JPH09213011A - 光記録方法 - Google Patents

光記録方法

Info

Publication number
JPH09213011A
JPH09213011A JP4033996A JP4033996A JPH09213011A JP H09213011 A JPH09213011 A JP H09213011A JP 4033996 A JP4033996 A JP 4033996A JP 4033996 A JP4033996 A JP 4033996A JP H09213011 A JPH09213011 A JP H09213011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dds
sector
recorded
area
track
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4033996A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3552223B2 (ja
Inventor
Katsuhiko Otomo
勝彦 大友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP04033996A priority Critical patent/JP3552223B2/ja
Publication of JPH09213011A publication Critical patent/JPH09213011A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3552223B2 publication Critical patent/JP3552223B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクシステムにおける実質的な繰り返
し記録回数を十分保証することができる光記録方法を提
供する。 【解決手段】 当初、DDS(データ構造管理表)はト
ラック“0”セクタ“0”を初めとする4箇所に同一内
容で記録されている。このDDSは2次欠陥管理表(S
DL)についての欠陥交替処理に伴って書き替えられ、
その書き替え回数が、DDS内の未使用領域に記録され
る。ドライブは、DDSの書き替えに先立って書き替え
回数を読み出し、所定の回数(例えば、1000回)を
超えるごとに、前の位置のDDSを書き替えると共に、
これと同じ内容のDDSをDMA1〜4のDDS多重書
用領域に順次書き加えていくという多重記録を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録情報に応じた光
照射によって光記録媒体に記録を行う光記録方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在実用に供されている光ディスクや光
磁気ディスク等の光記録媒体では、その殆どが10万回
ないし1000万回あるいはそれ以上(例えば10億
回)の繰り返し記録回数を保証しているが、近年の光磁
気ディスクのように高密度化が進むと、現在の記録膜の
構造では従来と同等の繰り返し回数を保証することが困
難となってきている。また、相変化型のディスクにおい
ては、繰り返し記録回数の改善がなされ、一部には10
万回以上の特性が得られているという報告もなされてい
るが、従来の光磁気ディスクほどのレベルは保証されて
いない。
【0003】ところで、コンピュータ用の記録媒体は十
分な繰り返し記録回数の保証が必要であるが、オーディ
オビデオ用の記録媒体等では、むしろ一部の領域のみが
集中的に書き替えられるという利用形態が一般的であ
る。例えば、編集用に使用したときには、メインの音声
データは殆ど書き替えずに編集時にサブデータを何度も
書き替えることが行われる。また、システムによって
は、最後にアクセスした日時をその都度更新するように
しているものもあり、特定領域(例えば、特定のセク
タ)の書き替えの回数は自ずと多くなる。この場合、頻
繁に書き替えの行われるセクタは、ファイル構造が記述
される部分、あるいはいわゆるDDS(Disk Definitio
n Structure)と呼ばれるディスク構造管理表が記録され
るセクタである。
【0004】従来より、このような高頻度のデータ書き
替えによって記録特性が劣化した場合には、データの読
み出しができなくなる場合があるので、そのような部分
(欠陥セクタ)については交替処理を行うことによって
代替セクタにデータを移し替えて、その媒体がアクセス
不能状態となるのを防止するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな交替処理は、ユーザ領域のみを対象として行われる
ものであり、上記のファイル構造が記述される部分につ
いては交替処理が行われるものの、DDSについては、
記録特性が劣化しても交替処理が行われず、最悪の場合
にはそのディスクの再生が不可能となる。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その課題は、光ディスクシステムにおける実質的
な繰り返し記録回数を十分保証することができる光記録
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光記録方法は、
記録情報に応じた光照射によって光記録媒体に記録を行
うと共に、この光記録媒体上の所定の領域に、光記録媒
体の欠陥箇所に関する管理情報を含むディスク構造管理
表を記録するようにした光記録方法であって、前記ディ
スク構造管理表を、所定回数の書き替えごとに、前記所
定の領域中の新たな領域に記録するようにしたものであ
る。特に、請求項2記載の光記録方法は、前記所定回数
の書き替えごとに前記ディスク構造管理表を前記所定の
領域中の新たな領域に記録するに際して、前の記録位置
のディスク構造管理表の内容をも書き替え、同一内容の
ディスク構造管理表が複数の異なる位置に存在するよう
にしたものである。
【0008】この光記録方法では、所定回数のディスク
構造管理表の書き替えごとに、光記録媒体上の所定領域
中の新たな領域にディスク構造管理表が記録される。特
に、請求項2記載の光記録方法では、前の位置のディス
ク構造管理表が書き替えられると共に、その同じ内容の
ディスク構造管理表が新たな領域に書き加えられる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の一実施の形態に係る光記録
方法が適用される光ディスクの記録フォーマットを表す
ものである。ここでは、JISで規定された「130m
m書換型光ディスクカートリッジ X 6271」に本
発明の記録方法を適用した場合について説明する。
【0011】このフォーマットでは、光ディスクは、内
側(最内側半径27mm)から外側(最外側半径61m
m)に向かってトラック番号が増加するように構成され
ると共に、鏡面仕上げされた鏡面領域と、PEP(Pre-E
ncoded Part)領域と、何も書かれていない遷移領域と、
2つのSFP(Standard Formated Part)領域と、2つの
製造者用領域と、ユーザゾーンと、リードアウト領域を
含んで構成されている。PEP領域は、その光ディスク
の素性(変調方式やトラック当たりのセクタ数等)が記
録された領域であり、SFP領域はPEP領域より詳し
いディスク情報(記録パワー等)が記録された領域であ
る。また、製造者用領域は、製造段階でテストパターン
を書き込んで読み出すことによりエラーレートをチェッ
クする等の品質管理に使用される領域である。ユーザゾ
ーンは、トラック番号“0”から“N”までの領域に配
置され、このうちの前後3トラックずつに配置された欠
陥管理領域(以下、DMA(Defect Management Area)と
いう。)と、これらによって挟まれたユーザエリアとを
含んでいる。
【0012】このようなフォーマットの光ディスクに対
し、ドライブ側は、まずPEP領域の情報とSFP領域
の情報とを読み出し、これらの情報に基づいて記録パワ
ー等の記録条件を設定して記録を行うようになってい
る。
【0013】1セクタ当たり1024バイトのフォーマ
ットの場合、1トラックは17セクタで構成され、1セ
クタ当たり512バイトのフォーマットの場合、1トラ
ックは31セクタで構成されるが、ここでは、一例とし
て1024バイト/セクタの場合について説明する。
【0014】図2は、図1におけるDMAの内部構成を
より詳細に表すものである。この図に示したように、ト
ラック“0”からトラック“2”までの3トラックに
は、共に25セクタの大きさをもった2つのDMA1,
DMA2が配置されている。このうち、DMA1は、ト
ラック“0”セクタ“0”〜トラック“1”セクタ
“7”に配置され、DMA2は、トラック“1”セクタ
“8”〜トラック“2”セクタ“15”に配置されてい
る。また、トラック“N−2”からトラック“N”まで
の3トラックには、共に25セクタの大きさをもった2
つのDMA3,DMA4が配置されている。このうち、
DMA3は、トラック“N−2”セクタ“0”〜トラッ
ク“N−1”セクタ“7”に配置され、DMA4は、ト
ラック“N−1”セクタ“8”〜トラック“N”セクタ
“15”に配置されている。DMA1〜4には、すべて
同一内容が記録されるようになっている。なお、トラッ
ク2セクタ“16”およびトラック“N”セクタ“1
6”は予備セクタであり、使用されない。
【0015】まず、DMA1について見ると、このDM
A1の先頭セクタ(トラック“0”セクタ“0”)に
は、ディスク構造管理表(以下、DDSという。)が配
置され、次のセクタ(トラック“0”セクタ“1”)に
は1次欠陥管理表(以下、PDL(Preliminary Defect
List) という。)が配置されている。次のセクタ(トラ
ック“0”セクタ“2”)から同トラックのセクタ“1
0”までの9セクタには、2次欠陥管理表(以下、SD
L(Secodary Defect List)という。)が配置されてい
る。さらに、これに続く14セクタの領域(トラック
“0”セクタ“11”からトラック“1”セクタ
“7”)は、DDS多重書用領域、すなわち、後述する
ようにトラック“0”セクタ“0”のDDSと同一内容
のDDSが位置的に多重化されて(異なる場所に繰り返
し)記録される領域として使用されるようになってい
る。なお、検証を伴わない初期化を行った場合(後
述)、PDLが存在しない場合には、DDSの次にはS
DLが配置されるようになっている。他のDMA2〜4
についても同様のセクタ割り当てとなっている。
【0016】なお、以上は1024バイト/セクタのフ
ォーマットの場合について説明したものであるが、51
2場合/セクタの場合には、DMAは、例えば図6に示
したような構成となる。すなわち、DDSおよびPDL
にはそれぞれ1セクタが割り当てられるが、SDLには
17セクタ、DDS多重書用領域には27セクタが割り
当てられる。
【0017】ここで、このような光ディスクの初期化お
よび欠陥管理方法を説明する。
【0018】光ディスクの各面は、ユーザが使用する前
に初期化しなければならない。初期化には、欠陥箇所
(データ読出不可のセクタ)の検証を伴う初期化と、欠
陥箇所の検証を伴わない初期化とがある。
【0019】欠陥箇所の検証を伴う初期化を行ったとき
は、発見された欠陥セクタはセクタスリップ方式(欠陥
セクタをそれに続く最初の正常セクタと交替する方式)
によって処理されると共に、欠陥セクタのアドレスがP
DL(図4で後述)に昇順に登録される。そして、検証
の結果、ユーザゾーン(トラック“3”〜“N−3”)
の正常なセクタは、同じサイズのg個のグループに分割
される。各グループはn個のデータセクタとm個の予備
セクタからなる。g、nおよびmは、次の(1),
(2)式を満たすようにユーザが定める値であり、後述
するように、DDSに登録される。 g≦2048 ……(1) g×(m+n)≦17×(N−5)−2048 ……(2) 但し、512バイト/セクタのフォーマットの場合は、
(2)式に代えて次の(3)式を用いる。 g×(m+n)≦31×(N−5)−2048 ……(3)
【0020】欠陥箇所の検証を伴わない初期化を行った
ときは、発見された欠陥セクタはセクタスリップ方式に
よって処理され欠陥セクタに続く最初の正常セクタと交
替されるが、上記の場合のようにPDLは作成されず、
上記の(1)および(2)式を満たすように定められた
g,m,nがDDSに登録される。
【0021】次に、この光ディスクに対する記録方法の
概略を説明する。
【0022】各セクタにデータを記録するときは、PD
Lに記録されているすべての欠陥セクタを飛び越し、そ
れに続く代替セクタに記録を行う。初期化後に判明した
欠陥セクタは、線形置換方式によって処理する。すなわ
ち、欠陥セクタを発見すると、そのグループ内で使用可
能な最初の予備セクタに記録し直す。もし、そのグルー
プ内に使用可能な予備セクタがない場合には、最も近い
グループ内の使用可能な予備セクタに書き直す。また、
代替セクタに欠陥があったときは、その次の使用可能な
予備セクタに書き直す。そして、欠陥セクタおよび代替
セクタのアドレスはSDLに登録される。なお、PDL
およびSDLに登録される欠陥セクタ数(すなわち、光
ディスク片面内で代替可能な欠陥セクタ数)は最大で2
048とされる。
【0023】なお、DMAのうちPDLおよびSDL
は、通常の交替処理によって代替セクタへの書き替えが
行われるが、DDSについては、このような交替処理は
行われず、代わりに、本発明の特徴である所定書替回数
ごとの多重記録(DDS多重書用領域への位置的多重書
き替え)が行われる。
【0024】図3はDDSのバイト構成を表すものであ
る。この図に示したように、DDSは22バイトからな
り、そのうち、バイト“0”および“1”にはこの表が
DDSであることを示すデータが書き込まれ、バイト
“3”にはPDLの存在の有無を示すデータが書き込ま
れるようになっている。バイト“4”〜“13”には上
記したグループの数g、グループ当たりのユーザデータ
セクタの数n、およびグループ当たりの1次予備セクタ
の数mが書き込まれる。さらに、バイト“14”〜“1
7”にはPDLの開始アドレス(トラック番号)が書き
込まれ、バイト“18”〜“21”にはSDLの開始ア
ドレス(トラック番号)が書き込まれるようになってい
る。
【0025】図4はPDLのバイト構成を表すものであ
る。この図に示したように、PDLのバイト“1”に
は、この表がPDLであることを示すデータが書き込ま
れ、バイト“2”〜“3”には、登録された欠陥セクタ
の数が書き込まれるようになっている。バイト“4”〜
“7”には、初期化において発見された最初の欠陥セク
タのアドレス(トラック番号)が記録されている。以下
同様にして、2番目以降の欠陥セクタのアドレスがそれ
ぞれ4バイトを使用して記録されるようになっている。
なお、通常、初期化により発見される欠陥セクタ数は1
00個以下であるので、1セクタあればPDLをすべて
記録することができる。
【0026】図5はSDLのバイト構成を表すものであ
る。この図に示したように、SDLのバイト“1”に
は、この表がSDLであることを示すデータが書き込ま
れ、バイト“4”〜“5”には、このSDLの長さ(バ
イト“6”以降のバイト数)が書き込まれるようになっ
ている。バイト“7”には、最初の欠陥セクタのアドレ
ス(セクタ番号)が記録され、バイト“8”〜“9”に
は、このSDLのサブリスト長(バイト“10”以降の
バイト数)が書き込まれるようになっている。バイト
“10”〜“13”には、初期化後において発見された
最初の欠陥セクタのアドレス(トラック番号)が記録さ
れている。以下同様にして、2番目以降の欠陥セクタの
アドレスがそれぞれ8バイトを使用して記録されるよう
になっている。なお、通常、初期化後に発見され登録で
きる欠陥セクタ数は最大1024個なので、9セクタあ
ればSDLをすべて記録することができる。
【0027】次に、以上のようなフォーマット構成の光
ディスクに対して本発明の記録方法を適用する場合の処
理手順を説明する。
【0028】当初、図2に示したように、DDSはトラ
ック“0”セクタ“0”、トラック“1”セクタ
“8”、トラック“N−2”セクタ“0”、トラック
“N−1”セクタ“8”の4箇所に同一内容で記録され
ている。このDDSは、図3に示したように、SDLの
開始トラック番号を含んでいる。このため、SDLが通
常の交替処理によって代替セクタに書き替えられると、
DDSの内容(バイト“18”〜“21”)も書き替え
られることとなる。
【0029】本実施の形態では、このようなDDSの書
