JPH09201821A - ゼオライト/樹脂複合材料 - Google Patents
ゼオライト/樹脂複合材料Info
- Publication number
- JPH09201821A JPH09201821A JP3115096A JP3115096A JPH09201821A JP H09201821 A JPH09201821 A JP H09201821A JP 3115096 A JP3115096 A JP 3115096A JP 3115096 A JP3115096 A JP 3115096A JP H09201821 A JPH09201821 A JP H09201821A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zeolite
- resin
- coupling agent
- composite material
- filled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 実用耐熱温度が向上したゼオライト/樹脂複
合材料を提供する。 【解決手段】 シラン系カップリング剤(好ましくは2
〜9重量%)を吸着させたゼオライトを、樹脂に対し
0.5〜6重量%充填したゼオライト/樹脂複合材料。
好ましくは樹脂は熱可塑性ポリエステル樹脂である。
合材料を提供する。 【解決手段】 シラン系カップリング剤(好ましくは2
〜9重量%)を吸着させたゼオライトを、樹脂に対し
0.5〜6重量%充填したゼオライト/樹脂複合材料。
好ましくは樹脂は熱可塑性ポリエステル樹脂である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゼオライトのもつ吸着
性を利用し複合材料の貯蔵弾性率の温度依存性を向上さ
せ、それによって実用に供される複合材料の耐熱性を向
上させることに関する。
性を利用し複合材料の貯蔵弾性率の温度依存性を向上さ
せ、それによって実用に供される複合材料の耐熱性を向
上させることに関する。
【0002】
【発明の目的】熱可塑性ポリエステル系樹脂は、成形加
工等によって分子量や力学的特性が低下する。熱可塑性
ポリエステル系樹脂は、その特徴から耐熱性が要求され
る場合が多い。例えば、熱可塑性ポリエステル樹脂の中
でポリカーボネート樹脂(以下PCと記す)は、強靭性
と耐熱性を利用しカメラや車載用の機構部品等に用いら
れ、ポリブチレンテレフタレート(以下PBTと記す)
は、優れた耐熱性と電気絶縁性から電気部品、中でもコ
ネクターやコンセントプラグ等に用いられる。また、ポ
リエチレンテレフタレート(以下PETと記す)は、透
明性もあるため飲料水用容器や醤油、サラダ油といった
食品容器に用いられ、いわゆるペットボトルと称されて
きた。しかし、これらの熱可塑性ポリエステル系樹脂
は、成形加工中に分解し易く再利用しにくいという問題
点があった。即ち、成形加工工程中における分子量の低
下は熱可塑性ポリエステル系樹脂の特徴である耐熱性等
の低下の原因となる。
工等によって分子量や力学的特性が低下する。熱可塑性
ポリエステル系樹脂は、その特徴から耐熱性が要求され
る場合が多い。例えば、熱可塑性ポリエステル樹脂の中
でポリカーボネート樹脂(以下PCと記す)は、強靭性
と耐熱性を利用しカメラや車載用の機構部品等に用いら
れ、ポリブチレンテレフタレート(以下PBTと記す)
は、優れた耐熱性と電気絶縁性から電気部品、中でもコ
ネクターやコンセントプラグ等に用いられる。また、ポ
リエチレンテレフタレート(以下PETと記す)は、透
明性もあるため飲料水用容器や醤油、サラダ油といった
食品容器に用いられ、いわゆるペットボトルと称されて
きた。しかし、これらの熱可塑性ポリエステル系樹脂
は、成形加工中に分解し易く再利用しにくいという問題
点があった。即ち、成形加工工程中における分子量の低
下は熱可塑性ポリエステル系樹脂の特徴である耐熱性等
の低下の原因となる。
【0003】本発明はシラン系カップリング剤をゼオラ
イトに吸着させ、これをポリエステル系樹脂に充填する
ことによって樹脂分解を抑制し、ゼオライトがポリエス
テルの分子を拘束するため貯蔵弾性率の温度依存性が向
上する。即ち、本発明は実用耐熱温度の向上を目的とす
る。
イトに吸着させ、これをポリエステル系樹脂に充填する
ことによって樹脂分解を抑制し、ゼオライトがポリエス
テルの分子を拘束するため貯蔵弾性率の温度依存性が向
上する。即ち、本発明は実用耐熱温度の向上を目的とす
る。
【0004】
【発明の構成】本発明者らは、ゼオライト/樹脂複合材
料の長年にわたる鋭意研究の結果、シラン系カップリン
グ剤を吸着させたゼオライトをポリエステル系樹脂に充
填することにより、耐熱性を向上させた複合材料の発明
をここに完成した。即ち、本発明によれば、カップリン
グ剤(好ましくは2〜9重量%)をゼオライトに吸着さ
せ、さらにこのゼオライトをポリエステル系樹脂に0.
