JPH09208931A - フラットパッキン材料並びにフラットパッキン - Google Patents
フラットパッキン材料並びにフラットパッキンInfo
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- JPH09208931A JPH09208931A JP8305155A JP30515596A JPH09208931A JP H09208931 A JPH09208931 A JP H09208931A JP 8305155 A JP8305155 A JP 8305155A JP 30515596 A JP30515596 A JP 30515596A JP H09208931 A JPH09208931 A JP H09208931A
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- organic polymer
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
- F16J15/06—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
- F16J15/068—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces the packing swelling under working conditions
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- Sealing Material Composition (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、従来のアスベストを使用し
ないフラットパッキンよりも安定しているフラットパッ
キン材料及びそれから作られるフラットパッキンを提供
することを課題とする。 【解決手段】 緊塞されるべき少なくとも2つの面の
間のフラットパッキンのための材料にして、少なくとも
1 つの有機ポリマー材料と補強繊維とを有する材料にお
いて、有機ポリマー材料は温度上昇により膨張すること
を特徴とする前記フラットパッキン材料。
ないフラットパッキンよりも安定しているフラットパッ
キン材料及びそれから作られるフラットパッキンを提供
することを課題とする。 【解決手段】 緊塞されるべき少なくとも2つの面の
間のフラットパッキンのための材料にして、少なくとも
1 つの有機ポリマー材料と補強繊維とを有する材料にお
いて、有機ポリマー材料は温度上昇により膨張すること
を特徴とする前記フラットパッキン材料。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも2つの
緊塞されるべき面の間のフラットパッキンのための材料
であって、少なくとも1 つの有機ポリマー材料と補強繊
維とから成るものに関する。
緊塞されるべき面の間のフラットパッキンのための材料
であって、少なくとも1 つの有機ポリマー材料と補強繊
維とから成るものに関する。
【0002】
【従来の技術】フラットパッキンはシール面、例えば閉
鎖されたシステムの形成のための導管の間の突き合わせ
個所に使用される。従ってフラットパッキンは圧力、温
度及び媒体に関する高い要求に適合しなければならな
い。従来、アスベスト繊維を有するフラットパッキンは
これらの要求を充分に充足していない。
鎖されたシステムの形成のための導管の間の突き合わせ
個所に使用される。従ってフラットパッキンは圧力、温
度及び媒体に関する高い要求に適合しなければならな
い。従来、アスベスト繊維を有するフラットパッキンは
これらの要求を充分に充足していない。
【0003】しかし従来フラットパッキン材料中の補強
繊維としてのアスベストは立法機関によってしばらく以
前に禁止されたので、アスベストを使用しない新たなフ
ラットパッキン材料が市場に提供されなければならな
い。このために有機ポリマー材料(ゴム)と補強繊維と
