JPH09209680A - 掘削機における掘削ロッドの自動連結装置 - Google Patents
掘削機における掘削ロッドの自動連結装置Info
- Publication number
- JPH09209680A JPH09209680A JP1765996A JP1765996A JPH09209680A JP H09209680 A JPH09209680 A JP H09209680A JP 1765996 A JP1765996 A JP 1765996A JP 1765996 A JP1765996 A JP 1765996A JP H09209680 A JPH09209680 A JP H09209680A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring member
- lock piece
- female joint
- joint
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
された駆動部4の出力軸7に、掘削ロッド9の雄継手1
0に嵌合して掘削ロッドを連結する雌継手8を有する掘
削機において、前記雌継手8の内壁部に設けられ、前記
雄継手10にその軸線に対し直交する方向に形成されて
いるピン嵌合溝10aに嵌脱自在なロックピース26
と、前記駆動部側に垂設された左右一対の油圧シリンダ
13,13のピストンロッドに連結され、前記雌継手8
を回転的に囲繞する昇降リング部材16と、この昇降リ
ング部材16に設けられ、当該リング部材の上下動に連
繋して水平面内で回動する回動リング20と、この回動
リング20の回動に連繋して前記ロックピース26を進
退移動させるカム機構とを具備する。
Description
リーダマストに昇降自在に支持される駆動部の出力軸に
設けられる雌継手と掘削ロッドに設けられる雄継手とを
自動的に連結するための掘削ロッドの自動連結装置に関
する。
動部の出力軸に掘削ロッドを自動的に連結して地盤を掘
削するようになされたもの(例えば実開平7−2509
0号公報)がある。
れたシリンダのピストンロッドの伸縮動によりリング部
材を昇降させ、このリング部材の内周部に設けられたカ
ム機構によりロックピースのレバーの一端を押圧または
開放することによりロックピースを半径方向に進退さ
せ、これによりロックピースを雌継手から雄継手に係合
または離脱させるようになされている。
術では、シリンダにより昇降するリング部材の内周部に
直接カム機構を設け、かつこのカム機構でロックピース
のレバーを揺動させてロックピースを半径方向に所定の
ストロークにわたって進退させるので、上記カム機構を
含む関連構成が大きくなり、特に半径方向に大きいスペ
ースを要するため連結装置全体の外径が大きくなって大
型化することが避けられないという問題点がある。
化、特に半径方向のスペースをとらず、コンパクトな形
態とすることができる掘削機の自動連結装置を提供する
ことを課題としてなされたもので、その課題の解決手段
として本発明では、リーダマストにそって昇降自在に支
持された駆動部の出力軸に、掘削ロッドの雄継手に嵌合
して掘削ロッドを連結する雌継手を有する掘削機におい
て、前記雌継手の内壁部に設けられ、前記雄継手にその
軸線に対し直交する方向に形成されているピン嵌合溝に
嵌脱自在なロックピースと、前記駆動部側に垂設された
左右一対の油圧シリンダのピストンロッドに連結され、
前記雌継手を回転的に囲繞する昇降リング部材と、この
昇降リング部材に設けられ、当該リング部材の上下動に
連繋して水平面内で回動する回動リングと、この回動リ
ングの回動に連繋して前記ロックピースを進退移動させ
るカム機構とを具備せしめたことにある。
と、昇降リング部材が下降し、その下降に伴って回動リ
ングが水平面内で回転し、この回動リングの回転により
そのカム機構によりロックピースが軸心側へ移動して雄
継手のピン嵌合溝に嵌合し、連結状態となる。連結の解
除時には油圧シリンダを短縮作動することにより上記連
結時とは逆の動きでロックピースが雄継手のピン嵌合溝
から脱出し、連結状態が解かれる。
リングの回転に変換し、その回転を利用してロックピー
スを進退させるので、半径方向にスペースが不要とな
り、連結部の外径を最小限に抑えることが可能となる。
形態を参照して説明する。
例の側面を示すように、ベースマシン1に立設されるリ
ーダマスト2のガイドレール3にそって昇降自在な駆動
部4を有し、この駆動部4はリーダマスト2の上端のト
ップシーブ5を経由するワイヤ6により吊持され、この
ワイヤ6はベースマシン1に搭載の図示しないウインチ
により巻上げ巻下げされるようになっている。
は図2に示すように雌継手8が設けられている。この雌
継手8は全体として略円筒形を有し、下部には掘削ロッ
ド9の上端の多角形断面(通常正六角形断面)を有する
雄継手10に外嵌し得るこれと相似の多角形断面の内壁
11を有している。
示すように駆動部4(非回転部)に基部がピン12によ
り支持された左右一対の油圧シリンダ13,13のピス
トンロッド13a,13aにピン14,14により取付
けられているリング部材15(非回転)が外嵌され、こ
のリング部材15の内周には昇降リング部材16がベア
リング17を介して回転自在に接続されており、この昇
降リング部材16の内周の上下部には上部ボス18,1
8および下部ボス19,19が左右一対ずつ設けられて
いる。
0が外嵌され、この回転リング20はその上端内周のフ
ランジ21が雌継手8の外周の周溝22に嵌合されて上
下のブッシュ23,23を介して回転自在に支承されて
いる。
は、図2に示すように雌継手8の外周に上下方向に形成
された上下案内溝24,24に摺動自在に嵌合され、下
部ボス19,19は、前記回転リング20の外周に所要
角度傾斜して形成された傾斜案内溝25,25に摺動自
在に嵌合されている。そして昇降リング部材16の最上
昇時には上部ボス18,18および下部ボス19,19
とも各案内溝24,24,25,25の上端に位置され
るようになっている(図2の状態)。
雄継手10が嵌合した際にその雄継手10の相対応する