5〜6重量%を充填することによって、ポリエステル系
樹脂の耐熱温度を向上させることができ、さらにゼオラ
イトの充填量が比較的少量であることから、成形加工特
性には全く影響を与えることが無い、ポリエステル系樹
脂複合材料が得られた。
料の長年にわたる鋭意研究の結果、シラン系カップリン
グ剤を吸着させたゼオライトをポリエステル系樹脂に充
填することにより、耐熱性を向上させた複合材料の発明
をここに完成した。即ち、本発明によれば、カップリン
グ剤(好ましくは2〜9重量%)をゼオライトに吸着さ
せ、さらにこのゼオライトをポリエステル系樹脂に0.
5〜6重量%を充填することによって、ポリエステル系
樹脂の耐熱温度を向上させることができ、さらにゼオラ
イトの充填量が比較的少量であることから、成形加工特
性には全く影響を与えることが無い、ポリエステル系樹
脂複合材料が得られた。
【0005】ここで用いられるゼオライトは天然でも合
成でも良い。合成ゼオライトは不純物が少なく品質は均
一であるが、高価である。一方、天然ゼオライトは不純
物が多く、品質がバラツクといわれるが、低価格で経済
性に優れている。従って、本発明では経済的には天然ゼ
オライトを用いることが好ましい。ゼオライトは現在百
数十種類が知られ、多くは合成ゼオライトである。天然
ゼオライトは鉱物学的には40種類ほどが知られている
が、主に産出し、かつ利用されているゼオライトとして
は、クリノプチロライト系とモルデナイト系の2種類で
ある。
成でも良い。合成ゼオライトは不純物が少なく品質は均
一であるが、高価である。一方、天然ゼオライトは不純
物が多く、品質がバラツクといわれるが、低価格で経済
性に優れている。従って、本発明では経済的には天然ゼ
オライトを用いることが好ましい。ゼオライトは現在百
数十種類が知られ、多くは合成ゼオライトである。天然
ゼオライトは鉱物学的には40種類ほどが知られている
が、主に産出し、かつ利用されているゼオライトとして
は、クリノプチロライト系とモルデナイト系の2種類で
ある。
【0006】本発明に用いるカップリング剤は、シラン
系カップリングが主に用いられる。即ち、現在カップリ
ング剤と称するものは数多くあるが、一般的にはシラン
系、チタネート系、アルミネート系の3種類がある。こ
の内、チタネート系とアルミネート系は本発明に用いる
ことは出来ない。ゼオライトに吸着させるカップリング
剤の量が2重量%未満であれば本発明の効果が発揮され
ないし、9重量%以上の吸着はゼオライトの吸着能力が
飽和に達し、これ以上のカップリング剤は吸着されず意
味のないものと理解出来る。
系カップリングが主に用いられる。即ち、現在カップリ
ング剤と称するものは数多くあるが、一般的にはシラン
系、チタネート系、アルミネート系の3種類がある。こ
の内、チタネート系とアルミネート系は本発明に用いる
ことは出来ない。ゼオライトに吸着させるカップリング
剤の量が2重量%未満であれば本発明の効果が発揮され
ないし、9重量%以上の吸着はゼオライトの吸着能力が
飽和に達し、これ以上のカップリング剤は吸着されず意
味のないものと理解出来る。
【0007】カップリング剤を吸着させたゼオライト
が、樹脂に対して0.5重量%未満の場合には効果が少
なく、逆に6重量%を越えるゼオライトを樹脂に充填し
た場合には、理由は定かでないがゼオライトが樹脂の中
に占める割合が多くなり、樹脂とゼオライトの不連続層
が数多く生成し、結果的に耐熱性を低下させると思われ
る。
が、樹脂に対して0.5重量%未満の場合には効果が少
なく、逆に6重量%を越えるゼオライトを樹脂に充填し
た場合には、理由は定かでないがゼオライトが樹脂の中
に占める割合が多くなり、樹脂とゼオライトの不連続層
が数多く生成し、結果的に耐熱性を低下させると思われ
る。
【0008】このようにして得られた本発明のゼオライ
ト/ポリエステル系樹脂複合材料は、耐熱性が向上し、
かつ熱安定性に優れた材料である。
ト/ポリエステル系樹脂複合材料は、耐熱性が向上し、
かつ熱安定性に優れた材料である。
【0009】
【実施例】以下の実施例により、本発明を更に詳しく説
明する。
明する。
【0010】実施例1 クリノプチロライト系ゼオライト(ジークライト(株)
製SGW.山形県米沢市板谷産出)約100gをステン
レス製バットに入れ、乾燥機にて160℃、48時間放
置した。80℃まで自然冷却を行い、速やかにポリエチ
レン広口瓶に保管した。これより30gを300mlビ
ーカーに入れ、さらにトルエン(関東化学(株)製試薬
特級)200ml加え、さらにシラン系カップリング剤
(信越化学工業(株)製KBM−403)0.90gを
加えた。これを1時間ガラス棒で撹拌し吸引ろ過し、さ
らに真空デシケーター中で48時間乾燥した。次に、プ
ラストメーター(東洋精機(株)製プラストコーダー3
0C 150型)にPC48.5gとカップリング剤処
理をしたゼオライト1.5gを入れ、温度280℃、回
転数32rpmの条件にて1時間混練した。これを熱プ
レス機(神藤工業(株)製YS−5型)にて数分間圧縮
