JPH09215701A - 歯間清掃具用アタッチメント - Google Patents

歯間清掃具用アタッチメント

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JPH09215701A
JPH09215701A JP2392096A JP2392096A JPH09215701A JP H09215701 A JPH09215701 A JP H09215701A JP 2392096 A JP2392096 A JP 2392096A JP 2392096 A JP2392096 A JP 2392096A JP H09215701 A JPH09215701 A JP H09215701A
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interdental cleaning
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brush
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JP2392096A
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Masaharu Kita
正治 喜多
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラシ支持部に対する植毛部の傾斜角度を所
望角度に固定し得る歯間清掃具用アタッチメントを提供
する。 【解決手段】 線材4の先端側部分にフィラメントを植
設した植毛部2とそれを支持するブラシ支持部3とを有
し、線材4の基端側部分をブラシ支持部3に埋設すると
ともに、ブラシ支持部3の先端側部分に線材4の途中部
を被覆する小径の被覆部3cを形成して、被覆部3cと
線材4とでブラシ支持部3に対して植毛部2を傾斜させ
るための折曲可能な首部5を形成した歯間清掃具1にお
けるアタッチメント10であって、ブラシ支持部3を着
脱自在に外嵌保持する保持部13と、被覆部3cに係合
してブラシ支持部3に対する植毛部2の傾斜角度を所望
角度に固定する係合部14aとを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラシ支持部に対
する植毛部の傾斜角度を調整可能な歯間清掃具用アタッ
チメントに関する。
【0002】
【従来の技術】歯間清掃具として、植毛部とそれを支持
するブラシ支持部とを有し、折曲可能な線材の基端側部
分をブラシ支持部に埋設させ、ブラシ支持部から延びる
線材の先端側部分にフィラメントを植設して植毛部を形
成したものが実用化されている。通常、この種の歯間清
掃具は、植毛部がブラシ支持部と同軸上に形成されてい
るので、奥歯等の歯間清掃時には、植毛部とブラシ支持
部間の部分(以下、首部という)を折曲させ、ブラシ支
持部に対する植毛部の傾斜角度を所望の角度に調整して
使用することになる。また、線材だけで首部を構成する
と、ユーザーの要求に応じて繰り返し折曲しているうち
に、首部の線材が破断することも考えられるので、実開
昭61−180014号公報に記載の歯間清掃具のよう
に、ブラシ支持部をエラストマ等の柔軟な素材で構成し
て、その先端部に線材を被覆する小径の被覆部を形成
し、線材と被覆部とで首部を構成することで、首部にお
ける線材の曲率半径を大きくして、線材の破断を防止し
たものが広く採用されている。更に、実開昭63−66
930号公報に記載の歯間清掃具のように、一定の角度
をなして替えブラシを着脱自在に取付けるための取付孔
を形成したハンドルを用い、首部を折曲させなくても、
奥歯等の清掃を円滑に行えるように構成したものもあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者の公報に記載の歯
間清掃具では、首部を折曲させてブラシ支持部に対する
植毛部の傾斜角度を調整できるが、植毛部の傾斜は、基
本的には線材及び被覆部の塑性変形により維持されてい
るので、弾力性を有する素材で線材を被覆して首部を形
成すると、被覆部の弾力性によりブラシ支持部に対する
植毛部の傾斜が元に戻る方向に緩んでくるという問題が
ある。このため、通常は親指や人差し指で首部を押さえ
て、植毛部の傾斜角度を維持する必要があり、口腔内に
手指を入れるため、奥歯周りは十分に清掃し難いなど、
歯間清掃具の操作性が低下するとともに、唾液で手指を
汚してしまうという問題がある。
【0004】一方、この問題を解決するため、予め植毛
部が傾斜するように線材をブラシ支持部にインサート成
形することも可能ではあるが、折曲させた線材の金型へ
の装着が煩雑であること、折曲角度にバラツキが発生し
易いこと、並列状に複数個取りする場合、大きな成形ス
ペースを必要とすること、などの問題があり実現性に乏
しい。
【0005】後者の歯間清掃具では、基本的には、磨く
部位に応じて植毛部の角度を変更するものではないの
で、奥歯は清掃し易いが、前歯は清掃し難いという問題
がある。しかも、ハンドルの成形時には、スライドピン
等を用いて歯間清掃具を装着するための孔をハンドルに
形成する必要があり、金型構造が複雑になってハンドル
の製作コストが高くなるという問題がある。また、前者
及び後者のいずれの歯間清掃具においても、電動歯間清
掃装置の替えブラシとして用いる場合、例えば同装置が
微振動方式によるものであれば、首部における振動の減
衰が著しく、植毛部への振動の伝達が大幅に阻害される
という問題を内包している。特に、清掃効果を高めるた
め、植毛部の振動数を高めに設定すると、振動の減衰は
著しくなり、清掃効果が反対に低下することもある。
【0006】本発明の目的は、ブラシ支持部に対する植
毛部の傾斜角度を所望角度に固定し得る歯間清掃具用ア
タッチメントを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る歯間清掃
具用アタッチメントは、線材の先端側部分にフィラメン
トを植設した植毛部とそれを支持するブラシ支持部とを
有し、前記線材の基端側部分をブラシ支持部に埋設する
とともに、ブラシ支持部の先端側部分に線材の途中部を
被覆する小径の被覆部を形成して、被覆部と線材とでブ
ラシ支持部に対して植毛部を傾斜させるための折曲可能
な首部を形成した歯間清掃具におけるアタッチメントで
あって、ブラシ支持部を着脱自在に外嵌保持する保持部
と、被覆部に係合してブラシ支持部に対する植毛部の傾
斜角度を所望角度に固定する係合部とを備えたものであ
る。
【0008】ここで、請求項2記載のように、係合部に
首部のブラシ支持部回りの回動を規制する回動規制部を
形成すること、請求項3記載のように、キャップ状部材
の基部にブラシ支持部を着脱自在に外嵌保持する保持部
を形成し、先端側部分の正面側に開口部を形成し、この
開口部の先端側の口縁を係合部となすこと、請求項4記
載のように、キャップ状部材の基部にブラシ支持部を着
脱自在に外嵌保持する保持部を形成し、先端側部分の正
面側及び背面側に開口部を形成し、少なくとも一方の開
口部の先端側の口縁を係合部となすこと、請求項5記載
のように、開口部を保持部にも連続的に形成してその基
端縁を開放させること、請求項6記載のように、ブラシ
支持部の外周面とアタッチメントの保持部の内周面との
凹凸嵌合により、ブラシ支持部に対するアタッチメント
の挿入量を調整して首部の折曲角度を切り換える角度調
整部を形成すること、請求項7記載のように、保持部を
係合部側とは反対側へ延ばして、歯間清掃具全体を収容
可能な収容部となすこと、などが好ましい実施例であ
る。
【0009】
【作用】本発明に係る歯間清掃具用アタッチメントにお
いては、アタッチメントの保持部を歯間清掃具に外嵌装
着させながら、アタッチメントの係合部に歯間清掃具の
首部である被覆部を係合させることで、ブラシ支持部に
対するアタッチメントの挿入量に応じて首部が折曲し
て、植毛部がブラシ支持部に対して傾動する。そして、
植毛部が所望の角度になるまでアタッチメントを挿入す
ることになるが、その後アタッチメントから手を放して
も、保持部の保持力によりブラシ支持部に対するアタッ
チメントの軸方向への移動が規制され、且つ被覆部の素
材の弾性により被覆部が係合部に当接した状態に維持さ
れるので、植毛部の傾斜角度は所望の角度に固定される
ことになる。但し、予め首部を折曲させた状態で、アタ
ッチメントを歯間清掃具に装着してもよい。また、振動
を伴う電動歯間清掃装置の替えブラシに対してこのアタ
ッチメントを取付けると、振動の一部がアタッチメント
を介して植毛部側へ伝達されるので、首部における振動
の減衰が少なくなって、植毛部に対して効率的に振動が
伝達されることになる。
【0010】更に、折曲した首部のブラシ支持部回りの
回動を規制する回動規制部を係合部に形成すると、歯間
清掃時における植毛部の姿勢が安定する。アタッチメン
トの具体的な構成としては、例えば、キャップ状部材の
基部にブラシ支持部を着脱自在に外嵌保持する保持部を
形成し、先端側部分の正面側に開口部を形成し、この開
口部の先端側の口縁を係合部として活用することにな
る。そして、植毛部をキャップ状部材の基端の開口から
その内部に挿入して開口部から外部へ導出するように、
ブラシ支持部に対して保持部を装着することで、係合部
が首部である被覆部に係合して、アタッチメントの挿入
量に応じて植毛部が折曲することになる。また、キャッ
プ状部材の先端側部分の正面側及び背面側に開口部を形
成した場合には、一方の開口部に対して植毛部を挿入す
るときに、他方の開口部から指等を突っ込んで植毛部を
方向付けしながら挿入することが可能となる。
【0011】更に、開口部を保持部にも連続的に形成し
てその基端縁を開放させた場合には、予め首部を所望の
角度に折曲させた状態で、開口部の基端縁から首部を挿
入してアタッチメントをブラシ支持部に外嵌させること
も可能となる。ブラシ支持部の外周面とアタッチメント
の内周面とに凹凸嵌合する角度調整部を形成した場合に
は、ブラシ支持部に対するアタッチメントの挿入量を段
階的に切り換えて、植毛部の角度を所望の角度に固定す
ることになる。また、保持部を係合部側とは反対側へ延
ばして、歯間清掃具を収容可能な収容部を形成すると、
アタッチメントを歯間清掃具のハンドルとして機能させ
ることが可能となるし、植毛部が汚れないように、歯間
清掃具をアタッチメント内にコンパクトに収納すること
が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。先ず、歯間清掃具の具体的
構成について簡単に説明する。図1〜図3に示すよう
に、歯間清掃具1は、植毛部2とそれを支持するブラシ
支持部3とを有している。植毛部2は、U字状に折り曲
げた線材間に多数のフィラメントを装着した状態で線材
を捩じることにより、捩じられた線材4の先端側部分に
対して放射状に植設されている。そして、この線材4の
基端側部分をブラシ支持部3の中心にインサート成形す
ることで、植毛部2は線材4を介してブラシ支持部3に
一体的に取付けられている。
【0013】ブラシ支持部3は、エラストマーからな
り、略円柱状の本体部3aと、本体部3aの先端側部分
に形成した円錐部3bと、円錐部3bの先端部から延び
る小径の被覆部3cとを有している。線材4の基端側部
分は、被覆部3c及び円錐部3bを通って本体部3aの
先端側部分まで埋設状に挿入されている。ブラシ支持部
3に対して植毛部2を傾斜させるため、被覆部3cとそ
れに対応する線材4の部分から折曲可能な首部5が構成
され、首部5を折曲することで、図2に示すように、ブ
ラシ支持部3に対する植毛部2の傾斜角度θを調整でき
るように構成されている。
【0014】この歯間清掃具1は、図示外のハンドルの
先端に取付けたり、電動歯間清掃装置に取付けたりして
用いられる。尚、電動歯間清掃装置としては、偏心錘を
回転させて振動を発生するタイプや、ソレノイドを用い
て振動を発生させるタイプなどの周知の構成のものを採
用できる。また、ハンドルや電動歯間清掃装置に対する
歯間清掃具1の取付け強度を高めるため、本体部3aの
外周部に滑り止め用の突条を複数形成してもよい。
【0015】次に、植毛部2のブラシ支持部3に対する
傾斜角度θを所望の角度に固定するためのアタッチメン
ト10について説明する。アタッチメント10は、図
1、図3〜図5に示すように、先端部に略円錐台状のキ
ャップ部11を形成した下端開口の略キャップ状の部材
で構成されており、その正面側の上半部には開口部12
が形成されている。アタッチメント10の下半部にはブ
ラシ支持部3に外嵌可能な略円筒状の保持部13が形成
されている。保持部13の内径は、歯間清掃具1の本体
部3aの外径よりも多少小さく設定されており、アタッ
チメント10は、保持部13を本体部3aに外嵌装着す
ることで、ブラシ支持部3に軸方向に一定の摩擦抵抗を
もって移動可能に取付けられる。
【0016】開口部12はキャップ部11においてその
開口幅が先端側程狭くなるように形成され、キャップ部
11の先端部内には首部5を収容可能な前後に延びるガ
イド溝14が形成され、このガイド溝14の前端は開口
部12に開口されている。ガイド溝14の上面前端には
被覆部3cに係合可能な係合部14aが形成され、ガイ
ド溝14の左右の側面前端には被覆部3cに係合してブ
ラシ支持部3の回動を規制する回動規制部14bが形成
されている。但し、ガイド溝14をアタッチメント10
と直交方向に形成し、植毛部2の最大傾斜角度θを90
度に設定したが、ガイド溝14をアタッチメント10に
対して一定の角度を持たせて形成し、植毛部2の最大傾
斜角度θを90度以外の、例えば30度や60度に設定
することも可能である。また、ガイド溝14を省略し
て、図6、図7に示すように、開口部12の先端側の口
縁を係合部14a及び回動規制部14bとなしてもよ
い。
【0017】次に、アタッチメント10の作用、効果に
ついて説明する。歯間清掃具1に対してアタッチメント
10を装着する際には、先ず、植毛部2をアタッチメン
ト10の下端の開口から挿入して開口部12から外部へ
導出させ、この状態で保持部13をブラシ支持部3に装
着する。このとき、首部5(被覆部3c)の先端側部分
がガイド溝14に収容されて係合部14aに下側から当
接し、首部5の途中部を中心に植毛部2が折曲すること
になる。そして、図3に示すように、アタッチメント1
0を深く挿入すると、ブラシ支持部3に対する植毛部2
の傾斜角度θが大きくなり、図5に示すように、浅く挿
入すると小さくなるので、アタッチメント10の挿入量
を調整して植毛部2の傾斜角度θを調整することにな
る。また、首部5をガイド溝14に収容させた状態で、
首部5の両側に回動規制部14bが配置されるので、首
部5(被覆部3c)と回動規制部14bとの係合によ
り、ブラシ支持部3を中心とした植毛部2の回動が規制
され、歯間清掃時においても植毛部2の姿勢を安定させ
ることが可能となる。
【0018】また、このアタッチメント10を電動歯間
清掃装置の歯間清掃具1に適用した場合には、振動の一
部がアタッチメント10を介して植毛部2側へ伝達され
るので、首部5における振動の減衰が少なくなって、植
毛部2に対して効率的に振動を伝達できることになる。
【0019】尚、歯間清掃具1にアタッチメント10を
装着した状態で、首部5の下方への回動、つまり植毛部
2の傾斜角度θが更に大きくなる側への回動は許容され
るが、被覆部3cの弾性力により植毛部2は基本的には
ストレートな元の位置へ復帰しようとする。このため、
歯間清掃具1の使用時に、植毛部2に対してその傾斜角
度θが更に大きくなる方向への力が多少作用しても、植
毛部2は被覆部3cの弾性力により首部5(被覆部3
c)が係合部14aに係合した適正な傾斜状態に復帰す
ることになる。
【0020】次に、アタッチメント10の構成を部分的
に変更した他の実施例について説明する。尚、前記実施
例と同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省
略する。 (1) 図8、図9に示すアタッチメント10Aのよう
に、その前面に開口部12Aを形成し、アタッチメント
10Aの下部に横断面略C字状の保持部13Aを形成し
てもよい。この場合には、保持部13Aの保持力が低下
するので、十分な保持力が得られるように、保持部13
Aを厚肉に構成することが好ましい。また、このアタッ
チメント10Aにおいては、首部5を折曲させた状態
で、アタッチメント10Aを歯間清掃具1に装着するこ
とが可能なので、植毛部2の角度調整が容易になる。ま
た支持部3の太さ(径)のバラツキがあった場合、あら
かじめC字状の保持部13Aの内径を小さ目に作製して
おけば拡がることによって寸法バラツキを吸収して取り
つけることができるので有利である。
【0021】(2) 図10に示すアタッチメント10
Bのように、ガイド溝14の前端部に突起20を形成し
て、この突起20によりガイド溝14に装着した首部5
の下側への移動を規制して、植毛部2の姿勢をより一層
安定させてもよい。但し、このアタッチメント10Bに
対しても、前述のアタッチメント10Aと同様に開口部
12A及び保持部13Aを形成することが可能である。 (3) 図11に示すアタッチメント10Cのように、
アタッチメント10Cの内周面に3条の係合凸部21を
形成し、ブラシ支持部3の外周面に係合凸部21に係合
する3条の環状凹部22を軸方向に一定間隔おきに形成
して、ブラシ支持部3に対するアタッチメント10の取
付け位置を段階的に調整できるようにしてもよい。但
し、係合凸部21及び環状凹部22は3条以外の本数設
けることが可能である。また、このアタッチメント10
Cに対しても、前述のアタッチメント10Aと同様に開
口部12A及び保持部13Aを形成したり、アタッチメ
ント10Bと同様に突起20を形成したりすることが可
能である。
【0022】(4) 図12、図13に示すアタッチメ
ント10Dのように、ガイド溝14に連なるガイド溝を
有する断面略コ字状のガイド部23をアタッチメント1
0Dの先端部に前方へ向けて延設し、このガイド部23
で首部5を前方へ案内させてもよい。但し、このアタッ
チメント10Dに対しても、前述のアタッチメント10
Aと同様に開口部12A及び保持部13Aを形成した
り、アタッチメント10Bと同様に突起20を形成した
り、アタッチメント10Cと同様に係合凸部21及び環
状凹部22を形成したりすることが可能である。 (5) 図14に示すアタッチメント10Eのように、
アタッチメント10Eの正面側及び背面側に開口部2
4、25を形成してもよい。この場合には、一方の開口
部24に植毛部2を挿通させるときに、他方の開口部2
5から指等で植毛部2を開口部24側へ押すことで、開
口部24に対して植毛部2を円滑に挿入することが可能
となる。但し、このアタッチメント10Eに対しても、
前述のアタッチメント10Aと同様に開口部12A及び
保持部13Aを形成したり、アタッチメント10Bと同
様に突起20を形成したり、アタッチメント10Cと同
様に係合凸部21及び環状凹部22を形成したり、アタ
ッチメント10Dと同様にガイド部23を設けたりする
ことが可能である。
【0023】(6) 図15、図16に示すアタッチメ
ント10Fに示すように、前述のアタッチメント10A
の保持部13Aの下端から下方へ延びる収容部26を形
成して、アタッチメント10F内に歯間清掃具1全体を
収容可能に構成するとともに、開口部12Aを収容部2
6の下端近傍部まで延ばして、アタッチメント10Fの
前面にその略全長に亙って開口部12Fを形成し、更
に、収容部26の上部の背面側に操作用の開口部27を
形成し、開口部12F、27から露出する歯間清掃具1
のブラシ支持部3を摘んで、歯間清掃具1を、図16
(a)に示す収納位置と、図16(b)に示す使用位置
とに亙って操作可能に構成してもよい。
【0024】この場合、歯間清掃具1を収容位置へ移動
させた状態で、植毛部2がアタッチメント10F内に収
納されるので、植毛部2が他物に接触して汚れたりする
ことは殆どなく、アタッチメント10F自体をハンドル
として活用できるので、携帯用の歯間清掃具として活用
することが可能となる。但し、保持部13Aを保持部1
3と同様に環状に構成して開口部12Fを上下に分割し
てもよいし、アタッチメント10Fの先端側部分は、前
述のアタッチメント10B〜10Eと同様に構成するこ
とが可能である。
【0025】また、図17、図18に示すアタッチメン
ト10Gのように、アタッチメント10Fの収容部26
を更に下側へ延ばして有底な筒状の収容部28を形成
し、歯間清掃具1の収納時には、図18(a)に示すよ
うに、歯間清掃具1をアタッチメント10Gに対して倒
立状に装着して、筒状の収容部28内に植毛部2を配置
させることで、植毛部2が他物に接触して汚れることを
確実に防止するようにしてもよい。尚、符号29は、水
抜き孔である。
【0026】
【発明の効果】請求項1に係る歯間清掃具用アタッチメ
ントによれば、ブラシ支持部に対するアタッチメントの
挿入量を調整することで、清掃する歯間に応じた傾斜角
度に、植毛部の傾斜角度を調整して固定できるので、歯
間清掃具の操作性を大幅に向上させることが可能とな
る。しかも、このアタッチメントを電動歯間清掃装置の
替えブラシに取付けると、アタッチメントを介して植毛
部に効率的に振動が伝達されるので、清掃効果を容易に
高めることが可能となる。特に、微振動を伴う電動歯間
清掃装置においては、首部における振動の減衰が著しい
ので、アタッチメントの使用により清掃効果を格段に向
上できる。
【0027】請求項2記載のように、係合部に回動規制
部を設けると、傾斜させた状態における植毛部の姿勢が
安定し、歯間清掃具の操作性を一層向上することが可能
となる。請求項3記載のように、アタッチメントをキャ
ップ状部材で構成すると、アタッチメントが横方向に張
り出したりすることもないので、歯間清掃具の操作性の
低下を防止できる。また、単純な形状のキャップ状部材
でアタッチメントを構成できるので、アタッチメントの
製作コストも大幅に安くなる。
【0028】また、請求項4記載のように、キャップ状
部材の先端側部分の正面側及び背面側に開口部を形成し
た場合には、一方の開口部に対して植毛部を挿入すると
きに、他方の開口部から指等を突っ込んで植毛部を一方
の植毛部側へ方向付けしながら挿入することが可能とな
り、歯間清掃具に対するアタッチメントの装着が容易に
なる。
【0029】請求項5記載のように、開口部を保持部に
も形成してその基端縁を開放させると、予め首部を所望
の角度に折曲させた状態で、開口部の基端縁から首部を
挿入してアタッチメントをブラシ支持部に外嵌させるこ
とも可能となり、歯間清掃具に対するアタッチメントの
取付けが容易になるとともに、植毛部の角度調整が容易
になる。また保持部をC字状にし、かつ支持部よりも小
径に製作しておけば保持部の太さのバラツキに対しても
確実に保持することができる。請求項6記載のように、
ブラシ支持部の外周面とアタッチメントの内周面とに凹
凸嵌合する角度調整部を形成すると、ブラシ支持部に対
するアタッチメントの挿入量を段階的に切り換えること
が可能となり、各段階においてブラシ支持部に対するア
タッチメントの軸方向への移動が角度調整部で規制され
るので、歯間清掃具の使用中における植毛部の傾斜角度
の変動を効果的に防止することが可能となる。請求項7
記載のように、保持部を係合部側とは反対側へ延ばし
て、歯間清掃具を収容可能な収容部を形成すると、アタ
ッチメントを歯間清掃具のハンドルとして機能させるこ
とが可能となるし、植毛部が汚れないように、歯間清掃
具をアタッチメント内にコンパクトに収納することが可
能となり、携帯用として歯間清掃具を用いることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のアタッチメント及び歯間清掃具の斜
視図
【図2】 同歯間清掃具の側面図
【図3】 同アタッチメント及び歯間清掃具の縦断面図
【図4】 同アタッチメントの正面図
【図5】 傾斜角度を大きくした状態におけるアタッチ
メント及び歯間清掃具の縦断面図
【図6】 ガイド溝を省略したアタッチメントの正面図
【図7】 図6のVII-VII 線断面図
【図8】 他の構成のアタッチメント及び歯間清掃具の
斜視図
【図9】 同アタッチメントの正面図
【図10】 他の構成のアタッチメントの正面図
【図11】 他の構成のアタッチメント及び歯間清掃具
の縦断面図
【図12】 他の構成のアタッチメント及び歯間清掃具
の斜視図
【図13】 同アタッチメント及び歯間清掃具の縦断面
【図14】 他の構成のアタッチメント及び歯間清掃具
の説明図
【図15】 他の構成のアタッチメントの斜視図
【図16】 (a)は同アタッチメントの使用状態を示
すアタッチメント及び歯間清掃具の縦断面図、(b)は
歯間清掃具の収容状態を示すアタッチメント及び歯間清
掃具の縦断面図
【図17】 他の構成のアタッチメントの斜視図
【図18】 (a)は同アタッチメントの使用状態を示
すアタッチメント及び歯間清掃具の縦断面図、(b)は
歯間清掃具の収容状態を示すアタッチメント及び歯間清
掃具の縦断面図
【符号の説明】
1 歯間清掃具 2 植毛部 3 ブラシ支持部 3a 本体部 3b 円錐部 3c 被覆部 4 線材 5 首部 10 アタッチメント 11 キャップ部 12 開口部 13 保持部 14 ガイド溝 14a 係合部 14b 回動規制部 10A アタッチメント 12A 開口部 13A 保持部 10B アタッチメント 20 突起 10C アタッチメント 21 係合凸部 22 環状凹部 10D アタッチメント 23 ガイド部 10E アタッチメント 24 開口部 25 開口部 10F アタッチメント 26 収容部 12F 開口部 27 開口部 10G アタッチメント 28 収容部 29 水抜き孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線材の先端側部分にフィラメントを植設
    した植毛部とそれを支持するブラシ支持部とを有し、前
    記線材の基端側部分をブラシ支持部に埋設するととも
    に、ブラシ支持部の先端側部分に線材の途中部を被覆す
    る小径の被覆部を形成して、被覆部と線材とでブラシ支
    持部に対して植毛部を傾斜させるための折曲可能な首部
    を形成した歯間清掃具におけるアタッチメントであっ
    て、 前記ブラシ支持部を着脱自在に外嵌保持する保持部と、 前記被覆部に係合してブラシ支持部に対する植毛部の傾
    斜角度を所望角度に固定する係合部と、 を備えた歯間清掃具用アタッチメント。
  2. 【請求項2】 係合部に首部のブラシ支持部回りの回動
    を規制する回動規制部を形成した請求項1記載の歯間清
    掃具用アタッチメント。
  3. 【請求項3】 キャップ状部材の基部にブラシ支持部を
    着脱自在に外嵌保持する保持部を形成し、先端側部分の
    正面側に開口部を形成し、この開口部の先端側の口縁を
    係合部となした請求項1又は2記載の歯間清掃具用アタ
    ッチメント。
  4. 【請求項4】 キャップ状部材の基部にブラシ支持部を
    着脱自在に外嵌保持する保持部を形成し、先端側部分の
    正面側及び背面側に開口部を形成し、少なくとも一方の
    開口部の先端側の口縁を係合部となした請求項1又は2
    記載の歯間清掃具用アタッチメント。
  5. 【請求項5】 開口部を保持部にも連続的に形成してそ
    の基端縁を開放させた請求項3又は4記載の歯間清掃具
    用アタッチメント。
  6. 【請求項6】 ブラシ支持部の外周面とアタッチメント
    の保持部の内周面との凹凸嵌合により、ブラシ支持部に
    対するアタッチメントの挿入量を調整して首部の折曲角
    度を切り換える角度調整部を形成した請求項1〜5のい
    ずれか1項記載の歯間清掃具用アタッチメント。
  7. 【請求項7】 保持部を係合部側とは反対側へ延ばし
    て、歯間清掃具全体を収容可能な収容部となした請求項
    1〜6のいずれか1項記載の歯間清掃具用アタッチメン
    ト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20160022024A1 (en) * 2014-07-22 2016-01-28 Braun Gmbh Fastenable device for oral cavity position detection

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