二面に軸線に直交する方向に形成されているピン嵌合溝
10a,10aと対応する位置にロックピース26,2
6が半径方向に移動可能に設けられている。
に平面視が略半月状を有するもので、その弦に相当する
平坦な内面には前記雄継手10のピン嵌合溝10aに嵌
る突条27が形成され、弧に相当する外面にはスライド
部28が設けられており、前記雌継手8の内外面に貫通
して形成された窓孔29内に位置されている。
なし、回転リング20に水平方向に形成された切線方向
の水平案内溝30にスライド部28の上下端が嵌合さ
れ、回転リング20の回転に応じその水平案内溝30の
相対向する案内面30a,30aにより前記スライド部
28を押し引きして前記突条27を雌継手8の内壁11
内の退没位置と雄継手10のピン嵌合溝10aへの嵌合
位置とにわたり進退移動させるカム機構を形成してい
る。
面視の一端が雌継手8側にピン31により枢支され、こ
のピン31を支点としてロックピース26が水平面内で
回動して図6(A)〜(B)のように進退移動されるよ
うになされており、図7の実施形態は、雌継手8の窓孔
29の内側面29a,29aをガイドとして直進により
図7(A)〜(B)のように進退移動されるようになさ
れており、これらいずれを採用してもよい。なおロック
ピース26の進退時にそのスライド部28を逃がすた
め、昇降リング部材16の内面に逃げ32が設けられて
いる。図中符号33は薬液注入用の供給管を示す。
ては、図2、図3のように駆動部4を上昇させておき、
油圧シリンダ13,13のピストンロッド13a,13
aを短縮させ、昇降リング部材16を上昇させておく。
これにより図3(B),図6(A)のようにロックピー
ス26,26は雌継手8の窓孔29,29内に退没した
状態におかれ、雌継手8を掘削ロッド9の雄継手10に
嵌合し得る状態におかれる。
ッド9の雄継手10に雌継手8を嵌合させ、次いで油圧
シリンダ13,13のピストンロッド13a,13aを
伸長作動させると、昇降リング部材16がその上部ボス
18,18が雌継手8の上下案内溝24,24にそって
垂直に下降する。これと同時に下部ボス19,19が回
動リング20の傾斜案内溝25,25にそって垂直に下
降することにより回動リング20に回転が与えられ、図
6(A)において反時計方向に回動する。
と、ロックピース26のスライド部28が回動リング2
0の水平案内溝30の案内面30a,30aにより徐々
に軸心側へ寄せられ、最終的には図6(B)のようにロ
ックピース26の突条27が雌継手8の内壁11から突
出して雄継手10のピン嵌合溝10aに嵌合し、雌継手
8と雄継手10が連結される(図5示)。この状態で油
圧シリンダ13,13の油圧回路をロックすることによ
り上記の連結状態が維持される。
ンダ13,13のピストンロッド13a,13aを短縮
作動させれば、昇降リング部材16が垂直に上昇し、こ
れに伴い下部ボス19,19により回動リング20が前
記とは逆の方向に回動してロックピース26が退去移動
し、図3(B)、図6(A)の状態となってその突条2
7が雄継手10のピン嵌合溝10aから脱出し、連結状
態が解かれ、駆動部4を引き上げることにより雌継手8
から雄継手10が抜けて切り離すことができる。
ても上記と同様な作用によりロックピース26が直進的
に進退されて同様な機能を果たす。
角形断面の代表例として六角形断面の場合について示し
たが、円形その他の断面形状の場合であっても実施可能
であることはもちろんである。
圧シリンダにより垂直に上下動する昇降リング部材の昇
降動を回動リングの回転に変換し、この回動リングの回
転によりロックピースを進退させるようにしたので、各
部材が雌継手の外周面にそっての昇降および回動とな
り、そのため装置の半径方向に厚みを必要とせず、その
結果装置全体をきわめてスリムな形態に構成することが
できる。
断面図。
た状態を示す正面図、(B)は断面図。
図2のA矢視断面図。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】リーダマストにそって昇降自在に支持され
た駆動部の出力軸に、掘削ロッドの雄継手に嵌合して掘
削ロッドを連結する雌継手を有する掘削機において、前
記雌継手の内壁部に設けられ、前記雄継手にその軸線に
対し直交する方向に形成されているピン嵌合溝に嵌脱自
在なロックピースと、前記駆動部側に垂設された左右一
対の油圧シリンダのピストンロッドに連結され、前記雌
継手を回転的に囲繞する昇降リング部材と、この昇降リ
ング部材に設けられ、当該リング部材の上下動に連繋し
て水平面内で回動する回動リングと、この回動リングの
回動に連繋して前記ロックピースを進退移動させるカム
機構とを具備することを特徴とする掘削機における掘削
ロッドの自動連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01765996A JP3739467B2 (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 掘削機における掘削ロッドの自動連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01765996A JP3739467B2 (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 掘削機における掘削ロッドの自動連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09209680A true JPH09209680A (ja) | 1997-08-12 |
JP3739467B2 JP3739467B2 (ja) | 2006-01-25 |
Family