き替え回数を、DDS内の未使用領域の2バイト(例え
ば、図3におけるバイト“22”および“23”)を使
用して記録しておく。そして、ドライブは、DDSを書
き替える前にこの書き替え回数データを読み出し、所定
の回数(例えば、1000回あるいは10000回)を
超えたときに、元の位置(トラック“0”セクタ
“0”)のDDSを書き替えると共に、これと同じ内容
のDDSをDMA1〜4のDDS多重書用領域(図2)
の最初のセクタ(“0”セクタ“11”)にも記録す
る。それ以降の書き替えに際しては、元の位置のセクタ
および追加された位置のセクタのDDSの双方が書き替
え対象となる。以下同様にして、所定の回数を超えるご
とに、元の位置のセクタおよび追加された位置のセクタ
のDDSが書き替えられると共に、DDS多重書用領域
の新たなセクタにDDSが書き加えられる。例えば10
00回ごとにこのような処理を行ったとすると、900
1回目には10箇所にDDSが記録されることとなる。
【0030】このような光ディスクからDDSの内容を
読み出す処理は、例えば次のようにして行う。まず、当
初の位置(トラック“0”セクタ“0”)のDDSにア
クセスし、これが読めればそのデータをDDSの内容と
して採用する。当初の位置から読み出しができないとき
は、DDS多重書用領域における最初のセクタのDDS
にアクセスする。これが読めないときは、その次のセク
タのDDSにアクセスする。以下同様の処理を行う。
【0031】従来の方法では、DDSは上記の4箇所に
多重的に記録されるものの、これらの4箇所のDDSは
並行して書き替えられるようになっていたので、信号品
質の劣化はほぼ同等に進行し、ある時点で4箇所が一斉
に読出不可状態となる可能性がある。
【0032】これに対し、本実施の形態では、4箇所の
DMAの各々において、DDSを時間的な差をもって
(所定回数の書き替えごとに)記録位置を増加させると
いう多重記録を行うようにしているため、同一内容のD
DSが記録された複数のセクタのうち最も新しいセクタ
においては、常に、最大でも上記所定回数(例えば10
00回)以下の書き替えしか行われないこととなり、信
号品質の劣化が少ない。このため、読み出し不可状態と
なる可能性を低減することができ、光ディスクの長寿命
化が可能となる。具体的には、図2の例ではDDS多重
書用領域のサイズは14セクタなので、所定回数ごとに
行う多重化(拡張)は少なく見積もっても10回可能で
あり、DDSの信頼性は記録膜の信頼性の10倍とな
る。
【0033】以上、実施の形態を挙げて本発明を説明し
たが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではな
く、その均等の範囲で種々変形可能である。例えば、上
記実施の形態のようにDDS多重書用領域内にDDSを
多重記録するのでなく、所定の書き替え回数ごとにDD
S多重書用領域内のDDSの記録場所を逐次新たなセク
タに移動すると共に、移動した後は、前のセクタへの重
書きをしないように構成してもよい。但し、上記実施の
形態のように、前のセクタにも重ね書きするようにした
方が、万一最新のセクタが読み出不可状態となった場合
でも、前の位置のセクタのDDSを読み出すことができ
る可能性があるため、信頼性を確保する上で有利であ
る。
【0034】また、本実施の形態では、JISで規定さ
れている「130mm書換型光ディスクカートリッジ
X 6271」を適用対象として説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、他の規格の光ディスク
にも適用可能である。さらに、本発明は光磁気記録媒体
のみならず、相変化型媒体、あるいはその他の光記録媒
体にも適用可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光記録方
法によれば、所定回数のディスク構造管理表の書き替え
ごとに、光記録媒体上の所定領域中の新たな領域にディ
スク構造管理表を記録するようにしたので、同一位置に
おいてディスク構造管理表が所定回数以上書き替えられ
ることが回避される。このため、従来より通常の欠陥交
替処理の対象とはなっていないディスク構造管理表であ
っても、記録膜のもつ書き替え性能(最大繰り返し記録
回数)を大幅に超える回数の書き替えが可能となり、光
ディスクの長寿命化およびデータ信頼性の向上が可能と
なる。
【0036】特に、請求項2記載の光記録方法によれ
ば、ディスク構造管理表を新たな領域に書き加えると共
に、前の位置のデータ構造管理表をも同じ内容に書き替
えておくようにしたので、万一、最新の領域に記録され
たデータ構造管理表が読出不可状態となったとしても、
前の位置のデータ構造管理表を読み出すことが可能であ
り、また、書き替えが進むにつれて多重化が進んで多数
の領域に同一内容のデータ構造管理表が存在するように
なるので、信頼性を確保する上でより有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る光記録方法が適用
される光ディスクの記録フォーマット例を表す説明図で
ある。
【図2】欠陥管理領域(DMA)の内部構成を表す説明
図である。
【図3】ディスク構造管理表(DDS)の構成を表す説
明図である。
【図4】1次欠陥管理表(PDL)の構成を表す説明図
である。
【図5】2次欠陥管理表(SDL)の構成を表す説明図
である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る光記録方法が適用
される光ディスクの他の記録フォーマット例を表す説明
図である。