し、厚さ0.6mmの板状試料を得た。これを5mm×
25mmの大きさに切り出し、レオスペクトラー
((株)レオロジー製DVE−V4)を用いて、昇温速
度2℃/min、周波数100Hz、変位振幅1μmの
条件にて貯蔵弾性率(以下E′と記す)及び損失正接
(以下tanδと記す)を測定した。E′やtanδの
温度依存性は即ち耐熱温度と比例する。例えば、tan
δのピーク温度がガラス転移温度Tgである。結果を図
−1に記載する。このときのtanδのピーク温度16
0℃であり、E′の急激に低下する温度は154℃であ
った。
製SGW.山形県米沢市板谷産出)約100gをステン
レス製バットに入れ、乾燥機にて160℃、48時間放
置した。80℃まで自然冷却を行い、速やかにポリエチ
レン広口瓶に保管した。これより30gを300mlビ
ーカーに入れ、さらにトルエン(関東化学(株)製試薬
特級)200ml加え、さらにシラン系カップリング剤
(信越化学工業(株)製KBM−403)0.90gを
加えた。これを1時間ガラス棒で撹拌し吸引ろ過し、さ
らに真空デシケーター中で48時間乾燥した。次に、プ
ラストメーター(東洋精機(株)製プラストコーダー3
0C 150型)にPC48.5gとカップリング剤処
理をしたゼオライト1.5gを入れ、温度280℃、回
転数32rpmの条件にて1時間混練した。これを熱プ
レス機(神藤工業(株)製YS−5型)にて数分間圧縮
し、厚さ0.6mmの板状試料を得た。これを5mm×
25mmの大きさに切り出し、レオスペクトラー
((株)レオロジー製DVE−V4)を用いて、昇温速
度2℃/min、周波数100Hz、変位振幅1μmの
条件にて貯蔵弾性率(以下E′と記す)及び損失正接
(以下tanδと記す)を測定した。E′やtanδの
温度依存性は即ち耐熱温度と比例する。例えば、tan
δのピーク温度がガラス転移温度Tgである。結果を図
−1に記載する。このときのtanδのピーク温度16
0℃であり、E′の急激に低下する温度は154℃であ
った。
【0011】比較例1 プラストメーターに投入する材料を、無添加のPCのみ
50gとした以外は実施例1と全く同様に行った。この
ときのtanδのピーク温度は157℃であり、E′の
急激に低下する温度は151℃であった。結果を図−1
に併せて記載する。
50gとした以外は実施例1と全く同様に行った。この
ときのtanδのピーク温度は157℃であり、E′の
急激に低下する温度は151℃であった。結果を図−1
に併せて記載する。
【0012】比較例2 プラストメーターに投入する材料を、PC48.5gと
無処理のゼオライト1.5gにした以外は実施例1と全
く同様に行ったところ、tanδのピーク温度は156
℃であり、E′の急激に低下する温度は148℃であっ
た。結果を図−1に併せて記載する。
無処理のゼオライト1.5gにした以外は実施例1と全
く同様に行ったところ、tanδのピーク温度は156
℃であり、E′の急激に低下する温度は148℃であっ
た。結果を図−1に併せて記載する。
【0013】実施例2 ゼオライトに対するカップリング剤の量を2、4、6、
8重量%の4種類作製し、実施例1と同様に測定を行っ
た。この時のtanδのピーク温度とE′の急激に低下
する温度を表−1に記載する。
8重量%の4種類作製し、実施例1と同様に測定を行っ
た。この時のtanδのピーク温度とE′の急激に低下
する温度を表−1に記載する。
【0014】比較例3 ゼオライトに対するカップリング剤の量を1、及び10
重量%にした以外は実施例1と全く同様に行った。結果
を表−1に併せて記載する。
重量%にした以外は実施例1と全く同様に行った。結果
を表−1に併せて記載する。
【0015】実施例3 シラン系カップリング剤を、実施例1と化学構造が異な
るKBM−503にした以外は実施例1と全く同様に行
った。結果を表−2に記載する。なお、各カップリング
剤の化学構造は表−3に示した。
るKBM−503にした以外は実施例1と全く同様に行
った。結果を表−2に記載する。なお、各カップリング
剤の化学構造は表−3に示した。
【0016】比較例4 シラン系カップリング剤をチタネート系カップリング剤
(味の素(株)製KR44)に変えた以外は、実施例1
と全く同様に行った。結果を表−2に併せて記載する。
なお、このKR44の構造は表−3に示した。
(味の素(株)製KR44)に変えた以外は、実施例1
と全く同様に行った。結果を表−2に併せて記載する。
なお、このKR44の構造は表−3に示した。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
【表3】
【0020】実施例4 実施例1で処理をしたゼオライトの量を、樹脂(PC)
に対して0.5、1、2、4、6重量%の5種類作製
し、実施例1と同様に測定を行った。この時のtanδ
のピーク温度とE′の急激に低下する温度を表−4に記
載する。
に対して0.5、1、2、4、6重量%の5種類作製
し、実施例1と同様に測定を行った。この時のtanδ
のピーク温度とE′の急激に低下する温度を表−4に記
載する。
【0021】比較例5 実施例1で処理をしたゼオライトの量を、樹脂(PC)
に対して0.4、及び7重量%にした以外は実施例1と
全く同様に行った。結果を表−4に併せて記載する。
に対して0.4、及び7重量%にした以外は実施例1と
全く同様に行った。結果を表−4に併せて記載する。
【0022】
【表4】
【0023】
【発明の効果】本発明の複合材料は、ゼオライトにシラ
ン系カップリング剤を吸着させることによって、ポリエ
ステル系樹脂の基本的な性能を変えることなく、耐熱温
度を向上させることができる。従って、この特性を生か
すことによって、より高温での樹脂の使用が可能とな
る。
ン系カップリング剤を吸着させることによって、ポリエ
ステル系樹脂の基本的な性能を変えることなく、耐熱温
度を向上させることができる。従って、この特性を生か
すことによって、より高温での樹脂の使用が可能とな
る。
【図1】図1は貯蔵弾性率及び損失正接の温度依存性を
示す図である。図1において上方の3本のカーブはlo
g E′の値を示し、下方の3本のカーブはlog t
anδの値を示す。
示す図である。図1において上方の3本のカーブはlo
g E′の値を示し、下方の3本のカーブはlog t
anδの値を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 シラン系カップリング剤を吸着させたゼ
オライトを、樹脂に対し0.5〜6重量%充填したゼオ
ライト/樹脂複合材料。 - 【請求項2】 カップリング剤の吸着量がゼオライトに
対して2〜9重量%である請求項1記載のゼオライト/
樹脂複合材料。 - 【請求項3】 樹脂が熱可塑性ポリエステル系樹脂であ
る請求項1記載のゼオライト/樹脂複合材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3115096A JPH09201821A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | ゼオライト/樹脂複合材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3115096A JPH09201821A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | ゼオライト/樹脂複合材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09201821A true JPH09201821A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=12323418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3115096A Pending JPH09201821A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | ゼオライト/樹脂複合材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09201821A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999023162A1 (fr) * | 1997-10-30 | 1999-05-14 | Kaneka Corporation | Compositions de resines de polyester et leur procede de preparation |
-
1996
- 1996-01-26 JP JP3115096A patent/JPH09201821A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999023162A1 (fr) * | 1997-10-30 | 1999-05-14 | Kaneka Corporation | Compositions de resines de polyester et leur procede de preparation |
US6583208B1 (en) | 1997-10-30 | 2003-06-24 | Kaneka Corporation | Polyester resin compositions and processes for the preparation thereof |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050221 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050301 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050628 |