ID=11949982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01765996A Expired - Fee Related JP3739467B2 (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 掘削機における掘削ロッドの自動連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3739467B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007278047A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-25 | Takayuki Otsuka | 掘削機における掘削ロッドの連結装置 |
CN102619500A (zh) * | 2011-01-31 | 2012-08-01 | 中国石油化工集团公司 | 动力及信号传输钻杆电缆入口装置 |
CN112240170A (zh) * | 2019-07-17 | 2021-01-19 | 中国石油天然气股份有限公司 | 安全悬挂总成 |
-
1996
- 1996-02-02 JP JP01765996A patent/JP3739467B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007278047A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-25 | Takayuki Otsuka | 掘削機における掘削ロッドの連結装置 |
CN102619500A (zh) * | 2011-01-31 | 2012-08-01 | 中国石油化工集团公司 | 动力及信号传输钻杆电缆入口装置 |
CN102619500B (zh) * | 2011-01-31 | 2015-05-27 | 中国石油化工集团公司 | 动力及信号传输钻杆电缆入口装置 |
CN112240170A (zh) * | 2019-07-17 | 2021-01-19 | 中国石油天然气股份有限公司 | 安全悬挂总成 |
CN112240170B (zh) * | 2019-07-17 | 2022-08-30 | 中国石油天然气股份有限公司 | 安全悬挂总成 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3739467B2 (ja) | 2006-01-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0104218A1 (en) | Robot | |
CN207314417U (zh) | 地面接合工具锁定系统 | |
JP2018111984A (ja) | 杭抜き装置 | |
WO2010033534A1 (en) | Articulation assembly for moving a drill mast | |
JP4755008B2 (ja) | 掘削機の拡大ヘッド開閉装置 | |
JPH09209680A (ja) | 掘削機における掘削ロッドの自動連結装置 | |
US4061233A (en) | Drilling rigs | |
US3505913A (en) | Power tong crane | |
JP2011099316A (ja) | 掘削機の拡大ヘッド開閉装置 | |
US3846877A (en) | Well slip assembly | |
US20090121507A1 (en) | Apparatus for gripping a down hole tubular for use in a drilling machine | |
JP3768275B2 (ja) | 掘削機における掘削ロッドの自動連結装置 | |
JP2007278047A (ja) | 掘削機における掘削ロッドの連結装置 | |
JP3404680B2 (ja) | 掘削機における掘削作業ロッドの掘進方向修正装置 | |
JP2563952Y2 (ja) | 掘削機のロッド連結装置 | |
GB2114185A (en) | Method for boring vertical hole and machine therefor | |
JP3054107B2 (ja) | 掘削機における掘削ロッドの連結装置 | |
KR102557169B1 (ko) | 피스톤식 할암기 및 이를 이용한 자주식 암반절개공법 | |
JPH02104894A (ja) | 掘削装置 | |
JPH07145697A (ja) | アースオーガ装置 | |
JPH08246779A (ja) | 出力軸と掘削作業軸の自動連結装置におけるメス継手装置 | |
JP3586597B2 (ja) | 掘削装置 | |
JP3046278B2 (ja) | スクリューの内部にリーダーを配設したアースオーガー | |
JP2569337Y2 (ja) | 掘削機のロッド連結装置 | |
JPH026109Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050225 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20050426 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051004 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20051102 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 3 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091111 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 4 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111111 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131111 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |