JPH09222620A - 偏光の影響を受けない非線形光学ミラー - Google Patents
偏光の影響を受けない非線形光学ミラーInfo
- Publication number
- JPH09222620A JPH09222620A JP9017178A JP1717897A JPH09222620A JP H09222620 A JPH09222620 A JP H09222620A JP 9017178 A JP9017178 A JP 9017178A JP 1717897 A JP1717897 A JP 1717897A JP H09222620 A JPH09222620 A JP H09222620A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- loop
- nolm
- polarization
- fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/35—Non-linear optics
- G02F1/3515—All-optical modulation, gating, switching, e.g. control of a light beam by another light beam
- G02F1/3517—All-optical modulation, gating, switching, e.g. control of a light beam by another light beam using an interferometer
- G02F1/3519—All-optical modulation, gating, switching, e.g. control of a light beam by another light beam using an interferometer of Sagnac type, i.e. nonlinear optical loop mirror [NOLM]
Abstract
号の偏光の影響を受けない光ファイバのル−プ状の非線
形光学ミラ−(NOLM)を提供する。 【解決手段】 NOLMのル−プは光学距離が等しい偏
光維持型ファイバの四つの区間(T1、T2、T3、T
4)で構成されており、これら四つの区間は、三箇所で
三つのスプライス(E1、E2、E3)によって互いに
光学的に接続される。第一及び第三のスプライスにおい
て、偏光維持型ファイバの伝播中立軸は90°回転され
ている。第二のスプライスにおいては、光デマルチプレ
クサと光マルチプレクサ、ならびにそれらを接続する二
つの偏光維持型光路を備えたモ−ド変換器がル−プ内に
挿入される。
Description
気通信システム中を通過する光信号の処理の分野に関す
る。より詳細には、本発明は、光信号のルーティング、
スイッチングまたは変調のために使用することができる
非線形光学ミラー装置(NOLM)に関する。
ど、光子回路におけるNOLMの多数の実施の形態及び
応用例が、すでに当業者に知られている。
NOLMは、一つの光ファイバループLを含んでいる。
第一の光カプラC1は四つのゲート1、2、3、4を備
えており、このカプラC1は、異なるゲート間での光の
出力の分配を表わす結合係数ξ/(1−ξ)を有する。
そして第二の光カプラC2は、第一の制御用光ファイバ
F3を介してNOLM中に第一の制御信号を注入するた
めのものである。
け加えることによって、アセンブリに正の利得を与える
ことができ、それによって、増幅非線形ミラー(NAL
M)またはこのような増幅器が、アセンブリに単位利得
を与えるために挿入損失を補償することができる。
は、入力ファイバF1によってカプラC1のゲート1に
導入される。まず第一に、ファイバF3上に制御信号が
存在していない状態で、50/50のカプラC1の結合
係数がξ/(1−ξ)である場合について見てみる。こ
の場合、前記光信号の出力の50%がカプラC1のゲー
ト4上にあり、残り50%はカプラC1のゲート3上に
ある。しかし、両者の間にはπ/2ラジアン(90°)
の相対的位相差がある。したがって、二つの信号は、長
さがおよそ5km〜10kmになるファイバのループ内
で反対方向に伝播して行く。二つの信号の光路が等しい
ため、信号はそれぞれカプラC1のゲート3と4に到達
し、そこで干渉を起こす。カプラC1はまた、±π/2
の相対的位相差も導入する。
0であることから、カプラC1のゲート2に向かう合成
波について弱め合う干渉(位相差±π)が存在する。し
たがって、出力ファイバF2に向う信号の伝達は行われ
ない。反対に、カプラC1のゲート1に向う合成波で
は、干渉は強め合うものである(位相差0)。すなわち
この場合、ゲート1上に存在する信号は、NOLMミラ
ーによりゲート1に向かって全反射される。
号が存在する場合を考えてみる。この信号は、光カプラ
C2によってNOLMループ中に結合され、時計回りの
方向でループ内を伝播していく。ループ内を反対方向に
伝わっていく信号の波は、制御信号の存在の影響をまっ
たく、あるいはほとんど受けない。反対に、ループ内を
同一方向に伝播していく信号の波は妨害される。実際
に、ループLのファイバは非線形の効果を有しており、
そのため、光の出力に応じて、またはより厳密にはファ
イバ内の電界の振幅に応じて、ファイバの屈折率が変わ
る(カー効果)。「共同伝播(en co-propagation)」と
呼ばれる一緒に伝搬する波の電界は、線形に重なる。し
たがって、電界の合成強度は、ループL内の他の方向に
伝播する波の強度より大きい。
折率は、逆伝播する波から見たものとは異なる。したが
って伝播速度も異なる。カプラC1への到達時間も異な
ることから、これらの波はまったくあるいはほとんど干
渉しない。光の強さ全体またはそのほとんどは、カプラ
C1のゲート2上にあり、出力用の光ファイバF2上を
搬送される。
信号の存在は、非線形光学ミラーのスイッチングを制御
することが可能であり、ミラーは制御信号が存在する場
合には透明となり、制御信号が欠如している場合には反
射する。スイッチングは非常に高速で、およそ100G
Hz以上とすることができる。NOLMのループ内に複
屈折エレメントを挿入すると、ミラーが、制御信号がな
い場合には透明に、制御信号が存在している場合には反
射するように、スイッチング特性を逆にすることもでき
る。
ば、従来の技術の説明として本出願書に明示的に組み込
まれる文献D1=J.K.Lucek及びK.Smit
h(1993年)の「All optical signal regenerator
(全光学式信号再生器)」、Opt.Lett.第18
巻、第15号、p.1226−p.1228、1993
年8月1日号に記載されているような、クロック信号の
NOLMを用いたスイッチングによるソリトン再生装置
で使用することができる、従来技術のものに合致してい
る。
文献は他にもあり、それらについては、この目的に役立
つと認めた上で後で手短に紹介する。以下に挙げるこれ
らの文献も、従来の技術の説明として本出願書に明示的
に組み込まれる。
2年)の「Switch inversion and polarization sensit
ivity of the nonlinear-optical loop mirror (NOLM)
(非線形光ループミラー(NOLM)のスイッチ逆転及
び偏光感度)」、Optics Lett.、第17
巻、第2号、p.112−114、1992年1月15
日号。この文献は、NOLMが、その線形状態において
切り替えられる光信号の偏光の影響をまったくあるいは
ほとんど受けないスイッチとして配置することもでき、
ループの複屈折は、モードの閉塞用リングでできたレー
ザ中で見られる不安定性の原因となる恐れがあると教示
している。
の偏光の影響を受けないNOLMのさまざまな構成が文
献中に記載されている。これらの文献もまた、従来技術
の説明として明示的に本出願書に組み込まれる。
年)の「Ultrafast polarisation -independent all-po
tical switching using a polarisation diversity sch
emein the nonlinear optical loop mirror (NOLM)(非
線形光ループミラー(NOLM)における偏光の多様な
図式を用いたあらゆるスイッチングの影響を受けない超
高速偏光)」、electron.lett.,第28
巻、第20号、p.1864−p.1866、1992
年9月24日号。この文献は、切り替えられる信号の光
の偏光の影響を受けないスイッチとしてのNOLMの使
用法を示している。これは、NOLMループの中央点に
おいてカットされ、90°回転する偏光維持型ファイバ
を使用することによって得られる。その原理は図2に示
されている。
維持ファイバPANDAで構成されている。伝播の途中
で軸A1と軸A2との間で90°の回転を行うことによ
り、左側区間の高速軸(あるいは低速軸)は、図2にお
けるループの右側区間の低速軸(あるいは高速軸)にな
る。ループ(L)のファイバは、偏光において分散して
いる。すなわち、ファイバの内側の光の伝播速度は、高
速軸と整列した偏光に対しては、伝播の高速軸に直交す
る偏光に対する速度とは異なる。偏光分散から解放され
ることが必要となり、それは、偏光維持の軸A1、A2
の互いに直交する配置をもつファイバの二つの等しい長
さを使用することによって行われる。またそれによっ
て、結果的に、ループLの長さ上で偏光分散が無にな
る。
響を受けないようにするために、制御用の入力ファイバ
F3上のカプラC2によってループL内に導入された制
御信号の偏光は、直交する二つの軸A1、A2から45
°で注入される。前例と同じように、偏光分散効果は無
になる。
の「Polarisation independant wavelength conversion
using non linear optical loop mirror(非線形光学
ループミラーを使用する波長変換に左右されない偏
光)」Elect.Lett.31(21)、p.18
62、1995年10月12日号は、図1を用いて上述
したようなNOLMの制御入力に適用された不確定な偏
光用光信号の波長変換システムについて記載している。
この装置の性能を、波長を変換する光信号の偏光の影響
を受けないようにするために、NOLMは、D3におけ
るのと同様に偏光維持型ファイバによってつくられ、ク
ロック信号は、NOLMのループの中立軸に対して45
°の向きの偏光で、カプラC1の入力に注入される。
いものとみなしている文献は、D5=D.Sandel
他(1994年)の「Polarisation-indepedent regene
rator with nonlinear optoelectronic phase-locked l
oop(非線形光エレクトロニクスフェーズロックループ
の偏向の影響を受けない再生器)」、OpticalF
iber Conference proceedin
gs 1994、論文FG2である。この文献は、その
主入力において3×3カプラを有するNOLMの使用法
について報告している。本発明の一つの実施の形態にお
いては、この文献の中に記されているような特定の位相
関係を得るために、このような3×3カプラが使用され
る。実際、2×2カプラの代わりに3×3カプラを使用
すると、NOLMのループ内に非対称の位相差が生じ
る。逆伝播の信号によって見られるポンピングの平均的
強さ(あるいはクロック信号によるループの充填率)に
したがった消光比の劣化は、それぞれのパラメータの選
択が適切である場合には、この位相差によって取り除く
ことができる。
光維持型ファイバの四つの区間(T1、T2、T3、T
4)が含まれている。これら四つの区間(T1、T2、
T3、T4)は、三箇所で三つのスプライス(E1、E
2、E3)によって互いに光学的に接続されている。第
一と第三のスプライスにおいては、ファイバの偏光維持
軸は90°回転している。第二のスプライスにおいて
は、ループ中に、信号及び制御の二つの波長(それぞ
れ、λsとλcの波長)に応じて長さが選択される偏光に
よる分散光ファイバを有するモード変換器が挿入されて
いる。
立軸に対して軸が45°の向きをとっている短い偏光維
持型ファイバが問題になる。このファイバの長さは、信
号(波長λs)では整数n、ポンプ光ではn±1/2の
うねりの長さ(ここでは、λcの波長を有する制御光に
等しい長さ)が存在するような光路の長さを有するよう
に選択される。
り、それを解消することが本発明の一目的である。とい
うのも、この装置は、実際に使用する際には重大な問題
が生じる。モード変換器として役立つファイバの特性を
非常に正確に把握していなければならないとともに、そ
の長さをうなりの長さよりもはるかに小さい公差(複屈
折性が高いファイバにおいては数ミリメートル)で調整
しなければならない。モード変換器は温度で調節しなけ
ればならない。一方、モードの変換は、はっきりと定め
られた波長(λs、λc)の対に対してしか行えないこと
が明らかである。さらに、偏光分散は補償されず、文献
D5中で理論的に説明されているようにモードの変換の
みでは制御用の偏光に対する独立性を得るのに不十分で
ある。
許第5377284号は、制御用光信号の適用に呼応す
る光信号の高速スイッチングのための干渉計SAGNA
Cについて記載している。ここで述べられている干渉計
は、上述のNOLMと同じ要領で作動し、その働きは同
じ物理的原理に基づくものである。Bulowは、制御
用光信号がほとんど偏光を解消されるように、スイッチ
の働きが切り替えられる光信号の偏光の影響を受けない
方法を記述している。
スは、パルスの内側に分配された複数の偏光状態を含む
こともできる。提案されているもう一つの解決策は、制
御用パルス内の二つの光束の使用である。これらの二つ
の光束は、互いに直交する偏光軸を有する線形偏光であ
る。
992年)の「Polarisation-independent all-optical
switching(偏光−独立型全光スイッチング)」、IE
EEPhoton.Tech.Lett.4(3)、
p.260−p.263、1992年3月3日号。この
論文において、著者は、NOLMのファイバの偏光分散
を使用する制御用信号の偏光の影響を受けないNOLM
を提案している。信号及び制御(装置PDM−>TDM
への移行後)は、それぞれ偏光軸のいずれか一本上に伝
播し(すなわち信号の偏光が強制される!)、非線形効
果を増加させるためにN回交差する(軸が各スプライス
で90°回転する偏光維持型ファイバのN個の区間)。
の技術の問題と欠点を解消することである。
光ファイバのループ(L)を備えており、前記ループ
(L)は、第一の波長(λs)によって部分的に特徴づ
けられる第一の光信号の注入のための信号入力と信号出
力を有し、第一の信号入出力光カプラ(C1)が、前記
入力及び前記出力を前記ループ(L)に結合するための
結合係数ξ/(1−ξ)を有し、さらに、ファイバF3
を介する第一の制御入力と、第二の波長(λc)によっ
て部分的に特徴づけられる制御用と呼ばれる第二の光信
号を、ファイバF3を介して前記ループ(L)中に注入
できるように、前記第一の制御入力を前記ループLに結
合するための第二の光カプラ(C2)とを備えており、
前記光ファイバループ(L)が、二本の伝播中立軸を有
する偏光維持型ファイバの偶数(2i>2、iは整数)
の区間(T1、T2、T3,T4...)を備えて、こ
れらの区間が、光学距離が等しく、2i−1箇所で2i
−1個のスプライス(E1、E2、E3、...)によ
って互いに光学的に接続されており、ファイバの前記伝
播中立軸が、ループの真ん中のもの(i番目のスプライ
ス)を除きあらゆるスプライス(E1、E3)の所で9
0°回転しており、このi番目のスプライスがモード変
換器を備えている、ループ状の非線形ミラー(NOL
M)であって、さらに、前記モード変換器が、偏光維持
型のデマルチプレクサ(C3)とマルチプレクサ(C
4)、ならびにそれぞれ前記第一と第二の波長(λs、
λc)を搬送するためにそれらを接続する第一及び第二
の光路(Fλs、Fλc)を備えており、前記光路が、偏
光維持型ファイバでできていること、ならびに、前記第
二経路(Fλc)の中立軸は90°回転するが、前記第
一経路(Fλs)の中立軸は回転していないことを特徴
とするミラーを提案している。
ルチプレクサと光マルチプレクサは、前記第一の波長と
第二の波長(λs、λc)を有する前記第一の光信号と第
二の光信号を分離し、かつ結び付ける波長選択的偏光維
持型光カプラ(C3、C4)である。
り、スプライスの数は三つである。
持型ファイバの2i個の区間(T1、T2、T3、T
4、...)の長さ(L1、L2、L3、L
4、...)は、中立軸のいずれか一本上に制御によっ
て導入され、最初のi個の区間(ループの前半、T1、
T2)上で積分される非線形位相差が、もう一方の軸上
に制御によって導入され、最後のi個の区間(ループの
後半、T3、T4)上で積分される非線型位相差に等し
くなるように選択される。
に有利に配置することができるが、その性能は、これま
で、従来の技術のNOLM装置が偏光に対して敏感であ
るという欠点をもっていた。そこで本発明はまた以下を
提案する。
換装置。
イッチング装置。
のファイバ型レ−ザ用の光変調装置。
ッタの補償による光学ソリトン再生装置。
面を参照して、本発明のさまざまな特性及び利点を以下
に詳細に説明する。
目的で、限定的でなく例示的なものとして示したもので
ある。すべての図において、同一の参照番号は同一のエ
レメントを示しているが、わかりやすくするために、縮
尺は必ずしも遵守されていない。
波長の変換器として使用されるのに適した非線形光学ミ
ラ−(NOLM)の例を概略的に示している。図3の装
置の機械的構造は、図2を参照して上述した構造と同じ
である。ル−プL内に注入される信号の偏光だけが、図
2に示された変更に対して逆転している。というのも、
図3のNOLMは、クロック信号(λs)の光が、ル−
プLの偏光維持型ファイバの伝播の中立軸に対して45
°の向きの方向に沿って偏光しているという条件で、光
カプラC2を介してル−プ内に注入されるポンプ光(λ
c)の信号の偏光とは無関係である。
技術に合致しており、NOLMの二つの光学的カプラ
(C1、C2)上に注入される二つの光信号の偏光に左
右される恐れがあると同時に、ル−プ上の偏光分散を補
償することができない。
に、NOLMが、NOLMの二つの光学カプラ(C1、
C2)上に注入される二つの光信号の偏光に左右されな
いようにし、ル−プ上の偏光分散の補償を可能にするこ
とが本発明の目的である。本発明のもう一つの目的は、
それらの品質が同時に、従来技術中で示されているもの
より簡単に工業的に生産できる部品によって得られ、さ
らに相対的に周囲の温度変化に左右されないようなNO
LMをつくりだすことにある。
うに、本発明のNOLMの働きは、図1、2、3を用い
て上述したNOLMの動作と同じである。図2と3のN
OLMとまったく同じように、本発明のNOLMは、偏
光維持型ファイバの複数の区間からつくりだされる。本
発明によれば、区間の数は、iが1より大きい整数であ
るとして、偶数2iである。図4にしたがって、光学距
離が等しい(それぞれ、L1、L2、L3、L4)少な
くとも四つの区間(T1、T2、T3、T4)が必要で
ある。これらの四つの区間(T1、T2、T3、T4)
は、3箇所で三つのスプライス(E1、E2、E3)に
よって互いに光学的に接続されている。第一及び第三の
スプライス(E1、E3)においては、偏光維持型ファ
イバの伝播中立軸は、図2の単一スプライスを参照して
上記に説明したように90°回転する。
第二のスプライスE2においては、ル−プL中に、図5
に示されているようにモ−ド変換器が挿入されており、
この変換器は、光デマルチプレクサC3と光マルチプレ
クサC4、さらにそれらを接続させる二つの偏光維持型
光路(Fλs、Fλc)を備えている。デマルチプレクサ
C3は、それぞれ前記二つの経路(Fλs、Fλc)上
で、その入力(λs、λc)上に存在する二つの光信号を
分割する。制御信号(λc)を搬送する経路(Fλc)上
に、偏光維持型ファイバの伝播中立軸の90°の回転を
ともなうスプライスE4が行われる。もう一方の経路
(Fλs)上では、軸の回転が行われない。次に、前記
マルチプレクサC4は二つの信号(λsとλc)を再び組
み合わせる。
及びマルチプレクサ装置(C4)は、たとえば、ダイク
ロイックフィルタと偏光維持型光カプラとともに、三本
の偏光維持型ファイバとともにつくりだすことができ
る。このような装置は、たとえば、カナダのオンタリオ
州NepeanのJDS FITEL Inc.社か
ら、カタログ番号WD1555−ALL5JM1で市販
されている。また近い将来に、このような部品を光集積
テクノロジによってつくりだすことが可能になる。
及びA2に対して45°の向きの偏光軸を有し、カプラ
C2を介してNOLMのなかに制御用の光信号(λc)
を注入するための準備をすることはもはや必要でない。
このように装置の働きは、二つの信号(λs、λc)の偏
光に左右されず、そのことは、文献D1、D2、D3、
D4のなかで述べられている従来の技術による実施の形
態と比べて重要な利点である。
ははるかに簡単である。なぜなら、二つの光路(F
λs、Fλc)の長さは、D5のモ−ド変換器の長さがそ
うであるように決定的なものではない。さらに、本発明
のモ−ド変換器は、相対的に周囲の温度に左右されない
が、D5の装置は、正しく作動するために温度調節を必
要とする。一方、D5のNOLMは、ル−プL上を伝播
する信号の偏光分散を補償しない。
の、場合によっては制御できない任意の偏光信号
(λs、λc)で再現可能であるように、正しく作動する
ことができる。一方、偏光分散の補償は、自動的に調整
の必要なく行われる。
説明するために、本書の中で、区間(T1、T2、T
3、T4)の等しい光学距離が何を意味しているのかを
説明しておく必要がある。そのためには、ル−プLの区
間中を、それらを接続しているスプライスを通して伝播
する光信号が受ける光学的損失を考慮に入れなければな
らない。なぜなら、偏光に対する独立性は、モ−ド変換
器の前後の非線形位相差(カ−効果)の等しさ、すなわ
ち信号の振幅によって変わるからである。
単にするためにいくつかの仮説を立てることができる。
まず偶数の区間2i=4を選択する。区間の各対の内部
では、その長さは、各対における偏光分散を補償するた
めに等しく選択される(L1=L2、L3=L4)。図
4に示されているように、光カプラC2は、最初の区間
T1の始まり近くに配置されている。このカプラC2を
介して注入される制御信号は、T1、E1、T2、E
2、T3、E3、T4中で次々に損失を受ける。この信
号が、最後の区間T4の中で最も弱くなり、さらに、非
線形効果もまたこの区間中で最も弱くなる。したがっ
て、最後の区間T4のなかでも最初の区間T1と同じ大
きさの効果を得るためには、最後の区間T4の長さL4
が第一の区間T1の長さL1より大きくなる必要があ
る。
23dB/kmと定められた一定のファイバ減衰値がと
られ、スプライスE1、E2、E3の損失はそれぞれP
1、P2、P3と記される。
入され、最初のi個の区間(ル−プの前半、T1、T
2)上で積分される非線形位相差が、もう一本の軸上に
制御によって導入され、最後のi個の区間(ル−プの後
半、T3、T4)上で積分される非線形位相差に等しい
という条件の下で、以下のように記すことができる。
・(1−e-αL1)/α=P1・P2・(e-2αL1)
(1−e-αL4)/α+P1・P2・P3[e
-α(2L1+L4)][1−e-αL4]/α この結果からL1とL4は以下の関係式を満たさなけれ
ばならない。
-2αL1=[P1・P2・e-2αL1][1+(P3−1)
e-αL4]+P3・e-2αL4] 偏光軸の回転がない光路のモ−ド変換器中での挿入損失
は、上記の方程式のなかで得られた項に比べて取るに足
らないものである。
数)の区間を有することができるが、それによって装置
の複雑さとスプライスによる損失が増大する。
る本発明の範囲を逸脱せずに、さまざまな実施形態を介
して、多数の応用例に適合させるためにこのコンセプト
を活用することができるであろう。
ラ−(NOLM)の例を概略的に示す図である。
術の切り替えられる信号の偏光の影響を受けないNOL
Mスイッチを概略的に示す図である。
御信号の偏光の影響を受けないNOLM波長変換器を概
略的に示す図である。
偏光の影響を受けないNOLMの本発明による実施の形
態を概略的に示す図である。
ているモ−ド変換装置の一例を概略的に示す図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 光ファイバのループ(L)を備えてお
り、前記ループ(L)が、第一の波長(λs)によって
部分的に特徴づけられる第一の光信号の注入のための信
号入力と信号出力とを有し、第一の信号入出力光カプラ
(C1)が、前記入力と前記出力とを前記ループ(L)
に結合するための結合係数ξ/(1−ξ)を有し、さら
に、ファイバF3を介する第一の制御入力と、第二の波
長(λc)によって部分的に特徴づけられる制御用と呼
ばれる第二の光信号を、ファイバF3を介して前記ルー
プ(L)中に注入できるように前記第一の制御入力を前
記ループLに結合するための第二の光カプラ(C2)と
を備えており、前記光ファイバのループ(L)が、二本
の伝播中立軸(A1、A2)を有する偶数個(2i>
2、iは整数)の偏光維持型ファイバの区間(T1、T
2、T3、T4、...)を備え、これらの区間が、光
学距離が等しく、2i−1箇所で2i−1個のスプライ
ス(E1、E2、E3、...)によって互いに光学的
に接続されており、前記ファイバの前記伝播中立軸が、
ループの真ん中のものを除き(E1、E3)2i−2個
のスプライス(E1、E2、E3、...)の所で90
°回転しており、i番目のスプライスがモード変換器を
備えている、ループ状の非線形ミラー(NOLM)であ
って、さらに、前記モード変換器が、偏光維持型の光デ
マルチプレクサ(C3)と光マルチプレクサ(C4)、
ならびにそれぞれ前記第一と第二の波長(λs、λc)を
搬送するためにそれらを接続する第一及び第二の光路
(Fλs、Fλc)を備えており、前記光路(Fλs、F
λc)が、偏光維持型ファイバで構成されていること、
ならびに、前記第二の経路(Fλc)の中立軸(A1、
A2)は90°回転しているが、前記第一の経路(Fλ
s)の中立軸は回転していないことを特徴とするNOL
M。 - 【請求項2】 前記光デマルチプレクサと光マルチプレ
クサ(C3、C4)が前記第一及び第二の波長(λs、
λc)を有する前記第一及び第二の光信号を分離し、か
つ結び付ける、波長による選択的偏光維持型光カプラで
あることを特徴とする請求項1に記載のNOLM。 - 【請求項3】 前記偏光維持型ファイバの区間(T1、
T2、T3、T4、...)が四つあり、前記スプライ
スの数が三つ(E1、E2、E3)であることを特徴と
する請求項1または2に記載のNOLM。 - 【請求項4】 前記偏光維持型ファイバの四つの区間
(T1、T2、T3、T4)の長さ(L1、L2、L
3、L4)が、中立軸のいずれか一本上に制御によって
導入され、最初のi個の区間(ループの前半、T1、T
2)で積分される非線形位相差が、もう一方の軸上に制
御によって導入され、最後のi個の区間(ループの後
半、T3、T4)で積分される非線形位相差に等しくな
るように選択されることを特徴とする請求項3に記載の
NOLM。 - 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項に記載の
NOLMを備える光波長変換器。 - 【請求項6】 請求項1から4のいずれか一項に記載の
NOLMを備える光学スイッチ。 - 【請求項7】 請求項1から4のいずれか一項に記載の
NOLMを備えるループ状のファイバレーザ用の光学変
調器。 - 【請求項8】 請求項1から4のいずれか一項に記載の
NOLMを備えるタイムジッタの補償による光学ソリト
ン再生装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9601083 | 1996-01-30 | ||
FR9601083A FR2744247B1 (fr) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | Miroir optique non lineaire independant de la polarisation |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09222620A true JPH09222620A (ja) | 1997-08-26 |
JP3895417B2 JP3895417B2 (ja) | 2007-03-22 |
Family
ID=9488624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01717897A Expired - Fee Related JP3895417B2 (ja) | 1996-01-30 | 1997-01-30 | 偏光の影響を受けない非線形光学ミラー |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5848205A (ja) |
EP (1) | EP0788017B1 (ja) |
JP (1) | JP3895417B2 (ja) |
AT (1) | ATE339707T1 (ja) |
CA (1) | CA2196332A1 (ja) |
DE (1) | DE69736645T2 (ja) |
FR (1) | FR2744247B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7409157B2 (en) | 2004-09-02 | 2008-08-05 | Oki Electric Industry Co. | Optical switch |
US7423564B2 (en) | 2003-11-17 | 2008-09-09 | Juridical Foundation Osaka Industrial Promotion Organization | Optical signal processing device for A/D converter including optical encoders with nonlinear loop mirrors |
US7577357B2 (en) | 2004-09-02 | 2009-08-18 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Optical switch |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2763144B1 (fr) * | 1997-05-07 | 1999-07-23 | Alsthom Cge Alcatel | Dispositif et procede de regeneration pour train de solitons |
US6259552B1 (en) | 1997-11-05 | 2001-07-10 | Pirelli Cavi E Sistemi S.P.A. | Optical wavelength converter |
BR9813943A (pt) * | 1997-11-05 | 2000-09-26 | Pirelli Cavi E Sistemi Spa | Conversor de comprimento de onda, processo para transferir informação de um primeiro feixe óptico para um segundo feixe óptico, e, sistema de telecomunicação óptica |
JP2001526415A (ja) * | 1997-12-10 | 2001-12-18 | コーニング・インコーポレーテッド | 光アド/ドロップマルチプレクサ |
US6205265B1 (en) * | 1998-05-29 | 2001-03-20 | Litton Systems, Inc. | Apparatus and method for isolated photobleaching fiber optic rotation sensor coils |
JP3989627B2 (ja) * | 1998-06-23 | 2007-10-10 | 富士通株式会社 | 光ゲート装置、該装置の製造方法及び該装置を備えたシステム |
US6229937B1 (en) | 1998-09-17 | 2001-05-08 | Corning Incorporated | Circularly polarized fiber in optical circuits |
AU5926000A (en) * | 1999-07-08 | 2001-01-30 | Paul R. Prucnal | Terahertz optical asymmetric demultiplexing system and method |
JP3882979B2 (ja) * | 1999-10-15 | 2007-02-21 | 富士通株式会社 | 波形整形のための装置及びシステム |
EP1128503A3 (en) * | 2000-02-28 | 2003-08-06 | Nortel Networks Limited | Optical amplifier stage |
JP4472222B2 (ja) * | 2001-09-28 | 2010-06-02 | 富士通株式会社 | 信号光を波形整形するための方法、装置及びシステム |
US20050135733A1 (en) * | 2003-12-19 | 2005-06-23 | Benoit Reid | Integrated optical loop mirror |
US20090290827A1 (en) * | 2008-05-22 | 2009-11-26 | The Chinese University Of Hong Kong | Nonlinear optical loop mirrors |
JP2019066629A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | 株式会社フジクラ | 基板型光導波路及び導入方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2804954B2 (ja) * | 1992-08-13 | 1998-09-30 | 日本電信電話株式会社 | 偏波無依存型光パルス分離回路および偏波無依存型光パルス多重回路 |
DE4238103A1 (de) * | 1992-11-12 | 1994-05-19 | Sel Alcatel Ag | Optischer Schalter |
EP0635739B1 (en) * | 1993-07-21 | 2000-03-22 | AT&T Corp. | Improved fiber loop mirror for time division demultiplexing |
KR0133473B1 (ko) * | 1994-04-13 | 1998-04-23 | 양승택 | 비선형 광섬유 루프거울형 완전 광 스위치 장치 |
WO1996028758A1 (en) * | 1995-03-15 | 1996-09-19 | Philips Electronics N.V. | Optical switch |
-
1996
- 1996-01-30 FR FR9601083A patent/FR2744247B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-01-27 DE DE69736645T patent/DE69736645T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-01-27 AT AT97400183T patent/ATE339707T1/de not_active IP Right Cessation
- 1997-01-27 EP EP97400183A patent/EP0788017B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1997-01-29 CA CA002196332A patent/CA2196332A1/fr not_active Abandoned
