JPH09204168A - アナログ・ビデオ信号から二次イメージのピクセル・データを得る方法及び二次イメージ・データ変換器 - Google Patents
アナログ・ビデオ信号から二次イメージのピクセル・データを得る方法及び二次イメージ・データ変換器Info
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- JPH09204168A JPH09204168A JP8228953A JP22895396A JPH09204168A JP H09204168 A JPH09204168 A JP H09204168A JP 8228953 A JP8228953 A JP 8228953A JP 22895396 A JP22895396 A JP 22895396A JP H09204168 A JPH09204168 A JP H09204168A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/44—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
- H04N5/445—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for displaying additional information
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- H04N7/01—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
- H04N7/0117—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
- H04N7/012—Conversion between an interlaced and a progressive signal
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/74—Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor
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- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
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- Television Systems (AREA)
- Color Television Systems (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Studio Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 入力されるアナログ・ビデオ信号から千鳥配
列ピクセル・アレーを有したディスプレイ装置により表
示される二次イメージを形成するピクセル・データを得
る方法及びその二次イメージ・データ発生器を提供す
る。 【解決手段】 A/D変換器(23)を用いて前記アナ
ログ・ビデオ信号を2/n(h)×メイン・イメージの
サンプリング速度による速度でサンプリングして前記千
鳥配列ピクセル・アレー用のデータを得る。ただし、1
/n(h)は前記アナログ・ビデオ信号によるメイン・
イメージを縮小して二次イメージを形成するための水平
走査係数である。マルチプレクサ(24)はサンプリン
グにより得たデータのストリームからなる異なる2つの
パターン間で選択する。
列ピクセル・アレーを有したディスプレイ装置により表
示される二次イメージを形成するピクセル・データを得
る方法及びその二次イメージ・データ発生器を提供す
る。 【解決手段】 A/D変換器(23)を用いて前記アナ
ログ・ビデオ信号を2/n(h)×メイン・イメージの
サンプリング速度による速度でサンプリングして前記千
鳥配列ピクセル・アレー用のデータを得る。ただし、1
/n(h)は前記アナログ・ビデオ信号によるメイン・
イメージを縮小して二次イメージを形成するための水平
走査係数である。マルチプレクサ(24)はサンプリン
グにより得たデータのストリームからなる異なる2つの
パターン間で選択する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ビデオ・ディスプ
レイ・システムに関し、特にディジタル・ディスプレイ
・システムにおけるメイン・イメージと異なる縮尺によ
り表示されるピクチャー・イン・ピクチャーのような二
次イメージを得る方法及び二次イメージ・データ変換器
に関する。
レイ・システムに関し、特にディジタル・ディスプレイ
・システムにおけるメイン・イメージと異なる縮尺によ
り表示されるピクチャー・イン・ピクチャーのような二
次イメージを得る方法及び二次イメージ・データ変換器
に関する。
【0002】
【従来の技術】多くのビデオ・ディスプレイ・システム
は、メイン・イメージ・フレーム内の小さなフレームで
あって、通常、異なる信号からの縮小イメージのピクチ
ャー・イン・ピクチャー(PIP)を表示する機能を備
えている。他の形式の二次イメージも可能である。例え
ば、いくつかのディスプレイ・スクリーンは、16:9
の縦横比を有するイメージ用に寸法が決められる。しか
し、このようなスクリーンを用いて4:3の縦横比によ
るイメージを表示すると、側部の残りの領域を用いて小
さなイメージの「スタック(stack)」を表示する
ことができる。後者の特徴はしばしばピクチャー・アウ
トサイド・ピクチャー(POP)ディスプレイと呼ばれ
ている。
は、メイン・イメージ・フレーム内の小さなフレームで
あって、通常、異なる信号からの縮小イメージのピクチ
ャー・イン・ピクチャー(PIP)を表示する機能を備
えている。他の形式の二次イメージも可能である。例え
ば、いくつかのディスプレイ・スクリーンは、16:9
の縦横比を有するイメージ用に寸法が決められる。しか
し、このようなスクリーンを用いて4:3の縦横比によ
るイメージを表示すると、側部の残りの領域を用いて小
さなイメージの「スタック(stack)」を表示する
ことができる。後者の特徴はしばしばピクチャー・アウ
トサイド・ピクチャー(POP)ディスプレイと呼ばれ
ている。
【0003】これらの二次イメージを表示するときは、
そうでなければメイン・イメージとして表示される信号
がより小さな寸法に縮小される。二次イメージの寸法と
メイン・イメージの寸法との典型的な比は1:9及び
1:16である。1:9の縮尺のときは、垂直寸法及び
水平寸法がそれぞれメイン・イメージ寸法の1/3に縮
小される。同様に、1:16の縮尺のときは、垂直寸法
及び水平寸法がそれぞれメイン・イメージ寸法の1/4
に縮小される。
そうでなければメイン・イメージとして表示される信号
がより小さな寸法に縮小される。二次イメージの寸法と
メイン・イメージの寸法との典型的な比は1:9及び
1:16である。1:9の縮尺のときは、垂直寸法及び
水平寸法がそれぞれメイン・イメージ寸法の1/3に縮
小される。同様に、1:16の縮尺のときは、垂直寸法
及び水平寸法がそれぞれメイン・イメージ寸法の1/4
に縮小される。
【0004】テキサス・インスツルメンツ(株)に譲渡
された「二次イメージ用のビデオ信号処理」と題する米
国特許第08/221,725号は、二次イメージ用の
データを得る方法を説明している。これは、水平縮尺及
び垂直縮尺の両方に対する種々の技術を説明しており、
同一のプロセッサに異なる縮尺係数を選択可能にさせて
いる。
された「二次イメージ用のビデオ信号処理」と題する米
国特許第08/221,725号は、二次イメージ用の
データを得る方法を説明している。これは、水平縮尺及
び垂直縮尺の両方に対する種々の技術を説明しており、
同一のプロセッサに異なる縮尺係数を選択可能にさせて
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴は、
メイン・イメージ内の又は隣接する二次イメージ用のピ
クセル・データを得る方法である。メイン・イメージ
は、ピクセル数/ライン、ライン数/秒によりほぼ決定
されるメイン・イメージ・サンプリング速度を有する。
そのイメージは千鳥配列(staggered)ピクセ
ル・アレーを有するディスプレイ装置上に表示される。
第1に、アナログ色差信号が輝度成分と、少なくとも1
つの色成分に分離される。これらの成分はそれぞれ2/
n(h)×メイン・イメージ・サンプリング速度でサン
プリングされる。ただし、1/n(h)は二次イメージ
の水平縮尺係数である。サンプリングの結果は、1スト
リームの輝度サンプル及び少なくとも1ストリームの輝
度サンプルとなる。これらストリームのサンプルから千
鳥配列ピクセル・アレーの偶数行用の第1パターンのサ
ンプルが選択される。第1パターンの1つ置きのサンプ
ルが輝度サンプルとなり、かつ1つ置きのサンプルが輝
度サンプルとなる。千鳥配列ピクセル・アレーの奇数行
用に第2パターンのサンプルが選択される。第2のサン
プルの1つ置きのサンプルが輝度サンプルとなり、また
1つ置きのサンプルが輝度サンプルとなるが、第1パタ
ーン及び第2パターンの輝度サンプルは1サンプルによ
りオフセットされている。
メイン・イメージ内の又は隣接する二次イメージ用のピ
クセル・データを得る方法である。メイン・イメージ
は、ピクセル数/ライン、ライン数/秒によりほぼ決定
されるメイン・イメージ・サンプリング速度を有する。
そのイメージは千鳥配列(staggered)ピクセ
ル・アレーを有するディスプレイ装置上に表示される。
第1に、アナログ色差信号が輝度成分と、少なくとも1
つの色成分に分離される。これらの成分はそれぞれ2/
n(h)×メイン・イメージ・サンプリング速度でサン
プリングされる。ただし、1/n(h)は二次イメージ
の水平縮尺係数である。サンプリングの結果は、1スト
リームの輝度サンプル及び少なくとも1ストリームの輝
度サンプルとなる。これらストリームのサンプルから千
鳥配列ピクセル・アレーの偶数行用の第1パターンのサ
ンプルが選択される。第1パターンの1つ置きのサンプ
ルが輝度サンプルとなり、かつ1つ置きのサンプルが輝
度サンプルとなる。千鳥配列ピクセル・アレーの奇数行
用に第2パターンのサンプルが選択される。第2のサン
プルの1つ置きのサンプルが輝度サンプルとなり、また
1つ置きのサンプルが輝度サンプルとなるが、第1パタ
ーン及び第2パターンの輝度サンプルは1サンプルによ
りオフセットされている。
【0006】本発明の他の特徴は、進行走査(prog
ressively scanned)された二次イメ
ージ用のピクセル・データを得る。本発明の第3の特徴
は、進行走査された二次イメージを千鳥配列ピクセル・
アレー上に表示するためのピクセル・データを得るよう
に特に設計されている。
ressively scanned)された二次イメ
ージ用のピクセル・データを得る。本発明の第3の特徴
は、進行走査された二次イメージを千鳥配列ピクセル・
アレー上に表示するためのピクセル・データを得るよう
に特に設計されている。
【0007】本発明の技術的な効果は、良好な二次イメ
ージ・ディスプレイが得られることである。千鳥配列ピ
クセル・アレーを有するディスプレイ・システムのとき
は、縮尺処理によりデータを複数のピクセルに整合させ
る。前進的走査ディスプレイのときは、縮尺処理によ
り、付加的な補間又は他のライン発生ステップを必要と
することなく、正しい数のラインが得られる。本発明の
種々の実施例は、二次イメージ・データ変換器がプログ
ラムされたプロセッサを備えなくともよく、またより安
価なロジック装置によって実施可能とされることであ
る。
ージ・ディスプレイが得られることである。千鳥配列ピ
クセル・アレーを有するディスプレイ・システムのとき
は、縮尺処理によりデータを複数のピクセルに整合させ
る。前進的走査ディスプレイのときは、縮尺処理によ
り、付加的な補間又は他のライン発生ステップを必要と
することなく、正しい数のラインが得られる。本発明の
種々の実施例は、二次イメージ・データ変換器がプログ
ラムされたプロセッサを備えなくともよく、またより安
価なロジック装置によって実施可能とされることであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下の説明は、陰極線管(CR
T)よりも空間光変調器(SLM)を用いてイメージを
発生させるビデオ・ディスプレイ・システムに関するも
のである。しかし、本発明の種々の特徴は、走査ディス
プレイよりも個別的なアドレス指定ピクセルを有するL
CDのような他のピクセル・アレー・ディスプレイに用
いられてもよい。更に、本発明による進行走査の特徴
は、CRTディスプレイ・システム、又はアナログ信号
に再び変換して表示する前にビデオ・データをディジタ
ル的に処理する他のディスプレイ・システムに用いられ
てもよい。
T)よりも空間光変調器(SLM)を用いてイメージを
発生させるビデオ・ディスプレイ・システムに関するも
のである。しかし、本発明の種々の特徴は、走査ディス
プレイよりも個別的なアドレス指定ピクセルを有するL
CDのような他のピクセル・アレー・ディスプレイに用
いられてもよい。更に、本発明による進行走査の特徴
は、CRTディスプレイ・システム、又はアナログ信号
に再び変換して表示する前にビデオ・データをディジタ
ル的に処理する他のディスプレイ・システムに用いられ
てもよい。
【0009】図1は、放送テレビジョン信号のようなア
ナログ・ビデオ信号を受信するディスプレイ・システム
10のブロック図である。この説明例では、偶数フィー
ルド及び奇数フィールドによりインターレースされてい
るNTSC信号を仮定している。更に、入力信号は輝度
成分及び色差成分を有するということも仮定している。
例として、この信号はY、U及びV信号であるけれど
も、本発明はY、B−Y、及びR−Y信号のような他の
色差信号にも有用である。メイン・スクリーン及び二次
スクリーンのデータ処理に重要なディスプレイ・システ
ム10の構成要素のみを示す。同期信号及び音声信号を
処理するために、又はクローズド・キャプションのよう
な機能に用いることが考えられる他の構成要素は示され
ていない。
ナログ・ビデオ信号を受信するディスプレイ・システム
10のブロック図である。この説明例では、偶数フィー
ルド及び奇数フィールドによりインターレースされてい
るNTSC信号を仮定している。更に、入力信号は輝度
成分及び色差成分を有するということも仮定している。
例として、この信号はY、U及びV信号であるけれど
も、本発明はY、B−Y、及びR−Y信号のような他の
色差信号にも有用である。メイン・スクリーン及び二次
スクリーンのデータ処理に重要なディスプレイ・システ
ム10の構成要素のみを示す。同期信号及び音声信号を
処理するために、又はクローズド・キャプションのよう
な機能に用いることが考えられる他の構成要素は示され
ていない。
【0010】ディスプレイ・システム10の動作を概説
するものとして、信号インターフェース11はアナログ
・ビデオ信号を受信して、ビデオ信号、同期信号及び音
声信号を分離する。二次イメージ・ディスプレイのため
に、信号インターフェース11はメイン・イメージ及び
二次イメージ用の信号を得る。一例のために、その外の
説明はPIPイメージに関するものであって、そのピク
チャー上に重ねられるよりもメイン・ピクチャーの脇に
配置されるピクチャー・アウトサイド・ピクチャー(P
OP)に対して、又はビデオ信号から導き出されて縮小
サイズにより表示される他のどのような二次ピクチャー
に対しても同一の概念が適用される。
するものとして、信号インターフェース11はアナログ
・ビデオ信号を受信して、ビデオ信号、同期信号及び音
声信号を分離する。二次イメージ・ディスプレイのため
に、信号インターフェース11はメイン・イメージ及び
二次イメージ用の信号を得る。一例のために、その外の
説明はPIPイメージに関するものであって、そのピク
チャー上に重ねられるよりもメイン・ピクチャーの脇に
配置されるピクチャー・アウトサイド・ピクチャー(P
OP)に対して、又はビデオ信号から導き出されて縮小
サイズにより表示される他のどのような二次ピクチャー
に対しても同一の概念が適用される。
【0011】信号インターフェース11はメイン・イメ
ージ用のビデオ信号をA/D変換器12a及びY/C分
離器12bに送出し、これらがデータをピクセル・デー
タ・サンプルを変換し、かつ色(”C”)データから輝
度(”Y”)データをそれぞれ分離する。Y/C分離器
12bは、色データを、この例ではU及びVのように種
々の成分に分ける。図1において、信号はY/C分離前
にディジタル・データに変換される。しかし、他の実施
例では、A/D変換前にY/C分離を行ってもよい。
ージ用のビデオ信号をA/D変換器12a及びY/C分
離器12bに送出し、これらがデータをピクセル・デー
タ・サンプルを変換し、かつ色(”C”)データから輝
度(”Y”)データをそれぞれ分離する。Y/C分離器
12bは、色データを、この例ではU及びVのように種
々の成分に分ける。図1において、信号はY/C分離前
にディジタル・データに変換される。しかし、他の実施
例では、A/D変換前にY/C分離を行ってもよい。
【0012】信号インターフェース11は、二次イメー
ジ・データ変換器13に二次イメージ用のビデオ信号を
送出する。この信号は、テレビジョン信号用の第2のチ
ューナから来る信号、又はビデオ・カメラ/ビデオ・レ
コーダ(VCR)のような他の装置からの信号であって
もよい。図2A〜図4Bに関連させて以下で説明するよ
うに、二次イメージ・データ変換器13は所望数の行及
びピクセル/行に対してデータの縮尺を定める。そこ
で、二次イメージ・データを制御装置14に送出し、制
御装置14は二次イメージ・データをメイン・イメージ
・データに関連した正しい位置に挿入する。以下で説明
するように、本発明の種々の実施例では、ディスプレイ
・メモリ16に送出するまでに、更に処理してもよい又
はしなくてもよいピクセル・データとしての二次イメー
ジ・データが得られる。この処理をメイン・イメージ・
データ及び二次イメージ・データに個別的に行ってもよ
いけれども、典型的には、最終的なイメージ用の全デー
タに同一処理による色変換及び線形化を実行する。
ジ・データ変換器13に二次イメージ用のビデオ信号を
送出する。この信号は、テレビジョン信号用の第2のチ
ューナから来る信号、又はビデオ・カメラ/ビデオ・レ
コーダ(VCR)のような他の装置からの信号であって
もよい。図2A〜図4Bに関連させて以下で説明するよ
うに、二次イメージ・データ変換器13は所望数の行及
びピクセル/行に対してデータの縮尺を定める。そこ
で、二次イメージ・データを制御装置14に送出し、制
御装置14は二次イメージ・データをメイン・イメージ
・データに関連した正しい位置に挿入する。以下で説明
するように、本発明の種々の実施例では、ディスプレイ
・メモリ16に送出するまでに、更に処理してもよい又
はしなくてもよいピクセル・データとしての二次イメー
ジ・データが得られる。この処理をメイン・イメージ・
データ及び二次イメージ・データに個別的に行ってもよ
いけれども、典型的には、最終的なイメージ用の全デー
タに同一処理による色変換及び線形化を実行する。
【0013】プロセッサ・システム15は、種々のデー
タ処理タスクを実行することにより、ディスプレイ用の
データを準備する。プロセッサ・システム15には、フ
ィールド・バッファ及びライン・バッファのように、処
理中にピクセル・データを記憶する種々のメモリ装置が
含まれていてもよい。プロセッサ・システム15により
実行されるタスクには、線形化、色空間変換、及びイン
ターレース走査から進行走査(”proscan”:プ
ロスキャン)のディスプレイへの変換が含まれていても
よい。プロスキャン処理は、データのn奇数行及びn偶
数行を有するインターレース・フィールドを2n行を有
するディスプレイ・フレームに変換する。これらのタス
クを実行する順序は変更可能である。図3及び図4Aに
関連して以下で説明するように、二次イメージ・データ
変換器13は既にプロスキャンされたデータを得ること
ができる。この場合に、二次イメージは、メイン・イメ
ージが「プロスキャン」された後に挿入される。
タ処理タスクを実行することにより、ディスプレイ用の
データを準備する。プロセッサ・システム15には、フ
ィールド・バッファ及びライン・バッファのように、処
理中にピクセル・データを記憶する種々のメモリ装置が
含まれていてもよい。プロセッサ・システム15により
実行されるタスクには、線形化、色空間変換、及びイン
ターレース走査から進行走査(”proscan”:プ
ロスキャン)のディスプレイへの変換が含まれていても
よい。プロスキャン処理は、データのn奇数行及びn偶
数行を有するインターレース・フィールドを2n行を有
するディスプレイ・フレームに変換する。これらのタス
クを実行する順序は変更可能である。図3及び図4Aに
関連して以下で説明するように、二次イメージ・データ
変換器13は既にプロスキャンされたデータを得ること
ができる。この場合に、二次イメージは、メイン・イメ
ージが「プロスキャン」された後に挿入される。
【0014】ディスプレイ・メモリ16はプロセッサ・
システム15から処理されたピクセル・データを受け取
る。プロセッサ・システム15又はディスプレイ・メモ
リ16はデータを「ビット・プレーン」フォーマットに
フォーマット化する。ビット・プレーン・フォーマット
は、一時に1ビットのデータの値に応答してディスプレ
イ・メモリ16の各ピクセル・エレメントをオン又はオ
フにさせる。典型的なディスプレイ・システム10で
は、ディスプレイ・メモリ16が「二重バッファ」メモ
リであり、このことは、ディスプレイ・メモリ16が少
なくとも2つのディスプレイ・フレーム用の容量を有す
ることを意味する。一方のディスプレイ・フレーム用の
バッファをSLM17に読み出している間に、他方のデ
ィスプレイ・フレーム用のバッファに書き込みをするこ
とができる。2つのバッファは「ピンポン」形式により
制御されるので、SLM17に連続的にデータを供給す
ることができる。
システム15から処理されたピクセル・データを受け取
る。プロセッサ・システム15又はディスプレイ・メモ
リ16はデータを「ビット・プレーン」フォーマットに
フォーマット化する。ビット・プレーン・フォーマット
は、一時に1ビットのデータの値に応答してディスプレ
イ・メモリ16の各ピクセル・エレメントをオン又はオ
フにさせる。典型的なディスプレイ・システム10で
は、ディスプレイ・メモリ16が「二重バッファ」メモ
リであり、このことは、ディスプレイ・メモリ16が少
なくとも2つのディスプレイ・フレーム用の容量を有す
ることを意味する。一方のディスプレイ・フレーム用の
バッファをSLM17に読み出している間に、他方のデ
ィスプレイ・フレーム用のバッファに書き込みをするこ
とができる。2つのバッファは「ピンポン」形式により
制御されるので、SLM17に連続的にデータを供給す
ることができる。
【0015】SLM17は任意型式のSLMでよい。前
述のように、この説明はDMD型式のSLM17に関連
しているけれども、他の型式のピクセル・アレー・ディ
スプレイ装置をディスプレイ・システム10と置換し
て、ここで説明している本発明に用いてもよい。適当な
SLM17の詳細については、テキサス・インスツルメ
ンツ(株)に譲渡された「空間光変調器(Spatial Light
Modulator) 」と題する米国特許第4,956,619
号に説明されており、ここでは引用により関連される。
この説明例において、LM17は640×480アレー
のミラー・エレメントを有し、各ミラー・エレメントは
個別的にアドレス指定可能である。アドレス指定される
と、各ミラー・エレメントが傾く方向、オン又はオフは
反射イメージに帰結する。
述のように、この説明はDMD型式のSLM17に関連
しているけれども、他の型式のピクセル・アレー・ディ
スプレイ装置をディスプレイ・システム10と置換し
て、ここで説明している本発明に用いてもよい。適当な
SLM17の詳細については、テキサス・インスツルメ
ンツ(株)に譲渡された「空間光変調器(Spatial Light
Modulator) 」と題する米国特許第4,956,619
号に説明されており、ここでは引用により関連される。
この説明例において、LM17は640×480アレー
のミラー・エレメントを有し、各ミラー・エレメントは
個別的にアドレス指定可能である。アドレス指定される
と、各ミラー・エレメントが傾く方向、オン又はオフは
反射イメージに帰結する。
【0016】ディスプレイ光学装置18はSLM17か
らのイメージを受け取り、かつディスプレイ・スクリー
ンのような像平面を照射する複数の光学的な構成要素を
有する。カラー・ディスプレイのときは、各カラー用の
複数のビット・プレーンは、逐次的に配置され、かつデ
ィスプレイ光学装置18の一部であるカラー・ホイール
に同期される。そうでないときは、異なるカラーに対す
るデータを多数のSLM上に並列的に展開して、ディス
プレイ光学装置18により組合わせてもよい。マスタ・
タイミング装置19は種々のシステム制御機能を備えて
いる。
らのイメージを受け取り、かつディスプレイ・スクリー
ンのような像平面を照射する複数の光学的な構成要素を
有する。カラー・ディスプレイのときは、各カラー用の
複数のビット・プレーンは、逐次的に配置され、かつデ
ィスプレイ光学装置18の一部であるカラー・ホイール
に同期される。そうでないときは、異なるカラーに対す
るデータを多数のSLM上に並列的に展開して、ディス
プレイ光学装置18により組合わせてもよい。マスタ・
タイミング装置19は種々のシステム制御機能を備えて
いる。
【0017】DMDに基づくディジタル・ディスプレイ
・システムのより具体的な説明は、「標準独立ディジタ
ル化ビデオ・システム(Standard Independent Digitize
d Video System) 」と題する米国特許第5,079,5
44号、「ディジタル・テレビジョン・システム(Digit
al Television System) 」と題する米国特許第08/1
47,249号、及び「DMDディスプレイ・システム
(DMD Digital System)」と題する米国特許第08/14
6,385号に記載されている。「パルス幅変調ディス
プレイ・システムに用いるDMDアーキテクチャ及びタ
イミング(DMD Architecture and Timing for Use in a
Pulse Width Modulated Display System) 」と題する米
国特許第5,278,652号は、DMDに基づくディ
スプレイ・システム用にビデオ・データをフォーマット
する方法、及びデータのビット・プレーンを変調するこ
とによりピクセルの輝度を変化させる方法を説明してい
る。カラー・ホイールを有するDMDに基づくディスプ
レイ・システムを汎用的に使用することにより逐次的な
カラー・イメージを得ることは、「白光エンハンスド・
カラー・フィールド・シーケンシャル・プロジェクショ
ン(White Light Enhanced Color Field Sequential Pro
jection)」と題する米国特許第5,233,385号に
説明されている。これらの特許及び特許出願はテキサス
・インスツルメンツ(株)に譲渡されており、ここでは
引用により関連される。
・システムのより具体的な説明は、「標準独立ディジタ
ル化ビデオ・システム(Standard Independent Digitize
d Video System) 」と題する米国特許第5,079,5
44号、「ディジタル・テレビジョン・システム(Digit
al Television System) 」と題する米国特許第08/1
47,249号、及び「DMDディスプレイ・システム
(DMD Digital System)」と題する米国特許第08/14
6,385号に記載されている。「パルス幅変調ディス
プレイ・システムに用いるDMDアーキテクチャ及びタ
イミング(DMD Architecture and Timing for Use in a
Pulse Width Modulated Display System) 」と題する米
国特許第5,278,652号は、DMDに基づくディ
スプレイ・システム用にビデオ・データをフォーマット
する方法、及びデータのビット・プレーンを変調するこ
とによりピクセルの輝度を変化させる方法を説明してい
る。カラー・ホイールを有するDMDに基づくディスプ
レイ・システムを汎用的に使用することにより逐次的な
カラー・イメージを得ることは、「白光エンハンスド・
カラー・フィールド・シーケンシャル・プロジェクショ
ン(White Light Enhanced Color Field Sequential Pro
jection)」と題する米国特許第5,233,385号に
説明されている。これらの特許及び特許出願はテキサス
・インスツルメンツ(株)に譲渡されており、ここでは
引用により関連される。
【0018】千鳥配列ピクセル・アレー用のサンプリン
グ 図2Aは千鳥配列ピクセル・アレーを有するSLM17
にピクセル・データを得る二次イメージ・データ変換器
13’のブロック図である。これは、図示されているよ
うに、SLM17が一方のラインから他方のラインまで
の1/2ピクセル幅によりオフセットされていることを
意味する。
グ 図2Aは千鳥配列ピクセル・アレーを有するSLM17
にピクセル・データを得る二次イメージ・データ変換器
13’のブロック図である。これは、図示されているよ
うに、SLM17が一方のラインから他方のラインまで
の1/2ピクセル幅によりオフセットされていることを
意味する。
【0019】二次イメージ・データ変換器13’は信号
インターフェース11から二次イメージを表すアナログ
Y/C信号を受け取る。Y/C分離器21はU及びYの
ように、C成分から信号のY成分を分離する。図1に示
すように、メイン・イメージ用の信号路において、Y/
C分離器12bはサンプリング後にディジタル・データ
よりもアナログ信号により動作するときは、Y/C分離
器12b及びY/C分離器21の機能は、メイン・イメ
ージ信号及び二次イメージ信号の両方により動作する単
一装置に組合わせられてもよい。
インターフェース11から二次イメージを表すアナログ
Y/C信号を受け取る。Y/C分離器21はU及びYの
ように、C成分から信号のY成分を分離する。図1に示
すように、メイン・イメージ用の信号路において、Y/
C分離器12bはサンプリング後にディジタル・データ
よりもアナログ信号により動作するときは、Y/C分離
器12b及びY/C分離器21の機能は、メイン・イメ
ージ信号及び二次イメージ信号の両方により動作する単
一装置に組合わせられてもよい。
【0020】アナログのロー・パス・フィルタ22はY
信号、U信号及びV信号を受け取る。アナログのロー・
パス・フィルタ22はアンチ・エイリアシング機能及び
ピーキングのような機能を実行する。適当なフィルタ例
は、従来の技術として引用した米国特許第08/22
1,725号に説明されており、ここでは引用により関
連される。アンチ・エイリアシングのときは、アナログ
のロー・パス・フィルタ22が信号の高周波成分をろ波
する。ピーキングのときは、ろ波されていない信号部分
の高周波が増幅される。ピーキングの最適量及び範囲は
やや個別的であり、これを経験的に導き出すものでもよ
い。
信号、U信号及びV信号を受け取る。アナログのロー・
パス・フィルタ22はアンチ・エイリアシング機能及び
ピーキングのような機能を実行する。適当なフィルタ例
は、従来の技術として引用した米国特許第08/22
1,725号に説明されており、ここでは引用により関
連される。アンチ・エイリアシングのときは、アナログ
のロー・パス・フィルタ22が信号の高周波成分をろ波
する。ピーキングのときは、ろ波されていない信号部分
の高周波が増幅される。ピーキングの最適量及び範囲は
やや個別的であり、これを経験的に導き出すものでもよ
い。
【0021】ろ波された信号はA/D変換器23に入力
される。A/D変換器23は、1:9の縮尺、又は1:
16の縮尺のように少なくとも1つのサンプリング速度
を有する。A/D変換器23は、他のサンプル速度を有
するものであってもよく、またいずれの水平縮尺係数
(又は複数の係数)をサポートしたいのかに従って、2
以上のサンプリング速度間で選択されてもよい。所望の
サンプリング速度はクロック入力を選択することにより
変更されてもよい。サンプリング速度は、1サンプル/
ピクセルを仮定すると、縮尺比、メイン・イメージにお
けるピクセル数/ライン、及びライン速度により決定さ
れてもよい。例えば、640ピクセル/ラインのメイン
・イメージを有するディスプレイのときは、1:9の縮
尺比は、213(640/3)サンプル/ライン+任意
の水平ブランキング時間に対して、1/3の水平縮尺係
数を有する。この値は、ライン速度(ライン/秒)によ
り乗算されてサンプリング速度(サンプル/秒)が得ら
れる。二次イメージ・データ変換器13’の特徴は、千
鳥配列ピクセルのときに、このサンプリング速度が2倍
にされることである。1:9又は1:16の縮尺のとき
は、A/D変換器23がメイン・イメージのサンプリン
グ速度の2/3又は1/2でそれぞれ動作する。
される。A/D変換器23は、1:9の縮尺、又は1:
16の縮尺のように少なくとも1つのサンプリング速度
を有する。A/D変換器23は、他のサンプル速度を有
するものであってもよく、またいずれの水平縮尺係数
(又は複数の係数)をサポートしたいのかに従って、2
以上のサンプリング速度間で選択されてもよい。所望の
サンプリング速度はクロック入力を選択することにより
変更されてもよい。サンプリング速度は、1サンプル/
ピクセルを仮定すると、縮尺比、メイン・イメージにお
けるピクセル数/ライン、及びライン速度により決定さ
れてもよい。例えば、640ピクセル/ラインのメイン
・イメージを有するディスプレイのときは、1:9の縮
尺比は、213(640/3)サンプル/ライン+任意
の水平ブランキング時間に対して、1/3の水平縮尺係
数を有する。この値は、ライン速度(ライン/秒)によ
り乗算されてサンプリング速度(サンプル/秒)が得ら
れる。二次イメージ・データ変換器13’の特徴は、千
鳥配列ピクセルのときに、このサンプリング速度が2倍
にされることである。1:9又は1:16の縮尺のとき
は、A/D変換器23がメイン・イメージのサンプリン
グ速度の2/3又は1/2でそれぞれ動作する。
【0022】アナログのロー・パス・フィルタ22及び
A/D変換器23の効果は、「水平デシメーション・フ
ィルタ」のものである。そこで、Y信号、U信号及びV
信号は、1ライン当り必要とするサンプル数の2倍によ
り表される。この点において、データは縮尺なしのライ
ン数/フィールドを表す。データの奇数フィールド及び
偶数フィールドは、それぞれ水平同期信号により決定さ
れるメイン・イメージと同一のライン数を有する。
A/D変換器23の効果は、「水平デシメーション・フ
ィルタ」のものである。そこで、Y信号、U信号及びV
信号は、1ライン当り必要とするサンプル数の2倍によ
り表される。この点において、データは縮尺なしのライ
ン数/フィールドを表す。データの奇数フィールド及び
偶数フィールドは、それぞれ水平同期信号により決定さ
れるメイン・イメージと同一のライン数を有する。
【0023】マルチプレクサ24は、Yデータに1ビッ
ト、Nデータに1ビット及びVデータに1ビットの3ビ
ット・ストリームを入力している。SLM17の偶数出
力行のときは、マルチプレクサ24は「偶数行」パター
ンにおけるビット・ストリームからデータを選択する。
SLM17の奇数出力行のときは、マルチプレクサ24
は「奇数行」パターンにおけるデータを選択する。これ
らのパターンは、U値又はV値によりそれぞれ分離され
た1つ置きのY値を有する。2つのパターン間におい
て、Y値は1サンプルだけ分離されている。これは、ラ
インからラインへの千鳥配列ピクセル・アレーのオフセ
ットを適応させる。
ト、Nデータに1ビット及びVデータに1ビットの3ビ
ット・ストリームを入力している。SLM17の偶数出
力行のときは、マルチプレクサ24は「偶数行」パター
ンにおけるビット・ストリームからデータを選択する。
SLM17の奇数出力行のときは、マルチプレクサ24
は「奇数行」パターンにおけるデータを選択する。これ
らのパターンは、U値又はV値によりそれぞれ分離され
た1つ置きのY値を有する。2つのパターン間におい
て、Y値は1サンプルだけ分離されている。これは、ラ
インからラインへの千鳥配列ピクセル・アレーのオフセ
ットを適応させる。
【0024】図2Bは、1:9の二次イメージのとき
に、メイン・イメージ用のピクセル・データと比較され
るマルチプレクサ24の出力例を示す。メイン・イメー
ジの3値毎に二次イメージの1つのY値が存在する。従
って、Y値は、二次イメージのピクセル毎に1つのY値
が存在する意味において「完全にサンプリング」されて
いる。C値、U値及びV値は「半分サンプリング」され
る。偶数ラインのY値は奇数ラインのY値からオフセッ
トされるので、Y値は千鳥配列ピクセル・アレーにおけ
るピクセル位置に対応する。以下で説明するように、マ
ルチプレクサ24は、現在のラインがSLM17の偶数
ラインになるのか奇数ラインになるのかに従ってこれら
パターン間で切り換えを行う。1つのパターンを「偶
数」として指定すること、またこれを「奇数」として指
定することは任意である。即ち、パターンは偶数及び奇
数に切り換えられる。
に、メイン・イメージ用のピクセル・データと比較され
るマルチプレクサ24の出力例を示す。メイン・イメー
ジの3値毎に二次イメージの1つのY値が存在する。従
って、Y値は、二次イメージのピクセル毎に1つのY値
が存在する意味において「完全にサンプリング」されて
いる。C値、U値及びV値は「半分サンプリング」され
る。偶数ラインのY値は奇数ラインのY値からオフセッ
トされるので、Y値は千鳥配列ピクセル・アレーにおけ
るピクセル位置に対応する。以下で説明するように、マ
ルチプレクサ24は、現在のラインがSLM17の偶数
ラインになるのか奇数ラインになるのかに従ってこれら
パターン間で切り換えを行う。1つのパターンを「偶
数」として指定すること、またこれを「奇数」として指
定することは任意である。即ち、パターンは偶数及び奇
数に切り換えられる。
【0025】図2Cは、1:16二次イメージのとき
に、メイン・イメージ用のピクセル・データと比較され
るマルチプレクサ24の出力例を示す。メイン・イメー
ジの4値毎にY値が存在する。1:9ピクセル・データ
と同様に、Y値は「完全にサンプリング」され、かつC
値は「半分サンプリング」される。
に、メイン・イメージ用のピクセル・データと比較され
るマルチプレクサ24の出力例を示す。メイン・イメー
ジの4値毎にY値が存在する。1:9ピクセル・データ
と同様に、Y値は「完全にサンプリング」され、かつC
値は「半分サンプリング」される。
【0026】二次イメージ・データ変換器13’はデー
タをインターレース又は進行走査形式により出力するよ
うに構成されてもよい。前者の構成は、SLM17がイ
ンターレースによるディスプレイ装置であるとき、又は
SLM17が進行走査であるときに用いられ、またプロ
セッサ・システム15はメイン・イメージ及び二次イメ
ージの両方についてインターレース走査から進行走査へ
の変換を実行する。後者の構成は、SLM17が進行走
査装置であるときに用いられ、かつ二次イメージ・デー
タ変換器13’は二次イメージについてインターレース
走査から進行走査への変換を実行する。
タをインターレース又は進行走査形式により出力するよ
うに構成されてもよい。前者の構成は、SLM17がイ
ンターレースによるディスプレイ装置であるとき、又は
SLM17が進行走査であるときに用いられ、またプロ
セッサ・システム15はメイン・イメージ及び二次イメ
ージの両方についてインターレース走査から進行走査へ
の変換を実行する。後者の構成は、SLM17が進行走
査装置であるときに用いられ、かつ二次イメージ・デー
タ変換器13’は二次イメージについてインターレース
走査から進行走査への変換を実行する。
【0027】二次イメージ・データ変換器13’がイン
ターレース出力用に構成されて場合の1:9出力イメー
ジのときは、マルチプレクサ24は3入力ライン毎に1
出力ラインを選択する。図2Dは偶数入力フィールドに
おける1:9イメージ用に可能なライン選択機構を示
す。偶数入力フィールドから発生した全ての出力ライン
はSLM17上で偶数ラインとなると共に、メイン・イ
メージ・プロセスはSLM17に奇数ラインを発生して
いる。逆に、奇数入力フィールドから発生した全ての出
力ラインはSLM17上の奇数ラインとなると共に、プ
ロセッサ・システム15はSLM17に偶数ラインを発
生している。従って、図2Bにおける偶数及び奇数サン
プリング・パターンはライン・ツー・ラインと逆に、フ
ィールド・ツー・フィールドを入れ替える。1:16出
力イメージのときは、マルチプレクサ24が4つ置きの
入力ラインに対して1出力ラインを選択する。
ターレース出力用に構成されて場合の1:9出力イメー
ジのときは、マルチプレクサ24は3入力ライン毎に1
出力ラインを選択する。図2Dは偶数入力フィールドに
おける1:9イメージ用に可能なライン選択機構を示
す。偶数入力フィールドから発生した全ての出力ライン
はSLM17上で偶数ラインとなると共に、メイン・イ
メージ・プロセスはSLM17に奇数ラインを発生して
いる。逆に、奇数入力フィールドから発生した全ての出
力ラインはSLM17上の奇数ラインとなると共に、プ
ロセッサ・システム15はSLM17に偶数ラインを発
生している。従って、図2Bにおける偶数及び奇数サン
プリング・パターンはライン・ツー・ラインと逆に、フ
ィールド・ツー・フィールドを入れ替える。1:16出
力イメージのときは、マルチプレクサ24が4つ置きの
入力ラインに対して1出力ラインを選択する。
【0028】二次イメージ・データ変換器13’が進行
走査出力用に構築された場合の1:9出力イメージのと
きは、マルチプレクサ24は3入力ライン毎につき2出
力ラインを選択する。図2Eは偶数入力フィールド用の
1:9イメージに可能なライン選択機構を示す。この場
合に、二次イメージ・データ変換器13’はSLM17
上に交互に奇数及び偶数ラインを発生するので、図2B
の奇数及び偶数サンプリング・パターンはライン毎に入
れ替わる。1:16出力イメージのときは、マルチプレ
クサ24は2入力ライン毎に1出力ラインを選択する。
走査出力用に構築された場合の1:9出力イメージのと
きは、マルチプレクサ24は3入力ライン毎につき2出
力ラインを選択する。図2Eは偶数入力フィールド用の
1:9イメージに可能なライン選択機構を示す。この場
合に、二次イメージ・データ変換器13’はSLM17
上に交互に奇数及び偶数ラインを発生するので、図2B
の奇数及び偶数サンプリング・パターンはライン毎に入
れ替わる。1:16出力イメージのときは、マルチプレ
クサ24は2入力ライン毎に1出力ラインを選択する。
【0029】一般に、マルチプレクサ24は所望数の出
力ラインを選択する。マルチプレクサ24は、各出力ラ
インに対して、そのラインが偶数出力ラインとなるの
か、又は奇数出力ラインとなるのかに従い、正しいパタ
ーンを選択する。サンプルが選択されると、Y、U及び
Vサンプルは、組合わせられて表示する各ピクセル用の
ピクセル・データを発生させる。図1において、Y、U
及びV値の組合わせは、プロセッサ・システム15によ
り実行されるが、しかし二次イメージ・データ変換器1
3’における付加的なロジック回路(図示なし)により
実行されてもよい。
力ラインを選択する。マルチプレクサ24は、各出力ラ
インに対して、そのラインが偶数出力ラインとなるの
か、又は奇数出力ラインとなるのかに従い、正しいパタ
ーンを選択する。サンプルが選択されると、Y、U及び
Vサンプルは、組合わせられて表示する各ピクセル用の
ピクセル・データを発生させる。図1において、Y、U
及びV値の組合わせは、プロセッサ・システム15によ
り実行されるが、しかし二次イメージ・データ変換器1
3’における付加的なロジック回路(図示なし)により
実行されてもよい。
【0030】二次イメージ・データ変換器13’の他の
実施例では、サンプリングする前にアナログY、U及び
V成分に基づいて多重化を実行してもよい。A/D変換
は、以上で説明した同一の偶数ライン及び奇数ラインの
パターンを得るものとなる。
実施例では、サンプリングする前にアナログY、U及び
V成分に基づいて多重化を実行してもよい。A/D変換
は、以上で説明した同一の偶数ライン及び奇数ラインの
パターンを得るものとなる。
【0031】進行走査ディスプレイ用のサンプリング 図3はSLM17に進行走査(プロスキャン)データを
得る二次イメージ・データ変換器13”のブロック図で
ある。この実施例において、入力ビデオ信号はインター
レース信号であると仮定している。プロスキャン・デー
タのときは、インターレース・データの各入力フィール
ドがSLMデータの完全なフレームとなる。SLM17
は、千鳥配列又は千鳥配列でないピクセル・アレーを備
えることができる。しかし、図4Aに関連して千鳥配列
ピクセル・アレー装置上に進行走査表示する二次イメー
ジ・データ変換器13の特殊な実施例が説明されてい
る。
得る二次イメージ・データ変換器13”のブロック図で
ある。この実施例において、入力ビデオ信号はインター
レース信号であると仮定している。プロスキャン・デー
タのときは、インターレース・データの各入力フィール
ドがSLMデータの完全なフレームとなる。SLM17
は、千鳥配列又は千鳥配列でないピクセル・アレーを備
えることができる。しかし、図4Aに関連して千鳥配列
ピクセル・アレー装置上に進行走査表示する二次イメー
ジ・データ変換器13の特殊な実施例が説明されてい
る。
【0032】Y/C分離器21及びアナログのロー・パ
ス・フィルタ22は図2Aの二次イメージ・データ変換
器13’のものの機能と同一の機能を実行する。A/D
変換器33はアナログのロー・パス・フィルタ22から
のY信号、U信号及びV信号を受け取る。1サンプル/
ピクセルを仮定すると、サンプリング速度は、縮尺比、
メイン・イメージにおけるピクセル数/ライン、及びラ
イン速度により決定される。例えば、640ピクセル/
ラインのメイン・イメージを有するディスプレイのとき
は、1:9の縮尺比は、213(640/3)サンプル
/ラインに対して、1/3の水平縮尺係数を有する。こ
の値+適当な水平ブランキング時間はライン速度(ライ
ン/秒)により乗算されてサンプリング速度(サンプル
/秒)が得られる。1:9又は1:16の二次イメージ
のときは、A/D変換器33はメイン・イメージにおけ
るサンプリング速度の1/3又は1/4でそれぞれ動作
する。
ス・フィルタ22は図2Aの二次イメージ・データ変換
器13’のものの機能と同一の機能を実行する。A/D
変換器33はアナログのロー・パス・フィルタ22から
のY信号、U信号及びV信号を受け取る。1サンプル/
ピクセルを仮定すると、サンプリング速度は、縮尺比、
メイン・イメージにおけるピクセル数/ライン、及びラ
イン速度により決定される。例えば、640ピクセル/
ラインのメイン・イメージを有するディスプレイのとき
は、1:9の縮尺比は、213(640/3)サンプル
/ラインに対して、1/3の水平縮尺係数を有する。こ
の値+適当な水平ブランキング時間はライン速度(ライ
ン/秒)により乗算されてサンプリング速度(サンプル
/秒)が得られる。1:9又は1:16の二次イメージ
のときは、A/D変換器33はメイン・イメージにおけ
るサンプリング速度の1/3又は1/4でそれぞれ動作
する。
【0033】サンプリング・ステップの結果はYデータ
・サンプル及びCデータ・サンプルのストリームとな
る。これらのサンプルは、フィールド毎のラインのサン
プルに順序付けされる。ライン選択器34は入力データ
の各フィールドから進行走査フレーム用に適当な数のラ
インを選択する。通常、選択されるライン数は2/n
(v)である。ただし、1/n(v)は垂直係数であ
る。例えば、1:9イメージのときは、垂直係数は1/
3であり、ライン選択器34は3入力ライン毎に2出力
ラインを選択する。これは、3ライン毎に選択なしによ
り達成することができる。1:16イメージのときは、
垂直係数は1/4であり、ライン選択器34は2入力ラ
イン毎に1出力ラインを選択する。いずれの場合も、入
力フィールドはインターレース・データのラインのもの
であったので、出力フレームは進行走査ディスプレイ用
の正しいライン数を有する。
・サンプル及びCデータ・サンプルのストリームとな
る。これらのサンプルは、フィールド毎のラインのサン
プルに順序付けされる。ライン選択器34は入力データ
の各フィールドから進行走査フレーム用に適当な数のラ
インを選択する。通常、選択されるライン数は2/n
(v)である。ただし、1/n(v)は垂直係数であ
る。例えば、1:9イメージのときは、垂直係数は1/
3であり、ライン選択器34は3入力ライン毎に2出力
ラインを選択する。これは、3ライン毎に選択なしによ
り達成することができる。1:16イメージのときは、
垂直係数は1/4であり、ライン選択器34は2入力ラ
イン毎に1出力ラインを選択する。いずれの場合も、入
力フィールドはインターレース・データのラインのもの
であったので、出力フレームは進行走査ディスプレイ用
の正しいライン数を有する。
【0034】更に複雑な実施例において、ライン選択器
34は補間プロセッサを備えておりこれにより3ライン
毎に補間を行って2ラインを発生させる。例えば、1:
9イメージのときは、入力フィールドのライン1及び2
からのピクセル値を補間して出力フレームのライン1を
形成させてもよい。次いで、入力フィールドのライン2
及び3からのピクセル値を補間して出力フレームのライ
ン2を形成させることもできる。この処理は入力フィー
ルドの各ラインについて連続することになるので、出力
フレームのライン数はその入力フィールドのライン数の
2/3となる。1:16イメージのときは、マルチプレ
クサ24は隣接する2入力ライン毎に補間をして1出力
ラインを形成する。
34は補間プロセッサを備えておりこれにより3ライン
毎に補間を行って2ラインを発生させる。例えば、1:
9イメージのときは、入力フィールドのライン1及び2
からのピクセル値を補間して出力フレームのライン1を
形成させてもよい。次いで、入力フィールドのライン2
及び3からのピクセル値を補間して出力フレームのライ
ン2を形成させることもできる。この処理は入力フィー
ルドの各ラインについて連続することになるので、出力
フレームのライン数はその入力フィールドのライン数の
2/3となる。1:16イメージのときは、マルチプレ
クサ24は隣接する2入力ライン毎に補間をして1出力
ラインを形成する。
【0035】ラインを選択した後に、Y、U及びVサン
プルを組合わせて表示させるべき各ピクセル用のピクセ
ル値を形成する。この説明例において、データは完全に
サンプリングしたY、U及びV値に利用可能である。し
かし、他の実施例において、A/D変換器33は、完全
にサンプリングした色データ以下のデータが得られるよ
うに変更されてもよい。このデータは、プロセッサ・シ
ステム15か、又は二次イメージ・データ変換器13”
における付加的なロジック(図示なし)かにより組合せ
られて、メイン・イメージのピクセル・データと同一の
データ・パスに送出する準備が完了する。
プルを組合わせて表示させるべき各ピクセル用のピクセ
ル値を形成する。この説明例において、データは完全に
サンプリングしたY、U及びV値に利用可能である。し
かし、他の実施例において、A/D変換器33は、完全
にサンプリングした色データ以下のデータが得られるよ
うに変更されてもよい。このデータは、プロセッサ・シ
ステム15か、又は二次イメージ・データ変換器13”
における付加的なロジック(図示なし)かにより組合せ
られて、メイン・イメージのピクセル・データと同一の
データ・パスに送出する準備が完了する。
【0036】千鳥配列ピクセル・アレー用にピクセル・
データを補間するサンプリング 図4Aは千鳥配列ピクセル・アレーを有するSLM17
用にピクセル・データを補間する二次イメージ・データ
変換器13”’のブロック図である。いくつかのライン
を選択し、かつその他を選択しなというよりも、単純に
複数のサンプルを補間したいときは、二次イメージ・デ
ータ変換器13’の代替として、二次イメージ・データ
変換器13”’を用いる。
データを補間するサンプリング 図4Aは千鳥配列ピクセル・アレーを有するSLM17
用にピクセル・データを補間する二次イメージ・データ
変換器13”’のブロック図である。いくつかのライン
を選択し、かつその他を選択しなというよりも、単純に
複数のサンプルを補間したいときは、二次イメージ・デ
ータ変換器13’の代替として、二次イメージ・データ
変換器13”’を用いる。
【0037】Y/C分離器21及びロー・パス・フィル
タ22は、図2Aの二次イメージ・データ変換器13’
及び図3の二次イメージ・データ変換器13”と同一の
機能を実行する。2つのA/D変換器43a及び43b
は、それぞれY、U及びVデータの3ストリームを供給
する。第1のA/D変換器43aは、図2B及び図2C
に関連して前述したパターンのうちの1つにおける偶数
出力ライン用のデータを供給する。第2のA/D変換器
43bは、前述したパターンの他方における奇数出力ラ
イン用のデータを供給する。
タ22は、図2Aの二次イメージ・データ変換器13’
及び図3の二次イメージ・データ変換器13”と同一の
機能を実行する。2つのA/D変換器43a及び43b
は、それぞれY、U及びVデータの3ストリームを供給
する。第1のA/D変換器43aは、図2B及び図2C
に関連して前述したパターンのうちの1つにおける偶数
出力ライン用のデータを供給する。第2のA/D変換器
43bは、前述したパターンの他方における奇数出力ラ
イン用のデータを供給する。
【0038】マルチプレクサ44は出力ラインを補間す
るためのデータを選択する。通常、偶数出力ラインのと
きは、マルチプレクサ44は一方のパターンからデータ
を選択する。奇数出力ラインのときは、マルチプレクサ
44は他方のパターンからデータを選択する。補間器4
5は選択したデータを補間して各出力ラインを発生す
る。出力ライン数/フレームは、データがプロスキャン
・データであるのか、そうでないのかに従う。以上で説
明したように、プロスキャンでないデータのときは、1
/n(v)出力ラインを供給し、一方プロスキャン・デ
ータのときは、2/n(v)出力ラインを供給する。
るためのデータを選択する。通常、偶数出力ラインのと
きは、マルチプレクサ44は一方のパターンからデータ
を選択する。奇数出力ラインのときは、マルチプレクサ
44は他方のパターンからデータを選択する。補間器4
5は選択したデータを補間して各出力ラインを発生す
る。出力ライン数/フレームは、データがプロスキャン
・データであるのか、そうでないのかに従う。以上で説
明したように、プロスキャンでないデータのときは、1
/n(v)出力ラインを供給し、一方プロスキャン・デ
ータのときは、2/n(v)出力ラインを供給する。
【0039】図4Bは1:9のプロスキャン・イメージ
用に可能な補間機構を示す。入力ライン0及び1は補間
されて出力ライン0を作成する。この補間ステップのと
きは、図2Bに関連して前述した偶数ライン・パターン
において、A/D変換器43aを選択する。入力ライン
1及び0は補間されて出力ライン1を作成する。この補
間ステップのときは、図2Bに関連して前述した奇数ラ
イン・パターンにおいて、A/D変換器43bを選択す
る。
用に可能な補間機構を示す。入力ライン0及び1は補間
されて出力ライン0を作成する。この補間ステップのと
きは、図2Bに関連して前述した偶数ライン・パターン
において、A/D変換器43aを選択する。入力ライン
1及び0は補間されて出力ライン1を作成する。この補
間ステップのときは、図2Bに関連して前述した奇数ラ
イン・パターンにおいて、A/D変換器43bを選択す
る。
【0040】他の実施例は、A/D変換器43a及び4
3bを、2倍のサンプリング・クロック速度で動作する
1つのA/D変換器43に組合わせることである。この
ような単一の高速A/D変換43は補間器45に直接、
奇数パターン及び偶数パターンの両者を供給するもので
あり、マルチプレクサ44の必要性をなくしている。
3bを、2倍のサンプリング・クロック速度で動作する
1つのA/D変換器43に組合わせることである。この
ような単一の高速A/D変換43は補間器45に直接、
奇数パターン及び偶数パターンの両者を供給するもので
あり、マルチプレクサ44の必要性をなくしている。
【0041】2つのA/D変換器43a及び43bに対
する必要性も縮尺係数及び補間機構によるものである。
隣接する2入力ライン毎に補間を行って1つの出力ライ
ンとなる1:16のプロスキャン・イメージのように、
いくつかの補間機構では、2つの出力ラインを発生させ
るために同一の入力ラインを使用する必要性はない。こ
の場合は、A/D変換器43のみを必要として、マルチ
プレクサ44の必要性をなくしている。
する必要性も縮尺係数及び補間機構によるものである。
隣接する2入力ライン毎に補間を行って1つの出力ライ
ンとなる1:16のプロスキャン・イメージのように、
いくつかの補間機構では、2つの出力ラインを発生させ
るために同一の入力ラインを使用する必要性はない。こ
の場合は、A/D変換器43のみを必要として、マルチ
プレクサ44の必要性をなくしている。
【0042】他の実施例 特定の実施例を参照して本発明を説明したが、この説明
は限定する意味で解釈されるべきでない。説明した実施
例と共に、他の実施例の種々の変更は、当該技術分野に
おいて習熟する者にとって明らかである。従って、特許
請求の範囲は本発明の真の範囲内に含まれる全ての変更
を包含することを意図している。
は限定する意味で解釈されるべきでない。説明した実施
例と共に、他の実施例の種々の変更は、当該技術分野に
おいて習熟する者にとって明らかである。従って、特許
請求の範囲は本発明の真の範囲内に含まれる全ての変更
を包含することを意図している。
【0043】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。
る。
【0044】(1)アナログ・ビデオ信号の輝度成分及
び少なくとも1つの色成分からメイン・イメージのサン
プリング速度を有するメイン・イメージ内又は隣接の二
次イメージ用のピクセル・データを得る方法であって、
前記二次イメージを千鳥配列ピクセル・アレーを有する
ディスプレイ装置により表示する前記方法において、1
/n(h)を前記二次イメージの水平縮尺係数とすると
きに、前記アナログ・ビデオ信号の前記各成分を 2/n(h)×前記メイン・イメージのサンプリング速
度 による速度でサンプリングすることにより、少なくとも
1ストリームの色サンプルを得るステップと、1つ置き
のサンプルを輝度サンプルとし、かつ1つ置きのサンプ
ルを色サンプルとするときに、前記1ストリームの色サ
ンプルから、前記千鳥配列ピクセル・アレーの偶数行用
の第1パターンのサンプルを選択するステップと、1つ
置きのサンプルを輝度サンプルとし、かつ1つ置きのサ
ンプルを色サンプルとし、かつ前記第1パターン及び前
記第2パターンの前記輝度サンプルを1サンプルにより
オフセットさせているときに、前記1ストリームの色サ
ンプルから前記千鳥配列ピクセル・アレーの奇数行用の
第2パターンのサンプルを選択するステップとを含む方
法。
び少なくとも1つの色成分からメイン・イメージのサン
プリング速度を有するメイン・イメージ内又は隣接の二
次イメージ用のピクセル・データを得る方法であって、
前記二次イメージを千鳥配列ピクセル・アレーを有する
ディスプレイ装置により表示する前記方法において、1
/n(h)を前記二次イメージの水平縮尺係数とすると
きに、前記アナログ・ビデオ信号の前記各成分を 2/n(h)×前記メイン・イメージのサンプリング速
度 による速度でサンプリングすることにより、少なくとも
1ストリームの色サンプルを得るステップと、1つ置き
のサンプルを輝度サンプルとし、かつ1つ置きのサンプ
ルを色サンプルとするときに、前記1ストリームの色サ
ンプルから、前記千鳥配列ピクセル・アレーの偶数行用
の第1パターンのサンプルを選択するステップと、1つ
置きのサンプルを輝度サンプルとし、かつ1つ置きのサ
ンプルを色サンプルとし、かつ前記第1パターン及び前
記第2パターンの前記輝度サンプルを1サンプルにより
オフセットさせているときに、前記1ストリームの色サ
ンプルから前記千鳥配列ピクセル・アレーの奇数行用の
第2パターンのサンプルを選択するステップとを含む方
法。
【0045】(2)前記アナログ・ビデオ信号は、前記
2つのストリームの色成分が存在するように、1つの輝
度成分及び2つの色成分を有し、かつ前記第1パターン
及び前記第2パターンは前記両色成分のサンプルを有す
る第1項記載の方法。
2つのストリームの色成分が存在するように、1つの輝
度成分及び2つの色成分を有し、かつ前記第1パターン
及び前記第2パターンは前記両色成分のサンプルを有す
る第1項記載の方法。
【0046】(3)前記選択するステップは、1/n
(v)を垂直縮尺係数とするときに、1/n(v)×ラ
イン数/前記アナログ・ビデオ信号のフィールドについ
て反復される第1項記載の方法。
(v)を垂直縮尺係数とするときに、1/n(v)×ラ
イン数/前記アナログ・ビデオ信号のフィールドについ
て反復される第1項記載の方法。
【0047】(4)前記選択するステップはnライン毎
に選択することにより実行される第3項記載の方法。
に選択することにより実行される第3項記載の方法。
【0048】(5)前記選択するステップは、1/n
(v)を垂直縮尺係数とするときに、 2/n(v)×ライン数/前記アナログ・ビデオ信号の
フィールド について反復される第1項記載の方法。
(v)を垂直縮尺係数とするときに、 2/n(v)×ライン数/前記アナログ・ビデオ信号の
フィールド について反復される第1項記載の方法。
【0049】(6)前記選択するステップは、nライン
毎に2ラインを選択することにより実行される第5項記
載の方法。
毎に2ラインを選択することにより実行される第5項記
載の方法。
【0050】(7)アナログ・ビデオ信号の輝度成分及
び少なくとも1色成分からメイン・イメージサンプリン
グ速度を有するメイン・イメージ内又は隣接の二次イメ
ージ用のピクセル・データを得る2次イメージ・データ
変換器であって、前記二次イメージが千鳥配列ピクセル
・アレーを有するディスプレイ装置により表示される前
記2次イメージ・データ変換器において、1/n(h)
が前記二次イメージの水平縮尺係数とするときに、前記
アナログ・ビデオ信号の前記各成分を 2/n(h)×前記メイン・イメージのサンプリング速
度 による速度でサンプリングすることにより、1ストリー
ムの輝度サンプル、及び少なくとも1ストリームの色サ
ンプルを得るA/D変換器と、1つ置きのサンプルを輝
度サンプルとし、かつ1つ置きのサンプルを色サンプル
とするときに、前記ストリームのサンプルから前記千鳥
配列ピクセル・アレーの偶数行用の第1パターンのサン
プルを選択するマルチプレクサであって、かつ1つ置き
のサンプルを輝度サンプルとし、かつ1つ置きのサンプ
ルを色サンプルとし、かつ前記第1パターン及び前記第
2パターンの前記輝度サンプルを1サンプルによりオフ
セットさせているときに、前記ストリームのサンプルか
ら前記千鳥配列ピクセル・アレーの奇数行用の第2パタ
ーンのサンプルを選択する前記マルチプレクサとを含む
二次イメージ・データ変換器。
び少なくとも1色成分からメイン・イメージサンプリン
グ速度を有するメイン・イメージ内又は隣接の二次イメ
ージ用のピクセル・データを得る2次イメージ・データ
変換器であって、前記二次イメージが千鳥配列ピクセル
・アレーを有するディスプレイ装置により表示される前
記2次イメージ・データ変換器において、1/n(h)
が前記二次イメージの水平縮尺係数とするときに、前記
アナログ・ビデオ信号の前記各成分を 2/n(h)×前記メイン・イメージのサンプリング速
度 による速度でサンプリングすることにより、1ストリー
ムの輝度サンプル、及び少なくとも1ストリームの色サ
ンプルを得るA/D変換器と、1つ置きのサンプルを輝
度サンプルとし、かつ1つ置きのサンプルを色サンプル
とするときに、前記ストリームのサンプルから前記千鳥
配列ピクセル・アレーの偶数行用の第1パターンのサン
プルを選択するマルチプレクサであって、かつ1つ置き
のサンプルを輝度サンプルとし、かつ1つ置きのサンプ
ルを色サンプルとし、かつ前記第1パターン及び前記第
2パターンの前記輝度サンプルを1サンプルによりオフ
セットさせているときに、前記ストリームのサンプルか
ら前記千鳥配列ピクセル・アレーの奇数行用の第2パタ
ーンのサンプルを選択する前記マルチプレクサとを含む
二次イメージ・データ変換器。
【0051】(8)インターレースされたアナログ・ビ
デオ信号から、メイン・イメージのサンプリング速度を
有するメイン・イメージ内又は隣接の二次イメージ用の
進行走査ピクセル・データを得る方法において、1/n
(h)を前記二次イメージの水平縮尺係数とするとき
に、前記アナログ・ビデオ信号を 1/n(h)×前記メイン・イメージのサンプリング速
度 による速度でサンプリングすることにより、ライン毎に
基づいたフィールド・データを得るステップと、1/n
(h)を前記二次イメージの垂直縮尺係数とするとき
に、前記フィールド・データによる2/n(h)ライン
数の各フィールドを選択するステップとを含む方法。
デオ信号から、メイン・イメージのサンプリング速度を
有するメイン・イメージ内又は隣接の二次イメージ用の
進行走査ピクセル・データを得る方法において、1/n
(h)を前記二次イメージの水平縮尺係数とするとき
に、前記アナログ・ビデオ信号を 1/n(h)×前記メイン・イメージのサンプリング速
度 による速度でサンプリングすることにより、ライン毎に
基づいたフィールド・データを得るステップと、1/n
(h)を前記二次イメージの垂直縮尺係数とするとき
に、前記フィールド・データによる2/n(h)ライン
数の各フィールドを選択するステップとを含む方法。
【0052】(9)前記二次イメージは1:9のイメー
ジであり、かつ前記選択するステップは3ライン毎に選
択をしないステップを含む第8項記載の方法。
ジであり、かつ前記選択するステップは3ライン毎に選
択をしないステップを含む第8項記載の方法。
【0053】(10)前記二次イメージは1:16のイ
メージであり、かつ前記選択するステップは1ライン置
きに選択をしないステップを含む第8項記載の方法。
メージであり、かつ前記選択するステップは1ライン置
きに選択をしないステップを含む第8項記載の方法。
【0054】(11)前記選択するステップは、前記フ
ィールド・データによる前記ラインの各フィールドを補
間して2/n(v)ライン数の各フィールドを発生する
ステップを含む第8項記載の方法。
ィールド・データによる前記ラインの各フィールドを補
間して2/n(v)ライン数の各フィールドを発生する
ステップを含む第8項記載の方法。
【0055】(12)インターレースされたアナログ・
ビデオ信号から、メイン・イメージのサンプリング速度
を有するメイン・イメージ内又は隣接の二次イメージ用
の進行走査ピクセル・データを得る二次イメージ・デー
タ発生器において、1/n(h)を前記二次イメージの
水平縮尺係数とするときに、前記アナログ・ビデオ信号
を 1/n(h)×前記メイン・イメージのサンプリング速
度 による速度でサンプリングすることにより、ライン毎に
基づいたフィールド・データを得るA/D変換器と、1
/n(v)を前記二次イメージの垂直縮尺係数とすると
きに、前記フィールド・データによる2/n(v)ライ
ン数の各フィールドを選択するライン選択器と含む二次
イメージ・データ発生器。
ビデオ信号から、メイン・イメージのサンプリング速度
を有するメイン・イメージ内又は隣接の二次イメージ用
の進行走査ピクセル・データを得る二次イメージ・デー
タ発生器において、1/n(h)を前記二次イメージの
水平縮尺係数とするときに、前記アナログ・ビデオ信号
を 1/n(h)×前記メイン・イメージのサンプリング速
度 による速度でサンプリングすることにより、ライン毎に
基づいたフィールド・データを得るA/D変換器と、1
/n(v)を前記二次イメージの垂直縮尺係数とすると
きに、前記フィールド・データによる2/n(v)ライ
ン数の各フィールドを選択するライン選択器と含む二次
イメージ・データ発生器。
【0056】(13)前記ライン選択器は前記フィール
ド・データの複数ラインのサンプルを補間する第12項
記載の二次イメージ・データ発生器。
ド・データの複数ラインのサンプルを補間する第12項
記載の二次イメージ・データ発生器。
【0057】(14)アナログ・ビデオ信号の輝度成分
及び少なくとも1色成分からメイン・イメージのサンプ
リング速度を有するメイン・イメージ内又は隣接の二次
イメージ用のインターレースされたピクセル・データを
得る方法であって、前記二次イメージは千鳥配列ピクセ
ル・アレーを有するディスプレイ装置により表示される
前記方法において、1/n(h)を前記二次イメージの
水平縮尺係数とするときに、前記アナログ・ビデオ信号
の前記各成分を 2/n(h)×前記メイン・イメージのサンプリング速
度 による速度でサンプリングすることにより、前記千鳥配
列ピクセル・アレーの偶数行用の第1パターンを有する
1ストリームの輝度サンプル、及び少なくとも1ストリ
ームの色サンプルを得るステップであって、1つ置きの
サンプルを輝度サンプルとし、かつ1つ置きのサンプル
を色サンプルとするステップと、1つ置きのサンプルを
輝度サンプルとし、かつ1つ置きのサンプルを色サンプ
ルとし、かつ前記第1パターン、及び前記第2パターン
の前記輝度サンプルが1サンプルによりオフセットされ
るときに、前記アナログ・ビデオ信号の前記各成分を2
/n(h)速度でサンプリングすることにより、前記千
鳥配列ピクセル・アレーの奇数行用の第2パターンを有
する1ストリームの輝度サンプル、及び少なくとも1ス
トリームの色サンプル得るステップと、偶数出力ライン
を前記第1パターンのサンプルにより補間し、かつ奇数
出力ラインを前記第2パターンのサンプルにより補間す
るように、ライン毎に基づいて前記第1パターンのサン
プルと前記第2パターンとの間で選択して補間サンプル
の複数ラインを得るステップと、前記補間サンプルを補
間して前記二次イメージ用の出力ラインを得るステップ
とを含む方法。
及び少なくとも1色成分からメイン・イメージのサンプ
リング速度を有するメイン・イメージ内又は隣接の二次
イメージ用のインターレースされたピクセル・データを
得る方法であって、前記二次イメージは千鳥配列ピクセ
ル・アレーを有するディスプレイ装置により表示される
前記方法において、1/n(h)を前記二次イメージの
水平縮尺係数とするときに、前記アナログ・ビデオ信号
の前記各成分を 2/n(h)×前記メイン・イメージのサンプリング速
度 による速度でサンプリングすることにより、前記千鳥配
列ピクセル・アレーの偶数行用の第1パターンを有する
1ストリームの輝度サンプル、及び少なくとも1ストリ
ームの色サンプルを得るステップであって、1つ置きの
サンプルを輝度サンプルとし、かつ1つ置きのサンプル
を色サンプルとするステップと、1つ置きのサンプルを
輝度サンプルとし、かつ1つ置きのサンプルを色サンプ
ルとし、かつ前記第1パターン、及び前記第2パターン
の前記輝度サンプルが1サンプルによりオフセットされ
るときに、前記アナログ・ビデオ信号の前記各成分を2
/n(h)速度でサンプリングすることにより、前記千
鳥配列ピクセル・アレーの奇数行用の第2パターンを有
する1ストリームの輝度サンプル、及び少なくとも1ス
トリームの色サンプル得るステップと、偶数出力ライン
を前記第1パターンのサンプルにより補間し、かつ奇数
出力ラインを前記第2パターンのサンプルにより補間す
るように、ライン毎に基づいて前記第1パターンのサン
プルと前記第2パターンとの間で選択して補間サンプル
の複数ラインを得るステップと、前記補間サンプルを補
間して前記二次イメージ用の出力ラインを得るステップ
とを含む方法。
【0058】(15)前記選択するステップは一時に2
ラインを選択し、かつ前記補間ステップは前記2ライン
により動作する第14項記載の方法。
ラインを選択し、かつ前記補間ステップは前記2ライン
により動作する第14項記載の方法。
【0059】(16)前記補間するステップは、1/n
(v)を前記二次イメージの垂直縮尺係数とするとき
に、1/n(v)×ライン数/入力フィールドである多
数の出力ラインを得る第14項記載の方法。
(v)を前記二次イメージの垂直縮尺係数とするとき
に、1/n(v)×ライン数/入力フィールドである多
数の出力ラインを得る第14項記載の方法。
【0060】(17)前記補間するステップは、1/n
(v)を前記二次イメージの垂直縮尺係数とするとき
に、2/n(v)×ライン数/入力フィールドである多
数の出力ラインを得る第14項記載の方法。
(v)を前記二次イメージの垂直縮尺係数とするとき
に、2/n(v)×ライン数/入力フィールドである多
数の出力ラインを得る第14項記載の方法。
【0061】(18)アナログ・ビデオ信号の輝度成分
及び少なくとも1色成分からメイン・イメージのサンプ
リング速度を有するメイン・イメージ内又は隣接の二次
イメージ用の進行走査のピクセル・データを得る二次イ
メージ・データ発生器であって、前記二次イメージを千
鳥配列ピクセル・アレーを有するディスプレイ装置上に
表示する前記二次イメージ・データ発生器において、1
/n(h)を前記二次イメージの水平縮尺係数とすると
きに、前記アナログ・ビデオ信号の前記各成分を 4/n(h)×前記メイン・イメージのサンプリング速
度 による速度でサンプリングすることにより、1ストリー
ムの輝度サンプル、及び少なくとも1ストリームの色サ
ンプルを得る第1のA/D変換器であって、1つ置きの
サンプルを輝度サンプルとし、かつ1つ置きのサンプル
を色サンプルとする前記第1のA/D変換器と、1つ置
きのサンプルを輝度サンプルとし、かつ1つ置きのサン
プルを色サンプルとし、かつ前記第1パターン及び前記
第2パターンの前記輝度サンプルを1サンプルだけオフ
セットしているときに、前記2/n(v)速度で前記色
差信号の前記各成分をサンプリングすることにより、前
記千鳥配列ピクセル・アレーの奇数行用のパターンを有
する1ストリームの輝度サンプル、及び少なくとも1ス
トリームの色サンプルを得る第2のA/D変換器と、偶
数出力ラインを前記第1パターンのサンプルにより補間
し、かつ奇数出力ラインを前記第2パターンのサンプル
により補間するように、ライン毎に基づいて前記第1パ
ターンのサンプルと前記第2パターンとの間で選択して
複数ラインの補間サンプルを得るマルチプレクサと、前
記補間サンプルを補間して前記二次イメージ用の出力ラ
インを得る補間プロセッサとを含む二次イメージ・デー
タ発生器。
及び少なくとも1色成分からメイン・イメージのサンプ
リング速度を有するメイン・イメージ内又は隣接の二次
イメージ用の進行走査のピクセル・データを得る二次イ
メージ・データ発生器であって、前記二次イメージを千
鳥配列ピクセル・アレーを有するディスプレイ装置上に
表示する前記二次イメージ・データ発生器において、1
/n(h)を前記二次イメージの水平縮尺係数とすると
きに、前記アナログ・ビデオ信号の前記各成分を 4/n(h)×前記メイン・イメージのサンプリング速
度 による速度でサンプリングすることにより、1ストリー
ムの輝度サンプル、及び少なくとも1ストリームの色サ
ンプルを得る第1のA/D変換器であって、1つ置きの
サンプルを輝度サンプルとし、かつ1つ置きのサンプル
を色サンプルとする前記第1のA/D変換器と、1つ置
きのサンプルを輝度サンプルとし、かつ1つ置きのサン
プルを色サンプルとし、かつ前記第1パターン及び前記
第2パターンの前記輝度サンプルを1サンプルだけオフ
セットしているときに、前記2/n(v)速度で前記色
差信号の前記各成分をサンプリングすることにより、前
記千鳥配列ピクセル・アレーの奇数行用のパターンを有
する1ストリームの輝度サンプル、及び少なくとも1ス
トリームの色サンプルを得る第2のA/D変換器と、偶
数出力ラインを前記第1パターンのサンプルにより補間
し、かつ奇数出力ラインを前記第2パターンのサンプル
により補間するように、ライン毎に基づいて前記第1パ
ターンのサンプルと前記第2パターンとの間で選択して
複数ラインの補間サンプルを得るマルチプレクサと、前
記補間サンプルを補間して前記二次イメージ用の出力ラ
インを得る補間プロセッサとを含む二次イメージ・デー
タ発生器。
【0062】(19)アナログ・ビデオ信号の輝度成分
及び少なくとも1色成分からメイン・イメージのサンプ
リング速度を有するメイン・イメージ内又は隣接の二次
イメージ用の補間されたピクセル・データを得る方法で
あって、前記二次イメージを千鳥配列ピクセル・アレー
を有するディスプレイ装置上に表示する前記方法におい
て、1/n(h)を前記二次イメージの水平縮尺係数と
するときに、前記アナログ・ビデオ信号の前記各成分を 2/n(h)×前記メイン・イメージのサンプリング速
度 による速度でサンプリングすることにより、1ストリー
ムの輝度サンプル、及び少なくとも1ストリームの色サ
ンプルを得るステップであって、1つ置きのサンプルを
輝度サンプルとし、かつ1つ置きのサンプルを色サンプ
ルとする前記ステップと、交互する複数対の前記サンプ
ルを選択して、奇数出力ライン用のサンプル及び偶数出
力ライン用のサンプルを得るステップと、前記偶数出力
ライン用のサンプル及び前記奇数出力ライン用のサンプ
ルを補間して前記二次イメージ用の出力ラインを得るス
テップとを含む方法。
及び少なくとも1色成分からメイン・イメージのサンプ
リング速度を有するメイン・イメージ内又は隣接の二次
イメージ用の補間されたピクセル・データを得る方法で
あって、前記二次イメージを千鳥配列ピクセル・アレー
を有するディスプレイ装置上に表示する前記方法におい
て、1/n(h)を前記二次イメージの水平縮尺係数と
するときに、前記アナログ・ビデオ信号の前記各成分を 2/n(h)×前記メイン・イメージのサンプリング速
度 による速度でサンプリングすることにより、1ストリー
ムの輝度サンプル、及び少なくとも1ストリームの色サ
ンプルを得るステップであって、1つ置きのサンプルを
輝度サンプルとし、かつ1つ置きのサンプルを色サンプ
ルとする前記ステップと、交互する複数対の前記サンプ
ルを選択して、奇数出力ライン用のサンプル及び偶数出
力ライン用のサンプルを得るステップと、前記偶数出力
ライン用のサンプル及び前記奇数出力ライン用のサンプ
ルを補間して前記二次イメージ用の出力ラインを得るス
テップとを含む方法。
【0063】(20)ビデオ・ディスプレイ・システム
10における二次イメージ用のデータを得るデータ変換
器13。第1の実施例(図2A)は、A/D変換器23
を用いてデータを2/n(h)×メイン・イメージのサ
ンプリング速度による速度でサンプリングをすることに
より、千鳥配列ピクセル・アレー用のデータを得る。た
だし、1/n(h)は水平走査係数である。マルチプレ
クサ24は2つの異なるパターン間で選択する。他の実
施例(図3)は、2/n(v)×ライン数/入力フィー
ルドを選択することにより、進行走査された二次イメー
ジ用のデータを得る。ただし、1/n(v)は垂直縮尺
係数である。
10における二次イメージ用のデータを得るデータ変換
器13。第1の実施例(図2A)は、A/D変換器23
を用いてデータを2/n(h)×メイン・イメージのサ
ンプリング速度による速度でサンプリングをすることに
より、千鳥配列ピクセル・アレー用のデータを得る。た
だし、1/n(h)は水平走査係数である。マルチプレ
クサ24は2つの異なるパターン間で選択する。他の実
施例(図3)は、2/n(v)×ライン数/入力フィー
ルドを選択することにより、進行走査された二次イメー
ジ用のデータを得る。ただし、1/n(v)は垂直縮尺
係数である。
【図1】本発明による二次イメージ・データ変換器を備
えたディスプレイ・システムのブロック図。
えたディスプレイ・システムのブロック図。
【図2】Aは図1の二次イメージ・データ変換器の一実
施例、及び千鳥足ピクセル・アレーを有するディスプレ
イ装置のブロック図。Bは図2Aのマルチプレクサによ
り選択された偶数ラインのパターン及び奇数ラインのパ
ターンを示す図。Cは図2Aのマルチプレクサにより選
択された偶数ラインのパターン及び奇数ラインのパター
ンを示す図。Dは図2Aのマルチプレクサによる非プロ
スキャン・データ及びプロスキャン・データ用の1:9
ライン選択を示す図。Eは図2Aのマルチプレクサによ
る非プロスキャン・データ及びプロスキャン・データ用
の1:9ライン選択を示す図。
施例、及び千鳥足ピクセル・アレーを有するディスプレ
イ装置のブロック図。Bは図2Aのマルチプレクサによ
り選択された偶数ラインのパターン及び奇数ラインのパ
ターンを示す図。Cは図2Aのマルチプレクサにより選
択された偶数ラインのパターン及び奇数ラインのパター
ンを示す図。Dは図2Aのマルチプレクサによる非プロ
スキャン・データ及びプロスキャン・データ用の1:9
ライン選択を示す図。Eは図2Aのマルチプレクサによ
る非プロスキャン・データ及びプロスキャン・データ用
の1:9ライン選択を示す図。
【図3】進行走査ディスプレイに用いる図1の二次イメ
ージ・データ変換器の他の実施例のブロック図。
ージ・データ変換器の他の実施例のブロック図。
【図4】Aは千鳥配列ピクセル・アレーを有するディス
プレイ装置上の進行走査ディスプレイに用いる図1の二
次イメージ・データ変換器の他の実施例のブロック図。
Bは図4Aの二次イメージ・データ変換器により実施さ
れる補間機構を示す図。
プレイ装置上の進行走査ディスプレイに用いる図1の二
次イメージ・データ変換器の他の実施例のブロック図。
Bは図4Aの二次イメージ・データ変換器により実施さ
れる補間機構を示す図。
10 ディスプレイ・システム 12a、23、33、43a、43b A/D変換器 12b Y/C分離器 13、13’、13”、13’” 二次イメージ・デー
タ・コンバータ 14 制御装置 15 プロセッサ・システム 16 ディスプレイ・メモリ 17 SLM 34 ライン選択器 24、44 マルチプレクサ 45 補間器45
タ・コンバータ 14 制御装置 15 プロセッサ・システム 16 ディスプレイ・メモリ 17 SLM 34 ライン選択器 24、44 マルチプレクサ 45 補間器45
Claims (2)
- 【請求項1】 アナログ・ビデオ信号の輝度成分及び少
なくとも1つの色成分からメイン・イメージのサンプリ
ング速度を有するメイン・イメージ内又は隣接の二次イ
メージ用のピクセル・データを得る方法であって、前記
二次イメージを千鳥配列ピクセル・アレーを有するディ
スプレイ装置により表示する前記方法において、 1/n(h)を前記二次イメージの水平縮尺係数とする
ときに、前記アナログ・ビデオ信号の前記各成分を 2/n(h)×前記メイン・イメージのサンプリング速
度 による速度でサンプリングすることにより、少なくとも
1ストリームの色サンプルを得るステップと、 1つ置きのサンプルを輝度サンプルとし、かつ1つ置き
のサンプルを色サンプルとするときに、前記1ストリー
ムの色サンプルから、前記千鳥配列ピクセル・アレーの
偶数行用の第1パターンのサンプルを選択するステップ
と、 1つ置きのサンプルを輝度サンプルとし、かつ1つ置き
のサンプルを色サンプルとし、かつ前記第1パターン及
び前記第2パターンの前記輝度サンプルを1サンプルに
よりオフセットさせているときに、前記1ストリームの
色サンプルから前記千鳥配列ピクセル・アレーの奇数行
用の第2パターンのサンプルを選択するステップとを含
む方法。 - 【請求項2】 アナログ・ビデオ信号の輝度成分及び少
なくとも1色成分からメイン・イメージサンプリング速
度を有するメイン・イメージ内又は隣接の二次イメージ
用のピクセル・データを得る2次イメージ・データ変換
器であって、前記二次イメージが千鳥配列ピクセル・ア
レーを有するディスプレイ装置により表示される前記2
次イメージ・データ変換器において、 1/n(h)が前記二次イメージの水平縮尺係数とする
ときに、前記アナログ・ビデオ信号の前記各成分を 2/n(h)×前記メイン・イメージのサンプリング速
度 による速度でサンプリングすることにより、1ストリー
ムの輝度サンプル、及び少なくとも1ストリームの色サ
ンプルを得るA/D変換器と、 1つ置きのサンプルを輝度サンプルとし、かつ1つ置き
のサンプルを色サンプルとするときに、前記ストリーム
のサンプルから前記千鳥配列ピクセル・アレーの偶数行
用の第1パターンのサンプルを選択するマルチプレクサ
であって、かつ1つ置きのサンプルを輝度サンプルと
し、かつ1つ置きのサンプルを色サンプルとし、かつ前
記第1パターン及び前記第2パターンの前記輝度サンプ
ルを1サンプルによりオフセットさせているときに、前
記ストリームのサンプルから前記千鳥配列ピクセル・ア
レーの奇数行用の第2パターンのサンプルを選択する前
記マルチプレクサとを含む二次イメージ・データ変換
器。
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