JPH09203546A - 熱交換形換気扇 - Google Patents

熱交換形換気扇

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JPH09203546A
JPH09203546A JP1254096A JP1254096A JPH09203546A JP H09203546 A JPH09203546 A JP H09203546A JP 1254096 A JP1254096 A JP 1254096A JP 1254096 A JP1254096 A JP 1254096A JP H09203546 A JPH09203546 A JP H09203546A
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JP
Japan
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plate
shutter plate
air supply
shutter
heat exchange
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Application number
JP1254096A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Matsumoto
▲隆▼善 松本
Motohiko Senoo
元彦 妹尾
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャッター板の開閉がスムーズでシャッター
板の閉鎖時に隣接する室外側給気口と室外側排気口の密
閉度を高め、運転停止時に外気が侵入するのを防止でき
る熱交換形換気扇を提供することを目的とする。 【解決手段】 仕切板4により2分されて形成された室
外側給気口5および室外側排気口6を開閉する歯車12
b,13bにより連動された給気側シャッター板12お
よび排気側シャッター板13を設け、給気側シャッター
板12に連結される作動板14を操作することにより開
閉作動する作動手段17を設け、給気側シャッター板1
2および排気側シャッター板13の閉鎖時に仕切板4を
挟むように構成することにより、室外側給気口5および
室外側排気口6の密閉度が高まり運転停止時に外気が侵
入するのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住宅等の換気によっ
て室外へ排出される室内の熱エネルギーを回収しながら
換気を行う熱交換形換気扇に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、冷暖房を行っている部屋を換気す
る手段として、室内の汚れた空気を室外に排出し、室外
の新鮮な空気を取り入れ、室内の空気と室外の空気との
間で熱交換を行い、排出する室内空気の熱エネルギーを
室外空気に移して室内へ回収する熱交換形換気扇が使用
されるようになってきた。そして、住宅の密室化にとも
ないその普及には目ざましいものがある。
【0003】従来、この種の熱交換形換気扇の一例とし
て実開平5−40745号公報に示すものが知られてい
た。以下、その構成について図10〜図12を参照しな
がら説明する。
【0004】図に示すように、給気通路101により連
通された室外側吸込口102と室内側吐出口103と、
排気通路104に連通された室内側吸込口105と室外
側吐出口106を有し、内部に排気用羽根107と給気
用羽根108および駆動用の電動機109と、前記給気
通路101と排気通路104の交差部に設けられる熱交
換素子110とを設けた熱交換形換気扇の本体111
と、前記室外側吸込口102と室外側吐出口106を筒
状部を2分して形成したダクト接続口112と、前記室
外側吸込口102を開閉する半円状のシャッター板11
3aを有した回動板113bよりなるシャッター部11
3および前記室外側吐出口106を開閉する半円状のシ
ャッター板114aを有した回動板114bよりなるシ
ャッター部114と、前記2枚のシャッター部113,
114を回動板113b,114bを支点に互いに反対
方向に回動させる横動板115と、前記電動機109の
運転を制御する引ひも式スイッチ116とを備え、前記
横板動115を前記引ひも式スイッチ116に連動して
前記シャッター部113,114を開閉させる構成であ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の熱交
換形換気扇では、前者においては2枚のシャッター部1
13,114は回動板113b,114bを重合した状
態で横動板115の横動を引ひも操作によって行ってい
るため、回動板113b,114bの重合状態強弱精度
によりシャッター部113,114の開閉動作にばらつ
きが生じ開閉がスムーズでなく、また、回動板113
b,114bに対し、横動板115を回動支点の近傍に
おいて回動するため、横動板115の横動に大きな力が
必要であるという問題があった。
【0006】また、シャッター部113,114の閉鎖
時においてはシャッター板113a,114a同志を当
接させているため、室外側吸込口102と室外側吐出口
106の密閉度が悪く、冬季など冷たい外気が室内に侵
入するという問題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、シャ
ッター板の開閉がスムーズでシャッター板の閉鎖時に隣
接する室外側給気口と室外側排気口の密閉度を高め運転
停止時に外気が侵入するのが防止できる熱交換形換気扇
を提供することを第1の目的とする。
【0008】第2の目的はシャッター板の開閉強度を高
めることにある。第3の目的はシャッター板の開閉を軽
やかにすることにある。
【0009】第4の目的はシャッター板と作動板の連結
部分が外れにくくすることにある。第5の目的はシャッ
ター板を開閉する作動手段における連結部分の動きをス
ムーズに行うようにすることにある。
【0010】第6の目的は歯車部分での気流のショート
サーキットを防止することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換形換気扇
においては、室外空気を室内に給気する室内側給気口に
連通した給気通路に設けられた給気側送風機と、室内空
気を室外に排気する室内側排気口に連通した排気通路に
設けられた排気側送風機と、室外空気と室内空気との間
で熱交換される熱交換素子とを設けた換気扇の本体と、
この本体の背面側に仕切板により2分して半円状に形成
され設けられる前記給気通路に連通する室外側給気口お
よび前記排気通路に連通する室外側排気口と、前記室外
側給気口および室外側排気口を開閉する2枚のシャッタ
ー板と、この2枚のシャッター板が歯形で連動するよう
に各シャッター板に設けた歯車と、前記2枚のシャッタ
ー板のうち1枚のシャッター板を前記本体外において作
動板を操作することにより開閉作動させる作動手段とを
備え、前記2枚のシャッター板の閉鎖時に前記仕切板を
挟むように構成したものである。
【0012】この本発明によれば、シャッター板の開閉
がスムーズでシャッター板の閉鎖時に隣接する室外側給
気口と室外側排気口の密閉度を高め外気が侵入するのが
防止できる熱交換形換気扇を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、室外空気を室内に給気する室内側給気口に連通した
給気通路に設けられた給気側送風機と、室内空気を室外
に排気する室内側排気口に連通した排気通路に設けられ
た排気側送風機と、室外空気と室内空気との間で熱交換
される熱交換素子とを設けた換気扇の本体と、この本体
の背面側に仕切板により2分して半円状に形成され設け
られる前記給気通路に連通する室外側給気口および前記
排気通路に連通する室外側排気口と、前記室外側給気口
および室外側排気口を開閉する2枚のシャッター板と、
この2枚のシャッター板が歯形で連動するように各シャ
ッター板に設けた歯車と、前記2枚のシャッター板のう
ち1枚のシャッター板を前記本体外において作動板を操
作することにより開閉作動させる作動手段とを備え、前
記2枚のシャッター板の閉鎖時に前記仕切板を挟むよう
に構成したものであり、給気側送風機および排気側送風
機の運転時には、作動板を操作することにより作動手段
を介して一方のシャッター板が開放方向に移動するのと
連動して歯車により他方のシャッター板が開放方向に移
動し、2枚のシャッター板が同時に開放し、室外側給気
口および室外側排気口が開口し、給気通路および排気通
路を通る気流が熱交換素子を通って熱交換され、室内か
らの排気熱が回収されながら換気が行われる。
【0014】そして、給気側送風機および排気側送風機
の停止時には、作動板を操作することにより2枚のシャ
ッター板は仕切板を挟むような状態に閉鎖され、室外側
排気口および室外側給気口が確実に閉鎖され、外気の侵
入が防止されるという作用を有する。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図9を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1〜図3に示すように、換気扇の本
体1の前面側に室外空気を室内に給気する室内側給気口
2および室内空気を室外に排気する室内側排気口3を設
け、背面側には仕切板4により2分して半円状に形成さ
れた室外側給気口5と室外側排気口6を設け、本体1内
部の室外側給気口5と室内側給気口2を連通する給気通
路7に給気側送風機8を設け、室内側排気口3と室外側
排気口6を連通する排気通路9には排気側送風機10を
設け、給気通路7の室外給気流と排気通路9の室内排気
流間で熱交換される熱交換素子11を設ける。
【0016】そして、室外側給気口5を遮閉する遮閉部
12aと、外周に歯車12bを形成した回動支点部12
cよりなる給気側シャッター板12を本体1に回動自在
に設け、室外側排気口6を遮閉する遮閉部13aと外周
に歯車13bを形成した回動支点部13cよりなる排気
側シャッター板13を給気側シャッター板12の歯車1
2bと噛合うように本体1に回動自在に設け、給気側シ
ャッター板12と排気側シャッター板13の2枚のシャ
ッター板が閉鎖時には室外側排気口6と室外側給気口5
を仕切るように形成した仕切板4を挟み閉鎖するように
設け、2枚のシャッター板のうち一方のシャッター板と
なる給気側シャッター板12には一端が本体1外におい
て操作できるように本体1外に突出させ、本体1に回動
自在に設けた作動板14の他端を長孔15と連結ピン1
6を介して連結し、作動板14を本体1外において操作
したときに一方の給気側シャッター板12が開閉される
ように作動する作動手段17を構成する。
【0017】上記構成において、本体1を壁部19に取
り付けるときには、壁部19にエアコン冷媒管が挿通す
る配管とほぼ同径の排気口(図示せず)を形成し、換気
口には給気路20aと排気路20bを仕切り20cによ
り2分して形成した給排気用二層管20を設け、給排気
用二層管20の給気路20aと排気路20bに室外側給
気口5および室外側排気口6が連通するように本体1を
壁部19に取り付ける。
【0018】そして、給気側送風機8および排気側送風
機10を運転させるときには、作動板14を操作し、作
動手段17を介して給気側シャッター板12が開放方向
に移動すると給気側シャッター板12に設けた歯車12
bに噛合っている歯車13bが回動し、排気側シャッタ
ー板13が連動して同時に開放され、室外側給気口5お
よび室外側排気口6が開口し、給気通路7を通る室外空
気と排気通路9を通る室内空気とが熱交換素子11内で
熱交換され、室内からの排気熱を回収しながら室外空気
が給気される同時給排状態において換気が行われる。
【0019】また、給気側送風機8および排気側送風機
10を運転させないときには、作動板14を操作し、作
動手段17を介して給気側シャッター板12および排気
側シャッター板13の2枚のシャッター板で仕切板4を
挟むようにして室外側給気口5および室外側排気口6を
閉鎖する。
【0020】このように本発明の実施の形態1の熱交換
形換気扇によれば、作動板14の操作により作動手段1
7を介して歯車連動する給気側シャッター板12と排気
側シャッター板13の2枚のシャッター板を開閉するの
で、引ひも作動に比較して開閉作動がスムーズに行われ
るとともに、2枚のシャッター板が閉鎖時には室外側給
気口5と室外側排気口6を2分する仕切板4を挟むの
で、密閉度が高まり、冬季など冷たい外気が侵入したり
するのが防止できることとなる。
【0021】(実施の形態2)図4に示すように、作動
手段17Aにおける給気側シャッター板12Aと作動板
14Aが長孔15と連結ピン16により連結される連結
作動部21を室外側給気口5を遮閉する給気側シャッタ
ー板12Aの遮閉部12a側の近傍位置に設ける。
【0022】上記構成において、作動板14Aを操作し
たときに、作動板14Aの操作力が連結作動部21に加
わると、回動支点部12c側を支点に給気側シャッター
板12Aは開放方向に移動する。このとき、連結作動部
21が開放方向に移動する遮閉部12aの近傍にあるの
で、給気側シャッター板12Aは大きな開放力を受け開
放され、閉鎖時も同様の作用により強力に閉鎖される。
【0023】このように本発明の実施の形態2の熱交換
形換気扇によれば、給気側シャッター板12Aと作動板
14Aの連結作動部21を遮閉部12a側近傍に設けて
いるので、給気側シャッター板12Aの開閉力が強力に
作用し、給気側シャッター板12Aおよび排気側シャッ
ター板13が寒冷地において凍結などにより開閉しにく
い状態になっても開閉をスムーズに行うことができる。
【0024】(実施の形態3)図5に示すように、作動
手段17Bにおける給気側シャッター板12Bと作動板
14Bを連結する連結作動部21Aを、作動板14Bに
設けた連結ピン16Aと給気側シャッター板12Bに設
けた長孔15Aとにより構成し、長孔15Aの長手方向
を給気側シャッター板12Bが開閉する開閉ストローク
(A)の中心部において作動板14Bが軸22を支点に
回動するときの連結ピン16Aの回転接線23に対し、
ほぼ直角になるように形成する。
【0025】上記の構成において、作動板14Bを操作
すると、作動板14Bに設けた連結ピン16Aは軸22
を支点に回転接線23に沿い移動し、連結ピン16Aが
係合している長孔15Aを介し給気側シャッター板12
Bが開閉される。
【0026】このとき、連結ピン16Aが係合する長孔
15Aは給気側シャッター板12Bの開閉ストローク
(A)の中心部において、連結ピン16Aの回転接線2
3に対し、長孔15Aの長手方向がほぼ直角になるよう
に形成されているので給気側シャッター板12Bの閉鎖
時および開放時には連結ピン16Aの回転接線23に対
し、長孔15Aが傾斜状態となっており、連結ピン16
Aは長孔15Aに対し移動しやすい状態となる。
【0027】このように本発明の実施の形態3の熱交換
形換気扇によれば、給気側シャッター板12Bの開閉ス
トローク(A)のほぼ中心部において連結作動部21A
を構成する連結ピン16Aの回転接線23に対して長孔
15Aをほぼ直角になるように形成したので給気側シャ
ッター板12Bおよび給気側シャッター板12Bに連動
する排気側シャッター板(図示せず)の開閉操作を軽や
かに行うことができる。
【0028】(実施の形態4)図6および図7に示すよ
うに、作動手段17Cにおける給気側シャッター板12
Cと作動板14Cを連結する連結作動部21Bを、作動
板14Cに設けた給気側シャッター板12Cの厚みより
長い寸法の連結ピン16Bと給気側シャッター板12C
に設けた長孔15Bとにより構成し、長孔15Bを貫通
した連結ピン16Bの先端部が係合する溝24を、本体
1A内壁において連結ピン16Bの回転接線23と同一
線上に配設する。
【0029】上記構成において、作動板14Cが軸22
を支点にして回動し、連結ピン16Bが回転接線23方
向に移動するとき、連結ピン16Bの先端部が本体1A
内壁に設けた溝24により案内されて給気側シャッター
板12Cが開閉される。
【0030】このように本発明の実施の形態4の熱交換
形換気扇によれば、作動板14Cに設けた連結ピン16
Bが本体1A内壁に設けた溝24に係合し、溝24に沿
い案内されて移動するので、連結作動部21Bを構成す
る連結ピン16Bが長孔15Bから外れることなく、ス
ムーズに移動し給気側シャッター板12Cを開閉でき
る。
【0031】(実施の形態5)図8に示すように、給気
側シャッター板12Dの回動支点部12c近傍に連結板
25の一端を第1の連結回動部26を介して連結し、連
結板25の他端を第2の連結回動部27を介して作動板
14Dの一端に連結し、作動板14Dの他端を本体1B
外において操作できるよう支持回動部28を介して本体
1Bに回動自在に設け作動手段17Dを構成する。
【0032】上記構成において、作動板14Dを操作す
ると、作動板14Dは支持回動部28を支点に回動し、
作動板14Dに第2の連結回動部27を介して連結した
連結板25が移動し、連結板25に第1の連結回動部2
6を介して連結した給気側シャッター板12Dが回動支
点部12cを支点に開閉し、歯車連動により排気側シャ
ッター板13も同時に開閉される。
【0033】このように本発明の実施の形態5の熱交換
形換気扇によれば、作動板14Dと連結板25および給
気側シャッター板12Dを作動する作動手段17Dは、
第1と第2の連結回動部26,27により連結されてい
るので、長孔と連結ピンにより連結した場合と比較して
連結部分の作動がスムーズとなり給気側シャッター板1
2Dおよび排気側シャッター板13の開閉操作をスムー
ズに行うことができる。
【0034】(実施の形態6)図9に示すように、給気
側シャッター板12の回動支点部12cに設けた歯車1
2bと排気側シャッター板13の回動支点部13cに設
けた歯車13bが噛合う噛合部29の前後位置の本体1
C内壁に歯車12b,13bの歯先円30近くに対応す
る山形状の仕切リブ31を設ける。
【0035】上記構成において、仕切リブ31を設けて
いない状態により説明すると、換気扇の運転にともない
給気側シャッター板12側には室外空気が流れ、排気側
シャッター板13側には室内空気が流れることとなり、
歯車12b,13bの噛合部29の前後位置においては
給気側と排気側が連通状態となり、気流のサーキット現
象が発生するものである。
【0036】そして、仕切リブ31を設けることによ
り、給気側と排気側の連通状態がなくなることとなる。
【0037】このように本発明の実施の形態6の熱交換
形換気扇によれば、給気側シャッター板12と排気側シ
ャッター板13が歯車12b,13bにより噛合う噛合
部29の前後に仕切リブ31を設けたので室内空気と室
外空気との間におけるショートサーキット現象が防止さ
れ換気効率が低下するのが防止できる。
【0038】なお、各実施の形態においては作動板によ
り給気側シャッター板を可動し、歯車連動により排気側
シャッター板を可動して2枚のシャッター板を開閉する
という例をもって説明したが、作動板により排気側シャ
ッター板を可動したのち給気側シャッター板を歯車連動
して可動し、2枚のシャッター板を開閉するようにして
も良いことはいうまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上の実施の形態から明らかなように、
本発明によれば仕切板により2分されて形成された室外
側給気口および室外側排気口を開閉する歯車連動された
2枚のシャッター板のうち1枚のシャッター板を作動板
を操作することにより開閉作動する作動手段を設け、2
枚のシャッター板を歯車連動により開閉し、2枚のシャ
ッター板の閉鎖時に仕切板を挟むようにしたので、室外
側給気口と室外側排気口の密閉度が高まり、運転停止時
に外気が侵入するのが防止できる熱交換形換気扇を提供
できる。
【0040】また、シャッター板と作動板の連結作動部
をシャッター板の遮閉部近傍に設けたのでシャッター板
の開閉強度を高めることができる。
【0041】また、連結作動部を連結ピンと長孔により
形成し、シャッター板の開閉ストロークのほぼ中心部に
おいて、連結ピンの回転接線に対し長孔をほぼ直角に形
成したので、シャッター板の開閉操作を軽やかに行うこ
とができる。
【0042】また、連結ピンの端部が係合するように本
体内壁に連結ピンの回転接線と同一線上に形成される溝
を設けたので、作動板とシャッター板の連結部分が外れ
るのが防止できる。
【0043】また、シャッター板と連結板および連結板
と作動板との連結部分を回動部により形成しているの
で、連結部分の動きがスムーズになる。
【0044】また、シャッター板に設けた歯車の噛合部
の前後位置に、歯車の歯先円近くに対応する仕切リブを
設けたので歯車部分での気流のショートサーキットを防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の熱交換形換気扇のシャ
ッター板の開閉構成を示す正面図
【図2】同実施の形態1の熱交換形換気扇の空気通路を
示す断面図
【図3】同実施の形態1の熱交換形換気扇と接続される
給排気用二層管の斜視図
【図4】同実施の形態2のシャッター板の開閉構成を示
す正面図
【図5】同実施の形態3のシャッター板の開閉構成を示
す正面図
【図6】同実施の形態4のシャッター板の開閉構成を示
す正面図
【図7】同実施の形態4のシャッター板と連結ピンと溝
の関係を示す断面図
【図8】同実施の形態5のシャッター板の開閉構成を示
す正面図
【図9】同実施の形態6のシャッター板と仕切リブの関
係を示す正面図
【図10】従来の熱交換形換気扇の横断面図
【図11】同熱交換形換気扇のシャッター装置の分解斜
視図
【図12】同熱交換形換気扇のシャッター装置の正面図
【符号の説明】
1 本体 1A 本体 1B 本体 1C 本体 2 室内側給気口 3 室内側排気口 4 仕切板 5 室外側給気口 6 室外側排気口 7 給気通路 8 給気側送風機 9 排気通路 10 排気側送風機 11 熱交換素子 12 給気側シャッター板 12A 給気側シャッター板 12B 給気側シャッタ−板 12C 給気側シャッター板 12D 給気側シャッター板 12b 歯車 13b 歯車 13 排気側シャッター板 14 作動板 14A 作動板 14B 作動板 14C 作動板 14D 作動板 15 長孔 15A 長孔 15B 長孔 16 連結ピン 16A 連結ピン 16B 連結ピン 17 作動手段 17A 作動手段 17B 作動手段 17C 作動手段 17D 作動手段 21 連結作動部 21A 連結作動部 21B 連結作動部 23 回転接線 24 溝 25 連結板 26 第1の連結回動部 27 第2の連結回動部 28 支持回動部 29 噛合部 30 歯先円 31 仕切リブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外空気を室内に給気する室内側給気口
    に連通した給気通路に設けられた給気側送風機と、室内
    空気を室外に排気する室内側排気口に連通した排気通路
    に設けられた排気側送風機と、室外空気と室内空気との
    間で熱交換される熱交換素子とを設けた換気扇の本体
    と、この本体の背面側に仕切板により2分して半円状に
    形成され設けられる前記給気通路に連通する室外側給気
    口および前記排気通路に連通する室外側排気口と、前記
    室外側給気口および室外側排気口を開閉する2枚のシャ
    ッター板と、この2枚のシャッター板が歯形で連動する
    ように各シャッター板に設けた歯車と、前記2枚のシャ
    ッター板のうち1枚のシャッター板を前記本体外におい
    て作動板を操作することにより開閉作動させる作動手段
    とを備え、前記2枚のシャッター板の閉鎖時に前記仕切
    板を挟むように構成した熱交換形換気扇。
  2. 【請求項2】 作動手段におけるシャッター板と作動板
    の連続作動部を、シャッター板の室外側給気口または室
    外側排気口の遮閉部側近傍に設けた請求項1記載の熱交
    換形換気扇。
  3. 【請求項3】 作動手段におけるシャッター板と作動板
    の連結作動部を、連結ピンと長孔とにより構成し、シャ
    ッター板の開閉ストロークのほぼ中心部において、前記
    連結ピンの回転接線に対し前記長孔の長手方向がほぼ直
    角になるように形成した請求項1、または2記載の熱交
    換形換気扇。
  4. 【請求項4】 作動手段におけるシャッター板と作動板
    の連結作動部を、作動板側に設けた連結ピンとシャッタ
    ー板側に設けた長孔とにより構成し、本体内壁に前記連
    結ピンの回転接線と同一線上に形成した溝に前記連結ピ
    ンをシャッター板の長孔を通して係合し案内させてなる
    請求項1、2、または3記載の熱交換形換気扇。
  5. 【請求項5】 一方のシャッター板と連結板の一端を連
    結する第1の連結回動部と、前記連結板の他端を作動板
    の一端に連結する第2の連結回動部と、前記連結板の他
    端を本体外において操作できるように前記作動板を前記
    本体に回動自在に支持する支持回動部とにより作動手段
    を形成し、前記各回動部の回動動作によってシャッター
    板を開閉させる構成とした請求項1記載の熱交換形換気
    扇。
  6. 【請求項6】 シャッター板に設けた歯車の噛合部の前
    後位置に、前記歯車の歯先円近くに対応する仕切リブを
    設けた請求項1、2、3、4、または5記載の熱交換形
    換気扇。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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