JP3098496B2 - 印字ヘッド - Google Patents

印字ヘッド

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JP3098496B2 JP25617998A JP25617998A JP3098496B2 JP 3098496 B2 JP3098496 B2 JP 3098496B2 JP 25617998 A JP25617998 A JP 25617998A JP 25617998 A JP25617998 A JP 25617998A JP 3098496 B2 JP3098496 B2 JP 3098496B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタのシリアル
印字ヘッド、特にキャリッジとヘッドが一体化されたシ
リアル印字ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ワードプロセッサやパーソナルコ
ンピュータ機器が業務用あるいは個人用として広く利用
されているが、これらの機器における出力装置の一翼を
担うプリンタは、益々その存在が必要不可欠になりつつ
ある。
【0003】そして、このプリンタは、その印字が明瞭
なことは勿論として、小型で軽量、加えてその生産工程
で組立容易なものが要望されている。
【0004】ところで、プリンタの印字方式には、種々
の方式が周知であり、その用途等に応じて選択されてい
るが、その中で多用されているものにドットマトリクス
型のシリアル印字プリンタがある。
【0005】このシリアル印字プリンタは、紙面に沿っ
て左右に(シリアル印字方向に)往復駆動されるキャリ
ッジに担持された印字ヘッドにて印字が行われる。
【0006】印字ヘッドの紙面対向側ノーズには、シリ
アル印字方向と直交方向に複数整列配置されたニードル
(印字ワイヤ)が設けられ、これらのニードルはガイド
穴を有するニードルガイドで支持されている。そして、
印字を行うニードルは、印字時に前方へ突き出され、所
定のインクリボン等を介し紙面にドット印字が行われ
る。
【0007】尚、ニードルは複数(例えば7本)整列さ
れているので、ヘッドを担持しているキャリッジを駆動
しながら所定のニードルを突き出すことにより紙面上に
文字が形成される。
【0008】そして、そのニードル突き出し作用は、ヘ
ッド内部に設けられたニードル駆動手段で制御され、こ
のニードル駆動手段の大きさ並びにその配設構造が、印
字ヘッドの大きさ並びに形状を決定付けている。
【0009】印字ヘッド内部には、ニードルの尾端と当
接してニードルを打出すアーマチュアと、このアーマチ
ュアに電磁力を用いてニードル突き出し力を与えるソレ
ノイド部とがそれぞれ各ニードル毎に設けられている。
【0010】そして、この従来の各ニードル駆動手段
は、ニードルの周囲に放射状に円形配置されているた
め、印字ヘッド全体としてさらに小型化するための限界
になっている。
【0011】従って、上記従来の印字ヘッドを備えたシ
リアル印字プリンタにおいては、その印字ヘッド形状に
規制されて薄型化が図れないという問題を有していた。
【0012】更に、従来の印字ヘッドは、キャリッジに
印字ヘッドが担持されているので、そのキャリッジもプ
リンタ薄型化を困難とする要因となっていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のような印字ヘッ
ドには薄型化・小型化の要請に加えて、印字品質の向上
の要請がある。
【0014】本発明の目的は、印字品質を向上できる印
字ヘッドを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、ヘッド移動方向に所定の間隔をも
って、第1及び第2のニードル列をそれぞれ整列させる
第1及び第2のガイドを備えたノーズと、前記各ニード
ル毎に電磁石用コアを備えたソレノイドベースと、前記
各ニードル毎に設けられ、前記コアへの吸着時に前記ニ
ードルの尾端を突き出す複数のアーマチュアと、前記ソ
レノイドベースとの間に前記アーマチュアを挟んで保持
するアーマチュアベースと、を有する印字ヘッドであっ
て、前記ノーズが単一の部材で構成され、前記第1及び
第2のニードル列は、前記ヘッド移動方向に分割された
