JPH0920747A - 尿素真空蒸発器からの蒸気中の凝縮性物を回収する方法および装置 - Google Patents

尿素真空蒸発器からの蒸気中の凝縮性物を回収する方法および装置

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JPH0920747A
JPH0920747A JP8163956A JP16395696A JPH0920747A JP H0920747 A JPH0920747 A JP H0920747A JP 8163956 A JP8163956 A JP 8163956A JP 16395696 A JP16395696 A JP 16395696A JP H0920747 A JPH0920747 A JP H0920747A
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urea
absorption
vapor
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zone
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JP8163956A
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Vishnu Deo Singh
デオ シング ビシュヌ
Richard Bruce Strait
ブルース ストレイト リチャード
Thomas Anthony Czuppon
アンソニー クズポン トーマス
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MW Kellogg Co
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C273/00Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C273/02Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups of urea, its salts, complexes or addition compounds
    • C07C273/14Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C273/16Separation; Purification
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空尿素蒸発/濃縮の際に導出される水蒸気
を凝固させる方式に用いられる従来の真空多定格面凝縮
器に代わり得る、効率的かつ経済的な尿素回収プロセス
を提供すること。 【解決手段】 吸収帯域下方の尿素真空蒸発器から蒸気
を導入し、大気圧未満の圧力を維持すべく前記吸収帯域
から高所へ蒸気流を引き出し、前記蒸気流を、予め導入
された水性流と接触させて前記水性流を集収してこれを
冷却した後、前記水性流をその導入段階へ再循環させ、
直接接触に基づく熱交換効率の向上に加え、使用水量を
はじめとするコストの低減をはかる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は尿素回収プロセスに
係り、特に、尿素真空蒸発器/濃縮器から高所に移動さ
れた蒸気流内の凝縮性物が接触冷却器を用いて凝縮され
るようにする尿素回収プロセスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】尿素は一般に、アンモニアと二酸化炭素
とを直接に化合させてカルバミン酸アンモニウムを形成
することによって作られる。次いでカルバミン酸アンモ
ニウムは、尿素を水溶液として形成すべく脱水される。
この水性尿素を包有する流れは、一連の減圧および真空
蒸発段で、未反応諸成分を分離し且つ尿素生成物を濃縮
すべく処理される。主として水、アンモニア、二酸化炭
素および尿素のキャリオーバを含む、真空蒸発段階から
発生した蒸気は次いで、プラントの様々な目的に再生利
用可能な水性凝縮物を生成すべく冷却される。同時に、
通気に先立って残留アンモニアを除去するように、主と
