JPH09215384A - モータの稼働状況検出装置 - Google Patents
モータの稼働状況検出装置Info
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- JPH09215384A JPH09215384A JP4659696A JP4659696A JPH09215384A JP H09215384 A JPH09215384 A JP H09215384A JP 4659696 A JP4659696 A JP 4659696A JP 4659696 A JP4659696 A JP 4659696A JP H09215384 A JPH09215384 A JP H09215384A
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- Japan
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- motor
- magnetic sensor
- coil
- fixing member
- detecting device
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- Control Of Electric Motors In General (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で、既存のモータに容易に適用し
て汎用性を付与する。 【構成】 装置本体１に装着されてモータＢの内部から
の漏洩磁束を検出する磁気センサ２と、上記装置本体に
組み込まれかつ上記磁気センサからの検出信号を受けて
上記モータの稼働時間を積算する積算手段と、上記装置
本体に設けられかつ上記積算手段で積算された上記モー
タの稼働時間を表示する積算時間表示部３と、上記装置
本体を上記モータのケース９の外表面に固定する固定部
材８とを具備する。
て汎用性を付与する。 【構成】 装置本体１に装着されてモータＢの内部から
の漏洩磁束を検出する磁気センサ２と、上記装置本体に
組み込まれかつ上記磁気センサからの検出信号を受けて
上記モータの稼働時間を積算する積算手段と、上記装置
本体に設けられかつ上記積算手段で積算された上記モー
タの稼働時間を表示する積算時間表示部３と、上記装置
本体を上記モータのケース９の外表面に固定する固定部
材８とを具備する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばインダクシ
ョンモータ（ＡＣモータ）やインダクションサーボモー
タ（ＡＣサーボモータ）の稼働状況を検出するモータの
稼働状況検出装置に関するものである。
ョンモータ（ＡＣモータ）やインダクションサーボモー
タ（ＡＣサーボモータ）の稼働状況を検出するモータの
稼働状況検出装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の検出装置として、たとえ
ばモータを駆動する配線に抵抗体もしくは変成器を介装
してその両端電圧や通電電流を検出し、あるいはモータ
の回転軸にエンコーダを取り付けてその出力パルス信号
でもって、上記モータの稼働状況を検出するものが知ら
れている。
ばモータを駆動する配線に抵抗体もしくは変成器を介装
してその両端電圧や通電電流を検出し、あるいはモータ
の回転軸にエンコーダを取り付けてその出力パルス信号
でもって、上記モータの稼働状況を検出するものが知ら
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成に
よれば、モータの駆動回路に抵抗体や変成器を介装した
り、モータの回転軸にエンコーダを取り付ける作業が面
倒で、かつ、既存のモータに適用し難いといった課題が
ある。
よれば、モータの駆動回路に抵抗体や変成器を介装した
り、モータの回転軸にエンコーダを取り付ける作業が面
倒で、かつ、既存のモータに適用し難いといった課題が
ある。
【０００４】この発明は上記課題を解消するためになさ
れたもので、簡単な構成で既存のモータに容易に適用し
て、汎用性のあるモータの稼働状況検出装置を提供する
ことを目的とする。
れたもので、簡単な構成で既存のモータに容易に適用し
て、汎用性のあるモータの稼働状況検出装置を提供する
ことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の発明によるモータの稼働状況検出装置
は、装置本体に装着されてモータの内部からの漏洩磁束
を検出する磁気センサと、上記装置本体に組み込まれか
つ上記磁気センサからの検出信号を受けて上記モータの
稼働時間を積算する積算手段と、上記装置本体に設けら
れかつ上記積算手段で積算された上記モータの稼働時間
を表示する表示部と、上記装置本体を上記モータのケー
ス外表面に固定する固定部材とを具備したことを特徴と
する。
に、請求項１の発明によるモータの稼働状況検出装置
は、装置本体に装着されてモータの内部からの漏洩磁束
を検出する磁気センサと、上記装置本体に組み込まれか
つ上記磁気センサからの検出信号を受けて上記モータの
稼働時間を積算する積算手段と、上記装置本体に設けら
れかつ上記積算手段で積算された上記モータの稼働時間
を表示する表示部と、上記装置本体を上記モータのケー
ス外表面に固定する固定部材とを具備したことを特徴と
する。
【０００６】請求項２の発明による検出装置は、上記装
置本体がモータの稼働時における負荷の駆動状態を表示
する負荷状況表示部を具備したことを特徴とする。請求
項３の発明による検出装置は、上記磁気センサが磁気ヘ
ッド，ホール素子，磁気抵抗素子または磁電コイルから
構成されて、上記装置本体と固定部材との間に介装され
ていることを特徴とする。
置本体がモータの稼働時における負荷の駆動状態を表示
する負荷状況表示部を具備したことを特徴とする。請求
項３の発明による検出装置は、上記磁気センサが磁気ヘ
ッド，ホール素子，磁気抵抗素子または磁電コイルから
構成されて、上記装置本体と固定部材との間に介装され
ていることを特徴とする。
【０００７】請求項４の発明による検出装置は、上記磁
電コイルが電気絶縁シートに薄膜コイルを被着したコイ
ルシートから構成されていることを特徴とする。請求項
５の発明による検出装置は、上記固定部材がマグネット
または両面接着シートから構成されていることを特徴と
する。
電コイルが電気絶縁シートに薄膜コイルを被着したコイ
ルシートから構成されていることを特徴とする。請求項
５の発明による検出装置は、上記固定部材がマグネット
または両面接着シートから構成されていることを特徴と
する。
【０００８】
【作用】請求項１の発明によれば、装置本体がモータの
ケース外表面に固定され、上記モータの内部からの漏洩
磁束でもって上記モータの稼働状況を検出する構成であ
るため、既存のモータにも容易に適用されて汎用性をも
たせることができる。また、磁気センサからの検出信号
を受けて上記モータの稼働時間を積算時間表示部で表示
させるため、その積算時間を読み取って上記モータの寿
命を簡単かつ容易に推測することができる。
ケース外表面に固定され、上記モータの内部からの漏洩
磁束でもって上記モータの稼働状況を検出する構成であ
るため、既存のモータにも容易に適用されて汎用性をも
たせることができる。また、磁気センサからの検出信号
を受けて上記モータの稼働時間を積算時間表示部で表示
させるため、その積算時間を読み取って上記モータの寿
命を簡単かつ容易に推測することができる。
【０００９】請求項２の発明によれば、装置本体の負荷
状況表示部から現在駆動中のモータの大小負荷状態を監
視して上記モータの安全運転に寄与することができる。
請求項３の発明によれば、磁気センサが磁気ヘッド，ホ
ール素子，磁気抵抗素子または磁電コイルから構成され
て、装置本体と固定部材との間に介装されているため、
上記装置本体側を変更することなく、各種の磁気センサ
を取り付けることができ、多品種少量生産に対応するこ
とができる。
状況表示部から現在駆動中のモータの大小負荷状態を監
視して上記モータの安全運転に寄与することができる。
請求項３の発明によれば、磁気センサが磁気ヘッド，ホ
ール素子，磁気抵抗素子または磁電コイルから構成され
て、装置本体と固定部材との間に介装されているため、
上記装置本体側を変更することなく、各種の磁気センサ
を取り付けることができ、多品種少量生産に対応するこ
とができる。
【００１０】請求項４の発明によれば、上記磁電コイル
がコイルシートから構成されて薄型であるために装置全
体を小型化することができる。請求項５の発明によれ
ば、固定部材がマグネットまたは両面接着シートから構
成されているため、上記装置本体をモータのケース外表
面に簡便に装着することができる。
がコイルシートから構成されて薄型であるために装置全
体を小型化することができる。請求項５の発明によれ
ば、固定部材がマグネットまたは両面接着シートから構
成されているため、上記装置本体をモータのケース外表
面に簡便に装着することができる。
【００１１】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面にしたがって
説明する。図１は、この発明によるモータの稼働状況検
出装置の一例を示す概略的な斜視図である。同図におい
て、Ａはモータの稼働状況検出装置で、この検出装置Ａ
は装置本体１，磁気センサ２，積算時間表示部３，リセ
ットスイッチ４，動作表示部５，ゲイン調整器６，電源
スイッチ７および固定部材８を備え、モータＢにおける
ケース９の外表面に上記固定部材８を介して装着される
ように構成されている。
説明する。図１は、この発明によるモータの稼働状況検
出装置の一例を示す概略的な斜視図である。同図におい
て、Ａはモータの稼働状況検出装置で、この検出装置Ａ
は装置本体１，磁気センサ２，積算時間表示部３，リセ
ットスイッチ４，動作表示部５，ゲイン調整器６，電源
スイッチ７および固定部材８を備え、モータＢにおける
ケース９の外表面に上記固定部材８を介して装着される
ように構成されている。
【００１２】図２は、モータの稼働状況検出装置の要部
を分解して示す斜視図である。同図で示すように、上記
装置本体１の下面には高透磁率の磁性体からなるヨーク
１０を介して磁気センサ２を構成する、たとえば磁電コ
イルが固定されて、上記モータＢの内部からの漏洩磁束
を上記磁気センサ２でもって磁電変換するとともに、上
記磁気センサ２の下面に固定部材８として、たとえば両
面接着シートが被着されて上記モータＢにおけるケース
９の外表面に装着されるように構成されている。
を分解して示す斜視図である。同図で示すように、上記
装置本体１の下面には高透磁率の磁性体からなるヨーク
１０を介して磁気センサ２を構成する、たとえば磁電コ
イルが固定されて、上記モータＢの内部からの漏洩磁束
を上記磁気センサ２でもって磁電変換するとともに、上
記磁気センサ２の下面に固定部材８として、たとえば両
面接着シートが被着されて上記モータＢにおけるケース
９の外表面に装着されるように構成されている。
【００１３】図３は、モータの稼働状況検出装置におけ
る積算部および表示部のブロック回路図である。同図で
示すように、磁気センサ２からの検出信号ａ（図４）は
ローパス・フイルタ１１に入力されて高周波のノイズ信
号が除去されたのち、上記フイルタ１１からの出力信号
ｂがバッファ回路１２を介し増幅回路１３で増幅されて
整流回路１４に入力され、この整流回路１４からの出力
信号ｃがトランジスタＴＲ１を介しタイム・カウンタ１
５に入力されて、モータＢの稼働時間がカウントされる
とともに、積算カウンタ１６で上記モータＢの稼働時間
が積算されて、その積算稼働時間がたとえば７セグメン
トの液晶表示器から構成された複数桁の積算時間表示部
３で表示される。
る積算部および表示部のブロック回路図である。同図で
示すように、磁気センサ２からの検出信号ａ（図４）は
ローパス・フイルタ１１に入力されて高周波のノイズ信
号が除去されたのち、上記フイルタ１１からの出力信号
ｂがバッファ回路１２を介し増幅回路１３で増幅されて
整流回路１４に入力され、この整流回路１４からの出力
信号ｃがトランジスタＴＲ１を介しタイム・カウンタ１
５に入力されて、モータＢの稼働時間がカウントされる
とともに、積算カウンタ１６で上記モータＢの稼働時間
が積算されて、その積算稼働時間がたとえば７セグメン
トの液晶表示器から構成された複数桁の積算時間表示部
３で表示される。
【００１４】他方、上記整流回路１４からの出力信号ｃ
はトランジスタＴＲ２を介しモータＢの動作表示部５に
入力され、また、上記タイム・カウンタ１５はリセット
スイッチ４でリセットできるとともに、上記増幅回路１
３の増幅率はゲイン調整器６でもって調整することがで
きる。
はトランジスタＴＲ２を介しモータＢの動作表示部５に
入力され、また、上記タイム・カウンタ１５はリセット
スイッチ４でリセットできるとともに、上記増幅回路１
３の増幅率はゲイン調整器６でもって調整することがで
きる。
【００１５】上記構成において、装置本体１が磁気セン
サ２を介しモータＢにおけるケース９の外表面に両面接
着シートからなる固定部材８でもって固定された状態で
モータＢを駆動すると、上記モータＢの内部における固
定子主コイル２０（図５）および固定子補助コイル２１
で発生する固定子磁界と、回転子２２で発生する回転子
磁界との作用により、上記回転子２２が回転駆動され
て、その回転軸２３から出力が取り出されるとともに、
上記固定子コイル２０，２１で発生する固定子磁界（回
転磁界）が上記ケース９の外部に若干漏れる。
サ２を介しモータＢにおけるケース９の外表面に両面接
着シートからなる固定部材８でもって固定された状態で
モータＢを駆動すると、上記モータＢの内部における固
定子主コイル２０（図５）および固定子補助コイル２１
で発生する固定子磁界と、回転子２２で発生する回転子
磁界との作用により、上記回転子２２が回転駆動され
て、その回転軸２３から出力が取り出されるとともに、
上記固定子コイル２０，２１で発生する固定子磁界（回
転磁界）が上記ケース９の外部に若干漏れる。
【００１６】したがって、上記構成によれば、上記モー
タＢの漏洩磁束でもってその稼働状況を検出する構成で
あるため、既存のモータにも容易に適用されて汎用性を
もたせることができ、かつ、上記磁気センサ２からの検
出信号ａを受けて、上記モータＢの稼働時間を積算時間
表示部３で表示させるため、その積算時間を読み取って
上記モータＢの寿命を簡単かつ容易に推測することがで
きる。
タＢの漏洩磁束でもってその稼働状況を検出する構成で
あるため、既存のモータにも容易に適用されて汎用性を
もたせることができ、かつ、上記磁気センサ２からの検
出信号ａを受けて、上記モータＢの稼働時間を積算時間
表示部３で表示させるため、その積算時間を読み取って
上記モータＢの寿命を簡単かつ容易に推測することがで
きる。
【００１７】また、上記モータＢの固定部材８をたとえ
ば両面接着シートで構成すると、上記装置本体１をモー
タＢのケース９に簡便に装着することができる。上記磁
気センサ２を構成する磁電コイルが、図６で示すような
電気絶縁シート１７に薄膜コイル１８を被着したコイル
シート１９から構成されて薄型にするとともに、上記シ
ート１７の外周部１７ａにマグネット（永久磁石）２４
を設定することにより、装置全体を小型化することがで
き、かつ、上記装置本体１をモータＢのケース９に簡便
に着脱自在に装着することができる。
ば両面接着シートで構成すると、上記装置本体１をモー
タＢのケース９に簡便に装着することができる。上記磁
気センサ２を構成する磁電コイルが、図６で示すような
電気絶縁シート１７に薄膜コイル１８を被着したコイル
シート１９から構成されて薄型にするとともに、上記シ
ート１７の外周部１７ａにマグネット（永久磁石）２４
を設定することにより、装置全体を小型化することがで
き、かつ、上記装置本体１をモータＢのケース９に簡便
に着脱自在に装着することができる。
【００１８】図７は、この発明によるモータの稼働状況
検出装置の他の例を示す概略的な斜視図である。同図で
示すように、装置本体１には負荷状況表示部２５および
オフセット調整器２６を備え、上記負荷状況表示部２５
はモータＢの稼働時における負荷（図示せず）の大小な
どの駆動状態を表示する、たとえば複数の発光素子から
なる表示素子部２５ａ〜２５ｎを有する。
検出装置の他の例を示す概略的な斜視図である。同図で
示すように、装置本体１には負荷状況表示部２５および
オフセット調整器２６を備え、上記負荷状況表示部２５
はモータＢの稼働時における負荷（図示せず）の大小な
どの駆動状態を表示する、たとえば複数の発光素子から
なる表示素子部２５ａ〜２５ｎを有する。
【００１９】図８は、モータの稼働状況検出装置におけ
る負荷駆動状態の検出処理部のブロック回路図である。
同図で示すように、磁気センサ２からの検出信号ａは、
図４で前述したものと同様のローパス・フイルタ１１に
入力されて、高周波のノイズ信号が除去されたのち、上
記フイルタ１１からの出力信号ｂがバッファ回路１２を
介し増幅回路１３で増幅されて整流回路１４に入力さ
れ、この整流回路１４からの出力信号ｃがトランジスタ
ＴＲ２を介しモータＢの動作表示部５に入力される。
る負荷駆動状態の検出処理部のブロック回路図である。
同図で示すように、磁気センサ２からの検出信号ａは、
図４で前述したものと同様のローパス・フイルタ１１に
入力されて、高周波のノイズ信号が除去されたのち、上
記フイルタ１１からの出力信号ｂがバッファ回路１２を
介し増幅回路１３で増幅されて整流回路１４に入力さ
れ、この整流回路１４からの出力信号ｃがトランジスタ
ＴＲ２を介しモータＢの動作表示部５に入力される。
【００２０】他方、上記整流回路１４からの出力信号ｃ
は、バッファ回路２７を介し反転増幅回路２８の一方の
入力端子に入力されて反転増幅されたのち、複数の比較
器２９ａ〜２９ｎからなる比較回路２９に入力される。
また、上記反転増幅回路２８の他方の入力端子には、オ
フセット設定回路３０における設定出力ｄがオフセット
調整器２６を介し入力され、上記オフセット設定回路３
０で設定された所定レベル以上の上記出力信号ｃが上記
反転増幅回路２８から出力されて、複数の比較器２９ａ
〜２９ｎで複数のレベルに区分され、複数の表示素子部
２５ａ〜２５ｎでもって負荷の大小に応じたモータＢの
駆動状態が表示される。
は、バッファ回路２７を介し反転増幅回路２８の一方の
入力端子に入力されて反転増幅されたのち、複数の比較
器２９ａ〜２９ｎからなる比較回路２９に入力される。
また、上記反転増幅回路２８の他方の入力端子には、オ
フセット設定回路３０における設定出力ｄがオフセット
調整器２６を介し入力され、上記オフセット設定回路３
０で設定された所定レベル以上の上記出力信号ｃが上記
反転増幅回路２８から出力されて、複数の比較器２９ａ
〜２９ｎで複数のレベルに区分され、複数の表示素子部
２５ａ〜２５ｎでもって負荷の大小に応じたモータＢの
駆動状態が表示される。
【００２１】すなわち、上記モータＢの回転軸２３に付
勢される負荷が無負荷状態から順次増大するのにともな
って、上記モータＢの内部における固定子主コイル２０
および固定子補助コイル２１（図５）の通電電流が増大
する反面、これによって発生する逆起電力も増大するた
めに、その通電電流が実質的に減少し、上記固定子コイ
ル２０，２１で発生する固定子磁界（回転磁界）が上記
モータＢのケース９の外部への漏洩磁束も減少し、上記
磁気センサ２からの検出信号ａが減少する。
勢される負荷が無負荷状態から順次増大するのにともな
って、上記モータＢの内部における固定子主コイル２０
および固定子補助コイル２１（図５）の通電電流が増大
する反面、これによって発生する逆起電力も増大するた
めに、その通電電流が実質的に減少し、上記固定子コイ
ル２０，２１で発生する固定子磁界（回転磁界）が上記
モータＢのケース９の外部への漏洩磁束も減少し、上記
磁気センサ２からの検出信号ａが減少する。
【００２２】これにより、整流回路１４からの出力信号
ｃ（図４）は順次減少し、反転増幅回路２８で反転増幅
されて、負荷が順次増大するのにともなって増大する出
力信号ｅとされ、この出力信号ｅを複数の比較器２９ａ
〜２９ｎに入力されて複数レベルの出力信号ｅ１〜ｅｎ
に分離され、対応する表示素子部２５ａ〜２５ｎを発光
させることにより、負荷の大小に応じたモータＢの駆動
状態が表示される。したがって、上記負荷状況表示部２
５から現在駆動中のモータの負荷状態を監視して上記モ
ータの安全運転に寄与することができる。
ｃ（図４）は順次減少し、反転増幅回路２８で反転増幅
されて、負荷が順次増大するのにともなって増大する出
力信号ｅとされ、この出力信号ｅを複数の比較器２９ａ
〜２９ｎに入力されて複数レベルの出力信号ｅ１〜ｅｎ
に分離され、対応する表示素子部２５ａ〜２５ｎを発光
させることにより、負荷の大小に応じたモータＢの駆動
状態が表示される。したがって、上記負荷状況表示部２
５から現在駆動中のモータの負荷状態を監視して上記モ
ータの安全運転に寄与することができる。
【００２３】なお、上記実施例において、上記磁気セン
サ２は磁電コイルに代えて、磁気ヘッド，ホール素子ま
たは磁気抵抗素子（図示せず）から構成されて、上記装
置本体１と固定部材８との間に介装されてもよい。ま
た、上記磁電コイル２を装置本体１に装着するととも
に、他の磁電コイル２Ａを上記装置本体１と別体に構成
してリ−ド線３０で接続してもよく、この補助的な磁電
コイル２Ａは図６で示したコイルシート１９に可撓性を
付与されて、モータＢのケース９の曲面状外表面に沿っ
て容易に被着することができる。その場合、上記コイル
シート１９はマグネット２４に代えて、両面接着シート
でもって上記モータＢのケース外表面に被着してもよ
く、さらに、磁気センサ２，固定部材８およびヨーク１
０を必要に応じて装置本体１から取り外すことも可能で
ある。
サ２は磁電コイルに代えて、磁気ヘッド，ホール素子ま
たは磁気抵抗素子（図示せず）から構成されて、上記装
置本体１と固定部材８との間に介装されてもよい。ま
た、上記磁電コイル２を装置本体１に装着するととも
に、他の磁電コイル２Ａを上記装置本体１と別体に構成
してリ−ド線３０で接続してもよく、この補助的な磁電
コイル２Ａは図６で示したコイルシート１９に可撓性を
付与されて、モータＢのケース９の曲面状外表面に沿っ
て容易に被着することができる。その場合、上記コイル
シート１９はマグネット２４に代えて、両面接着シート
でもって上記モータＢのケース外表面に被着してもよ
く、さらに、磁気センサ２，固定部材８およびヨーク１
０を必要に応じて装置本体１から取り外すことも可能で
ある。
【００２４】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は、簡単
な構成で既存のモータに容易に適用して、汎用性のある
モータの稼働状況検出装置を提供することができる。
な構成で既存のモータに容易に適用して、汎用性のある
モータの稼働状況検出装置を提供することができる。
【図１】この発明によるモータの稼働状況検出装置の一
例をモータに装着して示す概略的な斜視図である。
例をモータに装着して示す概略的な斜視図である。
【図２】同検出装置の要部を分解して示す斜視図であ
る。
る。
【図３】同検出装置における積算手段および表示手段の
ブロック回路図である。
ブロック回路図である。
【図４】同検出装置の動作を説明するための信号波形図
である。
である。
【図５】同検出装置の要部を切欠して示す概略的な正面
図である。
図である。
【図６】同検出装置の要部の平面図である。
【図７】同検出装置の他の例を示す概略的な斜視図であ
る。
る。
【図８】同検出装置における表示手段のブロック回路図
である。
である。
【図９】同検出装置の異なる他の例を示す概略的な斜視
図である。
図である。
Ａ モータの稼働状況検出装置 Ｂ モータ １ 装置本体 ２ 磁気センサ ３ 積算時間表示部 ８ 固定部材（両面接着シート） ９ ケース １６ 積算カウンタ １７ 電気絶縁シート １８ 薄膜コイル １９ コイルシート ２４ マグネット ２５ 負荷状況表示部
Claims (5)
- 【請求項１】 装置本体に装着されてモータの内部から
の漏洩磁束を検出する磁気センサと、上記装置本体に組
み込まれかつ上記磁気センサからの検出信号を受けて上
記モータの稼働時間を積算する積算手段と、上記装置本
体に設けられかつ上記積算手段で積算された上記モータ
の稼働時間を表示する積算時間表示部と、上記装置本体
を上記モータのケース外表面に固定する固定部材とを具
備したことを特徴とするモータの稼働状況検出装置。 - 【請求項２】 上記装置本体は、上記モータの稼働時に
おける負荷の駆動状態を表示する負荷状況表示部を具備
したことを特徴とする請求項１に記載のモータの稼働状
況検出装置。 - 【請求項３】 上記磁気センサは、磁気ヘッド，ホール
素子，磁気抵抗素子または磁電コイルから構成されて、
上記装置本体と固定部材との間に介装されていることを
特徴とする請求項１または２に記載のモータの稼働状況
検出装置。 - 【請求項４】 上記磁電コイルは、電気絶縁シートに薄
膜コイルを被着したコイルシートから構成されているこ
とを特徴とする請求項１ないし３のいずれかに記載のモ
ータの稼働状況検出装置。 - 【請求項５】 上記固定部材は、マグネットまたは両面
接着シートから構成されていることを特徴とする請求項
１ないし４のいずれかに記載のモータの稼働状況検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4659696A JPH09215384A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | モータの稼働状況検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4659696A JPH09215384A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | モータの稼働状況検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09215384A true JPH09215384A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=12751689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4659696A Pending JPH09215384A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | モータの稼働状況検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09215384A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007082277A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Okura Yusoki Co Ltd | 電気駆動機械の監視装置 |
| KR101224635B1 (ko) * | 2011-05-30 | 2013-01-22 | 콘티넨탈 오토모티브 시스템 주식회사 | 모터 구동 시스템의 단선 진단 장치 및 방법 |
| CN108008298A (zh) * | 2017-12-13 | 2018-05-08 | 格力电器（武汉）有限公司 | 电机工作寿命的监测设备及其控制方法和控制装置 |
| JP2020022294A (ja) * | 2018-08-02 | 2020-02-06 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 電動機および電動機の潤滑剤充填時期判定システム |
| KR20220089451A (ko) * | 2020-12-21 | 2022-06-28 | 주식회사 포스코 | 기중기 모터용 모니터링 장치 |
-
1996
- 1996-02-07 JP JP4659696A patent/JPH09215384A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN108008298B (zh) * | 2017-12-13 | 2020-01-07 | 珠海格力电器股份有限公司 | 电机工作寿命的监测设备及其控制方法和控制装置 |
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