JPH09206172A - 暖房椅子 - Google Patents

暖房椅子

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JPH09206172A
JPH09206172A JP1643596A JP1643596A JPH09206172A JP H09206172 A JPH09206172 A JP H09206172A JP 1643596 A JP1643596 A JP 1643596A JP 1643596 A JP1643596 A JP 1643596A JP H09206172 A JPH09206172 A JP H09206172A
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JP
Japan
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heat
heating
chair
hot water
backrest
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JP1643596A
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Kiyoo Kobayashi
清男 小林
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NIPPON YUUKI KK
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NIPPON YUUKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の空調システム又は暖房システムでは十
分な空調効果又は暖房効果を得られない広大な容積を有
する室内空間、屋外開放空間又は屋外環境空間等におい
て、人体が快適な体感温度又は雰囲気温度を感じること
ができる暖房装置を提供する。 【解決手段】 暖房椅子1は、椅子1の座部及び/又は
バックレストを構成する基材3、4、7内に埋設された
熱交換装置10又は発熱装置を備える。該熱交換装置
は、高温熱媒体を収容する複数の管路12を備え、管路
12は、熱媒体の熱源に連結され、前記座部及び/又は
バックレストの表層は、熱交換装置内の高温熱媒体との
熱交換により加熱される。また、発熱装置は、エネルギ
ー源に接続され、エネルギー源からのエネルギー供給に
より発熱し、座部及び/又はバックレストの表層は、発
熱装置の発熱により加熱される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暖房椅子に関する
ものであり、より詳細には、座席面を加熱可能な加熱手
段を備えた暖房椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築物の空調システム又は暖房システム
として、ファンコイルユニット等の個別制御可能な空調
機器を使用した強制的空気対流形式の空調システム、コ
ンベクター又は温水循環パネル等を使用した輻射方式の
暖房システム、床に埋設又は敷設した配管に温水を循環
する床暖房方式の暖房システム、或いは、比較的大型の
空調装置を使用した中央集中管理式の空調システム等、
各種形式の空調方式又は暖房方式が知られている。これ
らの空調又は暖房システムは、室内全域の空調作用又は
暖房作用により、室内雰囲気全体を調温することを主目
的とした構成のシステムである。従って、各室に所定位
置に配置された空調又は暖房ユニット、或いは、空調吹
出口等は、居室内の人員が室内の不特定の領域又は場所
において所望の雰囲気温度又は体感温度を認識又は体感
し得るように、調温空気を室内全域に給送し、或いは、
輻射熱を室内環境全体に供給する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、比較的
広い容積を有する建築物の室内空間、極端に天井高が高
い居室の室内空間、建築物内又は建築物に隣接した屋外
開放空間、或いは、広場、駅又は公園等の屋外環境空間
において、従来の空調システム又は暖房システムは、空
調効率又は暖房効率が極端に低下し、空調効果又は暖房
効果を発揮し難い。従って、空調システム又は暖房シス
テムは、エネルギー効率又は運転効率を損なうことか
