の第1の目的は以上の問題点を解決
し、携帯電話装置などの移動体電話装置とモデム装置と
を備えた通信システムにおいて、フォンドライバをパー
ソナルコンピュータの記憶装置に記憶させておく必要が
ない通信システムを提供することにある。
【0006】本発明の第2の目的は以上の問題点を解決
し、携帯電話装置などの移動体電話装置とモデム装置と
を備えた通信システムにおいて、フォンドライバをパー
ソナルコンピュータの記憶装置に記憶させておく必要が
ない通信方法を提供することにある。
【0007】本発明の第3の目的は以上の問題点を解決
し、フォンドライバをパーソナルコンピュータの記憶装
置に記憶させておく必要がない移動体電話装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る通信シ
ステムは、移動体電話装置とモデム装置とを備えた通信
システムであって、上記移動体電話装置は、上記モデム
装置に接続される制御装置から上記モデム装置を介して
上記移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置
用プログラムデータである少なくとも1つのフォンドラ
イバを記憶する第1の記憶手段と、上記第1の記憶手段
に記憶された少なくとも1つのフォンドライバを上記第
1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置の第2の
記憶手段に転送して書き込むことを指示するための転送
指示を入力する第1の入力手段と、上記第1の入力手段
によって上記転送指示が入力されたとき、上記第1の記
憶手段に記憶された少なくとも1つのフォンドライバを
上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置に
接続された第2の記憶手段に送信する第1の制御手段と
を備え、上記モデム装置は、少なくとも1つのフォンド
ライバを記憶するための第2の記憶手段と、上記第1の
制御手段によって送信された少なくとも1つのフォンド
ライバを受信して上記第2の記憶手段に書き込んだ後、
上記制御装置からの所定の制御データに基づいて、上記
第2の記憶手段に書き込まれたフォンドライバに従っ
て、上記移動体電話装置の動作を制御する第2の制御手
段とを備えたことを特徴とする。
【0009】また、第2の発明に係る通信システムは、
移動体電話装置とモデム装置とを備えた通信システムで
あって、上記移動体電話装置は、上記モデム装置に接続
される制御装置から上記モデム装置を介して上記移動体
電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラ
ムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶
する第1の記憶手段と、上記モデム装置からの転送要求
信号に応答して、上記第1の記憶手段に記憶された少な
くとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から
読み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手
段に送信する第3の制御手段とを備え、上記モデム装置
は、少なくとも1つのフォンドライバを記憶するための
第2の記憶手段と、上記モデム装置に接続された制御装
置からの転送要求信号に応答して、当該転送要求信号を
上記移動体電話装置の上記第3の制御手段に送信して転
送し、これに応答して上記第3の制御手段によって送信
された少なくとも1つのフォンドライバを受信して上記
第2の記憶手段に書き込んだ後、上記制御装置からの所
定の制御データに基づいて、上記第2の記憶手段に書き
込まれたフォンドライバに従って、上記移動体電話装置
の動作を制御する第4の制御手段とを備えたことを特徴
とする。
【0010】上記通信システムにおいて、上記フォンド
ライバは、好ましくは、上記移動体電話装置の方式及び
機種毎に互いに異なるプログラムデータである。
【0011】また、上記通信システムにおいて、上記フ
ォンドライバは、好ましくは、上記モデム装置の機種毎
に互いに異なるプログラムデータである。
【0012】さらに、上記通信システムにおいて、上記
第1の記憶手段は、好ましくは、予め少なくとも1つの
フォンドライバを記憶した。
【0013】またさらに、上記通信システムにおいて、
好ましくは、上記第1の記憶手段は不揮発性記憶装置で
あり、少なくとも1つのフォンドライバは、記憶装置の
データ書込装置によって上記第1の記憶手段に書き込ま
れた。
【0014】またさらに、上記通信システムにおいて、
上記移動体電話装置は、好ましくは、上記第1の記憶手
段を着脱可能に装着する装着手段をさらに備える。
【0015】第3の発明に係る通信方法は、モデム装置
に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記
移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プ
ログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバ
を記憶する第1の記憶手段を備えた移動体電話装置と、
モデム装置とを備えた通信システムにおける通信方法で
あって、入力される転送指示に応答して、少なくとも1
つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出し
て、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信
することと、上記送信された少なくとも1つのフォンド
ライバを受信して上記第2の記憶手段に書き込むことと
を含む。
【0016】第4の発明に係る通信方法は、モデム装置
に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記
移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プ
ログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバ
を記憶する第1の記憶手段を備えた移動体電話装置と、
モデム装置とを備えた通信システムにおける通信方法で
あって、上記制御装置から出力される転送要求信号を上
記モデム装置を介して上記移動体電話装置に転送するこ
とと、上記転送要求信号に応答して、少なくとも1つの
フォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、
上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信する
ことと、上記送信された少なくとも1つのフォンドライ
バを受信して上記第2の記憶手段に書き込むこととを含
む。
【0017】第5の発明に係る移動体電話装置は、モデ
ム装置に接続される移動体電話装置であって、上記移動
体電話装置は、上記モデム装置に接続される制御装置か
ら上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を
制御するためのモデム装置用プログラムデータである少
なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手
段と、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つ
のフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出し
て、上記モデム装置の第2の記憶手段に転送して書き込
むことを指示するための転送指示を入力する第1の入力
手段と、上記第1の入力手段によって上記転送指示が入
力されたとき、上記第1の記憶手段に記憶された少なく
