JPH09200977A - 変電設備の故障位置検出装置 - Google Patents
変電設備の故障位置検出装置Info
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- JPH09200977A JPH09200977A JP9024477A JP2447797A JPH09200977A JP H09200977 A JPH09200977 A JP H09200977A JP 9024477 A JP9024477 A JP 9024477A JP 2447797 A JP2447797 A JP 2447797A JP H09200977 A JPH09200977 A JP H09200977A
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- Y04—INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
- Y04S—SYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
- Y04S10/00—Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
- Y04S10/50—Systems or methods supporting the power network operation or management, involving a certain degree of interaction with the load-side end user applications
- Y04S10/52—Outage or fault management, e.g. fault detection or location
Landscapes
- Locating Faults (AREA)
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
Abstract
の事故検出センサーからの動作情報だけでは、その事故
検出センサー単体の動作信頼性の問題もあり、結局は人
間による巡視などにより故障点を確認せざるをえず、そ
の後の復旧作業に非常に多くの時間を必要としていた。 【解決手段】 各区分にそれぞれ設けられた事故検出セ
ンサーからの動作情報と保護リレー装置からの動作情報
に基づき、事故検出センサーが動作し、且つこの動作し
た事故検出センサーが設けられる区分を保護対象とする
保護リレー装置が動作した事を条件に、当該区分を故障
位置と判定するので、信頼性の高い故障位置検出がで
き、強いては復旧作業などの迅速化を可能とする。
Description
(以下、GISと言う)を適用した2重母線構成の変電
所、開閉所等の電気所におけるGIS内部事故発生時の
故障位置検出装置に関する。
省スペース効果の大きい、GISが多く採用されてい
る。このGIS内で万一、地絡等の事故が発生した場合
は、人間系による巡視及び調査により、故障点を発見
し、復旧操作を行っていた。また、一部の電気所では、
GIS内部に事故検出センサーを設け、故障発生時はセ
ンサーにより故障箇所を表示する機器監視システムが導
入されているが、その復旧に当たっては人間の判断によ
り手動操作で行われていた。
ガスを封入したタンク内に密封されているため、万一内
部で地絡事故が発生した場合は、故障点の特定が難し
く、多くの時間が費やされていた。上述の如く、例えば
事故検出センサーからの出力のみで故障点を表示する機
器監視システムが導入されていたとしても、事故発生時
は安全性を重視し、人間による巡視、現場調査等により
故障点を確認した上で手動復旧を行うため、事故発生か
ら復旧迄に非常に多くの時間を必要とした。
場合は、母線保護リレー装置が動作し、健全設備も含
め、当該母線に接続されている送電線等の全ての設備が
母線から自動的に切り離されている。これは、母線保護
リレー装置が母線単位に保護を行っているために発生す
るものであり、広範囲にわたっての設備の停止となる。
従って、電力系統全体への影響が極めて大きなものとな
り、早期復旧手段の確立が重要課題であった。
たものであり、GIS内部地絡事故が発生した場合、G
IS内部に設けられた地絡検出センサーの動作情報と、
保護リレー装置の動作情報とから故障点を信頼性高く特
定し、この情報をその後の復旧作業に迅速に渡すことに
より、短時間で送電線等の健全設備を復旧させる自動復
旧装置等にも貢献する変電設備の故障位置検出装置を提
供する事を目的としている。
位置検出装置は情報伝送系で電気所内の制御システム機
器及び機器監視システム機器と結合した構成としてい
る。また、地絡検出センサーは、GIS内の各ガス区分
毎に設置する構成としている。これにより、GIS内で
の事故発生を検出し、例えば自動復旧させるための情報
として故障位置を検出し送出する。
護リレー装置より、制御システム機器を介して母線保護
リレー動作情報が得られ、地絡検出センサーの動作状態
が、機器監視システム機器より得られる。
を上げるため、地絡検出センサーが動作し、且つ、動作
したセンサーの設置場所に対応した母線保護リレー装置
が動作した事を条件に、GIS内部で地絡事故が発生し
たと判断し、動作した地絡検出センサーが設置されてい
るガス区分が事故点である事を確定する。この故障検出
手段については、地絡検出センサーと母線保護リレー装
置との2重化構成となるため、検出の信頼度は非常に高
いものとなる。
復旧装置に組合せた一実施の形態について説明する。本
発明の一実施例の構成について図1を参照して説明す
る。
た分散制御装置2-1,2-2 〜2-n 、保護リレー装置3-1,3-
2 〜3-n 及び機器監視装置4-1,4-2 〜4-n を分散配置す
る。これら分散制御装置2と、遠方制御所5からの監視
制御を行う遠方監視制御装置6と、電気所全体の監視制
御を行う監視制御装置7と、事故時に原因推定、復旧ガ
イダンス表示等を行う運転支援装置8と、自動復旧装置
9とを監視制御用ネットワーク10により結合する。
御装置とのインターフェースを行う機器監視装置4と、
遠方監視制御装置6と、運転支援装置8と、自動復旧装
置9とを設備診断用ネットワーク11により結合する。こ
れらネットワークにより分散形制御、保護システムを構
成する。また、GIS内の地絡検出センサーは、各ガス
区分毎に設置され、動作出力信号は機器監視装置4へ接
続される。
明の故障位置検出装置を自動復旧装置に組み込んだとき
の自動復旧装置9の処理フローを示す図4を用い、実施
例の作用について説明する。
14、乙2母線15から成る2重母線4ブスタイ構成の事故
発生前の系統構成例を示す。また図中□は遮断器、○は
断路器を示し、黒くぬりつぶしの状態は入状態を示し、
他は切状態を示す。同様に、図3は自動復旧後の系統構
成を示す。この図2の系統構成例において、例えば、事
故点P16でGIS内部地絡事故が発生した場合を考える
と、まず事故点F16のガス区分に設置されている地絡検
出センサーが動作する。この地絡検出センサーの動作情
報17は図1に情報の流れを示す通り、各設備1から各機
器監視装置4及び設備診断用ネットワーク11を中継して
自動復旧装置9へ入力される。
母線保護リレー装置においても、この地絡事故を検出す
る。この場合は、甲1母線12での事故のため、この母線
保護リレー装置の動作により甲1母線に接続されている
全ての設備の遮断器18-1〜18-6を引き外し、甲1母線12
から切り離す。この保護リレー装置3の動作情報19は図
1に示す通り、各保護リレー装置3から分散制御装置2
へ受け渡され、更に監視制御用ネットワーク10を介して
自動復旧装置9へ入力される。また、系統の遮断器、断
路器の入/切状態を示す系統状態情報20は、各設備1か
ら分散制御装置2及び監視制御用ネットワーク10を介し
て、自動復旧装置へ入力される。
情報に基づく復旧処理について、図4を用いて説明す
る。まず地絡検出センサーが動作し(S51)、尚且つこ
の動作したセンサーが設置されている場所に対応した母
線保護リレー装置が動作した場合(S52)に、GIS内
部地絡事故発生と判断し、動作した地絡検出センサーの
設置されているガス区分を事故点と確定する(S53)。
次に、健全設備の復旧へ移る前に復旧条件として、事故
点以外のガス区分の地絡検出センサーが動作していない
事(S54)及び、他の保護リレー装置が動作していない
事(S55)即ち、その他の事故が発生していないことを
確認した上で復旧処理を行う。図2の例では、事故発生
の甲1母線12へ接続されている送電線はA線1号及びB
線1号の2設備である。これらの送電線を甲1母線12か
ら健全母線である乙1母線13へ接続変更する事により事
故前と同様に、A線1号及びB線1号が送電可能とな
り、系統を復旧する事ができる。
母線12が無電圧である事を確認(S56)した上で、甲断
路器21へ切指令を送出し、切とする(S57)。次に乙1
母線13が電圧有る事を確認(S58)した上で乙断路器22
へ入指令を送出し、入とする(S59)。最後に遮断器18
-1へ入指令を送出し、入とする(S60)。この処理を同
様に他設備分も実行し、全設備復旧後(S61)、復旧処
理終了となる。復旧後の系統の状態を図3に示す。甲1
母線12へ接続されていた送電線が全て、乙1母線13へ切
り換えられ、健全運転状態となっている。図3中、××
×印は停止母線を示す。
23は図1に示す通り、自動復旧装置9より監視制御用ネ
ットワーク10及び分散制御装置2を中継して各設備1へ
送出される。また遮断器18の同期検定は分散制御装置2
内で処理され、自動投入される。
度を上げるために地絡検出センサーを2重化し、その他
は上記実施例と同様に構成する事も可能である。
内地絡検出センサーが動作し、且つ動作センサーの設置
場所に対応した母線保護リレー装置が動作した事を条件
として、動作したセンサーの設置されているガス区分を
事故点と確定する事により、高信頼度な故障点標点が可
能となる。また、上記故障点標定結果に基づいて、送電
線等の健全設備を1分程度という従来より比べて極めて
短時間で自動復旧させる事が可能となる。(尚、復旧時
間は事故点及び系統設備数により異なる。) 電気所内事故、特に基幹系電気所の事故により、長時間
にわたり、設備停止となる場合は、系統全体へも大きく
影響し、最悪電力供給障害へつながる事も考えられる
が、本発明により、これらの問題を防止し、電力安定供
給へ貢献する事となる。また無人電気所における事故の
場合でも、本発明と自動復旧装置を連動することにより
速やかに系統を自動復旧できる。尚、上記実施の形態で
は本発明の故障位置検出装置を自動復旧装置9に組み入
れた例で説明したが、監視制御装置7に組み入れられて
いても良い。
の主流となるマイコン及びLAN(ローカルエリアネッ
トワーク)等の情報伝送系を適用した分散形システムへ
も簡素な構成で容易に組み込む事が可能であり、その効
果は大である。
地絡検出センサー動作情報と母線保護リレー装置動作情
報とを使い、極めて信頼性の高い故障点標定が可能とな
り、例えばその結果を自動復旧装置に渡すことにより、
短時間で系統を自動復旧させる事が可能となる。
旧装置を含む電気所のシステム構成図、
ー、
Claims (1)
- 【請求項1】 複数に区分された構成をなす変電設備の
各部分にそれぞれ設けられた複数の事故検出センサーか
ら動作情報を入力する第1の入力手段と、当該変電設備
を保護対象とする保護リレー装置から動作情報を入力す
る第2の入力手段と、前記両入力手段が入力した動作情
報に基づき、事故検出センサーが動作し、且つこの動作
した事故検出センサーが設けられる区分を保護対象とす
る保護リレー装置が動作した事を条件に、当該区分を故
障位置と判定する判定手段と、この判定手段の判定結果
を出力する出力手段とを備えたことを特徴とする変電設
備の故障位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9024477A JP2971410B2 (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 変電設備の故障位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9024477A JP2971410B2 (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 変電設備の故障位置検出装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2037247A Division JP2672682B2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 自動復旧装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09200977A true JPH09200977A (ja) | 1997-07-31 |
JP2971410B2 JP2971410B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=12139262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9024477A Expired - Lifetime JP2971410B2 (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 変電設備の故障位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2971410B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002049418A (ja) * | 2000-05-23 | 2002-02-15 | Toshiba Corp | 機器監視システムとその方法 |
-
1997
- 1997-01-24 JP JP9024477A patent/JP2971410B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002049418A (ja) * | 2000-05-23 | 2002-02-15 | Toshiba Corp | 機器監視システムとその方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2971410B2 (ja) | 1999-11-08 |
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