JPH09202567A - ガイドレール用油回収装置 - Google Patents

ガイドレール用油回収装置

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JPH09202567A
JPH09202567A JP1212996A JP1212996A JPH09202567A JP H09202567 A JPH09202567 A JP H09202567A JP 1212996 A JP1212996 A JP 1212996A JP 1212996 A JP1212996 A JP 1212996A JP H09202567 A JPH09202567 A JP H09202567A
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JP
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oil
guide rail
dust collector
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side main
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JP1212996A
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English (en)
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Isao Sano
功 佐野
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
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Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガイドレールに沿って落下する油を漏れなく
全て回収するとともに、油ゴミやほこりが混入されない
廃油として回収することにより、清掃を不要にするとと
もに、回収処理時間を短縮したガイドレール用油回収装
置を得る。 【解決手段】 ほぼ垂直に立設されたガイドレール3の
表面に給油された油を回収するために、ガイドレールの
最下端部に固定され且つ上面が開放された油集塵器16
と、油集塵器内に収納された油吸収体と、油集塵器の底
面に設けられた排出口22と、排出口を介して落下した
廃油を溜める油槽5aとを設け、油吸収体は、濾過機能
を有し且つガイドレールの水平方向の全周面にわたって
密着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータ等の
ガイドレールに沿って流れ落ちる廃油を回収するガイド
レール用油回収装置に関し、特に作業者の労力および作
業時間を軽減させたガイドレール用油回収装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図6は一般的なガイドレールの給油装置
を示す側面図であり、たとえばエレベータ用の主カウン
タレール給油器により給油する場合を示している。図6
において、1はエレベータかご(図示せず)と一体のか
ご枠、2はかご枠1の上部に設けられたガイドシュー取
付金具、3はエレベータかごの昇降路(図示せず)に沿
って垂直に立設されたガイドレールである。
【0003】4はガイドレール3上を摺動するガイドシ
ューであり、一端がガイドシュー取付金具2を介してか
ご枠1に固定されている。11はガイドシュー4の上部
に取り付けられた給油器であり、油が収納されている。
11aは給油器11内の油に浸された灯心であり、一端
がガイドレール3の側面に接しており、給油器11内の
油を毛細管現象によってガイドレール3に給油するよう
になっている。
【0004】図7は従来のガイドレール用油回収装置を
示す斜視図であり、3は前述と同様のものである。図7
において、5はガイドレール3に沿って落下した廃油を
最終的に溜める油槽、6はガイドレール3の最下端に位
置するピット床面、7は回収された廃油の油滴、8はガ
イドレール3の最下端の下部に固定されて廃油を油槽5
に導くための油受けである。
【0005】9は油受け8を介してガイドレール3を支
持する緩衝器(バッファ)台、10はガイドレール3の
下端部側面を支持するためのレール下端固定金具、12
はガイドレール3の側面に付着した油ゴミ、13は油槽
5および油受け8内に付着したほこりである。
【0006】14はガイドレール3およびレール下端固
定金具10を一体的に固定する固定クリップであり、ガ
イドレール3の左右側端部をそれぞれボルトによりレー
ル下端固定金具10に固定している。15はガイドレー
ル3の下端部周辺のピット床面6に発生した油しみ汚れ
である。
【0007】従来のガイドレール用油回収装置は上記の
ように構成されており、たとえばエレベータの主カウン
タレール用の給油器11(図6参照)からガイドレール
3に給油された油が、ガイドレール3に沿って自然落下
し、ピット床面6上に設置された油受け8を介して油槽
5に回収される(図7参照)。
【0008】このように、ガイドレール3に給油された
油は、その大半がガイドレール3を伝わる自然落下によ
り最下端の油槽5内に溜まる機構となっている。しか
し、ガイドレール3上の油の一部は、ガイドレール全周
にしみながら自然落下するので、ガイドレール3と接す
るレール下端固定金具10および固定クリップ14等の
金具を伝わって緩衝器台9やピット床面6に流れ出し、
ピット周辺に油しみ汚れ15を発生させる原因となって
いる。
【0009】すなわち、ガイドレール3の最下端の油受
け8の周辺構造の不備や、緩衝器台9および油槽5等の
設置高さの不適等により、油受け8に油が入らず、ピッ
ト床面6上にこぼれてしまうことが多い。また、ガイド
レール3およびガイドシュー4の摩耗粉等の廃油中の不
純物は、ガイドレール3に付着したほこりと交ざり合っ
て油ゴミ12となり、図7のようにガイドレール3に付
着して残存したり、油受け8に堆積することになる。
【0010】また、油受け8は、緩衝器台9上に水平に
設置されているうえ、側壁の低い構造を有しているの
で、油ゴミ12やほこり13の付着および堆積により粘
度の高い廃油が油槽5に流れにくくなり、油受け8の側
壁から緩衝器台9側にしみて流れ出し易くなる。
【0011】さらに、油槽5に溜まる油は、油ゴミ12
を含むうえ、油槽5がピット床面6に極めて近接した環
境に設置され、且つ、油受け8が間口の広い蓋なし箱形
状を有しているので、ほこり13を多く含む極めて汚損
された廃油である
【0012】このように、油受け8や油槽5内に油ゴミ
12やほこり13が溜まるうえ、汚損された廃油がしみ
出して油しみ汚れ15となり易いことから、外観の劣化
を防止するために、ピット床面6の周辺の油しみ汚れ1
5等の清掃が必要となり、廃油処理に多大な労力を要し
ている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のガイドレール用
油回収装置は以上のように、ガイドレール3に給油した
油を完全に回収することができないので、ピット床面6
やピット内の機器が汚損されるうえ、漏れた油がピット
床面6から地中に流れ出すおそれがあるという問題点が
あった。
【0014】また、漏れた廃油には油ゴミ12やほこり
13が多く混入しており、緩衝器台9を含むピット床面
6の周辺の清掃や、油槽5および油受け8内の廃油の回
収処理に多大な労力および作業時間を要するという問題
点があった。
【0015】さらに、たとえば特開平6−144743
号公報に記載されたようなガイドレール給油における油
飛散防止装置も提案されているが、この場合も、ガイド
レール3の全周にしみながら自然落下する廃油を全て回
収することはできないうえ、油受け8内に汚損された廃
油が溜まることを防止することができないという問題点
があった。
【0016】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、ガイドレールに沿って落下する
油を漏れなく全て回収するとともに、油ゴミやほこりが
混入されない廃油として回収することにより、清掃を不
要にするとともに、回収処理時間を短縮したガイドレー
ル用油回収装置を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るガイドレール用油回収装置は、ほぼ垂直に立設された
ガイドレールの表面に給油された油を回収するためのガ
イドレール用油回収装置において、ガイドレールの最下
端部に固定され上面が開放された油集塵器と、油集塵器
内に収納された油吸収体と、油集塵器の底面に設けられ
た排出口と、排出口を介して落下した廃油を溜める油槽
とを備え、油吸収体は、濾過機能を有し、ガイドレール
の水平方向の全周面にわたって密着されたものである。
【0018】また、この発明の請求項2に係るガイドレ
ール用油回収装置は、請求項1において、油集塵器は、
前面側本体と背面側本体とに分割され、油吸収体は、前
面側本体および背面側本体の各内部に設けられたもので
ある。
【0019】また、この発明の請求項3に係るガイドレ
ール用油回収装置は、請求項2において、前面側本体お
よび背面側本体内に収納された油吸収体は、それぞれ上
下に分割され、上側の油吸収体は、下側の油吸収体から
分離して交換可能に構成されたものである。
【0020】また、この発明の請求項4に係るガイドレ
ール用油回収装置は、請求項3において、前面側本体お
よび背面側本体は、それぞれ上下に分割され、上側の油
吸収体は、上側の前面側本体および背面側本体内に収納
され、下側の油吸収体は、下側の前面側本体および背面
側本体内に収納され、上側の油吸収体は、上側の前面側
本体および背面側本体と一体に、下側の油吸収体から分
離して交換可能に構成されたものである。
【0021】また、この発明の請求項5に係るガイドレ
ール用油回収装置は、請求項1において、油集塵器は、
底面に傾斜面を有し、排出口は、傾斜面の最下部に設け
られるとともに、傾斜面の最下部から突出されたビニー
ルホース製のトイを有するものである。
【0022】また、この発明の請求項6に係るガイドレ
ール用油回収装置は、請求項1において、ガイドレール
と油集塵器の下面との境界面に耐油性を有するシリコン
系のコーキング材を介在させ、ガイドレールと油集塵器
との間の隙間を封止したものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図につ
いて説明する。図1はこの発明の実施の形態1を示す側
面図であり、5aおよび14aは、それぞれ、前述(図
7内)の油槽5および固定クリップ14に対応してお
り、3、6、7および9は前述と同様のものである。
【0024】16はガイドレール3の最下端部に設けら
れた油集塵器、17は油集塵器16の底面に形成された
傾斜面であり、油吸収体(後述する)を収納しており、
この発明の主要部を構成している。油集塵器16は、外
周フレームがたとえばプラスチック等の樹脂により構成
されており、ガイドレール3を境として、前面側本体1
8と背面側本体19とに分割されている。
【0025】20は油集塵器16をガイドレール3に取
り付ける油集塵器取付板であり、一端が油集塵器16に
固定され、他端が固定クリップ14を介してガイドレー
ル3に固定されている。21は油集塵器16(前面側本
体18および背面側本体19)と油集塵器取付板20と
を一体的に固定する組立ボルトである。
【0026】22は油集塵器16の底面の傾斜面17の
最下部に設けられた排出口、24は傾斜面17の最下部
から突出するように排出口22に設けられたビニールホ
ース製のトイである。トイ24の先端部は、比較的深い
缶形状の油槽5a内に挿入されており、トイ24の先端
部から落下する廃油の油滴7は、油滴5a内に溜められ
るようになっている。
【0027】図2は図1内の油集塵器16を上面から見
た平面図であり、油集塵器16の上面側は、廃油を回収
するために開放されている。図2において、28および
29は油集塵器16内に収納された油吸収体であり、濾
過機能を有する綿密なフェルト等により構成されてお
り、ガイドレール3の外周形状に倣った形状を有し、ガ
イドレール3の水平方向の全周面にわたって密着されて
いる。
【0028】油吸収体28および29のうち、28は前
面側本体18内に収納された前面側油吸収体であり、ガ
イドレール3の前面側に密着されている。また、29は
背面側本体19内に収納された背面側油吸収体であり、
ガイドレール3の背面側に密着されている。
【0029】図3は図1内の油集塵器16を下面から見
た平面図であり、23は排出口22の穴である。25は
耐油性を有するシリコン系のコーキング材であり、油集
塵器16(前面側本体18および背面側本体19)とガ
イドレール3との境界面、ならびに、前面側本体18と
背面側本体19との間の背面幅の切り込み隙間(合わせ
目)を封止し、油集塵器16内に回収された廃油の漏れ
を防止している。
【0030】図4は図2内のA−A線による側断面図で
あり、28aは前面側本体18内の上側に位置する油吸
収体、28bは前面側本体18内の下側に位置する油吸
収体、29aは背面側本体19内の上側に位置する油吸
収体、29bは背面側本体19内の下側に位置する油吸
収体である。
【0031】すなわち、前面側本体18および背面側本
体19内の各油吸収体28および29は、それぞれ上下
に分割されており、上側の油吸収体28aおよび29a
は、下側の油吸収体28bおよび29bから分離してお
り、目詰まり時に個別に交換できるように構成されてい
る。
【0032】26は油集塵器16内の各油吸収体28a
および29aの上面に形成された上部空間であり、各油
吸収体28aおよび29aの上面は、前面側本体18お
よび背面側本体19の各上端よりも上部空間26だけ低
く設定されている。油集塵器16は、エレベータかご
(図示せず)が最下降状態でもガイドシュー4等の周辺
機器が衝突しないように、且つ自然落下により廃油を回
収できるように、ガイドレール3の最下端部範囲内の上
方に取り付けられている。
【0033】次に、図1〜図4に示したこの発明の実施
の形態1の動作について説明する。なお、ガイドレール
3に対する給油動作については、前述(図6参照)と同
様である。まず、給油後のガイドレール3に沿ってしみ
ながら落下してくる油は、油集塵器16内の上側の各油
吸収体28aおよび29aにより全て受け止められる。
【0034】こうして受け止められた油は、不純物を含
んでいるが、油吸収体28aおよび29a内を自然落下
しながら通過して、濾過されることにより清浄化され
る。また、上側の油吸収体28aおよび29aで濾過さ
れた油は、下側の油吸収体28bおよび29b内を通過
してさらに清浄化される。
【0035】このとき、油中に含まれていた油ゴミ12
(図7参照)等の不純物は、油吸収体28および29を
通過できずに、大半が油集塵器16内の上部空間26に
堆積し、他の一部が上側の油吸収体28aおよび29a
内に止められて蓄積される。したがって、廃油内の不純
物が下側の油吸収体28bおよび29bを通過すること
はない。
【0036】こうして、濾過されて油集塵器16の下部
に溜まった油は、底面の傾斜面17に沿って落下しなが
ら、前面側本体18の最下部に流れる。最後に、油集塵
器16の最下部に溜まった油は、排出口22からトイ2
4を介して、油滴7となって油槽5a内に落下する。
【0037】このように、ガイドレール3の最下端部の
側面外周に、2分割された油受け部材すなわち油集塵器
16を前後からはめ込んで取り付けることにより、ガイ
ドレール3に沿って自然落下してくる全ての油を受け止
め、油吸収体28および29を介して濾過した後、油槽
5aに回収することができる。
【0038】このとき、油集塵器16が前後に2分割さ
れているので、取り付け作業を容易に行うことができ
る。また、ビニールホースからなるトイ24を介して油
槽5aに廃油を導入することにより、油集塵器16をガ
イドレール3の任意の高さに設置することができ、油集
塵器16の位置精度を緩やかに設定することができる。
【0039】また、油集塵器16をガイドレール3に取
り付けた後に、周辺接合面の隙間にコーキング材25
(図3参照)を介在させて油漏れ防止処理を施している
ので、油集塵器16は完全な封止構造となっており、回
収された廃油が漏れてピット床面6に流れ出すおそれは
ない。
【0040】また、油集塵器16を通過して油ゴミ12
やほこり13等の不純物が除去された油は、トイ24を
介して油槽5aに導入されるので、不純物が混入される
ことはない。また、油槽5aの上部の開口を小さく設計
し、トイ24の先端部との隙間を小さくすれば、不純物
の混入をさらに確実に防止することができる。
【0041】さらに、廃油に含まれていた不純物は、専
ら油集塵器16内の上部空間26に堆積したり、上側の
油吸収体28aおよび29a内に蓄積されるので、目詰
まりにより濾過機能が低下した場合に、上側の油吸収体
28aおよび29aのみを容易に交換することができ
る。これにより、不純物排除および濾過機能を直ちに回
復させることができる。
【0042】この結果、ガイドレール3に給油された油
の漏れを確実に防止し、ピット床面6の汚損を防止する
ことができ、したがって、ピット床面6の清掃を不要に
することができる。また、不純物を含まない廃油を油槽
5a内に容易に回収することができるので、回収作業の
労力および時間を節減することができる。
【0043】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、油集塵器16内の油吸収体28および29のみを上
下に分割したが、油集塵器16を構成する前面側本体1
8および背面側本体19も、それぞれ上下に分割しても
よい。
【0044】図5は油吸収体に合わせて油集塵器16も
上下に分割したこの発明の実施の形態2を示す斜視図で
ある。図5において、16Aは油集塵器16に対応して
おり、3、7、14a、17、20〜22、24、28
aおよび29aは前述と同様のものである。
【0045】この場合、油集塵器16Aは、上下に分割
された前面側本体18aおよび18bと、同様に上下に
分割された背面側本体19aおよび19bとにより構成
されている。
【0046】18aは上側の前面側本体、19aは上側
の背面側本体であり、それぞれ、上側の油吸収体28お
よび29を収納している。また、18bは下側の前面側
本体、19bは下側の背面側本体であり、それぞれ、下
側の油吸収体28bおよび29b(図4参照)を収納し
ている。
【0047】油集塵器16Aの上側の各本体18aおよ
び19aは、下側の各本体18bおよび19bから分離
して一体的に取替可能に構成されている。また、上側の
各本体18aおよび19aの外周は、下側の各本体18
bおよび19bの外周よりも小さく設計されており、下
端部が下側の各本体18bおよび19b内にちょうど嵌
合するようになっている。
【0048】図5のように、上下に分割された油集塵器
16Aを用いることにより、上側の油吸収体28aおよ
び29a上に油ゴミ12が多量に堆積した場合に、上側
の前面側本体18aおよび背面側本体19aと一体に、
上側の油吸収体28aおよび29aのみを容易に取り替
えることができる。また、このとき、油ゴミ12に触れ
ることがないので、作業員の手を汚すこともない。
【0049】実施の形態3.また、上記実施の形態1で
は、油吸収体28および29を上下に分割したが、経済
性を無視すれば、一体構成として全体を取り替えてもよ
い。また、エレベータ用のガイドレール3を給油対象と
して説明したが、立設されたガイドレールであれば、他
のガイドレールにも適用可能なことは言うまでもない。
【0050】また、油集塵器16の排出口22に融通性
の高いビニールホース製のトイ24を連結したが、他の
材料からなるトイを用いてもよい。さらに、トイ24を
用いずに、排出口22に油槽5aを配置して、直接回収
するように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の全体構成を概略的
に示す側面図である。
【図2】 図1内の油集塵器を上面から見た状態を示す
平面図である。
【図3】 図1内の油集塵器を下面から見た状態を示す
平面図である。
【図4】 図2内のA−A線による側断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2の全体構成を概略的
に示す斜視図である。
【図6】 一般的なガイドレールへの給油状態を示す側
面図である。
【図7】 従来のガイドレール用油回収装置を示す斜視
図である。
【符号の説明】
3 ガイドレール、5a 油槽、6 ピット床面、7
油滴、12 油ゴミ、13 ほこり、15 油しみ汚
れ、16、16A 油集塵器、17 傾斜面、18 前
面側本体、18a 上側の前面側本体、18b 下側の
前面側本体、19 背面側本体、19a 上側の背面側
本体、19b 下側の背面側本体、22 排出口、24
トイ、25 コーキング材、28、29 油吸収体、
28a、29a 上側の油吸収体、28b、29b 下
側の油吸収体。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ垂直に立設されたガイドレールの表
    面に給油された油を回収するためのガイドレール用油回
    収装置において、 前記ガイドレールの最下端部に固定され上面が開放され
    た油集塵器と、 前記油集塵器内に収納された油吸収体と、 前記油集塵器の底面に設けられた排出口と、 前記排出口を介して落下した廃油を溜める油槽とを備
    え、 前記油吸収体は、濾過機能を有し、前記ガイドレールの
    水平方向の全周面にわたって密着されたことを特徴とす
    るガイドレール用油回収装置。
  2. 【請求項2】 前記油集塵器は、前面側本体と背面側本
    体とに分割され、 前記油吸収体は、前記前面側本体および前記背面側本体
    の各内部に設けられたことを特徴とする請求項1に記載
    のガイドレール用油回収装置。
  3. 【請求項3】 前記前面側本体および前記背面側本体内
    に収納された油吸収体は、それぞれ上下に分割され、 上側の油吸収体は、下側の油吸収体から分離して交換可
    能に構成されたことを特徴とする請求項2に記載のガイ
    ドレール用油回収装置。
  4. 【請求項4】 前記前面側本体および前記背面側本体
    は、それぞれ上下に分割され、 前記上側の油吸収体は、上側の前面側本体および背面側
    本体内に収納され、 前記下側の油吸収体は、下側の前面側本体および背面側
    本体内に収納され、 前記上側の油吸収体は、前記上側の前面側本体および背
    面側本体と一体に、前記下側の油吸収体から分離して交
    換可能に構成されたことを特徴とする請求項3に記載の
    ガイドレール用油回収装置。
  5. 【請求項5】 前記油集塵器は、底面に傾斜面を有し、 前記排出口は、前記傾斜面の最下部に設けられるととも
    に、前記傾斜面の最下部から突出されたビニールホース
    製のトイを有することを特徴とする請求項1に記載のガ
    イドレール用油回収装置。
  6. 【請求項6】 前記ガイドレールと前記油集塵器の下面
    との境界面に耐油性を有するシリコン系のコーキング材
    を介在させ、前記ガイドレールと前記油集塵器との間の
    隙間を封止したことを特徴とする請求項1に記載のガイ
    ドレール用油回収装置。
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