JPH09217209A - ウエディングドレス - Google Patents

ウエディングドレス

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JPH09217209A
JPH09217209A JP2153396A JP2153396A JPH09217209A JP H09217209 A JPH09217209 A JP H09217209A JP 2153396 A JP2153396 A JP 2153396A JP 2153396 A JP2153396 A JP 2153396A JP H09217209 A JPH09217209 A JP H09217209A
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Hideo Hayakawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パニエを有するウエディングドレスを小さな
収納スペースでも多く収納することができるようにす
る。 【解決手段】 ウエディングドレスを、ドレス上衣1
と、そこから分離されたドレス下衣2とによって構成
し、そのドレス下衣2に設けたドレススカート3の内側
にパニエ4をドレススカート3から分離して設ける。そ
して、パニエ4の最も内側に下パニエ16を設け、その
下パニエ16の表面に螺旋状に形成した樹脂板差込通路
25に樹脂板26を抜き取り可能に挿着して下パニエ1
6を略円錐形状に保つ。収納時には樹脂板26を抜き取
れば、下パニエ16は単なる折りたたみ可能な布地にな
るので、それを収納するスペースが格段に少なくて済
む。また、ドレスは上記各部に分離して収納することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ドレススカート
の内側に設けられたパニエによりスカート部分にボリュ
ームを持たせるようにした婚礼用のウエディングドレス
に関する。
【0002】
【従来の技術】花嫁が着る婚礼用のウエディングドレス
は、花嫁を美しく見せるため、ドレススカートの内側の
部分にパニエと呼ばれるものを付けることによりスカー
ト部分にボリュームを持たせ、花嫁をより華やかに見せ
るようにしている。このパニエは、例えば細糸で編んだ
目が細かくて柔らかな網地のチュールと呼ばれる布地を
幾重にも重ねてウエディングドレスのスカート部分の内
側に縫い付けることにより、ドレススカートにボリュー
ムをつけて足元から大きく膨らませるようにしている。
【0003】このようなパニエを有するウエディングド
レスは、それを収納する際には、そのパニエにより大き
く膨らませたドレススカートの部分が形崩れを起こさな
いようにするため、例えばそれをハンガ等にドレススカ
ートの部分を圧縮させないようにして、そのままていね
いに収納するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにウエディングドレスを、そのドレススカートの部分
をパニエにより大きく膨らませた状態のまま収納した場
合には、そのウエディングドレスを収納するためのスペ
ースが非常に多く必要となってしまうという問題点があ
った。そこで、このようなウエディングドレスを、隣り
合うウエディングドレスとの間隔を詰めて収納するよう
にすれば多くのドレスを収納することができるようにな
るが、そのようにすればドレススカートとパニエの部分
が圧縮状態になったまま収納されてしまうので、その収
納期間が長かった場合には圧縮状態のくせがついてしま
い、そのドレスを取り出したときにドレススカートの部
分が収納前の状態のように全周に亘って均一な膨らみに
ならなくなって見栄えが悪くなってしまうという問題点
があった。
【0005】この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、ドレススカートの内側にパニエを有する
ウエディングドレスを、小さな収納スペースでも多く収
納することができ、それを長い期間収納した後に取り出
して着用したときでも形崩れすることなく初期の美しい
姿で着用することができるようにすることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、身体の上半身に着用されるドレス上衣
と、身体の下半身に着用される上記ドレス上衣から分離
されたドレス下衣とからなり、そのドレス下衣に設けた
ドレススカートの内側にそのドレススカートにボリュー
ムを持たせるパニエを上記ドレススカートから分離して
設け、広げたときに単層の略円錐形状になる折りたたみ
可能な下パニエを上記パニエの最も内側に設けると共
に、その下パニエの表面に材料自身の持つ弾性力により
その下パニエを略円錐形状に保つ弾性部材を全周に亘っ
て取り外し可能に取り付けたウエディングドレスを提供
する。
【0007】このウエディングドレスによれば、ドレス
上衣とドレス下衣のドレススカートとパニエとがそれぞ
れ分離されているため、それらを分離状態でそれぞれ収
納することができる。そして、そのパニエの最も内側に
位置する下パニエは、略円錐形状に形成されていて単層
であるため厚さが薄いので、その表面に全周に亘って取
り付けられている弾性部材を取り外せば、略円錐形状の
状態から単なる折りたたみ可能な布状になるので、それ
を折りたたんで収納することができる。したがって、従
来のチュールを幾重にも重ねることによって形成された
パニエによりドレススカートの部分が大きく膨らんだ状
態のまま収納されるウエディングドレスに比べて、その
収納スペースを格段に小さくすることができる。
【0008】また、上記弾性部材を長尺状の樹脂板と
し、その樹脂板を下パニエの表面に全周に亘って螺旋状
に形成された樹脂板差込通路に挿入したときに下パニエ
が略円錐形状に保たれるようにするとよい。そうすれ
ば、樹脂板は1枚であっても、それを下パニエの表面に
形成された螺旋状の樹脂板差込通路に挿入すると、その
樹脂板が下パニエの表面に全周に亘って複数回巻かれた
状態になるので、その樹脂板の弾性力により下パニエを
略円錐形状に保つことができる。
【0009】さらに、上記弾性部材を長尺状の樹脂板と
し、その樹脂板の一方の面に固定された面止着具の一方
が下パニエの表面に全周に亘って螺旋状に固定された上
記面止着具の他方に固定されることにより下パニエが略
円錐形状に保たれるようにしてもよい。そうすれば、樹
脂板の下パニエの表面に対する取り付け取り外しが容易
になるため、すぐに下パニエを略円錐形状にしたり、そ
の略円錐形状から逆に収納状態に簡単に小さくしたりす
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態例
を説明するためのウエディングドレスの全体構成をドレ
ス下衣側を部分的に切断して示す構成図である。このウ
エディングドレスは、身体の上半身の胸から胴の部分に
かけて着用されるドレス上衣1と、下半身の腰から下の
部分に着用されるドレス下衣2とからなり、そのドレス
下衣2はドレス上衣1から分離されている。
【0011】そして、そのドレス下衣2は、ドレススカ
ート3と、その下に着用されるパニエ4とからなり、そ
のパニエ4はドレススカート3の内側に着付けることに
より、ドレススカート3にボリュームを持たせる。その
ドレススカート3とパニエ4は別体で形成されており、
それらは個々に身体に被着可能になっている。
【0012】ドレス上衣1は、図2及び図3に示すよう
な形状をしており、それを着用した際に身体の右側部に
なる部分にファスナー5を縦方向に沿って縫着してあ
る。また、図3に示すように背面には縦方向にスリット
6を形成して、そのスリット6の両側に多数の紐通し孔
7を整列状態に当間隔に形成し、その各紐通し孔7に紐
通し環8をそれぞれかしめて取り付けている。
【0013】そして、その各紐通し環8にリボン9を交
差させるようにして順に挿通させ、そのリボン9を強く
締め付けたり、緩めたりすることによって胴回り及び胸
回りの寸法を調節できるようにしている。なお、ドレス
上衣1の下縁部の両側部には、掛け紐11,11をそれ
ぞれリング状に縫着している。この掛け紐11は、ドレ
ス上衣1を収納する際にその部分を掛け金具等に引っ掛
ける際に使用する。
【0014】一方、ドレス下衣2のパニエ4は、図1に
示すように上部に身体の腰の部分に巻いて被着するため
の胴巻き部22が形成されていて、その胴巻き部22の
下側には身体の脚部全体を覆うスカート状の下パニエ1
6が取り付けられている。その下パニエ16は、パニエ
4の最も内側に設けられており、それを広げたときに単
層の図4に示すような略円錐形状になり、それがその表
面の全周に亘って取り付けられる後述する樹脂板26
(図5参照)の材料自身が持つ弾性力により略円錐形状
に保たれるようになっている。そして、その下パニエ1
6は、ポリエステル製の布地により形成されていて折り
たたみ可能であり、その周方向の一箇所に縦方向の切り
込み19を形成して、それによって腰部に着用する際に
巻きスカート状に着用できるようにしている。
【0015】その切り込み19の合わせ目付近には、図
5に示すように切り込み19に沿って面止着具21a,
21b(例えばマジックテープ)を下パニエ16の合わ
せ部分の内面と外面にそれぞれ縫着し、下パニエ16が
その切り込み19を境にして、その両側で互いに位置ず
れを生じることなく固定されて、図4に示したような略
円錐形状が保たれるようにしている。
【0016】この下パニエ16は、上部の胴巻き部22
の下に細かな網状のチュール部23を、さらにその下に
円錐パニエ部24を形成している。そして、その円錐パ
ニエ部24の表面に、樹脂板差込通路25を全周に亘っ
て所定の幅で螺旋状に形成し、その樹脂板差込通路25
が図5に示したように切り込み19の部分で、左右の通
路25aと25bとが位置ずれを生じないように下パニ
エ16を面止着具21aと21bで固定する。
【0017】そして、図6に示すような一定幅に形成し
た帯板状の弾性部材である樹脂板26(便宜上樹脂板差
込通路25に挿着した状態の形状で図示しているが、フ
リー状態では直線形状をしている)を、図4に示した樹
脂板差込通路25の全域に亘って抜き取り可能に螺旋状
に挿入する。それによって、その樹脂板26の樹脂板差
込通路25への挿入により、樹脂板26が持つ弾性力に
より下パニエ16全体が、図示のような略円錐形状の美
しい姿になる。
【0018】図1に示すように下パニエ16には、それ
を上から覆うように中パニエ17が設けられていて、さ
らにその中パニエ17を上から覆うように上パニエ18
が設けられている。その中パニエ17は、チュール2
7,28,29を3段階に重ねた状態で、チュール2
8,29のそれぞれ上端をチュール27に縫着して、パ
ニエ4全体のボリュームを増すようにしたものであり、
その上端がパッチン止めの複数のホック32により下パ
ニエ16に取り付けられている。
【0019】上パニエ18は、ポリエステル製の布地で
形成されていて、中パニエ17全体を上から覆うように
被せ、その上端18aを下パニエ16に縫着している。
なお、この上パニエ18及び中パニエ17も、下パニエ
16と同様に図4で説明した下パニエ16の切り込み1
9に対応して縦方向に切り込み(図示せず)が形成され
ている。
【0020】図1に示すパニエ4は、それを身体に着用
するときは、下パニエ16の面止着具21aと21b
(図5参照)を外して身体の腰の部分に胴巻き部22の
部分を当てるようにして巻き付け、その胴巻き部22を
固定(例えばマジックテープや結び紐等を使用)する。
その状態で、下パニエ16の図5で説明した面止着具2
1aと21bの部分を、切り込み19で左右に分離され
た樹脂板差込通路25の通路25aと25bが互いに位
置ずれを生じないように揃えた位置で固定する。次に、
その樹脂板差込通路25に帯状の樹脂板26を挿入し
て、下パニエ16全体を図4に示したような略円錐形状
にする。
【0021】ドレススカート3は、図7に示すような巻
きスカート状に、例えばポリエステル製のチュールで形
成されており、それを図1に示すようにパニエ4の上か
ら覆うように巻き付けて着用し、図7に示す腰布部3a
の両端部にそれぞれ縫着した面止着具31a,31bに
より腰に当たる部分を固定する。
【0022】そのドレススカート3は、痩せた人から太
った人まで同一のものを着用したときでも外見上の見栄
えが悪くならないようにするため、図7に示したように
スカートの重ね合わされる部分の上下のラップ幅W1 ,
W2 を共に余裕を持って広めに設定してある。したがっ
て、太った人がこのドレススカート3を着用したときで
も、一方のスカート端縁3bが他方のスカート端縁3c
に必ず余裕を持って重なるようになる(破線図示の線が
重ねラインa)。また、その着用時において下部のラッ
プ幅W2 を上部のラップ幅W1 よりも大きくなるように
している。
【0023】ところで、従来のウエディングドレスは、
上半身に着付けられるドレスの部分が下半身に着付けら
れるドレススカートの部分に一体に縫い付けられてい
て、そのドレススカートにはチュールを幾重にも多層に
重ねることによってボリュームを出させるようにしたパ
ニエが一体に縫い付けられていた。そのため、そのウエ
ディングドレスを形崩れを起こさないように収納しよう
とすると、そのドレススカートがパニエにより大きく膨
らませた状態にあるウエディングドレスを、そのままの
状態でハンガ等に掛けて収納する必要があったので、そ
の収納のためのスペースが非常に多く必要であった。
【0024】しかしながら、図1で説明したウエディン
グドレスは、全体をドレス上衣1とドレス下衣2とに分
離し、さらにそのドレス下衣2をドレススカート3とそ
の内側に着るパニエ4とに分離すると共に、そのパニエ
4の最も内側に位置する下パニエ16を、その表面に全
周に亘って取り付けられた樹脂板26を取り外すことに
よって単層の略円錐形状から単なる折りたたみ可能な布
状にすることができる。
【0025】したがって、このウエディングドレスを収
納する際には、ドレス上衣1とドレス下衣2のドレスス
カート3とパニエ4とをそれぞれ分離して収納し、さら
に下パニエ16を樹脂板26を取り外すことにより略円
錐形状から図8に示すような折りたたみ可能な布状にし
てそれを収納することができるので、従来のチュールを
幾重にも重ねて形成されたパニエによってドレススカー
トの部分が大きく膨らんだ状態のまま収納されるウエデ
ィングドレスを収納する場合に比べて、その収納スペー
スを格段に小さくすることができる(例えば1/15〜
1/20程度の収納スペースになる)。
【0026】また、この実施の形態では、図4で説明し
たように材料自身の持つ弾性力により下パニエ16を略
円錐形状に保つ弾性部材である樹脂板26を下パニエ1
6の表面に全周に亘って螺旋状に形成した樹脂板差込通
路25に挿入するようにしているので、その樹脂板26
が1枚であっても、それを樹脂板差込通路25に挿入す
れば樹脂板26が下パニエ16の全周に亘って複数回巻
き込まれるようになるため、下パニエ16の形状を略円
錐形状に保つことができる。
【0027】すなわち、図9に示すように下パニエ1
6′は、樹脂板差込通路を螺旋状にすることなしに、下
パニエ16′の表面に全周に亘る環状の樹脂板差込通路
45を上下方向に間隔を置いて複数本形成し、そこに長
尺状の樹脂板26′をそれぞれ挿入すると共に、座屈防
止用の樹脂製等による帯板47を縦方向に数本取り付け
るようにしても樹脂板26′の弾性力により略円錐形状
にすることができるが、図4に示したように樹脂板差込
通路25を螺旋状にすれば樹脂板26が1枚で済むので
効率的であると共に、その樹脂板26の樹脂板差込通路
25に対する挿脱も容易になる。
【0028】なお、この実施の形態では、下パニエ16
に切り込み19を形成するようにしたが、この切り込み
19は必ずしも設ける必要のあるものではなく、それを
設けなくてもウエディングドレスを省スペースで収納す
ることができる。
【0029】図10は下パニエの異なる実施形態を示す
図4と同様な斜視図であり、図4と対応する部分には同
一の符号を付してある。この下パニエ56は、弾性部材
である長尺状の樹脂板26を、その一方の面(内面側)
に固定した面止着具の一方51aが下パニエ56の表面
に全周に亘って螺旋状に固定された上記面止着具の他方
51bに固定されることにより、下パニエ56がその樹
脂板26の持つ弾性力により略円錐形状に保たれるよう
にしている。このような下パニエ56にすれば、樹脂板
26の下パニエ56の表面に対する取り付け取り外しが
容易になるため、短時間で下パニエ56を略円錐形状に
したり、その略円錐形状の状態から単なる布状の収納状
態(図8参照)に簡単に戻したりすることができるの
で、取り扱いが容易になる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ウエディングドレス全体をドレス上衣とドレス下衣
とに分離すると共に、そのドレス下衣をドレススカート
とその内側に着るパニエとに分離し、さらにそのパニエ
の最も内側に位置する下パニエをその表面から弾性部材
を取り外すことにより略円錐形状から単なる折りたたみ
可能な布状にすることができるので、それを収納する際
には上記のように各部を分割することにより、それを非
常に小さなスペースで収納することができる。そして、
ウエディングドレスを取り出して着用したときでも、初
期の美しい姿で着用することができる。
【0031】また、弾性部材を長尺状の樹脂板とし、そ
の樹脂板を下パニエの表面に全周に亘って螺旋状に形成
された樹脂板差込通路に挿入したときに下パニエが略円
錐形状に保たれるようにすれば、樹脂板は1枚であって
も、それを下パニエの表面に形成された螺旋状の樹脂板
差込通路に挿入すれば、その樹脂板が下パニエの表面に
全周に亘って複数回巻き込まれるようになるので、下パ
ニエの形状を略円錐形状に保つことができるため効率的
であり、その樹脂板の樹脂板差込通路に対する挿脱も1
枚だけで済むので容易になる。
【0032】さらに、弾性部材を長尺状の樹脂板とし、
その樹脂板の一方の面に固定された面止着具の一方が下
パニエの表面に全周に亘って螺旋状に固定された上記面
止着具の他方に固定されることにより下パニエが略円錐
形状に保たれるようにすれば、樹脂板の下パニエの表面
に対する取り付け取り外しが容易になるため、すぐに下
パニエを略円錐形状にしたり、その略円錐形状から逆に
折りたたみ可能な収納状態に簡単に小さくしたりするこ
とができるので、さらに便利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態例を説明するためのウエ
ディングドレスの全体構成をドレス下衣側を部分的に切
断して示す構成図である。
【図2】同じくそのウエディングドレスのドレス上衣を
示す斜視図である。
【図3】同じくそのドレス上衣の背面図である。
【図4】図1のウエディングドレスのドレス下衣に設け
られている下パニエを示す斜視図である。
【図5】同じくその下パニエの切り込み19の合わせ目
付近を部分的に示す正面図である。
【図6】同じくその下パニエの表面に形成されている樹
脂板差込通路に差し込まれる一定幅に形成された樹脂板
を示す斜視図である。
【図7】図1のウエディングドレスのドレス下衣に設け
られているドレススカートを示す斜視図である。
【図8】図4の下パニエを表面から樹脂板を取り外すこ
とにより折りたたみ可能な布状にした状態を示す斜視図
である。
【図9】環状の樹脂板差込通路を表面に設けた下パニエ
の例を示す斜視図である。
【図10】下パニエの異なる実施形態を示す図4と同様
な斜視図である。
【符号の説明】
1:ドレス上衣 2:ドレス下衣 3:ドレススカート 4:パニエ 16,16′:下パニエ 25:樹脂板差込通路 26,26′:樹脂板(弾性部材) 51a:面止着具の一方 51b:面止着具の他方

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身体の上半身に着用されるドレス上衣
    と、身体の下半身に着用される前記ドレス上衣から分離
    されたドレス下衣とからなり、該ドレス下衣に設けたド
    レススカートの内側にそのドレススカートにボリューム
    を持たせるパニエを前記ドレススカートから分離して設
    け、広げたときに単層の略円錐形状になる折りたたみ可
    能な下パニエを前記パニエの最も内側に設けると共に、
    その下パニエの表面に材料自身の持つ弾性力により該下
    パニエを略円錐形状に保つ弾性部材を全周に亘って取り
    外し可能に取り付けたことを特徴とするウエディングド
    レス。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材が長尺状の樹脂板であり、
    該樹脂板が前記下パニエの表面に全周に亘って螺旋状に
    形成された樹脂板差込通路に挿入されて前記下パニエが
    略円錐形状に保たれることを特徴とする請求項1記載の
    ウエディングドレス。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材が長尺状の樹脂板であり、
    該樹脂板がその一方の面に固定された面止着具の一方が
    前記下パニエの表面に全周に亘って螺旋状に固定された
    前記面止着具の他方に固定されることにより前記下パニ
    エが略円錐形状に保たれることを特徴とする請求項1記
    載のウエディングドレス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102039120B1 (ko) * 2018-10-30 2019-10-31 가톨릭대학교 산학협력단 길이 및 폭 조절이 가능한 패티코트

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102039120B1 (ko) * 2018-10-30 2019-10-31 가톨릭대학교 산학협력단 길이 및 폭 조절이 가능한 패티코트

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