とも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読
み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段
に送信する第1の制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0018】第6の発明に係る移動体電話装置は、モデ
ム装置に接続される移動体電話装置であって、上記移動
体電話装置は、上記モデム装置に接続される制御装置か
ら上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を
制御するためのモデム装置用プログラムデータである少
なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手
段と、上記モデム装置からの転送要求信号に応答して、
上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォ
ンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記
モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信する第3
の制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0019】上記移動体電話装置において、上記フォン
ドライバは、好ましくは、上記移動体電話装置の方式及
び機種毎に互いに異なるプログラムデータである。
【0020】また、上記移動体電話装置において、上記
フォンドライバは、好ましくは、上記モデム装置の機種
毎に互いに異なるプログラムデータである。
【0021】さらに、上記移動体電話装置において、上
記第1の記憶手段は、好ましくは、予め少なくとも1つ
のフォンドライバを記憶した。
【0022】またさらに、上記移動体電話装置におい
て、好ましくは、上記第1の記憶手段は不揮発性記憶装
置であり、少なくとも1つのフォンドライバは、記憶装
置のデータ書込装置によって上記第1の記憶手段に書き
込まれた。
【0023】またさらに、上記移動体電話装置におい
て、上記移動体電話装置は、好ましくは、上記第1の記
憶手段を着脱可能に装着する装着手段をさらに備える。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施の形態について説明する。
【0025】実施の形態1 図1は本発明に係る実施の形態1である携帯電話装置と
ICカード型モデム装置とパーソナルコンピュータとを
備えた通信システムの構成を示すブロック図であり、図
2は図1の通信システムの構成を示す外観図である。こ
の実施の形態1の通信システムは、携帯電話装置300
と、いわゆるモデムカードと呼ばれるICカード型モデ
ム装置(以下、モデム装置という。)200と、例えば
ノート型又はラップトップ型などの携帯型パーソナルコ
ンピュータ100とを備え、携帯電話装置300は、複
数N個のフォンドライバPD−1乃至PD−Nを予め格
納するフォンドライバROM33と、フォンドライバP
D−1乃至PD−Nのどのフォンドライバをフォンドラ
イバROM33から読み出してモデム装置200のRA
M12に送信し転送して書き込むことを指示する複数N
個のスイッチSW−1乃至SW−N(以下、記号を総称
して、SW−n(n=1,2,…,N)とする。)とを
備えたことを特徴とする。ここで、フォンドライバPD
−1乃至PD−Nは、携帯電話装置300の方式及び機
種毎に異なり、携帯電話装置300の動作を制御するた
めのモデム装置200用ソフトウエアプログラムデータ
であり、ここで、制御される携帯電話装置300の動作
の処理は、発信処理及び着信処理などの処理であり、よ
り具体的には、オンフック、オフフック、選択信号の送
信などである。
【0026】なお、当該明細書において、CPUは中央
演算処理装置であり、ROMはリードオンリメモリであ
り、RAMはランダムアクセスメモリである。
【0027】モデム装置200は、その回路がICカー
ド型パッケージ内に形成され、図2に示すように、その
接続コネクタCN1が、制御装置であるパーソナルコン
ピュータ100の接続コネクタCN2に直接に接続され
て当該ICカード型パッケージがパーソナルコンピュー
タ100内に内蔵される。また、アンテナ25を有する
携帯電話装置300とモデム装置200との間は、両端
に接続コネクタCN3及びCN4を備えた通信ケーブル
CB1を介して接続される。
【0028】図1において、パーソナルコンピュータ1
00の接続コネクタCN2は、インタフェース回路(図
示せず。)を介してパーソナルコンピュータ100内の
バスに接続され、パーソナルコンピュータ100には、
データ又は指示データを入力するためのキーボード10
1と、パーソナルコンピュータ100の処理結果などを
表示するCRTディスプレイ102とが接続される。
【0029】モデム回路10はCPUを備え、モデム装
置の動作を制御するための制御回路であって、モデム回
路10には、モデム装置の動作を制御するためのプログ
ラムとそれを実行するときに必要なデータとを記憶する
ROM11と、当該プログラムを実行するときのワーク
エリアとして用いられるとともに、携帯電話装置300
の動作を制御するためのフォンドライバを記憶するRA
M12と、パーソナルコンピュータインターフェース
(以下、PCインターフェースという。)13と、ネッ
トワークコントロール回路(以下、NCU回路とい
う。)14と、携帯電話インターフェース15とが接続
される。
【0030】パーソナルコンピュータ100の接続コネ
クタCN2は、モデム装置200の接続コネクタCN1
を介して、パーソナルコンピュータインターフェース
(以下、PCインターフェースという。)13に接続さ
れ、PCインターフェース13は、パーソナルコンピュ
ータ100とモデム回路10との間の信号変換などのイ
ンターフェース処理を実行する回路であって、モデム回
路10を制御するための例えばATコマンドなどの制御
データや、送信すべき信号データを、パーソナルコンピ
ュータ100から接続コネクタCN2及びCN1を介し
て受信した後その制御データをモデム回路10に出力す
るとともに、モデム回路10で受信された信号データ
や、上記制御データに応答してモデム回路10で発生さ
れる応答データを接続コネクタCN1及びCN2を介し
てパーソナルコンピュータ100に出力する。
【0031】また、NCU回路14には、電気通信事業
者の交換機に接続された1対の電話回線20に接続され
る。なお、携帯電話装置200を利用してパーソナルコ
ンピュータ100から通信を行うときには、パーソナル
コンピュータ100は机上で載置されず外出携帯中であ
るので、電話回線20は接続されていない。さらに、携
帯電話インターフェース15は、モデム回路10と、携
帯電話装置300との間の信号変換などのインターフェ
ース処理を実行する回路であって、接続コネクタCN
3、通信ケーブルCB1、接続コネクタCN4、及び携
帯電話装置300内のICカードインターフェース35
を介してCPU20に接続される。
【0032】例えばIC(集積回路)の形式で提供され
るモデム回路10は、パーソナルコンピュータ10から
接続コネクタCN2,CN1及びPCインターフェース
13を介して入力される制御データに応答してモデム回
路10内の制御設定処理を実行する一方、その応答デー
タや、例えばリンギング信号(呼び出し信号)などのN
CU回路14又は携帯電話装置300からの回線制御信
号に対応した制御データをPCインターフェース13及
び接続コネクタCN1及びCN2を介してパーソナルコ
ンピュータ100に出力する。また、モデム回路10