第1の印字領域と第2の印字領域のそれぞれを印字する
ことを特徴とする。
【0016】望ましくは、前記ソレノイドベースが磁性
体からなる単一の部材で構成されつつ、前記第1及び第
2のニードル列ごとに設けられる。
【0017】望ましくは、前記アーマチュアベースが単
一の部材で構成される。
【0018】
【0019】
【0020】望ましくは、前記各ニードル列のニードル
数が同一で、かつ、各ニードルの高さ位置が同一であ
る。
【0021】望ましくは、当該印字ヘッドは、前記ノー
ズの上に、前記ソレノイドベース、前記複数のアーマチ
ュア、前記アーマチュアベースの各部材を順次積層して
なる積層構造を有する。
【0022】望ましくは、前記各ニードル毎に設けられ
た電磁石用コアが、前記各ニードル列毎に半円以下の円
弧状に配設される。
【0023】(2)ちなみに、好適な実施形態では、ガ
イドレールに沿ってシリアル印字方向に往復駆動される
キャリッジ一体型印字ヘッドにおいて、前記印字ヘッド
には、前記シリアル印字方向に所定間隔をもって一対の
印字ユニットが組み込まれ、前記各印字ユニットは、先
端部が前記シリアル印字方向と直交方向に整列してガイ
ドされた複数の印字ニードルと、前記各ニードルごとに
設けられ、ニードル尾端を印字作動時に突き出す電磁手
段とを含み、前記ニードル群はその上端が印字ヘッドの
上縁近傍に沿って配設され、前記各電磁手段は上弦半月
状に配設される。
【0024】上記構成によれば、印字ヘッドは別体に設
けられたキャリッジを必要とすることなく、それ自体が
ガイド軸に沿ってシリアル印字方向へ移動する。そし
て、この移動とともに電磁手段がニードルを突き出すこ
とにより印字が行われるのであるが、ヘッドには2つの
印字ユニットが設けられているので、印字方向に所定間
隔おいた2箇所で印字が行われる。
【0025】従って、シリアル印字方向の印字は2つの
印字ユニットによって行われ、この結果、各印字ユニッ
トは従来に比して十分に小型化されるという利点があ
る。
【0026】勿論、このような2分割による小型化によ
っても、本発明によれば、各印字ユニットは、キャリッ
ジ一体型印字ヘッド内に組み込まれているので、各ユニ
ット毎のドットマトリクス間には何らのずれも生ずるこ
とがない。
【0027】この構成によれば、プリンタの薄型化のた
め、印字走査方向に所定間隔をもって一対の印字ユニッ
トとして構成した印字ヘッドにおいて、各印字ユニット
のニードル列はその上端が印字ヘッドの上縁近傍に配置
され、更に、これらのニードルを駆動するための電磁手
段は上弦半月状に配置されているので、最上方に配置さ
れているニードルより上には印字ヘッドの突出部はほと
んどなくなり、印字ヘッドあるいはプリンタ自体の厚み
を著しく薄型化できると共に、印字中であっても印字結
果が見やすいという利点がある。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0029】図1,図2,図3には本発明に係る印字ヘ
ッドの好適な実施形態が示されており、この実施形態で
は、印字ヘッドをキャリッジ一体型ヘッドとして構成
し、その小型化を図ると共に、更に組み立てを容易にし
て自動化が可能な構造を有している。
【0030】図1から明らかなように、印字ヘッドは、
それ自体図示していないガイドレール、実施形態におい
ては2本のガイドレールに担持されており、そのガイド
軸方向に往復移動可能である。
【0031】図において、印字ヘッドはアーマチュアベ
ース30、このアーマチュアベース30に装着されるノ
ーズ32及びノーズ32に固定されるソレノイドベース
34を含み、それらは図示されるようにそれぞれ単一の
部材で構成されている。本実施形態において、印字ヘッ
ドはシリアル印字方向に2分割された一対の印字ユニッ
トを有しているので、後述するように前記ソレノイドベ
ース34は前記印字ユニットに対応してノーズ32の両
端に各1個設けられている。
【0032】図において、アーマチュアベース30に設
けられたガイド穴30aそしてノーズ32に設けられた
ガイド穴32aの両者によって、図示していないガイド
レールに沿った印字ヘッドの往復移動が確保される。前
記アーマチュアベース30のガイド穴30aはベース3
0に嵌め込まれたブッシュ36によって極めて安定した
摩擦摺動作用が得られている。
【0033】本実施形態において、組み立てを容易に
し、更に自動組み立てを可能とするため、各構成要素の
組み立てに対してはできる限り積層嵌め込み方式が用い
られ、第1図において、ノーズ32の後縁両端に設けら
れた爪部32b,32cがアーマチュアベース30に設
けられている係止溝30b(30c)と係合し、アーマ
チュアベース30とノーズ32の上縁側の係合が確保さ
れる。勿論、前記爪部32b,32cに適当な可撓性を
与えるため、ノーズ32自体をプラスチックで形成する
ことが好適である。
【0034】以上のようにして、上縁部が掛止されたア
ーマチュアベース30とノーズ32はノーズ32にソレ
ノイドベース34を固定した状態で、その下側が図に前
縁のみが示されている、かすがい状のファスナ38,3
9にてしっかりと固定される。尚、各ファスナ38,3
9はアーマチュアベース側屈曲部が一体化されたそれぞ
れ2本のかすがい金具38−1,38−2,39−1,
39−2からなり、図においてはそのノーズ側屈曲部が
示されている。すなわち、かすがい状の各ファスナ38
の両端屈曲部をそれぞれアーマチュアベース30及びノ
ーズ32に設けられた掛止溝に係合させて、ファスナ3
8,39の弾性を利用して両者を一体に固定することが
できる。
【0035】従って、このようなキャリッジ一体型ヘッ
ドによれば、ヘッドとキャリッジとのがたつき等を生じ
させることなく、また小型でかつ組み立ての容易な印字
ヘッドを提供可能である。
【0036】図2には図1のアーマチュアベースを取り
外した状態の背面から見た印字ヘッドの一方端の構造を
示す。
【0037】本実施形態によれば、印字ヘッドは、印字
ユニットが所定距離隔てて一対設けられており、第2図
はその一方の印字ユニットを示すが、他方の印字ユニッ
トも同様の構造を有し、詳細な説明を省略する。図2に
おいて、本実施形態では組み立てを容易化するために、
ノーズに対して順次構成要素を積層しながら組み立てる
構造を有しており、このために図3に図2のII−II断面
が示されている。
【0038】ノーズ32の前縁側にはニードルを受け入
れるニードル室32dが設けられており、その開口端に
第1及び第2のニードルガイド40が嵌合固定されて
いる。これらのニードルガイド40には実施例において
4個のニードルガイド穴が設けられており、4本のニー
ドルの先端打印部を一列に整列させている。図3におい
ては、そのうちの1本のニードル42が示されている。
【0039】本実施形態によれば、印字ヘッドは一対の
印字ユニットに分割され、このために図2に示されるよ
うに、各一方の印字ユニットは4本のニードルを内蔵
し、更にこれを電磁的に駆動するためのソレノイドを含
む電磁手段が組み込まれている。
【0040】ニードル42は少なくとも先端が硬度の高
い金属あるいはセラミックワイヤからなり、前記ニード
ルガイド40によって先端位置が定められ、またその中
間部がノーズ32の壁部32eにて支持されている。ニ
ードル42の尾端は大径のアーマチュア受部42aとし
て構成され、このアーマチュア受部42aと前記壁部3
2eとの間にニードルスプリング44が圧縮状態で挿入
され、この結果、ニードル42は常時は印字ヘッド内に
引っ込んだ状態に付勢される。
【0041】印字ヘッドの組み立て時、ニードル42は
ニードルスプリング44を組み込んだ状態でノーズ32
に挿入される。つまり、これらの組み立て状態におい
て、ノーズ32はその前縁を垂直下方向に向けて保持さ
れ、各部品がこのノーズ32の所定位置に上方から落と
し込まれ、自動組み立てが行われる。
【0042】ソレノイドベース34は、左右一対の前記
印字ユニットにそれぞれ設けられ、またソレノイドコア
を兼用している。
【0043】図2から明らかなごとく、このソレノイド
ベース34は逆扇形(半月状)に設けられ、4個のコイ
ルを内蔵し、このために4個のコア34aがソレノイド
ベース34と一体に扇状に配置されている。このソレノ
イドベース34は磁性体からなりまた前記ニードル42
との相対関係を正しく保つため、実施例においては前記
ノーズ32にピンなどで位置決めされ、あるいは所定位
置にネジ固定される。このような位置決めを正しく行う
ため、ソレノイドベースには図2に示されるように位置
決め穴あるいはネジ止め穴34b,34c(破線部)が
設けられている。また、アーマチュアベースとの位置決
め穴34e,34fが設けられている。
【0044】図3にわずかに示されるように、ソレノイ
ドベース34の前縁には絶縁板46を介してフレキシブ
ルプリント回路(FPC)48が固定され、後述するコ
イルへの駆動電流が供給される。
【0045】前記ソレノイドベース34の各コア34a
にはそれぞれボビン50に捲回されたコイル52が装着
され、このコイル52は前記FPC48と電気的に接続
されている。
【0046】ソレノイドベース34には、磁性体から成
るアーマチュア54が係合され、このためにソレノイド
ベース34の下方には各ソレノイドブロック毎にアーマ
チュア支持穴34dが設けられ、この支持穴34dにア
ーマチュア54の一端に設けられた支持凸部54aが係
合される。
【0047】従って、この状態で、アーマチュア54は
正しく位置決めされて前記コア34aとわずかな間隙を
もって対向することとなり、またその作動端54bが前
記ニードル42のアーマチュア受部42aと当接するこ
ととなる。
【0048】そして次に、前記ノーズ32のバックスト
ッパ受部32fにはバックストッパ56が落とし込ま
れ、4個のアーマチュア54に対して共通のバックスト
ッパ56をバックストッパ受部32fで位置決めして装
着することができる。このバックストッパ56は金属
(ステンレススチール)から構成され、印字完了後にニ
ードルスプリング44によってニードル42が引き戻さ
れた時のアーマチュア54の衝撃を受ける。
【0049】一方、アーマチュアベース30にはアーマ
チュアスプリング58が組み込まれ、前述したごとく、
ノーズ32に前述した各構成要素が組み込まれた状態で
ノーズ32と係合される。この係合は、前述したよう
に、爪部32b,32cと係止溝30b,30cの係合
そして2個のファスナ38,39によって行われる。
【0050】従って、このようにして組み込まれた状態
で、図3に示されるように、アーマチュアスプリング5
8はその一端がアーマチュア54をソレノイドベース3
4の所定位置に押し付け位置決めし、またソレノイドブ
ロックをアーマチュアスプリング58を介してプリンタ
フレームにアースすることができる。
【0051】以上説明した印字ユニットの組み立ては、
他方の印字ユニットでも同様にして行われ、このような
組み立てが完了して第1図に示される印字ユニットが得
られ、この印字ユニットは一対として構成することによ
りキャリッジと一体化された小型軽量な印字ヘッドとし
て組み立てられる。
【0052】実際の各ニードル42に与えられる印字作
用は、原理的に従来装置と同様であり、第3図のニード
ル引き込み状態から所望のコイル52に励磁電流が供給
されるとアーマチュア54がコア34aに吸引され、ニ
ードル42を瞬間的に前方に押出すことによって印字作
用が行われ、印字終了したニードル42はニードルスプ
リング44の復帰力によって図の状態に戻る。
【0053】次に、本実施形態の印字ヘッドをプリンタ
に装着した場合の印字方式例について図4に基づいて説
明する。
【0054】本実施形態の印字ヘッドは、各印字ユニッ
トに対して4本のニードルを有しているが、印字文字の
縦が7ドットあるいは8ドットで形成される場合には、
紙送りを途中に介してシリアル印字方向へ2回の印字移
動にて印字形成を行う。即ち、本実施例のヘッドは、ヘ
ッドを分割して厚みを半減させた結果、印字ドット数も
半減したので、これを2回の印字移動にて補う。
【0055】そして、一対の印字ユニットの間隔、すな
わち整列されたニードルの間隔は、印字文字の桁数に応
じて決定する。つまり、各印字ユニットに全桁数の半分
の印字を行わせることにより印字ヘッド全体として全桁
の印字を行うことができるので、ニードルの間隔は全印
字領域の半分の長さにすれば良いことが理解される。こ
こで、図4のAには左ヘッドの印字、Bには右ヘッドの
印字がそれぞれ示されている。
【0056】また、図5に示すようにニードル列の間隔
及びヘッドのシリアル印字方向への移動ステップを左ヘ
ッドのドット印字(L)に対して右ヘッドのドット印字
(R)が重なるように設定しても良い。この場合は、両
ヘッドが一体形成されているため、両ヘッド間の印字の
ズレを生じず明瞭な活字を形成できる。
【0057】尚、各分割ヘッドのニードル数は、当然の
如く4本に限られず、適宜本数を増減可能である。
【0058】本発明にかかるキャリッジ一体型印字ヘッ
ドは、各印字ユニットのニードル列はその上端が印字ヘ
ッドの上縁近傍に配置され、更に、これらのニードルを
駆動するための電磁手段は上弦半月状に配置されている
ので、最上方に配置されているニードルより上には印字
ヘッドの突出部はほとんどなくなり、印字ヘッドは薄型
になり、これによりプリンタ自体の厚みを著しく薄型化
できる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
単一部材の利用によって、ニードル列間の位置的精度を
確保して安定確実な印字を行えると共に部品点数を削減
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るキャリッジ一体型印字ヘッドの
斜視図である。
【図2】 アーマチュアベースを取り外して印字ヘッド
背面から見た構造図である。
【図3】 第2図のII−II断面図である。
【図4】 キャリッジ一体型印字ヘッドが装着されたプ
リンタの印字例を示す図である。
【図5】 キャリッジ一体型印字ヘッドが装着されたプ
リンタの印字例を示す図である。
【符号の説明】
30 アーマチュアベース、32 ノーズ、34 ソレ
ノイドベース、42ニードル、52 コイル、54 ア
ーマチュア。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−240473(JP,A) 特開 昭62−161568(JP,A) 実開 平2−10943(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/275 B41J 2/235 B41J 3/54

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド移動方向に所定の間隔をもって
    第1及び第2のニードル列をそれぞれ整列させる第1及
    び第2のガイドを備えたノーズと、 前記各ニードル毎に電磁石用コアを備えたソレノイドベ
    ースと、 前記各ニードル毎に設けられ、前記コアへの吸着時に前
    記ニードルの尾端を突き出す複数のアーマチュアと、 前記ソレノイドベースとの間に前記アーマチュアを挟ん
    で保持するアーマチュアベースと、 を有する印字ヘッドであって、 前記ノーズが単一の部材で構成され 前記第1及び第2のニードル列は、前記ヘッド移動方向
    に分割された第1の印字領域と第2の印字領域のそれぞ
    れを印字する ことを特徴とする印字ヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印字ヘッドにおいて、前記ソレノイドベースが磁性体からなる単一の部材で構
    成されつつ、前記第1及び第2のニードル列ごとに設け
    られた ことを特徴とする印字ヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の印字ヘッドにおい
    て、 前記アーマチュアベースが単一の部材で構成されている
    ことを特徴とする印字ヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の印字ヘ
    ッドにおいて、 前記第1及び第2のニードル列のニードル数が同一で、
    かつ、各ニードルの高さ位置が同一であることを特徴と
    する印字ヘッド。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の印字ヘ
    ッドにおいて、 当該印字ヘッドは、前記ノーズの上に、前記ソレノイド
    ベース、前記複数のアーマチュア、前記アーマチュアベ
    ースの各部材を順次積層してなる積層構造を有すること
    を特徴とする印字ヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の印字ヘ
    ッドにおいて、 前記各ニードル毎に設けられた電磁石用コアが、前記各
    ニードル列毎に半円以下の円弧状に配設されたことを特
    徴とする印字ヘッド。
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