JPH09223002A - プログラミング支援装置および方法 - Google Patents
プログラミング支援装置および方法Info
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- JPH09223002A JPH09223002A JP8031675A JP3167596A JPH09223002A JP H09223002 A JPH09223002 A JP H09223002A JP 8031675 A JP8031675 A JP 8031675A JP 3167596 A JP3167596 A JP 3167596A JP H09223002 A JPH09223002 A JP H09223002A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- file type
- data
- function
- executable
- predetermined function
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- Pending
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- Devices For Executing Special Programs (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 機能アイコンを用いてプログラミングした
り、情報処理を実行したりする際に、機能オブジェクト
が実行可能なファイルタイプに留意しないで済むように
する。 【解決手段】 処理対象のデータ・オブジェクト124
aが処理不可能なファイルタイプの場合には、ソフトウ
ェア・プラットフォーム130のファイルタイプ変換・
逆変換部133がデータ・オブジェクトを処理可能なフ
ァイルタイプに変換する。変換されたデータ・オブジェ
クトは機能オブジェクト・プロセス131で実行され、
実行後のデータ・オブジェクトはファイルタイプ変換・
逆変換部133により元のファイルタイプに変換され
る。
り、情報処理を実行したりする際に、機能オブジェクト
が実行可能なファイルタイプに留意しないで済むように
する。 【解決手段】 処理対象のデータ・オブジェクト124
aが処理不可能なファイルタイプの場合には、ソフトウ
ェア・プラットフォーム130のファイルタイプ変換・
逆変換部133がデータ・オブジェクトを処理可能なフ
ァイルタイプに変換する。変換されたデータ・オブジェ
クトは機能オブジェクト・プロセス131で実行され、
実行後のデータ・オブジェクトはファイルタイプ変換・
逆変換部133により元のファイルタイプに変換され
る。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、アイコン等のグ
ラフィカル・シンボルを用いて機能をグラフィカルに表
示し、アイコン等を操作してプログラミングを行った
り、情報の処理を行うプログラミング支援装置および方
法に関し、とくに処理対処の情報のタイプに注意を払わ
ないですむようにしたものである。
ラフィカル・シンボルを用いて機能をグラフィカルに表
示し、アイコン等を操作してプログラミングを行った
り、情報の処理を行うプログラミング支援装置および方
法に関し、とくに処理対処の情報のタイプに注意を払わ
ないですむようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】プログラムを必要とする人がプログラム
を直接に開発する場合には、その必要性または意図に合
致したプログラムを開発することができ、またその開発
も速やかに行われる。しかしプログラミングを職業とし
ない一般ユーザがプログラムを開発することは通常では
困難である。したがってこのような一般ユーザに対し、
プログラミングに類似した操作、すなわち既存の複数の
機能(ソフトウェア・コンポーネント)を組み合わせる
ことにより新しい機能を作り出す操作環境を提供するこ
とが提案されていた。たとえば、機能を視覚的に表示し
た図形要素の間を結線することにより、機能を合成する
ことが提案されていた(特開平7−56725号公報、
特開平7−191840号公報、特開平6−12250
号公報)。
を直接に開発する場合には、その必要性または意図に合
致したプログラムを開発することができ、またその開発
も速やかに行われる。しかしプログラミングを職業とし
ない一般ユーザがプログラムを開発することは通常では
困難である。したがってこのような一般ユーザに対し、
プログラミングに類似した操作、すなわち既存の複数の
機能(ソフトウェア・コンポーネント)を組み合わせる
ことにより新しい機能を作り出す操作環境を提供するこ
とが提案されていた。たとえば、機能を視覚的に表示し
た図形要素の間を結線することにより、機能を合成する
ことが提案されていた(特開平7−56725号公報、
特開平7−191840号公報、特開平6−12250
号公報)。
【0003】ところで、機能(ソフトウェア・コンポー
ネント)はどのような処理対象の情報でも処理可能なも
のばかりでなく、特定のファイルタイプのものしか処理
できないものもある。一般ユーザは、処理可能なファイ
ルタイプ等に通常留意することがないから、合成した機
能を構成する要素機能の少なくとも1つが処理不可能な
処理対象を処理させた場合、その処理不可能な機能にお
いて異常が生じるおそれがある。
ネント)はどのような処理対象の情報でも処理可能なも
のばかりでなく、特定のファイルタイプのものしか処理
できないものもある。一般ユーザは、処理可能なファイ
ルタイプ等に通常留意することがないから、合成した機
能を構成する要素機能の少なくとも1つが処理不可能な
処理対象を処理させた場合、その処理不可能な機能にお
いて異常が生じるおそれがある。
【0004】また、要素機能(ソフトウェア・コンポー
ネント)には既製のもののほか、ユーザ自体が設計・開
発したものもある。そしてその設計・開発は、当該ソフ
トウェア・コンポーネントがどのようなファイルタイプ
の情報を処理する可能性があるかを考慮して行わなけれ
ばならない。しかし、職業的なプログラマでない一般ユ
ーザが、処理する可能性のあるすべての情報を考慮しな
がら、種々の例外処理を行いつつ、ソフトウェア・コン
ポーネントを設計・開発しなければならないとすると、
その負担が極めて大きくなってしまう。
ネント)には既製のもののほか、ユーザ自体が設計・開
発したものもある。そしてその設計・開発は、当該ソフ
トウェア・コンポーネントがどのようなファイルタイプ
の情報を処理する可能性があるかを考慮して行わなけれ
ばならない。しかし、職業的なプログラマでない一般ユ
ーザが、処理する可能性のあるすべての情報を考慮しな
がら、種々の例外処理を行いつつ、ソフトウェア・コン
ポーネントを設計・開発しなければならないとすると、
その負担が極めて大きくなってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、以上の事
情を考慮してなされたものであり、アイコン等のグラフ
ィカル・シンボルを用いて機能をグラフィカルに表示
し、アイコン等を操作してプログラミングを行ったり、
