JPH09203587A - 高温雰囲気下におけるケーブル類及び制御装置の高熱よりの保護方法及び装置 - Google Patents

高温雰囲気下におけるケーブル類及び制御装置の高熱よりの保護方法及び装置

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JPH09203587A
JPH09203587A JP8010585A JP1058596A JPH09203587A JP H09203587 A JPH09203587 A JP H09203587A JP 8010585 A JP8010585 A JP 8010585A JP 1058596 A JP1058596 A JP 1058596A JP H09203587 A JPH09203587 A JP H09203587A
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high temperature
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temperature atmosphere
cables
hose
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Atsushi Takagi
淳 高木
Tsutomu Honda
勉 本多
Noboru Kaji
昇 鍛冶
Masahiro Mori
雅宏 森
Takehiko Momotake
武彦 百岳
Yoshio Inoue
義雄 井上
Jiyunichi Kuriaki
純一 栗秋
Hiroyoshi Murashima
弘芳 村島
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Sankyu Inc
Nippon Steel Texeng Co Ltd
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Sankyu Inc
Nisshin Koki Co Ltd
Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】高温雰囲気下を移動する装置に繋がる電源ケ
ーブルや制御ケーブルのケーブル類を可撓性を損なうこ
となく断熱し、また装置に設置される制御装置の冷却を
新たに冷却装置を設けることなく行う。 【解決手段】高温雰囲気下を移動する装置に設けられる
アクチェエイターに供給される圧縮空気のホース8にケ
ーブル類12、13を通し、圧縮空気で冷却及び断熱を
行う。またアクチェエイターからの排気を制御装置に導
き、制御装置に吹付け冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば製鉄所の加
熱炉や均熱炉等の炉内におけるように、高温雰囲気下に
置かれる電源ケーブルや制御ケーブル(本明細書ではこ
れらを「ケーブル類」という)或いは電磁弁、リレー機
器、コイル、センサー等(本明細書ではこれらを「制御
装置」という)の高熱よりの保護方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来技術】加熱炉や均熱炉を例にとっていえば、こう
した炉では、加熱した鋳片あるいは均熱した鋼塊の表面
の酸化したスケールが剥離して炉床に堆積し、このため
に炉内の燃焼状況が悪化し、スラブの偏熱の原因となっ
たり、圧延後の寸法精度及び形状不良を伴うようにな
る。そこで、従来は炉床に堆積したスケールを除去する
ために、炉の補修など休炉時を利用してツルハシや削岩
機を用い、スケールを掘り起こして除去しているが、特
開平7−146084号に示されるように、スケール層
上を移動する移動車と、移動車に回転可能に軸支される
破砕ドラムよりなり、破砕ドラムをスケール層上でモー
タにより回転駆動させて、破砕ドラムより突設される破
砕爪をスケール層に食い込ませて掬い取ることによりス
ケール層を破砕剥離する装置も知られる。
【0003】装置には一般に、該装置を制御する制御装
置が備えられていたり、該装置に備えられる各種機器に
繋がれるケーブル類が接続されていることが多く、装置
が高温雰囲気下に置かれる場合、これら制御装置やケー
ブル類が高温で損傷したり、機能を損なわれることのな
いように、制御装置やケーブル類の耐熱対策が必要とな
る。
【0004】高温雰囲気下に敷設されるケーブル類の高
温対策としては、断熱されたダクト等の中に耐熱性に優
れたケーブル類を通すのが一般的である。一方、高温雰
囲気下で使用される制御装置の耐熱対策としては、制御
装置を断熱材の施されたケーシング内に設置し、ケーシ
ング内をエアパージすることにより冷却したり、冷却装
置を別に設けて冷却する方法が一般に実施されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】高温雰囲気下を移動す
る装置に繋がるケーブル類には、装置が任意の方向に自
由に、しかもスムースに動きうるように可撓性が要求さ
れるため、従来の耐熱されたダクト等の中に耐熱ケーブ
ルを通す方法は不適当である。ケーブル類に耐熱ケーブ
ルを使用するのみでは不十分で、可動式カバーを被せて
も十分な耐熱性を得ることができず、ケーブル類の寿命
が短くなるという問題があった。
【0006】また制御装置の耐熱対策として従来使用さ
れる上述の冷却方法は、冷却効果は十分に得られる反
面、エアー使用量の増加、冷却装置の設置スペース、コ
スト高といった問題を生ずる。本発明の第1の目的は、
高温雰囲気下を移動する装置に繋がるケーブル類の高熱
からの保護方法及び装置を提供しようとするものであ
り、第2の目的は、高温雰囲気下に置かれる制御装置の
高温からの保護方法及び装置を提供しようとするもので
ある。
【0007】
【課題の解決手段】第1の目的を達成する方法及び装置
は、高温雰囲気下を移動する装置に繋がるケーブル類を
冷却用の流体、例えばエア、水、窒素等の流体又はその
混合流体を通す可撓性のチューブ又はホース(以下「ホ
ース類」という)内部に通すことを特徴とする。
【0008】本方法及び装置によれば、ケーブル類は冷
却流体によって冷却されるが、冷却流体は多くの場合、
常時ホース類を流れているため温度上昇が少なく、流れ
が止まっても流体の熱電導係数は低いため、断熱効果が
高く、温度上昇は少なくなる。本方法及び装置において
ケーブル類を冷却するのに用いられる流体は、高温雰囲
気下を移動する装置に供給される流体、例えばエアシリ
ンダーやエアモータなどのアクチェエイターに供給され
る動力源用の圧縮空気、或いは各種装置及び機器等を冷
却するための冷却水や冷却空気等の冷媒を使用するのが
望ましい。こうした圧縮空気或いはや冷却水や冷却空気
等の冷媒を使用することにより、これら流体供給用のホ
ース類を利用でき、ケーブル類をこれらホース類の内部
に通して一本化することにより、別々のものよりも動き
易くなり、機動性が増すためである。
【0009】第2の目的を達成する方法及び装置は、高
温雰囲気下に置かれる装置のエアシリンダーやエアモー
タなどのアクチェエイターに供給される圧縮空気の排気
を利用し、これを制御装置に導いて該装置を冷却するこ
とを特徴とする。本方法及び装置において、制御装置は
断熱材の施されたケーシング内に設置するのが望まし
い。ケーシング内をアクチュエイターの排気でパージす
ることにより十分な冷却効果が得られるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、炉内に堆積したスケール
層の破砕及び吸引搬出装置について示すもので、クロー
ラタイプの移動車1には、先端部を下向きに屈曲させ、
一端を吸込口としたダクト2が俯仰可能に取着され、エ
アシリンダー3がダクト2を俯仰させて吸込口をスケー
ル層11に接地する使用位置と、これより上方に退避し
た非使用位置とに切換えできるようにしてある。
【0011】ダクト2にはまた、炉外のバキュームカー
(図示省略)と吸引ホースにより接続されると共に、吸
込口にフード5を取付け、フード内には破砕爪(図示省
略)を突設した螺旋翼6が軸支され、ダクト2に取着の
エアモータ7によって回転駆動されるようになってい
る。螺旋翼6が回転駆動されると、破砕爪がスケール層
11に食い込んで掘り起こすことにより、スケール層を
破砕しながら破砕したスケールを吸込口に移送し、吸込
口より吸引搬出する。図中、8は炉外の図示省略したコ
ンプレッサーに接続され、エアシリンダー3、エアモー
タ7に圧縮空気を送るホースであり、9は移動車1の駆
動停止を制御し、また移動車1に設置される上述のアク
チェエイターや他の機器を制御する制御装置が納められ
るケーシングで、ケーシング9には断熱材が内張りさ
れ、アクチェエイターに供給した圧縮空気の排気を吹出
すノズル(図示省略)が設けられ、ケーシング内の制御
装置に排気を吹き付けて冷却するようになっている。
【0012】ホース8には図2に示すように、制御装置
に繋がる制御ケーブル12及び移動車1や移動車1に搭
載される各種装置への動力用の電源ケーブル13が通さ
れ、高温雰囲気下での高温よりの保護が得られるように
してある。図3は、ホース8と制御ケーブル12及び電
源ケーブル13を分離するエアボックス15を示すもの
で、ホース8に接続されるボックス15内には防水コネ
クター16が設置され、ホース8に通された制御ケーブ
ル12及び電源ケーブル13が接続されている。そして
該コネクター16より各装置に配線されている。図中、
17は配線周囲のエアをシールする防爆パッキンであ
る。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、次のよ
うな効果を奏する。請求項1及び2記載の方法及び装置
によれば、ケーブル類はホース類を流れる冷却流体によ
って冷却されることにより断熱され、ホース類が可撓性
を有するため、任意の方向に動くのに支障を生じない。
【0014】請求項3記載の装置のように、冷却流体と
して高温雰囲気下を移動する装置に供給される圧縮空気
或いは冷却水や冷却空気等の冷媒を利用すれば、冷却流
体用の配管を別途設けなくてもよくなり、機動性を損な
わなくてもすむようになる。請求項4及び5記載の方法
及び装置によれば、アクチェエイターに供給される排気
を利用して冷却が行われるため、冷却用のための配管が
不要で、圧縮空気の使用量も増加することなく冷却が行
われる。
【0015】請求項6記載の装置のように、制御装置を
断熱材を施したケーシング内に設置すれば、冷却効果を
より一層上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スケール層の破砕及び吸引搬出装置の概略図。
【図2】ホースの拡大断面図。
【図3】エアボックスの概略図。
【符号の説明】
1・移動車 2・・ダクト 3・・エアシリンダー 6・・螺旋翼 7・・エアモータ 8・・ホース 9・・ケーシング 11・・スケール層 12・・制御ケーブル 13・・電源ケーブ
ル 15・・エアボックス 16・・防水コネク
ター 17・・防爆パッキン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本多 勉 広島県呉市昭和町11番1号 日新製鋼株式 会社呉製鉄所内 (72)発明者 鍛冶 昇 広島県呉市中通1丁目3番16号 日新工機 株式会社内 (72)発明者 森 雅宏 広島県呉市中通1丁目3番16号 日新工機 株式会社内 (72)発明者 百岳 武彦 福岡県北九州市小倉北区金鶏町6―29 (72)発明者 井上 義雄 福岡県北九州市小倉南区湯川4−21−14 (72)発明者 栗秋 純一 広島県呉市東畑1丁目2−18−102 (72)発明者 村島 弘芳 福岡県北九州市小倉北区金鶏町5番5― 307

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高温雰囲気下を移動する装置に繋がれるケ
    ーブル類を冷却流体が通される可撓性チューブ又はホー
    ス内に通すことを特徴とするケーブル類の高熱よりの保
    護方法。
  2. 【請求項2】高温雰囲気下を移動する装置に繋がれるケ
    ーブル類を通し、冷却流体が通される可撓性のチューブ
    又はホースよりなるケーブル類の高熱よりの保護装置。
  3. 【請求項3】冷却流体は高温雰囲気下を移動する装置に
    供給される動力用の圧縮空気或いは冷却水又は冷却空気
    等の冷媒である請求項2記載のケーブル類の高熱よりの
    保護装置。
  4. 【請求項4】高温雰囲気下に置かれる装置のアクチェエ
    イターに供給される圧縮空気の排気を制御装置に導いて
    該装置に吹付け冷却することを特徴とする制御装置の高
    熱よりの保護方法。
  5. 【請求項5】高温雰囲気下に置かれる装置のアクチェエ
    イターからの排気を制御装置に導く管、チューブ、ダク
    ト或いはホース等よりなる上記制御装置の高熱よりの保
    護装置。
  6. 【請求項6】制御装置は断熱材の施されたケーシング内
    に設置される請求項5記載の高熱よりの保護装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007157997A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The 制御盤内部の冷却方法、制御盤、および制御システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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