JPH09211975A - 現像装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

現像装置及びプロセスカートリッジ

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JPH09211975A
JPH09211975A JP8042231A JP4223196A JPH09211975A JP H09211975 A JPH09211975 A JP H09211975A JP 8042231 A JP8042231 A JP 8042231A JP 4223196 A JP4223196 A JP 4223196A JP H09211975 A JPH09211975 A JP H09211975A
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JP
Japan
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developer
groove
image
developing sleeve
holding member
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Application number
JP8042231A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sato
浩 佐藤
Takeshi Konishi
岳 小西
Yusuke Nakazono
祐輔 中園
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、現像剤担持体と像担持体と
の間隙を一定に保持し、上記のホワイトバンディングを
防止することのできる現像装置及びプロセスカートリッ
ジを提供することにある。 【解決手段】 現像スリーブ3aの摺擦部3a−2にS
Dコロ3cを取り付ける際、例えば現像スリーブ3aの
取り付け部側に溝3a−3,3a−4を設ける。これに
より、画像部3a−1からの飛散トナーが摺擦部3a−
2に侵入しても、トナーは螺旋状の溝凸部によって押し
出され、溝凹部に滞留する。一方、感光ドラム1と現像
スリーブ3aの間隔は溝凸部によって保証されているの
でその間隔を一定に保つことができる。その結果、ホワ
イトバンディングの発生を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば電子写真複写
機、電子写真プリンター等の画像形成装置に用いられる
現像装置及びプロセスカートリッジに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置においては、図7に
示すように、像担持体たる感光ドラム1と、現像剤担持
体たる現像スリーブ3aとの間隙は、間隙保持部材たる
SDコロ3cにより保持されている。つまり、現像スリ
ーブ3aは圧接バネ(図示せず)によりSDコロ3cを
介して感光ドラム1に圧接され、この機構により現像ス
リーブ3aと感光体ドラム1はSDコロ3cの肉厚によ
って一定の間隔を保つことができ、簡易な構成で現像ス
リーブ3と感光ドラム1の間で行われる現像プロセスを
良好なものとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のような構成を用いると、現像スリーブ3aとSD
コロ3cとの嵌合部に現像スリーブ3a上のトナーが侵
入することがあった。
【0004】その結果、現像スリーブ3aと感光ドラム
1間の間隙を一定の保つことができなくなり、画像上に
白スジ(以下、ホワイトバンディングと略する)として
現れることがあった。
【0005】特に、近年では、レーザービームプリンタ
ーの市場では小型化の要求に応えるため、現像スリーブ
3aの長さを短くするようになった結果、現像スリーブ
3a上の画像域部とSDコロ3cとの間の距離は短くな
り、飛散トナーの侵入によりホワイトバンディングが顕
著に現れることがあった。
【0006】そこで、本発明の目的は、現像剤担持体と
像担持体との間隙を一定に保持し、上記のホワイトバン
ディングを防止することのできる現像装置及びプロセス
カートリッジを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
によれば、上記目的は、感光層を有する像担持体に対向
するように配設され、現像剤を搬送する現像剤担持体
と、該現像剤担持体と上記像担持体との間隙を保持する
べく該現像剤担持体の長手方向両端部に嵌合された間隙
保持部材とを備えた現像装置において、上記現像剤担持
体と上記間隙保持部材との嵌合部には、上記現像剤担持
体の外周面あるいは上記間隙保持部材の内周面のいずれ
か一方に所定の間隔で溝が設けられていることにより達
成される。
【0008】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記目的は、上記第1の発明において、現像剤担持体と
間隙保持部材の当接部における溝は螺旋形状に形成され
ていることにより達成される。
【0009】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、上記目的は、上記第2の発明において、溝の螺旋方
向は現像剤搬送方向に対し逆向きであることにより達成
される。
【0010】また、本出願に係る第4の発明によれば、
上記目的は、感光層を有する像担持体に対向するように
配設され、現像剤を搬送する現像剤担持体と、該現像剤
担持体と上記像担持体との間隙を保持するべく該現像剤
担持体の長手方向両端部に嵌合された間隙保持部材とを
備えたプロセスカートリッジにおいて、上記現像剤担持
体と上記間隙保持部材との嵌合部には、上記現像剤担持
体の外周面あるいは上記間隙保持部材の内周面のいずれ
か一方に所定の間隔で溝が設けられていることにより達
成される。
【0011】さらに、本出願に係る第5の発明によれ
ば、上記目的は、上記第4の発明において、現像剤担持
体と間隙保持部材の当接部における溝は螺旋形状に形成
されていることにより達成される。
【0012】また、本出願に係る第6の発明によれば、
上記目的は、上記第5の発明において、溝の螺旋方向は
現像剤搬送方向に対し逆向きであることにより達成され
る。
【0013】つまり、本出願に係る第1の発明において
は、現像剤担持体と間隙保持部材の嵌合部に、現像剤担
持体の外周面または間隙保持部材の内周面のいずれか一
方に所定の間隔で溝が設けられているので、飛散現像剤
が現像剤担持体と間隙保持部材の嵌合面に侵入した場
合、その現像剤は溝凸部によって押し出され、溝凹部に
滞留する。また、像担持体と現像剤担持体の間隙は溝凸
部によって保証されているので、その間隙を一定に保
つ。その結果、ホワイトバンディングの発生が防止され
る。
【0014】また、本出願に係る第2の発明において
は、上記第1の発明の現像剤担持体と間隙保持部材の嵌
合部における溝を螺旋状とすることにより、溝凹部に滞
留した現像剤を現像剤搬送方向と垂直な方向に送り出す
ため、付着現像剤を一箇所に集中させず、より均一化す
る。その結果、より一層確実にホワイトバンディングの
発生を防ぐ。
【0015】さらに、本出願に係る第3の発明において
は、上記第2の発明の上記溝の螺旋方向を現像剤搬送方
向に対し逆向きにする。それにより溝凹部に滞留した現
像剤を非画像部の方向に送り出すので、付着現像剤を一
箇所に集中させず、より均一化する。その結果、より一
層確実にホワイトバンディングの発生を防ぐと同時に、
付着現像剤が画像部に影響することを防ぐ。
【0016】また、本出願に係る第4の発明において
は、プロセスカートリッジの現像剤担持体と間隙保持部
材の嵌合部に、現像剤担持体の外周面または間隙保持部
材の内周面のいずれか一方に所定の間隔で溝が設けられ
ているので、飛散現像剤が現像剤担持体と間隙保持部材
の嵌合面に侵入した場合、その現像剤は溝凸部によって
押し出され、溝凹部に滞留する。また、像担持体と現像
剤担持体の間隙は溝凸部によって保証されているので、
その間隙を一定に保つ。その結果、ホワイトバンディン
グの発生が防止される。
【0017】さらに、本出願に係る第5の発明において
は、上記第4の発明のプロセスカートリッジの現像剤担
持体と間隙保持部材の嵌合部における溝を螺旋状とする
ことにより、溝凹部に滞留した現像剤を現像剤搬送方向
と垂直な方向に送り出すため、付着現像剤をより均一化
する。その結果、より効果的にホワイトバンディングの
発生を防ぐ。
【0018】また、本出願に係る第6の発明において
は、上記第5の発明のプロセスカートリッジの上記溝の
螺旋方向を現像剤搬送方向に対し逆向きにする。それに
より溝凹部に滞留した現像剤を非画像部の方向に送り出
すので、付着現像剤をより均一化する。その結果、より
効果的にホワイトバンディングの発生を防ぐと同時に、
付着現像剤が画像部に影響することを防ぐ。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0020】(第1の実施形態)まず、本発明の第1の
実施形態を図1ないし図4に基づいて説明する。図1は
本発明の第1の実施形態におけるプリンタ等の電子写真
方式を採用する画像形成装置におけるプロセスカートリ
ッジ近傍を模式的に示す断面説明図である。
【0021】図1において、1は像担持体としての例え
ば回転ドラム型の電子写真感光体である。この感光ドラ
ム1は矢印aの方向に所定の周速度(プロセススピー
ド)をもって回転駆動する。また、2は該感光ドラム1
の表面を所定の極性、電位に均一に帯電処理するため
に、バネ13により付勢されて上記感光ドラム1の表面
に当接する接触帯電手段としての帯電ローラーであり、
上記感光ドラム1の回転に応じて従動回転する。この帯
電ローラー2には画像形成装置本体側の電源装置から導