情報の処理を行う際に、処理可能な対象はなにかを留意
する必要なしに、処理を実行できるようにし、また、要
素機能であるソフトウェア・コンポーネントを開発する
際にもそのような配慮を不要にすることを目的としてい
る。
情を考慮してなされたものであり、アイコン等のグラフ
ィカル・シンボルを用いて機能をグラフィカルに表示
し、アイコン等を操作してプログラミングを行ったり、
情報の処理を行う際に、処理可能な対象はなにかを留意
する必要なしに、処理を実行できるようにし、また、要
素機能であるソフトウェア・コンポーネントを開発する
際にもそのような配慮を不要にすることを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、以上
の目的を達成するために、プログラミング支援装置に、
複数の機能を表示画面領域上にそれぞれ表示オブジェク
トとして表示する表示手段と、上記表示画面領域を用い
た対話的な操作に基づいて上記複数の機能の実行順番を
決定する手段と、上記実行順番に基づいて上記複数の機
能を実行する手段と、上記機能の各々について実行可能
なファイルタイプを記憶する手段と、所定の機能を、上
記所定の機能が実行可能でないファイルタイプのデータ
について実行するように指示されたときに、上記実行可
能でないファイルタイプのデータを実行可能なファイル
タイプのデータに変換する手段と、変換後の実行可能な
ファイルタイプのデータについて上記所定の機能を実行
する手段とを設けるようにしている。
の目的を達成するために、プログラミング支援装置に、
複数の機能を表示画面領域上にそれぞれ表示オブジェク
トとして表示する表示手段と、上記表示画面領域を用い
た対話的な操作に基づいて上記複数の機能の実行順番を
決定する手段と、上記実行順番に基づいて上記複数の機
能を実行する手段と、上記機能の各々について実行可能
なファイルタイプを記憶する手段と、所定の機能を、上
記所定の機能が実行可能でないファイルタイプのデータ
について実行するように指示されたときに、上記実行可
能でないファイルタイプのデータを実行可能なファイル
タイプのデータに変換する手段と、変換後の実行可能な
ファイルタイプのデータについて上記所定の機能を実行
する手段とを設けるようにしている。
【0007】この構成によれば、機能が実行できないフ
ァイルタイプのデータでも、自動的に変換して、ユーザ
は処理対象のファイルタイプについて何等配慮をする必
要がなくなる。
ァイルタイプのデータでも、自動的に変換して、ユーザ
は処理対象のファイルタイプについて何等配慮をする必
要がなくなる。
【0008】この構成においては、上記変換する手段
が、上記所定の機能が実行不可能なファイルタイプのデ
ータを、上記所定の機能が実行可能なファイルタイプの
データに変換できないときに、上記所定の機能による上
記データの実行を中止する手段を有するようにしてもよ
い。
が、上記所定の機能が実行不可能なファイルタイプのデ
ータを、上記所定の機能が実行可能なファイルタイプの
データに変換できないときに、上記所定の機能による上
記データの実行を中止する手段を有するようにしてもよ
い。
【0009】このようにすれば、たとえ、実行可能なフ
ァイルタイプへの変換が行えない場合でも、機能の実行
を未然に中止するため、実行できないファイルタイプの
データを実行したことにより異常が発生するのを防止で
きる。
ァイルタイプへの変換が行えない場合でも、機能の実行
を未然に中止するため、実行できないファイルタイプの
データを実行したことにより異常が発生するのを防止で
きる。
【0010】また、この構成においては、上記所定の機
能を実行された、上記変換後の実行可能なファイルタイ
プのデータを、上記所定の機能が元の実行不可能なファ
イルタイプのデータに変換する手段とを有するようにし
てもよい。
能を実行された、上記変換後の実行可能なファイルタイ
プのデータを、上記所定の機能が元の実行不可能なファ
イルタイプのデータに変換する手段とを有するようにし
てもよい。
【0011】このようにすれば、見かけ上、オリジナル
のデータのファイルタイプを維持したままで、所定の機
能を実行したことになる。
のデータのファイルタイプを維持したままで、所定の機
能を実行したことになる。
【0012】また、この発明によれば、上述の目的を達
成するために、プログラミング支援方法において、複数
の機能を表示画面領域上にそれぞれ表示オブジェクトと
して表示するステップと、上記表示画面領域を用いた対
話的な操作に基づいて上記複数の機能の実行順番を決定
するステップと、上記実行順番に基づいて上記複数の機
能を実行するステップと、上記機能の各々について実行
可能なファイルタイプを記憶するステップと、所定の機
能を、上記所定の機能が実行可能でないファイルタイプ
のデータについて実行するように指示されたときに、上
記実行可能でないファイルタイプのデータを実行可能な
ファイルタイプのデータに変換するステップと、変換後
の実行可能なファイルタイプのデータについて上記所定
の機能を実行するステップとを実行するようにしてい
る。
成するために、プログラミング支援方法において、複数
の機能を表示画面領域上にそれぞれ表示オブジェクトと
して表示するステップと、上記表示画面領域を用いた対
話的な操作に基づいて上記複数の機能の実行順番を決定
するステップと、上記実行順番に基づいて上記複数の機
能を実行するステップと、上記機能の各々について実行
可能なファイルタイプを記憶するステップと、所定の機
能を、上記所定の機能が実行可能でないファイルタイプ
のデータについて実行するように指示されたときに、上
記実行可能でないファイルタイプのデータを実行可能な
ファイルタイプのデータに変換するステップと、変換後
の実行可能なファイルタイプのデータについて上記所定
の機能を実行するステップとを実行するようにしてい
る。
【0013】また、この発明によれば、プログラミング
支援用プログラム製品を、複数の機能を表示画面領域上
にそれぞれ表示オブジェクトとして表示するステップ
と、上記表示画面領域を用いた対話的な操作に基づいて
上記複数の機能の実行順番を決定するステップと、上記
実行順番に基づいて上記複数の機能を実行するステップ
と、上記機能の各々について実行可能なファイルタイプ
を記憶するステップと、所定の機能を、上記所定の機能
が実行可能でないファイルタイプのデータについて実行
するように指示されたときに、上記実行可能でないファ
イルタイプのデータを実行可能なファイルタイプのデー
タに変換するステップと、変換後の実行可能なファイル
タイプのデータについて上記所定の機能を実行するステ
ップとをコンピュータに実行させるのに用いるようにし
ている。
支援用プログラム製品を、複数の機能を表示画面領域上
にそれぞれ表示オブジェクトとして表示するステップ
と、上記表示画面領域を用いた対話的な操作に基づいて
上記複数の機能の実行順番を決定するステップと、上記
実行順番に基づいて上記複数の機能を実行するステップ
と、上記機能の各々について実行可能なファイルタイプ
を記憶するステップと、所定の機能を、上記所定の機能
が実行可能でないファイルタイプのデータについて実行
するように指示されたときに、上記実行可能でないファ
イルタイプのデータを実行可能なファイルタイプのデー
タに変換するステップと、変換後の実行可能なファイル