は、パーソナルコンピュータ100から接続コネクタC
N2,CN1及びPCインターフェース13を介して入
力される信号データに従って搬送波信号を、例えばFS
K、PSK又はQAMなどのデジタル変調方式で変調信
号に変調して、当該変調信号を、NCU回路14を介し
て電話回線16に送信し、もしくは携帯電話インターフ
ェース15を介して携帯電話装置300に送信する一
方、モデム回路10は、電話回線16からNCU回路1
4を介して受信される変調信号、もしくは、携帯電話装
置300から携帯電話インターフェース15を介して受
信される変調信号を、信号データに復調した後、PCイ
ンターフェース13及び接続コネクタCN1,CN2を
介してパーソナルコンピュータ100に出力する。
【0033】例えばICの形式で提供されるNCU回路
14は、モデム回路10と電話回線14との間に接続さ
れ、パーソナルコンピュータ100からPCインターフ
ェース13及びモデム回路10を介して入力される制御
データに応答して、電話回線16に対して自動オフフッ
ク又はオンフックを実行し、ダイヤルパルス信号(DP
信号)又はプッシュボタン信号(PB信号又はDTMF
信号)である選択信号を発生して電話回線16に送出す
る。NCU回路14内のリンギング信号検出回路は、電
話回線16を介して入力されるリンギング信号を検出
し、これに応答して、例えばHレベルである検出信号を
発生してモデム回路10に出力することにより、着呼が
あったことをモデム回路10に知らせる。これに応答し
て、モデム回路10はリンギング信号の着信を示す制御
データを、PCインターフェース13を介してパーソナ
ルコンピュータ100に出力する。
【0034】携帯電話装置300は、携帯電話装置30
0の動作を制御するCPU20と、マイクロホン21
と、スピーカ22と、変復調器23と、送受信機24
と、アンテナ25とを備える。CPU20には、携帯電
話装置300の動作を制御するためのプログラムと当該
プログラムを実行するときに必要なデータを格納するた
めのROM31と、当該プログラムを実行するときのワ
ークエリアとして用いられるRAM32と、ICカード
インターフェース35と、キーインターフェース36
と、フォンドライバROM33と、ROMライタインタ
ーフェース34とが接続される。ここで、ICカードイ
ンターフェース35は、CPU20とモデム装置200
との間の信号変換などのインターフェース処理を実行す
る回路であり、当該インターフェースは、例えばUAR
T(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)
などの予め決められたシリアルインターフェースであ
る。キーインターフェース36には、フォンドライバP
D−1乃至PD−Nのどのフォンドライバをフォンドラ
イバROM33から読み出してモデム装置200のRA
M12に送信し転送して書き込むことを指示するスイッ
チSW−1乃至SW−Nを介して接地され、1つのスイ
ッチSW−nがオンされたとき、キーインターフェース
36はスイッチSW−nがオンされたことをCPU20
に通知する。
【0035】フォンドライバROM33は、例えばEE
PROM(Electrically Erasableprogrammable read o
nly memory:電気的に消去可能なROM)であって、携
帯電話装置300の方式及び機種毎に互いに異なる複数
N個のフォンドライバPD−1乃至PD−Nを予め格納
する。フォンドライバROM33は、ROMライタイン
ターフェース34、接続コネクタCN5、通信ケーブル
CB2及び接続コネクタCN6を介して、ROM33へ
のデータ書き込み装置であるROMライタ装置400の
ROMライタ回路50に接続される。ここで、ROMラ
イタインターフェース34は、ROMライタ回路50と
フォンドライバROM33との間の信号変換などのイン
ターフェース処理を実行する回路である。また、フォン
ドライバROM33は、ROMの装着手段であるROM
ソケット33s内に着脱可能に装着されており、フォン
ドライバROM33内のプログラムデータを書き換えた
いときは、詳細後述するROMライタ装置400を用い
て電気的に消去又は書き込みを実行することができ、も
しくは、フォンドライバROM33を取り外して別のフ
ォンドライバを内蔵したROMを装着することもでき
る。
【0036】ROMライタ回路50には、プログラムデ
ータやROMライタ回路50への指示データなどのデー
タを入力するキーボード51と、ROMライタ回路50
の動作及び入力データを表示する液晶ディスプレイ52
とが接続され、キーボード51を用いて入力された指示
に応答して、ROMライタ50は、ROMライタインタ
ーフェース34を介してフォンドライバPD−1乃至P
D−Nのうち所定の1つ又は複数のフォンドライバを消
去するとともに、別のフォンドライバをフォンドライバ
ROM33に送信し転送して書き込む。
【0037】変復調器23と送受信機24の動作はCP
U20によって制御され、変復調器23は、マイクロホ
ン21を介して入力される音声の音声信号に従って、例
えばFM又はPSKなどの所定の変調方式で中間周波数
の搬送波信号を変調する一方、送受信機24から出力さ
れる受信中間周波信号を所定の復調方式で復調して音声
信号に変換してスピーカ22に出力する。送受信機24
は、変復調器23から出力される変調された中間周波信
号を所定の無線周波数の無線信号に周波数変換した後電
力増幅してアンテナ25から放射する一方、アンテナ2
5で受信された無線信号を低雑音増幅して所定の中間周
波数の中間周波信号に周波数変換して変復調器23に出
力する。
【0038】以上のように構成された第1の実施形態に
おけるフォンドライバPD−nのロード処理について図
4を参照して以下に説明する。まず、1つのスイッチS
W−nがオンされたとき、キーインターフェース36は
スイッチSW−nがオンされたことをCPU20に通知
する。これに応答してCPU20は、スイッチSW−n
に対応するフォンドライバPD−nをフォンドライバR
OM33から読み出して、ICカードインターフェース
35、接続コネクタCN4、接続ケーブルCB1、接続
コネクタCN3及び携帯電話インターフェース15を介
してモデム回路10に送信されて転送された後、モデム
回路10は、受信されたフォンドライバPD−nをRA
M12に書き込んで、当該フォンドライバPD−nを携
帯電話装置300の動作を制御するためのモデム装置2
00用プログラムとして用いる。
【0039】次いで、モデム装置200のモデム回路1
0が実行する制御処理について、図6を参照して説明す
る。なお、モデム回路10のデータの入出力処理はその
割込処理で行われる。
【0040】まず、ステップS1において、モデム回路
10は、RAM12にフォンドライバがロードされてい
るか否かを判断し、ロードされていないときはステップ
S2においてその旨をパーソナルコンピュータ100に
通知して異常終了する。一方、フォンドライバがロード
されているときは(ステップS1でYES)ステップS
3においてパーソナルコンピュータ100から選択信号
を受信したか否かを判断し、受信するまで待機する。選
択信号を受信すれば、ステップS4においてオフフック
信号及び選択信号を携帯電話装置300に送信する。す
なわち、それらのデータは、モデム回路10から、携帯
電話インターフェース15、接続コネクタCN3、接続
ケーブルCB1、接続コネクタCN4、及びICカード
インターフェース35を介してCPU20に送信されて
転送される。このとき、応答動作ステップN1に示すよ
うに、これに応答して、携帯電話装置300のCPU2
0は受信した選択信号で発呼して、相手方のモデム装置
と接続される。従って、携帯電話装置300に接続され
たモデム装置200は、相手方のモデム装置と、携帯電
話装置300の回線を介して、接続され、そして、ステ
