JPH09201725A - 昇降装置 - Google Patents

昇降装置

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JPH09201725A
JPH09201725A JP1278296A JP1278296A JPH09201725A JP H09201725 A JPH09201725 A JP H09201725A JP 1278296 A JP1278296 A JP 1278296A JP 1278296 A JP1278296 A JP 1278296A JP H09201725 A JPH09201725 A JP H09201725A
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JP
Japan
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work
cam member
actuator
time
hydraulic cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP1278296A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Nagano
雅敏 長野
Koji Umeki
耕二 梅木
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH09201725A publication Critical patent/JPH09201725A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワーク支持具とそれに支持されたワークとが
所定の作業領域に移送されてくると、このワークが作業
者の体格や好みに応じて予め指定した高さに調整される
ようにする。 【解決手段】 所定の作業領域でのワーク22の高さを
調整できる昇降装置であって、ワーク支持具14の側に
はこのワーク支持具14を昇降させるためのアクチュエ
ータ(油圧シリンダ24)の作動を制御可能な制御部
(切換えバルブ40及びレバー42)が設けられ、かつ
前記作業領域には制御部と接触可能なカム部材50が設
けられ、ワーク支持具14が作業領域に移送されてきた
ときに前記制御部が前記カム部材50に対して所定の状
態に接触してから離れるまでの時間だけ前記アクチュエ
ータを作動させるようになっているとともに、このカム
部材50は制御部との前記接触時間を変化させるための
位置調整可能になっていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンなどの組
付けラインにおいて、ワーク支持具上に載せられて作業
領域に送られてくるワークの高さを作業に適した位置に
調整するための昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば実開昭63−18411号
公報に開示されている技術が公知である。この技術は複
数個のワーク支持具を備えたスラットコンベアの下部
に、スイッチ操作などによって正回転あるいは逆回転す
るモーターが設けられている。このモーターを駆動させ
ることにより、各ワーク支持具を一斉に昇降動作させる
ことができる。これによって組付け作業などの作業領域
においては、作業者が作業をし易い高さにワークの位置
を調整できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの従来技術で
は、前記ワーク支持具に支持されたワークがスラットコ
ンベアの移動によって作業領域に移送されてくると、そ
の都度、作業者によってワークの高さを調整しなければ
ならず、面倒である。
【0004】本発明の目的は、ワーク支持具とそれに支
持されたワークとが所定の作業領域に移送されてくる
と、このワークが作業者の体格や好みに応じて予め指定
した高さに調整されるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、所定の作
業領域に移送されてくるワーク支持具をアクチュエータ
の作動によって昇降させ、それによって作業領域でのワ
ークの高さを調整できる昇降装置であって、前記ワーク
支持具の側には前記アクチュエータの作動を制御可能な
制御部が設けられ、かつ前記作業領域には制御部と接触
可能なカム部材が設けられ、前記ワーク支持具が作業領
域に移送されてきたときに前記制御部が前記カム部材に
対して所定の状態に接触してから離れるまでの時間だけ
前記アクチュエータを作動させるようになっているとと
もに、このカム部材は制御部との接触時間を変化させる
ための位置調整可能になっていることを特徴とする。し
たがって前記カム部材の位置調整を一度行っておけば、
前記ワーク支持具及びそれに支持されたワークが作業領
域に移送されてくると、前記カム部材にに対する制御部
の接触時間に応じたアクチュエータの作動によってワー
クの高さが設定される。
【0006】第2の発明は、第1の発明の昇降装置にお
いて、カム部材は二種類のカム面を備え、これらの両カ
ム面のいずれに対して制御部が接触するかによってアク
チュエータの作動がワーク支持具を上昇あるいは下降さ
せるように選択されることを特徴とする。したがって作
業領域におけるワークの高さ予め指定する場合に、カム
部材に対する制御部の接触時にワーク支持具を上昇させ
るか下降させるかの選択も可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は昇降装置の概要を表した正面図、図2はそ