ら、広大な容積を有する室内空間、屋外開放空間又は屋
外環境空間において実質的に使用し得ない。また、特定
の領域又は方向を局所的に加熱する熱線放射式又は熱輻
射式のスポット型暖房装置等が知られているが、この種
の暖房装置により加熱された空気は、気流又は温度差に
より早期に散逸してしまう。従って、ユーザーは、極め
て低い熱効率又はエネルギー効率にて暖房装置を運転せ
ざるを得ない。本発明は、かかる事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、従来の空調シス
テム又は暖房システムでは十分な空調効果又は暖房効果
を得難い広大な容積を有する室内空間、屋外開放空間又
は屋外環境空間等において、人体が快適な体感温度又は
雰囲気温度を感じることができる暖房装置を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
目的を達成すべく、椅子の座部及び/又はバックレスト
を構成する基材内に埋設された熱交換装置を備え、該熱
交換装置は、高温熱媒体を収容する複数の管路を備え、
該管路は、熱媒体を前記熱交換装置に供給可能な熱源に
連結され、前記座部及び/又はバックレストの表層は、
前記熱交換装置内の高温熱媒体との熱交換により加熱さ
れることを特徴とする暖房椅子を提供する。本発明は
又、椅子の座部及び/又はバックレストを構成する基材
内に埋設された発熱装置を備え、該発熱装置は、エネル
ギー源に接続され、エネルギー源からのエネルギー供給
により発熱し、前記座部及び/又はバックレストの表層
は、前記発熱装置の発熱により加熱されることを特徴と
する暖房椅子を提供する。本発明の上記構成によれば、
熱交換装置内の高温熱媒体の熱量又は発熱装置の熱量
が、座部又はバックレストの表層に熱伝達し、該表層の
表面温度を昇温させる。椅子に着席した人の身体部分
は、座部又はバックレストと接触により、直接的、或い
は、衣服を介して間接的に加温される。また、昇温した
座席表面は、熱線輻射式の暖房装置として作用し、椅子
近傍の空気を加温するので、座席近傍の人体の体感温度
を上昇させる暖房手段として機能する。
【0005】このような暖房椅子の構成を屋外スタジオ
の椅子、屋内スタジオの椅子、広大な施設内の椅子、展
示会場等の可搬式の椅子、公園のベンチ、病院又は駅等
の待合所の椅子又はベンチ、或いは、屋外又は屋内広場
の椅子、座席又はベンチ等に適用することにより、広範
又は広域の周囲環境空気を非効率的に加温することな
く、椅子付近の人体が快適な体感温度又は雰囲気温度を
体感し得る暖房環境を形成することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態におい
て、上記熱交換装置は、温水循環配管からなり、上記発
熱装置は、電気発熱式ヒータからなる。温水循環配管か
らなる熱交換器は、好ましくは、所定位置に固定される
固定式の椅子に使用され、他方、電気発熱式ヒータから
なる発熱装置は、移動可能な椅子又は可搬式の椅子に好
適に使用される。或る好適な実施形態において、暖房椅
子の蓄熱量を増大させる蓄熱体を座部及び/又はバック
レストに配設される。本発明の他の実施形態において、
上記熱交換装置は、熱媒体流体が封入されたヒートパイ
プからなり、該ヒートパイプの管路は、熱媒体流体自体
の加熱手段に連結される。熱媒体流体(ガス)を封入し
たヒートパイプ方式の配管は、熱媒体蒸気の移動および
蒸発潜熱の授受による熱移動等を伴う配管方式又は熱伝
達方式の熱交換装置であり、ヒートパイプの管路は、温
水熱源又は電気熱源等の加熱手段と連通する。本発明の
更に他の実施形態において、上記熱交換装置は、加熱さ
れた高温加圧空気を循環可能な高温空気圧送配管から構
成される。本発明の好適な実施形態において、暖房椅子
本体の主材料として、天然又は加工木材、大理石等の石
材、PC等のコンクリート、樹脂成形材料、或いは、金
属成形材料等が使用される。上記熱交換装置又は発熱装
置は、椅子本体の内部、殊に、座部及びバックレストの
材料の組立時に座部及びバックレスト内に組込まれ、組
付けられ、又は介装され、或いは、座部及びバックレス
トの成形時に一体成形され、これにより、暖房椅子内に
埋設される。椅子本体は、好ましくは、平面的な素材の
組立体、曲線的又は曲面的な素材の組立体として製作さ
れる。好適には、椅子の表層材料は、比較的容易に取外