ップS5において、モデム回路10は、相手方のモデム
装置と通信を行う。次いで、ステップS6において通信
が終了したか否かが判断され、通信終了していないとき
はステップS5の処理を繰り返す。一方、ステップS6
で通信終了しているときは、ステップS7でオンフック
信号を携帯電話装置300のCPU20に送り、これに
応答して、応答動作ステップN2において携帯電話装置
300のCPU20はオンフックして、当該制御処理を
終了する。
【0041】以上の実施の形態1においては、パーソナ
ルコンピュータ100からモデム装置200にフォンド
ライバを供給するのではなく、携帯電話装置300にフ
ォンドライバを内蔵させ、具体的には、複数N個のフォ
ンドライバPD−1乃至PD−Nを予めフォンドライバ
ROM33内に格納し、スイッチSW−nがオンされる
とそれに対応するフォンドライバPD−nをフォンドラ
イバROM33から読み出してモデム装置200内のR
AM12に送信し転送してロードすることにより、パー
ソナルコンピュータ100はモデム回路10を制御し
て、携帯電話装置300の発信処理や着信処理などの動
作を制御することができる。従って、携帯電話装置30
0を、機種の異なる携帯電話装置に変えてもフォンドラ
イバは携帯電話装置からロードするだけでよく、機種毎
のフォンドライバを持ち歩く必要が無くなるという利点
がある。
【0042】以上の実施の形態1においては、フォンド
ライバROM33内のフォンドライバは、携帯電話装置
の方式及び機種に依存して異なるフォンドライバを格納
しているが、本発明はこれに限らず、モデム装置200
の機種に応じて互いに異なる複数のフォンドライバをフ
ォンドライバROM33に格納する一方、これらのフォ
ンドライバに対応するスイッチSW−nを設けてもよ
い。これにより、ロードしたいモデム装置200の機種
に対応するスイッチSW−nをオンすることにより、こ
れに対応するフォンドライバをフォンドライバROM3
3から読み出して、モデム装置200のRAM12に送
信し転送して書き込む。この場合、モデム装置200を
交換しても携帯電話装置300にフォンドライバを内蔵
しているためモデム装置200に合ったフォンドライバ
をRAM12にロードすることができる。さらに、上記
フォンドライバは、携帯電話装置の方式及び機種に依存
して異なりかつモデム装置200に依存して異なるもの
であってもよい。
【0043】実施の形態2 図3は、本発明に係る実施の形態2である携帯電話装置
とICカード型モデム装置とパーソナルコンピュータと
を備えた通信システムの構成を示すブロック図である。
図3において、図1と同一のものについては同一の符号
を付している。この実施の形態2の通信システムは、図
1の実施の形態1と比較して、携帯電話装置300aは
キーインターフェース36及びスイッチSW−1乃至S
W−Nを備えず、フォンドライバROM33からのフォ
ンドライバPD−nの読み出し及びロードは、パーソナ
ルコンピュータ100のキーボード101を用いて指示
データを入力することにより、フォンドライバPD−n
のロード指示データを含むフォンドライバ転送要求信号
をモデム装置200のモデム回路10を介して携帯電話
装置300のCPU20に送信して転送し、これに応答
して、CPU20は、フォンドライバPD−nをフォン
ドライバROM33から読み出して、モデム装置200
のモデム回路10に送信されて転送された後、モデム回
路10は、受信されたフォンドライバPD−nをRAM
12に書き込んで、当該フォンドライバPD−nを携帯
電話装置300の動作を制御するためのモデム装置20
0用プログラムとして用いることを特徴とする。以下、
相違点について図5を参照して詳細に説明する。
【0044】図5において、パーソナルコンピュータ1
00のキーボード101を用いて、フォンドライバRO
M33内のフォンドライバPD−nを読み出してRAM
12に送信し転送してロードする指示データを入力する
ことにより、フォンドライバPD−nのロード指示デー
タを含むフォンドライバ転送要求信号を、PCインター
フェース13を介してモデム装置200のモデム回路1
0に送信して転送する。これに応答して、モデム回路1
0は、当該フォンドライバ転送要求信号を携帯電話イン
ターフェース15及びICカードインターフェース35
を介して携帯電話装置300のCPU20に送信して転
送する。これに応答してCPU20は、フォンドライバ
PD−nをフォンドライバROM33から読み出して、
ICカードインターフェース35、接続コネクタCN
4、接続ケーブルCB1、接続コネクタCN3及び携帯
電話インターフェース15を介してモデム回路10に送
信されて転送された後、モデム回路10は、受信された
フォンドライバPD−nをRAM12に書き込んで、当
該フォンドライバPD−nを携帯電話装置300の動作
を制御するためのモデム装置200用プログラムとして
用いる。
【0045】以上の実施の形態2においては、パーソナ
ルコンピュータ100からモデム装置200にフォンド
ライバを供給するのではなく、携帯電話装置300にフ
ォンドライバを内蔵させ、具体的には、複数N個のフォ
ンドライバPD−1乃至PD−Nを予めフォンドライバ
ROM33内に格納し、パーソナルコンピュータ100
のキーボード101を用いて指示データを入力すること
により、これに対応するフォンドライバPD−nの読み
出し及びロードを指示するフォンドライバ転送要求信号
をパーソナルコンピュータ100からモデム回路10を
介して携帯電話装置300のCPU20に送信して転送
し、これに応答して、それに対応するフォンドライバP
D−nをフォンドライバROM33から読み出してモデ
ム装置200内のRAM12に送信し転送してロードす
ることにより、パーソナルコンピュータ100はモデム
回路10を制御して、携帯電話装置300の発信処理や
着信処理などの動作を制御することができる。従って、
携帯電話装置300を、機種の異なる携帯電話装置に変
えてもフォンドライバは携帯電話装置からロードするだ
けでよく、機種毎のフォンドライバを持ち歩く必要が無
くなるという利点がある。
【0046】以上の実施の形態2においては、フォンド
ライバROM33内のフォンドライバは、携帯電話装置
の方式及び機種に依存して異なるフォンドライバを格納
しているが、本発明はこれに限らず、モデム装置200
の機種に応じて互いに異なる複数のフォンドライバをフ
ォンドライバROM33に格納する一方、これらのフォ
ンドライバに対応する指示データをキーボード101を
用いて入力することにより、フォンドライバ転送要求信
号を発生させてもよい。これにより、モデム装置200
の機種に対応する1つのフォンドライバPD−nを送信
して転送することを要求する特定のコードを含むフォン
ドライバ転送要求信号がパーソナルコンピュータ100
からモデム回路10を介して携帯電話装置300のCP
U20に送信されて転送され、これに応答して、これに
対応するフォンドライバをフォンドライバROM33か
ら読み出して、モデム装置200のRAM12に送信し
転送して書き込む。この場合、モデム装置200を交換
しても携帯電話装置300にフォンドライバを内蔵して
いるためモデム装置200に合ったフォンドライバをR
AM12にロードすることができる。さらに、上記フォ
ンドライバは、携帯電話装置の方式及び機種に依存して
異なりかつモデム装置200に依存して異なるものであ
ってもよい。
【0047】変形例 以上の実施の形態において、いわゆるモデムカードと呼
ばれ電話回線16を介して通信を行うICカード型モデ
ム装置200を用いているが、本発明はこれに限らず、
ICカード型のモデム装置に限定されず、机上に載置さ
れるいわゆるボックス型モデム装置であってもよい。ま
た、モデム装置は、ISDN(Integrated