して窒素および酸素を含む非凝縮性ガスが処理される。
【0003】発生した熱は一般に、大気圧未満の圧力で
の作動用に設計された間接的な表面熱交換器により冷却
される。幾つかの冷却段階が一般に用いられている。各
段階により生成された水性凝縮物は、一般に貯留タンク
へ向けられる。冷却段階は、上流の蒸発段階や下流のア
ンモニア処理段階よりも高い圧力で作動され得るので、
入口および出口ガス流の圧力を高めるため、エジェクタ
が必要とされる可能性がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】蒸気流を凝縮するため
に用いられる管形冷却器は蒸気流や固形カルバメート内
に持ち越される尿素が管の表面に蓄積する可能性がある
ので、しばしば詰まるようになる恐れがある。冷却器が
効率的に作動しなければ、設計以上に高い圧力を有する
真空蒸発器により、過剰な水分を有する尿素生成物がも
たらされる可能性がある。これは、プラントの尿素処理
領域にとり、特に造粒化尿素生成物仕様の場合、有害と
なる恐れがある。
【0005】本出願人等は、尿素回収プロセスのフラッ
シュ減圧および真空蒸発/濃縮の諸段階で得られた凝縮
性物を回収すべく、接触冷却器が以前に使用されている
ことを知らない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、尿素生
成物の真空濃縮および放出された蒸気の凝縮用に従来使
用されていた高価な多定格管形冷却器の代りに、効率的
な直接接触冷却器を使用できる。
【0007】第一実施例として、本発明により、尿素真
空蒸発器からの蒸気内の凝縮性物を回収する方法が得ら
れる。段階(a)として、尿素真空蒸発器からの蒸気が
吸収器ユニットの吸収帯域の下方へ導入される。段階
(b)として、吸収器ユニット内の大気圧未満の圧力を
維持すべく、蒸気流が吸収帯域から高所へ引き出され
る。段階(c)においては、吸収帯域上方の吸収器ユニ
ットへ水性流が導入される。段階(d)として、段階
(a)で導入された蒸気が、水を凝縮し、アンモニアと
カルバメートとを吸収し、かつ水性流内へ尿素を流すべ
く、段階(c)で導入された水性流と吸収帯域で接触さ
せられる。段階(e)においては、段階(d)からの水
性流が集収される。段階(f)として、段階(e)で集
収された水が冷却され、導入段階(c)へ再循環され
る。
【0008】本発明の一態様においては、第一および第
二段の濃縮器が直列し、蒸発器に含まれ、第一段および
第二段濃縮器からの第一および第二蒸気流が、段階
(a)で導入された蒸気に含まれる。第一および第二蒸
気流は、望ましくは、吸収帯域の下方で給送帯域へ導入
される。吸収帯域は上方および下方段を含むことがで
き、その場合この方法には、望ましくは、第一段の濃縮
器から下方吸収段の下方の下方給送帯域へ第一蒸気流を
導入する段階と、第二段の濃縮器から上方および下方吸
収段間の上方給送帯域へ第二蒸気流を導入する段階とが
包含され、その場合上方給送帯域は、通過するそれぞれ
の蒸気および液体の上方および下方への流れのために上
方および下方吸収段の間で流体連通している。第二蒸気
流は、望ましくは、水蒸気を原動流体として用い、第二
段の濃縮器から上方給送帯域内へ引き出される。
【0009】好適な実施例においては、望ましくは、吸
収器ユニットと、段階(e)で集収された水性流を受容
するタンクとの間に真空シールが維持される。この真空
シールには、タンク内の下方液面から吸収帯域下方の上
方高所まで延びる、水を満たしたレッグが含まれてい
る。引出し段階(b)には、望ましくは、水蒸気を原動
流体とした吸収器ユニットから、蒸気を噴出する段階が
含まれる。集収段階(e)からの水性流の一部分は、望
ましくは、尿素加水分解およびその他のプロセス用途の
ために引き出される。
【0010】別の実施例として、本発明は尿素濃縮ユニ
ットを備えている。第一構成要素として、第一および第
二段尿素真空蒸発器が直列に設けられる。第二構成要素
として、吸収帯域を包含する吸収コラムが設けられる。
真空蒸発器から吸収帯域の下方の吸収コラムへ蒸気流を
導入すべく、管路が設けられる。吸収帯域上方から蒸気
を引き出して吸収コラム内に大気圧未満の圧力を維持す
るため、高所管路が吸収コラムから設けられる。アンモ
