JPH09216689A - 廃プラスチックの粗破砕片用ホッパ - Google Patents
廃プラスチックの粗破砕片用ホッパInfo
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- JPH09216689A JPH09216689A JP2092696A JP2092696A JPH09216689A JP H09216689 A JPH09216689 A JP H09216689A JP 2092696 A JP2092696 A JP 2092696A JP 2092696 A JP2092696 A JP 2092696A JP H09216689 A JPH09216689 A JP H09216689A
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- hopper
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/52—Mechanical processing of waste for the recovery of materials, e.g. crushing, shredding, separation or disassembly
-
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- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ホッパ本体内に廃プラスチック粗破砕片のブ
リッジが形成されるのを防止する。 【解決手段】 廃プラスチックの粗破砕片3を収容し、
これを所定量ずつ排出するホッパである。ホッパ本体2
と、ホッパ本体2内に配され、かつ絡まりあった廃プラ
スチック粗破砕片をほぐす攪拌装置4とを備えている。
攪拌装置4は、垂直回転軸16および垂直回転軸16に
径方向外方に突出するように固定状に設けられた攪拌翼
17よりなる。
リッジが形成されるのを防止する。 【解決手段】 廃プラスチックの粗破砕片3を収容し、
これを所定量ずつ排出するホッパである。ホッパ本体2
と、ホッパ本体2内に配され、かつ絡まりあった廃プラ
スチック粗破砕片をほぐす攪拌装置4とを備えている。
攪拌装置4は、垂直回転軸16および垂直回転軸16に
径方向外方に突出するように固定状に設けられた攪拌翼
17よりなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、廃プラスチック
の粗破砕片用ホッパに関し、さらに詳しくは、廃プラス
チックを熱分解し油化して再利用するにあたり、熱分解
油化の前処理として、熱分解油化に不適なポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレンテレフタレート(PET)、熱硬化性
樹脂等を除去し、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ
スチレン等の再利用可能なプラスチックだけ選別する装
置において用いられる粗破砕片用ホッパに関する。
の粗破砕片用ホッパに関し、さらに詳しくは、廃プラス
チックを熱分解し油化して再利用するにあたり、熱分解
油化の前処理として、熱分解油化に不適なポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレンテレフタレート(PET)、熱硬化性
樹脂等を除去し、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ
スチレン等の再利用可能なプラスチックだけ選別する装
置において用いられる粗破砕片用ホッパに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】廃プラス
チックの熱分解油化の前処理方法として、図5に示す方
法が知られている。図5において、ポリ塩化ビニル等の
再利用に不適なプラスチックや、砂、金属、ガラス、陶
磁器等の異物を含む廃プラスチックは、粗破砕機(30)に
より粗破砕され、バケットコンベヤ(31)を介して粗破砕
片用ホッパ(32)内に投入される。粗破砕片用ホッパ(32)
内の廃プラスチック粗破砕片は、所定量ずつ振動ふるい
(33)に送られ、ここで金属、ガラス、陶磁器等の異物の
細かいものや砂が除去される。ついで、磁選機(34)によ
り振動ふるい(33)により除去されなかった金属分が除去
される。
チックの熱分解油化の前処理方法として、図5に示す方
法が知られている。図5において、ポリ塩化ビニル等の
再利用に不適なプラスチックや、砂、金属、ガラス、陶
磁器等の異物を含む廃プラスチックは、粗破砕機(30)に
より粗破砕され、バケットコンベヤ(31)を介して粗破砕
片用ホッパ(32)内に投入される。粗破砕片用ホッパ(32)
内の廃プラスチック粗破砕片は、所定量ずつ振動ふるい
(33)に送られ、ここで金属、ガラス、陶磁器等の異物の
細かいものや砂が除去される。ついで、磁選機(34)によ
り振動ふるい(33)により除去されなかった金属分が除去
される。
【0003】ついで、廃プラスチック粗破砕片は減容熱
処理機(35)に投入され、ここで加熱されてかさ比重が小
さくて取扱いが困難な発泡スチロールの容積が減少させ
られる。発泡スチロールが減容された廃プラスチック
は、ついで微破砕機(36)に投入され、たとえば5mm以
下に微破砕される。微破砕された廃プラスチックはブロ
ワ(37)によりサイクロン(38)を経て洗浄槽(39)に送ら
れ、廃プラスチックに付着している付着物が除去され
る。付着物が除去された廃プラスチックは水切りスクリ
ーン(40)により水切りされた後、スラリー槽(41)に投入
されてスラリー化される。
処理機(35)に投入され、ここで加熱されてかさ比重が小
さくて取扱いが困難な発泡スチロールの容積が減少させ
られる。発泡スチロールが減容された廃プラスチック
は、ついで微破砕機(36)に投入され、たとえば5mm以
下に微破砕される。微破砕された廃プラスチックはブロ
ワ(37)によりサイクロン(38)を経て洗浄槽(39)に送ら
れ、廃プラスチックに付着している付着物が除去され
る。付着物が除去された廃プラスチックは水切りスクリ
ーン(40)により水切りされた後、スラリー槽(41)に投入
されてスラリー化される。
【0004】スラリー化された廃プラスチックは水が満
たされた分離槽(42)内に送られ、プラスチックの比重差
を利用して廃プラスチックが分別される。すなわち、水
よりも比重の小さいポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リスチレン等の油化に適する廃プラスチックは水面に浮
上し、油化に不適なポリ塩化ビニル、PET、熱硬化性
樹脂は水よりも比重が大きいので沈降する。沈降した廃
プラスチックは水切りスクリーン(43)で水切りされた後
除去される。なお、異物等で残存していたものも沈降し
て除去される。浮上した廃プラスチックは、水切りコン
ベヤ(44)により水切りを行ないつつ回収され、振動式乾
燥機(45)に投入されて乾燥させられる。
たされた分離槽(42)内に送られ、プラスチックの比重差
を利用して廃プラスチックが分別される。すなわち、水
よりも比重の小さいポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リスチレン等の油化に適する廃プラスチックは水面に浮
上し、油化に不適なポリ塩化ビニル、PET、熱硬化性
樹脂は水よりも比重が大きいので沈降する。沈降した廃
プラスチックは水切りスクリーン(43)で水切りされた後
除去される。なお、異物等で残存していたものも沈降し
て除去される。浮上した廃プラスチックは、水切りコン
ベヤ(44)により水切りを行ないつつ回収され、振動式乾
燥機(45)に投入されて乾燥させられる。
【0005】乾燥させられた廃プラスチックは、サイク
ロン(46)を経て減容固化機(47)に投入され、ここで減容
固化されて減容固化物がつくられる。減容固化物は切出
し機(48)により所定の大きさに切断された後、コンベヤ
(49)により所定量ずつ廃ブラスチックの熱分解油化装置
(50)に送られる。
ロン(46)を経て減容固化機(47)に投入され、ここで減容
固化されて減容固化物がつくられる。減容固化物は切出
し機(48)により所定の大きさに切断された後、コンベヤ
(49)により所定量ずつ廃ブラスチックの熱分解油化装置
(50)に送られる。
【0006】ところで、廃プラスチック粗破砕片用ホッ
パ(32)は、図6および図7に示すように、通常水平横断
面正方形状のホッパ本体(32A) を備えており、ホッパ本
体(32A) は、その下端開口部がたとえば300×800
mmと大きいにもかかわらず、開口よりも200〜50
0mm上方の部分で、対向する側壁(32a) 間、または隣
り合う側壁(32a) 間において図6および図7に示すよう
に、廃プラスチック粗破砕片によりブリッジ(B) が形成
される。これは廃プラスチック粗破砕片が、20〜50
mmの長さを有する方形薄板状であり、かつそのかさ比
重が0.05〜0.1程度と小さいことに起因してい
る。そして、このようなブリッジ(B) が発生すると、ホ
ッパ本体(32A) の下端開口から廃プラスチックが所定量
ずつ連続的にかつ円滑に送り出されなくなるという問題
がある。
パ(32)は、図6および図7に示すように、通常水平横断
面正方形状のホッパ本体(32A) を備えており、ホッパ本
体(32A) は、その下端開口部がたとえば300×800
mmと大きいにもかかわらず、開口よりも200〜50
0mm上方の部分で、対向する側壁(32a) 間、または隣
り合う側壁(32a) 間において図6および図7に示すよう
に、廃プラスチック粗破砕片によりブリッジ(B) が形成
される。これは廃プラスチック粗破砕片が、20〜50
mmの長さを有する方形薄板状であり、かつそのかさ比
重が0.05〜0.1程度と小さいことに起因してい
る。そして、このようなブリッジ(B) が発生すると、ホ
ッパ本体(32A) の下端開口から廃プラスチックが所定量
ずつ連続的にかつ円滑に送り出されなくなるという問題
がある。
【0007】そこで、従来は、所定時間毎にホッパ本体
(32A) の上端開口から細長い棒でつつくことにより、ブ
リッジ(B) を破壊していたが、この方法では頻繁にこの
ような操作を行わなければならず、極めて面倒である。
(32A) の上端開口から細長い棒でつつくことにより、ブ
リッジ(B) を破壊していたが、この方法では頻繁にこの
ような操作を行わなければならず、極めて面倒である。
【0008】この発明の目的は、上記問題を解決した廃
プラスチックの粗破砕片用ホッパを提供することにあ
る。
プラスチックの粗破砕片用ホッパを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明による廃プラス
チックの粗破砕片用ホッパは、廃プラスチックの粗破砕
片を収容し、これを所定量ずつ排出するホッパであっ
て、ホッパ本体と、ホッパ本体内に配され、かつ絡まり
あった廃プラスチック粗破砕片をほぐす攪拌装置とを備
えており、攪拌装置が、垂直回転軸および垂直回転軸に
径方向外方に突出するように固定状に設けられた攪拌翼
よりなるものである。
チックの粗破砕片用ホッパは、廃プラスチックの粗破砕
片を収容し、これを所定量ずつ排出するホッパであっ
て、ホッパ本体と、ホッパ本体内に配され、かつ絡まり
あった廃プラスチック粗破砕片をほぐす攪拌装置とを備
えており、攪拌装置が、垂直回転軸および垂直回転軸に
径方向外方に突出するように固定状に設けられた攪拌翼
よりなるものである。
【0010】この発明の廃プラスチックの粗破砕片用ホ
ッパによれば、攪拌装置の垂直回転軸が回転することに
より、攪拌翼によって絡み合った廃プラスチック粗破砕
片がほぐされ、これにより上述したブリッジの形成が防
止される。
ッパによれば、攪拌装置の垂直回転軸が回転することに
より、攪拌翼によって絡み合った廃プラスチック粗破砕
片がほぐされ、これにより上述したブリッジの形成が防
止される。
【0011】上記廃プラスチックの粗破砕片用ホッパに
おいて、垂直回転軸が正逆回転するようになされ、攪拌
翼が垂直回転軸から径方向外方に向かって正回転方向前
方に凸状に湾曲した曲線状となされていることがある。
この場合、垂直回転軸を正回転させると、絡み合った廃
プラスチック粗破砕片は、ほぐされながらホッパの周壁
側に向かって分散させられる。また、垂直回転軸が逆回
転させると、絡み合った廃プラスチック粗破砕片は、ほ
ぐされながらホッパの中心に向かって掻き寄せられる。
したがって、ブリッジの形成防止効果が一層向上する。
おいて、垂直回転軸が正逆回転するようになされ、攪拌
翼が垂直回転軸から径方向外方に向かって正回転方向前
方に凸状に湾曲した曲線状となされていることがある。
この場合、垂直回転軸を正回転させると、絡み合った廃
プラスチック粗破砕片は、ほぐされながらホッパの周壁
側に向かって分散させられる。また、垂直回転軸が逆回
転させると、絡み合った廃プラスチック粗破砕片は、ほ
ぐされながらホッパの中心に向かって掻き寄せられる。
したがって、ブリッジの形成防止効果が一層向上する。
【0012】上記廃プラスチックの粗破砕片用ホッパに
おいて、攪拌翼の先端部に、スクレーパ部材が垂下状に
かつ先端がホッパ本体の周壁内面に接するように取付け
られていることがある。この場合、絡み合いかつホッパ
本体の周壁内面に付着した廃プラスチック粗破砕片もほ
ぐされるとともに、ホッパ本体の周壁内面から離脱させ
られる。スクレーパ部材としては、たとえばチェーンが
用いられる。
おいて、攪拌翼の先端部に、スクレーパ部材が垂下状に
かつ先端がホッパ本体の周壁内面に接するように取付け
られていることがある。この場合、絡み合いかつホッパ
本体の周壁内面に付着した廃プラスチック粗破砕片もほ
ぐされるとともに、ホッパ本体の周壁内面から離脱させ
られる。スクレーパ部材としては、たとえばチェーンが
用いられる。
【0013】上記廃プラスチックの粗破砕片用ホッパに
おいて、攪拌装置を上下動させる手段を備えていること
がある。この場合、絡み合った廃プラスチック粗破砕片
の上下方向の絡まりもほぐされるので、ブリッジ形成防
止効果は一層向上する。
おいて、攪拌装置を上下動させる手段を備えていること
がある。この場合、絡み合った廃プラスチック粗破砕片
の上下方向の絡まりもほぐされるので、ブリッジ形成防
止効果は一層向上する。
【0014】この発明による他の廃プラスチックの粗破
砕片用ホッパは、4つの傾斜側壁を有する横断面方形状
のホッパ本体を備えており、ホッパ本体の4つの側壁の
傾斜角度がすべて異なっているものである。
砕片用ホッパは、4つの傾斜側壁を有する横断面方形状
のホッパ本体を備えており、ホッパ本体の4つの側壁の
傾斜角度がすべて異なっているものである。
【0015】上記他の廃プラスチックの粗破砕片用ホッ
パによれば、ホッパ本体の対向する側壁間および隣り合
う側壁間に、絡み合った廃プラスチック粗破砕片による
ブリッジの形成が防止される。
パによれば、ホッパ本体の対向する側壁間および隣り合
う側壁間に、絡み合った廃プラスチック粗破砕片による
ブリッジの形成が防止される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0017】実施形態1 この実施形態は図1および図2に示すものである。
【0018】図1および図2において、廃プラスチック
の粗破砕片用ホッパ(1) は、ホッパ本体(2) と、ホッパ
本体(2) の内部に配置され、かつ絡まりあった廃プラス
チック粗破砕片(3) をほぐす攪拌装置(4) とを備えてい
る。
の粗破砕片用ホッパ(1) は、ホッパ本体(2) と、ホッパ
本体(2) の内部に配置され、かつ絡まりあった廃プラス
チック粗破砕片(3) をほぐす攪拌装置(4) とを備えてい
る。
【0019】ホッパ本体(2) は4角すい台状で水平断面
(横断面)正方形となされている。ホッパ本体(2) の各
側壁(2a)の傾斜角度は等しくなっている。ホッパ本体
(2) の上端開口は蓋(5) により閉鎖されている。蓋(5)
には廃プラスチック粗破砕片(3) の投入シュート(6) が
設けられている。また、蓋(5) に、ホッパ本体(2) 内部
の廃プラスチック粗破砕片(3) の量を検出するセンサ
(7) が貫通状に固定されている。センサ(7) は、たとえ
ば静電容量計からなる。
(横断面)正方形となされている。ホッパ本体(2) の各
側壁(2a)の傾斜角度は等しくなっている。ホッパ本体
(2) の上端開口は蓋(5) により閉鎖されている。蓋(5)
には廃プラスチック粗破砕片(3) の投入シュート(6) が
設けられている。また、蓋(5) に、ホッパ本体(2) 内部
の廃プラスチック粗破砕片(3) の量を検出するセンサ
(7) が貫通状に固定されている。センサ(7) は、たとえ
ば静電容量計からなる。
【0020】ホッパ本体(2) の蓋(5) の上面中央部に台
板(8) が固定され、台板(8) の上面に、上端が閉鎖され
るとともに下端が開口した有蓋筒状のモータ取付架台
(9) が載せられている。モータ取付架台(9) の上端閉鎖
壁(10)の上面に、減速機付きモータ(11)が下向きに取付
けられており、その駆動軸(11a) は上端閉鎖壁(10)を貫
通してモータ取付架台(9) 内に突出している。モータ(1
1)は正逆回転するようになっている。モータ取付架台
(9) の両側において、それぞれ台板(8) 上面に上向きの
エアシリンダ(12)が取付けられている。エアシリンダ(1
2)のピストンロッド(12a) の上端はモータ取付架台(9)
の上端閉鎖壁(10)に固定されて外方に突出したブラケッ
ト(13)に取付けられており、ピストンロッド(12a) の進
出および退入によりモータ取付架台(9) を介してモータ
(11)が上下動するようになっている。また、モータ取付
架台(9) の下部に隔壁(14)が設けられ、この隔壁(14)に
垂直状ガイドバー(15)の上端が固定されている。ガイド
バー(15)は蓋(5) および台板(8) を摺動自在に貫通して
おり、モータ取付架台(9) の上下動のさいのガイドとな
る。
板(8) が固定され、台板(8) の上面に、上端が閉鎖され
るとともに下端が開口した有蓋筒状のモータ取付架台
(9) が載せられている。モータ取付架台(9) の上端閉鎖
壁(10)の上面に、減速機付きモータ(11)が下向きに取付
けられており、その駆動軸(11a) は上端閉鎖壁(10)を貫
通してモータ取付架台(9) 内に突出している。モータ(1
1)は正逆回転するようになっている。モータ取付架台
(9) の両側において、それぞれ台板(8) 上面に上向きの
エアシリンダ(12)が取付けられている。エアシリンダ(1
2)のピストンロッド(12a) の上端はモータ取付架台(9)
の上端閉鎖壁(10)に固定されて外方に突出したブラケッ
ト(13)に取付けられており、ピストンロッド(12a) の進
出および退入によりモータ取付架台(9) を介してモータ
(11)が上下動するようになっている。また、モータ取付
架台(9) の下部に隔壁(14)が設けられ、この隔壁(14)に
垂直状ガイドバー(15)の上端が固定されている。ガイド
バー(15)は蓋(5) および台板(8) を摺動自在に貫通して
おり、モータ取付架台(9) の上下動のさいのガイドとな
る。
【0021】攪拌装置(4) は、垂直回転軸(16)と、垂直
回転軸(16)に径方向外方に突出するように固定状に設け
られた偏平板状攪拌翼(17)とよりなる。垂直回転軸(16)
の上部は、蓋(5) および台板(8) を摺動自在に貫通して
上方に突出しており、その上端がモータ(11)の駆動軸(1
1a) に連結されている。したがって、垂直回転軸(16)
は、モータ(11)により正逆回転させられるとともに、エ
アシリンダ(12)によりモータ(11)と一緒に上下動させら
れるようになっている。攪拌翼(17)は、垂直回転軸(16)
の下部における上下に所定間隔をおいた3つの高さ位置
に取付けられている。各高さ位置において、垂直回転軸
(16)の回転中心に関して対称となる位置に2つの攪拌翼
(17)が固定状に設けられている。各攪拌翼(17)は、垂直
回転軸(16)から径方向外方に向かって正回転方向(図2
に矢印Xで示す方向)前方に凸状に湾曲した曲線状とな
されている。各高さ位置にある攪拌翼(17)は、平面から
見て周方向にずれている。すべての攪拌翼(17)先端とホ
ッパ本体(2) の各側壁(2a)との間隔は、それぞれほぼ等
しくなっている。また、上端の高さ位置および中間の高
さ位置の各攪拌翼(17)の先端部に、チェーン(18)が垂下
状に取付けられている。各チェーン(18)の長さは、ホッ
パ本体(2) の各側壁(2a)に所定長さにわたって接触する
とともに、垂直回転軸(16)の回転時に隣り合う側壁(2a)
間のコーナ部にも当たるような長さとされている。
回転軸(16)に径方向外方に突出するように固定状に設け
られた偏平板状攪拌翼(17)とよりなる。垂直回転軸(16)
の上部は、蓋(5) および台板(8) を摺動自在に貫通して
上方に突出しており、その上端がモータ(11)の駆動軸(1
1a) に連結されている。したがって、垂直回転軸(16)
は、モータ(11)により正逆回転させられるとともに、エ
アシリンダ(12)によりモータ(11)と一緒に上下動させら
れるようになっている。攪拌翼(17)は、垂直回転軸(16)
の下部における上下に所定間隔をおいた3つの高さ位置
に取付けられている。各高さ位置において、垂直回転軸
(16)の回転中心に関して対称となる位置に2つの攪拌翼
(17)が固定状に設けられている。各攪拌翼(17)は、垂直
回転軸(16)から径方向外方に向かって正回転方向(図2
に矢印Xで示す方向)前方に凸状に湾曲した曲線状とな
されている。各高さ位置にある攪拌翼(17)は、平面から
見て周方向にずれている。すべての攪拌翼(17)先端とホ
ッパ本体(2) の各側壁(2a)との間隔は、それぞれほぼ等
しくなっている。また、上端の高さ位置および中間の高
さ位置の各攪拌翼(17)の先端部に、チェーン(18)が垂下
状に取付けられている。各チェーン(18)の長さは、ホッ
パ本体(2) の各側壁(2a)に所定長さにわたって接触する
とともに、垂直回転軸(16)の回転時に隣り合う側壁(2a)
間のコーナ部にも当たるような長さとされている。
【0022】なお、モータ(11)、エアシリンダ(12)およ
びセンサ(7) は、図示しない制御装置に接続されてお
り、センサ(7) により検出された廃プラスチック粗破砕
片(3)の量に応じてモータ(11)およびエアシリンダ(12)
の操作条件を適宜変更することができるようになってい
る。
びセンサ(7) は、図示しない制御装置に接続されてお
り、センサ(7) により検出された廃プラスチック粗破砕
片(3)の量に応じてモータ(11)およびエアシリンダ(12)
の操作条件を適宜変更することができるようになってい
る。
【0023】このような構成の廃プラスチック粗破砕片
用ホッパ(1) において、ホッパ本体(2) 内に投入シュー
ト(6) を通して投入された廃プラスチック粗破砕片(3)
の量が所定量に達すると、垂直回転軸(16)がモータ(11)
により正逆回転させられるとともに、エアシリンダ(12)
により上下動させられる。すると、垂直回転軸(16)の正
回転時には、絡み合った廃プラスチック粗破砕片(3)
は、ほぐされながらホッパ本体(2) の側壁(2a)側に向か
って分散させられる。これとは逆に、垂直回転軸(16)の
逆回転時には、絡み合った廃プラスチック粗破砕片(3)
は、ほぐされながらホッパ本体(2) の中心に向かって掻
き寄せられる。さらに、垂直回転軸(16)が上下動させら
れると、絡み合った廃プラスチック粗破砕片(3) の上下
方向の絡まりもほぐされる。したがって、ホッパ本体
(2) 内で図6および図7に示すような廃プラスチック粗
破砕片(3) のブリッジが形成されることはなく、粗破砕
片(3)はホッパ本体(2) の下端開口から連続的にかつ円
滑に排出される。
用ホッパ(1) において、ホッパ本体(2) 内に投入シュー
ト(6) を通して投入された廃プラスチック粗破砕片(3)
の量が所定量に達すると、垂直回転軸(16)がモータ(11)
により正逆回転させられるとともに、エアシリンダ(12)
により上下動させられる。すると、垂直回転軸(16)の正
回転時には、絡み合った廃プラスチック粗破砕片(3)
は、ほぐされながらホッパ本体(2) の側壁(2a)側に向か
って分散させられる。これとは逆に、垂直回転軸(16)の
逆回転時には、絡み合った廃プラスチック粗破砕片(3)
は、ほぐされながらホッパ本体(2) の中心に向かって掻
き寄せられる。さらに、垂直回転軸(16)が上下動させら
れると、絡み合った廃プラスチック粗破砕片(3) の上下
方向の絡まりもほぐされる。したがって、ホッパ本体
(2) 内で図6および図7に示すような廃プラスチック粗
破砕片(3) のブリッジが形成されることはなく、粗破砕
片(3)はホッパ本体(2) の下端開口から連続的にかつ円
滑に排出される。
【0024】上記実施形態1において、異なる3つの高
さ位置に設けられた攪拌翼(17)を1組とし、高さ方向に
間隔をおいて複数組の攪拌翼(17)を設けておいてもよ
い。
さ位置に設けられた攪拌翼(17)を1組とし、高さ方向に
間隔をおいて複数組の攪拌翼(17)を設けておいてもよ
い。
【0025】
【実施例】実施形態1のモータ(11)およびエアシリンダ
(12)の操作条件の好ましい実施例を示すと次の通りであ
る。正回転させながらの上昇…15秒、停止…3
秒、逆回転させながらの下降…15秒、停止…3秒
を上記順序で繰り返す。正逆回転時の回転速度は12r
pm、上下動ストロークは400mmである。
(12)の操作条件の好ましい実施例を示すと次の通りであ
る。正回転させながらの上昇…15秒、停止…3
秒、逆回転させながらの下降…15秒、停止…3秒
を上記順序で繰り返す。正逆回転時の回転速度は12r
pm、上下動ストロークは400mmである。
【0026】実施形態2 この実施形態は図3および図4に示すものである。
【0027】図3および図4において、廃プラスチック
の粗破砕片用ホッパ(20)は、4つの傾斜側壁(21a)(21b)
(21c)(21d)を有する水平横断面方形状のホッパ本体(21)
を備えており、ホッパ本体(21)の4つの側壁(21a)(21b)
(21c)(21d)の傾斜角度がすべて異なっている。
の粗破砕片用ホッパ(20)は、4つの傾斜側壁(21a)(21b)
(21c)(21d)を有する水平横断面方形状のホッパ本体(21)
を備えており、ホッパ本体(21)の4つの側壁(21a)(21b)
(21c)(21d)の傾斜角度がすべて異なっている。
【0028】このような構成の廃プラスチックの粗破砕
片用ホッパ(20)によれば、ホッパ本体(21)の対向する側
壁(21a)(21c)および(21b)(21d)間、ならびに隣り合う側
壁(21a)(21b)および(21c)(21d)間に、絡み合った廃プラ
スチック粗破砕片(3) によるブリッジが形成されるのが
防止される。
片用ホッパ(20)によれば、ホッパ本体(21)の対向する側
壁(21a)(21c)および(21b)(21d)間、ならびに隣り合う側
壁(21a)(21b)および(21c)(21d)間に、絡み合った廃プラ
スチック粗破砕片(3) によるブリッジが形成されるのが
防止される。
【0029】
【発明の効果】この発明の2つの廃プラスチックの粗破
砕片用ホッパによれば、上述のように、ホッパ本体内に
廃プラスチック粗破砕片のブリッジが形成されるのを防
止することができる。したがって、ホッパ本体内の廃プ
ラスチック粗破砕片は、連続的にかつ円滑に送り出され
る。しかも、従来のように形成されたブリッジを破壊す
る作業を必要とせず、手間を省くことができる。
砕片用ホッパによれば、上述のように、ホッパ本体内に
廃プラスチック粗破砕片のブリッジが形成されるのを防
止することができる。したがって、ホッパ本体内の廃プ
ラスチック粗破砕片は、連続的にかつ円滑に送り出され
る。しかも、従来のように形成されたブリッジを破壊す
る作業を必要とせず、手間を省くことができる。
【図1】この発明による廃プラスチックの粗破砕片用ホ
ッパの実施形態1を示す垂直縦断面図である。
ッパの実施形態1を示す垂直縦断面図である。
【図2】図1のII−II線拡大断面図である。
【図3】この発明による廃プラスチックの粗破砕片用ホ
ッパの実施形態2を示す斜視図である。
ッパの実施形態2を示す斜視図である。
【図4】同じく平面図である。
【図5】廃プラスチックの熱分解油化における前処理方
法を示すフローシートである。
法を示すフローシートである。
【図6】従来のホッパの問題点を示す垂直縦断面図であ
る。
る。
【図7】従来のホッパの問題点を示す水平横断面図であ
る。
る。
(1)(20) 廃プラスチック粗破砕片用ホッパ (2)(21) ホッパ本体 (3) 廃プラスチック粗破砕片 (4) 攪拌装置 (16) 垂直回転軸 (17) 攪拌翼
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B09B 3/00 B09B 5/00 ZABQ C10G 1/10 ZAB 3/00 302A (72)発明者 岡田 裕介 大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立 造船株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 廃プラスチックの粗破砕片を収容し、こ
れを所定量ずつ排出するホッパであって、ホッパ本体
と、ホッパ本体内に配され、かつ絡まりあった廃プラス
チック粗破砕片をほぐす攪拌装置とを備えており、攪拌
装置が、垂直回転軸および垂直回転軸に径方向外方に突
出するように固定状に設けられた攪拌翼よりなる廃プラ
スチックの粗破砕片用ホッパ。 - 【請求項2】 垂直回転軸が正逆回転するようになさ
れ、攪拌翼が垂直回転軸から径方向外方に向かって正回
転方向前方に凸状に湾曲した曲線状となされている請求
項1記載の廃プラスチックの粗破砕片用ホッパ。 - 【請求項3】 攪拌翼の先端部に、スクレーパ部材が垂
下状にかつ先端がホッパ本体の周壁内面に接するように
取付けられている請求項1または2記載の廃プラスチッ
クの粗破砕片用ホッパ。 - 【請求項4】 スクレーパ部材がチェーンである請求項
3記載の廃プラスチックの粗破砕片用ホッパ。 - 【請求項5】 攪拌装置を上下動させる手段を備えてい
る請求項1〜4のうちのいずれか1つに記載の廃プラス
チックの粗破砕片用ホッパ。 - 【請求項6】 4つの傾斜側壁を有する横断面方形状の
ホッパ本体を備えており、ホッパ本体の4つの側壁の傾
斜角度がすべて異なっている廃プラスチックの粗破砕片
用ホッパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02092696A JP3458180B2 (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 廃プラスチックの粗破砕片用ホッパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02092696A JP3458180B2 (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 廃プラスチックの粗破砕片用ホッパ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09216689A true JPH09216689A (ja) | 1997-08-19 |
JP3458180B2 JP3458180B2 (ja) | 2003-10-20 |
Family
ID=12040831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02092696A Expired - Fee Related JP3458180B2 (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 廃プラスチックの粗破砕片用ホッパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3458180B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002253946A (ja) * | 2001-03-01 | 2002-09-10 | Ngk Insulators Ltd | 原料供給装置 |
JP2005096809A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Meidensha Corp | 原料供給装置のブリッジ検知方法 |
JP2008246444A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Dowa Holdings Co Ltd | バグフィルタ |
WO2020118801A1 (zh) * | 2018-12-10 | 2020-06-18 | 山东科技大学 | 清仓机械手及煤仓清堵机器人 |
CN114932135A (zh) * | 2022-05-26 | 2022-08-23 | 张燕 | 一种生物降解塑料的降解处理工艺 |
WO2023085831A1 (ko) * | 2021-11-12 | 2023-05-19 | 롯데케미칼 주식회사 | 호퍼 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102580783B1 (ko) * | 2020-12-04 | 2023-09-20 | 주식회사 포스코 | 빈의 부착광 제거장치 |
-
1996
- 1996-02-07 JP JP02092696A patent/JP3458180B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002253946A (ja) * | 2001-03-01 | 2002-09-10 | Ngk Insulators Ltd | 原料供給装置 |
JP4674982B2 (ja) * | 2001-03-01 | 2011-04-20 | 日本碍子株式会社 | 原料供給装置 |
JP2005096809A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Meidensha Corp | 原料供給装置のブリッジ検知方法 |
JP2008246444A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Dowa Holdings Co Ltd | バグフィルタ |
WO2020118801A1 (zh) * | 2018-12-10 | 2020-06-18 | 山东科技大学 | 清仓机械手及煤仓清堵机器人 |
WO2023085831A1 (ko) * | 2021-11-12 | 2023-05-19 | 롯데케미칼 주식회사 | 호퍼 |
CN114932135A (zh) * | 2022-05-26 | 2022-08-23 | 张燕 | 一种生物降解塑料的降解处理工艺 |
CN114932135B (zh) * | 2022-05-26 | 2024-01-12 | 杭州印觉生物科技有限公司 | 一种生物降解塑料的降解处理工艺 |
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Publication number | Publication date |
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JP3458180B2 (ja) | 2003-10-20 |
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