JPH09202972A - 水冷式ガストラップ装置 - Google Patents

水冷式ガストラップ装置

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JPH09202972A
JPH09202972A JP2867896A JP2867896A JPH09202972A JP H09202972 A JPH09202972 A JP H09202972A JP 2867896 A JP2867896 A JP 2867896A JP 2867896 A JP2867896 A JP 2867896A JP H09202972 A JPH09202972 A JP H09202972A
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JP
Japan
Prior art keywords
water
cartridge
pipe
cooled gas
gas trapping
Prior art date
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Pending
Application number
JP2867896A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiro Yanagawa
秀宏 柳川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水冷式ガストラップ装置におけるメンテナン
スを容易にする。メンテナンスが容易で設計上の制約が
少ない構造の水冷式ガストラップ装置を提供する。 【解決手段】 排気配管の途中にガストラップ装置12
を接続する。この装置12は、装置本体13の内部にカ
ートリッジ14を着脱自在に挿入して構成する。高温排
気ガスは排気配管11Aからカートリッジ14の捕集部
材18内部に流れ込む。ガスは水冷パイプ20・ウオー
タジャケット13Cにより急冷され、捕集部材18内壁
・水冷パイプ20外面に反応生成物Aが付着する。排気
ガスは清浄化されて排出される。付着した反応生成物A
は捕集部材18・水冷パイプ20を清掃して除去する。
清掃は、カートリッジ14全体を装置本体13の直管部
13Aから抜き取って行う。水冷式ガストラップ装置の
メンテナンス作業を従来に比較して格段に容易化でき、
かつ、短時間で行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はCVD(Chem
ical Vapor Deposition)装置な
どの排気系に介装される水冷式ガストラップ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の水冷式ガストラップ装置は、図2
に示すように、装置本体である管体自体が水冷ジャケッ
ト構造に構成されている。すなわち、装置本体1は、O
リング付きセンタリング2とクランプ3とにより排気配
管4の途中に連結・接続され、その内部をCVD装置か
らの高温のガスが通流する構造となっている。装置本体
である管体1はその管壁に水冷ジャケット(冷却水の通
路)5が埋設・形成され、さらに、その管体内部のガス
通路には水冷パイプ6が配設されていた。水冷ジャケッ
ト5とこの水冷パイプ6とは連通するように接続されて
おり、入り口から導入された冷却水は、水冷パイプ6、
水冷ジャケット5を順次流れて出口から水源に戻される
構成である。
【0003】したがって、この装置では、CVD反応室
より排気配管4を通ってくるガスを冷却してその反応生
成物Aを管体1内壁面および水冷パイプ6外面に付着さ
せてトラップし、この排気配管4より下流側に配設され
たバルブ、ポンプなどを保護することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の水冷式ガストラップ装置にあっては、装置本
体の管体内壁面などに付着した反応生成物を取り除くた
めのメンテナンスでは、以下の作業を行う必要があっ
た。すなわち、まず、排気配管4との連結部からクラン
プ3、Oリング付きセンタリング2を取り外し、さら
に、装置本体1を排気配管4から取り外さなければなら
なかった。よって、その作業が非常に面倒であった。ま
た、装置本体1を取り外し易くするためには、排気配管
との接続にベローズを使用する必要があった。換言すれ
ば、そのメンテナンスのためにその装置での設計上の制
約があった。また、たとえ排気配管との接続をベローズ
により構成したとしても、重い装置本体を取り外す必要
があるため、そのメンテナンスが容易ではなかった。
【0005】この発明の目的は、水冷式ガストラップ装
置におけるメンテナンスを容易にすることである。ま
た、この発明の別の目的は、メンテナンスが容易で設計
上の制約が少ない構造の水冷式ガストラップ装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、筒状に形成されて内部をガスが通流する装置本体
と、この装置本体に着脱自在に挿入されたカートリッジ
と、を備えた水冷式ガストラップ装置であって、上記カ
ートリッジは、装置本体の内部を流れるガスを冷却する
水冷パイプと、このガスを冷却することによって生成さ
れた生成物を捕集する捕集部材と、を有する水冷式ガス
トラップ装置である。
【0007】請求項1に記載した発明では、カートリッ
ジを装置本体に挿入した状態で、装置本体の内部にガス
を流すこととなる。このとき、カートリッジの水冷パイ
プによりガスは冷却され、冷却によって生成された生成
物は捕集部材によって捕集される。そして、この捕集部
材から生成物を除去する場合、また、水冷パイプに付着
した生成物を除去する場合などには、カートリッジを装
置本体から取り外して行う。このとき、装置本体自体は
排気配管から取り外すことなく、上記メンテナンスを行
うことができる。
【0008】以下、この発明の一実施例を図面を参照し
て説明する。図1は、この発明の一実施例に係る水冷式
ガストラップ装置を示す正面断面図である。
【0009】この図において、11A、11BはCVD
装置からの排気配管であって、この排気配管11Aと排
気配管11Bとの間に水冷式ガストラップ装置12が接
続されている。すなわち、水冷式ガストラップ装置12
は、T字形状の円筒形状の管体で構成された装置本体1
3と、この装置本体13の内部に挿入されるよう装置本
体13に対して着脱自在に設けられた筒状のカートリッ
ジ14と、を有して構成されている。
【0010】装置本体13は、所定長さに形成された直
管部13Aと、この直管部13Aの中間部分から直角に
分岐した分岐部13Bと、を有している。分岐部13B
の開口は上流側の排気配管11Aの下流端開口に、直管
部13Aの一端開口は上記下流側の排気配管11Bの上
流端開口に、それぞれ接続・連結されている。そして、
これらの連結・接続部分は、いずれも、各管端に外方に
突出するフランジ15を形成し、これらにフランジ15
同士を対向させてリング状のクランプ16で結合したも
のである。そして、これらのフランジ15の間にはOリ
ング付きのセンタリング17が介装されている。このセ
ンタリング17はガスシールを行うものである。また、
装置本体13の直管部13Aはウオータジャケット構造
に形成され、冷却水がその管壁内水路13Cを循環する
ように構成されている。
【0011】カートリッジ14は、上記装置本体13の
直管部13A内に挿入される構造に形成されており、直
管部13Aよりもわずかに小径で略同じ長さの円筒状の
捕集部材18を有している。この捕集部材18は一端が
開口しており、その他端は蓋19で閉塞されている。さ
らに、この捕集部材18の中間部分には上記分岐部13
Bに対応して開口18Aが形成されている。すなわち、
この開口18Aを介して捕集部材18の内部は分岐部1
3B内部に連通している。
【0012】蓋19は外周縁が上記各フランジ15と同
様に構成されており、装置本体13の直管部13Aの他
端開口のフランジ15に対向してリング状のクランプ1
6で結合されている。また、蓋19とこのフランジ15
との間には、上記クランプ16と同様にセンタリング1
7が介装されている。さらに、この蓋19の中央部に
は、水冷パイプ20が片持ち梁形状に取り付け・支持さ
れている(例えば溶接されている)。すなわち、水冷パ
イプ20は捕集部材18の内部にその全長にわたって突
出しており、その内部の中央部分に水平に突出する一定
長さの直管部分20Aと、この直管部分20Aに巻き付
けられた形状のスパイラル部分20Bとで構成されてい
る。これらのスパイラル部分20Bおよび直管部分20
Aは相互に連通しており、それらの端部は蓋19より外
部に突出し、この突出端が冷却水供給源に連通・接続さ
れている。冷却水はスパイラル部分20Bより入って直
管部分20Aを経て供給源に循環する構成である。この
冷却水により捕集部材18内を流れるガスが冷却され、
その反応生成物Aが捕集部材18の内壁面、および、水
冷パイプ20の外周面に付着する。
【0013】以上の構成に係る水冷式ガストラップ装置
にあっては、CVD装置からの高温の排気ガスは排気配
管11Aを通ってカートリッジ14の捕集部材18内部
に流れ込む。このとき、捕集部材18内部は水冷パイプ
20およびウオータジャケット13Cによって冷却され
ているため、ガスは急冷されることとなる。よって、捕
集部材18の内壁および水冷パイプ20の外面には反応
生成物Aが付着することとなり、排気ガスは清浄化され
て排気配管11Bより下流側に送られて排出されること
となる。
【0014】このようにして付着した反応生成物Aは捕
集部材18および水冷パイプ20を清掃することで、除
去される。この清掃は、クランプ16を取り外し、カー
トリッジ14全体を装置本体13の直管部13Aから抜
き取って行う。このようにカートリッジ14を取り外し
て洗浄することができ、かつ、カートリッジ14のみの
洗浄で反応生成物Aを完全に除去することができるた
め、装置全体としてのメンテナンス作業を従来に比較し
て格段に容易化することができる。また、従来の装置本
体を取り外す場合に比べてそのメンテナンスを短時間で
行える。
【0015】
【発明の効果】この発明では、水冷式ガストラップ装置
を装置本体とカートリッジとの2つの部分で構成したた
め、メンテナンス時、重い装置本体を取り外す必要がな
くなり、メンテナンスが容易にしかも短時間で行うこと
ができる。また、排気管との接続にベローズなどを使用
する必要がなく、装置の設計上での制約を少なくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る水冷式ガストラップ
装置の全体構成を示す正面断面図である。
【図2】従来の水冷式ガストラップ装置の全体構成を示
す正面断面図である。
【符号の説明】
13 装置本体、 14 カートリッジ、 18 捕集部材、 20 水冷パイプ、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状に形成されて内部をガスが通流する
    装置本体と、 この装置本体に着脱自在に挿入されたカートリッジと、
    を備えた水冷式ガストラップ装置であって、 上記カートリッジは、装置本体の内部を流れるガスを冷
    却する水冷パイプと、このガスを冷却することによって
    生成された生成物を捕集する捕集部材と、を有する水冷
    式ガストラップ装置。
JP2867896A 1996-01-23 1996-01-23 水冷式ガストラップ装置 Pending JPH09202972A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006092550A1 (en) * 2005-03-02 2006-09-08 Edwards Limited Trap device
JP2007019525A (ja) * 2006-08-07 2007-01-25 Hitachi Kokusai Electric Inc カートリッジ
US8172946B2 (en) 2005-03-02 2012-05-08 Hitachi Kokusai Electric Inc. Semiconductor device manufacturing apparatus and manufacturing method of semiconductor device

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