JPH09201987A - ドットラインプリンタ - Google Patents

ドットラインプリンタ

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JPH09201987A
JPH09201987A JP1166496A JP1166496A JPH09201987A JP H09201987 A JPH09201987 A JP H09201987A JP 1166496 A JP1166496 A JP 1166496A JP 1166496 A JP1166496 A JP 1166496A JP H09201987 A JPH09201987 A JP H09201987A
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JP
Japan
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printing
print
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hammers
hammer
Prior art date
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Pending
Application number
JP1166496A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Omae
浩司 大前
Masatoshi Okazaki
正寿 岡崎
Yoshikane Matsumoto
吉兼 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP1166496A priority Critical patent/JPH09201987A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基本となるハンマ機構部をもとに、印字ハン
マの配列を変え、新規なハンマ機構部を開発し、安価で
信頼性の高いドットラインプリンタを提供することであ
る。 【解決手段】 新規なハンマ配列の両端に、印字には直
接関与しないダミーとなる印字ハンマを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字ハンマ群を有
するハンマ機構部を桁方向に沿って往復運動させ、その
過程で印字ハンマを駆動してドット印字を行うドットラ
インプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】主要印字機構部の平面図、断面図及び正
面図を示した図5、図6及び図7を用いて、従来の印字
方法について説明する。
【0003】ドット印字を行う印字ハンマ18をほぼ等
間隔で搭載したハンマ機構部10はシャトル機構部20
に連結されており、図5の矢印方向に往復運動を行う。
【0004】ハンマ機構部10の前面を走行するテープ
状のインクリボン31は、リボンカセット30の一端か
ら出てリボンガイド34及びリボンセンサ33を介して
一対のリボンローラ32に巻取られてリボンカセット3
0に収納される。
【0005】印字ハンマ18の印字力を支持するプラテ
ン40は、印字用紙50及びインクリボン31を介して
ハンマ機構部10に対向する様に所定ギャップ離して配
設してある。
【0006】ここで用いているハンマ機構部10は、図
6に示す様に一般的にスプリングチャージ方式と呼ぶも
のである。
【0007】印字ハンマ18は、板バネ11と、板バネ
11の一端に(自由端側)設けられた印字ピン12とに
より構成されている。また、複数個の印字ハンマ18は
夫々の板バネ11の根元で接合され、一体化されたモジ
ュール構造60となっている。前記板バネ11他端(固
定端側)、すなわち根元側は、コムヨーク17、マグネ
ット15及びヨーク16によって形成される磁気回路上
で、ネジ14を介してヨーク16に取り付けられてい
る。
【0008】上記構成において、非印字時、印字ハンマ
18の自由端側はコムヨーク17に磁気吸引されてたわ
んでいる。印字時は、コムヨーク17に配設されたハン
マコイル13に図示しない駆動回路よりパルス電流(釈
放電流)を流すことによって、印字ハンマ18を磁気吸
引力から釈放して、ドット印字を行う。
【0009】ハンマ機構部10における印字ハンマ18
の板バネ11及び印字ピン12の配列は図7に示す通り
である。
【0010】図7の上下方向が紙送りの方向となる。こ
の例における印字ピン12は、縦方向(紙送り方向)に
12列で桁方向(往復動方向)にほぼ一定の間隔Pで、
図に示すように配列してある。この例における間隔Pは
約0.1インチのものである。印字ピン12の合計数は
144ピンである。
【0011】高速機用に開発した高密度実装のハンマ機
構部10が上述したピン配列のものである。このハンマ
機構部10は印字ピン12の配列が12列なので、その
往復移動の1移動で12ドット行の同時印字を行う。各
印字ピン12は同一列で隣の印字ピン12までの範囲の
印字を受け持つ。間隔にして12×Pに相当する印字範
囲である。
【0012】シャトル機構部20によるハンマ機構部1
0の往復移動のストロークは、この12×Pと紙送り区
間である往復移動の反転部での移動距離を加えたものに
等しい。
【0013】一般的な縦方向24ドットの漢字文字を印
字する場合は、このハンマ機構部10の1往復(2移
動)で終了する。印字ピン12の配列数は、この様な印
字において無駄が生じないように、通常使用する文字の
縦方向ドット数の約数のものとしている。縦方向24ド
ットの漢字文字の場合は、1、2、3、4、6、8、1
2、24の中から選択される。
【0014】ドットラインプリンタの印字速度と複写能
力は、主に印字ハンマのドット印字速度と印字力及び、
印字ハンマの搭載数並びにその縦方向の配列数に依存す
る。配列数とは、往復移動の1移動過程で同時に印字で
きるドット行数を意味し、この数が増すほど1行を印字
するときの紙送り回数が少なくなる関係からドットライ
ンプリンタの高速化に寄与する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ドットラインプリンタ
の性能は上記で述べたように、主に印字速度と複写能力
によって表現される。
【0016】新規のドットラインプリンタを開発する場
合、これまでは、目標とする性能を満足させるために印
字ハンマの搭載数ならびにその縦方向の配列数を検討
し、新たに構成部品を開発し、組合せて、ハンマ機構部
を開発してきた。そのため、その都度莫大な開発費、時
間と工数、金型費、生産設備費等々が必要となってい
た。
【0017】そこで、図7に示すように桁方向に任意な
間隔でかつ複数列(N1)列に連続して配設されたモジ
ュール構造60の印字ハンマ18を搭載した既に開発さ
れたハンマ機構部を基本のハンマ機構部とし、これを利
用して別機種のハンマ機構部を作成する試みがなされて
いる。
【0018】すなわち、他の構成部品は基本となるハン
マ機構部の部品を流用して、新規なハンマ機構部の開発
が進められている。
【0019】例えば、図4に示すように複数列(N1=
12)でモジュール構成されている両端の印字ハンマ1
8を夫々3列づつ(1列〜3列と10列〜12列:N2
=3+3)間引きして、(N1)列であった配列数を複
数列の真中のみの(N1−N2=6)列の配列数を構成
するハンマ機構部10を新たに構成するのである。
【0020】しかしながら、(N1−N2)列の印字ハ
ンマ18のうち両端に配列する印字ハンマについては端
側の隣接配置する印字ハンマ18を間引いたため、中央
部の印字ハンマ18に比べ印字特性の差が大きく、印字
品質の低下が生じた。(N1−N2=8,4,2につい
ても同様の結果となった。) 本発明は上記した従来技術の欠点をなくし、ハンマの動
作特性の安定した印字ハンマを提供すると共に、従来の
ハンマ機構部と可能な限り構成部品を共通にすることに
より、安価でかつ短期間での開発を実現しうる印字ハン
マとすることを課題とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題は、板バネを桁
方向にほぼ等間隔でかつ複数列(N1)列に配設したモ
ジュール構造の印字ハンマを搭載したハンマ機構部を基
本構成とし、この印字ハンマの基本構成から(N2)列
分の印字ハンマを間引いて配列数(N1−N2)列とし
た時に、該(N1−N2)列の印字ハンマの両端に、印
字には直接関与しないダミーの印字ハンマを少なくとも
1列以上設けることにより達成される。
【0022】また、前記ダミーの印字ハンマに装着され
た印字ピンを予め削除することにより達成される。
【0023】更に、1モジュール中の前記複数列(N
1)の印字ハンマのうち、(N1−N2)列の印字ハン
マを印字用とし、残りの(N2)列の印字ハンマ全てを
印字には直接関与しないダミーの印字ハンマとすること
により達成される。
【0024】更に、1モジュール中の印字ハンマのう
ち、間引いた印字ハンマ全てをダミーの印字ハンマとす
ることにより印字ハンマの板バネの共通化が可能にな
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して詳述する。
【0026】図1は本発明になる一実施例を示すハンマ
機構部の正面図である。
【0027】図7に示したように、印字ハンマ18は桁
方向に所定間隔PでかつN1=12列に配設されたモジ
ュール構造60となっており、これを多数個搭載したも
のを基本となるハンマ機構部としている。
【0028】図1において、桁方向に所定間隔Pでかつ
N1−N2=8列となるように12列の両端の印字ハン
マ18(1列〜2列と11列〜12列)を間引いてい