から成る複合材料が提案された。補強繊維として特に、
アラミド繊維、ガラス繊維及びポリアクリルニトリル繊
維が使用された。これらの繊維はアスベスト繊維とは異
なり均一な直径及び平滑な表面を有する。その上これら
の繊維は最大略3mの長さで使用されることができる。
長い繊維は混合不可能である、そのわけは成形のミキサ
ー中でのパルプの処理が、髪に類似した構造のように、
非常に集塊状の繊維を有する構造に繋がるからである。
そのような従来のフラットパッキンの組み込みの際にパ
ッキンの体積は組み込み力及び温度作用(セット操作)
に基づいて減少される。フラットパッキンはその使用
中、例えば温度のような高い歪みに曝されるので、その
際フラットパッキンの一層の体積減少に繋がることが確
認された。このことはフラットパッキンの交換に繋がる
漏洩の発生に繋がった。従来のフラットパッキンも、更
に機械的な歪みの可能性に対抗する製造方法に基づいて
比較的厚い。
繊維としてのアスベストは立法機関によってしばらく以
前に禁止されたので、アスベストを使用しない新たなフ
ラットパッキン材料が市場に提供されなければならな
い。このために有機ポリマー材料(ゴム)と補強繊維と
から成る複合材料が提案された。補強繊維として特に、
アラミド繊維、ガラス繊維及びポリアクリルニトリル繊
維が使用された。これらの繊維はアスベスト繊維とは異
なり均一な直径及び平滑な表面を有する。その上これら
の繊維は最大略3mの長さで使用されることができる。
長い繊維は混合不可能である、そのわけは成形のミキサ
ー中でのパルプの処理が、髪に類似した構造のように、
非常に集塊状の繊維を有する構造に繋がるからである。
そのような従来のフラットパッキンの組み込みの際にパ
ッキンの体積は組み込み力及び温度作用(セット操作)
に基づいて減少される。フラットパッキンはその使用
中、例えば温度のような高い歪みに曝されるので、その
際フラットパッキンの一層の体積減少に繋がることが確
認された。このことはフラットパッキンの交換に繋がる
漏洩の発生に繋がった。従来のフラットパッキンも、更
に機械的な歪みの可能性に対抗する製造方法に基づいて
比較的厚い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のアス
ベストを使用しないフラットパッキンよりも安定してい
るフラットパッキン材料及びそれから作られるフラット
パッキンを提供することを課題とする。
ベストを使用しないフラットパッキンよりも安定してい
るフラットパッキン材料及びそれから作られるフラット
パッキンを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この課
題は有機ポリマー材料が温度上昇の際に膨張する場合
に、フラットパッキン材料が優れた特性を有することが
できるという驚くべき方法が見出されたことによって解
決される。それによって、補強繊維を膨張性の有機ポリ
マー材料で成層しかつ温度上昇によって既にフラットパ
ッキンとしての材料の使用前に一度体積増加を生じるこ
とが可能となる。この方法で、例えば水導管等の簡単な
適用領域のために充分な機械的特性を有するフラットパ
ッキンが得られる。
題は有機ポリマー材料が温度上昇の際に膨張する場合
に、フラットパッキン材料が優れた特性を有することが
できるという驚くべき方法が見出されたことによって解
決される。それによって、補強繊維を膨張性の有機ポリ
マー材料で成層しかつ温度上昇によって既にフラットパ
ッキンとしての材料の使用前に一度体積増加を生じるこ
とが可能となる。この方法で、例えば水導管等の簡単な
適用領域のために充分な機械的特性を有するフラットパ
ッキンが得られる。
【0006】しかし熱的及び機械的な安定性に対する高
い要求が課され従って複雑化された部分が互いに結合さ
れなければならない場合、先ず使用の間、即ち緊塞され
るべき部分の温度上昇によってフラットパッキン材料の
膨張プロセスを行わせることが有利である。しかし原理
的には、フラットパッキン材料の使用前に部分的な体積
増加を行いかつフラットパッキンの最終的状態を使用の
