JPH09222190A - 管体用夾雑物除去装置に於けるフィルターの交換方法とこれに使用する交換装置 - Google Patents

管体用夾雑物除去装置に於けるフィルターの交換方法とこれに使用する交換装置

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JPH09222190A
JPH09222190A JP3043396A JP3043396A JPH09222190A JP H09222190 A JPH09222190 A JP H09222190A JP 3043396 A JP3043396 A JP 3043396A JP 3043396 A JP3043396 A JP 3043396A JP H09222190 A JPH09222190 A JP H09222190A
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JP
Japan
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filter
tubular body
lid
casing
rod
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JP3043396A
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English (en)
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Toshiyuki Sato
敏之 佐藤
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SUIKEN TECHNOL KK
Original Assignee
SUIKEN TECHNOL KK
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/24Preventing accumulation of dirt or other matter in the pipes, e.g. by traps, by strainers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 管体内を流通する流体を停止させずに、管体
に組込まれた夾雑物除去装置のフィルターを簡易且つ迅
速に交換可能にすることを課題とする。 【解決手段】 ケーシング20のフランジ部23に、仕切弁
5が内装された筒状体1の基端部4を接続した後、仕切
弁5を開放状態で、筒状体1の先端部9を閉塞する天面
8に出退自在に設けたロッド11にケーシング20の蓋体38
を固定し、固定手段による蓋体38とフランジ部23との固
定状態を解除して、ロッド11を蓋体38及びフィルター26
と共に筒状体1の先端部9側へと移動し、筒状体1を前
記仕切弁5により閉鎖して筒状体1の先端部9を基端部
4から離脱するフィルター離脱工程と、フィルター26を
備えた蓋体38を前記ロッド11に固定して前記筒状体1の
先端部9を基端部4に取付けた後、筒状体1の仕切弁5
を開放し、ロッド11を筒状体1の基端部4側へと移動し
てフィルター26をケーシング20に内装した状態で、その
フランジ部23に固定手段により蓋体38を固定し、フラン
ジ部23から筒状体1を離脱するフィルター装着工程とか
らなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管体用夾雑物除去
装置に於けるフィルターの交換方法とこれに使用する交
換装置、さらに詳しくは例えば水道管内を流水と共に流
動する夾雑物を除去すべく管体用夾雑物除去装置に内装
されるフィルターの交換方法と、その際に使用されるフ
ィルターの交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の夾雑物除去装置として
は、例えば特開平7-136420号公報所載の発明が存在す
る。
【0003】即ち、この従来のものは、一対の管体を接
続可能なケースに区画板を設けて、該ケース内に貫通室
と排出室とを形成し、該貫通室に円筒状のフィルターを
固設すると共に、該フィルター内に、その内周面と回転
軸に軸着された離隔板とにより形成される逆洗室を設け
たものであり、前記排出室と貫通室とは区画板に形成し
た排出孔で連通され、且つ排出室には大気中に水を流出
可能な開閉弁が設けられている。
【0004】そして、開放弁を開放することにより、フ
ィルターの下流側の水を逆洗室内に流入せしめ、回転軸
で離隔板を回転させることによって前記フィルターの全
内周面を逆洗浄する一方で、区画板上に沈下した夾雑物
を排出孔を介して排出室へと流動させて開放弁により外
部に排出するものであり、フィルターの交換を不要とし
保守作業の簡素化を図らんとするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の除去装置のような流水の逆洗だけでは、フィルター
に付着した夾雑物を完全に除去することは困難であり、
また長期間の使用によりフィルターに腐食が発生した
り、損傷等を受けることもあるため、かかる従来の除去
装置に於いてもフィルターの交換は必要となるが、当該
装置では不断水でフィルターを交換することができない
という問題点があった。
【0006】それ故に、本発明は上記従来の問題点を解
決するためになされたものであり、管体内を流通する流
体を停止させることなく、該管体に組込まれた夾雑物除
去装置のフィルターを簡易且つ迅速に交換できるように
することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、上記課題を解決す
るために本発明が採った手段は、開口部22が形成された
フランジ部23を有し且つ一対の管体A,B間に接続され
るケーシング20と、該ケーシング20に内装されるフィル
ター26を有して前記開口部22を閉塞すべく固定手段によ
りフランジ部23に固定される蓋体38とからなる管体用夾
雑物除去装置に於けるフィルターの交換方法であって、
ケーシング20のフランジ部23に、仕切弁5が内装された
筒状体1の基端部4を接続した後、前記仕切弁5を開放
した状態で、筒状体1の先端部9を閉塞する天面8に出
退自在に設けられたロッド11に前記ケーシング20の蓋体
38を固定し、次に前記固定手段による蓋体38とフランジ
部23との固定状態を解除して、前記ロッド11を蓋体38及
びフィルター26と共に筒状体1の先端部9側へと移動せ
しめ、さらに該筒状体1を前記仕切弁5により閉鎖して
筒状体1の先端部9を基端部4から離脱するフィルター
離脱工程と、フィルター26を備えた蓋体38を前記ロッド
11に固定して前記筒状体1の先端部9を基端部4に接続
した後、該筒状体1の仕切弁5を開放し、次に前記ロッ
ド11を筒状体1の基端部4側へと移動せしめてフィルタ
ー26をケーシング20に内装した状態で、そのフランジ部
23に前記固定手段により蓋体38を固定し、さらに前記フ
ランジ部23から筒状体1を離脱するフィルター装着工程
とからなる点にある。
【0008】また、本発明に係る交換装置の特徴は、開
口部22が形成されたフランジ部23を有し且つ一対の管体
A,B間に接続されるケーシング20と、該ケーシング20
に内装されるフィルター26を有して前記開口部22を閉塞
すべく固定手段によりフランジ部23に固定される蓋体38
とからなる管体用夾雑物除去装置に於けるフィルターの
交換装置であって、筒状体1がケーシング20のフランジ
部23に接続可能で且つ仕切弁5が内装された基端部4
と、該基端部4に一端が接続可能で且つ出退自在なロッ
ド11を有する天面8により他端が閉塞された先端部9と
からなり、しかも該筒状体1のロッド11の先端には前記
蓋体38に着脱可能な固定手段が設けられてなる点にあ
る。
【0009】従って、上記発明特定事項を特徴とする夾
雑物除去装置に於けるフィルターの交換方法及び交換装
置にあっては、筒状体1に仕切弁5を有してなるため、
ロッド11の出退操作により管体A,Bを流通する流体を
停止せしめることなく、一連のフィルター交換作業を行
うことができるのである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面に従って説明する。
【0011】図1に於いて、1は略円筒形状からなる筒
状体を示し、該筒状体1は、下部側側面に所定間隔を有
してボルト2を螺入可能な複数のネジ孔3が径方向に貫
通形成されると共に、側面に円板状の仕切弁5を収納可
能な膨出部6が突設された基端部4と、該基端部4に一
端が接続され、他端が上面中央にフランジ7を有する天
面8により閉塞された先端部9とからなり、該天面8の
中央に穿設した貫通孔10及びフランジ7の貫通孔7aには
先端が断面六角形状に形成されたロッド11が出退自在に
挿入され、該ロッド11の上端にはフランジ12が回転自在
に設けられる一方、下端には内周面にネジ部13を有する
スパナ部14が設けられており、しかも前記膨出部6の端
面を閉塞すべく取付けられた蓋15には仕切弁5の側面に
螺合するネジ杆16が端部にハンドル17を有して回転自在
に設けられ、該ハンドル17の回転操作により仕切弁5が
膨出部6内を水平方向に移動し、前記基端部4が閉塞さ
れて先端部9側への流体の流入を阻止し得るように構成
されてなる。尚、図示はしないが、各部材の連結部分等
には所定のシール手段が夫々施されている。
【0012】18は筒状体1の基端部4と先端部9間に接
続した外部配管で、一対の弁19を有している。44は筒状
体1の先端部9に連通してその天面8に設けられたエア
抜き配管で、弁45を有してなる。
【0013】本実施形態に係るフィルターの交換装置は
以上のような構成からなるが、次に管体用夾雑物除去装
置について説明する。
【0014】図2に於いて、20は本体21の上部に開口部
22が形成された平面矩形状のフランジ部23を有するケー
シングを示し、本体21の両端部には接続孔24を有するフ
ランジ25が夫々設けられると共に、本体21の底面21aは
一側端部側程に傾斜するように形成されている。
【0015】26はコの字状のフレーム27の内面に取着さ
れたフィルターで、該フィルター26は多数の孔26aを有
する所謂パンチング板を幅方向に屈曲形成したものであ
り、本体21の開口部22から挿入されたフィルター26は前
記接続孔24と対向配置される。28はフレーム27の上面中
央に突設された筒体で、ピン29が横方向に挿通されてな
る。
【0016】30はフィルター26の下端部及びフレーム27
の側片27aに固着された仕切板で、前記フィルター26を
ケーシング20に装着した際に、該ケーシング20は仕切板
30によって上下二室31,32 に区画され、且つ仕切板30は
上流側の管体Aと一方の接続孔24を介して連通する位置
に配置される一方、仕切板30の背面には垂下板33が折曲
形成されて、該垂下板33により他方の接続孔24の下端部
は閉塞されており、前記下室32と下方側の管体Bとは連
通しないように構成されている。34は仕切板11の一端部
に設けた貫通孔で、本体21の底面21aの一側端部側に位
置する。
【0017】35は本体21の一側端部側の側面に穿設され
た排出孔で、該排出孔35には排出手段としての排出弁36
が取着されている。37はケーシング20の内面に設けられ
たストッパーで、前記垂下板33の下端部が接触してそれ
以上の下降を阻止する。
【0018】38はケーシング20のフランジ部23にパッキ
ン39を介して設けられる蓋体で、該蓋体38に穿設したネ
ジ孔38aと前記フランジ部23に穿設したネジ孔23aとに
ボルト40を螺合して固定されており、また蓋体38の上面
中央にはネジ杆41が突設されてなる。
【0019】以上のような構成からなる夾雑物除去装置
は、例えば図2(ロ) のようにしてケーシング20の各フラ
ンジ25に水道管の如き管体A,Bを接続して使用される
のであるが、管体Aを流通する夾雑物は、前記除去装置
のフィルター26により捕捉されて管体B側への流出は阻
止される。そして、所定の期間が経過した後に、除去装
置のフィルター26を上述した交換装置により交換する場
合は、以下のようにして行う。
【0020】先ず、除去装置の表面を綺麗に清掃する。
その際、特にネジ杆41やボルト40とパッキン39の接触部
分は入念に行う。
【0021】その後、図3のように交換装置の筒状体1
の基端部4を除去装置に接続するのであるが、この場合
は前記基端部4を除去装置のケーシング20のフランジ部
23に嵌合せしめ、各ボルト2を基端部4のネジ孔3に螺
入して、その先端を除去装置の前記フランジ部23の下端
縁に係止させて固定する。
【0022】次に、基端部4上に筒状体1の先端部9を
接続する。その際、筒状体1を先に組立ておいて、その
基端部4を除去装置のフランジ部23に接続しても構わな
い。尚、筒状体1の基端部4と先端部9との接続は夫々
に設けたフランジ4a,9a を介してボルト等の接続具を使
用して行い、また前記基端部4の仕切弁5は膨出部6内
に収納して、該基端部4は開放しておく。
【0023】その後、交換装置の天面8に設けたロッド
11をフランジ12と共に除去装置側へと進入させた後、ロ
ッド11の六角形状の先端部を利用して該ロッド11を回転
せしめ、そのスパナ部14のネジ部13を除去装置の蓋体38
に突設したネジ杆41に螺合する。
【0024】次に、筒状体1の天面8のフランジ7とロ
ッド11のフランジ12に対向して穿設された貫通孔(図示
せず)にネジ杆46を挿通して連結し、ロッド11が多少上
下動し得るように前記ネジ杆46にナット47を螺合する。
【0025】そして、筒状体1に設けたエア抜き配管44
の弁45を開放した状態で、前記ケーシング20のフランジ
部23と蓋体38とを固定しているボルト40を取外す。その
際、除去装置内の水圧が蓋体38に加わって、該蓋体38に
取付けたロッド11はネジ杆46によるフランジ7,12 の連
結により少しだけ上昇することとなり、前記除去装置内
の流体の一部が筒状体1内に流入する。
【0026】その後、図4のように先端に尖鋭部42を有
する芯出しボルト43をフランジ部23のネジ部23aに螺入
するのであるが、かかる芯出しボルト43は前記ボルト40
よりも短寸に形成されており、その尖鋭部42が蓋体38の
ネジ孔38aに進入して該ネジ孔38aと芯出しボルト43と
は螺合しない。
【0027】そして、前記ネジ杆46によるフランジ7,1
2 の連結状態を解除する。この場合、筒状体1の先端部
9側にも流体が充填されているので、不用意にロッド11
が外部に突出することがなく、安全に作業が行える。
【0028】次に、ロッド11を引き上げて、該ロッド11
と共に除去装置の蓋体38と、フィルター26を設けたフレ
ーム27とをケーシング1から離脱せしめ、フレーム27の
下端部を筒状体1の先端部9にまで引き上げた時点で、
交換装置のハンドル17を回転させると、図4の二点鎖線
に示すように膨出部6内の仕切弁5を基端部4内に進入
して該基端部4が閉塞される。これにより、フィルター
離脱工程は完了する。
【0029】その後、筒状体1の基端部4から先端部9
を取外して、そのロッド11に固定されたフィルター26を
交換し又は清掃した後、再び先端部9を基端部4に接続
する。そして、外部配管18の弁19を開放して筒状体1の
基端部4内の水の一部を先端部9へと流入させた後、前
記ハンドル17を逆回転させて仕切弁5を膨出部4内に収
納し、基端部4を開放する。
【0030】この場合に於いて、筒状体1の先端部9側
にも水を流入させてなるため、仕切弁5の表裏面には同
じだけの水圧が加わることとなり、よってその開放動作
がスムースに行えると共に、水圧を急激に受けてロッド
11が飛び出すようなことはない。
【0031】その後、ロッド11を除去装置側へと進入さ
せて、該除去装置内にフィルター26及びフレーム27を装
着しつつ、蓋体38のネジ孔38aを芯出しボルト43の尖鋭
部42に挿入して位置決めを行う。そして、ロッド11を除
去装置側へと押圧して蓋体38をケーシング20のフランジ
部23上に設置した状態で、前記芯出しボルト43をフラン
ジ23のネジ孔23aから取外して前記ボルト40に交換し、
フランジ部23と蓋体38とを再度固定する。
【0032】さらに、ロッド11のスパナ部14を蓋体38の
ネジ杆41から取外すと共に、筒状体1を除去装置から離
脱すれば、フィルター離脱工程が完了する。
【0033】而して、かかる一連のフィルター交換作業
は、管体A,B内を流通する水を停止させることなく不
断水で行えるという利点があり、しかも簡単で且つ迅速
に作業が行えるため、作業者にかかる負担も少なくてす
む。
【0034】また、本実施形態に係る交換装置は非常に
簡易な構成からなるために、その製作も容易で且つ安価
に行えるのである。
【0035】尚、上記実施形態に於ける筒状体1の基端
部4には、仕切弁5が収納可能な膨出部6を有してなる
が、フィルター26の交換作業に支障を与えないように筒
状体1内に仕切弁5を回動自在に設けることも可能であ
る。
【0036】また、該実施形態のように芯出しボルト43
を使用すると、蓋体38のフランジ部23への取付けが確実
且つ正確に行えることとなるが、必ずしも芯出しボルト
43を使用する必要はない。
【0037】さらに、筒状体1に設けられる外部配管18
も必要に応じて設ければよく、省略しても構わない。
【0038】また、上記実施形態に於いては、除去装置
のフィルター26をフレーム27に取着して構成したが、フ
ィルター26は蓋体38に直接取着することも可能である。
【0039】さらに、上記実施形態では水道管路に接続
した除去装置のフィルター26を交換する場合について説
明したが、本発明は決してこれに限定されず、その他の
配管系に接続された除去装置のフィルター交換用として
使用することも可能である。
【0040】その他、筒状体1やフィルター26の形状等
の具体的な構成も本発明の意図する範囲内に於いて任意
に設計変更自在である。
【0041】
【発明の効果】叙上の様に、本発明は筒状体に仕切弁を
有してなるために、該筒状体の先端部を閉塞すべくその
天面に設けたロッドの出退操作により、管体に接続され
た夾雑物除去装置のフィルターを着脱することが可能と
なる。即ち、前記管体を流通する流体を停止させること
なく、除去装置のフィルターを交換することができると
いう格別の効果を得るに至った。
【0042】しかも、一連のフィルター交換作業は非常
に簡単且つ迅速に行えるという利点があり、作業者にか
かる負担も少なくてすむのである。
【0043】また、請求項2の如く除去装置のフランジ
部と蓋体とを固定するボルトを、作業中に先端に尖鋭部
を有する芯出しボルトに交換することにより、前記蓋体
とフランジ部との固定が確実且つ正確に行えることとな
って、作業の便に大いに寄与する効果がある。
【0044】さらに、上述した如く本発明に係るフィル
ターの交換装置は、非常に簡易な構成からなるために、
その製作は容易で且つ安価に行えると共に、メンテナン
スの便にも供し得るという実用的な効果もある。
【0045】また、請求項4のように筒状体に弁を有す
る外部配管を設けて、筒状体の他端部側にも流体を流入
しておくことにより、仕切弁の表裏面には同じだけの流
体圧が加わって、その開放動作がスムースに行えると共
に、前記流体圧を急激に受けてロッドが外部に飛び出す
ようなこともなく、安全に作業が行えるという特有の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフィルターの交換装置の一実施形
態を示す一部断面正面図。
【図2】同夾雑物除去装置を一実施形態を示し、(イ) は
一部断面正面図、(ロ) はその使用状態を示す一部断面側
面図。
【図3】同フィルターの交換装置の使用状態を示す一部
断面正面図。
【図4】同フィルターの交換装置の使用状態を示す一部
断面正面図。
【符号の説明】
1…筒状体 4…基端部 5…仕切弁 8…天面 9…先端部 11…ロッド 18…外部配管 19…弁 20…ケーシング 22…開口部 23…フランジ部 23a…ネジ孔 26…フィルター 38…蓋体 38a…ネジ孔 40…ボルト 42…尖鋭部 43…芯出しボルト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部(22)が形成されたフランジ部(23)
    を有し且つ一対の管体(A),(B) 間に接続されるケーシン
    グ(20)と、該ケーシング(20)に内装されるフィルター(2
    6)を有して前記開口部(22)を閉塞すべく固定手段により
    フランジ部(23)に固定される蓋体(38)とからなる管体用
    夾雑物除去装置に於けるフィルターの交換方法であっ
    て、ケーシング(20)のフランジ部(23)に、仕切弁(5) が
    内装された筒状体(1) の基端部(4) を接続した後、前記
    仕切弁(5) を開放した状態で、筒状体(1) の先端部(9)
    を閉塞する天面(8) に出退自在に設けられたロッド(11)
    に前記ケーシング(20)の蓋体(38)を固定し、次に前記固
    定手段による蓋体(38)とフランジ部(23)との固定状態を
    解除して、前記ロッド(11)を蓋体(38)及びフィルター(2
    6)と共に筒状体(1) の先端部(9) 側へと移動せしめ、さ
    らに該筒状体(1) を前記仕切弁(5) により閉鎖して筒状
    体(1) の先端部(9) を基端部(4) から離脱するフィルタ
    ー離脱工程と、フィルター(26)を備えた蓋体(38)を前記
    ロッド(11)に固定して前記筒状体(1) の先端部(9) を基
    端部(4) に接続した後、該筒状体(1) の仕切弁(5) を開
    放し、次に前記ロッド(11)を筒状体(1) の基端部(4) 側
    へと移動せしめてフィルター(26)をケーシング(20)に内
    装した状態で、そのフランジ部(23)に前記固定手段によ
    り蓋体(38)を固定し、さらに前記フランジ部(23)から筒
    状体(1) を離脱するフィルター装着工程とからなること
    を特徴とする管体用夾雑物除去装置のフィルター交換方
    法。
  2. 【請求項2】 開口部(22)が形成されたフランジ部(23)
    を有し且つ一対の管体(A),(B) 間に接続されるケーシン
    グ(20)と、該ケーシング(20)に内装されるフィルター(2
    6)を有して前記開口部(22)を閉塞すべく固定手段により
    フランジ部(23)に固定される蓋体(38)とからなり、且つ
    前記固定手段が蓋体(38)及びフランジ部(23)に夫々形成
    したネジ孔(38a),(23a) に螺合されるボルト(40)で構成
    された管体用夾雑物除去装置に於けるフィルターの交換
    方法であって、ケーシング(20)のフランジ部(23)に、仕
    切弁(5) が内装された筒状体(1) の基端部(4) を接続し
    た後、前記仕切弁(5) を開放した状態で、筒状体(1) の
    先端部(9) を閉塞する天面(8) に出退自在に設けられた
    ロッド(11)を前記ケーシング(20)の蓋体(38)に固定し、
    次に前記ボルト(40)をネジ孔(38a),(23a) から螺脱した
    後、先端に尖鋭部(42)を有する芯出しボルト(43)を、そ
    の尖鋭部(42)が蓋体(38)のネジ孔(38a) に臨出するよう
    に前記フランジ部(23)のネジ孔(38a) にのみ螺合し、そ
    の後前記ロッド(11)を蓋体(38)及びフィルター(26)と共
    に筒状体(1) の先端部(9) 側へと移動せしめ、さらに該
    筒状体(1) を前記仕切弁(5) により閉鎖して筒状体(1)
    の基端部(4) から先端部(9) を離脱するフィルター離脱
    工程と、フィルター(26)を備えた蓋体(38)を前記ロッド
    (11)に固定して前記筒状体(1) の先端部(9) を基端部
    (4)に接続した後、該筒状体(1) の仕切弁(5) を開放
    し、次に前記ロッド(11)を筒状体(1) の基端部(4) 側へ
    と移動せしめてフィルター(26)をケーシング(20)に内装
    すると共に、蓋体(38)のネジ孔(38a) に前記芯出しボル
    ト(43)の尖鋭部(42)を挿入して位置決めし、次に該芯出
    しボルト(43)を前記ボルト(40)に交換して蓋体(38)とフ
    ランジ部(23)を固定し、さらに該フランジ部(23)から筒
    状体(1) を離脱するフィルター装着工程とからなること
    を特徴とする管体用夾雑物除去装置のフィルター交換方
    法。
  3. 【請求項3】 開口部(22)が形成されたフランジ部(23)
    を有し且つ一対の管体(A),(B) 間に接続されるケーシン
    グ(20)と、該ケーシング(20)に内装されるフィルター(2
    6)を有して前記開口部(22)を閉塞すべく固定手段により
    フランジ部(23)に固定される蓋体(38)とからなる管体用
    夾雑物除去装置に於けるフィルターの交換装置であっ
    て、筒状体(1) がケーシング(20)のフランジ部(23)に接
    続可能で且つ仕切弁(5) が内装された基端部(4) と、該
    基端部(4) に一端が接続可能で且つ出退自在なロッド(1
    1)を有する天面(8) により他端が閉塞された先端部(9)
    とからなり、しかも該筒状体(1) のロッド(11)の先端に
    は前記蓋体(38)に着脱可能な固定手段が設けられてなる
    ことを特徴とする管体用夾雑物除去装置に於けるフィル
    ターの交換装置。
  4. 【請求項4】 前記仕切弁(5) により区画される筒状体
    (1) の基端部(4) と先端部(9) とが弁(19)を有する外部
    配管(18)により接続されてなる請求項3記載の管体用夾
    雑物除去装置に於けるフィルターの交換装置。
  5. 【請求項5】 前記筒状体(1) の先端部(9) にエア抜き
    手段が設けられてなる請求項3又は4記載の管体用夾雑
    物除去装置に於けるフィルターの交換装置。
JP3043396A 1996-02-19 1996-02-19 管体用夾雑物除去装置に於けるフィルターの交換方法とこれに使用する交換装置 Pending JPH09222190A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012215287A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Meiwa Kogyo Kk 管路の分岐管内への付属装置の装着構造及び付属装置の着脱方法並びにその着脱器具

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JP2012215287A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Meiwa Kogyo Kk 管路の分岐管内への付属装置の装着構造及び付属装置の着脱方法並びにその着脱器具

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