の側面図である。これらの図面で示されている走行台車
12は、その下面に設けられた四個の車輪13により車
両用エンジンなどの組付けラインにおけるレール10に
対して走行可能に載置されている。すなわちこの走行台
車12は、レール10の間に配置された搬送チェーンな
ど(図示外)の駆動によりレール10に沿って移送され
るようになっている。
【0008】前記走行台車12の上面にはワーク支持具
14が設けられている。このワーク支持具14は、走行
台車12の上面に固定された支持ポスト16の外周に対
して昇降自在に組付けられた四角柱状の昇降部材18
と、この昇降部材18の上板18aに対して水平回りの
回転可能に設けられたターンテーブル19とを備えてい
る。なおこのターンテーブル19の上面には、搬送パレ
ット20に載せられたワーク22が載置されるようにな
っている。前記支持ポスト16の内部には、ワーク支持
具14の昇降用の「アクチュエータ」として油圧シリン
ダ24が設けられている。この油圧シリンダ24のロッ
ド26の作動によって前記昇降部材18がターンテーブ
ル19と共に昇降駆動される。
【0009】前記走行台車12には、油圧シリンダ24
に油圧を作用させるための油圧ユニット30と、油圧シ
リンダ24に対する油圧作用を切換えるための切換えバ
ルブ40とが設けられている。この切換えバルブ40は
そのレバー42の回動操作により、前記ワーク支持具1
4の昇降部材18を上昇あるいは下降させるように油圧
シリンダ24の作動方向を切換え制御可能である。つま
りこの切換えバルブ40とそのレバー42とにより、油
圧シリンダ24(アクチュエータ)の作動を制御する
「制御部」が構成されている。
【0010】図3は前記油圧ユニット30及び切換えバ
ルブ40を油圧シリンダ24と共に表した油圧回路図で
ある。この図面で示すように油圧ユニット30は、モー
ター33で駆動される油圧ポンプ32により、油タンク
34の油を切換えバルブ40を通じて油圧シリンダ24
に供給できるようになっている。また切換えバルブ40
は、前記レバー42がそのノブ44を押し下げる方向へ
回動操作されたときに油圧シリンダ24のピストン上室
24aに油圧を作用させるように切換えられ、逆にレバ
ー42がそのノブ44を押し上げる方向へ回動操作され
たときに油圧シリンダ24のピストン下室24bに油圧
を作用させるように切換えられる構成になっている。そ
してレバー42に対する操作力が解除されたときの切換
えバルブ40は、図3で示すように油圧シリンダ24に
対する油圧作用が停止された状態に保持される。
【0011】一方、図1,2で示すようにエンジンなど
の組付けラインにおける所定の作業領域にはカム部材5
0が支柱54によってフロア側に設置されている。この
カム部材50は例えば支柱54に対して上下方向の位置
調整可能であるとともに、上下に配置された二つのカム
面51,52を備えている。このカム部材50の位置調
整によって両カム面51,52のいずれか一方を、前記
の作業領域に走行台車12が移送されてきたときの前記
レバー42のノブ44と接触させることが可能である。
そして上側のカム面51はレバー42のノブ44との接
触によってこのノブ44を押し下げるように傾斜してお
り、下側のカム面52はレバー42のノブ44との接触
によってこのノブ44を押し上げるように傾斜してい
る。
【0012】前記油圧ポンプ32のモーター33は、図
1で示すようにレール10に沿って配置された給電線と
これに接して摺動するように走行台車12に固定された
集電子とからなる給電装置38から電力が供給されるよ
うになっている。さらに前記モーター33は、走行台車
12が前記の作業領域に移送されてきたときに図1で示
すリミットスイッチ39から発信される信号に基づいて
駆動が開始されるようになっている。
【0013】つづいて前記のように構成された昇降装置
の機能について説明する。前記走行台車12が組付けラ
インの作業領域に移送されてくると、前記リミットスイ
ッチ39がオンになって図3で示す油圧ポンプ32のモ
ーター33が駆動し始めるとともに、前記切換えバルブ
40におけるレバー42のノブ44がカム部材50のカ
ム面51,52のうちのいずれかに接触する。
【0014】そこでレバー42のノブ44が上側のカム
面51に接触した場合、このレバー42はノブ44が押
し下げられる方向へ回動し、切換えバルブ40は油圧シ
リンダ24のピストン上室24aに油圧を作用させるよ
うに切換えられる。またノブ44が下側のカム面52に
接触した場合のレバー42はノブ44が押し上げられる
方向へ回動し、切換えバルブ40は油圧シリンダ24の
ピストン下室24bに油圧を作用させるように切換えら
れる。これに伴う油圧シリンダ24の作動により、前記
ワーク支持具14の昇降部材18がターンテーブル19
の上のワーク22と共に昇降操作される。
【0015】そして走行台車12の移動によりレバー4
2のノブ44がカム面51あるいはカム面52から外れ
てレバー42に対する操作力が解除されると、切換えバ
ルブ40は図3で示す状態に復帰し、油圧シリンダ24
の作動が停止する。したがって前記ワーク支持具14及
びワーク22はそのときの昇降位置に保持され、走行台
車12が作業領域に到達した時点ではワーク支持具14
及びワーク22が所定の高さに調整されている。
【0016】つぎに前記カム部材50の上下方向の位置
調整によってワーク支持具14の調整高さを変更(指
定)する場合について説明する。例えば上側のカム面5
1にレバー42のノブ44を接触させて切換えバルブ4
0を前記のように切換えるとき、図4の実線で示す位置
に調整されているカム面51に前記ノブ44が接触して
ポイントA1に移動した時点で切換えバルブ40が前記
のように切換えられるものとする。この場合には、ノブ
44がポイントA1からポイントBに移動してカム面5
1との接触が外れるまでの時間T1だけ油圧シリンダ2
4のピストン上室24aに油圧が作用してワーク支持具
14が下降し続ける。
【0017】そこでカム面51を図4の仮想線で示すよ
うに例えば上方へ位置調整すると、このときにはノブ4
4がポイントA2にまで移動した時に切換えバルブ40
が切換えられることとなる。このためノブ44がポイン
トA2からポイントBにまで移動する時間T2がT1よ
り短くなり、それだけ油圧シリンダ24の作動によって
ワーク支持具14が下降し続ける時間も短くなる。この
結果、油圧シリンダ24の作動が停止したときのワーク
支持具14の高さは、カム面51が実線の位置にあると
きよりも仮想線の位置にあるときの方が高くなる。
【0018】なおカム面52の上下位置を調整した場合
は、油圧シリンダ24のピストン下室24bに油圧が作
用してワーク支持具14を上昇させ続ける時間が変化
し、結果的に油圧シリンダ24の作動が停止したときの
ワーク支持具14の高さが調整される。したがってカム
部材50の上下位置を一度設定しておくことにより、走
行台車12が作業領域に到達する毎にワーク支持具14
の高さが指定した高さに調整されることとなる。
【0019】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
この実施の形態には特許請求の範囲に記載した技術的事
項の他につぎのような技術的事項が含まれていることを
付記しておく。 (1)請求項1記載の昇降装置において、アクチュエー
タはワーク支持具と共に移送される油圧ユニットの油圧
ポンプによる油圧作用で作動する油圧シリンダであり、
この油圧ポンプはワーク支持具が所定の作業領域に移送
されてきたときに発信される電気信号によって駆動を開
始するように構成されていることを特徴とする昇降装
置。 (2)前記(1)記載の昇降装置において、制御部はカ
ム部材に対する接触によって作動するレバーと、このレ
バーの作動によって油圧ユニットから油圧シリンダに作
用する油圧を切換え可能な切換えバルブとで構成されて
いることを特徴とした昇降装置。
【0020】
【発明の効果】本発明は、所定の作業領域でのワークの
高さを作業者が一度指定しておくことで、この作業領域
にワーク支持具とそれに支持されたワークとが移送され
てくると、このワークが作業者の体格や好みに応じた高
さに調整される。
【図面の簡単な説明】
【図1】昇降装置の概要を表した正面図。
【図2】昇降装置の概要を表した側面図。
【図3】油圧ユニット、切換えバルブ及び油圧シリンダ
の関連を表した油圧回路図。
【図4】カム部材の位置調整に伴うレバーノブの動きを
表した説明図。
【符号の説明】
14 ワーク支持具 22 ワーク 24 アクチュエータ(油圧シリンダ) 40 切換えバルブ(制御部) 50 カム部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の作業領域に移送されてくるワーク
    支持具をアクチュエータの作動によって昇降させ、それ
    によって作業領域でのワークの高さを調整できる昇降装
    置であって、 前記ワーク支持具の側には前記アクチュエータの作動を
    制御可能な制御部が設けられ、かつ前記作業領域には制
    御部と接触可能なカム部材が設けられ、前記ワーク支持
    具が作業領域に移送されてきたときに前記制御部が前記
    カム部材に対して所定の状態に接触してから離れるまで
    の時間だけ前記アクチュエータを作動させるようになっ
    ているとともに、このカム部材は制御部との前記接触時
    間を変化させるための位置調整可能になっていることを
    特徴とした昇降装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の昇降装置において、カム
    部材は二種類のカム面を備え、これらの両カム面のいず
    れに対して制御部が接触するかによってアクチュエータ
    の作動がワーク支持具を上昇あるいは下降させるように
    選択されることを特徴とした昇降装置。
JP1278296A 1996-01-29 1996-01-29 昇降装置 Pending JPH09201725A (ja)

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JP1278296A JPH09201725A (ja) 1996-01-29 1996-01-29 昇降装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007203385A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Daihatsu Motor Co Ltd パレット
JP2007283422A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Sintokogio Ltd 治具パレット
KR101285149B1 (ko) * 2011-04-06 2013-07-11 디케이산업 주식회사 드럼의 리프터 체결 시스템의 리프터 급이송 장치

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