【符号の説明】
DMA1〜DMA4…欠陥管理領域、11…DDS(デ
ィスク構造管理表)、12…PDL(1次欠陥管理
表)、13…SDL(2次欠陥管理表)、14…DDS
多重書用領域
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 27/00 D

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録情報に応じた光照射によって光記録
    媒体に記録を行うと共に、この光記録媒体上の所定の領
    域に、光記録媒体の欠陥箇所に関する管理情報を含むデ
    ィスク構造管理表を記録するようにした光記録方法であ
    って、 前記ディスク構造管理表を、所定回数の書き替えごと
    に、前記所定の領域中の新たな領域に記録するようにし
    たことを特徴とする光記録方法。
  2. 【請求項2】 前記所定回数の書き替えごとに前記ディ
    スク構造管理表を前記所定の領域中の新たな領域に記録
    するに際して、前の記録位置のディスク構造管理表の内
    容をも書き替え、同一内容のディスク構造管理表が複数
    の異なる位置に存在するという多重記録を行うようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の光記録方法。
JP04033996A 1996-02-05 1996-02-05 光記録方法 Expired - Fee Related JP3552223B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04033996A JP3552223B2 (ja) 1996-02-05 1996-02-05 光記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04033996A JP3552223B2 (ja) 1996-02-05 1996-02-05 光記録方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09213011A true JPH09213011A (ja) 1997-08-15
JP3552223B2 JP3552223B2 (ja) 2004-08-11

Family

ID=12577882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04033996A Expired - Fee Related JP3552223B2 (ja) 1996-02-05 1996-02-05 光記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3552223B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003105150A1 (ja) * 2002-06-11 2003-12-18 ソニー株式会社 ディスク記録媒体、記録方法、ディスクドライブ装置
EP1381047A1 (en) * 2002-07-02 2004-01-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Information recording medium, information recording apparatus and information recording method
EP1460633A2 (en) * 2003-03-20 2004-09-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Information storage medium with defect management area, information reproduction apparatus and method, and information recording method
US6892327B2 (en) 2000-04-08 2005-05-10 Samsung Electronics Co., Ltd Method of verifying defect management area information of optical disc upon initialization with certification and test apparatus for performing the same
EP1638098A2 (en) 2004-09-17 2006-03-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Information storage medium, information recording method and apparatus, and information reproducing method and apparatus
EP1675122A3 (en) * 2004-12-27 2006-10-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Information storage medium storing defect management information, method of replacing defect management information and apparatus for replacing defect management information.
KR100651960B1 (ko) * 1998-11-21 2007-07-09 엘지전자 주식회사 광 기록매체 및 광 기록매체의 스페어 영역 할당 제한 방법
JP2008021408A (ja) * 2004-03-19 2008-01-31 Lg Electron Inc 物理的アクセス制御(pac)クラスターが書込まれた記録媒体、並びに記録媒体の形成、記録媒体への記録、及び記録媒体からの再生方法及び装置
US7373075B1 (en) 1999-03-17 2008-05-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Recording method of stream data and data structure thereof
JP2008186581A (ja) * 2008-03-24 2008-08-14 Sony Corp 記録装置、記録方法、記録媒体および記録データ生成装置
JP2009272038A (ja) * 2009-08-19 2009-11-19 Sony Corp 記録方法、記録装置
US7680022B2 (en) 2004-03-19 2010-03-16 Lg Electronics, Inc. Recording medium with physical access control (PAC) cluster thereon and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
US7710853B2 (en) 2004-03-18 2010-05-04 Lg Electronics, Inc. Recording medium with segment information thereon and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
US7970988B2 (en) 2004-03-19 2011-06-28 Lg Electronics Inc. Recording medium with status information thereon which changes upon reformatting and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
US8094524B2 (en) 2004-03-18 2012-01-10 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for recording and/or reproducing data to/from recording medium
EP2267709A3 (en) * 1997-09-16 2012-05-23 Sony Corporation Recording apparatus, recording method, and disc-shaped record medium

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2267709A3 (en) * 1997-09-16 2012-05-23 Sony Corporation Recording apparatus, recording method, and disc-shaped record medium
KR100651960B1 (ko) * 1998-11-21 2007-07-09 엘지전자 주식회사 광 기록매체 및 광 기록매체의 스페어 영역 할당 제한 방법
US7373075B1 (en) 1999-03-17 2008-05-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Recording method of stream data and data structure thereof
US6892327B2 (en) 2000-04-08 2005-05-10 Samsung Electronics Co., Ltd Method of verifying defect management area information of optical disc upon initialization with certification and test apparatus for performing the same
US7313062B2 (en) 2002-06-11 2007-12-25 Sony Corporation Disc recording medium, recording method, disc drive device
WO2003105150A1 (ja) * 2002-06-11 2003-12-18 ソニー株式会社 ディスク記録媒体、記録方法、ディスクドライブ装置
EP1381047A1 (en) * 2002-07-02 2004-01-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Information recording medium, information recording apparatus and information recording method
EP1460633A2 (en) * 2003-03-20 2004-09-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Information storage medium with defect management area, information reproduction apparatus and method, and information recording method
US7386770B2 (en) 2003-03-20 2008-06-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Information reproduction apparatus for reproducing defect management information from defect management area sets, and an information recording apparatus for replacing defect management information
EP1460633A3 (en) * 2003-03-20 2008-08-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Information storage medium with defect management area, information reproduction apparatus and method, and information recording method
US8125879B2 (en) 2004-03-18 2012-02-28 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for recording and/or reproducing data to/from recording medium
US8094524B2 (en) 2004-03-18 2012-01-10 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for recording and/or reproducing data to/from recording medium
US7710853B2 (en) 2004-03-18 2010-05-04 Lg Electronics, Inc. Recording medium with segment information thereon and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
US7852741B2 (en) 2004-03-18 2010-12-14 Lg Electronics Inc. Recording medium with segment information thereon and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
US7787354B2 (en) 2004-03-18 2010-08-31 Lg Electronics Inc. Recording medium with segment information thereon and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
US7760613B2 (en) 2004-03-19 2010-07-20 Lg Electronics, Inc. Recording medium with physical access control (PAC) cluster thereon and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
US7701809B2 (en) 2004-03-19 2010-04-20 Lg Electronics, Inc. Computer-readable recording medium with physical access control (PAC) information thereon and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the computer-readable recording medium
US7680022B2 (en) 2004-03-19 2010-03-16 Lg Electronics, Inc. Recording medium with physical access control (PAC) cluster thereon and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
US7782742B2 (en) 2004-03-19 2010-08-24 Lg Electronics, Inc. Recording medium with physical access control (PAC) information thereon and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
US7970988B2 (en) 2004-03-19 2011-06-28 Lg Electronics Inc. Recording medium with status information thereon which changes upon reformatting and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
US7975098B2 (en) 2004-03-19 2011-07-05 Lg Electronics Inc. Recording medium with status information thereon which changes upon reformatting and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
JP2008021408A (ja) * 2004-03-19 2008-01-31 Lg Electron Inc 物理的アクセス制御(pac)クラスターが書込まれた記録媒体、並びに記録媒体の形成、記録媒体への記録、及び記録媒体からの再生方法及び装置
EP1638098A3 (en) * 2004-09-17 2008-09-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Information storage medium, information recording method and apparatus, and information reproducing method and apparatus
EP1638098A2 (en) 2004-09-17 2006-03-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Information storage medium, information recording method and apparatus, and information reproducing method and apparatus
EP1675122A3 (en) * 2004-12-27 2006-10-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Information storage medium storing defect management information, method of replacing defect management information and apparatus for replacing defect management information.
JP2008186581A (ja) * 2008-03-24 2008-08-14 Sony Corp 記録装置、記録方法、記録媒体および記録データ生成装置
JP2009272038A (ja) * 2009-08-19 2009-11-19 Sony Corp 記録方法、記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3552223B2 (ja) 2004-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2351502C (en) Method of immediate writing or reading files on a disc like recording medium
JP2915307B2 (ja) 光ディスクの情報記録制御方法
JP3662487B2 (ja) ゾーン別開始位置情報を用いたデータ管理方法
US7990825B2 (en) Drive device
EP1027705B1 (en) Method for real time recording / playback of data to/from an optical recording medium and method for managing files thereof
US7333407B2 (en) Defect area management system and method for optical storage medium
JP3552223B2 (ja) 光記録方法
JP4611376B2 (ja) 物理的アクセス制御を備えた記録媒体、記録媒体を形成、記録および再生する装置並びに方法
JP3135531B2 (ja) 欠陥管理のための付加情報を保存する記録媒体及び欠陥管理方法
JP4638906B2 (ja) 記録媒体及び記録媒体へデータを記録再生するための方法及び装置
JP2006518533A (ja) 臨時欠陥管理領域を利用した欠陥管理方法、その装置及びそのディスク
US7986599B2 (en) Drive device
JP4563999B2 (ja) データの記録再生装置及び追記型の情報記録媒体
US6845072B1 (en) DVD defect management scheme that is transparent to DVD video players
JP3677995B2 (ja) Av用光ディスク、その記録方法および再生方法
JP4709297B2 (ja) 臨時欠陥リストの記録方法及び読取方法
KR20050045517A (ko) 광 기록 정보 저장 매체, 기록/재생 방법, 기록/재생 장치
KR101301649B1 (ko) 기록/재생 방법, 기록/재생 장치 및 정보 저장 매체
KR101306265B1 (ko) 정보 저장 매체, 기록/재생 장치 및 기록/재생 방법
JP4196512B2 (ja) Avデータの記録再生に適した記録方法と再生方法及び、その記録ドライブと再生ドライブ及び、情報記録システムと情報再生システム及び、情報記録媒体
JPS63181168A (ja) 光デイスク装置における代替処理方式
KR20060023439A (ko) 광 디스크를 위한 결함 관리 방법, 그 데이터 기록및/또는 재생 장치 및 그 광 디스크
KR20080062287A (ko) 기록 매체와 기록 재생 방법 및 그 장치, 그리고 결함 관리방법
KR20050075125A (ko) 광 기록 정보 저장 매체, 기록/재생 장치, 기록/재생 방법및 그 방법을 수행하는 프로그램이 기록된 컴퓨터판독가능한 기록매체
JP2000100079A (ja) 情報記録媒体の交替処理方法および情報処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040206

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20040319

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040425

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees