JPH09219594A - 携帯電話機等のシールド構造 - Google Patents
携帯電話機等のシールド構造Info
- Publication number
- JPH09219594A JPH09219594A JP8022266A JP2226696A JPH09219594A JP H09219594 A JPH09219594 A JP H09219594A JP 8022266 A JP8022266 A JP 8022266A JP 2226696 A JP2226696 A JP 2226696A JP H09219594 A JPH09219594 A JP H09219594A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring portion
- shield structure
- rib
- coil spring
- circuit board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケースに成形不良を生じることがなく、ま
た、プリント基板スペースを有効に利用でき、安定した
シールドを実現することができる携帯電話機等のシール
ド構造を得ること。 【解決手段】 上部カバー1と下部カバー2とにより筐
体を形成し、上部カバー1に設けたリブ5と下部カバー
2に設けたリブ6との間にプリント基板7を配設し、こ
のプリント基板7を導電部材を介して各リブ5,6で支
持して内部機器を電気的にシールドする携帯電話機等の
シールド構造であって、導電部材を、各リブ5,6に係
止する板バネ部11とこの板バネ部11に取付けられて
プリント基板7のアース部に当接するコイルバネ部20
とからなる金属バネ10によって構成する。
た、プリント基板スペースを有効に利用でき、安定した
シールドを実現することができる携帯電話機等のシール
ド構造を得ること。 【解決手段】 上部カバー1と下部カバー2とにより筐
体を形成し、上部カバー1に設けたリブ5と下部カバー
2に設けたリブ6との間にプリント基板7を配設し、こ
のプリント基板7を導電部材を介して各リブ5,6で支
持して内部機器を電気的にシールドする携帯電話機等の
シールド構造であって、導電部材を、各リブ5,6に係
止する板バネ部11とこの板バネ部11に取付けられて
プリント基板7のアース部に当接するコイルバネ部20
とからなる金属バネ10によって構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等の内
部機器を電気的にシールドするシールド構造に関するも
のである。
部機器を電気的にシールドするシールド構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば携帯電話機のシールド構造
は、アルミダイキャスト又は合成樹脂に導電塗装やメッ
キを施した上部及び下部ケースの内面にリブを設け、こ
のリブに例えば導電ゴムの如き伸縮性の導電部材を支持
する支持溝を設けてそれぞれの支持溝で導電部材を支持
し、この導電部材を介してプリント基板のアース部と上
下のケースをそれぞれ電気的に導通させていた。
は、アルミダイキャスト又は合成樹脂に導電塗装やメッ
キを施した上部及び下部ケースの内面にリブを設け、こ
のリブに例えば導電ゴムの如き伸縮性の導電部材を支持
する支持溝を設けてそれぞれの支持溝で導電部材を支持
し、この導電部材を介してプリント基板のアース部と上
下のケースをそれぞれ電気的に導通させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
携帯電話機等のシールド構造によれば、伸縮性の導電部
材を支持する支持溝が大きくなってリブが厚くなり、こ
のため上部及び下部のケースに成形不良を生じたり、プ
リント基板のアース部が大きなスペースを占有してしま
う等の問題があった。
携帯電話機等のシールド構造によれば、伸縮性の導電部
材を支持する支持溝が大きくなってリブが厚くなり、こ
のため上部及び下部のケースに成形不良を生じたり、プ
リント基板のアース部が大きなスペースを占有してしま
う等の問題があった。
【0004】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、ケースに成形不良を生じることな
く、また、プリント基板のスペースを有効に利用でき、
安定したシールドを実現することのできる携帯電話機等
のシールド構造を得ることを目的とする。
になされたもので、ケースに成形不良を生じることな
く、また、プリント基板のスペースを有効に利用でき、
安定したシールドを実現することのできる携帯電話機等
のシールド構造を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる携帯電話
機等の電波シールド構造は、次のように構成したもので
ある。 (1) 上部カバーと下部カバーとにより筐体を形成
し、この上部カバーに設けたリブと下部カバーに設けた
リブとの間にプリント基板を配設し、このプリント基板
を導電部材を介して上下各リブで支持して内部機器を電
気的にシールドする携帯電話機等のシールド構造であっ
て、導電部材を、各リブに係止する板バネ部とこの板バ
ネ部に取付けられてプリント基板のアース部に当接する
コイルバネ部とからなる金属バネによって構成したもの
である。
機等の電波シールド構造は、次のように構成したもので
ある。 (1) 上部カバーと下部カバーとにより筐体を形成
し、この上部カバーに設けたリブと下部カバーに設けた
リブとの間にプリント基板を配設し、このプリント基板
を導電部材を介して上下各リブで支持して内部機器を電
気的にシールドする携帯電話機等のシールド構造であっ
て、導電部材を、各リブに係止する板バネ部とこの板バ
ネ部に取付けられてプリント基板のアース部に当接する
コイルバネ部とからなる金属バネによって構成したもの
である。
【0006】(2) 上記(1)の携帯電話機等のシー
ルド構造において、金属バネを、金属板をほぼコ字状に
折り曲げて天板と両脚板を構成し、天板の長手方向の中
央部に両側にストッパ片を有する窓穴を設けると共に、
脚板に弾性を付与した板バネ部と、螺旋部、及びこの螺
旋部の始端部及び終端部を互いに反対方向に折り曲げて
螺旋部内を通り外部に延出した直線部によって構成した
コイルバネ部とからなり、このコイルバネ部を板バネ部
の脚板の間から挿入してその螺旋部を窓穴に嵌入し、直
線部を天板上に位置させて固定したものである。 (3) 上記(2)の携帯電話機等のシールド構造にお
いて、コイルバネ部の螺旋部を、その軸線方向に傾斜さ
せたものである。
ルド構造において、金属バネを、金属板をほぼコ字状に
折り曲げて天板と両脚板を構成し、天板の長手方向の中
央部に両側にストッパ片を有する窓穴を設けると共に、
脚板に弾性を付与した板バネ部と、螺旋部、及びこの螺
旋部の始端部及び終端部を互いに反対方向に折り曲げて
螺旋部内を通り外部に延出した直線部によって構成した
コイルバネ部とからなり、このコイルバネ部を板バネ部
の脚板の間から挿入してその螺旋部を窓穴に嵌入し、直
線部を天板上に位置させて固定したものである。 (3) 上記(2)の携帯電話機等のシールド構造にお
いて、コイルバネ部の螺旋部を、その軸線方向に傾斜さ
せたものである。
【0007】
実施形態1 図1は本発明の第1の実施形態の分解斜視図、図2はそ
の要部の縦断面図である。1,2は上部カバー及び下部
カバーで、周囲にそれぞれ外壁3,4を有し、これらの
外壁3,4を係合して携帯電話機等の筐体を形成する。
そして、上部カバー1及び下部カバー2は、アルミダイ
キャストあるいはプラスチックに導電塗装やメッキを施
したもので、導電性を有している。
の要部の縦断面図である。1,2は上部カバー及び下部
カバーで、周囲にそれぞれ外壁3,4を有し、これらの
外壁3,4を係合して携帯電話機等の筐体を形成する。
そして、上部カバー1及び下部カバー2は、アルミダイ
キャストあるいはプラスチックに導電塗装やメッキを施
したもので、導電性を有している。
【0008】5は上部カバー1の天板内面に設けた四角
形状の上部リブ、6は下部カバー2の天板内面に上部カ
バー1の上部リブ5と対向して設けた四角形状の下部リ
ブである。そして、上部カバー1の上部リブ5の高さは
側壁3の高さよりもやや低めに形成され、また、下部カ
バー2の下部リブ6の高さも側壁4の高さよりもやや低
めに形成されていて、上部カバー1と下部カバー2を係
合して筐体を形成したとき、上部リブ5と下部リブ6と
の間には上下の金属バネ(後述)とプリント基板(後
述)が配設できるようになっている。なお、上部リブ5
及び下部リブ6の形状は四角形状に限定するものではな
く、適宜の形状とすることができる。
形状の上部リブ、6は下部カバー2の天板内面に上部カ
バー1の上部リブ5と対向して設けた四角形状の下部リ
ブである。そして、上部カバー1の上部リブ5の高さは
側壁3の高さよりもやや低めに形成され、また、下部カ
バー2の下部リブ6の高さも側壁4の高さよりもやや低
めに形成されていて、上部カバー1と下部カバー2を係
合して筐体を形成したとき、上部リブ5と下部リブ6と
の間には上下の金属バネ(後述)とプリント基板(後
述)が配設できるようになっている。なお、上部リブ5
及び下部リブ6の形状は四角形状に限定するものではな
く、適宜の形状とすることができる。
【0009】7は下部カバー2内に配設されたプリント
基板、8はプリント基板7の両面に上下のカバー1,2
のリブ5,6に対応して設けられたアース部である。1
0は上部リブ5及び下部リブ6をそれぞれ構成する4辺
の各辺ごとに着脱自在に取付けた金属バネで、これによ
りプリント基板7のアース部8と上部、下部のリブ5,
6に取付けた金属バネ10とを接触させ、プリント基板
7のアース部8と上部カバー1及び下部カバー2とを導
通させて、シールドする。
基板、8はプリント基板7の両面に上下のカバー1,2
のリブ5,6に対応して設けられたアース部である。1
0は上部リブ5及び下部リブ6をそれぞれ構成する4辺
の各辺ごとに着脱自在に取付けた金属バネで、これによ
りプリント基板7のアース部8と上部、下部のリブ5,
6に取付けた金属バネ10とを接触させ、プリント基板
7のアース部8と上部カバー1及び下部カバー2とを導
通させて、シールドする。
【0010】図3は金属バネ10の正面図及び側面図
で、この金属バネ10は板バネ部11とコイルバネ部2
0とから構成されている。まず、板バネ部11について
説明する。この板バネ部11は図4に示すように、導電
性のバネ板をほぼコ字状に折り曲げて天板12と脚板1
3a,13bを形成したもので、天板12の長手方向の
中央部には窓穴14が設けられており、窓穴14の両縁
部には切起しにより八字状のストッパ部15a,15b
が設けられている。また、窓穴14の両側には切起しな
どにより窓穴14と連通するコイルバネ部20の取付部
16a,16bが設けられている。なお、脚板13a,
13bは内側に向かって折り曲げられたのち先端部近傍
で外側に折り曲げられ、弾性が付与されている。
で、この金属バネ10は板バネ部11とコイルバネ部2
0とから構成されている。まず、板バネ部11について
説明する。この板バネ部11は図4に示すように、導電
性のバネ板をほぼコ字状に折り曲げて天板12と脚板1
3a,13bを形成したもので、天板12の長手方向の
中央部には窓穴14が設けられており、窓穴14の両縁
部には切起しにより八字状のストッパ部15a,15b
が設けられている。また、窓穴14の両側には切起しな
どにより窓穴14と連通するコイルバネ部20の取付部
16a,16bが設けられている。なお、脚板13a,
13bは内側に向かって折り曲げられたのち先端部近傍
で外側に折り曲げられ、弾性が付与されている。
【0011】コイルバネ20は、図5に示すように、導
電性の針金を螺旋状に巻回した螺旋部21と、その始端
部及び終端部を互いに反対方向に折り曲げ、螺旋部21
内を通して外部に延出した第1、第2の直線部22a,
22bとからなっている。なお、螺旋部21は図3に示
すように軸線方向に所定の角度(a>90度、b<90
度)に傾斜させてもよい。
電性の針金を螺旋状に巻回した螺旋部21と、その始端
部及び終端部を互いに反対方向に折り曲げ、螺旋部21
内を通して外部に延出した第1、第2の直線部22a,
22bとからなっている。なお、螺旋部21は図3に示
すように軸線方向に所定の角度(a>90度、b<90
度)に傾斜させてもよい。
【0012】上記のようなコイルバネ部20を板バネ部
11に取り付けるには、コイルバネ部20を板バネ部1
1の脚板13a,13bの間から挿入し、螺旋部21を
天板12に設けた窓穴14に挿入すると共に、第1、第
2の直線部22a,22bを取付部16a,16bに挿
通してその先端部を天板12上に位置させ、取付部16
a,16bをかしめて固定する。これにより、螺旋部2
1はストッパ部15a,15bにより上方への移動が阻
止され、また、第1、第2の直線部22a,22bが天
板12上に固定されているため、下方及び長手方向への
移動が阻止されて螺旋部のピッチが変動することなく、
その位置に保持される。このときの状態を図3に示す。
11に取り付けるには、コイルバネ部20を板バネ部1
1の脚板13a,13bの間から挿入し、螺旋部21を
天板12に設けた窓穴14に挿入すると共に、第1、第
2の直線部22a,22bを取付部16a,16bに挿
通してその先端部を天板12上に位置させ、取付部16
a,16bをかしめて固定する。これにより、螺旋部2
1はストッパ部15a,15bにより上方への移動が阻
止され、また、第1、第2の直線部22a,22bが天
板12上に固定されているため、下方及び長手方向への
移動が阻止されて螺旋部のピッチが変動することなく、
その位置に保持される。このときの状態を図3に示す。
【0013】上記のように構成した本実施形態の作用を
説明する。まず、上部カバー1の上部リブ5の各辺にそ
れぞれ4個の金属バネ10を取付ける。この取り付けに
当たっては、まず、板バネ部11の脚板13a,13b
の開口部を上部リブ5の一辺に差し込む。こうすると、
脚板13a,13bが開脚してその内面が上部リブ5の
両側面に沿ってこれを締め付けるようにしてスライドす
る。こうして、コイルバネ部20の螺旋部21が上部リ
ブ5の先端部に接触すると、挿入を停止する。
説明する。まず、上部カバー1の上部リブ5の各辺にそ
れぞれ4個の金属バネ10を取付ける。この取り付けに
当たっては、まず、板バネ部11の脚板13a,13b
の開口部を上部リブ5の一辺に差し込む。こうすると、
脚板13a,13bが開脚してその内面が上部リブ5の
両側面に沿ってこれを締め付けるようにしてスライドす
る。こうして、コイルバネ部20の螺旋部21が上部リ
ブ5の先端部に接触すると、挿入を停止する。
【0014】同様にして、上部リブ5の他の3つの辺に
残りの3個の金属バネ10をそれぞれ取付ける。その後
さらに、下部カバー2の下部リブ6の各辺に、それぞれ
金属バネ10を先と同様にして取付ける。
残りの3個の金属バネ10をそれぞれ取付ける。その後
さらに、下部カバー2の下部リブ6の各辺に、それぞれ
金属バネ10を先と同様にして取付ける。
【0015】次に、図1に示すプリント基板7を下部カ
バー2上に設置し、上部カバー1と下部カバー2の側壁
を係合して固定する。これにより、図2に示すように、
上部、下部リブ5,6に取付けた金属バネ10のコイル
バネ部20の螺旋部21がプリント基板7のアース部8
と接触して、アース部8が金属バネ10を介して上部カ
バー1及び下部カバー2と導通し、内部機器がシールド
される。
バー2上に設置し、上部カバー1と下部カバー2の側壁
を係合して固定する。これにより、図2に示すように、
上部、下部リブ5,6に取付けた金属バネ10のコイル
バネ部20の螺旋部21がプリント基板7のアース部8
と接触して、アース部8が金属バネ10を介して上部カ
バー1及び下部カバー2と導通し、内部機器がシールド
される。
【0016】したがって、本実施形態によれば、従来の
ようにリブに溝を設けてこの溝に導電部材等を挿入して
プリント基板を支持しなくてもよく、このためリブが薄
くてすみ、上下のカバー1,2の成形不良を防止すると
共に、アース部8の小形化によりプリント基板7のスペ
ースを有効に利用でき、シールドが安定する。
ようにリブに溝を設けてこの溝に導電部材等を挿入して
プリント基板を支持しなくてもよく、このためリブが薄
くてすみ、上下のカバー1,2の成形不良を防止すると
共に、アース部8の小形化によりプリント基板7のスペ
ースを有効に利用でき、シールドが安定する。
【0017】上記の説明では、コイルバネ部20の螺旋
部を、螺旋軸方向から見て円形状になるようにすると共
に、螺旋軸の進行方向に向かって一方の半円部を90度
以上の角度aで傾斜させ、他方の半円部を90度以下で
あって先の角度aより小さい角度bで傾斜させたが、こ
の傾斜角は適宜変更することができる。また、金属バネ
10のコイルバネ部21の第1、第2の直線部22a,
22bを、取付部16a,16bをかしめて板バネ部1
1に固定する場合を示したが、取付部16a,16bを
省略して第1、第2の直線部22a,22bを板バネ部
11の天板12にはんだ付けして固定するなど、適宜の
固定手段を実施することができる。
部を、螺旋軸方向から見て円形状になるようにすると共
に、螺旋軸の進行方向に向かって一方の半円部を90度
以上の角度aで傾斜させ、他方の半円部を90度以下で
あって先の角度aより小さい角度bで傾斜させたが、こ
の傾斜角は適宜変更することができる。また、金属バネ
10のコイルバネ部21の第1、第2の直線部22a,
22bを、取付部16a,16bをかしめて板バネ部1
1に固定する場合を示したが、取付部16a,16bを
省略して第1、第2の直線部22a,22bを板バネ部
11の天板12にはんだ付けして固定するなど、適宜の
固定手段を実施することができる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次のような効果を得ることができる。 (1) 導電部材を、ケースに設けたリブに係止する板
バネ部と、この板バネ部に取付けられてプリント基板の
アース部に当接するコイルバネ部からなる金属バネ部に
よって構成したので、リブを薄くすることができ、これ
により上下のカバーの成形不良を防止すると共に、リブ
及び上下のカバーを小型化することができる。
によれば、次のような効果を得ることができる。 (1) 導電部材を、ケースに設けたリブに係止する板
バネ部と、この板バネ部に取付けられてプリント基板の
アース部に当接するコイルバネ部からなる金属バネ部に
よって構成したので、リブを薄くすることができ、これ
により上下のカバーの成形不良を防止すると共に、リブ
及び上下のカバーを小型化することができる。
【0019】(2) 金属板をほぼコ字状に折り曲げて
天板と両脚板を構成し、天板にコイルバネ部の装着部を
設けた板バネ部と、螺旋部とその始端部と終端部を互い
に反対方向に折り曲げて螺旋部を通り外方に延出した直
線部とを備え、板バネ部の装着部に装着されるコイルバ
ネ部とによって金属バネを構成したので、上記(1)の
効果が得られると共に、コイルバネ部をプリント基板の
アース部に確実に接触させることができるため、安定し
たシールド構造を得ることができる。また、プリント基
板のアース部の占有面積を小さくできるので、プリント
基板の小型化及び有効利用をはかることができる。
天板と両脚板を構成し、天板にコイルバネ部の装着部を
設けた板バネ部と、螺旋部とその始端部と終端部を互い
に反対方向に折り曲げて螺旋部を通り外方に延出した直
線部とを備え、板バネ部の装着部に装着されるコイルバ
ネ部とによって金属バネを構成したので、上記(1)の
効果が得られると共に、コイルバネ部をプリント基板の
アース部に確実に接触させることができるため、安定し
たシールド構造を得ることができる。また、プリント基
板のアース部の占有面積を小さくできるので、プリント
基板の小型化及び有効利用をはかることができる。
【0020】(3) 金属バネのコイルバネ部の螺旋部
を、その軸方向に傾斜させたので、プリント基板のアー
ス部により確実に接触させることができる。
を、その軸方向に傾斜させたので、プリント基板のアー
ス部により確実に接触させることができる。
【図1】本発明の実施形態の分解斜視図である。
【図2】本発明の実施形態の要部の縦断面図である。
【図3】本発明の実施形態の正面図及び側面図である。
【図4】図3の板バネ部の斜視図である。
【図5】図3のコイルバネ部の斜視図である。
1 上部カバー 2 下部カバー 5 上部リブ 6 下部リブ 7 プリント基板 8 シールド部 10 金属バネ 11 板バネ部 12 天板 13a,13b 脚板 14 窓穴 15 ストッパ片 20 コイルバネ部 21 螺旋部 22a 第1の直線部 22b 第2の直線部
Claims (3)
- 【請求項1】 上部カバーと下部カバーとにより筐体を
形成し、該上部カバーに設けたリブと下部カバーに設け
たリブとの間にプリント基板を配設し、該プリント基板
を導電部材を介して前記上下各リブで支持して内部機器
を電気的にシールドする携帯電話機等のシールド構造に
おいて、 前記導電部材を、前記各リブに係止する板バネ部と該板
バネ部に取付けられて前記プリント基板のアース部に当
接するコイルバネ部とからなる金属バネによって構成し
たことを特徴とする携帯電話機等のシールド構造。 - 【請求項2】 金属バネを、金属板をほぼコ字状に折り
曲げて天板と両脚板を構成し、該天板の長手方向の中央
部に両側にストッパ片を有する窓穴を設けると共に、前
記脚板に弾性を付与した板バネ部と、 螺旋部、及び該螺旋部の始端部及び終端部を互いに反対
方向に折り曲げて螺旋部内を通り外部に延出した直線部
によって構成したコイルバネ部とからなり、 該コイルバネ部を前記板バネ部の脚板の間から挿入して
その螺旋部を窓穴に嵌入し、直線部を天板上に位置させ
て固定したことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機
等のシールド構造。 - 【請求項3】 コイルバネ部の螺旋部を、その軸線方向
に傾斜させたことを特徴とする請求項2記載の携帯電話
機等のシールド構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8022266A JPH09219594A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 携帯電話機等のシールド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8022266A JPH09219594A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 携帯電話機等のシールド構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09219594A true JPH09219594A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12077976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8022266A Pending JPH09219594A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 携帯電話機等のシールド構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09219594A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002217567A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-08-02 | Nec Corp | 電子機器内部実装基板の低インピーダンス実装方法及び実装構造 |
CN102791119A (zh) * | 2012-07-26 | 2012-11-21 | 中兴通讯股份有限公司 | 移动终端 |
US20150170825A1 (en) * | 2013-12-16 | 2015-06-18 | Horst Kröckel | Planar Transformer and Electrical Component |
-
1996
- 1996-02-08 JP JP8022266A patent/JPH09219594A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002217567A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-08-02 | Nec Corp | 電子機器内部実装基板の低インピーダンス実装方法及び実装構造 |
CN102791119A (zh) * | 2012-07-26 | 2012-11-21 | 中兴通讯股份有限公司 | 移动终端 |
US20150170825A1 (en) * | 2013-12-16 | 2015-06-18 | Horst Kröckel | Planar Transformer and Electrical Component |
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