タイプのデータについて上記所定の機能を実行するステ
ップとをコンピュータに実行させるのに用いるようにし
ている。
【0014】また、この発明によれば、上述の目的を達
成するために、情報処理装置に、複数の機能を表示画面
領域上にそれぞれ表示オブジェクトとして表示する表示
手段と、上記表示画面領域を用いた対話的な操作に基づ
いて上記複数の機能の実行順番を決定する手段と、上記
実行順番に基づいて上記複数の機能を実行する手段と、
上記機能の各々について実行可能なファイルタイプを記
憶する手段と、所定の機能を、上記所定の機能が実行可
能でないファイルタイプのデータについて実行するよう
に指示されたときに、上記実行可能でないファイルタイ
プのデータを実行可能なファイルタイプのデータに変換
する手段と、変換後の実行可能なファイルタイプのデー
タについて上記所定の機能を実行する手段とを設けるよ
うにしている。
成するために、情報処理装置に、複数の機能を表示画面
領域上にそれぞれ表示オブジェクトとして表示する表示
手段と、上記表示画面領域を用いた対話的な操作に基づ
いて上記複数の機能の実行順番を決定する手段と、上記
実行順番に基づいて上記複数の機能を実行する手段と、
上記機能の各々について実行可能なファイルタイプを記
憶する手段と、所定の機能を、上記所定の機能が実行可
能でないファイルタイプのデータについて実行するよう
に指示されたときに、上記実行可能でないファイルタイ
プのデータを実行可能なファイルタイプのデータに変換
する手段と、変換後の実行可能なファイルタイプのデー
タについて上記所定の機能を実行する手段とを設けるよ
うにしている。
【0015】また、この発明によれば、上述の目的を達
成するために、情報処理装置に、機能を表示画面領域上
に表示オブジェクトとして表示する表示手段と、上記機
能について実行可能なファイルタイプを記憶する手段
と、上記機能を、上記機能が実行可能でないファイルタ
イプのデータについて実行するように指示されたとき
に、上記実行可能でないファイルタイプのデータを実行
可能なファイルタイプのデータに変換する手段と、変換
後の実行可能なファイルタイプのデータについて上記機
能を実行する手段と、上記機能を実行された、上記変換
後の実行可能なファイルタイプのデータを、上記機能が
実行不可能なファイルタイプのデータに変換する手段と
を設けるようにしている。
成するために、情報処理装置に、機能を表示画面領域上
に表示オブジェクトとして表示する表示手段と、上記機
能について実行可能なファイルタイプを記憶する手段
と、上記機能を、上記機能が実行可能でないファイルタ
イプのデータについて実行するように指示されたとき
に、上記実行可能でないファイルタイプのデータを実行
可能なファイルタイプのデータに変換する手段と、変換
後の実行可能なファイルタイプのデータについて上記機
能を実行する手段と、上記機能を実行された、上記変換
後の実行可能なファイルタイプのデータを、上記機能が
実行不可能なファイルタイプのデータに変換する手段と
を設けるようにしている。
【0016】
【発明の実施の態様】以下、この発明の実施例について
図面を参照しながら説明する。図1は、この発明のプロ
グラミング支援装置が実装される環境を示す図であり、
この図において、プログラミング支援装置100はコン
ピュータ101上で実行されるプログラミング支援用プ
ログラム102として実現されている。コンピュータ1
01は外部記憶装置103、ディスプレイ104、その
他のハードウェア105等を具備している。またコンピ
ュータ101には入出力制御システム106、オペレー
ティング・システム107およびウインドウ管理システ
ム108がインストールされている。
図面を参照しながら説明する。図1は、この発明のプロ
グラミング支援装置が実装される環境を示す図であり、
この図において、プログラミング支援装置100はコン
ピュータ101上で実行されるプログラミング支援用プ
ログラム102として実現されている。コンピュータ1
01は外部記憶装置103、ディスプレイ104、その
他のハードウェア105等を具備している。またコンピ
ュータ101には入出力制御システム106、オペレー
ティング・システム107およびウインドウ管理システ
ム108がインストールされている。
【0017】プログラミング支援装置100において
は、機能(プログラム)、データおよびデータ・機能の
複合物(たとえばディレクトリ)をオブジェクトとして
扱う。オブジェクトは対応する矩形のアイコン(絵文
字)によりディスプレイ・ウインドウ上に表示される。
オブジェクトのアイコンをダブルクリック(カーソルを
アイコン内部に配置しマウス装置のボタンを2度押す)
すると、オブジェクトが持つ内容を可視化することがで
きる。例えば、オブジェクトがドキュメントであればそ
の内容が表示され、オブジェクトがディレクトリであれ
ば、そのオブジェクトの直下の要素である他のオブジェ
クトのアイコンの一覧が表示される。
は、機能(プログラム)、データおよびデータ・機能の
複合物(たとえばディレクトリ)をオブジェクトとして
扱う。オブジェクトは対応する矩形のアイコン(絵文
字)によりディスプレイ・ウインドウ上に表示される。
オブジェクトのアイコンをダブルクリック(カーソルを
アイコン内部に配置しマウス装置のボタンを2度押す)
すると、オブジェクトが持つ内容を可視化することがで
きる。例えば、オブジェクトがドキュメントであればそ
の内容が表示され、オブジェクトがディレクトリであれ
ば、そのオブジェクトの直下の要素である他のオブジェ
クトのアイコンの一覧が表示される。
【0018】またデータのオブジェクトに対し所定の機
能を実行させるには、データのオブジェクトのアイコン
を、当該機能のアイコンまで移動させオーバーラップさ
せる。すなわち、マウス装置のカーソルをデータのオブ
ジェクトのアイコン内部に移動させ、そののちマウス装
置のボタンを押圧操作したままマウス装置を移動駆動し
(ドラッグ)、カーソルを機能のアイコンの内部まで移
動させ、ボタンの押圧操作を解除する(ドロップ)。こ
のようにすると図2に示すように、そのデータに対して
当該機能が実行される。機能の実行が終了すると、結果
ボックスが現れて、これをクリックすることにより処理
の結果が表示される。
能を実行させるには、データのオブジェクトのアイコン
を、当該機能のアイコンまで移動させオーバーラップさ
せる。すなわち、マウス装置のカーソルをデータのオブ
ジェクトのアイコン内部に移動させ、そののちマウス装
置のボタンを押圧操作したままマウス装置を移動駆動し
(ドラッグ)、カーソルを機能のアイコンの内部まで移
動させ、ボタンの押圧操作を解除する(ドロップ)。こ
のようにすると図2に示すように、そのデータに対して
当該機能が実行される。機能の実行が終了すると、結果
ボックスが現れて、これをクリックすることにより処理
の結果が表示される。
【0019】図3は図1のプログラミング支援装置10
0の機能的のブロックを示すものであり、プログラミン
グ支援装置100は対話管理部121、アイコン配置情
報記憶部122、実行制御部123およびオブジェクト
群記憶部124からなっている。
0の機能的のブロックを示すものであり、プログラミン
グ支援装置100は対話管理部121、アイコン配置情
報記憶部122、実行制御部123およびオブジェクト
群記憶部124からなっている。
【0020】対話管理部121はユーザのマウス装置お
よびキーボードの操作を認識し、アイコンの位置の変
更、アイコンの追加等を行う。アイコン配置情報記憶部
122はその時々のアイコンの配置を記憶しており、か
つ各アイコンに対応するオブジェクト(オブジェクト群
記憶部124に記憶されている)を特定する情報も記憶
している。対話管理部121がアイコンの位置の変更を
認識した場合には、それに応じてアイコン配置情報記憶
部122中の対応する記憶内容が更新される。実行制御
部123はアイコン配置情報記憶部122のアイコンの
配置情報に基づいてアイコンに対応する機能の実行順序
を決定し、それとともにアイコンに対応する機能のオブ
ジェクトをオブジェクト群記憶部124から取り出し、
そのオブジェクトを実行する。
よびキーボードの操作を認識し、アイコンの位置の変
更、アイコンの追加等を行う。アイコン配置情報記憶部
122はその時々のアイコンの配置を記憶しており、か
つ各アイコンに対応するオブジェクト(オブジェクト群
記憶部124に記憶されている)を特定する情報も記憶
している。対話管理部121がアイコンの位置の変更を
認識した場合には、それに応じてアイコン配置情報記憶
部122中の対応する記憶内容が更新される。実行制御
部123はアイコン配置情報記憶部122のアイコンの
配置情報に基づいてアイコンに対応する機能の実行順序
を決定し、それとともにアイコンに対応する機能のオブ
ジェクトをオブジェクト群記憶部124から取り出し、
そのオブジェクトを実行する。
【0021】実行制御部123はつぎの規則に従ってア
イコンに対応する機能を実行する。 1のアイコンの右辺に他のアイコンの左辺が接触する
ときには、当該1のアイコンの機能の実行に続けて当該
他のアイコンの機能が実行される。 1のアイコンの下辺に他のアイコンの上辺が接触する
ときには、当該1のアイコンに続けて当該他のアイコン
の機能が実行される。
イコンに対応する機能を実行する。 1のアイコンの右辺に他のアイコンの左辺が接触する
ときには、当該1のアイコンの機能の実行に続けて当該
他のアイコンの機能が実行される。 1のアイコンの下辺に他のアイコンの上辺が接触する
ときには、当該1のアイコンに続けて当該他のアイコン
の機能が実行される。
【0022】図4はこの実施例の動作を説明するもので
あり、この図において、まず初めに処理対象が指定され
る(S100)。具体的には、処理対象のアイコンのド
ラッグを開始する。つぎに起点の機能を指定する(S1
01)。具体的には処理対象のアイコンを起点となる機
能のアイコン上でドロップする。これに応じて、起点の
機能を、実行すべき機能として登録する(S102)。
つぎに、実行すべき機能を実行し、さらに、そのつぎに
実行すべき機能を探索する(S103、S104)。つ
ぎに実行すべき機能があるときには、ステップS103
に戻り動作を繰り返す(S105)。また実行すべき機
能がない場合には動作を終了する。
あり、この図において、まず初めに処理対象が指定され
る(S100)。具体的には、処理対象のアイコンのド
ラッグを開始する。つぎに起点の機能を指定する(S1
01)。具体的には処理対象のアイコンを起点となる機
能のアイコン上でドロップする。これに応じて、起点の
機能を、実行すべき機能として登録する(S102)。
つぎに、実行すべき機能を実行し、さらに、そのつぎに
実行すべき機能を探索する(S103、S104)。つ
ぎに実行すべき機能があるときには、ステップS103
に戻り動作を繰り返す(S105)。また実行すべき機
能がない場合には動作を終了する。
【0023】図5は図4のステップ104の動作を詳細
に示すもので、この図において、すべてのアイコンにつ
いて、当該アイコンの左辺または上辺に、現在実行中の
(あるいは実行が終了したばかりの)機能のアイコンが
接しているかどうかをチェックする(S110、S11
1、S112)。接しているアイコンがあるときにはそ
のアイコンに対応する機能を返す(S113)。そして
図4のステップS103においてその機能が実行され
る。他方、接しているアイコンがないときには動作を終
了する(S114)。
に示すもので、この図において、すべてのアイコンにつ
いて、当該アイコンの左辺または上辺に、現在実行中の
(あるいは実行が終了したばかりの)機能のアイコンが
接しているかどうかをチェックする(S110、S11
1、S112)。接しているアイコンがあるときにはそ
のアイコンに対応する機能を返す(S113)。そして
図4のステップS103においてその機能が実行され
る。他方、接しているアイコンがないときには動作を終
了する(S114)。
【0024】図6はこの実施例の基本的なプログラミン
グ態様を示すもので、この図では、複数のたとえば3つ
の機能アイコンを接触状態で横に並べ、当該複数の機能
を組み合わせ、プログラミングを行っている。この場合
に、一番左の機能アイコンにデータファイルのアイコン
をドラッグ・アンド・ドロップ処理すると(A)、まず
一番左の機能アイコンの機能がデータファイルに対して
実行され、その出力を2番目の機能アイコンの機能に渡
し(B〜C)、当該2番目の機能アイコンの機能がその
出力に対して実行され、その出力が最後の機能アイコン
の機能に渡される(C〜D)。この最後の機能アイコン
の機能が当該出力に対して実行されると最終的なデータ
が得られる(D)。最終的なデータが得られたときには
結果を代表するボックスが表示され(E)、このボック
スをクリック処理することにより、最終的なデータが表
示される。
グ態様を示すもので、この図では、複数のたとえば3つ
の機能アイコンを接触状態で横に並べ、当該複数の機能
を組み合わせ、プログラミングを行っている。この場合
に、一番左の機能アイコンにデータファイルのアイコン
をドラッグ・アンド・ドロップ処理すると(A)、まず
一番左の機能アイコンの機能がデータファイルに対して
実行され、その出力を2番目の機能アイコンの機能に渡
し(B〜C)、当該2番目の機能アイコンの機能がその
出力に対して実行され、その出力が最後の機能アイコン
の機能に渡される(C〜D)。この最後の機能アイコン
の機能が当該出力に対して実行されると最終的なデータ
が得られる(D)。最終的なデータが得られたときには
結果を代表するボックスが表示され(E)、このボック
スをクリック処理することにより、最終的なデータが表
示される。
【0025】図6の例では、アイコンの並びを右から左
としたが、上から下としても同様に処理の流れを制御で
きる。また右から左の並びと上から下への並びとを併せ
て用いてもよい。
としたが、上から下としても同様に処理の流れを制御で
きる。また右から左の並びと上から下への並びとを併せ
て用いてもよい。
【0026】図7は実行制御部123の構成を示すもの
であり、実行制御部123はソフトウェア・プラットフ
ォーム130と機能オブジェクト・プロセス131から
なっている。ソフトウェア・プラットフォーム130
は、属性記憶部132、ファイルタイプ変換部133お
よび実行中止部134を有している。属性記憶部132
は、自らは属性を保持していない機能オブジェクト12
4bの属性を記憶する。ファイルタイプ変換・逆変換部
133は、データ・オブジェクト124aのファイルタ
イプの変換が必要な場合に、その変換を行い、また変換
後のデータを逆変換して元に戻す。実行中止部134
は、ファイルタイプの変換が必要な場合でありながらそ
の変換が不可能な場合に機能オブジェクト・プロセス1
31に対して実行の中止を行わせる。ソフトウェア・プ
ロセス131はオブジェクト群記憶部124の機能オブ
ジェクト124bを用いて生成する。
であり、実行制御部123はソフトウェア・プラットフ
ォーム130と機能オブジェクト・プロセス131から
なっている。ソフトウェア・プラットフォーム130
は、属性記憶部132、ファイルタイプ変換部133お
よび実行中止部134を有している。属性記憶部132
は、自らは属性を保持していない機能オブジェクト12
4bの属性を記憶する。ファイルタイプ変換・逆変換部
133は、データ・オブジェクト124aのファイルタ
イプの変換が必要な場合に、その変換を行い、また変換
後のデータを逆変換して元に戻す。実行中止部134
は、ファイルタイプの変換が必要な場合でありながらそ
の変換が不可能な場合に機能オブジェクト・プロセス1
31に対して実行の中止を行わせる。ソフトウェア・プ
ロセス131はオブジェクト群記憶部124の機能オブ
ジェクト124bを用いて生成する。
【0027】データ・オブジェクト124aに対して機
能オブジェクト124bが実行される場合、機能オブジ
ェクト124bの識別子に基づいて属性記憶部132が
アクセスされファイルタイプの属性が取り出され、これ
がファイルタイプ変換部133に供給される。ファイル
タイプの属性は当該機能オブジェクト124bが実行可
能なデータのファイルタイプを特定するものである。機
能オブジェクト124b自体が属性データを持っている
ときには、この属性データのうちのファイルタイプの属
性をファイルタイプ変換部133に送る。
能オブジェクト124bが実行される場合、機能オブジ
ェクト124bの識別子に基づいて属性記憶部132が
アクセスされファイルタイプの属性が取り出され、これ
がファイルタイプ変換部133に供給される。ファイル
タイプの属性は当該機能オブジェクト124bが実行可
能なデータのファイルタイプを特定するものである。機
能オブジェクト124b自体が属性データを持っている
ときには、この属性データのうちのファイルタイプの属
性をファイルタイプ変換部133に送る。
【0028】データ.オブジェクト124aはファイル
タイプ変換・逆変換部133に送られる。ファイルタイ
プ変換・逆変換部133は、データ・オブジェクトのフ
ァイルタイプが機能オブジェクトの実行可能ファイルタ
イプかどうかをチェックし、実行可能ファイルタイプの
場合にはそのまま機能オブジェクト・プロセス130に
データ・オブジェクトを渡す。他方、データ・オブジェ
クトが機能オブジェクトの実行可能ファイルタイプでな
い場合には実行可能ファイルタイプへの変換を試みる。
変換できた場合には、変換したデータ・オブジェクトを
機能オブジェクト・プロセスに渡す。変換できなかった
ときには、変換不能を実行中止部134に通知して、機
能オブジェクト・プロセス131の実行を中止させる。
タイプ変換・逆変換部133に送られる。ファイルタイ
プ変換・逆変換部133は、データ・オブジェクトのフ
ァイルタイプが機能オブジェクトの実行可能ファイルタ
イプかどうかをチェックし、実行可能ファイルタイプの
場合にはそのまま機能オブジェクト・プロセス130に
データ・オブジェクトを渡す。他方、データ・オブジェ
クトが機能オブジェクトの実行可能ファイルタイプでな
い場合には実行可能ファイルタイプへの変換を試みる。
変換できた場合には、変換したデータ・オブジェクトを
機能オブジェクト・プロセスに渡す。変換できなかった
ときには、変換不能を実行中止部134に通知して、機
能オブジェクト・プロセス131の実行を中止させる。
【0029】機能オブジェクト・プロセス131で実行
されたデータはファイルタイプ変換・逆変換部133を
介してオブジェクト群記憶部124に戻される。この
際、ファイルタイプが変更されている場合にはファイル
タイプ変換・逆変換部133で逆変換されもとのファイ
ルタイプを持つようにする。
されたデータはファイルタイプ変換・逆変換部133を
介してオブジェクト群記憶部124に戻される。この
際、ファイルタイプが変更されている場合にはファイル
タイプ変換・逆変換部133で逆変換されもとのファイ
ルタイプを持つようにする。
【0030】以上説明したように、この実施例では、処
理が中断した場合にも、ユーザは最初から実行する必要
がなく、所望の起点の機能オブジェクトから処理を再開
することができる。また、複数の処理が中断している場
合にも、所望の処理だけを所望の経過時点から再開させ
ることができる。また再開するかどうかもユーザが任意
に決定できる。
理が中断した場合にも、ユーザは最初から実行する必要
がなく、所望の起点の機能オブジェクトから処理を再開
することができる。また、複数の処理が中断している場
合にも、所望の処理だけを所望の経過時点から再開させ
ることができる。また再開するかどうかもユーザが任意
に決定できる。
【0031】図8は、オブジェクト群記憶部124に記
憶されているオブジェクトのクラス階層の一部示す。T
Modelが一番上の階層である。Tdirはディレク
トリを示し、TOrderedDirは順序づけが可能
なディレクトリを示す。TFileはファイルを示す。
TFatfileは実際は複数ファイルからなるが,こ
のシステム上では1つのファイル・オブジェクトとして
扱われるファイルを示す.THookは例えば実行可能
ファイル、属性ファイル、アイコン・ファイルからなる
ファイル・オブジェクトである。TNeatFileは
通常の1つのファイルである。TAttiribute
Onlyは属性だけのファイルである。TRefere
nceはポインタという属性だけのファイルである。T
RegisteredFileはプログラムの実行に関
連づけられた1つのファイルである。TExecuta
bleは実行可能ファイルである。
憶されているオブジェクトのクラス階層の一部示す。T
Modelが一番上の階層である。Tdirはディレク
トリを示し、TOrderedDirは順序づけが可能
なディレクトリを示す。TFileはファイルを示す。
TFatfileは実際は複数ファイルからなるが,こ
のシステム上では1つのファイル・オブジェクトとして
扱われるファイルを示す.THookは例えば実行可能
ファイル、属性ファイル、アイコン・ファイルからなる
ファイル・オブジェクトである。TNeatFileは
通常の1つのファイルである。TAttiribute
Onlyは属性だけのファイルである。TRefere
nceはポインタという属性だけのファイルである。T
RegisteredFileはプログラムの実行に関
連づけられた1つのファイルである。TExecuta
bleは実行可能ファイルである。
【0032】以上のクラスのうち、TOrderDi
r、TFatfile、TAttributeOnly
は、自ら属性を保持している。他のクラスのものは属性
を保持していないので、ソフトウェア・プラットフォー
ム130の属性記憶部132が属性を保持する。例え
ば、TExecutableは属性を保持していないの
で、ソフトウェア・プラットフォーム130自体がその
実行可能なファイルタイプはTRegisteredf
ileのみであると判別する。
r、TFatfile、TAttributeOnly
は、自ら属性を保持している。他のクラスのものは属性
を保持していないので、ソフトウェア・プラットフォー
ム130の属性記憶部132が属性を保持する。例え
ば、TExecutableは属性を保持していないの
で、ソフトウェア・プラットフォーム130自体がその
実行可能なファイルタイプはTRegisteredf
ileのみであると判別する。
【0033】実行可能なファイルタイプ属性で処理対象
として指定できる種類には、例えばつぎのものがある。 ANYTHING:すべてのデータ・オブジェクトを
そのまま入力可能であることを示す。 FILE:TRegisteredFileのデータ
・オブジェクトおよびTUnknownのデータ・オブ
ジェクトのみを受け付けることを示す。 DIR:TDirのデータ・オブジェクトを受け付け
ることを示す。 ATTRIBUTE:データ・オブジェクト属性を保
持しているデータ・オブジェクトすなわちTOrder
Dir、TFatfile、TAttributeOn
lyのみを受け付けることを示す。 クラス名指定:属性値として,クラス名そのものを指
定する。クラス名指定の場合に限り、複数個のクラス名
を指定できる。複数指定された場合には、オア条件すな
わち、指定されたいずれかのクラスであれば正しい入力
であると解釈される。
として指定できる種類には、例えばつぎのものがある。 ANYTHING:すべてのデータ・オブジェクトを
そのまま入力可能であることを示す。 FILE:TRegisteredFileのデータ
・オブジェクトおよびTUnknownのデータ・オブ
ジェクトのみを受け付けることを示す。 DIR:TDirのデータ・オブジェクトを受け付け
ることを示す。 ATTRIBUTE:データ・オブジェクト属性を保
持しているデータ・オブジェクトすなわちTOrder
Dir、TFatfile、TAttributeOn
lyのみを受け付けることを示す。 クラス名指定:属性値として,クラス名そのものを指
定する。クラス名指定の場合に限り、複数個のクラス名
を指定できる。複数指定された場合には、オア条件すな
わち、指定されたいずれかのクラスであれば正しい入力
であると解釈される。
【0034】ファイルタイプ変換・逆変換部133で変
換・逆変換されるのは、例えば上述のFILEおよび
DIRである。 FILE TReferenceオブジェクトが入力された場合に
は、そのオリジナルに変換する。もしオリジナルがTR
eferenceオブジェクトであった場合には、さら
にオリジナルを取得し、必要であれば繰り返す。もし機
能オブジェクト・プロセス131が、オブジェクトが変
換されたオリジナルを出力する場合には、対応する元の
リファレンスを機能オブジェクト・プロセス131の出
力とするようにファイルタイプ変換・逆変換部133が
逆変換を行う。ただし、格納や、削除が指定されていた
場合には、対応する元のリファレンスを格納または削除
する。
換・逆変換されるのは、例えば上述のFILEおよび
DIRである。 FILE TReferenceオブジェクトが入力された場合に
は、そのオリジナルに変換する。もしオリジナルがTR
eferenceオブジェクトであった場合には、さら
にオリジナルを取得し、必要であれば繰り返す。もし機
能オブジェクト・プロセス131が、オブジェクトが変
換されたオリジナルを出力する場合には、対応する元の
リファレンスを機能オブジェクト・プロセス131の出
力とするようにファイルタイプ変換・逆変換部133が
逆変換を行う。ただし、格納や、削除が指定されていた
場合には、対応する元のリファレンスを格納または削除
する。
【0035】TDirオブジェクトが入力された場合に
は、その直接の要素であるオブジェクト群に変換する。
もし直接の要素がTDirオブジェクト出会った場合に
は、さらにその直接の要素を取得することを繰り返す。
また属性ファイルは除外する。オブジェクトに対する逆
変換は行わない。 DIR TReferenceオブジェクトが入力された場合に
は、そのオリジナルに変換する。もしオリジナルがTR
eferenceであった場合には、さらにオリジナル
を取得する動作を繰り返す。もしオブジェクトが変換さ
れたオリジナルを出力した場合には、対応する元のリフ
ァレンスをオブジェクトの出力とするようにファイルタ
イプ変換・逆変換部133で逆変換する。ただし格納や
削除が指定されていた場合には、対応する元のリファレ
ンスを格納または削除する。
は、その直接の要素であるオブジェクト群に変換する。
もし直接の要素がTDirオブジェクト出会った場合に
は、さらにその直接の要素を取得することを繰り返す。
また属性ファイルは除外する。オブジェクトに対する逆
変換は行わない。 DIR TReferenceオブジェクトが入力された場合に
は、そのオリジナルに変換する。もしオリジナルがTR
eferenceであった場合には、さらにオリジナル
を取得する動作を繰り返す。もしオブジェクトが変換さ
れたオリジナルを出力した場合には、対応する元のリフ
ァレンスをオブジェクトの出力とするようにファイルタ
イプ変換・逆変換部133で逆変換する。ただし格納や
削除が指定されていた場合には、対応する元のリファレ
ンスを格納または削除する。
【0036】なお、この発明は上述の実施例に限定され
るものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更
が可能である。例えば、従来の線分の結線により処理の
流れを制御する場合にもこの発明を適用することができ
る。
るものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更
が可能である。例えば、従来の線分の結線により処理の
流れを制御する場合にもこの発明を適用することができ
る。
【0037】図9および図10は、リファレンスを実体
に変換すら場合を例にとってファイルタイプ変換・逆変
換部133の動作を説明するものである。 ステップS130:処理対象リストを得る。1または複
数のデータ・オブジェクトを機能オブジェクトにドラッ
グ・アンド・ドロップして実行する機能オブジェクトと
実行対象のデータ・オブジェクトを指定し、処理対象リ
ストが生成される。 ステップS131:機能オブジェクトが処理可能な対象
物の種類を得る。この場合、結果はFILEである。 ステップS132:最初の処理対象を取り出す。 ステップS133:処理対象に指定された対象物のクラ
ス名を得る.この例では,結果はTReference
になる。 ステップS134:処理対象が処理可能かどうかをチェ
ックする。処理可能であれば、ステップS135に進
む。処理不可能であれば、ステップS138に進む。こ
の例では、処理不可能なので、ステップS138に進む
ことになる。 ステップS135:つぎの処理があるかどうかをチェッ
クする。つぎの処理がなければ、ステップS136に進
む。つぎの処理がある場合にはステップS137に進
む。 ステップS136:処理対象リストを機能オブジェクト
に渡す。 ステップS137:つぎの処理対象を取り出す。 ステップS138:処理対象が処理可能な種類に変換可
能かチェックする。できなければステップS142に進
む。できるならば、ステップS139に進む。 ステップS139:処理対象を変換し、ステップS14
0に進む。この例では、TReferenceをTFi
leに変換する。 ステップS140:変換リストに追加し、ステップS1
41に進む。 ステップS141:変換結果を処理対象リストに反映さ
せ、ステップS135に進む。 ステップS142:処理対象リストから当該処理対象を
削除しステップS135に進む。 ステップS143:処理結果リストを機能オブジェクト
から受け取り、ステップS144に進む。 ステップS144:最初の処理結果を取り出し、ステッ
プS145に進む。 ステップS145:変換リストにある処理対象に対する
処理結果かをチェックする。そうであればステップS1
49に進み、そうでなければステップS146に進む。 ステップS146:つぎの処理結果があるかどうかをチ
ェックし、なければステップS147に進み処理を終了
する。あればステップS148に進む。 ステップS148:つぎの処理結果を取り出し、ステッ
プS144に戻る。 ステップS149:処理結果が逆変換可能かどうかをチ
ェックし、可能であれば、ステップS150に進む。 ステップS150:処理結果を逆変換し、ステップS1
51に進む。この例では、TFileをTRefere
nceに変換する。 ステップS151:逆変換結果を処理結果リストに反映
させ、ステップS146に進む。
に変換すら場合を例にとってファイルタイプ変換・逆変
換部133の動作を説明するものである。 ステップS130:処理対象リストを得る。1または複
数のデータ・オブジェクトを機能オブジェクトにドラッ
グ・アンド・ドロップして実行する機能オブジェクトと
実行対象のデータ・オブジェクトを指定し、処理対象リ
ストが生成される。 ステップS131:機能オブジェクトが処理可能な対象
物の種類を得る。この場合、結果はFILEである。 ステップS132:最初の処理対象を取り出す。 ステップS133:処理対象に指定された対象物のクラ
ス名を得る.この例では,結果はTReference
になる。 ステップS134:処理対象が処理可能かどうかをチェ
ックする。処理可能であれば、ステップS135に進
む。処理不可能であれば、ステップS138に進む。こ
の例では、処理不可能なので、ステップS138に進む
ことになる。 ステップS135:つぎの処理があるかどうかをチェッ
クする。つぎの処理がなければ、ステップS136に進
む。つぎの処理がある場合にはステップS137に進
む。 ステップS136:処理対象リストを機能オブジェクト
に渡す。 ステップS137:つぎの処理対象を取り出す。 ステップS138:処理対象が処理可能な種類に変換可
能かチェックする。できなければステップS142に進
む。できるならば、ステップS139に進む。 ステップS139:処理対象を変換し、ステップS14
0に進む。この例では、TReferenceをTFi
leに変換する。 ステップS140:変換リストに追加し、ステップS1
41に進む。 ステップS141:変換結果を処理対象リストに反映さ
せ、ステップS135に進む。 ステップS142:処理対象リストから当該処理対象を
削除しステップS135に進む。 ステップS143:処理結果リストを機能オブジェクト
から受け取り、ステップS144に進む。 ステップS144:最初の処理結果を取り出し、ステッ
プS145に進む。 ステップS145:変換リストにある処理対象に対する
処理結果かをチェックする。そうであればステップS1
49に進み、そうでなければステップS146に進む。 ステップS146:つぎの処理結果があるかどうかをチ
ェックし、なければステップS147に進み処理を終了
する。あればステップS148に進む。 ステップS148:つぎの処理結果を取り出し、ステッ
プS144に戻る。 ステップS149:処理結果が逆変換可能かどうかをチ
ェックし、可能であれば、ステップS150に進む。 ステップS150:処理結果を逆変換し、ステップS1
51に進む。この例では、TFileをTRefere
nceに変換する。 ステップS151:逆変換結果を処理結果リストに反映
させ、ステップS146に進む。
【0038】以上説明したように、この実施例では、フ
ァイルタイプを意識せずに機能オブジェクトを組み合わ
せ、データ・オブジェクトに対して所定の機能を実行す
ることができる。機能オブジェクトの設計・開発を行う
際にも、入力される可能性のあるデータ・オブジェクト
についてさほど配慮する必要がなくなる。
ァイルタイプを意識せずに機能オブジェクトを組み合わ
せ、データ・オブジェクトに対して所定の機能を実行す
ることができる。機能オブジェクトの設計・開発を行う
際にも、入力される可能性のあるデータ・オブジェクト
についてさほど配慮する必要がなくなる。
【0039】なお、この発明は上述の実施例に限定され
るものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更
が可能である。例えば、ワードプロセッサ間のファイル
タイプについても同様に適用が可能である。また、ソフ
トウェア・プラットフォーム上で単一のソフトウェアを
実行する場合にも適用できる。
るものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更
が可能である。例えば、ワードプロセッサ間のファイル
タイプについても同様に適用が可能である。また、ソフ
トウェア・プラットフォーム上で単一のソフトウェアを
実行する場合にも適用できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、機能オブジェクトの実行の際に、入力データのファ
イルタイプを考慮する必要がなくなり、操作性やプログ
ラミングの生産性が向上する。
ば、機能オブジェクトの実行の際に、入力データのファ
イルタイプを考慮する必要がなくなり、操作性やプログ
ラミングの生産性が向上する。
【図1】この発明の実施例が実現される環境を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】上述実施例で用いられるアイコンを説明する図
である。
である。
【図3】上述実施例の構成を全体として示すブロック図
である。
である。
【図4】上述実施例のプログラミング態様を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図5】図4のステップS104の詳細を説明するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図6】上述基本的なプログラミング態様で合成された
機能を実行動作を示す図である。
機能を実行動作を示す図である。
【図7】上述実施例の要部を示すブロック図である。
【図8】上述実施例のクラス階層を説明する図である。
【図9】図7の構成の動作を説明するフローチャートで
ある。
ある。
【図10】図7の構成の動作を説明するフローチャート
である。
である。
100 プログラミング支援装置 121 対話管理部 122 アイコン配置情報記憶部 123 実行制御部 124 オブジェクト群記憶部 130 ソフトウェア・プラットフォーム 131 機能オブジェクト・プロセス 132 属性記憶部 133 ファイルタイプ変換・逆変換部 134 実行中止部
フロントページの続き (72)発明者 村松 真 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&D ビジネスパークビル 富士ゼロックス株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の機能を表示画面領域上にそれぞれ
表示オブジェクトとして表示する表示手段と、 上記表示画面領域を用いた対話的な操作に基づいて上記
複数の機能の実行順番を決定する手段と、 上記実行順番に基づいて上記複数の機能を実行する手段
と、 上記機能の各々について実行可能なファイルタイプを記
憶する手段と、 所定の機能を、上記所定の機能が実行可能でないファイ
ルタイプのデータについて実行するように指示されたと
きに、上記実行可能でないファイルタイプのデータを実
行可能なファイルタイプのデータに変換する手段と、 変換後の実行可能なファイルタイプのデータについて上
記所定の機能を実行する手段とを有することを特徴とす
るプログラミング支援装置。 - 【請求項2】 上記変換する手段が、上記所定の機能が
実行不可能なファイルタイプのデータを、上記所定の機
能が実行可能なファイルタイプのデータに変換できない
ときに、上記所定の機能による上記データの実行を中止
する手段を有する請求項1記載のプログラミング支援装
置。 - 【請求項3】 上記所定の機能を実行された、上記変換
後の実行可能なファイルタイプのデータを、上記所定の
機能が実行不可能なファイルタイプのデータに変換する
手段とを有する請求項1または2記載のプログラミング
支援装置。 - 【請求項4】 複数の機能を表示画面領域上にそれぞれ
表示オブジェクトとして表示するステップと、 上記表示画面領域を用いた対話的な操作に基づいて上記
複数の機能の実行順番を決定するステップと、 上記実行順番に基づいて上記複数の機能を実行するステ
ップと、 上記機能の各々について実行可能なファイルタイプを記
憶するステップと、 所定の機能を、上記所定の機能が実行可能でないファイ
ルタイプのデータについて実行するように指示されたと
きに、上記実行可能でないファイルタイプのデータを実
行可能なファイルタイプのデータに変換するステップ
と、 変換後の実行可能なファイルタイプのデータについて上
記所定の機能を実行するステップとを有することを特徴
とするプログラミング支援方法。 - 【請求項5】 複数の機能を表示画面領域上にそれぞれ
表示オブジェクトとして表示するステップと、 上記表示画面領域を用いた対話的な操作に基づいて上記
複数の機能の実行順番を決定するステップと、 上記実行順番に基づいて上記複数の機能を実行するステ
ップと、 上記機能の各々について実行可能なファイルタイプを記
憶するステップと、 所定の機能を、上記所定の機能が実行可能でないファイ
ルタイプのデータについて実行するように指示されたと
きに、上記実行可能でないファイルタイプのデータを実
行可能なファイルタイプのデータに変換するステップ
と、 変換後の実行可能なファイルタイプのデータについて上
記所定の機能を実行するステップとをコンピュータに実
行させるのに用いることを特徴とするプログラミング支
援用プログラム製品。 - 【請求項6】 複数の機能を表示画面領域上にそれぞれ
表示オブジェクトとして表示する表示手段と、 上記表示画面領域を用いた対話的な操作に基づいて上記
複数の機能の実行順番を決定する手段と、 上記実行順番に基づいて上記複数の機能を実行する手段
と、 上記機能の各々について実行可能なファイルタイプを記
憶する手段と、 所定の機能を、上記所定の機能が実行可能でないファイ
ルタイプのデータについて実行するように指示されたと
きに、上記実行可能でないファイルタイプのデータを実
行可能なファイルタイプのデータに変換する手段と、 変換後の実行可能なファイルタイプのデータについて上
記所定の機能を実行する手段とを有することを特徴とす
る情報処理装置。 - 【請求項7】 機能を表示画面領域上に表示オブジェク
トとして表示する表示手段と、 上記機能について実行可能なファイルタイプを記憶する
手段と、 上記機能を、上記機能が実行可能でないファイルタイプ
のデータについて実行するように指示されたときに、上
記実行可能でないファイルタイプのデータを実行可能な
ファイルタイプのデータに変換する手段と、 変換後の実行可能なファイルタイプのデータについて上
記機能を実行する手段と、 上記機能を実行された、上記変換後の実行可能なファイ
ルタイプのデータを、上記機能が実行不可能なファイル
タイプのデータに変換する手段とを有することを特徴と
する情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8031675A JPH09223002A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | プログラミング支援装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8031675A JPH09223002A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | プログラミング支援装置および方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09223002A true JPH09223002A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12337698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8031675A Pending JPH09223002A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | プログラミング支援装置および方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09223002A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016524204A (ja) * | 2014-03-28 | 2016-08-12 | 小米科技有限責任公司Xiaomi Inc. | アプリケーションリスト実行方法、アプリケーションリスト実行装置、プログラム及び記録媒体 |
-
1996
- 1996-02-20 JP JP8031675A patent/JPH09223002A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016524204A (ja) * | 2014-03-28 | 2016-08-12 | 小米科技有限責任公司Xiaomi Inc. | アプリケーションリスト実行方法、アプリケーションリスト実行装置、プログラム及び記録媒体 |
US9740524B2 (en) | 2014-03-28 | 2017-08-22 | Xiaomi Inc. | Method and terminal device for executing application chain |
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