ニア、カルバメートおよび尿素を含む吸収コラムからの
水性液を受容すべく、タンクが設けられる。タンクから
吸収帯域上方の吸収コラムへ水を再循環すべくポンプお
よび管路が設けられる。再循環された水を冷却すべく、
再循環管路上の熱交換器が設けられる。
【0011】好適な実施例においては、第一および第二
段階の真空蒸発からの蒸気管路の各々と流体連通する吸
収帯域の下方に給送帯域が設けられる。吸収帯域は、望
ましくは、上方および下方吸収段、第一段の真空蒸発器
からの蒸気管路と流体連通する下方吸収段下方の下方給
送帯域、ならびに第二段の真空蒸発器からの蒸気管路と
流体連通する上方および下方吸収段間の上方給送帯域を
有する。上方給送帯域は、通過する蒸気および液体のそ
れぞれの上方および下方への流れに対する上方および下
方吸収段間で流体連通する。水再循環管路は、その上方
端部付近で、上方吸収段と流体連通する。望ましくは、
第二真空蒸発器からの蒸気を上方給送帯の圧力に合わせ
るべく圧縮するため、第二真空蒸発器から上方給送帯域
への蒸気管路内に、水蒸気排除器が設けられる。望まし
くは、タンクと吸収帯域との間に真空シールが設けら
れ、タンク内の下方液面から吸収帯域下方の上方高所へ
延びる液体レッグを包含している。望ましくは、吸収ユ
ニットからの高所管路内に水蒸気排除器が設けられる。
熱交換器は、望ましくは、冷却水を含む低温側流体を有
するプレート・フィン熱交換器である。
【0012】
【発明の実施の形態】尿素プロセスの尿素真空蒸発/濃
縮段階において放出された蒸気を冷却すべく、以前に用
いられた多重大表面型(例えば管形円筒型)凝縮器は、
資金と実益との著しい節約を得るため、簡単な接触吸収
塔に置き換えられた。
【0013】類似の部分を同様の数字で表示するように
した図1ないし図4を参照すると、高い温度(180〜
195℃)および圧力(14〜20MPa)でアンモニ
アと二酸化炭素とを反応させることにより、本発明のプ
ロセス10、10′で尿素が作られる。管路12を介し
て導入された液体アンモニア流と、管路14を介して導
入された二酸化炭素流とが反応段階16で直接に化合さ
せられてカルバミン酸アンモニウムを形成し、尿素およ
び水に対するカルバメートの脱水が連続的な態様でそれ
に続く。アンモニアの二酸化炭素に対する比率は、用い
られるプロセス、例えばスタミカーボン(商標)または
スナムプロゲッティ(商標)、に応じて約2.8〜3.
6:1の間で変動する。パス毎の変換は一般に、限界反
応物質である二酸化炭素の重量で50〜70%の範囲に
わたる。
【0014】反応段階16でカルバメート脱水により生
成された水性尿素生成物流は、管路18を介して高圧は
く離段階20へ向けられ、ここで生成物流は、残留CO
2 およびNH3 の第一部分をそこから分離すべく管路2
2を介して導入されたCO2のような入未反応物質を用
い、高圧ではく離される。次いで高圧はく離段階20の
流出物は、残留CO2 およびNH3 の大半を分離し、か
つ重量で尿素約70〜80%に濃縮された未処理の水性
尿素溶液を生成すべく、低圧はく離段26へ管路24を
介して降ろされる。低圧はく離段26では、蓄積された
未処理の尿素生成物の一部分を煮沸することにより生成
されたはく離蒸気が一般に使用される。
【0015】主としてNH3 、CO2 およびH2 Oから
成る、低圧はく離段26からの蒸気は管路28を介して
除去され、カルバメートの水溶液を形成すべく、カルバ
メート凝縮段30で冷却される。望むならば、管路31
を介して凝縮段階30へ凝縮物を供給することができ
る。カルバメート凝縮物を包含する2相流が管路32を
介して分離ドラム34へ送られ、またカルバメート凝縮
物が管路36を介して尿素反応段階へ戻される。プロセ
ス設計規準に応じて、図1〜図2の造粒実施例による水
の凝縮およびアンモニア除去のためカルバメート凝縮ド
ラム34から管路38を介し、または図3〜図4の粒状
化実施例による大気圧吸収器(図示せず)における凝縮
および浄化のため管路38′を介し、主としてアンモニ
ア、水、CO2 および不活性の非凝縮性物を含む蒸気流
が除去される。
【0016】低圧はく離段26により生成された未処理
の水性尿素溶液は、大気圧または大気圧未満の圧力に維
持されたフラッシュ・ドラム42へ管路40を介し断熱
的にフラッシュされる。送られた尿素溶液は一般に、ほ
ぼ、重量で74.2%の尿素、重量で0.5%のC
2 、重量で0.7%のNH3 、および重量で24.6
%の水を含む。周知の如く、フラッシュ・ドラム42の
圧力や、次に続く尿素濃縮段階の進路は、最終尿素生成
物の所望の濃度に応じて変動する可能性がある。
【0017】重量で約96%の濃度を有する尿素生成物
が粒状化すると望ましいとされる場合、例えばドラム4
2の圧力は一般に、約100〜120kPa(a)に維
持される。図1に見られる如く、フラッシュされた、尿
素溶液から押し出された蒸気は主としてアンモニア、水
およびCO2 を含み、蒸気流38につき上に述べた如
く、凝縮および浄化のため管路44を介して送られる。
尿素溶液は、管路46を介して予濃縮段階48へ引き出
される。段48により生成された蒸気は、蒸気流38、
44につき上に述べた如く、水の凝縮および浄化のため
管路50を介して除去される。尿素溶液の流出物は、管
路52を介して予濃縮段階48から貯留タンク54へ引
き出され、次いで生成物溶液から水を蒸発させるべく部
分真空下で作動する一次濃縮段階58へ、管路56を介
して引き出される。アンモニア、水、CO2 および(例
えば連行および/または溶存された)尿素キャリオーバ
を含む蒸気は、蒸気流38、44、50と類似の凝縮お
よび浄化のため、管路59を介して高所へ導かれる。こ
うして濃縮された尿素は、運搬や積出しに適した形態へ
の粒状化のため、管路60を介して濃縮段階58から最
終段62へ移動される。尿素生成物は管路64を介して
移動される。
【0018】本発明の実施に際しては、上述の各種の浄
化および濃縮段26、42、48、58において尿素溶
液から発生した蒸気流38、44、50、59を、水を
凝縮させ、かつ同時にアンモニア、CO2 、不活性物質
およびそこからの尿素キャリオーバを濃縮すべく、表面
接触によらずに、部分真空下で作動される中央吸収段1
00での直接接触により冷却することができる。
【0019】図2に見られる如く、尿素流46は、予蒸
発段48で約37kPa(a)および85℃へ断熱的に
フラッシュされ、次いで分離器104内の溶液を濃縮す
べく、予蒸発加熱器102により約90℃に加熱され
る。予蒸発段48における部分真空は、管路50を経て
吸収塔101へ除去される発生蒸気の連続的な凝縮によ
り維持される。
【0020】加熱器102は、望ましくは、予蒸発分離
器104と一体に形成された多管円筒形交換器の形態を
とる。予蒸発段階48の蒸発熱は、望ましくは、管路1
06を経てシェル側の加熱器104へ導入され、管路1
08を経て戻される調整された水を介し、尿素形成段階
16で生成された熱により供給される。
【0021】予濃縮に続き、重量で約90%の尿素に濃
縮された分離器104内の尿素溶液は、上述の如く、貯
留タンク54を介して一次蒸発段階58へポンプ輸送さ
れる。一次蒸発段階58においては、分離器112内の
溶液を濃縮すべく、一次蒸発加熱器110により、尿素
流が約133℃に加熱される。蒸発段58における大気
圧未満の圧力は、管路59を経て吸収塔101へ移動さ
れる発生蒸気の連続的な濃縮により維持される。
【0022】加熱器110は、望ましくは、一次蒸発分
離器112と一体に形成された多管円筒形交換器の形態
をとる。一次蒸発段階58の蒸発熱は、望ましくは、管
路114を経て加熱器110のシェル側へ導入される低
圧凝縮水蒸気により供給される。水蒸気凝縮物は管路1
16を介して除去される。濃縮された尿素生成物は、粒
状化のため、管路60を介して分離器112から移動さ
れる。
【0023】本発明の一実施例によれば、粒状化プロセ
ス10の尿素凝縮段階26、48、58により生成され
た蒸気流38、44、50、59は、管路118を介し
て導入される低温の水性吸収液を用い、吸収塔101内
において約27.8kPa(a)の圧力で処理される。
蒸気流38、44、50、59は、給送管路119を介
し、適宜の気液接触要素を含む吸収帯域122の下方の
給送帯域120で吸収塔101へ導入される。吸収帯域
122においては、水、アンモニアおよびCO 2 の大部
分、ならびに給送流19からの何れかの尿素固形物キャ
リオーバが、吸収剤流118により吸収され、冷却され
る。
【0024】吸収液流118は、吸収塔101とタンク
66との間に真空シールを維持すべくタンク66内の水
性吸収剤のレベルの下に沈められたレッグ124を介し
て、吸収帯域122から保持タンク66へ循環される。
塔101内における大気圧未満の圧力は、管路126を
介して非凝縮ガスを高所へ引き出すことにより維持され
る。蒸気流126は約24.5kPa(a)の圧力で吸
収器101を離れ、管路130を介して導入される低圧
水蒸気を原動流体として使用するエジェクタ128によ
り大気圧まで増圧され、内部の残留アンモニアを処理す
べく管路132を介して大気圧吸収器(図示せず)へ送
られる。
【0025】アンモニアを包有する水を主として含む吸
収液が管路134を介してタンク66から引き出され、
冷却水に対する凝縮熱の放散のためポンプ136により
管路138を介し、冷却器140を経て循環され、管路
118を介して塔101へ給送され、管路146を介し
て他の用途へ送られる。冷却器140は、望ましくはプ
レート・フレーム交換器を含み、吸収液を35℃の温度
に冷却する。例えば管路31を経由するカルバメート凝
縮段30のような、プロセス10における他の用途のた
め、ポンプ150により、管路148を経て吸収液の少
部分を循環させることができる。
【0026】例えば粒状化のために重量で約99.7%
までの濃度を有する尿素生成物の場合、図3に見られる
如く、ドラム42が、望ましくは約45〜55kPa
(a)の大気圧未満圧力に維持され、蒸気流44′が生
成される。尿素溶液は管路68を介して貯留タンク54
へ直接に送られ、次いで、上述の如き生成物溶液から水
を蒸発させるべく部分真空下で作動する概ね2段の尿素
濃縮ユニット72へ、管路70を介して給送される。高
濃度の尿素生成物は、粒状化のため、濃縮段階72から
最終段62′へ、管路74を介して除去される。尿素生
成物は管路64′を介して除去される。アンモニア、水
および連行された尿素は、凝縮および浄化のため、単数
または複数の管路76、78を介して高所に導かれる。
【0027】図4から良くわかるように、ドラム42か
らの尿素溶液流は、生成物溶液から水を蒸発させるべく
直列で作動する複式大気圧未満蒸発ユニット202、2
04を有する尿素濃縮段階72へ向けられる。
【0028】尿素溶液流70は、約37kPa(a)の
大気圧未満の圧力で作動する第一段階尿素濃縮ユニット
202へ貯留タンク54からポンプ輸送され、次いで、
分離器208内の溶液を重量で約95%の尿素に濃縮す
べく、第一段加熱器206で約120℃に加熱される。
第一蒸発段202における大気圧未満の圧力は、管路7
6を経て吸収塔201へ移動される発生蒸気の連続的な
濃縮によって維持される。
【0029】加熱器206は、望ましくは、第一蒸発分
離器208と一体に形成された多管円筒形交換器の形態
をとる。第一蒸発段階202の蒸発熱は、望ましくは、
管路210を経てシェル側の加熱器206へ導入される
水蒸気および管路212を経て除去される復水を凝縮さ
せることによって供給される。
【0030】第一濃縮段202に続き、分離器208内
の尿素溶液が、約3.33kPa(a)の大気圧未満圧
力で作動する第二段階ユニット204へ、管路214を
介して断熱的にフラッシュされる。第二濃縮段階204
においては、第一段階202からの尿素溶液が、分離器
218内の溶液を重量で約99.7%の尿素に濃縮すべ
く、第二段加熱器216により約134℃に加熱され
る。第二蒸発段204における大気圧未満圧力は、管路
78を経て吸収塔201へ移動された発生蒸気の連続的
な凝縮によって維持される。
【0031】加熱器216は他の蒸発段階加熱器と同様
に、望ましくは、一次蒸発分離器218と一体に形成さ
れた多管円筒形交換器の形態をとる。二次蒸発段階20
4の蒸発熱は、望ましくは、管路220を経てシェル側
の加熱器216へ導入される低圧濃縮水蒸気により供給
される。復水は管路222を介して除去される。浄化さ
れた尿素生成物は、処理段階62′での粒状化のため、
管路74を介して分離器218から移動される(図3参
照)。
【0032】粒状化ルートの尿素濃縮段26、72によ
り生成された蒸気流44′76、78は、管路224を
介して導入された低温の水性吸収液を用い、約10.0
kPa(a)の圧力の吸収塔201内で処理される。比
較的に高い圧力の蒸気流44′、76は、望ましくは組
み合わされた上、下方吸収段階230の下方の下方給送
帯域228で、管路226を介して吸収塔201へ導入
される。蒸気流78は吸収器201よりも低い圧力を有
し、望ましくは、管路233を介し、原動流体として導
入された低圧水蒸気を使用するエジェクタによって増圧
される。増圧された、低圧分離器218からの蒸気流
は、望ましくは、上方吸収段238下方の、上方給送帯
域236へ、管路234を介して導入される。
【0033】下方および上方吸収段階230、238に
は一般に、適当な気流接触要素が含まれている。吸収段
階230、238においては、吸収剤流224が水、ア
ンモニアおよびCO2 の蒸気の大部分、および給送流2
26、234から導入された尿素固形物を冷却しかつ吸
収する。吸収液流224は、吸収塔201とタンク66
との間の真空シールを維持すべく、タンク66内の水性
吸収剤のレベルの下に沈められたレッグ240を介し、
吸収段230、238から保持タンク66へと循環され
る。
【0034】塔201内の大気圧未満の圧力は、管路2
42を介して高所へ非凝縮ガスを引くことにより維持さ
れる。吸収塔201の頂部からの未吸収流242は、管
路246を介し原動流体として導入され、かつその中の
残留アンモニアを処理すべく管路248を介して大気圧
吸収器(図示せず)へ送られた低圧流を使用するエジェ
クタ244により、ほぼ大気圧まで増圧される。
【0035】主としてアンモニアを包有する水を含む吸
収液は、管路250を介してタンク66から引き出さ
れ、冷却水に対する凝縮熱の放散のために冷却器256
を経て管路254を介し、ポンプ252によって循環さ
れ、管路224を介して塔201へ給送され、かつ、管
路258、152を介してタンク66へ再循環される。
冷却器256は、望ましくはプレート・フレーム交換器
を含み、冷却される吸収液を約30℃の温度に冷却す
る。プロセス10′における他の諸用途のため、ポンプ
150により、管路260を経て吸収液の少部分を循環
させることができる。
【0036】
【例】尿素回収用に用いられる真空表面冷却器や補助的
な機器を本発明の接触冷却器に置き換えることの効果を
計算機シミュレーションにより解析した。1500メー
トルトン/日(MTPD)の尿素粒状化ルート・プラン
トと、2000MTPDの尿素造粒化ルート・プラント
とが計算の基礎として用いられた。本発明の吸収塔10
1,201の物質収支が表1に呈示されている。利用設
備および資本設備における潜在的な費用の節約を計算す
るために、標準的な費用見積りプログラムが使用され
た。
【0037】本発明の採用により、尿素の作用や関連す
るアンモニウム生産ユニットには、いかなる逆効果も及
ぼされない。多重ユニットは単一ユニットに置き換える
ことができるので、容器製造および関連するテンレス鋼
の配管、付属品、弁類支持構造体および同様の工程設備
に対する全体的な投資コストが付随的に低減される。更
に、表面濃縮器の置換により、濃縮管の焼付きや、低品
質の粒状化製品の製造の機会が低減される。
【0038】本発明の接触およびプレート・フィン冷却
器の向上された冷却効率により、所要冷却水再循環率が
低減される。その結果として、尿素回収ユニットの利用
設備消費率を低減させることができる。更に、低減され
た再循環率の故に、入口および戻りヘッダ、地上および
地下配管、循環ポンプなどを包含するプラント冷却水シ
ステムは更に小さいサイズを備えることができる。ま
た、低減された循環および冷却塔(図示せず)からのブ
ローダウンの故に、冷却塔補給水の低減がもたらされ
る。
【0039】更に、アンモニアの吸収を増大させてプラ
ントの放出物を減少させるため、低圧(4bar)およ
び大気圧吸収器(図示せず)へ更に低温の吸収剤を供給
すべく、(タンク76からの)プロセス濃縮剤を用いる
ことができる。また、利用設備の冷却水を使用する他の
プロセスの広い冷却器(図示せず)の表面積は、低温に
おける利用設備の冷却水の利用可能性の故に、減少させ
ることができる。
【0040】粒状化ルート・プラントにおいては、さも
なければ表面凝縮器に対する蒸気流の圧力を増圧するた
めに必要な幾つかのエジェクタを、低圧水蒸気の節約の
ために除去することができる。接触冷却器再循環ポンプ
136の付加により、他の節約により補償される以上に
全体的な所要電力が増大される。(表1を参照された
い)
【0041】
【表1】
【0042】粒状化および造粒ルートの双方に対する、
本プロセスにおける利用設備の節約が表2に示されてい
る。
【0043】
【表2】
【0044】資本経費節約は、粒状化または造粒ルート
に応じ、尿素プラント内部電池限界の3〜5%である。
【0045】本尿素回収プロセスは、上記の説明および
諸例として示されている。それらを一見すれば当業者に
は数多くの態様が明白となるので、上記の説明は非限定
的な例示として意図されたものである。添付クレイムの
範囲および精神に属する全ての変更態様はそれに包含さ
れるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】尿素生成物が造粒される、本発明の尿素回収プ
ロセスの実施例のブロック・プロセス図。
【図2】単一段階を有する本発明の中央吸収塔を示す、
図1のプロセスの図式的詳細図。
【図3】尿素生成物が粒状化される、本発明の別の実施
例のブロック・プロセス図。
【図4】2段階を有する、本発明の中央吸収塔を示す、
図3のプロセスの図式的詳細図。
【符号の説明】
10 プロセス 10′ プロセス 48 予濃縮段階 54 貯留タンク 58 1次濃縮段階 66 保持タンク 101 吸収塔 120 給送帯域 122 吸収帯域 124 レッグ 150 ポンプ 228 下方給送帯域 230 下方吸収段階 236 上方給送帯域 238 上方吸収段階 240 レッグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード ブルース ストレイト アメリカ合衆国テキサス州キングウッド, ローン シダー ドライブ 5615 (72)発明者 トーマス アンソニー クズポン アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン, シュガー ヒル 5835

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 尿素真空蒸発器からの蒸気中の凝縮性物
    を回収する方法にして、(a) 吸収器ユニットの吸収
    帯域下方の尿素真空蒸発器から蒸気を導入する段階、
    (b) 吸収器ユニット内に大気圧未満の圧力を維持す
    るため、吸収帯域から高所へ蒸気流を引き出す段階、
    (c) 吸収器ユニットの吸収帯域上方に水性流を導入
    する段階、(d) 水を凝縮し、アンモニアとCO2
    を吸収し、かつ尿素を水性流内へ流すため、段階(a)
    において吸収帯域内に導入された蒸気を、段階(c)に
    おいて導入された水性流と接触させる段階、(e) 段
    階(d)から水性流を集収する段階、および(f) 段
    階(e)から導入段階(c)で集収された水性溶液を冷
    却し、再循環させる段階を含む方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された方法において、蒸
    発器が直列し第一および第二段濃縮器を含み、段階
    (a)で導入された蒸気が、これら濃縮器からの第一お
    よび第二蒸気流を含むようにする方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された方法において、第
    一および第二蒸気流が、吸収帯域下方の給送帯域へ導入
    されるようにする方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載された方法にて、吸収帯
    域が上方および下方段階を含むようにする方法におい
    て、 第一段濃縮器からの第一蒸気流を下方吸収段階下方の下
    方給送帯域へ導入する段階、ならびに第二段濃縮器から
    の第二蒸気流を上方および下方吸収段階間の上方給送帯
    域へ導入する段階を含み、その場合に上方給送帯域が、
    蒸気および液体の上方および下方への流れのため上方お
    よび下方吸収段階間を流体連通するようにする方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された方法にして、言動
    流体として水蒸気を用い、第二段濃縮器からの第二蒸気
    流を上方給送帯域内へ引き出す段階を含む方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載された方法にて、段階
    (e)において集収された水性流を受容すべく吸収器ユ
    ニットとタンクとの間の真空シールを維持する段階を包
    含する方法にして、タンク内の液面の下方から吸収帯域
    下方の上方高所まで延びる水を満たしたレッグを含むよ
    うにする方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載された方法において、水
    蒸気を原動流体として用い、吸収器ユニットから蒸気を
    排出する段階が引出し段階(b)に含まれるようにする
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載された方法にして、尿素
    加水分解のため、段階(e)からの、集収された水性流
    の一部分を引き出す段階を含む方法。
  9. 【請求項9】 尿素濃縮ユニットにして、 連続する第一および第二段尿素真空蒸発器、 吸収帯域を包含する吸収塔、 真空蒸発器からの蒸気流を吸収帯域下方の吸収塔へ導入
    する管路、 吸収塔内の大気圧未満圧力を維持すべく吸収帯域上方か
    らの蒸気を引き出すための、吸収塔からの高所管路、 アンモニア、カルバメートおよび尿素を含む、吸収塔か
    らの水性液を受容するタンク、 タンクから吸収帯域上方の吸収塔へ水を再循環させるた
    めのポンプおよび管路、ならびに再循環された水性溶液
    を冷却するための、再循環管路上の熱交換器、を含む尿
    素濃縮ユニット。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載された尿素濃縮ユニッ
    トにして、第一および第二段真空蒸発器からの蒸発管路
    の各々と流体連通する吸収帯域下方の給送帯域を含む尿
    素濃縮ユニット。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載された尿素濃縮ユニッ
    トにおいて、上方および下方吸収段、第一段真空蒸発器
    からの蒸発管路と流体連通する下方吸収段の下方の下方
    給送帯域、ならびに第二段真空蒸発器からの蒸発管路と
    流体連通する上方および下方吸収段間の上方給送帯域と
    が吸収帯域に含まれ、上方給送帯域が、そこを通る蒸気
    および液体のそれぞれの上方および下方への流れのため
    に上方および下方吸収段間で流体連通し、水再循環管路
    がその上端部に隣接する上方吸収段と流体連通するよう
    にした尿素濃縮ユニット。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載された尿素濃縮ユニ
    ットにして、第二真空蒸発器からの蒸気を上方給送帯域
    の圧力に合わせて圧縮すべく、第二真空蒸発器から上方
    給送帯域までの蒸気管路内に水蒸気排出器を含むように
    した尿素濃縮ユニット。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載された尿素濃縮ユニッ
    トにして、タンク内の液面の下方から吸収帯域下方の上
    方高所まで延びる液体レッグを包含する、タンクと吸収
    帯域との間の真空シールを含む尿素濃縮ユニット。
  14. 【請求項14】 請求項9に記載された尿素濃縮ユニッ
    トにして、吸収ユニットからの高所管路内に水蒸気排出
    器を含む尿素濃縮ユニット。
  15. 【請求項15】 請求項9に記載された尿素濃縮ユニッ
    トにおいて、熱交換器が、冷却水を含む低温側流体を有
    する板台枠熱交換器であるようにした尿素濃縮ユニッ
    ト。
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