JPH09217198A - 電着塗装用吊り治具 - Google Patents
電着塗装用吊り治具Info
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- JPH09217198A JPH09217198A JP15244996A JP15244996A JPH09217198A JP H09217198 A JPH09217198 A JP H09217198A JP 15244996 A JP15244996 A JP 15244996A JP 15244996 A JP15244996 A JP 15244996A JP H09217198 A JPH09217198 A JP H09217198A
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Abstract
と被塗物とを相互に確実に食い込ませて、電着塗装時の
通電不良をなくし、被塗物を確実に支持する電着塗装用
吊り治具を得る。 【解決手段】 被塗物懸吊部材3の斜辺縁部に沿って多
数の連続山形突起をもつリブ5が下方へ向かって突設さ
れる。また、被塗物懸吊部材3の先端部からステンレス
鋼等の線材からなる弾性部材10が先方へ向かって突設
され、さらに斜め直線部10bが形成される。被塗物懸
吊部材3と弾性部材10の周りに被塗物Aの掛け孔7を
掛けて押し進めると、斜め直線部10bは、被塗物懸吊
部材3に向かって弾性変形させられ、これによる弾性力
のために被塗物Aの掛け孔7の内縁が、被塗物懸吊部材
3の連続山形突起をもつリブ5に押し付けられ、両者は
相互に食い込み、通電性が確保される。
Description
て塗装するカチオン電着塗装や、被塗物を陽極として塗
装するアニオン電着塗装に用いる被塗物の吊り治具に関
する。
たは陽極として入れ、他方の電極との間に電流を流すこ
とによって被塗物に塗料の被膜を形成する電着塗装にお
いては、被塗物の塗料槽内への浸漬および塗料槽内から
の引上げ、移送のために、多数の被塗物を吊り下げる吊
り治具が使用される。吊り治具は、被塗物を懸けること
により支承する多数のブレードを突出状に有しており、
これらのブレードには電着塗装工程を通して被塗物が掛
けられる。
り治具には電着塗装工程中に電流を流さなければならな
いが、吊り治具は、電着が行われることによりそれに塗
料被膜が付着して通電性が悪化する。このため、吊り治
具のブレードに新しい被塗物を掛ける時に、被塗物をブ
レードをこじるように回動させて、被塗物によりブレー
ド面の塗料皮膜を剥がし、被塗物とブレード面が直接接
触するようにしなければならない。しかし、ブレード面
が平滑であると、被塗物で強くこじってもブレードの塗
膜は簡単には剥離せず、通電不良となる。
2号公報記載の吊り治具によって解決される。この吊り
治具では、ブレードのエツジにのこ刃状の小さい突起を
形成することにより解決している。すなわち、これらの
突起の鋭端は塗膜を貫いて被塗物と点接触し、通電性を
確保するのに役立つ。
吊り治具について簡単に説明すると、図17において、
2は電着塗装用吊り治具の一例を示し、この吊り治具2
は、四角形の外枠2aに横桟2bを設けたフレームと、
横桟2b上に固定した多数の懸吊用ブレード3と、吊り
フック4とから構成されている。
2b上に溶接等により固定された支持ロッド4の両端に
溶接等により固定されており、両側へ斜め上向きに突出
している。これらのブレード3は例えば三角形状をな
し、その両斜辺をなす縁部には連続山形突起をもつリブ
5が設けられている。図19にも示すように、被塗物A
はその孔等を利用してブレード3に掛けられる。
起をもつリブ5はブレード3の板厚tの範囲外に上方へ
向って突出している。また、連続山形突起をもつリブ5
の外面には多数の微細な平行突条5aが形成されてい
る。図21に示すように連続山形突起をもつリブ5の内
面は斜面5bとされている。これにより、リブ5は強化
される。
8、図19に示すように掛けると、塗膜があってもそれ
を貫いて、リブ5の突起の上向き尖端が被塗物の孔に食
い込み導電性を確保する。この際、突起尖端が上向きで
しかも薄いため、被塗物の重量が直接上向き尖端に作用
してくい込みは良好になされる。また、上向きの連続山
形突起は、掛けてある被塗物の落下を有効に防止する。
さらに、リブ5の外面の平行突条5aも被塗物の孔の内
壁にくい込んで通電性を確保するのに役立つ。
電着塗装用吊り治具は、被塗物の重量が連続山形突起を
もつリブ5の上向き尖端に作用してくい込みが良好にな
される。また、上向きの連続山形突起は、掛けてある被
塗物の落下を防止する。しかしながら、被塗物が小さく
てきわめて軽い(例えば2.2グラム程度)場合には、
被塗物がその重量でリブ5の連続山形突起に食い込みに
くいので、導電性が十分に確保できないことが多い。ま
た、軽い被塗物はリブ5の連続山形突起に食い込みにく
いので、はずれて落下しやすい。従来、このような場合
には、電着塗装された製品の約50%が欠陥品であると
いう現実があり、実際上、電着塗装は不適当であると考
えられていた。
れたもので、その目的は、被塗物が軽い場合でも食い込
みのための力が得られ、したがって良好な通電性を確保
することができ、しかも被塗物が外れることを防ぐこと
ができる電着塗装用吊り治具を得ることにある。
装用吊り治具は、導電性材料により形成された被塗物懸
吊部材と、この被塗物懸吊部材の先端から被塗物懸吊部
材に沿って突設された弾性部材とからなり、この弾性部
材は、被塗物懸吊部材の基端へ向かうにつれ、被塗物懸
吊部材から漸次離れるような形状を有しており、被塗物
懸吊部材と弾性部材の周りに被塗物の孔が掛けるように
される。
したブレードで構成し、このブレードの側縁に、前記弾
性部材と反対の側へ突出して、掛けられた被塗物に食い
込みうる多数の小さい連続突起をもつリブを形成するこ
とができる。
先端から突設されかつ被塗物懸吊部材の基端へ向かって
折り返された線材により構成することができる。
弾性部材の自由端部が被塗物懸吊部材へ向かって変位す
るのを阻止する変位阻止部を設けることができる。
部材の両方を囲みかつ弾性部材を被塗物懸吊部材の方へ
撓ませるように被塗物の孔が掛けられる。この結果、弾
性部材の弾力が被塗物を被塗物懸吊部材に押し付けるよ
うに作用し、被塗物の孔部と被塗物懸吊部材とが相互に
押し付けられ、被塗物が軽くてそれに作用する重力が小
さくても、弾性部材の弾力の作用で被塗物の孔部への被
塗物懸吊部材の食い込みが確実になされ、被塗物懸吊部
材や被塗物の表面に塗膜が付着しても、通電を確保する
ことができる。
形態を説明する。
する懸吊用ブレード3の基端は、図17に示したと同様
に、電着塗装用吊り治具2の四角形外枠2aの横桟2b
上の支持ロッド4に溶接等によって固定される。なお、
懸吊用ブレード3の固定の仕方およびフレーム2の形状
等は種々あり任意である。懸吊用ブレード3は、図1お
よぼ図2に示すように、支持ロッド4から両側へ斜め上
向きに突出させるのが好ましいが、ほぼ水平に突出させ
ることもできる。これらの懸吊用ブレード3は例えば三
角形状をなし、その両斜辺をなす縁部には連続山形突起
をもつリブ5が一体的に設けられている。これらのリブ
5は、図18〜図21に示す従来例ではブレード3の面
に対して上方に突出しているが、本発明の場合には、連
続山形突起をもつリブ5はブレード3の面に対して下方
に突出しているところが異なる。
をもつリブ5はブレード3の板厚tの範囲外に下方へ向
って突出している。また、これらのリブ5の外面には、
図4および図5にも示すように多数の微細な平行突条5
aが連続山形突起の各突起に対応して形成されている。
連続山形突起をもつリブ5の内面は斜面5bとすること
ができる。これによりリブ5は補強される。
3の先端(三角形ブレードではその頂点部分)には、弾
性部材10の一端がろう付けなどにより固定されてい
る。弾性部材10は、金属たとえばステンレス鋼(SU
S 440C)製で直径が1mm程度の線材により形成
されており、図示の実施形態では、線材10の一端は懸
吊用ブレード3の先端部下面に固定されて、そこから1
0aで示すように小距離先方へ延び、そしてそこから逆
方向に湾曲状に折り返され、懸吊用ブレード3の面に沿
って、符号10bで示すように基端の近くまで直線状に
延びている。弾性部材10のこの直線部分10bは、懸
吊用ブレード3の基端へ向かうにつれ、ブレード3の面
から漸次離れるような形状を有しており、その自由端1
0cは必要によって懸吊用ブレード3の方へ僅かに屈曲
させてある。なお、直線部分10bは必ずしも直線であ
る必要はない。図4および図5に示すように、弾性部材
10の基端10dは屈曲させて懸吊用ブレード3の先端
部に下方から圧入してもよい。なお、弾性部材10はピ
アノ線により形成してもよい。
をなし、懸吊用ブレード3に掛けるための掛け孔7を有
している。被塗物Aは任意の形状を有するものでよい
が、懸吊用ブレード3に掛ける孔7だけは必要である。
内に、吊り治具の懸吊用ブレード3および弾性部材10
がいずれも入るように図1に示すように掛けられる。図
7および図8はいずれも、被塗物AおよびA´を掛けた
状態を示すが、図7の場合には被塗物Aの寸法(孔の寸
法)が小さく、図8の場合には被塗物´Aの寸法(孔の
寸法)が大きくなっている。いずれの場合にも、被塗物
は、懸吊用ブレード3および弾性部材10の組合せ体の
先端側からそれらに挿入される。被塗物の挿入が行われ
るにつれて、被塗物の孔7の内縁が弾性部材10の傾斜
した直線部分10bに当たり、さらに被塗物が挿入され
ると、直線部分10bは孔7の内縁に押し下げられて図
7および図8に仮想線で示す位置へ向かって懸吊用ブレ
ード3に近付くように弾性変形させられる。そして、被
塗物の孔7の内縁が三角形状の懸吊用ブレード3の側縁
に当接する限度位置まで被塗物が進むと(限度位置は、
図9に示すように、孔7の径が三角形状懸吊用ブレード
3の幅Bおよび幅B´に等しい位置である)、被塗物は
それ以上進むことができなくなり、図7および図8の仮
想線状態が得られる。図7の場合には、被塗物Aの孔7
の寸法が小さいために、被塗物Aは比較的先端に近い位
置(先端からの距離L)で限度位置に達するが、図8の
場合には、被塗物A´の孔7の寸法が比較的大きいため
に、被塗物A´は先端より遠い位置(先端からの距離L
´)で限度位置となる。
位置に達した状態では、弾性部材10が図示のように懸
吊用ブレード3に近付くように弾性変形させられている
ので、弾性部材10の弾力は被塗物AおよびA´を図7
および図8において上方に押圧する。この状態は図10
に示す通りであり、弾性部材10の作用力は符号Fによ
り示してある。この押圧力Fによって、被塗物Aおよび
A´の孔7の内縁は、懸吊用ブレード3の両側縁の連続
山形突起をもつリブ5に押し付けられてそれに食い込
む。このような食い込みを生じさせるためには、既に述
べたようにリブ5が下向きになっていることが必要であ
る。なお、この場合、リブ5の外面の平行突条5aも被
塗物Aの孔の内壁にくい込む。このように、弾性部材1
0の弾性変形による力で被塗物をリブ5等に押圧するの
で、被塗物が軽くて重力のみによっては必要な食い込み
のための押圧力を得られない場合でも、被塗物の装着に
伴って自動的に押圧力が発生し、塗膜への強制的食い込
みを生じさせて通電性を確保することができる。食い込
みはリブ5が連続山形突起を有することによってさらに
効果的になされる。なお、この実施形態において、連続
山形突起をもつリブ5の形態は必ずしも図3に示したも
のでなくてもよく、下向きの任意の凹凸であってもよ
い。
の実施形態では、三角形板状の懸吊用ブレード3に代わ
って山形断面の被塗物懸吊部材3Aが用いられている。
この被塗物懸吊部材3Aは長手方向の頂縁12を有する
とともに、両側縁に前記実施態様の場合と同様な連続山
形突起をもつリブ5を備えている。この実施態様の場合
でも、前記実施態様の場合と同じ作用、効果が得られる
ことは明らかである。なお、この実施態様では被塗物が
進みうる限度位置は、被塗物懸吊部材3Aの幅のみでは
なくその断面積によって決まることになる。なお、この
実施形態においても、連続山形突起をもつリブ5の形態
は必ずしも図3に示したものでなくてもよく、下向きの
任意の凹凸であってもよい。
の実施形態では、三角形板状の懸吊用ブレード3に代わ
って単なる丸棒3Bが用いられている。この実施形態で
は被塗物懸吊部材として丸棒が用いられているが、丸棒
の表面、特にその下面を十分な摩擦面、または前述と同
様なリブ5としておけば、被塗物懸吊部材3Bに対して
弾性部材10により上向きに押圧された被塗物の孔の内
縁の角部を、被塗物懸吊部材3Bの面に食い込ませるこ
とができる。
の実施形態を示す。既に説明した実施形態と同じ部分に
同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明
すると、この実施形態では、図3、図4等に示した実施
形態において、被塗物懸吊用ブレード3の基端から、弾
性部材10のある側へ立ち上るように変位阻止部14が
一体的に形成されている。そして、この変位阻止部14
に孔15が設けられている。一方、被塗物懸吊用ブレー
ド3の先端に一端が固定された弾性部材10の直線部分
10bの先端部が前記孔15に挿通されている。弾性部
材10は、図3、図4のように先端部10aから折り返
すように形成してもよいが、この実施形態では弾性部材
10の直線部分10bは直接懸吊用ブレード3の先端部
に固着されている。弾性部材10は、例えば自然状態
(外力のかからない状態)で孔15内を通るようにする
ことができるが、図14の状態で弾性部材10に弾性歪
みがあるようにしておくことも可能である。
められる。懸吊用ブレード3に被塗物Aを矢印Dで示す
ように嵌め込んで行き、その孔7の内縁がブレード3の
幅または断面寸法のために、それ以上押し込めなくなっ
た位置を図16の被塗物Aの位置とした場合、その孔7
のブレード3から最も遠い縁部7aとブレード先端部3
aとを結ぶ直線18を想定する。そして、この直線18
が変位阻止部14と交差する点を17とした場合、変位
阻止部14の孔15の中心は、上記点17より矢印H方
向にずれているようにする。
止部14の孔15に挿通されているので、図15におい
て被塗物Aの孔をブレード3および弾性部材10にはめ
て仮想線位置から矢印E方向に押し込んで行くと、被塗
物の孔の内縁によって弾性部材10はブレード3側へ弾
性変形しようとする。しかし、弾性部材10の自由端側
は変位阻止部14の孔15内にあって変位を阻止されて
いるので、弾性部材10の直線部10bは、図15に示
すように被塗物Aの押し込みにつれて途中部分でブレー
ド3に近付くように湾曲する。このように湾曲変形する
弾性部材10は、変位阻止部14のない場合に比べて、
より大きな押圧力Fを被塗物Aに作用させる。すなわ
ち、湾曲変形した弾性部材10の戻りによって、被塗物
Aの孔の縁部はより強くリブ5に押しつけられてそれに
食い込み、通電性が向上する。また、弾性部材の直線部
10bも被塗物Aに大きな押圧力Fを作用させる結果、
被塗物の孔の内縁に強く作用して塗料を脱落させて通電
を良くする。このように押圧力Fが大きくなることは、
吊り治具への被塗物の保持が一層確実になることを意味
する。通常、被塗物Aは吊り治具に保持されて、顔料の
沈澱を防ぐために撹拌されつつある塗料内へ浸漬される
が、塗料のこのような撹拌があっても被塗物は吊り治具
に確実に保持され、脱落することがなく、通電性も確保
される。
10による押圧力が大きくなることに加えて、次のよう
な効果も得られる。すなわち、弾性部材10の自由端部
の変位が制限されていることによって、弾性部材10が
外力により全体的に懸吊用ブレード3に対し大きく変形
させられて、弾性部材10のブレード3に対する付け根
部分が大きく変形して破損するようなことがなくなる。
また、押圧力Fを大きくするために、弾力の強い(太
い)線材を用いる必要がなく、例えば線径0.6〜0.
8mm程度の線材(ステンレスばね材またはピアノ線)
を用いることが可能となる。
の孔15の位置を決めることによって、被塗物Aを挿入
し易く、しかも必要な押圧力Fを確保できる吊り治具が
得られる。
吊り治具の被塗物懸吊部材の先端から被塗物懸吊部材に
沿って弾性部材を突設し、この弾性部材を、被塗物懸吊
部材の基端へ向かうにつれ被塗物懸吊部材から漸次離れ
るような形状を有するようにしたことによって、被塗物
の掛け孔を、被塗物懸吊部材および弾性部材の両者の外
側に掛けた後、被塗物懸吊部材を押し進めることによっ
て、被塗物の掛け孔の内縁で弾性部材を被塗物懸吊部材
に近付くように弾性変形させ、弾性部材の反発力で被塗
物の掛け孔の内縁を被塗物懸吊部材に押圧するようにし
たから、被塗物が軽すぎて重力のみによっては被塗物懸
吊部材表面の塗膜へ掛け孔の内縁を食い込ませることが
できない場合でも、被塗物を掛けることによって自動的
に弾性部材により食い込み力を発生させることができ、
これによって、被塗物や被塗物懸吊部材の表面の塗膜を
破壊して通電を確保することができる。
る弾性部材が被塗物を被塗物懸吊部材に押し付ける作用
を行うことによって、被塗物が被塗物懸吊部材から外れ
て落下することが防止される。さらに、従来の場合、被
塗物懸吊部材に被塗物を掛けるに当たり、塗膜を破壊し
て通電を確保するために、被塗物懸吊部材に対し被塗物
を捩じるように擦りながら掛けることが行われている
が、本発明の場合には被塗物を捩じるように擦らないで
単に挿入するのみで、被塗物懸吊部材と被塗物が相互に
自動的に食い込むので、被塗物を捩じるように擦りなが
ら挿入する動作により、被塗物が変形する等の問題が解
消する。
レードで構成し、このブレードの側縁の弾性部材と反対
の側に、被塗物に食い込みうる多数の小さい突起を形成
することによって、弾性部材による食い込み力に基づく
被塗物と被塗物懸吊部材の相互食い込みは一層確実にな
される。
端から突設されかつ被塗物懸吊部材の基端へ向かって折
り返された線材により構成することによって、安価でし
かも確実に弾性力を被塗物に作用させることが可能にな
る。
よって拘束することによって、弾性部材の変形により得
られる被塗物押圧力をより大きくし、塗膜をより確実に
破壊して通電を確保することができ、しかも弾性部材自
体をも破損から保護することができる。
す斜視図。
材および弾性部材の拡大斜視図。
図。
図。
物の装着状態を示す説明図。
被塗物の装着状態を示す説明図。
との関係を示す説明図。
を示す斜視図。
施形態を示す斜視図。
を示す斜視図。
た状態を示す図。
孔の位置を説明する図。
を示す斜視図。
吊部材を示す斜視図。
直線部 A 被塗物 A´ 被塗物 F 弾性力 t 被塗物懸吊部材の板厚 14 変位阻止部 15 孔
Claims (4)
- 【請求項1】導電性材料により形成された被塗物懸吊部
材と、この被塗物懸吊部材の先端から被塗物懸吊部材に
沿って突設された弾性部材とからなり、この弾性部材
は、被塗物懸吊部材の基端へ向かうにつれ、被塗物懸吊
部材から漸次離れるような形状を有しており、被塗物懸
吊部材と弾性部材の周りに被塗物の孔を掛けるようにし
たことを特徴とする電着塗装用吊り治具。 - 【請求項2】前記被塗物懸吊部材が、先端を細くしたブ
レードからなり、このブレードの側縁に、前記弾性部材
と反対の側へ突出して、掛けられた被塗物の孔に食い込
む多数の小さい突起が形成されていることを特徴とする
請求項1記載の電着塗装用吊り治具。 - 【請求項3】前記弾性部材が、被塗物懸吊部材の先端か
ら突設されかつ被塗物懸吊部材の基端へ向かって折り返
された線材により構成されていることを特徴とする請求
項1記載の電着塗装用吊り治具。 - 【請求項4】前記被塗物懸吊部材の基部に、前記弾性部
材の自由端部が被塗物懸吊部材へ向かって変位するのを
阻止する変位阻止部が突設されていることを特徴とする
電着塗装用吊り治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15244996A JP3537593B2 (ja) | 1995-12-08 | 1996-06-13 | 電着塗装用吊り治具 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-320325 | 1995-12-08 | ||
JP32032595 | 1995-12-08 | ||
JP15244996A JP3537593B2 (ja) | 1995-12-08 | 1996-06-13 | 電着塗装用吊り治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09217198A true JPH09217198A (ja) | 1997-08-19 |
JP3537593B2 JP3537593B2 (ja) | 2004-06-14 |
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ID=26481367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15244996A Expired - Fee Related JP3537593B2 (ja) | 1995-12-08 | 1996-06-13 | 電着塗装用吊り治具 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3537593B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103603023A (zh) * | 2013-09-16 | 2014-02-26 | 浙江吉利控股集团有限公司 | 一种汽车三包件电泳多功能夹具 |
CN105420791A (zh) * | 2015-12-31 | 2016-03-23 | 重庆明高机械制造有限公司 | 一种减震器电泳涂装夹具 |
-
1996
- 1996-06-13 JP JP15244996A patent/JP3537593B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103603023B (zh) * | 2013-09-16 | 2016-03-02 | 浙江吉利控股集团有限公司 | 一种汽车三包件电泳多功能夹具 |
CN105420791A (zh) * | 2015-12-31 | 2016-03-23 | 重庆明高机械制造有限公司 | 一种减震器电泳涂装夹具 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3537593B2 (ja) | 2004-06-14 |
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