る。この時、8列の両端の印字ハンマ18(3列と10
列)を直接印字しないダミーの印字ハンマとして構成し
ている。この例における桁方向の間隔Pは図7と同様で
あり、ハンマ機構部の印字ピン12の合計数は96ピン
である。
【0029】上記のように各印字ハンマの両端となる印
字ハンマの更に外側列に、直接印字には関与しないダミ
ーの印字ハンマを少なくとも1列以上設けることによ
り、両端印字ハンマの動作特性が中央部の印字ハンマと
均一になる。
【0030】図2は本発明になる他の例を示すハンマ機
構部の正面図である。
【0031】これは直接印字に関与しないダミーの印字
ハンマ(3列と10列)の印字ピンを削除したものでそ
の他の構成については図1と全く同様である。
【0032】上記のようにダミーの印字ハンマの印字ピ
ンを削除することにより、部品を削除することが可能に
なる。
【0033】更に、図3に示すように、1モジュール中
に印字ハンマのうち間引いた印字ハンマ全てをダミーハ
ンマとすることにより、印字ハンマの板バネの共通化が
可能となる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、桁
方向にほぼ等間隔でかつ複数列(N1)列に配設した高
速機用の高密度で実装されたハンマ機構部を基に、この
印字ハンマの基本配列から(N2)列分の印字ハンマを
間引いて配列数(N1−N2)列とした時に、該(N1
−N2)列の印字ハンマの両端に直接印字に関与しない
ダミーの印字ハンマを最低1列以上設けることにより、
両端印字ハンマの動作特性が中央部の印字ハンマと均一
になり安定した印字力が得られる。
【0035】また、前記(N1−N2)列の印字ハンマ
の両端に最低1列以上設けた直接印字には関与しないダ
ミーの印字ハンマの印字ピンを削除することにより、部
品を削減することが可能となり部品費及び加工費等が削
減できる。しかも、印字ピンを削除しても前記同様の安
定した印字力を得られる。
【0036】更に、前記複数列(N1)の印字ハンマを
(N1−N2)列となる様に両端の印字ハンマを直接印
字に関与しないダミーの印字ハンマとすることにより印
字ハンマの板バネの共通化が可能となりこれに費やす開
発費、設備費、部品費等の削減及び開発期間の短縮を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例の印字ハンマ配列を示す正面図。
【図2】本発明の他の例の印字ハンマ配列を示す正面
図。
【図3】本発明の他の例の印字ハンマ配列を示す正面
図。
【図4】本発明を用いず印字ピンを間引いただけの印字
ハンマを示す正面図。
【図5】基本形となる印字機構部の平面図
【図6】基本形となる印字機構部の断面図
【図7】基本形となる印字ハンマを示す正面図。
【符号の説明】
10はハンマ機構部、11は板バネ、12は印字ピン、
13はハンマコイル、14はネジ、15はマグネット、
16はヨーク、17はコムヨーク、20はシャトル機構
部、30はリボンカセット、31はインクリボン、32
はリボンローラ、33はリボンセンサ、34はリボンガ
イド、40はプラテン、50は印字用紙を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板バネの先端に印字ピンを設けた印字ハン
    マを、桁方向にほぼ等間隔でかつ複数列(N1)列に配
    設したドット印字手段Aの印字ハンマの配列形態を基本
    配列とし、複数列(N1)から(N2)列分の印字ハン
    マを間引いて配列数(N1−N2)列とした時に、該
    (N1−N2)列の印字ハンマの両端に最低1列以上、
    直接印字に関与しないダミーの印字ハンマを設けて新た
    なドット印字手段Bを構成したことを特徴とするドット
    ラインプリンタ。
  2. 【請求項2】前記ドット印字手段Bにおいて、配列数
    (N1−N2)の印字ハンマの両端に最低1列以上設け
    た直接印字に関与しないダミーの印字ハンマは、印字ピ
    ンを削除し板バネのみの構成であることを特徴とする請
    求項1記載のドットラインプリンタ。
  3. 【請求項3】前記ドット印字手段Bにおいて、複数列
    (N1)に配設したドット印字手段Aの印字ハンマを
    (N1−N2)列となるように、両端の印字ハンマを直
    接印字に関与しないダミーの印字ハンマとして新たにド
    ット印字手段Bとしたことを特徴とする請求項1記載の
    ドットラインプリンタ。
JP1166496A 1996-01-26 1996-01-26 ドットラインプリンタ Pending JPH09201987A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040204

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