JPH09215636A - 折畳み便座シート - Google Patents

折畳み便座シート

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Publication number
JPH09215636A
JPH09215636A JP2783696A JP2783696A JPH09215636A JP H09215636 A JPH09215636 A JP H09215636A JP 2783696 A JP2783696 A JP 2783696A JP 2783696 A JP2783696 A JP 2783696A JP H09215636 A JPH09215636 A JP H09215636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folded
sheet
folding
toilet seat
state
Prior art date
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Pending
Application number
JP2783696A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Ishizu
登 石津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHIZU SEISAKUSHO KK
Original Assignee
ISHIZU SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の折畳み便座シートでは、2つ折り状態
において両単葉折重ね片の側縁同士が完全重合状態で接
合しているので、両側縁を分離させる作業に手間取る。 【解決手段】 展張状態のシート1をその横幅方向2等
分位置より該横幅方向のいずれか一方に偏位した位置に
おいて第1折線10で2つ折りし、その2つ折りシート
2をその縦幅方向2等分位置より該縦幅方向のいずれか
一方に偏位した位置において第2折線20でさらに2つ
折りすることにより、4つ折り状態において両複葉折重
ね片21,22の先端縁21a,22a同士をずらすと
ともに、2つ折り状態において両単葉折重ね片11,1
2の側縁11a,12a同士もずらせるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、展張状態のシー
トを4つ折りに折畳んだ折畳み便座シートに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の折畳み便座シート
は、使用時の展張状態においてはかなりの広面積を有す
るために、出荷時あるいはトイレに保管するときには、
図4に示すように4つ折り状態に折畳まれている。即
ち、従来の折畳み便座シートYは、図5(A)に示す展張
状態(展張シート1)では、矢印A−B方向で示す横幅
方向の長さが35〜40cm程度で、矢印C−D方向で示
す縦幅方向の長さが40〜45cm程度のかなり広面積を
有している。そして、図4に示す折畳み便座シートY
は、図5(A)の展張状態(展張シート1)から、その横
幅方向の中間位置(2等分位置P−P)において第1折
線10で2つ折りし(図5(B)の状態)、さらに図5
(B)に示す2つ折り状態(2つ折りシート2)からその
縦幅方向(矢印C−D方向)の中間位置付近(2等分位
置Q−Qから若干幅nだけ偏位した位置)において第2
折線20でさらに2つ折りして、4つ折り状態に成形し
ている。尚、展張シート1の中央部には、穴空け用の切
込線3(例えばミシン目状でごく一部でのみ連続させて
いる)が形成されている。そして、この折畳み便座シー
トYを使用するときには、図5(A)に示す展張状態のシ
ート1をトイレの便座上に載せ、切込線3をその後端側
を少し残して切断して、その内部の舌片4を便器内に垂
下させて使用する。
【0003】ところで、図4に示す従来の折畳み便座シ
ートYでは、図5(A)に示す展張シート1は、その横幅
方向2等分位置P−Pにおいて第1折線10で2つ折り
にしているので、その2つ折りシート2の状態では各単
葉折重ね片11,12の側縁11a,12aが完全に重
合している。尚、4つ折り状態では、図5(B)に示すよ
うに2つ折りシート2の縦幅方向2等分位置Q−Qから
幅n(例えば3〜4cm)だけ偏位した位置において第2
折線20でさらに2つ折りにしているので、図5(C)に
示すように各複葉折重ね片21,22の各先端縁21
a,22aは幅N(例えば6〜8cm)だけ位置ずれして
いる。
【0004】そして、図4に示す従来の折畳み便座シー
トYは、トイレで使用するときに、4つ折り状態から図
4に鎖線図示するように2つ折り状態に広げ、その2つ
折りシート2の両単葉折重ね片11,12をその各側縁
11a,12a部分から剥離させて1枚のシートに展張
させる。尚、図4に示す従来の折畳み便座シートYで
は、その製造段階において、連続シートを2つ折りした
後、カッターで製品寸法つづ切断されるので、両単葉折
重ね片11,12間の空気が排除されているとともに、
該両単葉折重ね片11,12の外周端縁同士が完全重合
状態で接合するようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4及び図
5に示す従来の折畳み便座シートYでは、4つ折り状態
から2つ折り状態に広げるときには、両複葉折重ね片2
1,22の各先端縁21a,22aが幅Nだけ位置ずれ
しているので、該各先端縁21a,22aをそれぞれ指
でつまみ易くなり、該両複葉折重ね片21,22を比較
的容易に2つ折り状態まで広げることができる。ところ
が、この従来の折畳み便座シートでは、2つ折り状態か
ら図5(A)に示す展張状態に広げる際には、両単葉折重
ね片11,12の側縁11a,12a同士が完全重合状
態で接合しているので、両側縁11a,12aを分離さ
せる作業に手間取る(時間がかかる)という問題があ
る。
【0006】本願発明は、上記した従来の問題点に鑑
み、使用時において4つ折り状態から1枚のシートに展
張させる作業を簡単に行えるようにした折畳み便座シー
トを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するための手段として次の構成を有している。
【0008】即ち、本願発明の折畳み便座シートは、展
張状態のシートをその横幅方向2等分位置より該横幅方
向のいずれか一方に偏位した位置において第1折線で2
つ折りし、その2つ折りシートをその縦幅方向2等分位
置より該縦幅方向のいずれか一方に偏位した位置におい
て第2折線でさらに2つ折りして、最終形態が4つ折り
となっている。
【0009】この便座シートの材質としては、トイレッ
トペーパーと同様に水溶性の紙材を使用することが好ま
しい。又、折畳み便座シートは、1枚のシートに展張さ
せた状態において、外形を矩形にする方が製作し易くな
る。尚、展張状態における中央部には、穴空け用の切込
線(一部を残して環状に切込んでいる)を形成してお
り、使用時に該切込線部分を一部を残して切断して、そ
の内部の舌片を便器内に垂下させ得るようにしている。
【0010】又、本願発明の折畳み便座シートでは、4
つ折り状態において両複葉折重ね片の先端縁同士が相互
に位置ずれしており、他方、2つ折り状態において両単
葉折重ね片の側縁同士も相互に位置ずれしている。従っ
て、折畳み便座シートを4つ折り状態から2つ折り状態
に広げる際には、上記先端縁同士の位置ずれ部分から両
複葉折重ね片を開放させることができ、又、2つ折り状
態から1枚のシートに展張させる際にも上記側縁同士の
位置ずれ部分から両単葉折重ね片を開放させるようにす
ればよい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図3を参照して本願発明の
実施形態を説明すると、図1〜図2には本願第1実施形
態、図3には同第2実施形態の折畳み便座シートが示さ
れている。
【0012】図1に示す第1実施形態の折畳み便座シー
トZは、便座シート製造機により次のようにして連続製
造される。即ち、この便座シート製造機では、シートロ
ールから製品幅の連続シートを繰出し、その連続シート
を幅折り装置によって2つ折りし(第1折線10が形成
される)、その2つ折り連続シートに順次製品長さ間隔
をもって穴空け用の切込線3を形成し、続いてその2つ
折り連続シートをカッターで順次製品長さづつ切断し、
その2つ折りシートを第1折線10と直交方向に向く第
2折線20でさらに2つ折りすることによって、図1に
示すような折畳み便座シートZを連続して製造し得るよ
うになっている。
【0013】この折畳み便座シートZは、トイレットペ
ーパーと同様に水溶性の紙材を使用している。又、この
折畳み便座シートZは、図2(A)に示す展張状態におい
て、横幅方向(矢印A−B方向)の長さが35〜40cm
程度で、縦幅方向(矢印C−D方向)の長さが40〜4
5cm程度のかなり広面積を有する矩形に形成されてい
る。尚、展張シート1の中央部には、穴空け用の切込線
3(例えばミシン目状でごく一部でのみ連続させてい
る)が形成されており、この折畳み便座シートZをトイ
レで使用するときには、切込線3をその後端側で少し残
して切断し、その内部の舌片4を便器内に垂下させて使
用する。尚、便器内に垂下させた舌片4は、使用後の排
水時に水に濡れて排水口側に引っ張られ、それによって
便座シート全体が自動的に便器内に引き込まれるように
なる。
【0014】そして、この第1実施形態の折畳み便座シ
ートZは、まず図2(A)の展張状態(展張シート1)か
ら、その横幅方向2等分位置P−Pより該横幅方向の左
側(矢印A側)に適宜小幅mだけ偏位した位置において
第1折線10で2つ折りしている(図5(B)の状態)。
尚、第1折線10の上記偏位幅mは、図面上では理解し
易くするために、かなりの幅があるように記載している
が、実際には該幅mは、例えば1〜2mm程度でもよい。
次に、図5(B)に示す2つ折り状態(2つ折りシート
2)からその縦幅方向2等分位置Q−Qより若干幅n
(例えば30mm程度)だけ上側(矢印C側)に偏位した
位置において第2折線20でさらに2つ折りして、図2
(C)に示すような4つ折り状態に成形している。
【0015】この第1実施形態の折畳み便座シートZで
は、図2(B)に示す2つ折りシート2の状態において、
上記のように第1折線10を横幅方向2等分位置P−P
より小幅m(例えば1〜2mm程度)だけ左側に偏位させ
た状態で2つ折りにしているので、折重ねられた各単葉
折重ね片11,12の側縁11a,12a同士が幅M
(幅mの2倍で、例えば2〜4mm程度)だけ位置ずれし
ている。又、図2(C)に示す4つ折りシートZでは、各
複葉折重ね片21,22の先端縁21a,22a同士が
幅N(幅nの2倍で、例えば60mm程度)だけ位置ずれ
した状態となる。尚、この第1実施形態の折畳み便座シ
ートZでは、4つ折り状態において、広幅側(側縁はみ
出し側)の単葉折重ね片12が狭幅側(側縁引っ込み
側)の単葉折重ね片11の外側に位置するようになって
いる。
【0016】このように、4つ折り状態において両複葉
折重ね片21,22の先端縁21a,22a同士が相互
に位置ずれしていると、折畳み便座シートZを図1に実
線図示する4つ折り状態(図2(C)の状態)から鎖線図
示する2つ折り状態(図2(B)の状態)に広げる際に、
上記各先端縁21a,22a部分をそれぞれ指でつまみ
易くなり、従って、該各先端縁21a,22aの位置ず
れ部分から両複葉折重ね片21,22を容易に開放させ
ることができる。又、図1に鎖線図示する(あるいは図
2(B)に示す)2つ折り状態において両単葉折重ね片1
1,12の側縁11a,12a同士が相互に位置ずれし
ていると、2つ折り状態から1枚のシートに展張させる
際に、上記各側縁11a,12a部分をそれぞれ指でつ
まみ易くなり、従って、該各側縁11a,12aの位置
ずれ部分から両単葉折重ね片11,12を容易に開放さ
せることができる。
【0017】図3に示す第2実施形態の折畳み便座シー
トZでは、4つ折り状態において、上記第1実施形態と
は逆に広幅側(側縁はみ出し側)の単葉折重ね片12が
狭幅側(側縁引っ込み側)の単葉折重ね片11の内側に
位置するように折畳まれているが、その他の構成は上記
第1実施形態のものと同様である。
【0018】
【発明の効果】本願発明の折畳み便座シートでは、展張
シート1をその横幅方向2等分位置P−Pから偏位した
位置において第1折線10で2つ折り、その2つ折りシ
ート2をその縦幅方向2等分位置Q−Qから偏位した位
置において第2折線20でさらに2つ折りしているの
で、4つ折り状態においては両複葉折重ね片21,22
の先端縁21a,22a同士が相互に位置ずれしてお
り、又、2つ折り状態においては両単葉折重ね片11,
12の側縁11a,12a同士が相互に位置ずれしてい
る。このように、上記各先端縁21a,22a及び上記
各側縁11a,12aがそれぞれ位置ずれしていると、
この折畳み便座シートZを4つ折り状態から2つ折り状
態まで開くとき、及び2つ折り状態から1枚のシートに
展張させるときに、それぞれ端縁のずらし部分を容易に
指でつまむことができるようになり、折畳み便座シート
の展張作業が容易且つ迅速に行えるという効果がある。
特に、2つ折り状態では、便座シート製造時に両単葉折
重ね片間の空気が排除されて、該両単葉折重ね片同士の
接合力が大きくなっており、従来のように、該各単葉折
重ね片の側縁同士が完全重合しているものに比して、本
願発明の折畳み便座シートであれば、シート展張作業が
大幅にし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1実施形態にかかる折畳み便座シート
の斜視図である。
【図2】図1の折畳み便座シートにおける、展張状態、
2つ折り状態、4つ折り状態の各平面図である。
【図3】本願の第2実施形態にかかる折畳み便座シート
の斜視図である。
【図4】従来の折畳み便座シートの斜視図である。
【図5】図4の折畳み便座シートにおける、展張状態、
2つ折り状態、4つ折り状態の各平面図である。
【符号の説明】
1は展張シート、2は2つ折りシート、3は切込線、1
0は第1折線、11,12は単葉折重ね片、11a,1
2aは側縁、20は第2折線、21は複葉折重ね片、2
1a,22aは先端縁である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 展張状態のシート(1)をその横幅方向
    2等分位置(P−P)より該横幅方向のいずれか一方に
    偏位した位置において第1折線(10)で2つ折りし、
    その2つ折りシート(2)をその縦幅方向2等分位置
    (Q−Q)より該縦幅方向のいずれか一方に偏位した位
    置において第2折線(20)でさらに2つ折りしたこと
    を特徴とする折畳み便座シート。
JP2783696A 1996-02-15 1996-02-15 折畳み便座シート Pending JPH09215636A (ja)

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