電性の軸を介して所定の電圧が印加されており、これに
より上記感光ドラム1の表面を均一に帯電処理する。従
って、このように帯電した感光ドラム1の表面に図中8
a、8bの露光手段により目的の画像情報に応じた画像
露光L1(レーザービーム走査露光等)が行われること
により、感光ドラム1の表面に目的の画像情報に応じた
静電潜像が形成され、この静電潜像が現像装置3によっ
てトナー像として顕像化される。
【0022】本実施形態では現像剤担持体としての現像
スリーブ3aと感光ドラム1間の距離は間隙保持部材と
してのSDコロ3cによって一定に保持されており、ま
た、現像スリーブ3aに交流電圧と直流電圧を重畳した
振動電圧を印加する、いわゆるジャンピング現像を行っ
ている。さらに、現像装置3は矢印b方向に回転してト
ナーを搬送する現像スリーブ3aと、上記現像スリーブ
3a上のトナーコート厚を規制するための現像ブレード
3bを有している。
【0023】次に、上記感光ドラム1の表面の担持トナ
ー像は、画像形成装置本体に設けられている転写ローラ
ー4の位置において、感光ドラム1と転写ローラー4と
の間に搬送手段(図示せず)から感光ドラム1の回転と
同期をとって給送された記録媒体Pの面に順次転写され
る。そして、上記トナー像の転写を受けた記録媒体P
は、感光ドラム1の表面から分離されて画像形成装置本
体に設けられている定着手段9へ搬送されてトナー像の
定着を受ける。
【0024】なお、記録媒体Pに対するトナー像の転写
後においては、感光ドラム1の表面はクリーニング装置
5の弾性クリーニングブレード5aによって転写残りト
ナー等の付着物が掻き落とされ繰り返し作像に供され
る。なお、5bは掻き落とされたトナー等を捕集するた
めのスクイシートである。
【0025】また、本実施形態に係る画像形成装置は、
感光ドラム1、帯電ローラー2、現像装置3、クリーニ
ング装置5の4つのプロセス機器について、それらを互
いに所定の位置関係をもって共通のハウジング内に組み
込んで画像形成装置本体に対して一括して着脱自在のプ
ロセスカートリッジ7として構成している。このプロセ
スカートリッジ7を画像形成装置本体内に装着すること
により、画像形成装置本体とプロセスカートリッジ7側
とが機械的電気的に相互カップリングして画像形成装置
として作動可能状態となる。
【0026】次に、図2に基づき、本実施形態における
現像スリーブ3aと感光ドラム1、及びSDコロ3cに
ついて詳しく説明する。現像スリーブ3aはトナーがコ
ートされている画像部3a−1と、SDコロとの摺擦部
3a−2とに区別されるが、摺擦部3a−2はSDコロ
3cによってキャップされた状態になっており、感光ド
ラム1と現像スリーブ3aとの距離はSDコロ当接部3
c−1の肉厚によって適正に保たれている。
【0027】ここで、摺擦部3a−2において現像スリ
ーブ3aとSDコロ3cとの間に全く隙間がない状態で
あれば、画像部3a−1からの飛散トナーは摺擦部3a
−2に侵入することはない。
【0028】しかし、そのためには、現像スリーブ3a
の外径と、SDコロ3cの内径を略同じ大きさにする必
要があり、組立作業が著しく低下し、生産上問題とな
る。
【0029】従って、実際には摺擦部3a−2において
現像スリーブ3aとSDコロ3cとの間には隙間が生じ
る。その結果、画像部3a−1からの飛散トナーが摺擦
部3a−2に侵入し、SDコロ3cの当接部3c−1の
内面に付着すると、感光ドラム1と現像スリーブ3aと
の距離が適正に保つことができなくなり、ホワイトバン
ディングとなって画像に現れることがあった。
【0030】しかしながら、本実施形態によれば、現像
スリーブ3aの両端には螺旋状の溝3a−3,3a−4
が設けられている。これにより、画像部3a−1からの
飛散トナーが摺擦部3a−2に侵入すると、トナーは螺
旋状の溝凸部によって押し出され、溝凹部に滞留する。
一方、像担持体と現像剤担持体の間隔は溝凸部によって
保証されているのでその間隔を一定に保つことができ
る。その結果、ホワイトバンディングの発生を防ぐこと
ができる。
【0031】また、螺旋状の溝3a−3,3a−4は互
いに逆の方向にネジを切るように作られているが、これ
は現像スリーブ3aのトナー搬送方向に対し逆になるよ
うにした結果である。図3はその螺旋方向を模式的に表
した図である。そうすることによって、溝凸部によって
押し出され、溝凹部に滞留したトナーはSDコロとの当
接部において、非画像部即ち現像スリーブ3aの両端部
方向へ押し込まれるようになる。
【0032】さらに図4に示すように、現像スリーブ3
aの先端を削り込み、SDコロとの当接部に空間3a−
5を設けることもできる。このようにすると、現像スリ
ーブ3aの端部方向へ押し込まれたトナーが現像スリー
ブ3aの先端部の空間3a−5で滞留する余裕ができ、
飛散トナーが顕著に侵入した場合においても、像担持体
と現像剤担持体の間隔を一定に保つことができ、ホワイ
トバンディングの発生を防ぐことができる。
