JPH09203511A - 焼却炉 - Google Patents

焼却炉

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Publication number
JPH09203511A
JPH09203511A JP8034447A JP3444796A JPH09203511A JP H09203511 A JPH09203511 A JP H09203511A JP 8034447 A JP8034447 A JP 8034447A JP 3444796 A JP3444796 A JP 3444796A JP H09203511 A JPH09203511 A JP H09203511A
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JP
Japan
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incinerator
air
combustion
discharge passage
hearth
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Application number
JP8034447A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kishimoto
一夫 岸本
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Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Chimneys And Flues (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】焼却時に発生する焼却炉30内の煙や臭い等を
外部に放出せずに処理する。 【解決手段】筒状の焼却炉本体60の底部に、中央部が
外周側よりも低くなった炉床66が配置されている。こ
の炉床66の中央部には、焼却後の灰を排出する排出通
路76が設けられている。排出通路76には、外部の空
気を導入する吸気口78が形成されている。一方、上記
焼却炉本体60の上部には、燃焼室64内の煙や臭い等
を含む空気を吸引する吸引手段124が設けられてい
る。燃焼物の焼却を行なっている間に吸引手段124に
よって燃焼室64内の空気を吸引すると、吸気口78か
ら上記排出通路76内に入った空気が燃焼室64内に吸
い上げられる。吸引された煙等を含む空気は、外部に放
出されることなく別の処理装置に導入されて処理され
る。また、下方から吸い上げられる空気は、排出される
灰との間で熱交換される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼却炉本体内に燃
焼物を投入して焼却する焼却炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の焼却炉では、通常、底部に炉床を
備えた焼却炉本体内に上方から燃焼物を投入し、この炉
床上に山積みになった燃焼物を、焼却炉本体の外壁に取
付けた複数のバーナによって加熱して焼却している。こ
のように焼却炉内で燃焼物を焼却すると、煙や臭いが発
生するので、従来は、この煙や臭い等を外部に出さない
ようにするために、本来の焼却を行なう燃焼室の他に、
二次燃焼室を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
焼却炉では、焼却の際に発生する煤煙や臭いを消すため
に二次燃焼室を設けているが、煙や臭いを完全に取り除
いて外部に出さないようにするためには、大型の二次燃
焼室が必要であり、また、その設置スペースも大きいも
のとなっていた。このように二次燃焼室が大型化する
と、煙や臭い対策として、本来の燃焼室よりも大型の装
置が必要となるため、燃焼効率が悪く、しかも、コスト
高であるという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点を除くためになされた
もので、大型で大きいスペースを要する二次燃焼室を設
ける必要のない、燃焼効率の良い焼却炉をを提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る焼却炉は、
円筒状の焼却炉本体と、この焼却炉本体の一方の端部側
に設けられた燃焼物供給口と、この燃焼物供給口側に設
けられて、焼却炉本体内の空気を外部へ吸引する吸引手
段と、焼却炉本体の他方の端部側に設けられた灰の排出
通路と、この排出通路側に設けられて、焼却炉本体内に
外部の空気を導入する吸気口と、上記燃焼物供給口側か
ら排出通路側に向かって燃焼物を搬送する搬送手段と、
この搬送手段によって搬送されている燃焼物を燃焼させ
るバーナとを備え、バーナによる燃焼物の焼却中に、吸
引手段によって焼却炉本体内の空気を外部へ吸引するよ
うにしたものである。
【0006】上記構成に係る焼却炉では、焼却炉本体の
一方の端部側から本体内に供給された燃焼物が、搬送手
段による搬送中にバーナによって焼却されると、焼却後
の灰は、焼却炉の他方の端部に設けられた灰の排出通路
から落下して外部へ排出される。この燃焼工程を行なっ
ている間、焼却炉本体の上記燃焼物供給口側に設けられ
ている吸引手段によって、燃焼室内の空気を吸引してい
る。すると、燃焼により発生した煤煙や臭いは燃焼室内
の空気とともに外部へ排出され、別に設けられている処
理装置等に送られて処理される。また、燃焼室内の空気
が一方の端部から吸い出されると、上記灰の排出通路側
から外部の空気が燃焼室内に導入される。このとき、排
出される灰と外部から導入される空気との間で熱交換が
行なわれ、温度が上昇した空気が燃焼室内に導入され
る。しかも、灰の排出通路側から燃焼炉本体の燃焼室内
に空気が吸い込まれるので、燃焼物をうちわであおぐの
と同様の作用が起こり、より燃焼効率を高めることがで
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例により本
発明を説明する。図1は本発明の一実施例に係る焼却炉
の縦断面図、図2は図1のII−II線に沿う断面図、
図3はこの焼却炉の上部に設けられた燃焼物供給部(こ
の部分は同時に燃焼室内部の空気を吸引する吸引手段の
一部を構成している)を示す部分断面図である。なお、
上記焼却炉は種々の用途に使用可能であるが、本実施例
では、この焼却炉を図7に示す廃液処理システムに適用
した場合について説明する。
【0008】先ず、廃液処理システムの概要について説
明する。図7は廃液処理システムの概略を示す回路図、
図8はこのシステム中に設けられた濾過脱水機の一例を
示す概略説明図である。この廃液処理システムは、廃液
を貯留する廃液タンク2と、廃液の濾過および脱水を行
なう濾過脱水機4と、上記廃液タンク2から送られた廃
液を一時貯留して、濾過脱水機4の脱水濾過槽6に供給
するレシーバタンク8と、濾過脱水機4に設けられた真
空パイプ10の吸引を行なう混気ジェットポンプ12等
を備えている。
【0009】上記濾過脱水機4は、脱水濾過槽6内に一
部が浸漬した状態で配置されて回転するフィルタドラム
14と、このフィルタドラム14の中心に配置され、上
記混気ジェットポンプ12によって吸引される真空パイ
プ10とを備えている。上記フィルタドラム14の外周
面には、所定の厚さで、珪藻土等から成る濾過材が張り
付けられてプリコート層16を構成しており、真空パイ
プ10によって脱水濾過槽6内の水中汚濁物質を含む廃
液が吸引されると、この廃液は、プリコート層16を透
過して濾過され、透明な濾過水として次の処理工程18
に送られる。一方、廃液中の水中混濁物質は脱水され
て、プリコート層16の外面に付着する。この脱水され
た固形物である脱水ケーキ20が、燃焼物として上記図
1に示す焼却炉において焼却される。
【0010】さらに、上記濾過脱水機4は、モータ22
によって進退動可能なケーキカッタ24と、脱水ケーキ
20を排出するシュート26と、排出された脱水ケーキ
20を受ける脱水ケーキボックス28とを備えており、
上記濾過および脱水工程によって、フィルタドラム14
の外面に張り付けられているプリコート層16に付着し
た脱水ケーキ20は、モータ22によって前進されたケ
ーキカッタ24によって掻き取られ、シュート26を介
して落下し脱水ケーキボックス28内に排出される。ケ
ーキカッタ24によって脱水ケーキ20を掻き取る際
に、プリコート層(濾過材)16の一部が一緒に掻き取
られて脱水ケーキ20と一体として排出される。
【0011】この廃液処理システムには、上記プリコー
ト層(濾過材)16と一体として排出された脱水ケーキ
20を焼却するために、図1に示す焼却炉30が設けら
れており、上記脱水ケーキボックス28内の脱水ケーキ
20および濾過材16は、コンベア32によって搬送さ
れてこの焼却炉30内に投入される。脱水ケーキ20お
よび濾過材16は、焼却炉30によって焼却されると、
廃液中に含まれていた水中混濁物質は完全に燃焼され、
フィルタドラム14の外面にプリコート層16として張
り付けられていた珪藻土等の濾過材だけが灰として残
る。
【0012】この濾過材16から成る灰は、スクリュー
コンベア79等の搬送手段によって搬送されてプリコー
ト液槽34内に添加される。プリコート液槽34内に
は、給水配管36から水が供給されており、このプリコ
ート液槽34内で、珪藻土等の濾過材16から成る灰と
水とが混合される。このプリコート液槽34にはポンプ
38が設けられており、上記灰と水の混合液を濾過脱水
機4の脱水濾過槽6内に供給して、通常の脱水濾過運転
と同様の運転を行なうことにより、上記フィルタドラム
14のプリコート層16上に再度塗布することができる
ようになっている。
【0013】上記焼却炉30によって脱水ケーキ20お
よび脱水ケーキ20とともに掻き取られた濾過材16の
一部(これら全体を燃焼物と呼ぶ)を焼却した後の灰
は、上述のようにプリコート液槽34に送られるが、こ
の焼却の際に発生した煙等を含む空気は、混気ジェット
ポンプ40によって吸い上げられ、分離タンク42内に
噴射される。混気ジェットポンプ40は、高圧の駆動水
をノズルから噴射し、このノズル先端に空気を導入する
ことにより発生する混気ジェット水の負圧によって、高
真空を発生させるポンプであり、この混気ジェットポン
プ40の発生する高真空圧によって上記焼却炉30内で
発生した煙や臭いを含む空気を吸い上げ、上記混気ジェ
ット水とともに分離タンク42内に噴射する。
【0014】分離タンク42の内部には、傾斜した複数
枚の仕切板43が交互に配置されており、混気ジェット
水と煙がこれら仕切板43上を順次流れ落ちる間に、煙
中の汚濁物質が水の中に溶け込み、汚濁物質との混合液
としてこの分離タンク40の下部に溜る。分離タンク4
2の底部には、区画壁44が設けられており、汚濁物質
の混合液は、この区画壁44の一方の室(図7の右側の
室)42a側に溜り、また、この室42aからオーバー
フローした上澄みの液は、図7の左側の室42bに流入
する。このオーバーフローした上澄み液が、ポンプ46
によって噴射されて上記混気ジェットポンプ40の駆動
水として利用される。一方、右側の室42a内に溜った
汚濁物質の混合液は、ポンプ48によって吸い出されて
上記廃液タンク2に送られる。また、煙中の汚濁物質と
ともに水が廃液タンク2に送られるので、この不足分の
水は給水配管50から補充される。
【0015】次に上記焼却炉30の構成について、図1
ないし図6により詳細に説明する。この焼却炉30は、
円筒状の周壁部60aおよびその周壁部60aの上部を
覆う天面部60bから成る焼却炉本体60と、この焼却
炉本体60の下部に配置された回転テーブル62とを備
えており、これら焼却炉本体60と回転テーブル62と
によって形成された内部の空間が燃焼室64を構成して
いる。底部の回転テーブル62は、中央部が外周側より
も低くなった皿状をしており、その上面66が上記燃焼
物を載せて燃焼させる炉床になっている。従って、この
炉床66は、外側から内側へ向けて次第に下降する緩や
かな円錐状の傾斜面によって構成されている。回転テー
ブル62の最も低い部分である中央部に円形の孔62a
が形成され、この孔62a内に燃焼物が燃焼した後に残
る灰が排出される目皿68が嵌め込まれている(図2参
照)。この目皿68の中心部を貫通して垂直な回転軸7
0が挿通されて上記回転テーブル62に固定されてい
る。
【0016】回転テーブル62の下側中央部には、上記
回転軸70の回転テーブル62よりも下方へ延びている
部分70aの外周を囲んで、2重の筒体72,74が固
定されている。内側の筒体72は上記目皿68とほぼ同
一の径を有しており、この内側筒体72の内面と回転軸
70の外面との間の空間76が、後に説明する焼却後の
灰の排出通路になっている。さらに、この灰の排出通路
76の下方には、上記炉床66から落下してくる灰を収
容するホッパ77が設けられており、このホッパ77内
に落下した灰は、スクリューコンベア79等の搬送手段
によって上記プリコート液槽34へと搬送される。
【0017】また、外側の筒体74の下部には、燃焼室
64内に外気を取入れるための吸気口78が複数個所に
設けられている。さらに、内側筒体72の、吸気口78
の高さとほぼ対応する位置には、空気導入用の貫通穴8
0が多数形成されている。これら内側の筒体72と外側
の筒体74との間には環状の空間(空気室)82が形成
されており、上記外側筒体74の吸気口78から導入さ
れた空気は、この空気室82内に入った後、さらに、内
側筒体72の貫通穴80から灰の落下する排出通路76
内に入るようになっている。なお、上記吸気口78は、
開口面積を調節できるようになっており、外部から空気
室82内に導入される空気量を自由に調整できる。
【0018】回転テーブル62および回転軸70は、回
転テーブル62の下面に取付けられた大歯車84が、こ
の焼却炉30の基台86に取付けられたモータ88の駆
動軸88aに固定されている平歯車89に噛合って回転
される。なお、焼却炉30の底部に設けられた炉床66
(回転テーブル62)および各回転円板98,106を
回転させる回転手段は、上記実施例のように焼却炉本体
60の下方に設けたものに限らず、上方に設けることも
可能である。
【0019】上記回転テーブル62の上面に形成された
炉床66のやや上方には、この炉床66上に載っている
燃焼物およびこの燃焼物が燃焼した後の灰を、徐々に内
周側へ向かって移動させる燃焼物移動ガイド90が配置
されている。この燃焼物等を徐々に内周側に送る移動ガ
イド90は、炉床66のやや上方に配置された取付けプ
レート92に所定の間隔で取付けられている。取付けプ
レート92は、炉床66の傾斜とほぼ同一の角度に折曲
げられており、上記各移動ガイド90は、炉床66の表
面に対してほぼ等しい距離を有するように取付けられて
いる。各移動ガイド90は、回転テーブル62の回転方
向(図2の矢印A参照)の上流側に位置する部分90a
が下流側に位置する部分90bよりも外周側に位置して
おり、従って、回転する炉床66上に載っている燃焼物
(又は焼却された後の灰)がこれらの移動ガイド90に
当ると、この移動ガイド66に沿って次第に内周側に移
動されるようになっている。なお、移動ガイド90が取
付けられている取付けプレート92は、焼却炉本体60
の周壁60aの内面に固定された支持体94上に単に載
置されており、下方の炉床66が熱膨張により上昇して
きたときに上方へ逃げられるようになっている。
【0020】焼却炉本体60の円筒状周壁部60aの、
上記炉床66よりもやや上方には、対称の位置に2個の
バーナ96が取付けられ(図2参照)、回転する炉床6
6上の燃焼物を加熱して燃焼させるようになっている。
なお、バーナ96の数が2個に限らないことはいうまで
もない。
【0021】上記回転軸70の、炉床66とその上方に
配置された燃焼物移動ガイド90よりも上方には、上記
炉床66とは逆に、中央部が外周側よりも高くなった傘
状の回転円板98が固定されており、回転軸70の回転
によって上記回転テーブル62と一体的に回転するよう
になっている。この傘状の回転円板98は、焼却炉本体
60の円筒状周壁部60aおよび回転テーブル62の径
よりも小さい外径を有しており、その外周縁98aと円
筒状周壁部60aの内面との間に燃焼物が落下する環状
の空間が形成されている。
【0022】炉床66の上方に設けられた傘状の回転円
板98のやや上方には、上記炉床66と同様に、この回
転円板98上に載っている燃焼物を徐々に移動させる燃
焼物移動ガイド100が配置されている。燃焼物移動ガ
イド100は、焼却炉本体60の円筒状周壁部60aに
固定された支持体102上に載置されている取付プレー
ト104に取付けられている。この回転円板98は下方
の炉床66とは逆に、傘状すなわち中央部が高く外周側
が低くなる傾斜を有しているので、この回転円板98上
に載せられた燃焼物は、上記移動ガイド100によって
内周側から次第に外周側へ移動される。従って、各移動
ガイド100は、上記炉床66上の移動ガイド90とは
逆に、回転円板98の回転方向の上流側に位置する部分
が下流側に位置する部分よりも内周側に位置するように
配置されている。これにより、回転軸70とともに回転
する円板98の上に載っている燃焼物は、回転に伴って
次第に外周側に向けて移動される。なお、上記移動ガイ
ド100の取付けプレート104は、炉床66の上方に
配置されている取付けプレート92とは逆に、中央部が
高くなっている回転円板98の傾斜とほぼ同一の角度に
折曲げられており、上記各移動ガイド100は、回転円
板98の表面に対してほぼ等しい距離を有するように取
付けられている。
【0023】回転軸70の上記傘状の回転円板98が固
定されている位置よりもさらに上方には、別の回転円板
106が固定されている。この上方の回転円板106
は、下方の傘状の回転円板98とは逆に、中央部が低く
外周部が高い皿状をしている。すなわち、最も下方に位
置している炉床66の傾斜と同様の傾斜を有している。
この上方の回転円板106では、円板106上の燃焼物
が外周側から内周側に向かって次第に移動されるように
なっており、中央部には、外周側から移動してきた燃焼
物を下方の回転円板98上に落下させる穴106aが設
けられている。また、その外周端は、後に説明する燃焼
物供給機構から投入された燃焼物が外周側から直接落下
してしまうことがないように、周囲を防護壁108によ
って囲まれている。
【0024】上方の回転円板106のやや上方には、下
方の回転円板98および炉床66と同様に、燃焼物移動
ガイド110が配置されており、この移動ガイド110
によって回転円板106上の燃焼物が徐々に内周側に移
動される。燃焼物移動ガイド110は、焼却炉本体60
の円筒状周壁部60aに固定された支持体112上に載
置されている取付プレート114に取付けられている。
この最も上方配置された燃焼物移動ガイド110は、下
方の傘状の回転円板98とは逆に、燃焼物を外側から内
側へ次第に移動させるものであるから、炉床66の上方
に配置されている移動ガイド90と同様に、回転方向の
上流側に位置する部分が下流側に位置する部分よりもや
や外周寄りに位置するように配置されている。
【0025】焼却炉本体60の最も上部には、燃焼室6
4内に燃焼物を供給する燃焼物供給部(全体として符号
120で示す)が設けられている。この燃焼物供給部1
20は、傾斜して配置され、その一部が焼却炉本体60
の天面部60bを貫通して燃焼室64内に挿入されてい
る回転筒(回転キルン)122と、この回転筒122の
内部の空間および天面部60bの中央に設けられた排気
口60cを介して燃焼室64内の煙あるいは臭気等を含
む空気を吸引する吸気パイプ124とを備えている。こ
の回転筒122は、焼却炉本体60の天面部60bから
外部側に出ている部分の2個所において、環状ブラケッ
ト126に回転自在に取付けられた複数のローラ128
によって回転可能に支持されている(図4参照)。
【0026】これら環状ブラケット126が固定されて
いるベース130上に、回転筒122の駆動用のモータ
140が配置されており、このモータ140の駆動軸に
固定されたスプロケット134と回転筒122の外周に
固定されたスプロケット136との間に掛け回されたチ
ェーン138によって、モータ140の駆動力が伝達さ
れて回転筒122が回転する(図3および図5参照)。
回転筒122の最上部(図3の左端)には、燃焼物を回
転筒122内に投入する投入部142が設けられており
(図3および図6参照)、図7に示す脱水ケーキボック
ス28内に排出された脱水ケーキ等(燃焼物)がコンベ
ア32によって搬送されてこの投入部142を介して回
転筒122内に投入される。
【0027】回転筒(回転キルン)122の内面には、
スクリュー(螺旋状の羽根)122aが設けられてお
り、回転筒122内に投入された燃焼物は、回転筒12
2の回転に伴ってこのスクリュー122aにより一定量
ずつ前方に送られて燃焼室64内に送り込まれる。な
お、この回転筒122による燃焼物の供給量は、上記ス
クリュー122aのピッチおよび回転筒122の回転数
によって決定される。回転筒122の先端部122b
は、燃焼室64内の最も上方に配置されている回転円板
106の外周寄りに開口しており、回転筒122内をス
クリュー122aによって送られてきた燃焼物は、回転
する円板106の外周側に取付けられている防護壁10
8の内側に供給される。また、回転筒122の焼却炉本
体60内に挿入されている部分には、多数の小孔(図示
せず)が設けられており、燃焼物の細かいものは、回転
筒122の回転による移動中にこれらの小孔から回転円
板106上に落下する。
【0028】上記回転筒122の上端(図3の左端)に
は、接続パイプ124aを介して吸気パイプ124が接
続されている。また、この吸気パイプ124の分岐管1
24bが、上記焼却炉本体60の天面部60bに設けら
れた排気口60cに接続されている。この吸気パイプ1
24は上述のように、分離タンク42に設けられた混気
ジェットポンプ40に接続されており、この混気ジェッ
トポンプ40の発生する高真空圧によって上記燃焼室6
4内の煙等を含む空気を吸出し、上記混気ジェット水と
ともに分離タンク42内に噴射する。これらの回転筒1
22、吸気パイプ124および混気ジェットポンプ40
等によって、燃焼室64内の煙等を含む空気を吸引する
吸引手段が構成されている。なお、吸気パイプ124
の、回転筒122の上部からの通路と焼却炉本体60の
上端の排気口60cからの分岐管124bには、それぞ
れ、空気の吸引量を調整するバルブ144,148が設
けられている。
【0029】次に、上記構成に係る焼却炉30の作用に
ついて説明する。上記濾過脱水装置4によって脱水され
て脱水ケーキボックス28内に排出された一部濾過材を
含む脱水ケーキ(燃焼物)20は、コンベア32によっ
て上方へ向けて搬送され、上記燃焼物供給部120の投
入部142内に投入される。回転筒122は、複数のロ
ーラ128によって支持され、モータ140の駆動力に
よって回転しており、投入部142からこの回転筒12
2内に入った燃焼物は、回転筒122の内面に設けられ
ているスクリュー122aによって徐々に前方(図3の
右方)へ移動される。
【0030】この焼却炉30の運転中は、上記混気ジェ
ットポンプ40によって燃焼室64の内部が吸引されて
おり、燃焼室64内の煙や臭気等を含む空気は、回転筒
122の燃焼室64内に挿入された部分に形成されてい
る多数の小孔(図示せず)および先端122bの開口か
ら回転筒122内に吸込まれ吸気パイプ124を通って
上記分離タンク42へ送られる。なお、燃焼室64内の
煙等を含む空気の一部は、焼却炉本体60の天面部60
bに設けられている排気口60cからも吸引されて分離
タンク42へ送られている。回転筒122内に吸込まれ
た空気は、回転筒122内を移動してくる燃焼物と逆の
方向へ流れる。燃焼室64内の空気は高温になってお
り、この空気が燃焼物に接触しつつ逆流していく間に熱
交換され、この燃焼物は加熱されるとともに乾燥され、
一方、燃焼室64から出た空気は温度が低下する。
【0031】回転筒122内をスクリュー122aによ
って徐々に前進してきた燃焼物の大部分は、回転筒12
2の先端122bの供給口から上方の回転円板106上
に供給される。燃焼物は、スクリュー122aの回転に
よって一定量ずつ送られており、また、回転円板106
は回転しているので、この回転円板106の外周寄りに
均一にほぼ一定の厚さで投下される。回転円板106の
外周寄りに供給された燃焼物は、この円板106の回転
に伴って、上記燃焼物移動ガイド110に当って次第に
回転円板106の内周側へ移動される。そして、最も内
周側へ移動してきた部分から、回転円板106の中央の
穴106aを通って順次下方の回転円板98の内周部上
に落下する。
【0032】下方の回転円板98は、上記上方の回転円
板106とは逆に、中央部が外周側よりも高くなってお
り、この回転円板98の中央部に落下した燃焼物は徐々
に外周側へ移動する。すなわち、この回転円板98上に
も、複数枚の燃焼物移動ガイド100が所定の方向を向
けて配置されており、回転円板98上の燃焼物は、これ
らの移動ガイド100を介して少しずつ外周側へ移動さ
れる。下方の回転円板98上を移動してきた燃焼物は、
この回転円板98の外周縁から徐々に下方の炉床66上
に落下する。
【0033】炉床60の外周部に落下した燃焼物は、上
記2枚の回転円板98,106と同様に、その傾斜と燃
焼物移動ガイド90とによって炉床66上を徐々に内周
側に向かって移動される。上方の回転している円板98
から、同様に回転しているこの炉床66上に落下するの
で、燃焼物は炉床66の外周寄りの部分全体にほぼ均等
に落下し、しかも、この外周部から徐々に内周側に移動
されるので、炉床66の面上には、燃焼物が薄くほぼ均
等に敷き詰めた状態に広げられる。この状態で、両バー
ナ96によって燃焼物は加熱され焼却される。このよう
に燃焼物を薄くほぼ均等な厚さに広げ、かつ、炉床66
を回転させつつ焼却を行なうようにしたので、燃焼物全
体が万遍なく加熱され、短かい時間で完全に燃焼させる
ことができる。また、燃焼物は、上述のように、回転筒
122からこの燃焼室64内に供給される際に、この回
転筒122内を通って吸引される空気と接触することに
より予備加熱および乾燥が行なわれ、さらに、上下2枚
の回転円板106,98上でも、薄く均一に広げられて
徐々に移動されることにより、予備加熱および乾燥が行
なわれているので、極めて燃焼しやすい状態になってお
り、容易に完全燃焼させることができる。なお、炉床6
6上に、燃焼物を撹拌する撹拌装置を設けるようにして
も良い。撹拌装置を設けて焼却中の燃焼物を撹拌するこ
とにより、より確実に完全燃焼させることが可能にな
る。
【0034】上記のように炉床66上において、燃焼物
が焼却されることにより生成した灰は、徐々に炉床66
の内周側に移動して炉床66の中央部に達し、この中央
部に嵌め込まれている目皿68を通って落下する。一
方、焼却炉30の上部では、上記燃焼物供給部120の
回転筒122および焼却炉本体60の排気口60cか
ら、燃焼室64内の空気が吸引されているので、下方の
吸気口78から外部の空気が燃焼室64内に吸込まれて
いる。吸気口78から吸込まれる空気は、外側筒体74
と内側筒体72との間の空気室82、内側筒体72に形
成された貫通穴80を通って、上記灰の排出通路76内
に入り、この通路76を上昇して炉床66よりも上方の
燃焼室64内に導入される。
【0035】このようにして排出通路76内を灰が落下
するとともに、外部の空気が逆に上昇していく間に熱交
換が行なわれる。従って、外部から導入された空気によ
って炉床66の温度が低下してしまうことがなく、熱効
率の良い燃焼を行なうことができる。しかも、導入され
る空気は、下方から上方へ向けて吹上げるように導入さ
れるので、うちわであおぐ場合と同様の状態となり、燃
焼効率をより一層向上させることができる。一方、排出
通路76を落下していく灰は、外部から導入された空気
によって冷却されて排出されるので、その後、直ちに別
の処理工程に送ることができる。
【0036】図9は、第2の実施例に係る焼却炉200
を示すもので、上記第1実施例の焼却炉30が縦型であ
るのに対し、この実施例の焼却炉200は横形の構成に
なっている。この焼却炉200は、全体として円筒状を
した焼却炉本体202を有している。円筒状の焼却炉本
体202は、その両側に配置されて図示しないベース上
に支持された左右一対の固定筒部204,208と、こ
れら左右の固定筒部204,208の対向する端部間に
嵌合されて回転自在に支持された回転筒部206とから
構成されている。この回転筒部206は、外部に設けら
れたモータ210によって回転される。上記左右の固定
筒部204,208と中間に配置された回転筒部206
とによって囲まれた空間内が燃焼物を焼却する燃焼室2
09となっている。
【0037】一方の固定筒部(図9の左側の固定筒部)
204の上部には、燃焼物を供給する燃焼物供給口20
4aが設けられており、上記脱水ケーキ等の燃焼物がこ
の燃焼物供給口204aから燃焼室209内に投入され
る。また、この燃焼物供給口204aは、吸気パイプ2
05を介して上記混気ジェットポンプ40等の吸引手段
(図示せず)に接続されており、この吸気パイプ205
を介して焼却炉本体202内の空気および燃焼物の臭気
を外部に吸引することができるようになっている。な
お、上記吸引手段は、左側の固定筒部204側、すなわ
ち燃焼物供給口204a側に接続されていれば良く、必
ずしも、この燃焼物供給口204aに直接接続したもの
に限定されるものではない。
【0038】図示左方の固定筒部204の端部壁面20
4bには、外周面に螺旋状の羽根212aが取付けられ
ている回転軸212が回転自在に支持されており、この
回転軸212は、焼却炉本体202の外部に固定された
モータ214によって回転駆動される。回転軸212に
固定された螺旋状の羽根212aは、回転軸212の回
転に伴って、上記燃焼物供給口204aからこの固定筒
部204内に投入された燃焼物を図の右方側に配置され
ている回転筒部206側に向かって徐々に移動させる。
【0039】焼却炉本体202の中央に配置された回転
筒部206は、内周面に螺旋状の羽根206aが設けら
れており、上記モータ210によって回転されることに
より、左方の固定筒部204から送られてきた燃焼物を
図の右方側へ向けて徐々に移動させる。このように回転
筒部206内で螺旋状の羽根206aによって徐々に移
動されることにより、燃焼物は薄く均一な状態に広げら
れる。図9の右側に配置されている固定筒部208の端
部壁面208aの中央部には、バーナ216が回転筒部
206の内部側に向けて取付けられており、回転筒部2
06内を広げられた状態で徐々に移動されている燃焼物
はこのバーナ216によって焼却される。
【0040】図の右側に配置されている固定筒部208
の下部側には、焼却後の灰の排出通路208bが設けら
れており、上記回転筒部206の内面に形成された螺旋
状の羽根206aによって移動されつつ、バーナ216
によって焼却されることにより生成された灰は、回転筒
部206から右側の固定筒部208内に移され、この排
出通路208bを通って下方のホッパ222内に落下す
る。ホッパ222内に落下した灰は、その下方に配置さ
れているスクリューコンベア224によってこの焼却炉
200外に搬出される。なお、右側の固定筒部208の
回転筒部206側の端部内周面208cは、回転筒部2
06の回転によって移動されてきた灰が乗り移りやすい
ように傾斜面が形成されている。また、右側の固定筒部
208の端面壁面208aには、中央部に取付けられた
上記バーナ216を囲むようにして複数個(この実施例
では4個)の吸気口226が設けられており、焼却炉本
体202内の燃焼室209に外部の空気を導入すること
ができるようになっている。これら吸気口226は、上
記第1実施例の吸気口78と同様に開口面積を変化させ
ることができるようになっており、吸込まれる空気の量
を調整することができる。
【0041】この実施例に係る焼却炉200でも、燃焼
物の焼却中は、上記混気ジェットポンプ40等の吸引手
段によって、燃焼物供給口204a側に設けられた吸気
パイプ205から焼却炉本体202内の空気が吸引され
ており、焼却中に発生した煙や臭気等を含む空気は吸気
パイプ205を通って外部へ排出されて処理される。ま
た、このようにの内部が吸引されることによって、上記
排出通路208b側の吸気口226から外部の空気がこ
の焼却炉本体202内に導入される。この内部に導入さ
れる空気は、焼却炉200の最も下流側に設けられてい
る灰の排出通路208b側から吸込まれ、回転筒部20
6から右側の固定筒部208へと移動されてくる灰と熱
交換をしながら、焼却を行なっている回転筒部206の
内部へと流れて行くので、焼却部の温度を低下させてし
まうことがなく効率の良い燃焼を行なうことができる。
しかも、燃焼物に対してうちわであおぐような作用を行
なうので、極めて効率の良い燃焼を行なわせることがで
きる。
【0042】なお、図9に示す第2の実施例では、右側
の固定筒部208が、灰の排出通路208b、バーナ2
16および吸気口226等を設けるために必要な長さだ
けを有する構造になっているが、この右側の固定筒部2
08を、上記左側の固定筒部204と同様の長さを有
し、同様の回転軸と螺旋状の羽根を設けるようにすると
ともに、バーナ216を固定筒部208の回転筒部20
6側の端部にこの回転筒部206の内部を向くようにし
て配置するようにしても良い。このような構成とした場
合には、吸気口226から焼却炉本体202内に吸込ま
れる空気と排出される灰との間の熱交換の時間を長くと
ることができるので、焼却炉本体202内に吸込まれる
空気の温度をさらに高くしてより効率の良い燃焼を行な
うことができる。また、この実施例では、焼却炉本体2
02の中央に配置されている回転筒部206と、左側の
固定筒部204に回転自在に支持されている回転軸21
2とは、それぞれ独立したモータ210,214を備
え、別々に駆動されているが、回転筒部206と回転軸
212とを例えばスポーク状の連結手段等によって連結
すれば、単一のモータで両者を駆動することも可能であ
る。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、円
筒状の焼却炉本体と、この焼却炉本体の一方の端部側に
設けられた燃焼物供給口と、この燃焼物供給口側に設け
られて、焼却炉本体内の空気を外部へ吸引する吸引手段
と、焼却炉本体の他方の端部側に設けられた灰の排出通
路と、この排出通路側に設けられて、焼却炉本体内に外
部の空気を導入する吸気口と、上記燃焼物供給口側から
排出通路側に向かって燃焼物を搬送する搬送手段と、こ
の搬送手段によって搬送されている燃焼物を燃焼させる
バーナとを備え、燃焼物の焼却中に、吸引手段によって
焼却炉本体内の空気を外部へ吸引するようにしたことに
より、焼却時に発生した煙や臭いを外部に取出して別の
処理装置によって処理することができるので、焼却炉と
一体に大型の二次燃焼室を設ける必要がなく、焼却炉自
体を大型化して燃焼効率を向上させることができる。ま
た、従来のものと比べて大きいスペースを必要とせず、
しかも、低コストである。さらに、燃焼室内の空気を一
方の端部から吸引することにより、外部の空気が他方の
端部の灰の排出通路側から吸込まれるので、うちわであ
おぐのと同様の効果が生じて燃焼効率をより一層向上さ
せることができる。また、外部の空気が導入される際
に、排出される灰との間で熱交換が行なわれるので、導
入される空気によって燃焼室内の温度を下げてしまうこ
とがなく、熱効率が低下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る焼却炉の縦断面図であ
る。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】上記焼却炉の上部に設けられている燃焼物供給
部を示す部分断面図である。
【図4】上記燃焼物供給部の回転筒を回転自在に支持す
るローラを示す横断面図である。
【図5】上記回転筒を回転させるモータとの連結部を示
す横断面図である。
【図6】図3のB方向矢視図である。
【図7】上記実施例に係る焼却炉が適用された廃液処理
システムの概略を示す回路図である。
【図8】上記廃液処理システム中に設けられている濾過
脱水機の構成を簡略化して示す図である。
【図9】第2の実施例に係る焼却炉の縦断面図である。
【符号の説明】
30 焼却炉 40 吸引手段(混気ジェットポンプ) 60 焼却炉本体 66 炉床 76 灰の排出通路 78 吸気口 96 バーナ 120 吸引手段(燃焼物供給部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の焼却炉本体と、この焼却炉本体
    の一方の端部側に設けられた燃焼物供給口と、この燃焼
    物供給口側に設けられて、焼却炉本体内の空気を外部へ
    吸引する吸引手段と、焼却炉本体の他方の端部側に設け
    られた灰の排出通路と、この排出通路側に設けられて、
    焼却炉本体内に外部の空気を導入する吸気口と、上記燃
    焼物供給口側から排出通路側に向かって燃焼物を搬送す
    る搬送手段と、この搬送手段によって搬送されている燃
    焼物を燃焼させるバーナとを備え、バーナによる燃焼物
    の焼却中に、吸引手段によって焼却炉本体内の空気を外
    部へ吸引するようにしたことを特徴とする焼却炉。
JP8034447A 1996-01-29 1996-01-29 焼却炉 Pending JPH09203511A (ja)

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JP8034447A JPH09203511A (ja) 1996-01-29 1996-01-29 焼却炉

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112268283A (zh) * 2020-11-17 2021-01-26 佛山市华艺真空科技有限公司 热解焚烧装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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