- 1997-01-29 US US08/790,933 patent/US5848205A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-01-30 JP JP01717897A patent/JP3895417B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7423564B2 (en) | 2003-11-17 | 2008-09-09 | Juridical Foundation Osaka Industrial Promotion Organization | Optical signal processing device for A/D converter including optical encoders with nonlinear loop mirrors |
US7409157B2 (en) | 2004-09-02 | 2008-08-05 | Oki Electric Industry Co. | Optical switch |
US7577357B2 (en) | 2004-09-02 | 2009-08-18 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Optical switch |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0788017B1 (fr) | 2006-09-13 |
ATE339707T1 (de) | 2006-10-15 |
DE69736645D1 (de) | 2006-10-26 |
US5848205A (en) | 1998-12-08 |
CA2196332A1 (fr) | 1997-07-31 |
JP3895417B2 (ja) | 2007-03-22 |
EP0788017A1 (fr) | 1997-08-06 |
DE69736645T2 (de) | 2007-08-30 |
FR2744247A1 (fr) | 1997-08-01 |
FR2744247B1 (fr) | 1998-02-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3895417B2 (ja) | 偏光の影響を受けない非線形光学ミラー | |
US5911015A (en) | Polarization-independent Kerr modulator, and an all-optical clock recovery circuit including such a modulator | |
US6259552B1 (en) | Optical wavelength converter | |
JP4683099B2 (ja) | 光多値変調信号発生装置 | |
US5600738A (en) | Polarization dispersion compensation for optical devices | |
JP2009186606A (ja) | 光変調器及び光信号発生装置 | |
EP0541303B1 (en) | Optical circulating shift register | |
US5301008A (en) | Optical crossbar exchange arrangement | |
EP1029400B1 (en) | Optical wavelength converter | |
US5473712A (en) | Optically controlled optical switch | |
JPH1073731A (ja) | 非線形光分岐エレメント | |
US6148122A (en) | High speed lithium niobate polarization independent modulators | |
US5887092A (en) | Optical non-linear branching element with MZ interferometer | |
JP2656967B2 (ja) | 光カー・スイッチ | |
JP2000121855A (ja) | 直交偏波出力装置 | |
JP2001324734A (ja) | 波長変換回路 | |
KR950004883B1 (ko) | 편광변조 사냑(Sagnac) 간섭계를 이용한 광섬유 시분할 다중기 | |
JPH11174268A (ja) | 光機能素子 | |
JPH1188299A (ja) | 時間多重光回路 | |
JPH05224249A (ja) | 非線形光学装置 | |
JPH03267925A (ja) | 光論理回路 | |
JPH0843865A (ja) | 全光再生中継器 | |
JPH05133758A (ja) | 3×3シングルカプラ光フアイバジヤイロ | |
JPH11237653A (ja) | 光スイッチ回路および光変調回路 | |
JPH07301832A (ja) | 双方向光増幅器および非線形ループミラー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060808 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061107 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061205 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |