JPH09218255A - デジタル信号と周期信号の乗算のための高速乗算器 - Google Patents

デジタル信号と周期信号の乗算のための高速乗算器

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JPH09218255A
JPH09218255A JP8332645A JP33264596A JPH09218255A JP H09218255 A JPH09218255 A JP H09218255A JP 8332645 A JP8332645 A JP 8332645A JP 33264596 A JP33264596 A JP 33264596A JP H09218255 A JPH09218255 A JP H09218255A
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Alain Renard
アラン・ルナール
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Thales Avionics SAS
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  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル信号SNに周期波形、すなわち原則
として、正弦波形を乗ずるデジタル乗算回路を提供す
る。 【解決手段】 鋸歯状に変化する位相デジタル発生器Φ
を使用し、各位相値ごとに2の正の整数値の代数和によ
る関数KsinΦのサンプルの近似を使用する。ただ
し、Kはすべての位相値に対して同じ係数である。SN
とこれらの和との積は、迅速かつ容易に得られ、サイン
テーブルを必要としない。位相Φを受け取るデコーダ1
2は、セットアップすべき2のベキを規定し、経路指定
回路14は、デコーダ12の制御下で2のベキを乗ずる
操作を実行する。加算器ADD1及びADD2は、2の
ベキの和を供給する。結果は、積SN・K・sinΦの
近似結果である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第一のデジタル信
号に、その変化が一般に正弦波である周期波形のデジタ
ルサンプルを乗ずるのに使用できる高速乗算器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本発明に関する説明は、GPS(グロー
バル位置決定システム)衛星信号またはGLONASS
(グローバル周回航法衛星システム)衛星信号を使用す
る位置決定受信機における正確な適用に関して行われ
る。しかしながら、本願で提案する高速乗算方法および
この方法を実施する乗算器は、デジタル信号に周期信号
のデジタルサンプルを乗ずることが求められる他の状況
にも適用できることが理解できよう。
【0003】GPS受信機またはGLONASS受信機
は、地球のまわりの軌道内の一群の衛星のいくつかの衛
星から無線周波数信号を受信する機械である。これらの
受信機では、これらの信号に基づいて、各受信機の正確
な位置、あるいはその速度ならびに絶対時間を計算する
ことができる。
【0004】GPSシステムまたはGLONASSシス
テムでは、無線周波数信号は、2進疑似ランダムコード
およびその他のデジタルデータによって位相変調された
固定の周波数の搬送波から構成される。衛星の伝送パワ
ー値は非常に低く、疑似ランダムコードを使用して、信
号のレベルよりもはるかに高いレベルを有する雑音中の
信号の検出を改善する。受信に際して、受信された信号
すなわち疑似ランダムコードの搬送波は、受信機内で局
所的に生成された同じコードと相関する。
【0005】最近設計された受信機では、この相関を実
行するのに使用される信号処理操作は完全にデジタルで
ある。したがって、衛星から受信された信号は、その搬
送周波数をデジタル化できるほど十分小さい値に転位し
た後でデジタル化される。次いで相関が行われる。
【0006】次に、第一にドップラー効果、第二に信号
の伝搬の持続時間などの現象を考慮するために、相関に
は位相および周波数サーボ制御ループが必要である。こ
のループは、信号デジタル処理回路の一部をなす。
【0007】サーボ制御ループ内では、デジタル化され
た信号は再び純デジタル形式の周波数転位を受ける。す
なわち、信号(数ビットでコード化された正規サンプル
によって表される)に(デジタル化された)正弦波形を
乗ずる。乗算の結果は、まだ疑似ランダムコードによる
初期変調を伝達する転位された搬送波を有するデジタル
信号になる。この信号が、同じであるがローカル発生器
によって生成された疑似ランダムコードとの相関を受け
る。
【0008】デジタルサーボ制御ループ内では、デジタ
ル正弦波信号は一般に直接得られない。それを得るため
に、位相数値制御発振器が使用される。この発振器は、
0ラジアンと2πラジアンの間で直線鋸歯状に変動する
周期デジタル位相Φを供給する。
【0009】このデジタル鋸歯を正弦波信号に変換する
ために、サインテーブルまたはコサインテーブル(一般
にどちらも直角位相信号を有する必要がある)が使用さ
れる。この種類のテーブルは、その各アドレスにおい
て、このアドレスのそれぞれはデジタル値のサイン(ま
たはコサインテーブルの場合はコサイン)を正確に含む
読出し専用メモリによって構成される。位相Φは、メモ
リがアドレスΦを受け取った場合にsinΦを供給する
ように、例えば4ビットのアドレスとして加えられる。
【0010】次いで、正弦波デジタル信号sinΦは、
標準の二進乗算器内で衛星からきたデジタル化された信
号と乗ぜられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この方法は、結果の計
算の割合が高い場合、物理的限界に直面する。読出し専
用メモリのように、乗算器は遅延要因である。さらに、
乗算器は、デジタル信号のビットの数が大きい場合、集
積回路チップ上の多くのスペースをとるので費用のかか
る回路要素である。
【0012】この制限を回避するために、本発明は、独
自の乗算の方法、および第一のデジタル信号にデジタル
化周期波形を乗ずる対応する乗算器の新規の構造を提案
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述のものな
どの用途において、乗算の結果が係数Kの最も近い値に
規定される観測に基づく。すなわち、乗算の真の目的
は、波形によるデジタル信号の周波数転位または変調で
ある。この場合、乗算は係数の最も近い値まで行われ
る。ただし、実行される乗算の連続操作中、この係数が
所望の精度の範囲内で一定であることを条件とする。
【0014】本発明による方法は、鋸歯状に周期的に変
化するデジタル位相Φを使用し、N数Ksin2iπ/
NのN整数近似値Aiのテーブルを復号関数として使用
してこの位相をデコーダの入力に加えるステップからな
る。iは0からN−1までの指数、Kはすべての指数i
に対して同じである任意の数、整数近似値Aiは、符号
がそれに割り当てられる一つ以上の2の正の整数ベキの
代数和である。したがって、デジタル信号SNに正弦波
形を乗ずるステップは、単に位相2iπ/Nに対応する
各指数iごとに、デコーダの制御下で、信号SNに数A
iを形成する様々な2のベキを乗ずるステップと、この
ように掛けられた信号の代数和を得て、SNと近似値A
iとの積であるデジタル値を形成するステップとからな
る。代数和Aiは、少なくともiのいくつかの値に対し
て、いくつかの異なる2のベキの和を意味する。
【0015】加算の前の2のベキを乗ずるステップは、
本質上、デジタル信号を、加算器の入力に対してより上
位の値のほうへ一つ以上の桁だけシフトするステップ
と、次いで加算器が和をとり、より下位の値にゼロを置
くステップとからなる。符号の反転は、1の補数をとる
ステップと、1を追加するステップとからなる。
【0016】この方法の理由および利点についての説明
を以下に詳細に行う。ただし、このように実行された乗
算では、非常に簡単な復号および経路指定回路および非
常に少数の加算器(一つまたは二つの加算器)しか使用
しないことがすでに言える。この回路は速い速度で動作
できる。
【0017】したがって、本発明は、この方法を使用し
て、デジタル値SNに正弦波形を周期的に乗ずるデジタ
ル乗算回路を提案する。前記回路は、以下のものを含
む。
【0018】− 鋸歯状に変化する周期デジタル位相Φ
を生成する手段。
【0019】− 位相Φを受け取り、位相Φの任意の値
2iπ/Nとの対応を供給するデコーダ。ただし、i
は、符号がそれに割り当てられる一つ以上の2の正の整
数ベキの0からN−1までの指数であり、その代数和は
数Aiであり、数AiはKsin2iπ/Nの近似値で
あり、Kはすべての値Aiに対して同じ値を有する。
【0020】− デコーダが位相2iπ/Nを受け取っ
た場合にデコーダによって活性化されて、信号SNから
一つ以上の信号SNijを供給する経路指定手段。信号
SNijは、信号SNに、符号を割り当てられかつ和A
i内で使用される2のベキのうちの一つを乗ぜられたも
のを表す。
【0021】− デコーダによって活性化され、デコー
ダが位相2iπ/Nを受け取った場合に経路指定手段に
よって与えられる信号SNijを受け取り、加算するこ
とができる加算の手段。
【0022】− 一つの出力において、信号に正弦波形
KsinΦの近似値である波形を乗ずることを表す信号
SN.Aiを供給する回路。
【0023】Nは、12よりも大きいかまたは12に等
しいことが好ましく、位相が2進モードにおいてpビッ
トで符号化されている場合、Nは2pに等しい。
【0024】値Aiの少なくともいくつかは、いくつか
の異なる2のベキの和によって得られる。
【0025】Kは、加算器内で使用される2のベキの数
が数単位(例えば3または4)の最大値に等しくなり、
かつ特定の位相に対して実行される加算の数ができれば
2に、例外的には3に限定されるほど十分小さくなるよ
うに選択することが好ましい。
【0026】位相が4ビットで符号化され、ある周期に
おいてN=24個のサンプルを含んでいる場合、Kは1
3または8に等しいことが好ましい。そこから得られる
和Aiは以下に詳細に理解できよう。位相がある周期に
おいて12の値をとる場合、Kは7に等しいことが好ま
しい。この場合も周期当たり12サンプルをとるある境
界的ケースの場合、Kは3に等しく、この場合、理解で
きるように、正弦波形は実際三角波形によって近似され
る。
【0027】拡張によって、本発明は、デジタル信号に
非正弦周期波形F(Φ)を乗ずることに適用できること
が理解できよう。2のベキの簡単な代数和によって正弦
波形KsinΦの近似を求める代わりに、2のベキの簡
単な代数和によって関数K・F(Φ)の近似を可能にす
るKの値を探す。ここでも、操作は、周期当たりN個の
位相サンプルΦiを有するデジタル発生器によって生成
された周期的鋸歯形状を有する位相Φから始まる。
【0028】本発明は、ある周期の異なる位相の値の数
Nがより高く、デジタル信号SNが数ビットで符号化さ
れる場合、特に有効である。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の他の特徴および利点は、
添付の図面を参照して行った以下の詳細な説明から明ら
かとなろう。
【0030】本発明によって提案される配置を供給する
原理の背後にある論法は、まず第一に、正確な例によっ
て例証されよう。
【0031】本発明は、直線鋸歯状に周期的に変化する
位相Φを送達するデジタル位相発生器から始まり、デジ
タル信号SNと位相Φを有する正弦波形との積を得るこ
とが求められる。
【0032】この例は、p=4ビット、N=24=16
で符号化された位相の場合に基づく。すなわち、正弦波
は、π/8だけ離間した16の位置によって規定され
る。したがって、位相は、うまく値Φ=2iπ/8をと
る。iは、1からN−1までの指数である。
【0033】本発明は、以下の観測に基づく。各位相値
Φごとに、すなわち各指数iごとに、値KsinΦの近
似値Aiを示すテーブルを書くことができ、したがって
この値Aiを2のベキの簡単な代数和の形で書くことが
できる。数Kは、テーブル全体について同じである。そ
れは、ある意味では、乗算に使用される正弦波の振幅を
表す。
【0034】例えば、K=8を選択した場合、0からπ
/2までの位相に対して、以下のテーブルを書くことが
できる(他の位相に対する値は、標準の三角関係によっ
て、特にπから2πまでの位相に対する符号を反転する
ことによってそこから導出される)。
【0035】
【表1】
【0036】その場合、信号SNに、Φに基づいて計算
した値sinΦを乗ずるよりも、近似値として値Aiを
使用して、SNに正弦波KsinΦを乗ずるほうが有益
であることが観測される。したがって、 − どのようにして値SNに数21、22および23を乗
ずるかが十分に分かる。
【0037】− このようにして乗ぜられた和を、互い
の、信号SNとのまたは信号−SNとの代数加算をどの
ようにして実行するかが十分に分かる。
【0038】これらの操作は、デジタル位相Φによって
制御されるデコーダ、いくつかの経路指定回路および一
つの加算器のみを含む非常に簡単な論理回路内で実行さ
れる。経路指定回路および加算器は、所与のインスタン
スにおいて位相の関数としてデコーダによって制御され
る。
【0039】その場合、回路の出力において複合信号が
得られる。この複合信号は、信号SNと正弦波形との積
の近似値である積SN・KsinΦの近似値を表す。係
数Kはこの波形の振幅を表す。
【0040】表1の最後の列に記載されている誤差は、
予想される精度を示す指標として示されている。いずれ
にせよ、正弦波を有限数のサンプル(例えば周期当たり
16のサンプル)上でデジタル化する唯一の事実は、上
記の近似から得られる誤差よりもはるかに大きい誤差を
供給することに留意されたい。これは、この近似が難な
く使用できることを示す。
【0041】適切なKの他の値を見つけることは容易で
ある。しかしながら、Kの増大が大きくなればなるほ
ど、縦続接続される加算器の数が多くなる危険も大きく
なる。このため回路が複雑になり、回路が遅れる。
【0042】正弦波に非常に近い波と、有限数の加算段
との効率的な兼ね合いを考慮する一つの例では、値K=
13を使用する。この例が当てはまる場合は、まだN=
4のサンプルによる4ビットの位相符号化の場合であ
る。2のベキの和による近似のテーブルを以下に示す。
【0043】
【表2】
【0044】上記の例では、位相は、4ビットで符号化
される。位相がより大きいまたはより小さい数のビット
で符号化される場合、また位相が2のベキでないいくつ
かのサンプルで符号化される場合も、2のベキの和によ
る近似を可能にするKの値を見つけることができる。
【0045】例えば、位相が周期当たりN=12の値を
とる場合、位相デジタル発生器は、π/6の増分を表す
コードを有する位相を送達し、経路指定回路および加算
器を制御するデコーダは、発生器によって送信された信
号を復号するように設計される。この場合、Kを概して
3に等しいとすると、正弦波の三角近似3sinΦが得
られる。誤差は15%である。しかしながら、Kが7に
等しい場合、この場合も位相が12の値で符号化されて
いると、和Aiの近似は次のようになる。
【0046】
【表3】
【0047】どんな位相の値でも、実施すべき加算器の
段は一つだけである。
【0048】上記の各例または他の各場合の実施は非常
に簡単である。
【0049】図1に、対応する回路の構成の概略図を示
す。
【0050】位相Φを有する正弦波形を乗ずるべき信号
は、例えば一つの符号ビットを含む4ビットで符号化さ
れた信号SNである。
【0051】デジタル位相は、参照番号10によって示
される位相デジタル発生器または数値制御発振器(NC
O)によって与えられる。使用される位相Φは、4ビッ
トで符号化される。ここで、GPS受信機のデジタル周
波数の変化などの用途におけるこの発生器の構成に戻
る。
【0052】さしあたり、単にそのような発振器の原理
は次のようなものであると言える。すなわち、発振器
は、メモリレジスタ、位相増分値ΔΦをデジタル形式で
それに加える入力、加算器および固定の周波数Fcにお
けるクロックを有する。各クロックストロークにおい
て、増分がレジスタの内容に加えられ、結果がメモリ内
に入れられる。メモリの内容が2πラジアンに対応する
値に達すると、レジスタがゼロにリセットされる。した
がって、レジスタは、0と2πの間で直線的に(正弦波
的にではない)振動する瞬時位相値を含む。発生器の出
力は、周期鋸歯状に発生するレジスタの内容を表す。
【0053】発生器の分解能は高くても良い。すなわち
出力信号は、例えば16ビットまたはそれ以上で与えら
れる。しかしながら、たいていの場合、信号SNの乗算
に使用される位相Φは、より小さい数のビット、この例
では4ビットで符号化される。この場合、操作は、発生
器の出力において四つの最上位ビットをとることに制限
され、信号SNには、周期当たり16の瞬間でサンプリ
ングされた正弦波形が掛けられる。
【0054】図1の回路は、本質上、四つの位相Φビッ
トを受け取り、経路指定回路14を活性化させるデコー
ダ12を含む。経路指定回路は、本願では例えば4ビッ
トで符号化されたデジタル信号SNを受信する。デジタ
ル信号SNには、正弦波形を乗ずる必要がある。また、
経路指定回路は、場合により、特に代数和Aiが減算操
作を含む場合、この信号の反対−SNを受信する。経路
指定回路は、所与の位相Φiに対するデコーダ12の状
態に応じて、それぞれSNと符号をそれに割り当てられ
る2の正の整数べきとの積を表す一つ以上のデジタル値
SNij、SNik、...、を供給する。
【0055】SNまたは−SNに2jを掛けてSNij
を得ることは、簡単な経路指定操作によって行われる。
実際、経路指定操作は、(それぞれ加重値20、21、2
2を有するSNの三つの値ビットおよび加重値23を有す
るSNの符号ビットを表す)四本の線の信号SNをとる
ステップと、加重値2j、2j+1、2j+2を三つの値ビッ
トに割り当て、かつ加重値2j+3を符号ビットに割り当
てるステップと、j本の線をゼロにおいて20から2j-1
までの加重値として加えるステップとからなる。
【0056】経路指定回路は、SNのビットの加重値の
これらのシフトを実行し、かつ位相サンプルiに必要な
信号SNijおよびSNikをセットアップするために
ゼロにおいて最下位ビットを加える規則を有する。
【0057】加算器ADD1、ADD2では、二つ組に
なって、和Aiのモデルに従って、信号SNij、SN
ik、...、を加算して、出力Sにおいて、積SN・
Ai、すなわちSN・K・sinΦの所望の近似に等し
い和SNij+SNik+...を得ることができる。
【0058】図2に、表2に規定される近似に対応する
簡単な例示の実施の形態を示す(K=13)。
【0059】表2に従って、位相サンプルiの関数とし
て以下の計算を実行する必要がある。
【0060】 i=0 Φ=0 数0を回路の出力に経路
指定する i=1 Φ=π/8 SN・22およびSNを
加算器の入力に経路指定する i=2 Φ=π/4 SN・23およびSNを
加算器の入力に経路指定する i=3 Φ=3π/8 SN・23およびSN・
2を加算器の入力に経路指定する i=4 Φ=π/2 SN・23およびSN・
2を第1の加算器の入力に、次いで加算器の出力に経
路指定し、SNを第2の加算器の入力に経路指定する i=5 Φ=5π/8 i=3の場合と同様 i=6 Φ=3π/4 i=2の場合と同様 i=7 Φ=7π/8 i=1の場合と同様 i=8 Φ=π i=0の場合と同様 i=9からi=12まで それぞれi=1からi
=4までの場合と同様。ただし、得られた結果の反対を
とるか、またはSNの反対(−SN)を使用する。
【0061】 i=13 Φ=13π/8 i=11の場合と同様 i=14 Φ=7π/4 i=10の場合と同様 i=15 Φ=15π/8 i=9の場合と同様 位相π/2および−π/2に対して、三つの項を加算す
るので、二つの加算器ADD1、ADD2が必要であ
る。
【0062】デコーダ12は、位相Φを規定する四つの
ビットを受け取る。位相発生器は表示されていない。デ
コーダは、四つの出力、すなわちそれぞれSNに1、4
および8を乗ずるためのコマンドを表すD1、D4、D
8、および位相の関数としてこれらの乗算の操作に割り
当てるべき符号SGNを有する。完全な復号テーブルが
図2に示されており、表2に規定される近似に対応す
る。1における出力D8は、8による乗算を実行する必
要があることを示す。1における出力D4は、4による
乗算の必要性を示す。1における出力D1は、非乗算信
号SNを使用する必要があることを示す。最後に、1に
おける出力SGNは、結果の符号を反転させる必要があ
ることを示す。
【0063】経路指定回路14は、単にANDゲートの
三つのグループを有する。各グループは、信号SN用の
一つの入力および一つの制御入力を含む単一のゲートの
形をとり、制御入力に加えられる論理レベルに応じて、
信号SNを通過させたり、通過させないことができる。
【0064】第1のゲートは、信号D8によって活性化
し、D8が1にある場合、信号SNを第1の加算器AD
D1の第1の入力E1に加えるが、8による乗算を実行
するために、SNの桁の加重値を3ビットだけシフトす
る場合はそうする。すなわち、SNの桁の加重値は、加
算器の加重値3〜6を有する入力に加えられ、加重値0
〜2を有する入力はゼロにセットされる。D8がゼロに
ある場合、入力E1は0を受け取る。したがって、この
第1のゲートは、0(位相サンプル0、1、7、8、
9、15の場合)か、または8SNの値(サンプル2、
3、4、5、6、10、11、12、13、14の場
合)を供給すると仮定できる。
【0065】第2のゲートは、D4によって制御され、
D4が1にある場合、信号SNを加算器ADD1の第2
の入力E2の加重値2〜5(4による乗算)に加える。
加重値0および1を有する入力はゼロにセットされる。
加重値6を有する入力は、信号SNの符号ビットを受け
取る(符号ビットも加重値5を有する入力において受け
取られる)。入力E2はD4が0にある場合0を受け取
る。
【0066】したがって、加算器ADD1は、D4が1
にありかつD8が0にある場合にSN×4を供給する
か、またはD8が1にありかつD4が0にある場合にS
N×8をもたらし、8×SN+4×SNをもたらし、し
たがってD4およびD8が1にある場合に12×SNと
なり、最後にD4およびD8が0にある場合に0にな
る。
【0067】加算器ADD1の出力は、第2の加算器A
DD2の第1の入力E3に送信される。
【0068】第3のゲートは、信号D1によって制御さ
れ、D1が1にある場合にSNをもたらし、D1が0に
ある場合に0を供給する。このゲートの出力は、加算器
ADD2の第2の入力E4によって受け取られる。数S
Nの加重値は、この入力の加重値0〜3に対応する。こ
れは、SNの乗算がない場合に対応する。SNの符号ビ
ット(加重値3)は、加重値4〜6を有する入力におい
てコピーされる。
【0069】加算器ADD2の出力は、復号テーブルの
関数として、0またはSNまたは5×SNまたは9×S
Nまたは12×SNまたは13×SNを供給する。
【0070】デコーダ12の符号ビットSGN(位相0
〜7π/8に対して符号0、その他に対して符号1)
は、加算器ADD2の出力を受け取る符号変更回路に加
えられる。この符号変更回路は、1の補数論理におい
て、排他的ORゲート、次いで最下位単位を排他的OR
ゲートの出力値に加える増分器を含む。増分器の出力S
は、この場合、一つの符号ビットを有する8ビットでS
N・KsinΦの近似を供給する。
【0071】この簡単な実施の形態は、三つの経路指定
ゲート、二つの加算器および符号変更回路を含む。一つ
の加算器および追加のゲートだけで、同じ経路指定およ
び付加機能を実行して、より速く、よりコンパクトな回
路を得ることができる。図3に、ただ一つの加算器、図
2のような2×七つの入力ではなく2×五つの入力を有
し、デコーダ12の出力D1、D4、D8を使用して、
ANDゲートおよび図2の二つの加算器と同じ機能を正
確に実行できる例示的実施の形態を示す。
【0072】図3の例は、同じ機能を実行するまったく
異なる方法を考案できることを示すためにのみ示され
る。
【0073】いくつかの用途では、衛星信号の受信機が
その例である位相Φは、デジタル位相発生器の高位出力
において直接とられない。しかしながら、発生器の完全
な出力が疑似ランダム雑音に加えられて、信号SNの乗
算に使用される最下位ビットよりも小さい雑音レベルを
有する故意に雑音がのった位相を供給する。この雑音の
導入は、信号SN・sinΦのスペクトル内の周期的寄
生線を除去するように設計される。これらの線は、図1
の4ビットの位相が切り取られることによる。衛星信号
受信機の場合、これらの線は、受信された信号のサーボ
制御が失われ、隣の周波数に戻る危険を供給する。
【0074】したがって、一般に、発生器が16ビット
の一つの位相を供給する場合、12ビット疑似ランダム
雑音がそれに加えられて、四つの最上位ビットのみを使
用して雑音がのった位相を供給する。乗算器の出力にお
ける信号K・sinΦのスペクトルには、厄介な寄生線
がなくなる。
【0075】次に、図1の発生器10は図4に示すよう
に構成される。制御発振器NCO18は、周波数Fcの
クロック入力、および周波数および位相デジタル制御入
力を有する。この入力は、各クロックストロークにおい
て出力に加えられる位相増分を規定する。発振器NCO
の16の出力ビットは、加算器20内で、疑似ランダム
シーケンス発生器からきた12の雑音ビットにまで加え
られる。12の雑音ビットは、対応する加重値とともに
加算器の12の低位ビットに加えられる。雑音発生器
は、例えば、長さ220ビットを有する疑似ランダムシー
ケンスを生成する発生器である。
【0076】加算器の出力は、四つの高位ビットで切り
取られて、位相Φを供給する。
【0077】図5に、GPSまたはGLONASS衛星
信号受信機内の周波数および位相サーボ制御ループ内の
乗算器の用途を示す。
【0078】受信機は、無線周波数信号を受信するため
のアンテナ30、次いで周波数増幅および転位回路3
2、次いでアナログデジタル変換器34を有する。変換
器からの出力信号は、その遷移周波数が1.023MH
zであり、かつその持続時間が1ミリ秒である疑似ラン
ダムコードによって位相変調された(転位周波数、例え
ば20MHzの)搬送波のサンプルを示すデジタル信号
である。
【0079】デジタル化された信号は、一般にいくつか
の衛星からの信号を同時に受信するためのいくつかの同
じ並列チャネルを含むデジタル信号処理アセンブリに加
えられる。一つのチャネルのみが図5に示されている。
【0080】デジタル化された信号SNは、搬送波か
ら、変調成分を抜き出すためにデジタル周波数転位を受
ける。この転位は、デジタル化された信号SNに転位し
た搬送波周波数に等しい周波数を有する正弦波を乗ずる
ことによって達成される。
【0081】この乗算は、上記の説明に従って行われ
る。すなわち、位相Φを生成するステップ、および信号
SNにKsinΦの値に近い2のベキの和Aiを乗ずる
ステップによって行われる。
【0082】一般に、一つのチャネルを「同相」、一つ
のチャネルを《直角位相》にすることが望まれ、このた
めに、信号SNには、KsinΦ(乗算器36)だけで
なく、KcosΦ(乗算器38)をも乗ずる。Kcos
Φを乗ずるための回路の作成は、KsinΦを乗ずるた
めの回路から直ちに導出されることが分かるであろう。
【0083】元の位相変調、ただし周波数が乗算によっ
て転位したものを含むサインチャネルおよびコサインチ
ャネルは、相関器40に加えられる。相関器の役目は、
サインチャネルおよびコサインチャネル内に含まれる疑
似ランダムコードと、ローカルコード発生器42によっ
て局所的に生成された疑似ランダムコードとの同期の程
度を示すことである。発生器によって生成されたローカ
ルコードは、衛星から予想されるコードと同じである。
【0084】正弦波の周波数は、デジタル信号SNの転
位した搬送波周波数の値に理論上対応する周波数であ
る。この波の位相Φは、図4に従って作成される発生器
44によって生成される。この発生器は、衛星から受け
取った転位した搬送波の周波数および位相に対応する周
波数および位相を保つためにサーボ制御される。これに
より、相関器に加えられた信号が、例えば、衛星から理
論上受け取った周波数と実際に受け取った周波数との間
のドップラー効果による任意の周波数シフトを考慮する
ことができる。
【0085】したがって、制御位相発生器44は、周波
数の命令された値に対応する信号と、相関器40によっ
て与えられる信号を使用して計算すること(計算回路4
6)によって生成された位相誤差および搬送波周波数信
号との和である制御信号を受信する。
【0086】同時に、ローカル疑似ランダムコード発生
器42は、その周波数および位相が、ローカルコードを
受信されたコードにサーボリンクするために、相関器4
0の出力から行った計算の関数として数値制御される発
振器によって駆動される。
【0087】計算回路46によって生成されたサーボ制
御された信号、ならびにコード発生器42および位相発
生器44の状態は、受信機の位置を決定するための情報
として使用される。
【0088】以上、本発明による回路の特定の用途につ
いて説明した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による乗算回路の原理を示す図である。
【図2】簡単な例示的実施の形態を示す図である。
【図3】図2の一部の他の実施の形態を示す図である。
【図4】特定の用途における鋸歯位相発生器を示す図で
ある。
【図5】衛星信号受信機の位相デジタルサーボ制御ルー
プ内の乗算器の用途を示す図である。
【符号の説明】
ADD1 加算器 ADD2 加算器 10 数値制御発振器(NCO) 12 デコーダ 14 経路指定回路 18 NCO 20 加算器 22 雑音発生器 30 アンテナ 32 周波数増幅および転位回路 34 アナログデジタル変換器 36 乗算器 38 乗算器 40 相関器 42 コード発生器 44 制御位相発生器 46 計算回路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋸歯状に周期的に変化するデジタル位相
    Φを使用してデジタル信号SNに正弦波形を乗ずる方法
    において、 iは0からN−1までの指数、Kはすべての指数iに対
    して同じである任意の数、整数近似値Aiは、符号がそ
    れに割り当てられる一つ以上の2の正の整数ベキの代数
    和であり、それらの値の少くとも一部はいくつかの異な
    る2のベキの和であり、N個の数Ksin2iπ/Nの
    N個の整数近似値Aiのテーブルを復号関数として使用
    して、この位相をデコーダの入力に加えるステップと、 位相2iπ/Nに対応する各指数iごとに、デコーダの
    制御下で、デジタル信号SNに数Aiを形成する様々な
    2のベキを乗ずるステップと、 このように乗ぜられた信号の代数和を得て、SNと近似
    値Aiとの積であるデジタル値を形成するステップとか
    らなる操作を含む方法。
  2. 【請求項2】 前記2のベキを乗ずるステップが、デコ
    ーダによって制御される経路指定回路によって行われる
    請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記復号関数が、iは0から15までの
    指数であり:A0=0;A1=4+1;A2=8+1;
    A3=8+4;A4=8+4+1、A5からA8はそれ
    ぞれA4からA0と同じ、値A9からA15はそれぞれ
    値A1からA7の反対である値Aiを使用する請求項1
    に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記復号関数が、iは0から15までの
    指数であり:A0=0;A1=2+1;A2=4+2;
    A3=8−1;A4=8、A5からA8はそれぞれA4
    からA0と同じ、値A9からA15はそれぞれ値A1か
    らA7の反対である値Aiを使用する請求項1に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 前記復号関数が、iは0から12までの
    指数であり:A0=0;A1=3または4;A2=6;
    A3=7;A4からA6はそれぞれA2からA0と同
    じ、値A7からA11はそれぞれ値A1からA5の反対
    である値Aiを使用する請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 鋸歯状に周期的に変化するデジタル位相
    Φを使用し、iは0からN−1までの指数、Nはある周
    期中に使用される位相サンプルの数を表しており、周期
    中に連続的な値Φiをとってデジタル信号SNに周期波
    形F(Φ)を乗ずる方法において、 Kはすべての指数iに対して同じである任意の数、整数
    近似値Aiは、符号がそれに割り当てられる一つ以上の
    2の正の整数ベキの代数和であり、少くともいくつかの
    値Aiは、いくつかの異なる2のベキの和であり、N数
    KF(Φi)のN整数近似値Aiのテーブルを復号関数
    として使用して、この位相をデコーダの入力に加えるス
    テップと、 位相Φiに対応する各指数iごとに、デコーダの制御下
    で、デジタル信号SNに数Aiを形成する様々な2のベ
    キを乗ずるステップと、 このように乗ぜられた信号の代数和を得て、SNと近似
    値Aiとの積であるデジタル値を形成するステップとか
    らなる操作を含む方法。
  7. 【請求項7】 鋸歯状に変化する周期デジタル位相Φを
    生成する手段と、 位相Φを受け取り、iは、符号がそれに割り当てられる
    一つ以上の2の正の整数ベキの0からN−1まで変動す
    る指数であり、その代数和Aiは、Ksin2iπ/N
    の近似値であり、KはすべてのAiの値に対して同じ値
    を有しており、位相Φの任意の値2iπ/Nとの対応を
    供給するデコーダと、 デコーダが位相2iπ/Nを受け取った場合にデコーダ
    によって活性化されて、信号SNから、信号SNに、符
    号を割り当てられかつ和Ai内で使用される2のベキの
    うちの一つを乗ぜられたものを表しており、一つ以上の
    信号SNijを供給する経路指定手段と、 デコーダによって活性化され、デコーダが位相2iπ/
    Nを受け取った場合に経路指定手段によって与えられる
    信号SNijを受け取り、加算することができる加算の
    手段と、 一つの出力において、信号に正弦波形KsinΦの近似
    値である波形を乗ずることを表す信号SN・Aiを供給
    する回路とを含むデジタル値SNに正弦波形を周期的に
    乗ずるデジタル乗算回路。
  8. 【請求項8】 前記路指定手段が、デコーダの制御下
    で、SNとiは0から15までの指数であり:A0=
    0;A1=4+1;A2=8+1;A3=8+4;A4
    =8+4+1、値A5からA8はそれぞれA4からA0
    と同じ、値A9からA15はそれぞれ値A1からA7の
    反対である、和Aiに対応する2のベキとの積を供給す
    る請求項7に記載の回路。
  9. 【請求項9】 A0、A3、A5からA11、A13か
    らA15、および各和A4およびA12の一部を供給す
    る第1の加算器と、和A4の残りおよびA12の残りを
    供給する第2の加算器を含む請求項8に記載の回路。
  10. 【請求項10】 前記経路指定手段が、デコーダの制御
    下で、SNとiは0から15までの指数であり:A0=
    0;A1=2+1;A2=4+2;A3=8−1;A4
    =8、値A5からA8はそれぞれA4からA0と同じ、
    値A9からA15はそれぞれ値A1からA7の反対であ
    る、和Aiに対応する2のベキとの積をもたらし、かつ
    前記加算手段が単一の加算器を含む請求項7に記載の回
    路。
  11. 【請求項11】 前記経路指定手段が、デコーダの制御
    下で、SNとiは0から15までの指数であり:A0=
    0;A1=3または4;A2=6;A3=7;A4から
    A6はそれぞれA2からA0と同じ、値A7からA11
    はそれぞれ値A1からA5の反対である、和Aiに対応
    する2のベキとの積をもたらし、かつ前記加算手段が単
    一の加算器を含む請求項7に記載の回路。
  12. 【請求項12】 iは0からN−1までの指数、Nはあ
    る周期中に使用される位相サンプルの数を表しており、
    鋸歯状に周期的に変化するデジタル位相Φを使用し、周
    期中に連続的な値Φiをとってデジタル信号SNに周期
    波形F(Φ)を乗ずる方法において、 鋸歯状に変化する周期デジタル位相Φを生成する手段
    と、 位相Φを受け取り、iは0からN−1まで変動する指数
    であり、各数AiはKF(Φi)の近似値に等しく、K
    はすべてのAiの瞬間に対して同じ値を有し、Aiの少
    くともいくつかの値はいくつかの異なる2のベキで構成
    されており、符号がそれに割り当てられる一つ以上の2
    の正の整数ベキの和Aiの、位相Φの任意の値Φiとの
    対応を供給するデコーダと、 デコーダが位相Φiを受け取った場合にデコーダによっ
    て活性化されて、信号SNから、信号SNに、符号を割
    り当てられかつ和Ai内で使用される2のベキのうちの
    一つを乗ぜられたものを表す一つ以上の信号SNijを
    供給する経路指定手段と、 デコーダによって活性化され、デコーダが位相Φiを受
    け取った場合に経路指定手段によって与えられる信号S
    Nijを受け取り、加算することができる加算の手段
    と、 一つの出力において、信号に周期波形K(Φ)の近似値
    である波形を乗ずることを表す信号SN・Aiを供給す
    る回路とを含む回路。
  13. 【請求項13】 受信機が、衛星から受信され、周波数
    転位され、次いでデジタル化された信号SNを受信する
    デジタルサーボ制御ループを有し、ループがデジタル位
    相発生器に加えられる位相誤差信号をもたらし、発生器
    が直線鋸歯状に変化する前記デジタル周期位相Φを生成
    し、乗算回路の出力が信号SNに正弦波形を乗ずること
    によってデジタル的に周波数転位したデジタル信号を構
    成し、相関および計算の手段が、このように掛けられた
    信号から誤差信号を生成するようにサーボ制御ループ内
    に備えられる請求項7から11のいずれか一項による乗
    算回路を衛星決定信号の受信機に適用すること。
  14. 【請求項14】 デジタル位相発生器が、位相数値制御
    発振器と、疑似ランダム雑音を発振器の出力に加える手
    段と、この付加から得られる位相を切り取り、それをデ
    コーダに加える手段とを含んでいる本発明による乗算回
    路を適用すること。
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