し可能に椅子の基材又は基板に組付けられ、上記熱交換
装置又は発熱装置は、維持管理可能且つ修理・交換可能
に椅子に組込まれる。更に好ましくは、椅子の表層材料
は、クッション性能又は高触感性を有する表面化粧材料
にて被覆される。
【0007】本発明の或る好適な実施形態において、上
記熱交換装置を構成する温水循環配管は、椅子の所定部
位から外方に突出し、カプラ式継手又は螺子式継手を介
して、温水給送管又は温水還流管に連結される。所望に
より、温度制御手段、例えば、温水循環量を制御する流
量制御弁及びバイパス管等が、温水循環配管と温水給送
管又は温水還流管との連結部に配設される。好ましく
は、暖房椅子の表面温度又は表層温度を検出し且つ上記
温度制御手段と関連する温度検出器が、暖房椅子に配設
され、暖房椅子の表面温度又は表層温度が自動制御され
る。また、上記温水循環配管の連結部が椅子の下部域に
位置するとき、温水循環配管のエアー抜き手段が椅子の
上部域に配設される。本発明の他の好適な実施形態にお
いて、上記発熱装置は、電気抵抗体又は電気抵抗物質を
含む面状発熱体、或いは、シーズ線をサンドイッチした
発熱体からなる発熱要素により構成される。この種の発
熱要素は、電線を介して外部電源に接続され、手動電気
スイッチによりON/OFF制御される。好ましくは、
発熱要素は、サーモスタット及び安全ヒューズを備え
る。変形例として、椅子本体を発熱要素で成形し、発熱
要素の外周を電気絶縁材料で被覆することができる。
【0008】好ましくは、上記熱交換装置又は発熱装置
は、椅子の表面温度又は表層温度をマニュアル制御する
温度調整装置を備える。更に好ましくは、椅子の表面温
度又は表層温度を検出する温度検出器及び該温度を自動
制御する制御弁又は電気抵抗器等を有する自動制御装置
を備える。本発明の好適な実施形態において、上記熱交
換装置又は発熱装置は、熱量を蓄熱する蓄熱部材又は蓄
熱装置を含み、かかる蓄熱手段は、椅子表面又は表層の
温度変化を安定化し、或いは、暖房機能停止後に椅子表
面又は表層の温度を長時間(1乃至2時間)維持するよ
うに機能する。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の好適な
実施例について詳細に説明する。図1は、本発明の第1
実施例に係る暖房椅子の全体構成を示す概略断面図であ
り、図2は、暖房椅子の内部に埋設される温水配管の全
体斜視図である。図1に示す暖房椅子1は、複数の脚2
と、脚2によって支持された座席シートの基板部3と、
基板部3の後縁部から上方に延びる背当て部又は背部
(以下、バックレストという)の基板部4とを備えてお
り、暖房椅子1は、椅子の幅員方向に所定の長さ延在し
ている。基板部4は、硬質の板材又は成形材料、例え
ば、木材、集成材、金属成形板等からなる。樹脂成形材
料、耐水性材料、ハニカム材料、木製材料又は座席用シ
ートクッション材料等によって形成された表層材料7
が、座席シート基板部3及びバックレスト基板部4上に
配設される。表層材料7は、座席シート基板部3の全奥
行及び全幅員に亘って延在するとともに、人体の腰部に
相応する基板部3、4の接合領域において、所定の曲率
にて上方に湾曲し、バックレスト基板部4に沿って上方
に延び、基板部4から更に上方に突出している。表層材
料7の表面には、曲げ成形された集成材、化粧合板又は
天然木材、織布、不織布、樹脂成形シート、或いは、耐
水性材料等の表面化粧材8が貼着手段又は接着手段等に
より取付けられ、表層材料7は、表面化粧材8によって
被覆される。管路集合体11を成形型の成形キャビティ
内に配置し、発泡樹脂成形法により管路集合体11及び
表層材料を一体成形することも可能である。
【0010】温水配管10が表層材料7内に埋設され
る。温水配管10は、図2に示す如く、複数の管路12
の集合体からなる管路集合体11として成形された長尺
の成形品であり、幅員方向に所定の間隔を隔てて配置さ
れた6本の管路12a乃至12fと、管路12の間に延
在し且つ管路12の下部を相互連結する板体14とから
なる。管路集合体11の各管路12は、図2(B)に示
す如く、実質的に円形断面形状を有する管体であり、流
体を圧送又は連通可能な流体通路13を中心部に備え
る。各管路12の相互間隔は、15乃至40mm程度に設
定され、各管路12の外径及び内径は夫々、例えば、1
0乃至15mmおよび5乃至10mm程度に夫々設計され
る。管路集合体11は、合成ゴム等のゴム素材、合成樹
脂、或いは、合成ゴム及び合成樹脂の混合材料を基材と
した一体成形品からなり、好ましくは、合成繊維又は天
然繊維の短繊維強化材を混入した特殊ゴムを母材又は主
材とするハイブリッドポリマーエラストマーを射出成形
機により連続的に押出し成形してなる長尺シート状の一
体成形品からなる。かかる管路集合体11は、比較的高
圧の温水を循環可能な耐圧性を有するばかりでなく、容
易に変形可能又は変位可能な柔軟性、可撓性又は弾力性
を有する。管路集合体11は、図2(A)に示す如く、
所謂“ゴムロール”Rとして巻回される。ロールRの形
態にて施工現場に資材搬送又は運搬された管路集合体1
1は、ロールRから繰り出され、表層材料7内に配置又
は敷設され、これにより、暖房椅子1の所定の施工部位
に取付けられる。複数の管路集合体11が、例えば、板
体14を基板3、4の側に向けて上下方向に配向され、
暖房椅子1の幅員方向に所定間隔を隔てて平行に配列さ
れ、管路集合体11は、暖房椅子1の幅員全体に亘って
所望の配管分布密度に配設される。
【0011】管路12を構成する管路12a、12c、
12eは、例えば、温水の往流路又は温水供給流路とし
て使用され、管路12b、12d、12fは、温水の還
流路又は温水リターン流路として使用され、往流路と還
流路とが交互に配置される。管路12a、12c、12
eの先端部と、管路12b、12d、12fの基端部と
は、例えば、比較的大径のヘッダー又は連通路(図示せ
ず)を構成する流路によって相互に流体連通し、管路1
2a、12c、12eに供給された温水は、管路12
b、12d、12fに給送される。隣接する管路対、例
えば、管路12a、12bが往流路及び還流路の対を構
成するので、管路集合体11は、全体的に亘って比較的
均一な温度分布を有する。かかる構成を有する温水配管
10は、図1に示す如く、バックレスト基板部4の上端
部領域から表層材料7の上部域に延入し、表層材料7の
形状に沿って下方且つ前方に延在し、座席シート基板部
3の前端部にて終端している。温水配管10の延入部を
構成する接続部15は、バックレスト基板部4から後方
に突出し、温水供給管16又は温水リターン管17(破
線で示す)に接続される。温水供給管16は、下流側に
おいて温水供給流路を構成する管路12a、12c、1
2eに連結され、上流側にて温水タンク又はボイラー等
の温水熱源(図示せず)の温水圧送手段に接続され、他
方、温水リターン管17は、上流側において、温水還流
路を構成する管路12b、12d、12fに連結され、
下流側にて温水還流タンク又はリザーバ等(図示せず)
に接続される。
【0012】このように構成された暖房椅子1は、大容
積の居室又は屋外開放空間等に配置される。温水熱源か
ら給送された温水は、温水供給管16及び接続部15を
介して、管路12a、12c、12eに流入し、管路1
2a、12c、12eの末端に設けられた連結流路を介
して、管路12b、12d、12fに給送され、接続部
15及び温水リターン管17を介して、温水還流タンク
等に還流する。管路12を循環する温水は、相対的に低
温の表層材料7と熱交換し、温水の熱量を表層材料7に
伝達し、この結果、表面化粧材8の表面温度を上昇させ
る。表面化粧材8の温度上昇により、暖房椅子1の座
(シート)及び背当て部(バックレスト)近傍の空気が
加温されるとともに、暖房椅子1自体が輻射熱の発熱源
となる。しかも、暖房椅子1に着席した人員は、座及び
背部と直接的又は間接的な接触による熱伝導によって、
加温される。図3は、上記暖房椅子の変形例を示す暖房
椅子内の配管レイアウト正面図である。図3に示す暖房
椅子1は、平行に配列された複数のループ配管20を備
える。各配管20は、対をなす温水供給管21及び温水
還流管22からなり、温水供給管21の下端部21aと
温水還流管22の下端部22aとは、接続管(図示せ
ず)を介して流体連通可能に相互連結されている。配管
20として、銅管又はチタン管等の金属配管を好ましく
使用し得る。前述の実施例と同様に、温水供給管21
は、温水熱源に接続され、他方、温水還流管22は、温
水還流タンク等に接続される。温水が、配管20に通水
され、暖房椅子1内を循環する。
【0013】図4は、本発明に係る暖房椅子の第2実施
例を示す暖房椅子の斜視図である。本例の暖房椅子1
は、公園等のベンチ又は建築物内の簡易休憩椅子の形式
の長椅子であり、4隅に配置された脚2と、脚2によっ
て支持された長方形平面形状の基台3と、基台3と相応
する形状を有する板状の表層材料7とを備える。基台3
の上面には、配管30を埋め込み可能な溝9が刻設又は
成形されており、一連の配管30が、溝9内に収容さ
れ、基台3上に延在している。配管30は、一端が温水
供給管16に接続され、他端が温水リターン管17に接
続される。図5は、本発明の第3実施例に係る暖房椅子
の座部を示す断面図である。座部1は、所望の断熱性能
を有する基板部3と、基板部3の上面に取付けられた表
層材料7と、表層材料7の上面に貼着された表面化粧材
8とを備える。発熱要素40が、表層材料7内に埋設さ
れる。発熱要素40は、面状発熱体又はソリッド発熱体
からなり、電源(図示せず)又はエネルギー源(図示せ
ず)に接続又は連結される。表層材料7は、充分な蓄熱
容量を有する部材からなり、発熱要素40の発熱量を蓄
熱する蓄熱部材として機能する。
【0014】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の上記構成に
よれば、従来の空調システム又は暖房システムでは十分
な空調効果又は暖房効果を発揮し難い広大な容積を有す
る室内空間、屋外開放空間又は屋外環境空間等におい
て、快適な体感温度又は雰囲気温度を実現可能な暖房装
置、即ち、暖房椅子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る暖房椅子の全体構成
を示す概略断面図である。
【図2】暖房椅子の内部に埋設される温水配管の全体斜
視図である。
【図3】暖房椅子の変形例を示す暖房椅子内の配管レイ
アウト正面図である。
【図4】本発明に係る暖房椅子の第2実施例を示す暖房
椅子の斜視図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る暖房椅子の座部を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 暖房椅子 2 脚 3、4 基板部 7 表層材料 8 表面化粧材 10 温水配管 11 管路集合体 12 管路 14 板体 20 ループ配管 30 配管 40 発熱要素 R ゴムロール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 椅子の座部及び/又はバックレストを構
    成する基材内に埋設された熱交換装置を備え、該熱交換
    装置は、高温熱媒体を収容する複数の管路を備え、該管
    路は、熱媒体を前記熱交換装置に供給可能な熱源に連結
    され、前記座部及び/又はバックレストの表層は、前記
    熱交換装置内の高温熱媒体との熱交換により加熱される
    ことを特徴とする暖房椅子。
  2. 【請求項2】 椅子の座部及び/又はバックレストを構
    成する基材内に埋設された発熱装置を備え、該発熱装置
    は、エネルギー源に接続され、エネルギー源からのエネ
    ルギー供給により発熱し、前記座部及び/又はバックレ
    ストの表層は、前記発熱装置の発熱により加熱されるこ
    とを特徴とする暖房椅子。
JP1643596A 1996-02-01 1996-02-01 暖房椅子 Pending JPH09206172A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007000540A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Kurabe Ind Co Ltd 便座装置
JP2009225923A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Takasago Thermal Eng Co Ltd 温度調整椅子
JP2010052633A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Fuji Electric Systems Co Ltd 燃料電池を使用した搬機運転システム
JP2018153559A (ja) * 2017-03-21 2018-10-04 テイ・エス テック株式会社 シート

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