JPH09214749A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JPH09214749A
JPH09214749A JP8035641A JP3564196A JPH09214749A JP H09214749 A JPH09214749 A JP H09214749A JP 8035641 A JP8035641 A JP 8035641A JP 3564196 A JP3564196 A JP 3564196A JP H09214749 A JPH09214749 A JP H09214749A
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JP8035641A
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Tadao Hayashi
忠男 林
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4007Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低密度から高密度への画素密度の変換に際
し、簡単な処理手順により階調性又は解像度に優れた画
像を得ることが可能な画像処理方法を提供する。 【解決手段】 第1の画素密度であって画素デ−タの集
合である原データを、前記第1の画素密度よりも高密度
の第2の画素密度であって画素デ−タの集合である変換
データに変換する画像処理方法において、前記原データ
の一部の画素データをそのまま変換データの一部として
使用し、前記原データ中、そのまま使用する部分以外の
部分の画素データに基づいて補間画素データを新たに作
成し、前記補間画素データによって前記原データのうち
前記変換データとしてそのまま使用する画素データを補
間することによって変換データ全体を作成することを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像処理システムに適用される画
像処理方法にかかり、詳しくは第1の画素密度からなる
原データをこれより高密度の第2の画素密度からなる変
換データに変換する画像処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】第1の画素密度で作成された原データを
これより高密度の第2の画素密度からなる変更データに
変換する場合には、画素数が多くなるので、その増加分
の画素データを新たに補間する必要がある。従来、この
種の画像処理方法として、第1の画素密度よりも高密度
の第2の画素密度の画素データに変換する画像処理方法
において、第1の画素密度の画素データから第2の画素
密度の画素データへ変換する際、新たな画素データを補
間することにより第2の画素密度の画素データに変換す
るととともに、補間すべき画素のデータを複数個の小画
素から構成し、前記小画素を白データにするか黒データ
にするかを補間すべき画素のまわりの非補間画素である
前記入力した第1の画素密度の画素データに基づき決定
するようにしたものが知られている(特許公告公報平成
6年81243号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特公平6−81243号に記載の従来技術において
は、第1の画素密度の画素データ(以下、「原データ」
という。)を第2の画素密度に変換する際に、第2の画
素密度の画素データとして新たに補間する画素を細分化
し、この細分化された微小画素の数によって補間部の濃
度を決定しているため、補間部に画素を打たない部分が
発生して当該補間部の画像がぼやけてしまい、階調性の
低下を招くという問題点がある。特に、感光体上に潜像
を形成し、この潜像をトナーを付着させることによって
顕像化する画像処理システムにおいては、画素を細分化
して微小画素にするとトナーが付着しにくくなり、階調
表現しにくくなる。さらには、画像のエッジ部に前記補
間画素の部分がくる場合には、該画像エッジ部がぼやけ
て見えるようになり、画像の解像度が劣化するという問
題点がある。従って、かかる従来技術においては、単に
画素密度が変換されるというだけで、画質の向上につな
がらない可能性がある。現在の画像読み取り装置等で最
も一般的に使用されている画素密度である400dpi
のから600dpiへの変換といった画素密度比2:3
での変換では、頻繁に補間データが出現し、上記問題点
は特に大きなものとなる。
【0004】本発明は以上の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、低密度から高密度への画素密度
の変換に際し、簡単な処理手順により、階調性又は解像
度に優れた画像を得ることが可能な画像処理方法を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1の画像処理方法は、第1の画素密度であ
って画素デ−タの集合である原データを、前記第1の画
素密度よりも高密度の第2の画素密度であって画素デ−
