JPH0662267A - 走査線変換装置およびそれを利用したテレビジョン受像機 - Google Patents

走査線変換装置およびそれを利用したテレビジョン受像機

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JPH0662267A
JPH0662267A JP20890692A JP20890692A JPH0662267A JP H0662267 A JPH0662267 A JP H0662267A JP 20890692 A JP20890692 A JP 20890692A JP 20890692 A JP20890692 A JP 20890692A JP H0662267 A JPH0662267 A JP H0662267A
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JP
Japan
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scanning line
conversion
television receiver
signal
scanning
Prior art date
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Application number
JP20890692A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Ishii
良典 石井
Kazumasa Nakai
和政 中井
Mitsunori Konno
満典 今野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つの水平偏向周波数で複数の走査線構造を
有する映像信号を受像できるようにするための走査線変
換装置を得る。 【構成】 525本のインタレースの映像信号をA/D
変換回路11でディジタル化してフィールドメモリ12
に書き込み、時間軸変換手段13により2度書きして走
査線を補間するとともに、1125本系の周波数で同じ
ラインを2度読み出し、変換フィルタ14で垂直方向の
映像にフィルタをかけて、D/A変換回路15でアナロ
グ変換して映像信号に戻す。 【効果】 簡単な比率で走査線変換ができ、構成を簡略
化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一つの水平偏向周波
数の信号形式に異なる走査線構造を有する映像信号を変
換し、かつこの映像信号の垂直偏向幅を制御して表示す
るようにした走査線変換装置およびそれを利用したテレ
ビジョン受像機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は走査線変換装置の一例の構成を
示すブロック図である。この図11においては、たとえ
ば、525本のインタレース信号を525本のノンイン
タレースの走査線構造に変換するいわゆるクリアビジョ
ンコンバータの例を示している。
【0003】この図11のように、入力端子1に入力さ
れた525本のインタレースNTSC信号をアナログ/
ディジタル(以下、A/Dという)変換回路2により、
ディジタル信号に変換した後、フィールドメモリ3に蓄
積される。また、A/D変換回路2から出力されるライ
ン信号はラインメモリ4に蓄積される。このラインメモ
リ4の出力信号は変換フィルタ5に送出し、この変換フ
ィルタ5により、複数のラインデータより補間すべきデ
ータを作成するようにしている。
【0004】上記フィールドメモリ3の出力および変換
フィルタ5の出力はそれぞれスイッチ7の固定端子a,
bに出力するようになっている。このスイッチ7は二つ
の固定端子a,bを可動端子cで切り換えることによ
り、静止画か、動画かを選択するようにしている。スイ
ッチ7の可動端子cはディジタル/アナログ(以下、D
/Aという)変換回路8の入力端に接続されており、D
/A変換回路6の出力は出力端子8に接続されている。
出力端子8から525本のノンインタレースの信号が取
り出されるようになっている。
【0005】次に、動作について説明する。入力端子1
に入力された525本のインタレース信号はA/D変換
回路2でディジタル信号に変換され、フィールドメモリ
3に記憶されるとともに、ラインメモリ4にライン信号
を記憶する。
【0006】静止画を選択する場合には、スイッチ7の
可動端子cを固定端子a側に切り換えて、フィールドメ
モリ3に記憶されている1フィールド前の信号をそのま
ま補間走査線の信号として、D/A変換回路6に出力
し、D/A変換回路6でディジタル信号をアナログ信号
に変換して、出力端子8に出力する。
【0007】また、動画を選択する場合には、スイッチ
7の可動端子cを固定端子b側に切り換えるとともに、
ラインメモリ4に記憶された上下の走査線のデータより
変換フィルタ5で補間したデータで補間走査線のデータ
として、スイッチ7を経て、D/A変換回路6でアナロ
グ信号に変換した後、出力端子8から525本のノンイ
ンタレースの信号を得る。
【0008】また、上記のような走査線変換装置の出力
映像とハイビジョン信号とを両立受像するテレビジョン
受像機は、水平偏向周波数を31.5KHz と33.7KH
z の二つを切り換えて受像するようにしている。このた
め、テレビジョン受像機は水平偏向のステップスキャン
の機能を備えている必要があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のクリアビジョン
とハイビジョンの両立受像するテレビジョン受像機にお
いて、走査線変換装置によるクリアビジョンコンバータ
は、525本のノンインタレース信号に変換するため、
水平走査周波数はNTSC信号の2倍の31.5KHz と
なる。また、ハイビジョン信号は1125本のインタレ
ース信号で水平走査周波数は33.7KHz である。
【0010】したがって、525本のインタレースNT
SC系とハイビジョンを両立受像するためには、テレビ
ジョン受像機は少なくとも水平周波数31.5KHz と3
3.7KHz の二つの周波数を切り換えて受像するため、
水平偏向および高圧発生回路が複雑になるという問題点
があった。なお、近似技術として、特開昭63−136
773号公報および特開平3−239079号公報があ
る。
【0011】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、一つの水平偏向周波数で二つ以
上の異なった走査線構造の映像信号を受像できる映像に
変換可能な走査線変換装置を得ることを目的としてお
り、さらに、この走査線変換装置から出力信号を受像す
るのに適したテレビジョン受像機を提供することを目的
としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る走査線変
換装置は、n本の走査線を形成するフィールドメモリ
と、n本以下の走査線を有する映像信号を簡単な走査線
の倍数に変換し、n本近傍でn本以下の走査線に変換す
る時間軸変換手段とを設けたものである。
【0013】また、上記走査線変換装置の出力信号を受
像する際には、n本の走査線周波数に対応する水平周波
数で偏向する偏向手段と、走査線変換装置によりn本の
走査線に変換された映像信号の走査線本数m本との差を
垂直偏向幅を制御して受像する制御手段とを設けたもの
である。
【0014】
【作用】上記のように構成された走査線変換装置は、映
像信号をフィールドメモリに書き込み、n本以下の走査
線構造を有する映像信号に対しては、時間軸変換回路に
より簡単な走査線の倍数に変換し、n本近傍でn本以下
の走査線に変換する。
【0015】また、テレビジョン受像機においては、偏
向手段によりn本の走査線周波数に対応する水平周波数
で偏向するとともに、n本の走査線に変換された映像信
号の走査線本数m本との差は制御手段により垂直偏向幅
を制御して映像の真円率を保持する。
【0016】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の走査線変換装置
の一実施例の構成を示すブロック図である。この実施例
1は525本インタレースのNTSC信号と1125本
インタレースのハイビジョン信号を1125本インタレ
ースの信号に変換するNTSC−HD(高品位)コンバ
ータのシステム例を示すものである。
【0017】この図1の説明に先立ち、図2のハイビジ
ョン受信時および図3のNTSC受信時の走査線変換用
のフィールドメモリの構成から説明する。この実施例は
ハイビジョンの信号のフィールド分の容量からなり、図
2はハイビジョン受信時におけるフィールドメモリの使
用状態を示しており、斜線部分を使用していることを示
している。また、図3は525本インタレースのNTS
C信号を2倍の1050本インタレースの走査線に変換
したときのフィールドメモリの使用図であり、図2と同
じく、斜線の部分が使用していることを示している。こ
の図3に示すようにNTSC受信時には、フィールドメ
モリは上下方向に(1125/2−1050/2)=7
5/2本分余ることになる。図2,図3における上の
「16」と左の「9」の数字は表示される映像のアスペ
クト比を示す。
【0018】次に、図1の走査線変換装置の実施例につ
いて説明する。図中の11はA/D変換回路であり、入
力端子INから導入された525本のインタレースの映
像信号をディジタル信号に変換するものであり、このA
/D変換回路11でディジタル化された映像信号はフィ
ールドメモリ12に書き込まれるようになっている。
【0019】次に、2度書きして、走査線を補間するラ
インメモリ(時間軸変換手段13に含まれる)に書き込
み、所望の周波数、つまり、1125本系の周波数で同
じラインを2度ラインメモリから読み出す。ここで、こ
のような2度書き方式による映像の見苦しさを補償する
ために、次段の変換フィルタ14により、垂直方向の映
像をフィルタリングしている。
【0020】この変換フィルタ14で補償した映像信号
はD/A変換回路15でアナログ信号に変換された後、
出力端子OUTから出力される。
【0021】この場合、図3からも明らかなように、1
125本インタレース系の読み出し周波数で走査線変換
された1125本インタレース対応のテレビジョン受像
機で映像表示すると、1125本インタレース信号で真
円率を満足するので、図4に示すようなNTSC系の映
像をこの発明の走査線変換装置で走査線変換を行って表
示すると、図5に示すように表示され、横長となってし
まう。
【0022】したがって、この発明のテレビジョン受像
機は垂直のランプ波形生成部の充放電時定数を制御し
て、1125/1050倍に垂直偏向幅を図6の波線に
示すように拡大して、真円率を戻し、表示するようにし
ている。
【0023】実施例2.また、図7はNTSC信号のレ
ターボックスサイズの映像を16対9の表示面をもつテ
レビジョン受像機に画面一杯に拡大表示する際、走査線
密度を細くするための走査線変換装置の実施例2の構成
を示すブロック図である。この図7において、図1と同
一部分には同一符号を付して、重複説明を避け、図1と
は異なる部分を主体に述べる。この図7では、図1の構
成において、変換フィルタ14とD/A変換回路15と
の間に、時間軸伸長回路16を挿入したものである。
【0024】このように構成することにより、この図7
の走査線変換装置を利用したテレビジョン受像機では、
ハイビジョン受信可能の1125本インタレース水平周
波数33.7KHz 固定のテレビジョン受像機となる。
【0025】この図7に示すように、NTSCのレター
ボックスサイズの映像信号の映像領域約360本相当の
部分の映像信号を実施例1と同様に、入力端子INから
導入して、A/D変換回路11でディジタル信号に変換
した後、フィールドメモリ12で記憶させる。次に、2
度書きして、走査線を補間するために、時間軸変換回路
13のラインメモリに書き込み、ラインメモリから2度
読み出して、1125本インタレースの信号形式にされ
た720本分の映像信号を得る。この映像信号を変換フ
ィルタ14で垂直方向の映像をフィルタリングすること
により、2度書きによる見苦しさを補償する。
【0026】このようにして、1125本インタレース
の信号形式にした720本分の映像信号を変換フィルタ
14から出力される。この後、水平方向の時間軸伸張回
路16で水平方向が4/3倍に拡大された後、D/A変
換回路15でアナログ信号に変換して、出力端子OUT
から720本のインタレース信号を取り出し、これをテ
レビジョン受像機で(525/360)×(1125/
1050)倍に垂直幅を拡大して16対9の表示面にレ
ターボックスサイズの映像領域部をフル表示する。
【0027】図8ないし図10にその表示例を示してお
り、図8はNTSCのレターボックスの映像を4対3の
表示面に表示した例を示し、図9はこの発明における時
間軸変換回路16により、時間軸変換後の出力を112
5本のインタレースの受像機に表示した例を示し、表示
された映像はかなり横長となっている。また、図10は
時間軸変換回路16で水平方向の時間軸を伸長した映像
信号をこの発明のテレビジョン受像機で垂直幅を拡大し
て、真円率を戻して表示した例を示す。
【0028】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0029】n本以下の様々な走査線構造を有する映像
信号をすべてn本近傍の走査線構造を有する映像信号に
変換することにより、二つ以上の異なった走査線構造の
映像信号を受像できるように変換でき、装置が安価にで
きる。
【0030】また、このような走査線変換装置を使用し
てテレビジョン受像機に映像表示をする場合に真円率の
くずれを垂直偏向幅を制御して表示することにより、異
なった水平周波数の映像でも、一つの固定した水平偏向
周波数で受像可能となり、テレビジョン受像機を安価に
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による走査線変換装置のブ
ロック図である。
【図2】同上実施例1におけるフィールドメモリのハイ
ビジョン受信時の利用状況の説明図である。
【図3】同上実施例1におけるフィールドメモリのNT
SC信号受信時の利用状況の説明図である。
【図4】同上実施例1による走査線変換装置を利用した
テレビジョン受像機のNTSC系の受信時の表示状態の
説明図である。
【図5】同上実施例1による走査線変換装置を利用した
テレビジョン受像機のNTSC系の映像の受信時に横長
になることを示す説明図である。
【図6】同上実施例1による走査線変換装置を利用した
テレビジョン受像機により垂直偏向幅を拡大して真円率
を戻して表示する状態の説明図である。
【図7】この発明の実施例2による走査線変換装置のブ
ロック図である。
【図8】同上実施例2による走査線変換装置を利用した
テレビジョン受像機におけるNTSC系のレターボック
スの映像を4対3の表示面に表示した表示例の説明図で
ある。
【図9】同上実施例の走査線変換装置を利用して時間軸
変換を行った出力を1125本インタレースのテレビジ
ョン受像機に表示した例を示す説明図である。
【図10】同上実施例2による走査線変換装置を利用し
たテレビジョン受像機で垂直幅を拡大して真円率を戻し
て表示した例を示す説明図である。
【図11】従来の走査線変換装置のブロック図である。
【符号の説明】
11 A/D変換回路 12 フィールドメモリ 13 時間軸変換手段 14 変換フィルタ 15 D/A変換回路 16 時間軸伸張回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n本以下の種々の走査線構造を有する映
    像信号を記憶するフィールドメモリと、このフィールド
    メモリに書き込まれた映像信号をラインメモリに書き込
    みかつn本近傍の周波数で読み出してn本近傍の走査線
    構造の映像信号に変換する時間軸変換手段とを備えた走
    査線変換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の走査線変換装置で得られ
    た映像出力を垂直偏向幅を制御する手段により垂直偏向
    幅を制御して真円率を復元して表示することを特徴とす
    るテレビジョン受像機。
JP20890692A 1992-08-05 1992-08-05 走査線変換装置およびそれを利用したテレビジョン受像機 Pending JPH0662267A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6380979B1 (en) 1996-07-02 2002-04-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Scanning line converting circuit and interpolation coefficient generating circuit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6380979B1 (en) 1996-07-02 2002-04-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Scanning line converting circuit and interpolation coefficient generating circuit

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