【0033】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を図5及び図6に基づいて説明する。なお、第
1の実施形態との共通箇所には同一符号を付して説明を
省略する。
【0034】図5は本実施形態における現像スリーブ3
aと、感光ドラム1、及びSDコロ3cの位置関係を模
式的に表している。本実施形態における画像形成装置全
体の構成、作用等は第1の実施形態と同様である。
【0035】第1の実施形態において、現像スリーブ3
aにおける画像部3a−1からの飛散トナーは現像スリ
ーブ3aとSDコロ3cとの間に侵入しても現像スリー
ブ上に設けられている螺旋状の溝凸部によって押し出さ
れ、溝凹部に滞留した。
【0036】しかし、本実施形態では現像スリーブ3a
上に設けられていた螺旋状の溝をSDコロ3cに設けて
第1の実施形態と同等の効果を実現したものである。図
5において画像部3a−1からの飛散トナーが摺擦部3
a−2に侵入すると、SDコロ3c上に形成された螺旋
状の溝凸部によって押し出され、溝凹部に滞留する。感
光ドラム1と現像スリーブ3aの間隔はSDコロ3c上
の溝凸部によって保証されているので、その間隔を一定
に保つことができ、第1の実施形態と同様にホワイトバ
ンディングの発生を防ぐことができる。
【0037】本実施形態ではSDコロに螺旋状の溝を設
けることを特徴としているが、プラスチック樹脂で作ら
れることが多いSDコロに螺旋状の溝を設けることは製
造上困難である。それ故、螺旋形状ではなく、円筒形の
現像スリーブの母線方向に平行かつ等間隔の溝を設ける
ことが考えられる。図6はこのようなSDコロ3cを現
像スリーブ3aの母線方向から見た図である。この場
合、等間隔でないと押圧されたSDコロ3cが不均一に
変形し現像スリーブ3aと感光ドラム1との間隔が一定
に保持されないので好ましくない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る第1
の発明によれば、現像剤担持体と間隙保持部材の嵌合部
に、現像剤担持体の外周面と間隙保持部材の内周面のい
ずれか一方に所定の間隔で溝が設けられているので、飛
散現像剤が現像剤担持体と間隙保持部材の嵌合面に侵入
した場合でも、現像剤を溝凸部によって押して溝凹部に
滞留させることができ、また、像担持体と現像剤担持体
の間隙は溝凸部によって保証されているので、その間隙
を一定に保つことができ、ホワイトバンディングの発生
を防止することができる。また、現像剤担持体もしくは
間隙保持部材のいずれか一方に直接溝を設け、別部材を
用いないので、簡易な構成が可能となり、製造上のコス
トアップを最小限に留めることができる。
【0039】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記第1の発明の現像剤担持体と間隙保持部材の嵌合部
における溝を螺旋状とすることにより、溝凹部に滞留し
た現像剤を現像剤搬送方向と垂直な方向に送り出すた
め、付着現像剤をより均一化することができ、その結
果、より効果的にホワイトバンディングの発生を防ぐこ
とができる。
【0040】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、上記第2の発明の上記溝の螺旋方向を現像剤搬送方
向に対し逆向きにする。それにより溝凹部に滞留した現
像剤を非画像部の方向に送り出すので、付着現像剤をよ
り均一化することができる、その結果、より効果的にホ
ワイトバンディングの発生を防ぐと同時に、付着現像剤
が画像部に影響することを防ぐことができる。
【0041】また、本出願に係る第4の発明によれば、
プロセスカートリッジの現像剤担持体と間隙保持部材の
嵌合部に、現像剤担持体の外周面と間隙保持部材の内周
面のいずれか一方に所定の間隔で溝が設けられているの
で、飛散現像剤が現像剤担持体と間隙保持部材の嵌合面
に侵入した場合でも、現像剤を溝凸部によって押し出
し、溝凹部に滞留させることができ、また、像担持体と
現像剤担持体の間隙は溝凸部によって保証されているの
で、その間隙を一定に保つことができる。その結果、ホ
ワイトバンディングの発生を防止することができる。ま
た、現像剤担持体もしくは間隙保持部材のいずれか一方
に直接溝を設け、別部材を用いないので、簡易な構成が
可能となり、製造上のコストアップを最小限に留めるこ
とができる。
【0042】さらに、本出願に係る第5の発明によれ
ば、上記第4の発明のプロセスカートリッジの現像剤担
持体と間隙保持部材の嵌合部における溝を螺旋状とする
ことにより、溝凹部に滞留した現像剤を現像剤搬送方向
と垂直な方向に送り出すため、付着現像剤をより均一化
することができ、その結果、より効果的にホワイトバン
ディングの発生を防ぐことができる。
【0043】また、本出願に係る第6の発明によれば、
上記第5の発明のプロセスカートリッジの上記溝の螺旋
方向を現像剤搬送方向に対し逆向きにして、それにより
溝凹部に滞留した現像剤を非画像部の方向に送り出すの
で、付着現像剤をより均一化することができ、その結
果、より効果的にホワイトバンディングの発生を防ぐと
同時に、付着現像剤が画像部に影響することを防ぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるプロセスカー
トリッジの概略断面図である。
【図2】図1のプロセスカートリッジにおける感光ドラ
ムと現像スリーブを示す図である。
【図3】図1の現像スリーブに設けた溝の方向を説明す
るための図である。
【図4】図1の現像スリーブ先端部に空間を設けた例を
示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態における感光ドラムと
現像スリーブを示す図である。
【図6】図5の現像スリーブに取り付けたSDコロを示
す図である。
【図7】従来の感光ドラムと現像スリーブを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 感体ドラム(像担持体) 3 現像装置 3a 現像スリーブ(現像剤担持体) 3a−3,3a−4 溝 3c SDコロ(間隙保持部材) 7 プロセスカートリッジ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光層を有する像担持体に対向するよう
    に配設され、現像剤を搬送する現像剤担持体と、該現像
    剤担持体と上記像担持体との間隙を保持するべく該現像
    剤担持体の長手方向両端部に嵌合された間隙保持部材と
    を備えた現像装置において、上記現像剤担持体と上記間
    隙保持部材との嵌合部には、上記現像剤担持体の外周面
    あるいは上記間隙保持部材の内周面のいずれか一方に所
    定の間隔で溝が設けられていることを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】 現像剤担持体と間隙保持部材の当接部に
    おける溝は螺旋形状に形成されていることとする請求項
    1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 溝の螺旋方向は現像剤搬送方向に対し逆
    向きであることとする請求項2に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 感光層を有する像担持体に対向するよう
    に配設され、現像剤を搬送する現像剤担持体と、該現像
    剤担持体と上記像担持体との間隙を保持するべく該現像
    剤担持体の長手方向両端部に嵌合された間隙保持部材と
    を備えたプロセスカートリッジにおいて、上記現像剤担
    持体と上記間隙保持部材との嵌合部には、上記現像剤担
    持体の外周面あるいは上記間隙保持部材の内周面のいず
    れか一方に所定の間隔で溝が設けられていることを特徴
    とするプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 現像剤担持体と間隙保持部材の当接部に
    おける溝は螺旋形状に形成されていることとする請求項
    4に記載のプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 溝の螺旋方向は現像剤搬送方向に対し逆
    向きであることとする請求項5に記載のプロセスカート
    リッジ。
JP8042231A 1996-02-06 1996-02-06 現像装置及びプロセスカートリッジ Pending JPH09211975A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8185017B2 (en) 2008-11-04 2012-05-22 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and process cartridge
JP2015018136A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 キヤノン株式会社 間隔保証部材、現像装置およびプロセスカートリッジ
JP2015018135A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 キヤノン株式会社 間隔保証部材、現像装置、プロセスカートリッジ

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JP2015018135A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 キヤノン株式会社 間隔保証部材、現像装置、プロセスカートリッジ

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