タの集合である変換データに変換する画像処理方法にお
いて、前記原データの一部の画素データをそのまま変換
データの一部として使用し、前記原データ中、そのまま
使用する部分以外の部分の画素データに基づいて補間画
素データを新たに作成し、前記補間画素データによって
前記原データのうち前記変換データとしてそのまま使用
する画素データを補間することによって変換データ全体
を作成することを特徴とするものである。
【0006】請求項1の画像処理方法においては、原デ
ータの一部の画素データをそのまま変換データの一部と
して使用し、前記原データ中、そのまま使用する部分以
外の部分の画素データに基づいて補間画素データを新た
に作成し、前記補間画素データによって前記原データの
うち前記変換データとしてそのまま使用する画素データ
を補間することによって変換データ全体を作成するの
で、補間画素として、特公平6−81243号に記載さ
れたような他の変換デ−タの画素の大きさよりもさらに
小さい微小画素を使う必要が無くなる。
【0007】請求項2の画像処理方法は、第1の画素密
度であって画素デ−タの集合である原データを、前記第
1の画素密度の2分の3倍の第2の画素密度であって画
素デ−タの集合である変換データに変換する画像処理方
法において、前記原データの連続する2画素のうち一つ
の画素データをそのまま変換データの1画素分の画素デ
ータとして使用し、前記原データの残りの画素データに
基づいて、2画素分の補間画素データを新たに作成し、
前記の変換データとしてそのまま使用する画素データ
と、前記2画素分の補間画素データとによって、変換デ
ータ3画素分の画素データを作成し、これを原データ全
域に施すことによって変換データの全部を作成すること
を特徴とするものである。
【0008】請求項2の画像処理方法においては、原デ
ータの連続する2画素のうち一つの画素データをそのま
ま変換データの1画素分の画素データとして使用し、前
記原データの残りの画素データに基づいて、2画素分の
補間画素データを新たに作成し、前記の変換データとし
てそのまま使用する画素データと、前記2画素分の補間
画素データとによって、変換データ3画素分の画素デー
タを作成し、これを原データ全域に施すことによって変
換データの全部を作成するので、画素密度を2分の3倍
に変換するに当たって、補間画素として、特公平6−8
1243号に記載されたような他の変換デ−タの画素の
大きさよりもさらに小さい微小画素を使う必要が無くな
る。
【0009】請求項3の画像処理方法は、請求項1又は
2の画像処理方法において、前記原データから新たに作
成した画素データの両隣に存在する原データをそのまま
使用した画素データの値を比較し、比較結果いずれ一方
が大きい場合には、該大きい値を持つ画素側に、前記新
たに作成した画素データのうち最も大きい値をもつ画素
データが来るように、前記新たに作成した画素データの
位置を変更することを特徴とするものである。
【0010】請求項3の画像処理方法においては、新た
に作成した画素データ(補間画素データ)のうち最も大
きい値をもつ画素データを、前記補間画素の両隣に存在
する画素のうち画素データの大きな方に寄せる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像処理システム
における画像処理方法に適用した一実施形態について説
明する。図1は、本実施形態にかかる画像処理システム
の概略構成図である。
【0012】本実施形態にかかる画像処理システム1
は、大きくは、自動原稿送り装置2と、画像読み取り装
置4と、画像出力装置としてのプリンタ5とからなる。
自動原稿送り装置2は、載置された原稿を一枚ずつ画像
読み取り装置4におけるコンタクトガラス6上の所定位
置に搬送するための装置であり、画像読み取り装置4
は、コンタクトガラス6上の原稿の画像を光学的に読み
取るためのものである。また、プリンタ5は、画像読み
取り装置で読み取られた原稿画像を記録媒体上に再現し
たり、ホスト装置等の外部装置(図3、符号56)から
送られてくる画像を記録媒体上に再現するためのもので
ある。
【0013】上記画像読み取り装置4は、原稿を照射す
る光源である蛍光灯7、該蛍光灯7によって照射され原
稿から反射してきた光を画素単位で読み取り、電荷量に
変換するCCD(チャージ・カップルド・デバイス)9
等からなる。このCCD9は、図2において紙面に対し
垂直な方向に配列して、ライン単位で原稿画像を読み取
るようになっている。ここで、CCDの配列した方向を
主走査方向と呼ぶ。上記蛍光灯7と上記CCD9は読み
取りキャリッジ8上に設けられ、この読み取りキャリッ
ジ8が図中矢印Aの方向に移動することによって、蛍光
灯13及びCCD9等が移動し、原稿画像の照射と原稿
画像の2次元的な読み取りが行われる。CCD9で読み
取られた原稿画像はアナログ値であり、これを、図示し
ないA/D変換器(アナログ/デジタル・コンバータ)
によって、デジタル画像データに変換する。
【0014】上記読み取りキャリッジ8の移動、蛍光灯
7の点灯及び消灯などの制御は、スキャナ制御装置20
によって行われる。このスキャナ制御装置20は、上記
制御以外にも、画像読み取り装置で読み取った画像のプ
リンタ5への送信等のため、プリンタ5の制御の一部も
行う。また、上記画像読み取り装置4は、記憶装置11
を備える。この記憶装置11は、画像読み取り装置4で
読み取られた原稿画像をデータとしてフロピーディスク
等の記憶媒体に格納したり、既に上記記憶媒体に格納さ
れているデータを読み出したりするための装置である。
読み取り画像をデータ記憶装置に格納するためのデータ
送信等は、インターフェースボード12上のインターフ
ェース装置によって行われる。さらに、画像読み取り装
置4は、画像処理装置13を備えている。この画像処理
装置13は、上記デジタル画像データとして与えられる
原稿画像に対応した画素データに濃度変換等の画像処理
を行うものであり、いわば画像読み取り装置用の画像デ
ータ補正装置である。
【0015】記録媒体上に画像を再現するための装置で
あるプリンタ5は、一般的な電子写真方式により記録媒
体上に画像を再現する。本実施形態におけるプリンタ5
は、フルカラープリンタであり、黒(K)、シアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の4色を合成
してフルカラーの画像を作成すべく、K色に対応した第
1作像部41、C色に対応した第2作像部42、M色に
対応した第3作像部43、及びY色に対応した第4作像
部44の4つの作像部を有している。各作像部は、像担
持体としての感光体22、帯電装置19、現像装置2
1、及びクリーニング装置17等からなり、前記感光体
に光書き込みを行うためのレーザ出力装置15もそれぞ
れの作像部に対応して設けられている。そして、記録媒
体を第1作像部から、第4作像部まで順に通過させて、
フルカラーの画像を再現するのである。
【0016】上記各作像部での画像再生動作は略同様で
ある。以下、K色に対応した第1の作像部での画像再生
動作を例に説明する。レーザ出力装置15から発射され
たレーザ光線は、コリメータレンズ23を通過すること
によって集束される。この集束した光線は、偏向装置で
あって高速に回転するポリゴンミラーの端面で反射さ
れ、ミラー16、シリンドリカルレンズ18等を介し
て、図中時計方向に回転していて、帯電装置19により
所定の負のポテンシャルに帯電された感光体22上に照
射される。これによって、感光体22上に潜像が形成さ
れる。前記レーザ光線が感光体22に照射されると、感
光体22のポテンシャルが上がる(負の電位が低くな
る)。これに対して、現像装置21のトナー担持体は、
潜像を形成した部分のポテンシャルと、潜像を形成しな
い部分のポテンシャルの間のポテンシャルを有してお
り、負に帯電しているトナーは、光書き込みのされた潜
像部分に付着する。その結果、潜像は、トナー像として
顕像化される。
【0017】一方、第1給紙トレイ27又は第2給紙ト
レイ28に積載されている記録媒体たる記録紙は、第1
給紙ローラ25又は第2給紙ローラ26によって一枚ず
つ給送され、レジストローラ23で一旦停止したのち、
感光体22上の潜像とタイミングを合わせて搬送ベルト
24によって再搬送される。そして、感光体22との接
触部で感光体22に対向して設けられた転写装置45に
よって感光体22上のトナー像が記録紙上に転写され
る。その後感光体22の表面に残っている残留トナー
は、クリーニング装置17によって感光体22表面から
除去される。この除去された残留トナーは、トナー搬送
装置(図示せず)によって、廃トナー回収タンク44ま
で搬送され、該廃トナータンク内に蓄積される。
【0018】このような画像再生動作が、KCMY各色
に対応した4つの作像部で順に行われ、4色のトナー像
が重ねて転写された記録紙は、分離装置37によって、
上記搬送ベルト24から分離される。その後、記録紙
は、定着装置38によって上記トナー像が定着され、排
紙トレイ39に排紙される。
【0019】上述のプリンタ5における動作はプリンタ
制御装置34によって制御されるものである。また、画
像処理システム1全体に関する制御は、システム制御装
置32によって行われる。図1中符号33で示している
のは、画像処理ユニットであり、この画像処理ユニット
は、画像読み取り装置4又は外部装置(図3、符号5
6)から送られてきた画像データに色座標変換等の所定
の画像処理を行うものである。上記外部装置56から送
られてくる画像データは、コネクタ20を介してプリン
タに取り込まれる。このコネクタ20は、上記画像デー
タを取り込むためにのみ使用されるものではなく、各種
制御データの送受信のために、さらにはプリンタ内の画
像データを外部装置に送信するためにも使用されるもの
である。
【0020】図2は、本実施形態における画像処理シス
テム1を上部から見た概略図である。原稿圧板3は、自
動原稿送り装置2の下にあり、コンタクトガラス6上に
原稿を密着させるための板状の部材である。画像形成シ
ステム1と操作者のマンマシンインターフェースとして
機能する操作部53には、キー入力のための各種ハード