場合に初めて達成することも可能である。これらのフラ
ットパッキンは各パッキンがその環境に良好に適合さ
れ、その結果平らではないシール面及び導管結合部の間
の中空室が補償されることができるという利点を有す
る。従ってコストのかかる後作業が回避されかつ更に特
に高い温度でかつ高い圧力の際長い寿命を有するフラッ
トパッキンが得られる。
い要求が課され従って複雑化された部分が互いに結合さ
れなければならない場合、先ず使用の間、即ち緊塞され
るべき部分の温度上昇によってフラットパッキン材料の
膨張プロセスを行わせることが有利である。しかし原理
的には、フラットパッキン材料の使用前に部分的な体積
増加を行いかつフラットパッキンの最終的状態を使用の
場合に初めて達成することも可能である。これらのフラ
ットパッキンは各パッキンがその環境に良好に適合さ
れ、その結果平らではないシール面及び導管結合部の間
の中空室が補償されることができるという利点を有す
る。従ってコストのかかる後作業が回避されかつ更に特
に高い温度でかつ高い圧力の際長い寿命を有するフラッ
トパッキンが得られる。
【0007】本発明によるフラットパッキンの製造のた
めに、例えばアクリルレート、スチレン−ブタジエン−
共重合体、ポリウレタン及びラテックス又は分散物の形
の他の化学物質が使用される。有機ポリマー材料として
更に、例えば合成ゴム又は天然ゴム又はシリコン又はそ
の混合物をベースとしたエラストマー材料が使用される
こともできる。有機ポリマー材料の弾性特性によってフ
ラットパッキンの機械的安定性がプラスに影響される。
めに、例えばアクリルレート、スチレン−ブタジエン−
共重合体、ポリウレタン及びラテックス又は分散物の形
の他の化学物質が使用される。有機ポリマー材料として
更に、例えば合成ゴム又は天然ゴム又はシリコン又はそ
の混合物をベースとしたエラストマー材料が使用される
こともできる。有機ポリマー材料の弾性特性によってフ
ラットパッキンの機械的安定性がプラスに影響される。
【0008】発泡材として好ましくはマイクロパールが
使用される。マイクロカプセル化された溶剤分子から成
るこれらのマイクロパールは略80°C〜180°Cの
温度ではアクティブである。この温度ではフラットパッ
キン材料の体積は増大される。追加的に有機ポリマー材
料に膨張ブラファイト及び又はバーミキュル石を添加さ
れることができる。これらの発泡材は温度が180°C
以上になると有機ポリマー材料の膨張を作用し、その結
果例えばこれとマイクロパールの組合せによって大きな
温度領域に亘るフラットパッキンの使用領域が保証され
る。しかし原理的には、有機ポリマー材料が温度上昇の
際に例えば重合中又は解放されるガス(水、炭化水素)
の網状化の間膨張し、その結果気泡形成による有機ポリ
マー材料の体積増大が生じる。
使用される。マイクロカプセル化された溶剤分子から成
るこれらのマイクロパールは略80°C〜180°Cの
温度ではアクティブである。この温度ではフラットパッ
キン材料の体積は増大される。追加的に有機ポリマー材
料に膨張ブラファイト及び又はバーミキュル石を添加さ
れることができる。これらの発泡材は温度が180°C
以上になると有機ポリマー材料の膨張を作用し、その結
果例えばこれとマイクロパールの組合せによって大きな
温度領域に亘るフラットパッキンの使用領域が保証され
る。しかし原理的には、有機ポリマー材料が温度上昇の
際に例えば重合中又は解放されるガス(水、炭化水素)
の網状化の間膨張し、その結果気泡形成による有機ポリ
マー材料の体積増大が生じる。
【0009】特別の実施形態は、有機ポリマー材料中に
結合型中で補強繊維を添加することにある。「結合型」
とは、その中でこの際繊維又はそれから得られる糸が既
にそのような、即ち接着材等の補助材なしに結合される
型と把握される。添加される繊維又は糸が、交互に固定
される交点を有する限り、各種の織物又はニット製品又
は編み物等がこの範囲に入るが、これに対してフェルト
等の解かれていない繊維、特定された繊維直径の多フィ
ラメントから成る糸が好適であり、その際単繊維は例え
ばx=9ミクロンの横断面を有することができる。糸は
その際任意の長さ、例えば無端糸であり得る。
結合型中で補強繊維を添加することにある。「結合型」
とは、その中でこの際繊維又はそれから得られる糸が既
にそのような、即ち接着材等の補助材なしに結合される
型と把握される。添加される繊維又は糸が、交互に固定
される交点を有する限り、各種の織物又はニット製品又
は編み物等がこの範囲に入るが、これに対してフェルト
等の解かれていない繊維、特定された繊維直径の多フィ
ラメントから成る糸が好適であり、その際単繊維は例え
ばx=9ミクロンの横断面を有することができる。糸は
その際任意の長さ、例えば無端糸であり得る。
【0010】好適には織物は補強部として使用される。
例えばガラス繊維又はアラミド繊維から成る織物が使用
される。しかし原理的にあらゆる合成繊維又は天然繊維
が使用されることができる。織物は大抵比較的密である
べきである。織物は非常に丈夫である、そのわけは織物
中の糸交叉角度は略90°になるからである。交互に又
は追加的に、多くの層又は繊維結合の層を重ねて配置す
ることも可能である。どの実施形態が選択されるかは所
望の密度についての要求に依存する。結合型中の補強繊
維の使用の際の原理的な利点は繊維割合がポリマー材料
中で比較的高いことにある。このことはフラットパッキ
ンの熱的安定性の向上にも役立つ。
例えばガラス繊維又はアラミド繊維から成る織物が使用
される。しかし原理的にあらゆる合成繊維又は天然繊維
が使用されることができる。織物は大抵比較的密である
べきである。織物は非常に丈夫である、そのわけは織物
中の糸交叉角度は略90°になるからである。交互に又
は追加的に、多くの層又は繊維結合の層を重ねて配置す
ることも可能である。どの実施形態が選択されるかは所
望の密度についての要求に依存する。結合型中の補強繊
維の使用の際の原理的な利点は繊維割合がポリマー材料
中で比較的高いことにある。このことはフラットパッキ
ンの熱的安定性の向上にも役立つ。
【0011】補強繊維を備えた本発明によるフラットパ
ッキン材料は補強繊維が例えば材料溶液と結合型中で又
は有機ポリマーの分散物と結合型中で作られ、ポリマー
は温度上昇の際に膨張し、例えばペーストの形で含浸さ
れ及び又は片面又は両面で成層される。補強繊維が先ず
含浸される場合、好ましくは過剰の材料は圧潰して除か
れ、かつ場合によっては成層が行われる前に処理された
繊維結束を乾燥する。続いて材料はその一次的に最終型
中に移送され、即ち熱供給によってその体積は既に例え
ば導管システムへの組み込み前に増大されることができ
る。その際材料は凝固し、即ち例えば通常の措置によっ
て重合され又は網状化されそして場合によっては液体
(溶剤、懸濁材等)から引き出される。補強繊維が含浸
された材料及び場合によっては成層された材料は同一で
あり又は異なることができる。機能的に続いて追加的に
片面又は両面に他の材料層が成層され、その材料層は同
様にその下の材料と同一又はこれとは異なる。例えば疎
油性又は疎水性にするために、交互に又は追加的にフラ
ットパッキン材料は凝固前に及び又は後に処理される。
疎油性及び疎水性処理は技術水準である。例えば弗化炭
素樹脂、ワックス、パラフィン等が対象とされ得る。そ
のように製造された材料は有利な方法で温度上昇の際
(例えば使用中)更に膨張する状態にある。原理的に
は、フラットパッキンの組み込み前の凝固は省略するこ
とも可能である。
ッキン材料は補強繊維が例えば材料溶液と結合型中で又
は有機ポリマーの分散物と結合型中で作られ、ポリマー
は温度上昇の際に膨張し、例えばペーストの形で含浸さ
れ及び又は片面又は両面で成層される。補強繊維が先ず
含浸される場合、好ましくは過剰の材料は圧潰して除か
れ、かつ場合によっては成層が行われる前に処理された
繊維結束を乾燥する。続いて材料はその一次的に最終型
中に移送され、即ち熱供給によってその体積は既に例え
ば導管システムへの組み込み前に増大されることができ
る。その際材料は凝固し、即ち例えば通常の措置によっ