Services Digital Network)
回線やDDX(Digital Data Excha
nge)回線などのディジタル通信回線を介して通信を
行ういわゆるディジタル通信カードと呼ばれる通信装置
であってもよい。
【0048】また、携帯電話装置300は、例えばパー
ソナルハンディフォンシステム(PHS)のための簡易
型携帯電話装置であってもよく、さらに、自動車電話装
置や肩掛け型電話装置などの他の種類の移動体電話装置
であってもよい。
【0049】以上の実施の形態において、EEPROM
であるフォンドライバROM33を用いているが、本発
明はこれに限らず、ROM内のデータを紫外線で消去可
能なEPROM、消去不可能なROMなどの不揮発性メ
モリであってもよい。
【0050】以上の実施の形態において、フォンドライ
バROM33内のフォンドライバPD−1乃至PD−N
は予め格納されているが、本発明はこれに限らず、フォ
ンドライバROM33内には製造時、フォンドライバの
プログラムデータを格納せず、ブランク状態であっても
よい。この場合、携帯電話装置300においてROMラ
イタ装置を備え、携帯電話装置300の製造後に、フォ
ンドライバを、パーソナルコンピュータ100からモデ
ム装置200のモデム回路10を介して携帯電話装置3
00のフォンドライバROM33に送信し転送して書き
込んでもよい。もしくは、携帯電話装置300において
ROMライタ装置を備え、携帯電話装置300の製造後
に、携帯電話装置300が通信中の相手方の携帯電話装
置のフォンドライバROMなどの記憶装置から携帯電話
の無線通信回線を介して、携帯電話装置300のフォン
ドライバROM33に送信し転送して書き込んでもよ
い。
【0051】以上の実施の形態において、携帯電話イン
ターフェース15とICカードインターフェース35と
の間のインターフェースは、例えば、RS−232Cな
どのインターフェースであってもよい。
【0052】以上の実施の形態においては、1つのファ
ンドライバを送信し転送しているが、本発明はこれに限
らず、複数のフォンドライバを送信し転送してRAM1
2に書き込むようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、第
1の発明に係る通信システムは、移動体電話装置とモデ
ム装置とを備えた通信システムであって、上記移動体電
話装置は、上記モデム装置に接続される制御装置から上
記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を制御
するためのモデム装置用プログラムデータである少なく
とも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段
と、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つの
フォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、
上記モデム装置の第2の記憶手段に転送して書き込むこ
とを指示するための転送指示を入力する第1の入力手段
と、上記第1の入力手段によって上記転送指示が入力さ
れたとき、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも
1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出
して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送
信する第1の制御手段とを備え、上記モデム装置は、少
なくとも1つのフォンドライバを記憶するための第2の
記憶手段と、上記第1の制御手段によって送信された少
なくとも1つのフォンドライバを受信して上記第2の記
憶手段に書き込んだ後、上記制御装置からの所定の制御
データに基づいて、上記第2の記憶手段に書き込まれた
フォンドライバに従って、上記移動体電話装置の動作を
制御する第2の制御手段とを備えたことを特徴とする。
これにより、上記制御装置は、モデム装置を制御して、
移動体電話装置の発信処理や着信処理などの動作を制御
することができる。従って、移動体電話装置を、例え
ば、機種の異なる移動体電話装置に変えてもフォンドラ
イバは移動体電話装置からロードするだけでよく、機種
毎のフォンドライバを持ち歩く必要が無くなるという利
点がある。
【0054】また、第2の発明に係る通信システムは、
移動体電話装置とモデム装置とを備えた通信システムで
あって、上記移動体電話装置は、上記モデム装置に接続
される制御装置から上記モデム装置を介して上記移動体
電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラ
ムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶
する第1の記憶手段と、上記モデム装置からの転送要求
信号に応答して、上記第1の記憶手段に記憶された少な
くとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から
読み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手
段に送信する第3の制御手段とを備え、上記モデム装置
は、少なくとも1つのフォンドライバを記憶するための
第2の記憶手段と、上記モデム装置に接続された制御装
置からの転送要求信号に応答して、当該転送要求信号を
上記移動体電話装置の上記第3の制御手段に送信して転
送し、これに応答して上記第3の制御手段によって送信
された少なくとも1つのフォンドライバを受信して上記
第2の記憶手段に書き込んだ後、上記制御装置からの所
定の制御データに基づいて、上記第2の記憶手段に書き
込まれたフォンドライバに従って、上記移動体電話装置
の動作を制御する第4の制御手段とを備えたことを特徴
とする。これにより、上記制御装置は、モデム装置を制
御して、移動体電話装置の発信処理や着信処理などの動
作を制御することができる。従って、移動体電話装置
を、例えば、機種の異なる移動体電話装置に変えてもフ
ォンドライバは移動体電話装置からロードするだけでよ
く、機種毎のフォンドライバを持ち歩く必要が無くなる
という利点がある。
【0055】上記通信システムにおいて、上記フォンド
ライバは、好ましくは、上記移動体電話装置の方式及び
機種毎に互いに異なるプログラムデータである。従っ
て、移動体電話装置を、方式及び機種の異なる移動体電
話装置に変えてもフォンドライバは移動体電話装置から
ロードするだけでよく、方式及び機種毎のフォンドライ
バを持ち歩く必要が無くなるという利点がある。
【0056】また、上記通信システムにおいて、上記フ
ォンドライバは、好ましくは、上記モデム装置の機種毎
に互いに異なるプログラムデータである。従って、上記
モデム装置を機種の異なるモデム装置に変えてもフォン
ドライバは移動体電話装置からロードするだけでよく、
機種毎のフォンドライバを持ち歩く必要が無くなるとい
う利点がある。
【0057】さらに、上記通信システムにおいて、上記
第1の記憶手段は、好ましくは、予め少なくとも1つの
フォンドライバを記憶した。予めフォンドライバが記憶
されているので、製造後にフォンドライバを第1の記憶
手段にロードする必要はない。
【0058】またさらに、上記通信システムにおいて、
好ましくは、上記第1の記憶手段は不揮発性記憶装置で
あり、少なくとも1つのフォンドライバは、記憶装置の
データ書込装置によって上記第1の記憶手段に書き込ま
れた。従って、データ書込装置により、フォンドライバ
を自由に書き換え可能である。
【0059】またさらに、上記通信システムにおいて、
上記移動体電話装置は、好ましくは、上記第1の記憶手
段を着脱可能に装着する装着手段をさらに備える。従っ
て、フォンドライバを記憶する第1の記憶手段を容易に
交換することができる。
【0060】第3の発明に係る通信方法は、モデム装置
に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記
移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プ
ログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバ
を記憶する第1の記憶手段を備えた移動体電話装置と、
モデム装置とを備えた通信システムにおける通信方法で
あって、入力される転送指示に応答して、少なくとも1
つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出し
て、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信
することと、上記送信された少なくとも1つのフォンド
ライバを受信して上記第2の記憶手段に書き込むことと
を含む。これにより、上記制御装置は、モデム装置を制
御して、移動体電話装置の発信処理や着信処理などの動
作を制御することができる。従って、移動体電話装置
を、例えば、機種の異なる移動体電話装置に変えてもフ
ォンドライバは移動体電話装置からロードするだけでよ
く、機種毎のフォンドライバを持ち歩く必要が無くなる
という利点がある。
【0061】第4の発明に係る通信方法は、モデム装置
に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記
移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プ
ログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバ
を記憶する第1の記憶手段を備えた移動体電話装置と、
モデム装置とを備えた通信システムにおける通信方法で
あって、上記制御装置から出力される転送要求信号を上
記モデム装置を介して上記移動体電話装置に転送するこ
とと、上記転送要求信号に応答して、少なくとも1つの
フォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、
上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信する
ことと、上記送信された少なくとも1つのフォンドライ
バを受信して上記第2の記憶手段に書き込むこととを含
む。これにより、上記制御装置は、モデム装置を制御し
て、移動体電話装置の発信処理や着信処理などの動作を
制御することができる。従って、移動体電話装置を、例
えば、機種の異なる移動体電話装置に変えてもフォンド
ライバは移動体電話装置からロードするだけでよく、機
種毎のフォンドライバを持ち歩く必要が無くなるという
利点がある。
【0062】第5の発明に係る移動体電話装置は、モデ
ム装置に接続される移動体電話装置であって、上記移動
体電話装置は、上記モデム装置に接続される制御装置か
ら上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を
制御するためのモデム装置用プログラムデータである少
なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手
段と、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つ
のフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出し
て、上記モデム装置の第2の記憶手段に転送して書き込
むことを指示するための転送指示を入力する第1の入力
手段と、上記第1の入力手段によって上記転送指示が入
力されたとき、上記第1の記憶手段に記憶された少なく
とも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読
み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段
に送信する第1の制御手段とを備えたことを特徴とす
る。これにより、上記制御装置は、モデム装置を制御し
て、移動体電話装置の発信処理や着信処理などの動作を
制御することができる。従って、移動体電話装置を、例
えば、機種の異なる移動体電話装置に変えてもフォンド
ライバは移動体電話装置からロードするだけでよく、機
種毎のフォンドライバを持ち歩く必要が無くなるという
利点がある。
【0063】第6の発明に係る移動体電話装置は、モデ
ム装置に接続される移動体電話装置であって、上記移動
体電話装置は、上記モデム装置に接続される制御装置か
ら上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を
制御するためのモデム装置用プログラムデータである少
なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手
段と、上記モデム装置からの転送要求信号に応答して、
上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォ
ンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記
モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信する第3
の制御手段とを備えたことを特徴とする。これにより、
上記制御装置は、モデム装置を制御して、移動体電話装
置の発信処理や着信処理などの動作を制御することがで
きる。従って、移動体電話装置を、例えば、機種の異な
る移動体電話装置に変えてもフォンドライバは移動体電
話装置からロードするだけでよく、機種毎のフォンドラ
イバを持ち歩く必要が無くなるという利点がある。
【0064】上記移動体電話装置において、上記フォン
ドライバは、好ましくは、上記移動体電話装置の方式及
び機種毎に互いに異なるプログラムデータである。従っ
て、移動体電話装置を、方式及び機種の異なる移動体電
話装置に変えてもフォンドライバは移動体電話装置から
ロードするだけでよく、方式及び機種毎のフォンドライ
バを持ち歩く必要が無くなるという利点がある。
【0065】また、上記移動体電話装置において、上記
フォンドライバは、好ましくは、上記モデム装置の機種
毎に互いに異なるプログラムデータである。従って、上
記モデム装置を機種の異なるモデム装置に変えてもフォ
ンドライバは移動体電話装置からロードするだけでよ
く、機種毎のフォンドライバを持ち歩く必要が無くなる
という利点がある。
【0066】さらに、上記移動体電話装置において、上
記第1の記憶手段は、好ましくは、予め少なくとも1つ
のフォンドライバを記憶した。予めフォンドライバが記
憶されているので、製造後にフォンドライバを第1の記
憶手段にロードする必要はない。
【0067】またさらに、上記移動体電話装置におい
て、好ましくは、上記第1の記憶手段は不揮発性記憶装
置であり、少なくとも1つのフォンドライバは、記憶装
置のデータ書込装置によって上記第1の記憶手段に書き
込まれた。従って、データ書込装置により、フォンドラ
イバを自由に書き換え可能である。
【0068】またさらに、上記移動体電話装置におい
て、上記移動体電話装置は、好ましくは、上記第1の記
憶手段を着脱可能に装着する装着手段をさらに備える。
従って、フォンドライバを記憶する第1の記憶手段を容
易に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態1である携帯電話装
置とICカード型モデム装置とパーソナルコンピュータ
とを備えた通信システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 図1の通信システムの構成を示す外観図であ
る。
【図3】 本発明に係る実施の形態2である携帯電話装
置とICカード型モデム装置とパーソナルコンピュータ
とを備えた通信システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図4】 実施の形態1の通信システムにおいてフォン
ドライバを転送する制御処理を示す制御フロー図であ
る。
【図5】 実施の形態2の通信システムにおいてフォン
ドライバを転送する制御処理を示す制御フロー図であ
る。
【図6】 実施の形態1及び2のICカードモデム装置
における制御処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 モデム回路、11 ROM、12 RAM、13
パーソナルコンピュータインターフェース(PCイン
ターフェース)、14 NCU回路、15 携帯電話装
置インターフェース、16 電話回線、20 CPU、
21 マイクロホン、22 スピーカ、23 変復調
器、24 送受信機、25 アンテナ、31ROM、3
2 RAM、33 フォンドライバROM、34 RO
Mライタインターフェース、35 ICカードインター
フェース、36 キーインターフェース、50 ROM
ライタ回路、51 キーボード、52 液晶ディスプレ
イ、100 パーソナルコンピュータ、101 キーボ
ード、102 CRTディスプレイ、200 ICカー
ド型モデム装置、300,300a 携帯電話装置、4
00 ROMライタ装置、CN1乃至CN6 接続コネ
クタ、SW1乃至SWN スイッチ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】また、NCU回路14には、電気通信事業
者の交換機に接続された1対の電話回線20に接続され
る。なお、携帯電話装置300を利用してパーソナルコ
ンピュータ100から通信を行うときには、パーソナル
コンピュータ100は机上で載置されず外出携帯中であ
るので、電話回線16は接続されていない。さらに、携
帯電話インターフェース15は、モデム回路10と、携
帯電話装置300との間の信号変換などのインターフェ
ース処理を実行する回路であって、接続コネクタCN
3、通信ケーブルCB1、接続コネクタCN4、及び携
帯電話装置300内のICカードインターフェース35
を介してCPU20に接続される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】例えばIC(集積回路)の形式で提供され
るモデム回路10は、パーソナルコンピュータ100か
ら接続コネクタCN2,CN1及びPCインターフェー
ス13を介して入力される制御データに応答してモデム
回路10内の制御設定処理を実行する一方、その応答デ
ータや、例えばリンギング信号(呼び出し信号)などの
NCU回路14又は携帯電話装置300からの回線制御
信号に対応した制御データをPCインターフェース13
及び接続コネクタCN1及びCN2を介してパーソナル
コンピュータ100に出力する。また、モデム回路10
は、パーソナルコンピュータ100から接続コネクタC
N2,CN1及びPCインターフェース13を介して入
力される信号データに従って搬送波信号を、例えばFS
K、PSK又はQAMなどのデジタル変調方式で変調信
号に変調して、当該変調信号を、NCU回路14を介し
て電話回線16に送信し、もしくは携帯電話インターフ
ェース15を介して携帯電話装置300に送信する一
方、モデム回路10は、電話回線16からNCU回路1
4を介して受信される変調信号、もしくは、携帯電話装
置300から携帯電話インターフェース15を介して受
信される変調信号を、信号データに復調した後、PCイ
ンターフェース13及び接続コネクタCN1,CN2を
介してパーソナルコンピュータ100に出力する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】以上の実施の形態においては、1つのフォ
ンドライバを送信し転送しているが、本発明はこれに限
らず、複数のフォンドライバを送信し転送してRAM1
2に書き込むようにしてもよい。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体電話装置とモデム装置とを備えた
    通信システムであって、 上記移動体電話装置は、 上記モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装
    置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するための
    モデム装置用プログラムデータである少なくとも1つの
    フォンドライバを記憶する第1の記憶手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォ
    ンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記
    モデム装置の第2の記憶手段に転送して書き込むことを
    指示するための転送指示を入力する第1の入力手段と、 上記第1の入力手段によって上記転送指示が入力された
    とき、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つ
    のフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出し
    て、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信
    する第1の制御手段とを備え、 上記モデム装置は、 少なくとも1つのフォンドライバを記憶するための第2
    の記憶手段と、 上記第1の制御手段によって送信された少なくとも1つ
    のフォンドライバを受信して上記第2の記憶手段に書き
    込んだ後、上記制御装置からの所定の制御データに基づ
    いて、上記第2の記憶手段に書き込まれたフォンドライ
    バに従って、上記移動体電話装置の動作を制御する第2
    の制御手段とを備えたことを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 移動体電話装置とモデム装置とを備えた
    通信システムであって、 上記移動体電話装置は、 上記モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装
    置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するための
    モデム装置用プログラムデータである少なくとも1つの
    フォンドライバを記憶する第1の記憶手段と、 上記モデム装置からの転送要求信号に応答して、上記第
    1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォンドラ
    イバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム
    装置に接続された第2の記憶手段に送信する第3の制御
    手段とを備え、 上記モデム装置は、 少なくとも1つのフォンドライバを記憶するための第2
    の記憶手段と、 上記モデム装置に接続された制御装置からの転送要求信
    号に応答して、当該転送要求信号を上記移動体電話装置
    の上記第3の制御手段に送信して転送し、これに応答し
    て上記第3の制御手段によって送信された少なくとも1
    つのフォンドライバを受信して上記第2の記憶手段に書
    き込んだ後、上記制御装置からの所定の制御データに基
    づいて、上記第2の記憶手段に書き込まれたフォンドラ
    イバに従って、上記移動体電話装置の動作を制御する第
    4の制御手段とを備えたことを特徴とする通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 上記フォンドライバは、上記移動体電話
    装置の方式及び機種毎に互いに異なるプログラムデータ
    であることを特徴とする請求項1又は2記載の通信シス
    テム。
  4. 【請求項4】 上記フォンドライバは、上記モデム装置
    の機種毎に互いに異なるプログラムデータであることを
    特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか1つに記載
    の通信システム。
  5. 【請求項5】 上記第1の記憶手段は予め少なくとも1
    つのフォンドライバを記憶したことを特徴とする請求項
    1乃至4のうちのいずれか1つに記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 上記第1の記憶手段は不揮発性記憶装置
    であり、少なくとも1つのフォンドライバは、記憶装置
    のデータ書込装置によって上記第1の記憶手段に書き込
    まれたことを特徴とする請求項1乃至5のうちのいずれ
    か1つに記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 上記移動体電話装置は、上記第1の記憶
    手段を着脱可能に装着する装着手段をさらに備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至6のうちのいずれか1つに記
    載の通信システム。
  8. 【請求項8】 モデム装置に接続される制御装置から上
    記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を制御
    するためのモデム装置用プログラムデータである少なく
    とも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段を
    備えた移動体電話装置と、モデム装置とを備えた通信シ
    ステムにおける通信方法であって、 入力される転送指示に応答して、少なくとも1つのフォ
    ンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記
    モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信すること
    と、 上記送信された少なくとも1つのフォンドライバを受信
    して上記第2の記憶手段に書き込むこととを含むことを
    特徴とする通信方法。
  9. 【請求項9】 モデム装置に接続される制御装置から上
    記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を制御
    するためのモデム装置用プログラムデータである少なく
    とも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段を
    備えた移動体電話装置と、モデム装置とを備えた通信シ
    ステムにおける通信方法であって、 上記制御装置から出力される転送要求信号を上記モデム
    装置を介して上記移動体電話装置に転送することと、 上記転送要求信号に応答して、少なくとも1つのフォン
    ドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モ
    デム装置に接続された第2の記憶手段に送信すること
    と、 上記送信された少なくとも1つのフォンドライバを受信
    して上記第2の記憶手段に書き込むこととを含むことを
    特徴とする通信方法。
  10. 【請求項10】 モデム装置に接続される移動体電話装
    置であって、 上記移動体電話装置は、 上記モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装
    置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するための
    モデム装置用プログラムデータである少なくとも1つの
    フォンドライバを記憶する第1の記憶手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォ
    ンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記
    モデム装置の第2の記憶手段に転送して書き込むことを
    指示するための転送指示を入力する第1の入力手段と、 上記第1の入力手段によって上記転送指示が入力された
    とき、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つ
    のフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出し
    て、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信
    する第1の制御手段とを備えたことを特徴とする移動体
    電話装置。
  11. 【請求項11】 モデム装置に接続される移動体電話装
    置であって、 上記移動体電話装置は、 上記モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装
    置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するための
    モデム装置用プログラムデータである少なくとも1つの
    フォンドライバを記憶する第1の記憶手段と、 上記モデム装置からの転送要求信号に応答して、上記第
    1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォンドラ
    イバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム
    装置に接続された第2の記憶手段に送信する第3の制御
    手段とを備えたことを特徴とする移動体電話装置。
  12. 【請求項12】 上記フォンドライバは、上記移動体電
    話装置の方式及び機種毎に互いに異なるプログラムデー
    タであることを特徴とする請求項10又は11記載の移
    動体電話装置。
  13. 【請求項13】 上記フォンドライバは、上記モデム装
    置の機種毎に互いに異なるプログラムデータであること
    を特徴とする請求項10乃至12のうちのいずれか1つ
    に記載の移動体電話装置。
  14. 【請求項14】 上記第1の記憶手段は予め少なくとも
    1つのフォンドライバを記憶したことを特徴とする請求
    項10乃至13のうちのいずれか1つに記載の移動体電
    話装置。
  15. 【請求項15】 上記第1の記憶手段は不揮発性記憶装
    置であり、少なくとも1つのフォンドライバは、記憶装
    置のデータ書込装置によって上記第1の記憶手段に書き
    込まれたことを特徴とする請求項10乃至14のうちの
    いずれか1つに記載の移動体電話装置。
  16. 【請求項16】 上記移動体電話装置は、上記第1の記
    憶手段を着脱可能に装着する装着手段をさらに備えたこ
    とを特徴とする請求項10乃至15のうちのいずれか1
    つに記載の移動体電話装置。
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