キー46、表示装置47、及びアプリケーションキー4
8等が設けられている。ここで、上記表示装置47に
は、画像形成システム1の設定状態、操作者に対する指
示及び画像形成システム1の異常等の表示が行われる。
上記アプリケーションキー48は、上記表示装置47に
おける表示内容を複写機モード用表示とアプリケーショ
ンモード用表示とを切り換えるためのものである。符号
49は、編集装置(エディタ)であり、原稿及び記録紙
上の座標位置を指定するための装置である。
【0021】図3は、本実施形態にかかる画像データの
流れを説明する説明図である。まず、画像読み取り装置
4で原稿画像を読み取った場合の画像データの流れを説
明する。画像読み取り装置4からの画像データは、光源
3原色であるR(赤)、G(緑)、B(青)の信号(以
下「RGBデータ」という。)となって、画像処理ユニ
ット33に入力される。画像処理ユニットでは、入力さ
れたRGBデータをC(シアン)、M(マゼンタ)、Y
(イエロー)、K(黒)の4色からなるデータ(以下
「CMYKデータ」という。)に変換すべく色座標変換
を行うとともに、下色除去や画像編集等の所定の画像処
理を行う。
【0022】画像処理ユニットから出力されたCMYK
データは、ディレイメモリ35に入力される。このディ
レイメモリ35は、同位相で画像処理ユニットから出力
されたCMYKデータを、作像部の位置との関係で、そ
の位相をずらし、各作像部の感光体上に生成される各色
のトナー像が正しく重なるようにするためのメモリであ
って、第2作像部42での作像に使用されるC色のデー
タ、第3作像部43での作像に使用されるM色のデー
タ、及び第4作像部44での作像に使用されるY色のデ
ータを、K色の画像を作成する第1作像部41から他の
それぞれの作像部までの距離に応じて、所定時間保持す
るものである。従って、上記CMYKデータはディレイ
メモリ35の入口では同位相であるが、ディレイメモリ
35の出口では、それぞれ作像部の距離分(感光体の距
離分)だけ位相がずれることとなる。
【0023】ディレイメモリ35から出力されたCMY
Kデータは、第1画素密度変換装置54に入力される。
この第1画素密度変換装置54は、画像読み取り装置4
にて第1の画素密度で読み取られて生成された画像デー
タを、プリンタ5の各作像部(41〜44)における各
感光体に光書き込みするための第2の画素密度に変換す
る装置である。本実施形態においては、画像読み取り装
置4の副走査方向の画素密度は、感光体上への光書き込
み密度と等しく、この副走査方向密度は、画像読み取り
装置4における原稿画像の読み取り前に、システム制御
装置32によって設定される。
【0024】一方、画像読み取り装置4の主走査方向の
画素密度は、画像読み取り装置4の光電変換素子である
CCDの配列密度に依存するものであり、固定的であ
る。従って、画像読み取り装置4の主走査方向における
読み取り画素密度が、感光体への主走査方向の光書き込
み画素密度と相違する場合には、上記主走査方向の読み
取り画素密度を、感光体への光書き込み密度に変換する
ための何らかの装置が必要であり、この役割を果たすの
が第1の画素密度変換装置54である。本実施形態にい
ては、上記第1の画素密度は400dpiであり、第2
の画素密度は600dpiである。ここで「dpi」と
は、「ドット/インチ」の意味であり、1インチあたり
の画素数を示す。
【0025】上記第1の画素密度変換装置54におい
て、第2の画素密度に変換された画像データ(CMYK
データ)は、プリンタガンマ変換装置57にて濃度変換
される。ここで、プリンタガンマ変換とは、プリンタ5
で使用されるトナーの種類、プリンタ5のプロセス条件
等のプリンタ固有の特性を吸収すべく、画像データの入
出力特性を補正するための変換をいう。ガンマ変換装置
57にてガンマ変換された画像データは、各色に対応し
て設けられたプリンタ5の各作像部におけるレーザ出力
装置15に送られる。このレーザ出力装置15は送られ
てきた画像データに応じて、レーザ出力装置15内のレ
ーザダイオードを点滅させて、感光体上への光書き込み
を行う。(以下、余白)
【0026】次に外部装置56からの画像データの流れ
を説明する。本実施形態のおける画像処理システム1は
外部装置56に接続が可能であり、外部装置56からの
画像データに基づいても光書き込みを行い、記録媒体上
への画像形成を行うことが可能となっている。ここで外
部装置56を大別すると、画像データをCMYKの4色
からなるCMYKデータとして送信するものと、RGB
の3色からなるRGBデータとして送信するものとの2
種の装置があり、本実施形態における画像処理システム
1は、これらのいずれの種類の外部装置にも接続可能と
している。
【0027】CMYKデータを送信する外部部装置が接
続されている場合の画像データの流れは次の通りであ
る。外部装置56から送信されるCMYKデータは、各
色に対応した4本のラインにより画像処理システム1に
送信され、この4本のラインは上記第1の画素密度変換
装置54と上記プリンタガンマ変換装置57の間で、上
記第1画素密度変換装置からのCMYK各色に対応した
4本のラインとそれぞれ対応して接続される。ここで、
外部装置56から送られてくる画像データは、第1の画
素密度、即ち600dpiである。こうして、外部装置
56から送られてきたCMYKデータは、ガンマ変換装
置57を経てプリンタ5の各作像部(41〜44)に送
られる。ガンマ変換装置57、各作像部(41〜44)
での画像データの処理は前述した画像読み取り装置4か
らの画像データの処理と同様である。
【0028】RGBデータを送信する外部装置56が接
続されている場合の画像データの流れは次の通りであ
る。外部装置56から送信される画像データがRGBデ
ータである場合には、これを、CMYKデータに変換す
る必要があり、この変換のためには前述した画像処理ユ
ニット33に入力する必要がある。ここで、外部装置5
6から送信されてくるRGBデータは、前述の如く第2
の画素密度(600dpi)であり、一方、前述のごと
く、画像処理ユニットは第1の画素密度(400dp
i)の画像データを処理するためのものであるから、第
1の画素密度で外部装置56から送信されてくるRGB
データを上記画像処理ユニット33に入力する前に、第
2の画素密度に変換する必要がある。このために設けら
れているのが第2の画素密度変換装置55である。上記
第2の画素密度変換装置55によって、第1の画素密度
に変換された外部装置56からのRGBデータは、画像
読み取り装置4からのRGBデータが送信されるライン
に接続されている。こうして、外部装置56から送信さ
れたRGBデータについても、前述した画像読み取り装
置4からのRGBデータの処理と同様の処理が行われ
る。
【0029】尚、本実施形態においては、外部装置56
からRGBデータを送信する場合に使用される信号線の
一部を、外部装置56からCMYKデータを送信する場
合に使用される信号線と共用している。具体的には、C
MYKデータを送信するために必要な4本の信号線のう
ち3本の信号線をRGBデータの送信のために使用して
いる。これにより、CMYK用の信号線とRGB用の信
号線の両方を画像形成システム中に用意する必要がな
く、システム全体のコストダウンを図ることができる。
また、画像処理ユニット33を画像読み取り装置4から
の画像データの処理と、外部装置56からの画像データ
の処理の両方に共用しているため、別個に設けるよりも
生産コストを低減することができる。
【0030】図3中の破線で囲まれた部分58は、オプ
ション化するこよが可能である。即ち、画像読み取り装
置4、画像処理ユニット33、ディレイメモリ35、第
1画素密度変換装置54、及び第2画素密度変換装置5
5を、画像形成システム1に対してユーザの希望により
後付け可能にすることもできる。そして、破線で囲まれ
た部分58が画像形成システムに装着されていない場合
には、CMYKデータのみを送信する外部装置56を装
着することによって、外部装置56からの画像デ−タを
プリンタで画像形成するシステムとすることができる。
【0031】外部装置56からのRGBデータ及びCM
YKデータは、いずれもシステム制御装置32から外部
装置56に送られるフレーム信号に同期して画像処理シ
ステム1に送信される。この点を、図4(a)、(b)
に基づいて具体的に説明する。まず、CMYKデータの
場合は、システム制御装置32から外部装置56に対
し、第1フレーム信号、第2フレーム信号、第3フレー
ム信号、及び第4フレーム信号の各色に対応した4つの
フレーム信号が発行される。そして、これら4つのフレ
ーム信号のそれぞれの立ち下がりエッジt1、t2、t
3、t4に同期して、外部装置56によるCMYKデー
タの送信が開始する。より具体的には、第1フレーム信
号の立ち下がりエッジt1に同期してCMYKデータの
うちのブラック(K)データの送信が開始される。同様
に、第2フレーム信号の立ち下がりエッジt2に同期し
てイエロー(Y)データ、第3フレーム信号の立ち下が
りエッジt3に同期してマゼンタ(M)データ、第4フ
レーム信号の立ち下がりエッジt4に同期してシアン
(C)データの送信が開始される。
【0032】ここで、第1フレーム信号、第2フレーム
信号、第3フレーム信号、及び第4フレーム信号の位相
がずれている点に注意すべきである。これは、プリンタ
5内の各作像部41〜44の位置関係に応じて位相をず
らしているのである。即ち、前述したディレイメモリ3
5と同様の機能を、システム制御装置32から外部装置
56に送信するCMYK各色に対応したフレーム信号の
位相をずらして、CMYKデータにおける各色のデータ
の外部装置からの送信タイミングをずらすことにより達
成しているのである。
【0033】RGBデータの場合(図4(b))も、C
MYKデータの場合と同様に、フレーム信号の立ち下が
りエッジによってその送信が開始される。但し、外部装
置56からの画像データがRGBデータとして送信され
る場合には、第2画素密度変換装置55を経由して画像
処理ユニット33の前段に入力され、これがCMYKデ
ータに変換されたのちディレイメモリ35に入力される
ため、外部装置56からのRGB信号に対応した第1フ
レーム信号、第2フレーム信号、及び第3フレーム信号
の3つフレーム信号の位相をずらす必要はない。
【0034】以下においては、第1画素密度変換装置5
4及び第2画素密度変換装置55における画素密度変換
について項を分けて説明する。 [第1画素密度変換装置における画素密度変換]第1の
画素密度変換装置54は、第1の画素密度(本実施形態
においては400dpi)で作成された画像データ(以
下、「原データ」という。)を、第2画素密度(本実施
形態においては600dpi)の画像データに変換する
ための装置であり、画素密度変換ボード36上に設けら
れている。
【0035】図5(a)は、第1画素密度変換装置54
における画素密度変換についての概念を示すための説明
図である。主走査方向(図中矢印A)において、原デー
タ(400dpiデータ)における図中左端からn番目
の画素データをanとし、変換データにおける図中左端
からn番目の画素データをbnとする。変換データのb
1、b4、b7・・・・にて、原データのa1、a3、
a5・・・・の画素データをそのまま使用し、変換デー
タにおけるの残りの画素データb2・b3、b5・b
6、b8・b9、・・・・については、それぞれa2の
画素データに基づいてb2・b3の両画素の画素データ
を生成し、原データのa4画素データに基づいてb5・
b6の両画素の画素データを作成するというように、こ
れを主走査方向に順に行う。
【0036】ここで、各画素の画素データとは、各画素
の階調を数値で表現したものである。本実施形態におい
ては、各画素の画素データは、いわゆる多値データであ
り、0〜255の256段階の階調で表現されている。
尚、この256階調を2進数で表すために1画素当たり
8ビット(1バイト)のビット数が使用される。図5
(a)の画素密度変換において、各画素データとして実
際の数値を代入した一例を図5(b)に示す。ここで
は、原データをもとに新たに作成されるb2・b3、b
5・b6、b8・b9、b11・b12、・・・・の各
画素データに関し、図中左側に位置するb2、b5、b
8・・・は、それぞれに対応した原データが127以下
のとき、原データの値×2をその画素の画素データと
し、図中右側に位置するb3、b6、b9・・・の画素
データを0とする。これに対し原データの画素データが
128以上のときは、b2、b5、b8・・・の画素デ
ータを255とし、b3、b6、b9・・・の画素デー
タを、(原データの画素データ)×2−255としてい
る。こうして、原データの画素データを1画素おきに変
換データとしてそのまま使用し、残りの原データの画素
データに基づいて変換データにおける2画素分のデータ
(補間画素データ)を作成している。
【0037】さらに本実施形態においては、新たに作成
された画素データを、その作成された画素データを挟む
両隣りの原データの画素データの比較結果により入れ替
えている。この点を、図6に基づいて説明する。図6
(a)に示すように、400dpiの原データの一部分
をa1、a2、a3として考える。上記のように画素密
度の変換を行うと、a1の画素データは、そのままb1
の画素データとなり、a3の画素データはそのままb4
の画素データとなる。そして、a2の画素データに基づ
いて、b2及びb3の画素データを作成する。具体的
に、a1の画素データが10であり、a2の画素データ
及びa3の画素データがともに100である場合(図6
(a))は、b1の画素データは、a1の画素データそ
のままの10となり、b4の画素データも、a3の画素
データそのままの100となる。一方、b2の画素デー
タは、a2の画素データが127以下であるので、a2
×2=100となり、b3の画素データは0となる(図
6(b))。ここで、b1の画素データとb4の画素デ
ータを比較するとb4の画素データの方が大きいのでb
2の画素データとb3の画素データを入れ替える(図6
(c))。
【0038】図7は、上記図6(b)及び図6(c)の
各画素データの状態における画像濃度をグラフ化したも
のである。図7(a)が図6(b)の状態に対応し、図
7(b)が図6(c)に対応している。図7(a)に示
すように、b4画素の右側のほうが高濃度部でありb1
の左側を低濃度部であるとすると、b2、b3の画素は
ちょうど、高濃度部から低濃度部に移行する境界部(エ
ッジ部)付近であると言える。高濃度側から見ると、b
4の左隣りに濃度0の画素(b3)が存在し、その左隣
りに濃度100の画素(b2)が存在し低濃度部に移行
している。一方、図6(c)の状態に対応した図7
(b)では、高濃度部のエッジでより高濃度の画素(b
3)が現れ、その左に濃度0の画素を挟んで低濃度部に
移行している。このように、画素データの入れ替えを行
い、高濃度部と低濃度部の境界に高濃度部の濃度より高
い濃度の画素をおき、低濃度部の濃度よりも低い濃度の
画素を挟んで低濃度部に移行させることによって、いわ
ゆるマッハ効果によるエッジ部の濃度知覚特性と同一の
効果をエッジ部に施すこととなり、エッジ部を認識しや
すくなる。即ち、エッジ強調がなされる。ここで、マッ
ハ効果とは、一般には、黒い画像と白い画像を並べる
と、その境界部付近の黒画像は境界部から離れたところ
にある黒画像より黒く見え、逆に境界部付近の白画像
は、上記境界部からところにある白画像よりも白く見え
るという現象を意味する。
【0039】以上の画素密度の変換を一般式で表現する
と次のようになる。主走査方向左端(図5に向かって左
端)からn番目の原データ(第1画素密の画像データ:
400dpi)をa(n)とし、同様に、主走査方向左
端(図5に向かって左端)からn番目の変換データ(第
2の画素密度の画像データ:600dpi)をb(n)
とすると、 (1)n%3=1の場合 b(n)=a(n−n/3) (2)n%3=2の場合 a(n−n/3)≦127& a(n−n/3−1)≧
a(n−n/3+1) のときは b(n)=a(n−n/3) a(n−n/3)≦127& a(n−n/3−1)<
a(n−n/3+1) のときは b(n)=0 a(n−n/3)≧128& a(n−n/3−1)≧
a(n−n/3+1) のときは b(n)=255 a(n−n/3)≧128& a(n−n/3−1)<
a(n−n/3+1) のときは b(n)=a(n−n/3)×2−255 (3)n%3=0の場合 a(n−n/3)≦127& a(n−n/3−1)≧
a(n−n/3+1) のときは b(n)=0 a(n−n/3)≦127& a(n−n/3−1)<
a(n−n/3+1) のときは b(n)=a(n−n/3)×2 a(n−n/3)≧128& a(n−n/3−1)≧
a(n−n/3+1) のときは b(n)=a(n−n/3)×2−255 a(n−n/3)≧128& a(n−n/3−1)<
a(n−n/3+1) のときは b(n)=255 但し、n%3は、nを3で割ったときの余り n/3は、nを3で割ったときの商
【0040】[第2画素密度変換装置における画素密度
変換]第2の画素密度変換装置55は、第2の画素密度
(本実施形態においては600dpi)で作成された画
像データを、第1画素密度(本実施形態においては60
0dpi)の画像データに変換するための装置であり、
画素密度変換ボード36上に設けられている。図8
(a)は、第2画素密度変換装置55における、画素密
度600dpiのRGBデータから、画素密度400d
piのRGBデータへの変換の概念を示す説明図であ
る。600dpiのRGBデータについては、主走査方
向において図中左端からn番目の画素をcnで表現し、
変換後の400dpiのRGBデータについては、主走
査方向において図中左端からn番目の画素をdnとして
表現すると、 d1=c1、 d3=c4、 d5=c7・・・ d2=(c2+c3)/2、 d4=(c5+c6)/
2、 d6=(c8+c9)/2・・・・・ のごとき変換が行われる。即ち、600dpiのRGB
データ中、3画素に1画素はそのまま400dpiのR
GBデータを生成する画素データとして使用するととも
に、残りの400dpiのRGBデータを作成するため
に必要な画素データについては、600dpiのRGB
データのうちそのまま使用しない画素データ2画素分の
平均を求めて、この平均値を画素データとしている。
【0041】この変換を一般式で表現すると次のように
なる。600dpiのRGBデータの主走査方向左端
(図8に向かって左端)からn番目の画素の画素データ
をc(n)とし、同様に、400dpiのRGBデータ
の主走査方向左端(図8に向かって左端)からn番目の
画素の画素データをd(n)とすると、 (1)n%2=1のとき d(n)=c(n+n/3) (2)n%2=0のとき d(n)=(c(n+n/3)+C(n+n/3+
1))/2 但し、n%2は、nを2で割ったときの余り n/3は、nを3で割ったときの商
【0042】図8(b)は、このようにして、画素密度
変換する場合を、具体的数値に基づいて説明した図であ
る。尚、図8(c)は、画素密度変換装置における他の
変換方法を示すものであり、ここでは、600dpiの
RGBデータのうち変換に際して余分な画素データを単
純に間引いている。即ち600dpiRGBデータの3
画素中1画素の画素データを破棄することにより、40
0dpiのRGBデータに変換している。
【0043】上述の如くして第2の画素密度(600d
pi)から第1の画素密度(400dpi)に変換され
たRGBデータは、画像処理ユニット33に入力され、
CMYKデータに変換されたのち、ディレイメモリ54
を介して、上記の第1画素密度変換装置54にて、第1
の画素密度(400dpi)のCMYKデータから第2
の画素密度(600dpi)のCMYKデータに再度変
換される。
【0044】
【発明の効果】請求項1の画像処理方法によれば、変換
データを得るために、補間画素として変換データの画素
の大きさよりもさらに小さい微画素を使う必要が無くす
ことがきるので、補間画素部での画像のぼけが減少し、
階調性を維持しつつ、解像度に優れた良好な画像を得る
ことが可能となるという優れた効果を有する。
【0045】請求項2の画像処理方法によれば、原デー
タの2分の3倍の画素密度に変換する際に、変換データ
を得るために、補間画素として変換データの画素の大き
さよりもさらに小さい微画素を使う必要が無くすことが
きるので、補間画素部での画像のぼけが減少し、階調性
を維持しつつ、解像度に優れた良好な画像を得ることが
可能となるという優れた効果を有する。
【0046】請求項3の画像処理方法によれば、特に、
請求項3の画像処理方法においては、新たに作成した画
素データ(補間画素データ)のうち最も大きい値をもつ
画素データを、前記補間画素の両隣に存在する画素のう
ち画素データの大きな方に寄せることができるので、画
像のエッジ部を強調することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施形態にかかる画像処理システムの
概略構成図。
【図2】図2は、実施形態における画像処理システム1
を上部から見た概略図。
【図3】図3は、実施形態にかかる画像データの流れを
説明する説明図。
【図4】図4(a)は、外部装置からのCMYKデータ
を送信する場合のタイミングを説明する説明図。(b)
は、外部装置からのRGBデータを送信する場合のタイ
ミングを説明する説明図。
【図5】図5(a)、(b)は、第1画素密度変換装置
における画素密度変換を説明する説明図。
【図6】図6(a)、(b)、(c)は、補間画素デー
タの入れ替えを説明する説明図。
【図7】図7は、補間画素データの入れ替え前後の画像
濃度を説明する説明図。
【図8】図8(a)、(b)、(c)は、第2画素密度
変換装置における画素密度変換を説明する説明図。
【符号の説明】
1 画像形成システム 2 原稿自動送り装置 3 原稿圧板 4 画像読み取り装置 5 プリンタ 6 コンタクトガラス 7 蛍光灯 8 キャリッジ 9 CCD 10 紙検知センサ 11 記憶装置 12 インターフェースボード 13 画像処理装置 14 スキャナ制御装置 15 レーザ出力装置 16 ミラー 17 クリーニング装置 18 シリンドリカルレンズ 19 帯電装置 20 コネクタ 21 現像装置 22 感光体 23 レジストローラ 24 搬送ベルト 25 第1給紙ローラ 26 第2給紙ローラ 27 第1給紙トレイ 28 第2給紙トレイ 29 コリメータレンズ 30 第1ポリゴンミラー 31 第2ポリゴンミラー 32 システム制御装置 33 画像処理ユニット 34 プリンタ制御装置 35 ディレイメモリ 36 画素密度変換ボード 37 分離装置 38 定着装置 39 排紙トレイ 40 廃トナータンク 41 第1作像部 42 第2作像部 43 第3作像部 44 第4作像部 45 転写装置 46 各種ハードキー 47 表示装置 48 アプリケーションキー 49 編集装置 50 クリアキー 51 モードクリアキー 52 スタートキー 53 操作部 54 第1画素密度変換装置 55 第2画素密度変換装置 56 外部装置 57 プリンタガンマ変換部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の画素密度であって画素デ−タの集合
    である原データを、前記第1の画素密度よりも高密度の
    第2の画素密度であって画素デ−タの集合である変換デ
    ータに変換する画像処理方法において、 前記原データの一部の画素データをそのまま変換データ
    の一部として使用し、 前記原データ中、そのまま使用する部分以外の部分の画
    素データに基づいて補間画素データを新たに作成し、 前記補間画素データによって前記原データのうち前記変
    換データとしてそのまま使用する画素データを補間する
    ことによって変換データ全体を作成することを特徴とす
    る画像処理方法。
  2. 【請求項2】第1の画素密度であって画素デ−タの集合
    である原データを、前記第1の画素密度の2分の3倍の
    第2の画素密度であって画素デ−タの集合である変換デ
    ータに変換する画像処理方法において、 前記原データの連続する2画素のうち一つの画素データ
    をそのまま変換データの1画素分の画素データとして使
    用し、 前記原データの残りの画素データに基づいて、2画素分
    の補間画素データを新たに作成し、 前記の変換データとしてそのまま使用する画素データ
    と、前記2画素分の補間画素データとによって、変換デ
    ータ3画素分の画素データを作成し、 これを原データ全域に施すことによって変換データの全
    部を作成することを特徴とする画像処理方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2の画像処理方法において、 前記補間画素データの両隣に存在する原データをそのま
    ま使用した画素データの値を比較し、 該比較の結果、いずれか一方が大きい場合には、該大き
    い値を持つ画素側に、前記補間画素データのうち最も大
    きい値をもつ画素データが来るように、前記補間画素デ
    ータの位置を変更することを特徴とする画像処理方法。
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