JPH09216241A - 光学用フィルムの製造方法 - Google Patents
光学用フィルムの製造方法Info
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- JPH09216241A JPH09216241A JP2773696A JP2773696A JPH09216241A JP H09216241 A JPH09216241 A JP H09216241A JP 2773696 A JP2773696 A JP 2773696A JP 2773696 A JP2773696 A JP 2773696A JP H09216241 A JPH09216241 A JP H09216241A
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- cast
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶液キャスト製膜法による光学用フィルムの
製造方法において、支持体からキャストフィルムを剥離
するに際して、キャストフィルムの裂けやランダムな伸
びがなく、光学的欠点の少ない光学用フィルムを効率よ
く製造する方法を提供する。 【解決手段】 溶液キャスト製膜法による光学用フィル
ムの製造方法において、支持体上のキャストフィルムの
両側端に補強用粘着テープを貼付した後、支持体よりキ
ャストフィルムを剥ぎ取ることを特徴とする光学用フィ
ルムの製造方法。
製造方法において、支持体からキャストフィルムを剥離
するに際して、キャストフィルムの裂けやランダムな伸
びがなく、光学的欠点の少ない光学用フィルムを効率よ
く製造する方法を提供する。 【解決手段】 溶液キャスト製膜法による光学用フィル
ムの製造方法において、支持体上のキャストフィルムの
両側端に補強用粘着テープを貼付した後、支持体よりキ
ャストフィルムを剥ぎ取ることを特徴とする光学用フィ
ルムの製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学用フィルムの
製造方法に関する。
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶ディスプレー等の画像表示装
置に光学用プラスチックフィルムが汎用されるようにな
ってきている。これらの例は枚挙に暇ないが、例えば、
偏光板の保護フィルム等に用いられる低複屈折性の透明
フィルム、防眩材料等に用いられる1/4λの位相差を
有する複屈折性の透明フィルム、液晶表示素子において
STN液晶の複屈折による位相差を補償する位相差補償
フィルム等が挙げられる。
置に光学用プラスチックフィルムが汎用されるようにな
ってきている。これらの例は枚挙に暇ないが、例えば、
偏光板の保護フィルム等に用いられる低複屈折性の透明
フィルム、防眩材料等に用いられる1/4λの位相差を
有する複屈折性の透明フィルム、液晶表示素子において
STN液晶の複屈折による位相差を補償する位相差補償
フィルム等が挙げられる。
【0003】上記光学用プラスチックフィルムは、主と
して、Tダイ法等の溶融キャスト製膜法と、溶液キャス
ト製膜法によって製造されている。上記溶融キャスト製
膜法は、例えば、特開昭52−147662号公報に記
載されている如く、加熱溶融された熱可塑性樹脂を金型
よりフィルム状に押出して支持体表面にキャスト(流
延)して冷却し、製膜するものである。
して、Tダイ法等の溶融キャスト製膜法と、溶液キャス
ト製膜法によって製造されている。上記溶融キャスト製
膜法は、例えば、特開昭52−147662号公報に記
載されている如く、加熱溶融された熱可塑性樹脂を金型
よりフィルム状に押出して支持体表面にキャスト(流
延)して冷却し、製膜するものである。
【0004】しかし、上記溶融キャスト製膜法によって
得られるフィルムは、溶融残渣や異物等を核にして形成
されるフィッシュアイによる透明性や平滑性等の外観品
質が低劣であるだけでなく、厚さの精度も充分でなく、
上記製膜装置の機械加工精度からの限界があり、上記溶
融キャスト製膜法では、良質の光学用プラスチックフィ
ルムを得ることができない。
得られるフィルムは、溶融残渣や異物等を核にして形成
されるフィッシュアイによる透明性や平滑性等の外観品
質が低劣であるだけでなく、厚さの精度も充分でなく、
上記製膜装置の機械加工精度からの限界があり、上記溶
融キャスト製膜法では、良質の光学用プラスチックフィ
ルムを得ることができない。
【0005】上記溶液キャスト製膜法は、例えば、特開
平2−111511号公報に記載されている如く、プラ
スチックを適宜溶剤に溶解した溶液や重合性モノマー等
を含む溶液を、コンマコーター、リップコーター、ドク
ターブレードコーター、バーコーター、ロールコーター
等のコーターを用いて、ステンレススチールベルト、ス
テンレススチールドラム、離型性を有するプラスチック
フィルム等の支持体表面にキャストし、加熱して溶剤を
揮散しもしくは重合性モノマーを重合させた後、形成し
たフィルムを上記支持体から剥離して光学用プラスチッ
クフィルムを得る方法である。
平2−111511号公報に記載されている如く、プラ
スチックを適宜溶剤に溶解した溶液や重合性モノマー等
を含む溶液を、コンマコーター、リップコーター、ドク
ターブレードコーター、バーコーター、ロールコーター
等のコーターを用いて、ステンレススチールベルト、ス
テンレススチールドラム、離型性を有するプラスチック
フィルム等の支持体表面にキャストし、加熱して溶剤を
揮散しもしくは重合性モノマーを重合させた後、形成し
たフィルムを上記支持体から剥離して光学用プラスチッ
クフィルムを得る方法である。
【0006】上記溶液キャスト製膜法は、前記する各種
コーターの機械精度に起因する厚さのバラツキに固形分
比率を乗じたものが乾燥後のフィルムの厚さのバラツキ
となり、上記溶融キャスト製膜法に比して厚さのバラツ
キは小さくなる。又、キャストする際の溶液の粘度は、
溶融キャスト製膜法に比して低いので保留粒径の小さい
フィルターによってゲル化した材料や異物を除去するこ
とが容易となり、透明性や平滑性等の外観品質も溶融キ
ャスト製膜法に比して改善される。
コーターの機械精度に起因する厚さのバラツキに固形分
比率を乗じたものが乾燥後のフィルムの厚さのバラツキ
となり、上記溶融キャスト製膜法に比して厚さのバラツ
キは小さくなる。又、キャストする際の溶液の粘度は、
溶融キャスト製膜法に比して低いので保留粒径の小さい
フィルターによってゲル化した材料や異物を除去するこ
とが容易となり、透明性や平滑性等の外観品質も溶融キ
ャスト製膜法に比して改善される。
【0007】しかし、上記溶液キャスト製膜法によって
支持体上に形成されたキャストフィルムからなる光学用
フィルムを、該支持体から剥離する際に、該支持体とキ
ャストフィルムの付着力により、裂けが生ずるという問
題点があった。上記の裂けは、殆どの場合、剥離しにく
いキャストフィルムを無理に支持体上から剥離しようと
してキャストフィルムの両側端にできたノッチを起点と
して起こっている。
支持体上に形成されたキャストフィルムからなる光学用
フィルムを、該支持体から剥離する際に、該支持体とキ
ャストフィルムの付着力により、裂けが生ずるという問
題点があった。上記の裂けは、殆どの場合、剥離しにく
いキャストフィルムを無理に支持体上から剥離しようと
してキャストフィルムの両側端にできたノッチを起点と
して起こっている。
【0008】又、上記支持体とキャストフィルムの付着
力を弱めるために、含有溶剤量が多い状態で乾燥を止
め、支持体からキャストフィルムを剥離し、一旦このよ
うに剥離した含有溶剤量が多い状態のキャストフィルム
を再度乾燥する方法もあるが、含有溶剤量が多い状態の
キャストフィルムは、機械的強度が弱く、剥離時に、剥
離方向等のランダムな伸びが生じて、精度を必要とする
幅方向のフィルムの厚さムラ・配向ムラが発生し、これ
が得られるフィルムの光学的なムラの原因となる。上記
剥離工程を、慎重に、スローペースで剥離を行えば、こ
うした剥離時のフィルムの伸びを避けることはできる
が、生産性が甚だしく低下してしまう。
力を弱めるために、含有溶剤量が多い状態で乾燥を止
め、支持体からキャストフィルムを剥離し、一旦このよ
うに剥離した含有溶剤量が多い状態のキャストフィルム
を再度乾燥する方法もあるが、含有溶剤量が多い状態の
キャストフィルムは、機械的強度が弱く、剥離時に、剥
離方向等のランダムな伸びが生じて、精度を必要とする
幅方向のフィルムの厚さムラ・配向ムラが発生し、これ
が得られるフィルムの光学的なムラの原因となる。上記
剥離工程を、慎重に、スローペースで剥離を行えば、こ
うした剥離時のフィルムの伸びを避けることはできる
が、生産性が甚だしく低下してしまう。
【0009】一方、特開平7−98410号公報には、
キャスト用溶液に界面活性剤を添加することによって、
上記支持体とキャストフィルムの付着力を低減する方法
が記載されている。しかし、液晶表示装置に使用される
光学用フィルムの如く、該光学用フィルムに、更に、粘
着剤や接着剤を用いて他の部品を貼合わせることが必要
なキャストフィルムにあっては、キャスト用溶液に添加
した界面活性剤が、上記粘着剤や接着剤の接着性能に悪
影響を及ぼすおそれがあり、このような用途に供される
キャストフィルムの製造に際しては、上記キャスト用溶
液に界面活性剤を添加しないことが一般則となっていた
のである。
キャスト用溶液に界面活性剤を添加することによって、
上記支持体とキャストフィルムの付着力を低減する方法
が記載されている。しかし、液晶表示装置に使用される
光学用フィルムの如く、該光学用フィルムに、更に、粘
着剤や接着剤を用いて他の部品を貼合わせることが必要
なキャストフィルムにあっては、キャスト用溶液に添加
した界面活性剤が、上記粘着剤や接着剤の接着性能に悪
影響を及ぼすおそれがあり、このような用途に供される
キャストフィルムの製造に際しては、上記キャスト用溶
液に界面活性剤を添加しないことが一般則となっていた
のである。
【0010】本発明者らは、上記溶液キャスト製膜法に
おいて、支持体上に形成されたキャストフィルムからな
る光学用フィルムを、該支持体から剥離する際に、該支
持体とキャストフィルムの付着力により、裂けが生ずる
という問題点に関し、鋭意検討し、キャストフィルムの
両側端に沿って細幅の補強粘着テープを貼付した後、支
持体からキャストフィルムを剥離することによって、キ
ャストフィルムの両側端に入るノッチやキャストフィル
ムのランダムな伸びによる、精度を必要とする幅方向の
フィルムの厚さムラ・配向ムラの発生を防ぎ、よって、
上記キャストフィルムの両側端に入るノッチに起因する
キャストフィルムの裂けや得られる光学用フィルムの光
学的ムラを少なくすることができることを確認し、本発
明を完成するに至ったのである。
おいて、支持体上に形成されたキャストフィルムからな
る光学用フィルムを、該支持体から剥離する際に、該支
持体とキャストフィルムの付着力により、裂けが生ずる
という問題点に関し、鋭意検討し、キャストフィルムの
両側端に沿って細幅の補強粘着テープを貼付した後、支
持体からキャストフィルムを剥離することによって、キ
ャストフィルムの両側端に入るノッチやキャストフィル
ムのランダムな伸びによる、精度を必要とする幅方向の
フィルムの厚さムラ・配向ムラの発生を防ぎ、よって、
上記キャストフィルムの両側端に入るノッチに起因する
キャストフィルムの裂けや得られる光学用フィルムの光
学的ムラを少なくすることができることを確認し、本発
明を完成するに至ったのである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、叙上の事実
に鑑みなされたものであって、その目的とするところ
は、溶液キャスト製膜法による光学用フィルムの製造方
法において、支持体からキャストフィルムを剥離するに
際して、キャストフィルムの裂けやランダムな伸びがな
く、光学的欠点の少ない光学用フィルムを効率よく製造
する方法を提供するにある。
に鑑みなされたものであって、その目的とするところ
は、溶液キャスト製膜法による光学用フィルムの製造方
法において、支持体からキャストフィルムを剥離するに
際して、キャストフィルムの裂けやランダムな伸びがな
く、光学的欠点の少ない光学用フィルムを効率よく製造
する方法を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、溶液キャスト
製膜法による光学用フィルムの製造方法において、支持
体上のキャストフィルムの両側端に補強用粘着テープを
貼付した後、支持体よりキャストフィルムを剥ぎ取るこ
とを特徴とする光学用フィルムの製造方法をその要旨と
するものである。
製膜法による光学用フィルムの製造方法において、支持
体上のキャストフィルムの両側端に補強用粘着テープを
貼付した後、支持体よりキャストフィルムを剥ぎ取るこ
とを特徴とする光学用フィルムの製造方法をその要旨と
するものである。
【0013】本発明において光学用透明フィルムを構成
する造膜材料としては、該造膜材料を溶解し得る溶剤が
あり、乾燥後に透明フィルムを形成し得る高分子であれ
ば特に限定されるものではないが、例えば、ポリカーボ
ネート、ポリスチレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリ
アリレート、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポ
リフェニレンオキサイド等が挙げられる。上記高分子を
溶解する溶剤は、各々の高分子を均一、且つ、好ましい
速度で溶解する溶剤から適宜選択使用されるが、例え
ば、ポリカーボネートに対し塩化メチレン、ポリサルホ
ンに対しアニソール、ポリスチレンに対しメチルエチル
ケトンやトルエン、ポリアリレートに対し塩化メチレン
等が挙げられる。
する造膜材料としては、該造膜材料を溶解し得る溶剤が
あり、乾燥後に透明フィルムを形成し得る高分子であれ
ば特に限定されるものではないが、例えば、ポリカーボ
ネート、ポリスチレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリ
アリレート、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポ
リフェニレンオキサイド等が挙げられる。上記高分子を
溶解する溶剤は、各々の高分子を均一、且つ、好ましい
速度で溶解する溶剤から適宜選択使用されるが、例え
ば、ポリカーボネートに対し塩化メチレン、ポリサルホ
ンに対しアニソール、ポリスチレンに対しメチルエチル
ケトンやトルエン、ポリアリレートに対し塩化メチレン
等が挙げられる。
【0014】上記溶液キャスト製膜に使用されるキャス
ト用支持体としては、上記キャスト溶液に用いられる溶
剤に侵されず、且つ、表面が平滑性に優れるものであれ
ば特に限定されるものではないが、例えば、銅やステン
レス鋼等の金属、ポリイミド(PI)、ポリエチレンテ
レフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート
(PEN)等の熱変形性の低い合成樹脂、上記金属の表
面にガラスやセラミックスを被覆したもの或いはこれら
の支持体の表面をシリコーン樹脂やフッ素樹脂等で離型
処理したものが、ドラム、エンドレスベルト、板、フィ
ルム等の形態で使用される。
ト用支持体としては、上記キャスト溶液に用いられる溶
剤に侵されず、且つ、表面が平滑性に優れるものであれ
ば特に限定されるものではないが、例えば、銅やステン
レス鋼等の金属、ポリイミド(PI)、ポリエチレンテ
レフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート
(PEN)等の熱変形性の低い合成樹脂、上記金属の表
面にガラスやセラミックスを被覆したもの或いはこれら
の支持体の表面をシリコーン樹脂やフッ素樹脂等で離型
処理したものが、ドラム、エンドレスベルト、板、フィ
ルム等の形態で使用される。
【0015】上記支持体上にキャストされた塗膜の乾燥
手段は、特に限定されるものではなく、例えば、熱風乾
燥、支持体や該支持体の搬送ロールの加熱による乾燥、
赤外線乾燥等が適宜選択使用される。又、上記乾燥手段
は、2以上の乾燥手段が併用されてもよい。
手段は、特に限定されるものではなく、例えば、熱風乾
燥、支持体や該支持体の搬送ロールの加熱による乾燥、
赤外線乾燥等が適宜選択使用される。又、上記乾燥手段
は、2以上の乾燥手段が併用されてもよい。
【0016】上記支持体上に形成されたキャストフィル
ムの両側端に貼付される補強用粘着テープは、上記支持
体からキャストフィルムを剥ぎ取る際に、その剥離応力
に対し、伸び、破断等を起こさない機械的強度を有する
ものであれば特に限定されるものではないが、例えば、
セロハン、配向ポリプロピレン(OPP)フィルム等を
基材とする汎用されている粘着テープがそのまま使用で
きる。特に、上記補強用粘着テープとして、高温時に使
用される場合には、例えば、ポリエステル等を基材とす
る耐熱性テープが使用される。
ムの両側端に貼付される補強用粘着テープは、上記支持
体からキャストフィルムを剥ぎ取る際に、その剥離応力
に対し、伸び、破断等を起こさない機械的強度を有する
ものであれば特に限定されるものではないが、例えば、
セロハン、配向ポリプロピレン(OPP)フィルム等を
基材とする汎用されている粘着テープがそのまま使用で
きる。特に、上記補強用粘着テープとして、高温時に使
用される場合には、例えば、ポリエステル等を基材とす
る耐熱性テープが使用される。
【0017】上記の如くして得られたキャストフィルム
は、偏向板の保護フィルム、位相差補償フィルム、防眩
フィルム等の光学用フィルムとして使用されるが、上記
の用途によっては、更に、1軸もしくは2軸に延伸加工
される。
は、偏向板の保護フィルム、位相差補償フィルム、防眩
フィルム等の光学用フィルムとして使用されるが、上記
の用途によっては、更に、1軸もしくは2軸に延伸加工
される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に示された光学用フィ
ルムの製造プロセスを参照しながら、本発明の光学用フ
ィルム製造方法の実施例を説明する。図1は、本発明の
光学用フィルムの製造方法の実施の態様を説明するため
の説明図である。図1において、1はコンマコーターで
あり、該コンマコーター1の下方から供給される支持体
2上に、キャスト用溶液3が塗布され、乾燥炉4にて乾
燥され、上記支持体2上にキャストフィルム5が製膜さ
れる。上記乾燥炉4は、ロール搬送による熱風乾燥方式
で、3つの乾燥ゾーンを有し、各ゾーンともキャスト面
にその上方から熱風を吹き付けて乾燥する方式である。
上記支持体2上に製膜されたキャストフィルム5は、上
記加熱炉4を通過後、冷却された位置で、その両側端に
沿って補強用粘着テープ6、6が貼付される。
ルムの製造プロセスを参照しながら、本発明の光学用フ
ィルム製造方法の実施例を説明する。図1は、本発明の
光学用フィルムの製造方法の実施の態様を説明するため
の説明図である。図1において、1はコンマコーターで
あり、該コンマコーター1の下方から供給される支持体
2上に、キャスト用溶液3が塗布され、乾燥炉4にて乾
燥され、上記支持体2上にキャストフィルム5が製膜さ
れる。上記乾燥炉4は、ロール搬送による熱風乾燥方式
で、3つの乾燥ゾーンを有し、各ゾーンともキャスト面
にその上方から熱風を吹き付けて乾燥する方式である。
上記支持体2上に製膜されたキャストフィルム5は、上
記加熱炉4を通過後、冷却された位置で、その両側端に
沿って補強用粘着テープ6、6が貼付される。
【0019】図1においては、一対のピンチロール7、
7の手前で上記補強用粘着テープ6、6が上記キャスト
フィルム5の両側端に沿って貼付され、上記ピンチロー
ル7、7によって押圧されてしっかりと貼あわされる方
法が採られているが、キャストフィルム5の両側端に沿
って補強用粘着テープ6、6を貼付する手段は、これに
限定されるものではなく、キャストフィルム5に無用の
伸びや圧縮等の応力が負荷されない手段であれば如何な
る貼付手段が採られてもよい。
7の手前で上記補強用粘着テープ6、6が上記キャスト
フィルム5の両側端に沿って貼付され、上記ピンチロー
ル7、7によって押圧されてしっかりと貼あわされる方
法が採られているが、キャストフィルム5の両側端に沿
って補強用粘着テープ6、6を貼付する手段は、これに
限定されるものではなく、キャストフィルム5に無用の
伸びや圧縮等の応力が負荷されない手段であれば如何な
る貼付手段が採られてもよい。
【0020】上記支持体2上でその両側端に沿って補強
用粘着テープ6、6が貼付されたキャストフィルム5
は、一対のピンチロール8、8によって上記支持体2か
ら剥離される。両側に支持組織のあるキャストフィルム
5の中央部分は上記支持体2上から容易に剥離される
が、側端がフリーになっているキャストフィルム5の両
側端部分は、上記支持体2との付着力と該剥離のために
加える引張力の合力が集中して負荷されるので、キャス
トフィルム5の幅方向に裂け易いのであるが、貼付され
た補強用粘着テープ6、6によって上記キャストフィル
ム5の両側端部分に加わる集中応力は打ち消される。
用粘着テープ6、6が貼付されたキャストフィルム5
は、一対のピンチロール8、8によって上記支持体2か
ら剥離される。両側に支持組織のあるキャストフィルム
5の中央部分は上記支持体2上から容易に剥離される
が、側端がフリーになっているキャストフィルム5の両
側端部分は、上記支持体2との付着力と該剥離のために
加える引張力の合力が集中して負荷されるので、キャス
トフィルム5の幅方向に裂け易いのであるが、貼付され
た補強用粘着テープ6、6によって上記キャストフィル
ム5の両側端部分に加わる集中応力は打ち消される。
【0021】上記の如くして、上記キャストフィルム5
は、支持体2上から剥離されるが、その両側端に沿って
貼付された補強用粘着テープ6、6は、図示されていな
いスリッター等の切断手段により上記キャストフィルム
5の両側端部分と共に切断され、更に、必要に応じて1
軸もしくは2軸の延伸処理が施されて光学用フィルムと
して提供される。
は、支持体2上から剥離されるが、その両側端に沿って
貼付された補強用粘着テープ6、6は、図示されていな
いスリッター等の切断手段により上記キャストフィルム
5の両側端部分と共に切断され、更に、必要に応じて1
軸もしくは2軸の延伸処理が施されて光学用フィルムと
して提供される。
【0022】(実施例1)ポリサルホン樹脂(テイジン
アモコエンジニアリングプラスチック社製、商品名:ユ
ーデルP−3500、ペレット状)をアニソール(みど
り化学社製)に溶解し、充分に攪拌、脱泡して濃度35
重量%の塗工用ポリサルホン樹脂溶液を調製した。次い
で、コンマコーター1を用いて支持体の厚さ75μmの
ポリイミドフィルム(東レ−デュポン社製、商品名:カ
プトン)2上に上記ポリサルホン樹脂溶液3をキャスト
した。上記ポリサルホン樹脂溶液3の塗膜は、上記乾燥
炉4の各乾燥ゾーンを5分間で通過して乾燥され、厚さ
80μmのポリサルホン樹脂キャストフィルム5を上記
支持体のポリイミドフィルム2上に製膜した。
アモコエンジニアリングプラスチック社製、商品名:ユ
ーデルP−3500、ペレット状)をアニソール(みど
り化学社製)に溶解し、充分に攪拌、脱泡して濃度35
重量%の塗工用ポリサルホン樹脂溶液を調製した。次い
で、コンマコーター1を用いて支持体の厚さ75μmの
ポリイミドフィルム(東レ−デュポン社製、商品名:カ
プトン)2上に上記ポリサルホン樹脂溶液3をキャスト
した。上記ポリサルホン樹脂溶液3の塗膜は、上記乾燥
炉4の各乾燥ゾーンを5分間で通過して乾燥され、厚さ
80μmのポリサルホン樹脂キャストフィルム5を上記
支持体のポリイミドフィルム2上に製膜した。
【0023】上記の如くして得られたポリサルホン樹脂
キャストフィルム5は、冷却された後、上記ポリサルホ
ン樹脂キャストフィルム5の両側端に沿って幅10mm
の2軸配向ポリプロピレン粘着テープ(積水化学工業社
製、商品名:オリエンテープ)が補強用粘着テープ6、
6として貼付される。次いで、両側端に沿って上記補強
用粘着テープ6、6が貼付されているキャストフィルム
5は、次の一対のピンチロール8、8によって支持体の
ポリイミドフィルム2上から剥離される。上記支持体2
から剥離された上記補強用粘着テープ6、6が貼付され
ているキャストフィルム5は、目視による観察の限り、
損傷はなく、又、工程のトラブルもなく連続して剥離さ
れた。
キャストフィルム5は、冷却された後、上記ポリサルホ
ン樹脂キャストフィルム5の両側端に沿って幅10mm
の2軸配向ポリプロピレン粘着テープ(積水化学工業社
製、商品名:オリエンテープ)が補強用粘着テープ6、
6として貼付される。次いで、両側端に沿って上記補強
用粘着テープ6、6が貼付されているキャストフィルム
5は、次の一対のピンチロール8、8によって支持体の
ポリイミドフィルム2上から剥離される。上記支持体2
から剥離された上記補強用粘着テープ6、6が貼付され
ているキャストフィルム5は、目視による観察の限り、
損傷はなく、又、工程のトラブルもなく連続して剥離さ
れた。
【0024】上記剥離されたキャストフィルム5は、図
示されていないスリッターによって補強用粘着テープ
6、6が貼付されている両側端部分をスリットオフさ
れ、更に、160℃の雰囲気で1.3倍に1軸延伸処理
されて位相差フィルムが作製された。得られた位相差フ
ィルムは、その位相差値が420nmであり、位相差ム
ラのない均一な光学特性を有する。
示されていないスリッターによって補強用粘着テープ
6、6が貼付されている両側端部分をスリットオフさ
れ、更に、160℃の雰囲気で1.3倍に1軸延伸処理
されて位相差フィルムが作製された。得られた位相差フ
ィルムは、その位相差値が420nmであり、位相差ム
ラのない均一な光学特性を有する。
【0025】(比較例1)実施例1の補強用粘着テープ
6、6を用いなかったこと以外、実施例1と同様にキャ
ストフィルム5を支持体のポリイミドフィルム2上で製
膜し、該支持体から剥離したが、ポリサルホン樹脂キャ
ストフィルム5は、その両側端を起点とする裂けによっ
てしばしば破断し、工程をストップした。
6、6を用いなかったこと以外、実施例1と同様にキャ
ストフィルム5を支持体のポリイミドフィルム2上で製
膜し、該支持体から剥離したが、ポリサルホン樹脂キャ
ストフィルム5は、その両側端を起点とする裂けによっ
てしばしば破断し、工程をストップした。
【0026】(実施例2)実施例1のポリサルホン樹脂
溶液を用い、実施例1と同様に、支持体のポリイミドフ
ィルム2上で製膜し、溶剤含有量が20重量%の時点で
該支持体から剥離された。上記支持体2から剥離された
上記補強用粘着テープ6、6が貼付されているキャスト
フィルム5は、目視による観察の限り、損傷や伸び等も
なく、又、工程のトラブルもなく連続して剥離された。
溶液を用い、実施例1と同様に、支持体のポリイミドフ
ィルム2上で製膜し、溶剤含有量が20重量%の時点で
該支持体から剥離された。上記支持体2から剥離された
上記補強用粘着テープ6、6が貼付されているキャスト
フィルム5は、目視による観察の限り、損傷や伸び等も
なく、又、工程のトラブルもなく連続して剥離された。
【0027】次いで、実施例1と同様に、上記補強用粘
着テープ6、6が貼付されている部分のキャストフィル
ム5を上記補強用粘着テープ6、6と共にスリットオフ
した後、後乾燥を行った。上記後乾燥されたキャストフ
ィルム5を、160℃の雰囲気で1.3倍に1軸延伸処
理されて位相差フィルムが作製された。得られた位相差
フィルムは、その位相差値が420nm±3nmであ
り、位相差ムラのない均一な光学特性を有する。
着テープ6、6が貼付されている部分のキャストフィル
ム5を上記補強用粘着テープ6、6と共にスリットオフ
した後、後乾燥を行った。上記後乾燥されたキャストフ
ィルム5を、160℃の雰囲気で1.3倍に1軸延伸処
理されて位相差フィルムが作製された。得られた位相差
フィルムは、その位相差値が420nm±3nmであ
り、位相差ムラのない均一な光学特性を有する。
【0028】(比較例2)実施例2の補強用粘着テープ
6、6を用いなかったこと以外、実施例2と同様にして
ポリサルホン樹脂キャストフィルム5は支持体のポリイ
ミドフィルム2上で製膜し、該支持体から剥離された。
得られたポリサルホン樹脂キャストフィルム5は、実施
例2と同様に後乾燥され、実施例2と同様に1軸延伸処
理されて位相差フィルムが作製された。得られた位相差
フィルムを、偏光軸が直交した2枚の偏光板の間に、上
記位相差フィルムの延伸軸が上記偏光板の偏光軸と45
度の角度をなすように挟んで光学特性を観察したとこ
ろ、上記位相差フィルムの幅方向に、前記支持体からの
剥離時の展開ムラと推定される段スジが観察された。
又、上記位相差フィルムの面内の位相差値は420nm
±15nmであった。
6、6を用いなかったこと以外、実施例2と同様にして
ポリサルホン樹脂キャストフィルム5は支持体のポリイ
ミドフィルム2上で製膜し、該支持体から剥離された。
得られたポリサルホン樹脂キャストフィルム5は、実施
例2と同様に後乾燥され、実施例2と同様に1軸延伸処
理されて位相差フィルムが作製された。得られた位相差
フィルムを、偏光軸が直交した2枚の偏光板の間に、上
記位相差フィルムの延伸軸が上記偏光板の偏光軸と45
度の角度をなすように挟んで光学特性を観察したとこ
ろ、上記位相差フィルムの幅方向に、前記支持体からの
剥離時の展開ムラと推定される段スジが観察された。
又、上記位相差フィルムの面内の位相差値は420nm
±15nmであった。
【0029】(実施例3)実施例1で使用した有機溶剤
のアニソールに替えて塩化メチレンを、支持体のポリイ
ミドフィルムに替えてポリエチレンテレフタレートフィ
ルム(帝人社製、商品名:テトロンフィルムOX)を使
用したこと以外、実施例1と同様にして厚さ80μmの
ポリサルホン樹脂キャストフィルム5を上記支持体のポ
リエチレンテレフタレートフィルム2上に製膜した。上
記支持体2上に製膜された上記ポリサルホン樹脂キャス
トフィルム5は、乾燥炉4を通過し、室温に冷却された
後、実施例1で使用した2軸配向ポリプロピレン粘着テ
ープに替えて幅10mmのセロハンテープを用いて、実
施例1と同様に支持体2上から上記ポリサルホン樹脂キ
ャストフィルム5を剥離した。上記剥離された補強用粘
着テープ6、6が貼付されているポリサルホン樹脂キャ
ストフィルム5は、目視による観察の限り、損傷や伸び
等もなく、又、工程のトラブルもなく連続して剥離され
た。
のアニソールに替えて塩化メチレンを、支持体のポリイ
ミドフィルムに替えてポリエチレンテレフタレートフィ
ルム(帝人社製、商品名:テトロンフィルムOX)を使
用したこと以外、実施例1と同様にして厚さ80μmの
ポリサルホン樹脂キャストフィルム5を上記支持体のポ
リエチレンテレフタレートフィルム2上に製膜した。上
記支持体2上に製膜された上記ポリサルホン樹脂キャス
トフィルム5は、乾燥炉4を通過し、室温に冷却された
後、実施例1で使用した2軸配向ポリプロピレン粘着テ
ープに替えて幅10mmのセロハンテープを用いて、実
施例1と同様に支持体2上から上記ポリサルホン樹脂キ
ャストフィルム5を剥離した。上記剥離された補強用粘
着テープ6、6が貼付されているポリサルホン樹脂キャ
ストフィルム5は、目視による観察の限り、損傷や伸び
等もなく、又、工程のトラブルもなく連続して剥離され
た。
【0030】(比較例3)実施例3の補強用粘着テープ
6、6を用いなかったこと以外、実施例3と同様にキャ
ストフィルム5を支持体のポリエチレンテレフタレート
フィルム2上で製膜し、該支持体から剥離したが、ポリ
サルホン樹脂キャストフィルム5は、その両側端を起点
とする裂けによってしばしば破断し、工程をストップし
た。
6、6を用いなかったこと以外、実施例3と同様にキャ
ストフィルム5を支持体のポリエチレンテレフタレート
フィルム2上で製膜し、該支持体から剥離したが、ポリ
サルホン樹脂キャストフィルム5は、その両側端を起点
とする裂けによってしばしば破断し、工程をストップし
た。
【0031】
【発明の効果】本発明の光学用透明フィルムの製造方法
は、叙上の如く構成されているので、キャストフィルム
を支持体から剥離する際の、キャストフィルムの裂けに
よる工程トラブルや伸び等によるキャストフィルムの厚
さムラ、配向ムラ等による光学的不均一性を抑制し、液
晶表示装置等の高度に光学的均一性を要求される光学用
フィルムを効率よく製造することができる。
は、叙上の如く構成されているので、キャストフィルム
を支持体から剥離する際の、キャストフィルムの裂けに
よる工程トラブルや伸び等によるキャストフィルムの厚
さムラ、配向ムラ等による光学的不均一性を抑制し、液
晶表示装置等の高度に光学的均一性を要求される光学用
フィルムを効率よく製造することができる。
【0032】
【図1】本発明の光学用フィルムの製造方法の実施の態
様を説明するための説明図である。
様を説明するための説明図である。
1 コンマコーター 2 支持体 3 キャスト用溶液 4 乾燥炉 5 キャストフィルム 6 補強用粘着テープ 7、8 ピンチロール
Claims (1)
- 【請求項1】 溶液キャスト製膜法による光学用フィル
ムの製造方法において、支持体上のキャストフィルムの
両側端に補強用粘着テープを貼付した後、支持体よりキ
ャストフィルムを剥ぎ取ることを特徴とする光学用フィ
ルムの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2773696A JPH09216241A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 光学用フィルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2773696A JPH09216241A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 光学用フィルムの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09216241A true JPH09216241A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12229323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2773696A Pending JPH09216241A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 光学用フィルムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09216241A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1375573A3 (en) * | 2002-05-20 | 2004-03-24 | Eastman Kodak Company | Acrylic films prepared by coating methods |
CN105818307A (zh) * | 2016-05-03 | 2016-08-03 | 淮安科润膜材料有限公司 | 具有启闭功能的离子膜钢带流延机的流延刀 |
WO2017221972A1 (ja) * | 2016-06-24 | 2017-12-28 | 住友化学株式会社 | 芳香族ポリスルホンおよび芳香族ポリスルホン組成物 |
-
1996
- 1996-02-15 JP JP2773696A patent/JPH09216241A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1375573A3 (en) * | 2002-05-20 | 2004-03-24 | Eastman Kodak Company | Acrylic films prepared by coating methods |
CN105818307A (zh) * | 2016-05-03 | 2016-08-03 | 淮安科润膜材料有限公司 | 具有启闭功能的离子膜钢带流延机的流延刀 |
WO2017221972A1 (ja) * | 2016-06-24 | 2017-12-28 | 住友化学株式会社 | 芳香族ポリスルホンおよび芳香族ポリスルホン組成物 |
CN109328207A (zh) * | 2016-06-24 | 2019-02-12 | 住友化学株式会社 | 芳香族聚砜及芳香族聚砜组合物 |
KR20190021240A (ko) | 2016-06-24 | 2019-03-05 | 스미또모 가가꾸 가부시끼가이샤 | 방향족 폴리술폰 및 방향족 폴리술폰 조성물 |
US10899889B2 (en) | 2016-06-24 | 2021-01-26 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Aromatic polysulfone and aromatic polysulfone composition |
CN109328207B (zh) * | 2016-06-24 | 2021-11-12 | 住友化学株式会社 | 芳香族聚砜及芳香族聚砜组合物 |
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