JPH09206702A - 選別装置 - Google Patents

選別装置

Info

Publication number
JPH09206702A
JPH09206702A JP8037366A JP3736696A JPH09206702A JP H09206702 A JPH09206702 A JP H09206702A JP 8037366 A JP8037366 A JP 8037366A JP 3736696 A JP3736696 A JP 3736696A JP H09206702 A JPH09206702 A JP H09206702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
sorting
measurement
door
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8037366A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Inoue
真 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP8037366A priority Critical patent/JPH09206702A/ja
Publication of JPH09206702A publication Critical patent/JPH09206702A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】手作業による長時間の選別作業では誤選別のお
それをなくし得ない。 【解決手段】測定装置で下された測定結果に基づいて被
測定物を手作業で選別する選別装置において、測定結果
に基づいて、被測定物を収納する所定の場所に通じる扉
を開閉制御する制御手段を設けるようにした。このよう
に測定装置の測定結果に連動して扉が開状態又は閉状態
となるので作業者が測定結果を誤認識して誤つた選別作
業を実行するおそれを有効に回避することができる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は選別装置に関し、例
えば汎用半導体装置の選別に使用するものに適用し得
る。
【0002】
【従来の技術】現在、市場にはトランジスタやセンサを
始めとして様々な形状の汎用半導体装置が流通してい
る。ところが形状が一つでないということは測定装置に
よる電気特性の自動選別に適していないということであ
り、従来は専ら手作業に頼らざるを得なかつた。因に従
来は、作業者が測定装置の表示を見て、良品(GO)と
判定された製品は良品用の収納箱に、また不良品(N
G)と判定された製品は不良品用の収納箱にそれぞれ手
作業で収納するといつた具合に製品の選別がおこなわれ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような選
別作業は単調な作業である上に長時間に亘つて連続して
なされるため、良品と不良品との判断を誤つて誤つた収
納箱に収納してしまうおそれを避け得ないという問題が
あつた。また従来の収納箱では製品を収納するための開
口を開閉板(又は遮断板)によつて一定時間ごと開閉す
るようになされ、限られた時間内にしか製品を収納し得
ないようになつているが、このように開口が閉じられず
に開いている時間が作業者の作業ペースと無関係に設定
されているため、作業者の作業が遅れたりすると収納も
れが生じる可能性があつた。
【0004】その他、開閉板は次の製品の測定が開始さ
れるまでは常に開状態であり続けるため、勘違いで2重
収納してしまう等の作業ミスが発生するおそれもあつ
た。このように手作業であるがための理由による誤選別
が発生する可能性をなくし得なかつた。本発明は以上の
点を考慮してなされたもので、誤選別が発生するおそれ
のない選別装置を実現しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、測定装置で下された測定結果に基
づいて被測定物を手作業で選別する選別装置において、
測定結果に基づいて、被測定物を収納する所定の場所に
通じる通路を開閉する扉を開閉制御する制御手段を設け
るようにした。このように測定装置の測定結果に連動し
て扉が開状態又は閉状態となるので作業者が測定結果を
誤認識して誤つた選別作業を実行するおそれを回避する
ことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0007】図1に選別装置の全体構成の一例を示す。
手動選別装置1は、測定装置2、制御装置3及び収納装
置4の3つの部分によつて構成される。このうち測定装
置2は製品ごとに電気的特性を測定し、良品(GO)と
不良品(NG)とを判別する装置であり、測定結果が良
品であつた場合にはパネルの前面に配置された表示灯2
Aを点灯し、測定結果が不良品であつた場合には表示灯
2Bを点灯するようになつている。これら2種類の表示
灯の点灯状態を見れば、作業者は測定装置2による測定
結果を容易に判定することができる。
【0008】制御装置3は測定装置2と信号線を介して
接続されており、当該信号線を介して良品判定信号SGO
をセツト(SET)端子に入力するようになされてい
る。この制御装置3にはセツト端子に入力された良品判
定信号SGOに基づいて電磁弁5の開閉を制御する回路の
他、開閉装置4に入れられた製品の数をカウントするカ
ウンタ等の回路が内蔵されている。
【0009】例えば制御装置3は良品判定信号SGO
「H]レベルのとき(すなわち良品のとき)、オン/オ
フ(ON/OFF)端子から出力される電磁弁オン/オ
フ信号SON/OFFの信号値を「H」レベルに立ち上げ、良
品判定信号SGOが「L」レベルのとき(すなわち不良品
のとき)、オン/オフ信号SON/OFFの信号値を「L」レ
ベルに立ち下げるようになされている。なお電磁弁5は
後述する開閉板の駆動機構に対する空気air の供給/非
供給を制御する装置であり、オンのとき供給し、オフの
とき非供給である。
【0010】また制御装置3は開閉装置4からリセツト
(RESET)端子に入力されるリセツト信号SRESET
が「H」レベルのとき(すなわち製品の収納が行われた
とき)、内蔵カウンタのカウント値を進め、リセツト信
号SRESET が「L」レベルのとき(すなわち製品の収納
が未だ行われていないとき)、内蔵カウンタのカウント
値をそのまま保持するように動作するようになされてい
る。なお内蔵カウンタのカウント値は前面パネルに設け
られた表示板3A上に表示されるようになされている。
【0011】開閉装置4は良品を収納する収納箱4A
と、当該収納箱4Aに良品の製品を挿入するための開口
4B1が設けられた開閉容器4Bと、開口4B1を開閉
する非金属性(例えばプラスチツク)の開閉板4C1を
駆動する開閉機構4Cとで構成されている。このうち開
閉容器4Bの開口4B1の内側には開口4B1と同形状
でなる環状の金属通過センサ4B2が取り付けられてお
り、開口4B1を金属部を含む製品が通過したか否か判
定できるようになされている。なお金属通過センサ4B
2を流れる電流の変化は金属通過センサ4B2の一端が
接続されたアンプ(図示せず)によつて増幅され、前述
したリセツト信号SRESET として制御装置3側に出力さ
れるようになされている。因に金属部分を含む製品の開
口4B1の通過は、環状の金属通過センサ4B2を製品
が通過するときに生じる逆起電力に基づく電流の変化と
して検出される。
【0012】開閉機構4Cの構成は図2に示す。開閉機
構4Cは電磁弁5から空気air の供給を受ける空気シリ
ンダ4C2と、空気シリンダ4C2の軸と一体に上下動
する平板4C3と、平板4C3のうち片面に形成された
歯山と歯合して回転する歯車4C4と、この歯車4C4
と歯合すると共に一部が開閉板4C1と連結されている
歯車4C5とで構成されている。なお開閉板4C1は歯
車4C5から半径方向に伸びるように連結されており、
歯車4C5と一体に回動し得るようになつている。
【0013】従つてシリンダ4C2の軸が上方に動く
と、歯車4C4が反時計廻りに回動して歯車4C5に時
計廻りの回動力が伝わり、開閉板4C1を開くことにな
る。一方、電磁弁5がオフすることにより空気(air )
の供給が停止されると、シリンダ4C2ばね圧による自
己復帰現象のために下方に移動し、歯車4C4を時計廻
りに、また歯車4C5を反時計廻りに回動させる。これ
により開閉板4C1が閉じられる。因に歯車4C6の回
転軸は取付金具4C6によつて開閉容器4Bの側面に取
り付けられており、歯車4C5の回転軸は取付金具4C
7によつて開閉容器4Bの上面に取り付けられている。
【0014】以上の構成において、手動選別装置を用い
た汎用半導体装置の選別動作を説明する。まず測定は測
定装置2で行われる。測定装置2は測定結果に応じて表
示灯2A又は2Bのいづれか一方を点灯させ、測定され
た汎用半導体装置が良品であつたのか不良品であつたの
かを作業者に表示する。ここでは良品であつたとする。
すなわち表示灯2Aが点灯したとする。このとき測定装
置2から制御装置3には「H]レベルに立ち上がつた良
品判定信号SGOが出力される。制御装置3は良品判定信
号SGOが「H]レベルであることを確認して電磁弁5に
与えられる電磁弁オン/オフ信号SON/OFFを「H」レベ
ルに立ち上げる。これにより電磁弁5の弁は開状態にな
り、空気源(図示せず)から供給された空気air がシリ
ンダ4C2に供給される。
【0015】シリンダ4C2は空気air の供給により軸
を上昇させ、当該軸に固定されている平板4C3を上方
に押し上げる。これにより平板4C3に歯合する歯車4
C4が反時計廻りに回動し、当該歯車4C4に歯合する
歯車4C5を時計廻りに回動させる。この回動により開
閉板4C1が開いて開口4B1が現れ、汎用半導体装置
を開口4B1に入れることができる状態になる。因に不
良品と判断した場合にはかかる一連の動作は生じない。
すなわち汎用半導体装置が良品の場合のみ開口4B1が
開くのである。従つて開閉板4C1が開いて開口4B1
が現れていない限り、作業者は良品用の収納箱4Aに汎
用半導体装置を入れることができないのである。これに
より作業者の誤認識に基づく誤選別のおそれをなくすこ
とができる。
【0016】さてここで作業者が開口4B1に汎用半導
体装置を入れると、汎用半導体装置は金属通過センサ4
B2を通過して収納箱1Aの中に落ちる。このとき汎用
半導体装置の通過は金属通過センサ4B2に流れる電流
の変化として現れるので、この信号を「H」レベルのリ
セツト信号SRESET としてリセツト(RESET)端子
に入力する制御装置3は電磁弁5に与えられる電磁弁オ
ン/オフ信号SON/OFFを「L」レベルにリセツトする。
これにより開閉板4C1を開くために供給されていた空
気air の供給は遮断され、開閉板4C1は閉じることに
なる。すなわち汎用半導体装置が収納箱4Aに入れられ
ると二重に汎用半導体装置が収納されないように開口4
B1が閉じられるのである。またこのとき制御装置3は
このとき入力される「H」レベルのリセツト信号S
RESET によつて内蔵カウンタのカウント値を+1進める
よう動作する。このように汎用半導体装置が収納される
たびにカウント値が更新されるので、測定終了後には良
品の実数がカウント値として表示されることになる。
【0017】以上の構成によれば、測定装置2の測定結
果に連動して開閉板4C1が開閉動作し、良品と判定さ
れたときしか良品用の収納箱4Aに汎用半導体装置を収
納できないようにしたことにより、作業者の誤つた認識
により誤選別が生じるおそれをなくすことができる。ま
たこれに限らず、開状態にある開閉板4C1は汎用半導
体装置の開口通過に連動して自動的に閉じられるように
したことにより、二重収納等が生じるおそれをなくすこ
とができる。
【0018】さらにこの汎用半導体装置の開口通過に一
対一に対応して「H」レベルに立ち上がるリセツト信号
RESET の数をカウントするようにしたことにより、手
動で分類選別した汎用半導体装置の実数を瞬時に把握で
き、従来のように作業終了後に改めて数え直すような手
間をなくすことができる。しかもこの制御装置3のカウ
ント値と測定装置2のカウント値とを照合すれば良品率
も簡単に求めることができ、品質保証作業が容易とな
る。
【0019】なお上述の実施例においては、汎用半導体
装置を測定対象とする場合について述べたが、本発明は
これに限らず、金属部分が含まれる製品を手動で選別す
る装置一般に適用し得る。さらに金属部分を含まない製
品にも適用し得る。また上述の実施例においては、検出
手段として金属通過センサを用いる場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、光センサ等を用いても良
い。さらに上述の実施例においては、開閉機構4Cとし
て図2に示すものを例に上げたが、本発明はこれに限ら
ず、他の構成を採り得る。さらに上述の実施例において
は、良品を収納する装置に適用する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、不良品を収納する装置に適
用しても良い。この場合には測定装置2で不良品として
判定されたとき開閉板4C1が開くようにすれば良い。
【0020】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、測定結果
に基づいて被測定物を収納する所定の場所に通じる扉を
開閉制御させるようにしたことにより、作業者が測定結
果を誤認識して誤つた選別作業を実行するおそれを有効
に回避することができる選別装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による選別装置の一実施例を示す略線的
斜視図である。
【図2】開閉機構の一例を示す略線的斜視図である。
【符号の説明】
1……手動選別装置、2……測定装置、2A、2B……
表示灯、3……制御装置、3A……表示板、4……収納
装置、4A……収納箱、4B……開閉容器、4B1……
開口、4B2……金属通過センサ、4C……開閉機構、
4C1……開閉板、4C2……空気シリンダ、4C3…
…平板、4C4、4C5……歯車、4C6、4C7……
取付金具、5……電磁弁。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定装置で下された測定結果に基づいて被
    測定物を手作業で選別する選別装置において、 上記測定結果に基づいて、上記被測定物を収納する所定
    の場所に通じる通路を開閉する扉を開閉制御する制御手
    段を具えることを特徴とする選別装置。
  2. 【請求項2】上記制御手段は測定結果により所定の場所
    に収納すべきであることが確認されたとき上記扉を開
    き、収納すべきでないことが確認されたとき上記扉を閉
    じたままとすることを特徴とする請求項1に記載の選別
    装置。
  3. 【請求項3】上記扉の内側には上記被測定物の通過を検
    出する検出手段が設けられており、当該検出手段は、上
    記被測定物の通過が確認されたとき、上記制御手段に上
    記扉を閉めるように命令を出すことを特徴とする請求項
    2に記載の選別装置。
  4. 【請求項4】上記検出手段は金属通過センサであること
    を特徴とする請求項3に記載の選別装置。
  5. 【請求項5】上記制御手段は、上記検出手段から上記扉
    を閉める命令が届いた回数を累算して表示する計数手段
    を具えることを特徴とする請求項3に記載の選別装置。
JP8037366A 1996-01-30 1996-01-30 選別装置 Pending JPH09206702A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8037366A JPH09206702A (ja) 1996-01-30 1996-01-30 選別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8037366A JPH09206702A (ja) 1996-01-30 1996-01-30 選別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09206702A true JPH09206702A (ja) 1997-08-12

Family

ID=12495537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8037366A Pending JPH09206702A (ja) 1996-01-30 1996-01-30 選別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09206702A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006039946A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Koji Iino 生産工場のための生産管理システム
CN113245211A (zh) * 2020-12-22 2021-08-13 李方州 自动隔离装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006039946A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Koji Iino 生産工場のための生産管理システム
CN113245211A (zh) * 2020-12-22 2021-08-13 李方州 自动隔离装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4553400A (en) Refrigeration monitor and alarm system
US4916628A (en) Microprocessor-based control/status monitoring arrangement
US4612775A (en) Refrigeration monitor and alarm system
US2237132A (en) Photoelectric coin registering device
WO2016040988A1 (en) Valve monitoring
EP0275155B1 (en) Fluid leak detector
US4072924A (en) Automotive priority message display
EP0497692B1 (en) Wiring error detector for a door operator
US5387899A (en) Alarm system with monitoring circuit for detecting a cut or short in a pair of wires
JPH09206702A (ja) 選別装置
US3209343A (en) Multi-station gas detecting apparatus
AU624528B2 (en) Solution separating apparatus
US6249220B1 (en) Detected information display system in fire detecting system
US7876543B2 (en) Gas discharge lamp power supply
JP2745090B2 (ja) 表示装置および表示制御方法
US3221903A (en) Apparatus for gathering an accumulation of various objects
JP3040436U (ja) スロットマシン
US4191954A (en) Interrupted circuit test with memory and display device
KR102633503B1 (ko) 밸브의 개폐상태 확인이 가능한 밸브 모듈
AU634116B2 (en) Blood separating apparatus
US4831511A (en) Microcomputer implemented control device with maintenance provisions
JP2000234678A (ja) コントロールバルブ部の開閉表示装置と表示装置付き弁体
JPH044310Y2 (ja)
KR20020033967A (ko) 가스누출 경보/차단 장치
JP2001142501A (ja) ガス遮断装置