JPH09205843A - 刈払機 - Google Patents

刈払機

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Publication number
JPH09205843A
JPH09205843A JP8012862A JP1286296A JPH09205843A JP H09205843 A JPH09205843 A JP H09205843A JP 8012862 A JP8012862 A JP 8012862A JP 1286296 A JP1286296 A JP 1286296A JP H09205843 A JPH09205843 A JP H09205843A
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JP
Japan
Prior art keywords
cover body
blade
cover
thread
cutting blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP8012862A
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English (en)
Inventor
Takuji Matsuura
卓司 松浦
Hisashi Kamiyama
久之 上山
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Nikkari Co Ltd
Original Assignee
Nikkari Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保護カバーをロータリ刃及び糸刃の両方に共
用できる構成とすることで、保護カバーの交換の手間を
省くことができるとともに、経済的負担を軽減するこ
と。 【解決手段】 保護カバー60Aのカバー体65をカバ
ー支持部材63に対してスライド自在に取り付け、且つ
カバー体65とカバー支持部材63との接合部分をR形
状としたので、駆動軸42に対してロータリ刃50を取
り付けた場合には、ロータリ刃50に対するカバー体6
5の位置及びロータリ刃50の取付け位置に対するカバ
ー体65の下端部61aの位置が適正な状態に保たれ、
駆動軸42に対して糸刃55を取り付けた場合には、カ
バー支持部材63からカバー体65を引き出すことによ
ってカバー体65が刈刃の取付け位置から所定量離され
るとともに、カバー体65の下端部61aが刈刃の取付
け位置から所定量下げられるため、糸刃55に対するカ
バー体65の位置及び糸刃55の取付け位置に対するカ
バー体65の下端部61aの位置が適正な状態に保たれ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刈刃の回転による
潅木や小石等の跳ね返りを防止するための保護カバーを
有した刈払機に係り、特にその保護カバーをスライド自
在に配設することによって高さ調整を自在に行わせるよ
うにした刈払機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、刈払機には、肩掛式や背負式
等のように様々なタイプのものがあり、いずれもエンジ
ン等からの駆動力によりロータリ刃や糸刃等を有した刈
刃ユニットを駆動させる構成がとられている。
【0003】このような刈払機にあっては、その用途が
芝生刈り、田畑の畦草刈り及び水路の土手草刈り等のよ
うに広範囲に渡っており、刈刃の回転駆動によって潅木
や小石等が跳ね返る場合があるため、思わぬ怪我を防ぐ
ために、刈刃の近傍に保護カバーを設けてそれらの跳ね
返りを阻止するようにしている。
【0004】すなわち、図5は、肩掛式である回転刃型
の刈払機を示すものであり、エンジン10からの駆動力
がクラッチハウジング20内部の図示しないクラッチ機
構を介して操作主杆30の内部に回転自在に挿通されて
いる図示しないドライブシャフトからロータリ刃50及
び保護カバー60を有した刈刃ユニット40側に伝達さ
れるようになっている。
【0005】図6は、刈刃ユニット40の内部構成を示
すものであり、操作主杆30の内部に挿通されているド
ライブシャフト31が回転すると、ドライブシャフト3
1の端部に連結されている傘歯車32を介して傘歯車4
3に駆動力が伝達され、駆動軸42が回転するようにな
っている。
【0006】駆動軸42の端部側には上挟持部材51と
下挟持部材52との間に挟持されたロータリ刃50が装
着されているとともに、ネジ部44に螺着されたナット
45によってロータリ刃50が固定されている。また、
保護カバー60はビス62によって刈刃ユニットハウジ
ング41側に取り付けられている。
【0007】そして、ロータリ刃50の回転によって芝
生や畦草等の刈り取り作業中に潅木や小石等が跳ね返っ
た場合であっても、ロータリ刃50と作業者との間に介
在されている保護カバー60によってそれらの跳ね返り
が防止されるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した刈
払機においては、他のロータリ刃50との交換並びに図
示しない糸刃との交換が可能とされているが、これらの
刈刃の交換に際して次のような不具合がある。
【0009】すなわち、たとえば図6に示したロータリ
刃50を図7に示す糸刃55に交換しようとした場合、
図6の状態において、まずナット45を緩め下挟持部材
52とロータリ刃50とを取り外した後、図7に示すよ
うに、押え板54によって挟持された細径ナイロンコー
ド等からなるいわゆる糸刃55を保持している糸刃ホル
ダ53を駆動軸42の端部に装着し、駆動軸42のネジ
部44にナット45を螺着することによってロータリ刃
50から糸刃55への交換が行われる。
【0010】この場合、糸刃55はロータリ刃50に比
べて駆動軸42に対する取付け位置が低いために、ロー
タリ刃50用の保護カバー60では潅木や小石等の跳ね
返りを確実に防止しきれない場合があるため、ビス62
を外して糸刃55用の図示しない保護カバーに取り換え
る必要がある。
【0011】また、糸刃55と糸刃55用の保護カバー
を装着している状態から、ロータリ刃50に換えた場
合、駆動軸42に対するロータリ刃50の取付け位置が
糸刃55より高くなるために、糸刃55用の保護カバー
ではロータリ刃50の取付け位置に対して覆い部分61
が深すぎることになり、その下端部61aが地面に接触
して作業に支障をきたしてしまうおそれがあることか
ら、糸刃55用の保護カバーをロータリ刃50用の保護
カバー60に換える必要がある。
【0012】したがって、ロータリ刃50と糸刃55と
の交換が必要であるとき、それぞれ専用の保護カバーを
別途用意しておく必要があるばかりか、ロータリ刃50
と糸刃55とを交換する毎に併せてそれぞれ専用の保護
カバーに交換する必要があるため、交換作業が煩雑なも
のとなってしまうばかりか、不経済でもある。
【0013】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、保護カバーをロータリ刃及び糸刃の両方に
共用できる構成とすることで、保護カバーの交換の手間
を省くことができるとともに、経済的負担を軽減するこ
とができる刈払機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、操作主杆内部に回転自在に挿通されてい
るドライブシャフトを介して得られるエンジンからの駆
動力によって回転駆動する刈刃ユニットハウジング内部
の駆動軸に着脱自在に取り付けられた刈刃を囲うように
配設され、前記刈刃の回転駆動による潅木や小石等の跳
ね返えりを阻止する保護カバーを有した刈払機におい
て、前記保護カバーのカバー体が前記刈刃ユニットハウ
ジング側に固定されたカバー支持部材に対してスライド
自在に取り付けられてなり、前記カバー支持部材から前
記カバー体が引き出された際、前記カバー体が前記刈刃
の取付け位置から所定量離されるとともに、前記カバー
体の下端部が前記刈刃の取付け位置から所定量下げられ
ることを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明の刈払機では、操作主杆の先端部側に設
けられている刈刃ユニットハウジング内部の駆動軸に対
して刈刃である、たとえばロータリ刃又は糸刃を取り付
けた際に、駆動軸の軸方向に対するそれぞれの刈刃の取
付け位置が異なり、一般的に糸刃の方がロータリ刃に対
して低めに取り付けられるようになっているため、保護
カバーのカバー体を刈刃ユニットハウジング側に固定さ
れたカバー支持部材に対してスライド自在に取り付け、
カバー支持部材からカバー体を引き出した際、カバー体
が刈刃の取付け位置から所定量離されるとともに、カバ
ー体の下端部が刈刃の取付け位置から所定量下げられる
ようにしたものである。
【0016】したがって、駆動軸に対してロータリ刃を
取り付けた場合には、刈刃ユニットハウジング側に固定
されているカバー支持部材に対してカバー体を押し込ん
でおくことにより、ロータリ刃に対するカバー体の位置
及びロータリ刃の取付け位置に対するカバー体の下端部
の位置が適正な状態に保たれる。
【0017】一方、駆動軸に対して糸刃を取り付けた場
合には、カバー支持部材からカバー体を引き出すことに
よってカバー体が刈刃の取付け位置から所定量離される
とともに、カバー体の下端部が刈刃の取付け位置から所
定量下げられるため、糸刃に対するカバー体の位置及び
糸刃の取付け位置に対するカバー体の下端部の位置が適
正な状態に保たれる。
【0018】また、カバー支持部材からカバー体を引き
出すことによってカバー体が刈刃の取付け位置から所定
量離されるので、糸刃の長さが異なる場合であっても、
糸刃に対するカバー体の位置及び糸刃の取付け位置に対
するカバー体の下端部の位置も適正な状態に保たれる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、以下に説明する図におい
て、図6及び図7と共通する部分には同一符号を付すも
のとする。
【0020】図1及び図2は、本発明の刈払機の一実施
の形態に係る刈刃ユニットを示すものである。これらの
図に示すように、刈刃ユニット40の刈刃ユニットハウ
ジング41に取り付けられている保護カバー60Aは、
カバー支持部材63とカバー体65とで構成されてお
り、カバー体65がカバー支持部材63に対してスライ
ド自在に取り付けられている。また、カバー体65とカ
バー支持部材63との接合部分は、R形状とされてお
り、カバー体65をスライドさせることによってカバー
体65の覆い部分61の下端部61aの高さ位置等が変
えられるようになっている。
【0021】すなわち、カバー支持部材63はビス62
によって刈刃ユニットハウジング41側に固定されてい
る。また、カバー支持部材63には操作主杆30の軸方
向に沿って3つの長孔64が並設されており、これらの
長孔64にはカバー体65の上面側から挿着されている
ビス66が移動自在に係合されている。そして、ビス6
6を締め付けることによってビス66の端部に装着され
ているナット67が締め付けられ、カバー体65がカバ
ー支持部材63側に固定されるようになっている。
【0022】なお、この例では、長孔64を3つとした
場合について示しているが、これに限らず、長孔64の
数は2つ以下或は4つ以上としてもよい。また、この例
では、操作主杆30の軸方向に沿って長孔64を設けた
場合について示しているが、これに限らず、操作主杆3
0の軸方向に沿ってビス孔を複数設け、これらのビス孔
にナット67を挿着することで、カバー支持部材63に
対するカバー体65の位置決めを行うようにしてもよ
い。
【0023】一方、ビス66を緩めることにより、カバ
ー支持部材63に対してカバー体65をスライドさせる
ことができ、カバー体65をカバー支持部材63から引
き出した場合には、上述したように、カバー体65とカ
バー支持部材63との接合部分がR形状とされているた
め、カバー体65の覆い部分61が刈刃の取付け位置で
ある駆動軸42から遠ざけられるとともに、その下端部
61aの高さ位置が変えられるようになっている。
【0024】ここで、ロータリ刃50と糸刃55の駆動
軸42に対する取付け位置を比べると、上述したよう
に、ロータリ刃50の方が高く、カバー体65をカバー
支持部材63側に押し込んだ状態では、その下端部61
aがロータリ刃50の取付け位置から必要以上に下がる
ことはなく、適切な位置に保持される。
【0025】これにより、カバー体65がロータリ刃5
0に対して適切な位置に保持されるので、ロータリ刃5
0の回転駆動によって跳ね返った潅木や小石等がカバー
体65の覆い部分61によって確実にガートされる。ま
た、カバー支持部材63からのカバー体65の引き出し
量に応じて、カバー体65の覆い部分61による覆う位
置が変えられるため、カバー体65を作業に適した状態
に適宜調整することも可能である。
【0026】逆に、カバー体65をカバー支持部材63
から引き出した状態では、その下端部61aが糸刃55
の取付け位置から必要以上に下がることはなく、適切な
位置に保持される。
【0027】すなわち、図3及び図4は、ロータリ刃5
0を糸刃55に換えた場合を示すものであり、カバー体
65をカバー支持部材63から引き出すことによって、
上述したように、カバー体65とカバー支持部材63と
の接合部分がR形状とされているため、カバー体65の
覆い部分61が駆動軸42に対する取付け位置から遠ざ
けられるとともに、その下端部61aが下方にスライド
し、糸刃55の取付け位置から必要以上に下がることは
なく、適切な位置に保持される。
【0028】これにより、カバー体65が糸刃55に対
して適切な位置に保持されるので、糸刃55の回転駆動
によって跳ね返った潅木や小石等がカバー体65の覆い
部分61によって確実にガートされる。
【0029】また、カバー支持部材63からのカバー体
65の引き出し量に応じて、カバー体65の覆い部分6
1による覆う位置が変えられるため、糸刃55の長さが
異なる場合であっても、覆い部分61に糸刃55が接触
しないようにカバー体65の位置を調整することも可能
である。
【0030】続いて、以上のような構成の刈払機の使用
方法について説明する。まず、ロータリ刃50を使用す
る場合には、図2に示したように、駆動軸42の端部の
上挟持部材51にロータリ刃50を押し当て、更にロー
タリ刃50の下面側に下挟持部材52を当接させた状態
で、駆動軸42のネジ部44にナット45を螺着し、ロ
ータリ刃50を固定する。
【0031】この状態で、カバー体65をカバー支持部
材63側に押し込み、ビス66を締め付けてカバー体6
5をカバー支持部材63側に固定すると、カバー体65
の下端部61aがロータリ刃50の面から必要以上に下
がることはなく、適切な位置に保持される。
【0032】これにより、ロータリ刃50に対するカバ
ー体65の下端部61aの高さ位置が適切な状態に保た
れるので、ロータリ刃50の回転駆動による芝生や畦草
等の刈り取り作業中であっても、カバー体65が地面等
に当接して邪魔となることもなく、潅木や小石等の跳ね
返りが確実に防止される。
【0033】また、芝生や畦草等の刈り取り面の傾斜角
に応じてカバー支持部材63からのカバー体65の引き
出し量を調整することにより、いずれの刈り取り面であ
っても潅木や小石等の跳ね返りが確実に防止される。
【0034】一方、糸刃55を使用する場合には、上述
したように、駆動軸42のネジ部44からナット45を
緩めて下挟持部材52とロータリ刃50とを取り外し、
糸刃55を保持している糸刃ホルダ53をナット45に
よって駆動軸42の端部側に固定する。
【0035】また、保護カバー60A側にあっては、ビ
ス66を緩めてカバー体65をカバー支持部材63側か
ら引き出し、その下端部61aが糸刃55の取付け位置
から必要以上に下がらずに適切な位置となるまで引き出
した後、ビス66を締め付けてカバー体65をカバー支
持部材63側に固定する。
【0036】これにより、ロータリ刃50に比べて取付
け位置が低くされる糸刃55の場合であっても、カバー
体65が糸刃55に対して適切な位置に保持されるた
め、糸刃55の回転駆動による芝生や畦草等の刈り取り
作業中であっても、カバー体65が地面等に当接して邪
魔となることもなく、潅木や小石等の跳ね返りが確実に
防止される。
【0037】また、交換した糸刃55の長さが異なる場
合、カバー支持部材63からのカバー体65の引き出し
量を調整することによって糸刃55に対するカバー体6
5の適切な位置が確保されるばかりか、上記同様に、芝
生や畦草等の刈り取り面の傾斜角に応じてカバー支持部
材63からのカバー体65の引き出し量を調整すること
により、いずれの刈り取り面であっても潅木や小石等の
跳ね返りが確実に防止される。
【0038】このように、本実施の形態では、保護カバ
ー60Aのカバー体65を刈刃ユニットハウジング41
側に固定されたカバー支持部材63に対してスライド自
在に取り付け、且つカバー体65とカバー支持部材63
との接合部分をR形状とし、カバー支持部材63からカ
バー体65を引き出した際、カバー体65が刈刃の取付
け位置から所定量離されるとともに、カバー体65の下
端部61aが刈刃の取付け位置から所定量下げられるよ
うにした。
【0039】これにより、駆動軸42に対してロータリ
刃50を取り付けた場合には、刈刃ユニットハウジング
41側に固定されているカバー支持部材63に対してカ
バー体65を押し込んでおくことにより、ロータリ刃5
0に対するカバー体65の位置及びロータリ刃50の取
付け位置に対するカバー体65の下端部61aの位置が
適正な状態に保たれる。
【0040】一方、駆動軸42に対して糸刃55を取り
付けた場合には、カバー支持部材63からカバー体65
を引き出すことによってカバー体65が刈刃の取付け位
置から所定量離されるとともに、カバー体65の下端部
61aが刈刃の取付け位置から所定量下げられるため、
糸刃55に対するカバー体65の位置及び糸刃55の取
付け位置に対するカバー体65の下端部61aの位置が
適正な状態に保たれる。
【0041】また、カバー支持部材63からカバー体6
5を引き出すことによってカバー体65が刈刃の取付け
位置から所定量離されるので、糸刃55の長さが異なる
場合であっても、糸刃55に対するカバー体65の位置
及び糸刃55の取付け位置に対するカバー体65の下端
部61aの位置も適正な状態に保たれる。
【0042】したがって、保護カバー60Aをロータリ
刃50及び糸刃55の両方に共用できるので、保護カバ
ー60Aの交換の手間を省くことができるとともに、ロ
ータリ刃50及び糸刃55のそれぞれ専用の保護カバー
を用意しておく必要が無くなるため、経済的負担が軽減
される。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の刈払機に
よれば、駆動軸に対してロータリ刃を取り付けた場合に
は、刈刃ユニットハウジング側に固定されているカバー
支持部材に対してカバー体を押し込んでおくことによ
り、ロータリ刃に対するカバー体の位置及びロータリ刃
の取付け位置に対するカバー体の下端部の位置が適正な
状態に保たれる。
【0044】一方、駆動軸に対して糸刃を取り付けた場
合には、カバー支持部材からカバー体を引き出すことに
よってカバー体が刈刃の取付け位置から所定量離される
とともに、カバー体の下端部が刈刃の取付け位置から所
定量下げられるため、糸刃に対するカバー体の位置及び
糸刃の取付け位置に対するカバー体の下端部の位置が適
正な状態に保たれる。
【0045】また、カバー支持部材からカバー体を引き
出すことによってカバー体が刈刃の取付け位置から所定
量離されるので、糸刃の長さが異なる場合であっても、
糸刃に対するカバー体の位置及び糸刃の取付け位置に対
するカバー体の下端部の位置も適正な状態に保たれる。
【0046】したがって、保護カバーをロータリ刃及び
糸刃の両方に共用できるので、保護カバーの交換の手間
を省くことができるとともに、ロータリ刃及び糸刃のそ
れぞれ専用の保護カバーを用意しておく必要が無くなる
ため、経済的負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の刈払機の一実施の形態に係る刈刃ユニ
ットを示す斜視図である。
【図2】図1の刈刃ユニットを示す断面図である。
【図3】図1のロータリ刃を糸刃に換えた場合を説明す
るための斜視図である。
【図4】図3の刈刃ユニットを示す断面図である。
【図5】従来の刈払機を示す斜視図である。
【図6】図5の刈刃をロータリ刃とした場合の刈刃ユニ
ットを示す断面図である。
【図7】図6のロータリ刃を糸刃とした場合の刈刃ユニ
ットを示す断面図である。
【符号の説明】
30 操作主杆 40 刈刃ユニット 41 刈刃ユニットハウジング 42 駆動軸 45 ナット 50 ロータリ刃 51 上挟持部材 52 下挟持部材 53 糸刃ホルダ 54 押え板 55 糸刃 60A 保護カバー 61 覆い部分 63 カバー支持部材 64 長孔 65 カバー体 66 ビス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作主杆内部に回転自在に挿通されてい
    るドライブシャフトを介して得られるエンジンからの駆
    動力によって回転駆動する刈刃ユニットハウジング内部
    の駆動軸に着脱自在に取り付けられた刈刃を囲うように
    配設され、前記刈刃の回転駆動による潅木や小石等の跳
    ね返えりを阻止する保護カバーを有した刈払機におい
    て、 前記保護カバーのカバー体が前記刈刃ユニットハウジン
    グ側に固定されたカバー支持部材に対してスライド自在
    に取り付けられてなり、 前記カバー支持部材から前記カバー体が引き出された
    際、前記カバー体が前記刈刃の取付け位置から所定量離
    されるとともに、前記カバー体の下端部が前記刈刃の取
    付け位置から所定量下げられることを特徴とする刈払
    機。
JP8012862A 1996-01-29 1996-01-29 刈払機 Pending JPH09205843A (ja)

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