て重合され又は網状化されそして場合によっては液体
(溶剤、懸濁材等)から引き出される。補強繊維が含浸
された材料及び場合によっては成層された材料は同一で
あり又は異なることができる。機能的に続いて追加的に
片面又は両面に他の材料層が成層され、その材料層は同
様にその下の材料と同一又はこれとは異なる。例えば疎
油性又は疎水性にするために、交互に又は追加的にフラ
ットパッキン材料は凝固前に及び又は後に処理される。
疎油性及び疎水性処理は技術水準である。例えば弗化炭
素樹脂、ワックス、パラフィン等が対象とされ得る。そ
のように製造された材料は有利な方法で温度上昇の際
(例えば使用中)更に膨張する状態にある。原理的に
は、フラットパッキンの組み込み前の凝固は省略するこ
とも可能である。
【0012】本発明によるフラットパッキン材料は、そ
の充分な特性が失われることなしに、従来のパッキンよ
りも薄く形成されることができる。厚さを大きくするた
めに、種々の措置が使用される。厚い補強繊維が使用さ
れる場合、例えば厚くかつ場合によってはより高い密度
の織物が使用されることもできる。更に有機ポリマー材
料の塗布される層の厚さ又は塗布される層の数は高めら
れることができる。他の実施形態は、多数の補強繊維を
結合型中で重ねることにある。これらは相互に重ねられ
かつプレスされ場合によってはさらに成層される前に先
ず有機ポリマー材料を含浸され及び又は成層される。交
互にこれらは先ず相互に重ねられそれから一緒に材料を
備えることもできる。
の充分な特性が失われることなしに、従来のパッキンよ
りも薄く形成されることができる。厚さを大きくするた
めに、種々の措置が使用される。厚い補強繊維が使用さ
れる場合、例えば厚くかつ場合によってはより高い密度
の織物が使用されることもできる。更に有機ポリマー材
料の塗布される層の厚さ又は塗布される層の数は高めら
れることができる。他の実施形態は、多数の補強繊維を
結合型中で重ねることにある。これらは相互に重ねられ
かつプレスされ場合によってはさらに成層される前に先
ず有機ポリマー材料を含浸され及び又は成層される。交
互にこれらは先ず相互に重ねられそれから一緒に材料を
備えることもできる。
【0013】多数の層が結合型中に挿入される場合、こ
れらは好ましくは、個々の繊維結束のフラットパッキン
が相違し、例えば星形になるようにかさねられる。他の
利点は本発明によるフラットパッキン材料の製造の際に
補強繊維を結合型中に有することである。このフラット
パッキン材料の製造の際に従来短繊維の場合には使用さ
れなければならなかった、カレンダの使用は省略され
る。本発明によるフラットパッキン材料は有利な方法で
織物高級化装置(織物成層装置又はラミネート機械)で
製造される。従って有機ポリマー材料として、例えば上
記の水ベース(水性分散物)で作られる上記ボリマーの
ようなカレンダ方法には適さない。カレンダロール上で
はそこに生じた水は除去されることができない。他の利
点は、コストの利点であり、連続的方法で無端の製品を
つくる可能性である。カレンダ方法ではカレンダロール
の幅及び周囲において一定フオーマット製品しか作れな
かった。これは巻き込み際に破壊された、そのわけは既
に述べたように短い繊維はフラットパッキン材料に非可
撓性の特性を与えるからである。これに対して本発明に
よるフラットパッキン材料は著しく可撓性でありかつそ
のために巻きもの(ロールもの)として製造されること
ができる。このことはこの製品の貯蔵に有利であり、こ
のことは最終的にコスト節約につなかる。
れらは好ましくは、個々の繊維結束のフラットパッキン
が相違し、例えば星形になるようにかさねられる。他の
利点は本発明によるフラットパッキン材料の製造の際に
補強繊維を結合型中に有することである。このフラット
パッキン材料の製造の際に従来短繊維の場合には使用さ
れなければならなかった、カレンダの使用は省略され
る。本発明によるフラットパッキン材料は有利な方法で
織物高級化装置(織物成層装置又はラミネート機械)で
製造される。従って有機ポリマー材料として、例えば上
記の水ベース(水性分散物)で作られる上記ボリマーの
ようなカレンダ方法には適さない。カレンダロール上で
はそこに生じた水は除去されることができない。他の利
点は、コストの利点であり、連続的方法で無端の製品を
つくる可能性である。カレンダ方法ではカレンダロール
の幅及び周囲において一定フオーマット製品しか作れな
かった。これは巻き込み際に破壊された、そのわけは既
に述べたように短い繊維はフラットパッキン材料に非可
撓性の特性を与えるからである。これに対して本発明に
よるフラットパッキン材料は著しく可撓性でありかつそ
のために巻きもの(ロールもの)として製造されること
ができる。このことはこの製品の貯蔵に有利であり、こ
のことは最終的にコスト節約につなかる。
【0014】温度上昇の際に膨張する有機ポリマー材料
と結合型中の補強繊維との結合の組合せによって、高い
可撓性を有するフラットパッキンが得られ、その結果シ
ールは切断の際も輸送の際も破壊されず、組立の際も展
開の際もそうである。そのような利点を本発明によるフ
ラットパッキン材料は例えばハウジング部分、例えばエ
ンジンブロック又は伝動装置の緊塞の際の使用に価値を
有する。有機ポリマー材料の膨張性によってパッキンの
後から引き締めは最早不必要となり、このことはコスト
節約及び時間節約に繋がる。更に例えば導管システムが
相互に結合されることができ、その際不十分な緊塞に基
づく漏洩はフラットパッキンによって回避される。
と結合型中の補強繊維との結合の組合せによって、高い
可撓性を有するフラットパッキンが得られ、その結果シ
ールは切断の際も輸送の際も破壊されず、組立の際も展
開の際もそうである。そのような利点を本発明によるフ
ラットパッキン材料は例えばハウジング部分、例えばエ
ンジンブロック又は伝動装置の緊塞の際の使用に価値を
有する。有機ポリマー材料の膨張性によってパッキンの
後から引き締めは最早不必要となり、このことはコスト
節約及び時間節約に繋がる。更に例えば導管システムが
相互に結合されることができ、その際不十分な緊塞に基
づく漏洩はフラットパッキンによって回避される。
【0015】しかし基本的に、特に機械的安定性へのフ
ラットパッキンの要求が低い場合には、フェルト、繊維
及びフリースのような結合型中に存在しない補強繊維も
本発明により使用することもできる。このフラットパッ
キンの製造方法は、結合型中の補強繊維を含む材料とは
相違する。補強繊維として基本的には技術水準にある、
ガラス、アラミド、ポリエステル、炭素繊維及びこれら
の混合物のような全ての天然及び合成材料が使用可能で
ある。
ラットパッキンの要求が低い場合には、フェルト、繊維
及びフリースのような結合型中に存在しない補強繊維も
本発明により使用することもできる。このフラットパッ
キンの製造方法は、結合型中の補強繊維を含む材料とは
相違する。補強繊維として基本的には技術水準にある、
ガラス、アラミド、ポリエステル、炭素繊維及びこれら
の混合物のような全ての天然及び合成材料が使用可能で
ある。
【0016】
【実施例】本発明を実施例に基づいて詳しく説明する。
EC9−68−TEX−ガラス生糸織物(略200g/
qm)がマイクロカプセル化された溶剤分子含有アクリ
レート分散物(Emce foam 185−Emce
Chemie、Dueren)を両面に成層されかつ
フラール経路によって処理された。10バールの高圧凝
縮水導管への組み込み直後に漏洩はなく、2〜3秒後に
成層ペーストの発泡により、フランジの温度増大により
惹起され、緊塞された。パッキンはフラットパッキンの
高い可撓性に基づいて強い負荷変更の際でもその課題を
漏洩なしに充足した。
EC9−68−TEX−ガラス生糸織物(略200g/
qm)がマイクロカプセル化された溶剤分子含有アクリ
レート分散物(Emce foam 185−Emce
Chemie、Dueren)を両面に成層されかつ
フラール経路によって処理された。10バールの高圧凝
縮水導管への組み込み直後に漏洩はなく、2〜3秒後に
成層ペーストの発泡により、フランジの温度増大により
惹起され、緊塞された。パッキンはフラットパッキンの
高い可撓性に基づいて強い負荷変更の際でもその課題を
漏洩なしに充足した。
【0017】図は本発明によるフラットパッキン材料の
横断面を示す。これらの好適な実施形態、即ち結合型中
への補強繊維と結合した膨張性の有機ポリマー材料の使
用は、アラミド(220g/qm)から成る織物1を有
し、織物は両面を略0. 5mmの厚さの水性アクリレー
ト分散物2を成層されている。このアクリレート分散物
はマイクロカプセル化された溶剤分子(イソブタン)を
含み、この溶剤は温度上昇の際にアクリレートの体積増
加をもたらす中空室3に作用する。
横断面を示す。これらの好適な実施形態、即ち結合型中
への補強繊維と結合した膨張性の有機ポリマー材料の使
用は、アラミド(220g/qm)から成る織物1を有
し、織物は両面を略0. 5mmの厚さの水性アクリレー
ト分散物2を成層されている。このアクリレート分散物
はマイクロカプセル化された溶剤分子(イソブタン)を
含み、この溶剤は温度上昇の際にアクリレートの体積増
加をもたらす中空室3に作用する。
【図1】本発明によるフラットパッキン材料の横断面で
ある。
ある。
1 織物 2 アクリレート分散物 3 中空室
フロントページの続き (72)発明者 ウエルナー・ポリフカ ドイツ連邦共和国、96110 シエッスリッ ツ、アム・ブラント、3
Claims (14)
- 【請求項1】 緊塞されるべき少なくとも2つの面の間
のフラットパッキンのための材料にして、少なくとも1
つの有機ポリマー材料と補強繊維とを有する材料におい
て、 有機ポリマー材料は温度上昇により膨張することを特徴
とする前記フラットパッキン材料。 - 【請求項2】 有機ポリマー材料が少なくともフラット
パッキンとして使用中温度上昇により膨張する、請求項
1 記載のフラットパッキン材料。 - 【請求項3】 有機ポリマー材料が発泡材としてマイク
ロカプセル化された溶剤分子(マイクロパール)を含
む、請求項1又は2記載のフラットパッキン材料。 - 【請求項4】 有機ポリマー材料が発泡材として膨張グ
ラファイト及び又はバーミキュル石を含む、請求項1か
ら3までのうちのいずれか一記載のフラットパッキン材
料。 - 【請求項5】 有機ポリマー材料がエラストマー材料で
ある、請求項1から4までのうちのいずれか一記載のフ
ラットパッキン材料。 - 【請求項6】 有機ポリマー材料が水性分散物から作ら
れている、請求項1から5までのうちのいずれか一記載
のフラットパッキン材料。 - 【請求項7】 エラストマー材料が合成ゴム又は天然ゴ
ム又はシリコン又はその混合物から作られている、請求
項1から6までのうちのいずれか一記載のフラットパッ
キン材料。 - 【請求項8】 有機ポリマー材料中に結合型中で補強繊
維が含有させられる、請求項1から7までのうちのいず
れか一記載のフラットパッキン材料。 - 【請求項9】 補強繊維が織物の形で存在する、請求項
8記載のフラットパッキン材料。 - 【請求項10】 補強繊維が2層又はそれ以上の数の層
として存在する、請求項8又は9記載のフラットパッキ
ン材料。 - 【請求項11】 請求項1から10までのうちのいずれ
か一記載のフラットパッキン材料から成るフラットパッ
キン。 - 【請求項12】 フラットパッキン材料の製造方法にお
いて、次の工程、即ち a)補強繊維に、温度上昇の際に膨張する有機ポリマー
材料の分散物又は溶液又はその前生成物並びに続いて過
剰材料を圧潰して分離して含浸させ、及び又は補強繊維
の片層又は両層に、温度上昇により膨張する有機ポリマ
ー材料又はその前生成物を含浸させ、 b)温度上昇による有機ポリマー材料の凝固及び場合に
よっては存在する液体の除去を特徴とする前記方法。 - 【請求項13】 フラットパッキン材料の表面が凝固の
前及び又は後に他の材料層及び又は処理材料によって成
層され及び又は含浸される、請求項12記載の方法。 - 【請求項14】 補強繊維が結合型中に挿入される、請
求項12又は13記載の方法。
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