JPH09205929A - 水槽用ろ過装置 - Google Patents

水槽用ろ過装置

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JPH09205929A
JPH09205929A JP8035453A JP3545396A JPH09205929A JP H09205929 A JPH09205929 A JP H09205929A JP 8035453 A JP8035453 A JP 8035453A JP 3545396 A JP3545396 A JP 3545396A JP H09205929 A JPH09205929 A JP H09205929A
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JP
Japan
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water
water tank
filter medium
filtering
filter
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JP8035453A
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Hiroshi Yamada
洋 山田
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GUTSUPII KK
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GUTSUPII KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水中フィルタとすることによって水槽周りの
空間を有効に利用できるように構成するとともに、水槽
内においても従来よりも小さな容積で効率良くろ過を行
うことができ、しかも水槽の大きさに応じて適宜ろ過能
力を調整することのできる新規のろ過装置を提供する。 【解決手段】 ろ過装置10は、水槽30の上縁枠31
に接続された2つの隣接する透明な樹脂板からなる壁面
32,33が連結される隅部(稜線部)に沿って、上下
方向に複数連結され、その最上部には水中ポンプ20が
取付けられる。水中ポンプ20は最上部にあるろ過装置
10の後述する排水口に接続され、周面から突出する吐
出口22から水を吐き出すように構成されている。水中
ポンプ20の上面には連結部23を介して水平に広がる
係合板24が取付けられ、この係合板24が水槽30の
上縁枠31に係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水槽用ろ過装置に係
り、特に、魚や水草を育成するための鑑賞用水槽に用い
る場合に好適なろ過装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の鑑賞用水槽に用いられるろ過装置
は、大別すると3種類に分類される。一つはろ過部を水
槽の上に配置する上部フィルターであり、二つ目はろ過
部を水槽の外部に配置する外部フィルターであり、三つ
目はろ過部を水槽内に配置する水中フィルターである。
これらのろ過装置は、いずれも水槽内の水をろ材でろ過
するとともに、ろ材内に繁殖したバクテリアによって水
に含まれている毒性物質、例えばアンモニア等を分解し
て浄化するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のろ過装置においては以下のような問題点がある。
【0004】上部フィルターの場合には、水槽の上部に
フィルターを配置することによってろ材の清掃や交換は
容易であり、水槽内も広く使用できるという利点がある
が、一般に水槽の上部には照明装置、エアポンプ等が配
置されることが多いため、ろ材を収容する空間を確保す
ることが困難であり、例えば、照明装置のためのスペー
スが制限されるとともにろ材を配置した部分の直下の照
明ができなくなるという問題点がある。
【0005】また、外部フィルターの場合には、水槽の
外部にフィルターを配置するために水槽の内部や上部に
おいてろ材の設置スペースが不要になるという利点があ
るが、外部にろ材を配置するために水槽外にスペースが
必要になるとともに、ろ材収容部を密閉式にする必要が
あり、このために清掃や交換が困難になるとともに製造
コストも増大するという問題点がある。
【0006】さらに、水中フィルターの場合には、水槽
内に設置するために小型に形成する必要があるが、小型
に形成しても水槽内のスペースを使用するために邪魔に
なり易く、特に小型水槽の場合にはろ過能力の大きなろ
過装置を用いることができない。この他に、このタイプ
のろ過装置では容積が制限されることから一般に流量や
ろ過能力に限界があり、水槽の大きさによって容積は小
さいがろ過能力が不足したり、ろ過能力は充分だが容積
が大きすぎたりという事態が発生し易く、水槽に合わせ
てろ過作用を効率良く施すことができないという問題点
がある。
【0007】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、水中フィルタとすることによって
水槽周りの空間を有効に利用できるように構成するとと
もに、水槽内においても従来よりも小さな容積で効率良
くろ過を行うことができ、しかも水槽の大きさに応じて
適宜ろ過能力を調整することのできる新規のろ過装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、水槽の内部に収容され、水槽
内の水をろ過するための水槽用ろ過装置において、前記
水槽の内部又は外部に設置された吸水手段(例えば水中
ポンプやエアポンプを利用したエアリフト方式の吸水機
構等)に対し直接若しくは間接に接続される通水路と、
該通水路に連通し、ろ材を収容するろ材収容部と、前記
通水路に対して前記ろ材を介在させた位置において前記
ろ材収容部を外部に開口する吸水開口部とを設けるとと
もに、前記ろ材収容部から前記ろ材を出し入れ自在に構
成し、他の同構造のろ過装置に対して前記通水路が相互
に連結される状態で接続可能に構成したものである。
【0009】この手段によれば、複数のろ過装置を接続
することにより、それぞれの通水路が連結され、共通の
吸水手段によってろ過作用を図ることができる。したが
って、水槽の寸法、水質、その他の条件によりろ過装置
の数を変えて設置することができる。また、ろ過装置の
数を増減させても、それぞれのろ過装置においては吸水
開口部から水槽の水を吸水し、通水路へと導くことによ
って浄化するようになっているため、ろ過作用に寄与す
るろ材の厚さは変化せず、ろ過条件を一定に保つことが
できる。
【0010】ここで、前記通水路の両端には、前記吸水
手段に対し接続されるか又は前記他のろ過装置の吸水口
に連結される排水口と、前記他のろ過装置の排水口に連
結されるか又は閉鎖栓が取付けられる吸水口とを設け、
前記排水口と前記吸水口とを相互に接続可能に構成する
ことが好ましい。この手段によれば、通水路の両端に設
けられた排水口と吸水口とを接続することができるの
で、ろ過装置を直列に接続することができる。
【0011】また、前記水槽の隅部に適合するように、
前記水槽の隣接する少なくとも2つの壁面に対向する少
なくとも2つの設置外面を設けるとともに、該設置外面
以外の面において前記吸水開口部を設けることが好まし
い。この手段によれば、水槽の隅部に配置することがで
きるので、水槽内の空間を有効利用することができると
ともに、吸水開口部は水槽の壁面に対向する設置外面以
外の面において設けられているため、ろ過水の吸水に支
障を与えることがない。
【0012】この場合において、前記設置外面及び前記
吸水開口部以外の他の2つの外面に前記排水口及び前記
吸水口を設けることが望ましい。この手段によれば、水
槽の隅部に対向する設置外面及び吸水開口部以外の他の
2つの外面に排水口及び吸水口を設けることによって、
水槽の稜線に沿って複数のろ過装置を連結して配置する
ことができ、ろ過能力を増大させても設置スペースを効
率良く利用することが可能になる。
【0013】さらに、前記水槽の上縁部に係合する係合
部材を設けることが好ましい。この係合部材によれば、
水槽の上縁部に係合させることによって、水槽内にろ過
装置を吊り下げることができるため、水槽内に支持部材
を配置する必要がなく、しかも水の外から容易にろ過装
置を引き上げることができるので、ろ過装置又はろ材の
清掃や交換、水槽の清掃時の作業を容易に行うことが可
能になる。
【0014】なお、吸水開口部からろ材収容部にろ材を
出し入れできるように構成することによって、ろ材の清
掃や交換時においては、ろ過装置自体を水から引き上げ
なくてもそれぞれのろ材収容部に収容されたろ材を容易
に取り出すことができ、また複数のろ過装置を接続して
用いた場合にも、目詰まりが発生したろ過装置のろ材の
みをそれぞれ単独に取り出し、かつ装着することができ
るから、ろ材の管理が極めて容易になる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る水槽用ろ過装置の実施形態について説明する。図
1は本実施形態におけるろ過装置の使用態様を示す斜視
図である。本実施形態のろ過装置10は、水槽30の内
側隅部に配置されるように構成されている。
【0016】ろ過装置10は、水槽30の上縁枠31に
接続された2つの隣接する透明な樹脂板からなる壁面3
2,33が連結される隅部(稜線部)に沿って、上下方
向に複数連結され、その最上部には水中ポンプ20が取
付けられる。水中ポンプ20は最上部にあるろ過装置1
0の後述する排水口に接続され、周面から突出する吐出
口22から水を吐き出すように構成されている。水中ポ
ンプ20の上面には連結部23を介して水平に広がる係
合板24が取付けられ、この係合板24が水槽30の上
縁枠31に係合する。
【0017】このろ過装置10には、図2に示すよう
に、壁面32,33に対して対向する2つの外側面部
と、排水口11aを備えた上面部と、吸水口11cを備
えた底面部と、曲面状に形成された吸水開口部11bと
を備えた合成樹脂製の本体枠11が設けられている。
【0018】本体枠11には、上面部から突出した排水
口11aと、底面部に形成された吸水口11cとの間に
設けられた通水管11dが形成され、この通水管11d
の周面には図示しない多数の小孔が穿設されている。通
水管11dは本体枠10の内部に構成されたろ材収容部
A内に配置されている。ろ材収容部Aには銀杏型のろ材
(樹脂製のスポンジ等の多孔質の材料から成る。)13
が吸水開口部11bから導入される。本体枠12の外側
面部における吸水開口部11bの縁部近傍には、係合溝
11e,11eが形成されている。
【0019】ろ材13が収容された後、ろ材保持枠12
が吸水開口部11bを閉鎖するように取付けられる。ろ
材保持枠12には、合成樹脂製の外枠の内側に縦横に格
子状に形成された保持条12aが設けられるとともに、
外枠の左右内側に係合突起12b,12bが設けられて
いる。この係合突起12bは、本体枠の外側面部に設け
られた係合溝11eに係合させることによって、ろ材保
持枠12を本体枠11に保持する役目を果たす。
【0020】本体枠11の排水口11aと吸水口11c
とは相互に嵌合可能に形成されており、一つのろ過装置
10における本体枠11の排水口11aに、他のろ過装
置10における本体枠11の吸水口11cを嵌入し、2
つのろ過装置10,10を相互に連結することができ
る。この結果、図1に示すように複数のろ過装置10を
互いに縦に連結して使用することができるのである。
【0021】図3にはろ過装置の内部構成の他の例を示
す。この例においては、本体枠14は上述の本体枠11
とほぼ同様に構成されているが、排水口11aに連結さ
れた通水管11dは設けられず、排水口14aは本体枠
11の上面部から突出するように形成され、吸水口14
cは本体枠11の底面部からろ材収容部Aの内部へと突
出するように形成されている。本体枠14の外側面部の
内面側には係合溝14e,14eが形成されている。
【0022】上記本体枠14には、ろ材保持容器15が
吸水開口部14bから収容できるように構成されてい
る。このろ材保持容器15は箱状に形成されており、前
面側に図2に示すろ材保持枠12と同様の保持枠15a
が着脱可能に取付けられている。また、ろ材保持容器1
5の側面部には、上記係合溝14eに嵌合する係合突起
15bが形成され、さらに、その後面には開口部15c
が形成されている。このように構成されたろ材保持容器
15の内部には図2に示すろ材13と同様のろ材16が
収容される。
【0023】ろ材保持容器15は本体枠14の内部へと
挿入され、係合突起15bを係合溝14eに嵌合させる
ことによって保持される。ろ材保持容器15を収容した
状態の本体枠14の内部構造を示すものが図4(a)で
あり、ろ材保持容器15を取り出した状態の本体枠14
の内部構造を示すものが図4(b)である。本体枠14
の後部に形成された排水口14aは、他の本体枠14の
吸水口14cの内部に嵌合するように構成されているた
め、本体枠14を上下方向に複数接続でき、その結果、
それぞれのろ過装置に設けられた、排水口と吸水口とを
結ぶ通水路が相互に直列に連結するようになっている。
【0024】図3及び図4に示すろ過装置10を複数用
いて鑑賞魚用水槽30の内部に配置した状態を図5に示
す。この場合には、図1に示すものと同様に水槽30の
隅部の上縁枠31に水中ポンプ20と一体に構成された
係合板24を係合させ、この水中ポンプ20の底面に形
成された吸水口21にろ過装置10の上面に形成された
排水口11aを嵌合させて接続している。また、このろ
過装置10の下には複数のろ過装置10を縦に接続して
いる。
【0025】水中ポンプ20の直下に複数接続されたろ
過装置の最下部には、可撓性樹脂からなる連結管40の
一端が接続され、既に配置されている水槽30の隅部と
は異なる他の隅部に同様に複数連結されたろ過装置のう
ちの最下部のろ過装置10の排水口11aに連結管40
の他端が接続されている。他の隅部に配置された複数の
ろ過装置10は、先の隅部に配置された複数のろ過装置
10とは上下逆さまの姿勢で配置されており、その最上
部にあるろ過装置10の吸水口11cには閉鎖栓50が
取付けられている。
【0026】この閉鎖栓50は、吸水口11cを閉鎖す
る閉鎖部51と、この閉鎖部と一体に構成され、水平方
向に広がる係合板52とから成る。係合板52は、水槽
30の上縁枠31に係合され、下に連結された複数のろ
過装置10を吊り下げるようにして保持している。
【0027】この構成によれば、水中ポンプ20によっ
て吸水されることにより、相互に連結された複数のろ過
装置10の前面部(吸水開口部)から水槽30内の水が
吸水され、ろ過装置10の内部に配置されたろ材を通過
して浄化された水が水中ポンプ20の吐出口22から再
び水槽30の内部へと吐き出される。
【0028】この場合、水槽の大きさやろ過能力によっ
て連結するろ過装置10の数を増減することができるの
で、水槽や水、魚等の状態に応じて適宜構成を変更する
ことができるという利点がある。
【0029】複数のろ過装置10は相互に並列に接続さ
れているので、ろ過装置のいずれかが目詰まりを起こし
ても他のろ過装置によってろ過が行われるからろ材の管
理が容易になり、また、幾つ連結してもろ過状態が大き
く変わることがない。すなわち、ろ材が薄いと、ろ過が
不十分になるとともに、バクテリアによる有害物質の分
解作用が弱くなる。逆に、ろ材が厚いと、ろ過抵抗が大
きくなるとともに、バクテリアの作用が大きくなって水
中の酸素が消費されて酸欠状態となり、嫌気性バクテリ
アが繁殖するので、却って水質が悪化する。このような
条件にあって、ろ材の厚さは適度に保持する必要がある
が、本実施形態ではろ材を増やしてもろ材の厚さは変化
しないから、常にろ過条件をほぼ一定に保持することが
できる。
【0030】上記実施形態では、各ろ過装置のろ材が取
り出し可能に構成されているので、清掃や交換が容易で
あり、水中でも容易に作業を行うことができる。また、
水槽のサイズ、魚種、餌の量など飼育条件に合わせてろ
材を選択して装着することも可能である。さらに、上述
のように複数のろ過装置を自在に連結して使用すること
ができるので、水槽のサイズや必要とされるろ過能力に
応じて適宜ろ過装置の数を増減させて対応することがで
きる。
【0031】図6は本発明に係る別の実施形態を示すも
のである。この実施形態におけるろ過装置60は、排水
口61a及び吸水口61bを備えた通水路61と、前面
側に形成された吸水開口部60aと、通水路61及び吸
水開口部60aに連通したろ材収容部60bとを備えて
いる。ろ材収容部60bには、吸水開口部60aからろ
材63を収容したろ材保持容器62が挿入される。ろ材
保持容器62には前面側に保持枠62aが取付けられて
いる。
【0032】図6では、2つのろ過装置60,60を排
水口61aと吸水口61bとの嵌合によって相互に接続
させ、それぞれの通水路61が連結されている。下側に
配置されるろ過装置60の吸水口61bには閉鎖栓64
が取付けられ、吸水口61bを閉鎖している。
【0033】上側に配置されるろ過装置60の排水口6
1aからは給気管65が挿入され、その先端は下側のろ
過装置60の通水路61まで伸びている。この給気管6
5は図示しないエアポンプに接続され、通水路61の内
部へ空気を吹き込むように構成されている。また、上側
に配置されるろ過装置60の排水口61aには排出管6
6が接続されている。
【0034】この実施形態においては、エアポンプから
給気管65を介して空気を送り込むことによって、一端
通水路61に送り込まれた空気が上昇し、排出管66を
介して水槽内へ吐出されることによって、エアリフト方
式により通水路61から排出管66への水流を発生さ
せ、吸水開口部60aから水槽内の水が吸水され、ろ材
63により浄化されて排出管66から吐出されるように
なっている。
【0035】上記実施形態においては、複数のろ過装置
が直接接続され、その内部に構成された通水路も直接連
結されているが、本発明においては、ろ過装置がチュー
ブ等を介して接続されるような場合をも包含する。ま
た、上記実施形態のように水槽の隅部に適合するように
構成されていなくても良く、例えば水槽の底面上に配置
されるように構成されていても良い。更に、吸水開口部
はろ過装置の側面全体に設けられていても良く、例えば
円筒状の本体の周面全体が吸水開口部となっていても良
い。
【0036】本発明においては、上述の実施形態におけ
るそれぞれのろ過装置が共通のキャビネットに複数個装
着されるような場合をも包含する。この場合、キャビネ
ットにはろ過装置の装着によって形成される通水路が用
意され、複数のろ過装置がキャビネットによって、若し
くはキャビネットを介して相互に接続される。このよう
なキャビネットの例としては、例えばキャビネットがタ
ンスや机の本体に相当し、ろ過装置は引き出しに相当す
るような構成も可能である。また、キャビネット自体は
複数のろ過装置や吸水手段を相互に接続し、かつ配置す
るための保持部材若しくは位置決め部材として機能す
る。キャビネットの例としては、ろ過装置を水槽内の所
定位置に保持するための枠であって、水槽に対して何ら
かの手段によって所定位置に固定されるものがある。こ
のキャビネットにおいては、外部に配置されたエアポン
プからの給気管を接続したり、水中ポンプを搭載したり
といった構造が採用され得る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のろ過装置を接続することにより、それぞれの通水路
が連結され、共通の吸水手段によってろ過作用を図るこ
とができる。したがって、水槽の寸法、水質、その他の
条件によりろ過装置の数を変えて設置することができ
る。また、ろ過装置の数を増減させても、それぞれのろ
過装置においては吸水開口部から水槽の水を吸水し、通
水路へと導くことによって浄化するようになっているた
め、ろ過作用に寄与するろ材の厚さは変化せず、ろ過条
件を一定に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るろ過装置の実施形態の使用態様を
示す斜視図である。
【図2】同実施形態の構造の一例を示す分解斜視図であ
る。
【図3】同実施形態の構造の他の例を示す分解斜視図で
ある。
【図4】同実施形態の内部構造の、ろ材の収容状態
(a)及びろ材を取り出した状態(b)を示す縦断面図
である。
【図5】上記実施形態の使用態様を示す全体構成図であ
る。
【図6】本発明に係る他の実施形態を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ろ過装置 11 本体枠 11a 排水口 11c 吸水口 12 ろ材保持枠 13 ろ材 20 水中ポンプ 24 係合板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽の内部に収容され、水槽内の水をろ
    過するための水槽用ろ過装置において、 前記水槽の内部又は外部に設置された吸水手段に対し直
    接若しくは間接に接続される通水路と、該通水路に連通
    し、ろ材を収容するろ材収容部と、前記通水路に対して
    前記ろ材を介在させた位置において前記ろ材収容部を外
    部に開口する吸水開口部とを設けるとともに、前記ろ材
    収容部から前記ろ材を出し入れ自在に構成し、 他の同構造のろ過装置に対して前記通水路が相互に連結
    される状態で接続可能に構成したことを特徴とする水槽
    用ろ過装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記通水路の両端に
    は、前記吸水手段に対し接続されるか又は前記他のろ過
    装置の吸水口に接続される排水口と、前記他のろ過装置
    の排水口に接続されるか又は閉鎖栓が取付けられる吸水
    口とを設け、前記排水口と前記吸水口とを相互に接続可
    能に構成したことを特徴とする水槽用ろ過装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記水槽の隅部に適
    合するように、前記水槽の隣接する少なくとも2つの壁
    面に対向する少なくとも2つの設置外面を設けるととも
    に、該設置外面以外の面において前記吸水開口部を設け
    たことを特徴とする水槽用ろ過装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記設置外面及び前
    記吸水開口部以外の他の2つの外面に前記排水口及び前
    記吸水口を設けたことを特徴とする水槽用ろ過装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記水槽の上縁部に
    係合する係合部材を設けたことを特徴とする水槽用ろ過
    装置。
JP8035453A 1996-01-29 1996-01-29 水槽用ろ過装置 Pending JPH09205929A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017086003A (ja) * 2015-11-12 2017-05-25 ジェックス株式会社 水槽用フィルター
KR20190066497A (ko) * 2017-12-05 2019-06-13 주식회사 플루반 폴리머 섬유 여과재를 이용한 수조 정화장치
KR20210075452A (ko) * 2019-12-13 2021-06-23 이승혜 수조용 분진저감 장치

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