JPH09200749A - 符号化復号化システム - Google Patents

符号化復号化システム

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JPH09200749A
JPH09200749A JP30194496A JP30194496A JPH09200749A JP H09200749 A JPH09200749 A JP H09200749A JP 30194496 A JP30194496 A JP 30194496A JP 30194496 A JP30194496 A JP 30194496A JP H09200749 A JPH09200749 A JP H09200749A
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JP30194496A
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Atsushi Miyashita
敦 宮下
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Hitachi Denshi KK
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Hitachi Denshi KK
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮データの伝送あるいは蓄積において、圧
縮データの一部を失うケースが減少し、破綻する頻度が
非常に少ない、動画像の符号化復号化システムの実現を
目的とする。 【解決手段】 各種信号を圧縮符号化し、伝送もしくは
蓄積後、復号化する符号化復号化システムにおいて、前
回の圧縮符号化処理により得られたデータ量に基づき当
該圧縮条件を調整制御する場合、当該圧縮条件の調整制
御を所定の範囲に制限する手段と当該圧縮符号化処理に
より得られるデータ量の目標値を所定値だけ低い値に変
換設定する手段の少なくともいずれか一方の手段によ
り、当該調整制御を行うようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮データを符号
・復号化する符号化・復号化システムの改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】映像信号の圧縮方式として、JPEG
(Joint Photo-graphic Coding ExpertsGroup)方式が有
名である。JPEG方式は、大きく2つに分類される。
1つは、可逆方式(Lossless)である。この特徴は、原
画像の品質を完全に保つが、一定圧縮率の動作は保証さ
れない。もう1つは、非可逆方式(Lossy)であり、原画
像の品質は、完全には保たれないが、高い圧縮率が得ら
れる。 一般的にJPEG方式の圧縮とは、非可逆方式
を指す。 JPEG方式は、本来は、静止画像を対象と
した方式であるが、静止画像が、60フィールド/秒
あるいは30フレーム/秒 で連続した状態とみなし、
連続的に各フィールド毎あるいは各フレーム毎に、圧縮
処理を行うことにより、動画像圧縮の用途にも用いられ
る。 ここで、この圧縮処理は、動画像信号の信号形式
に基づく1画面相当の画像単位で行うものであれば、フ
ィールド毎あるいはフレーム毎のいずれでもよい。以下
の説明では、説明を簡略化するため、フィールド毎に圧
縮処理を行うものについて説明する。
【0003】非可逆方式のJPEG方式について、さら
に説明する。 JPEG方式の処理は、DCT(Discret
e Cosine Transform)処理、量子化処理、エントロピー
符号化処理とマーカ付加の3段階からなる。1段目のD
CT処理とは、入力画像を、横8画素×縦8ラインの計
64画素の小ブロックに分け、各ブロック画像に対し周
波数分解を行う。即ち、各ブロックにおける二次元的な
輝度値の変化を波の変化としてとらえ、この波がどのよ
うな周波数成分から構成されているかを求める。 この
場合は、64個の周波数成分に分解し、各周波数成分の
構成比率をそれぞれ係数値に変換し、64個のDCT係
数として出力するものである。2段目の量子化処理と
は、DCT変換処理にて生じた各DCT係数を、量子化
精度(圧縮率に対応)を決めるスケールファクタ値(以
後、SF値と称す)にて除算することで、各DCT係数
の下位ビットを切り捨てたり、丸めて粗い精度に変換す
るものである。3段目のエントロピー符号化処理とは、
発生頻度の高いDCT係数値は、短いコード表現の符号
に、発生頻度の低い係数値は、長いコード表現の符号
に、変換するものである。ここで、値0のDCT係数が
続く場合は、連続する値0の係数の数をコード化するこ
とにより、8ビット×64画素の画像データを、数ビッ
ト程度のコードの符号にて表現できる場合もある。
【0004】一方、発生頻度の低い係数値は、例えば、
約20ビットに達するような、長いコードの符号に変換
しなければならない。従って、SF値が1等の場合、元
々の入力画像データは、8ビット×64画素=512ビ
ットであるのに、最悪、約20ビット×64画素=12
80ビットものコードを出力しなければならないことも
生じる。 このため、発生頻度の低い係数値が連続する
絵柄に対しては、長いコードの連続となる。 これらを
動画像圧縮用途に用いる場合、ハードウェア構成による
処理では、その処理速度の関係で、入力画像の取り込み
を一時停止してエントロピー符号化を行う必要が生じ、
リアルタイム動作が困難になるケースもある。マーカ付
加とは、作成した圧縮データの先頭位置や最終位置を示
す特有のコード群を圧縮データに付加する処理であり、
JPEGの規格上からも必要である。ここで、1段目の
DCT処理と3段目のエントロピー符号化処理において
は、失われる情報は全くない。しかし、2段目の量子化
処理では、DCT係数の除算による下位ビットの切り捨
て、丸め処理が行われるため、微少な係数情報が消失
し、この情報を完全に再現出来ないため、復号時の画質
劣化が生じる。
【0005】ところで、圧縮率は、この量子化処理のS
F値の設定に依存して変化する。つまり、基本的に、除
算によるDCT係数の下位ビットの切り捨て量が増える
ような量子化設定(SF値:大)にすれば、値0となるD
CT係数が増え、残りの係数値も小さな値となり、エン
トロピー符号化による効果で、高い圧縮率の符号化とな
る。一方、切り捨て量が少ない量子化設定(SF値:小)
にすれば、値0となる係数は減り、かつ、大きな値の係
数が残るため、エントロピー符号化による情報量の減少
は少なく、低い圧縮率の符号化となる。即ち、SF値が
大きければ圧縮データ量は減少し、SF値が小さけれ
ば、圧縮データ量は増大する。なお、入力画像の状態に
よりDCT係数の発生状況は異なるため、仮に、同一の
量子化設定としても、入力画像の絵柄が異なれば、量子
化による切り捨て量も変化する。即ち、量子化設定を一
定とした場合、圧縮データ量は絵柄に依存して変化す
る。量子化設定が一定時の圧縮データ量と絵柄の関係
は、一般的な傾向として、明るさの変化しない部分が多
い単純な絵柄の画像では、圧縮データ量は減少し、逆に
変化の多い複雑な絵柄の画像では、圧縮データ量が増大
する。
【0006】JPEG方式は、本来は、静止画像を対象
とした方式であるが、静止画像が、60フィールド/秒
で連続した状態とみなし、各フィールド毎に圧縮処理を
連続的に行う動画像圧縮の用途に用いられことは既に述
べた。このような場合、量子化設定を固定したままで
は、入力画像の絵柄に応じて圧縮データ量が大きく変動
してしまうため、蓄積、伝送何れの用途に対しても利用
しずらいシステムになってしまう。 従って、このよう
なシステムでは、絵柄によらず、ほぼ一定な圧縮データ
量が得られる方式が望まれている。このような点を配慮
して、昨今、以下に述べる機能を内蔵したJPEGチッ
プが開発された。その機能とは、前回作成した圧縮デー
タ量とあらかじめ設定された目標データ量を比較し、例
えば、以下のように、量子化設定を変更して出力するも
のである。 圧縮データ量>目標データ量→次フィールドのSF値
を、圧縮データ量と目標データ量の差に対応した値だけ
大きくする。 圧縮データ量=目標データ量→次フィールドのSF値
を、そのままとする。 圧縮データ量<目標データ量→次フィールドのSF値
を、圧縮データ量と目標データ量の差に対応した値だけ
小さくする。 このSF値制御は、前回の圧縮データ量の結果に基づき
SF値を修正し、目標の圧縮データ量、すなわち、目標
の圧縮率に到達するようにしたものである。
【0007】そのため、対象とする入力映像が静止画像
であれば、同一絵柄に対し、何回も圧縮処理とSF値の
修正を実施でき、目標の圧縮率に確実に到達できる。し
かし、対象が動画像の場合は、連続的に処理を行う必要
性から、同一絵柄に対し、複数回の圧縮処理を行う時間
的余裕は確保できない。その結果、前フィールドの圧縮
結果に基づき、修正したSF値にて、次のフィールドの
画像を圧縮する形となる。フィールド間の絵柄変化が少
ない場合は、前回の結果にて修正したSF値にて、ほぼ
目標とする圧縮率を得られる。 しかしながら、シーン
チェンジ等が入り、フィールド間での絵柄変化が大きい
場合は、異なる絵柄の前フィールドで定めたSF値に
て、新たな絵柄を圧縮処理するため、結果的に目標の圧
縮データ量とは大きく異なる、圧縮データ量となってし
まう。
【0008】ここで、複雑な絵柄から単純な絵柄にシー
ンチェンジする場合、前フィールドのSF値が大きいの
ため、高圧縮率で単純な画像を処理することとなり、目
標のデータ量を下回る圧縮データが出力されるため、実
害はほとんど無い。一方、単純な絵柄から複雑な絵柄に
シーンチェンジする場合は、前フィールドのSF値が小
さいため、逆に低圧縮率で複雑な画像を処理することと
なり、目標のデータ量を上回る圧縮データが出力される
こととなる。圧縮データを所定期間(例えば、1フィー
ルド)内に伝送するシステムの場合、目標データ量はデ
ータ伝送路の最大伝送量に合せて設定しているので、予
定した量よりも多いデータが発生すると、圧縮データの
後半部分が伝送できなくなる。また、圧縮データを蓄積
するシステムの場合、圧縮データの後半部分を蓄積でき
ないことになる。このように、伝送、蓄積、どちらの場
合も、復号時に全データが揃わず、画像を完全に復号出
来ない画像破綻が生じる。
【0009】また、画像の大部分は単純な絵柄だが、ご
く一部に複雑な絵柄が存在する画像の場合、トータルの
圧縮データ量は小さく、SF値は小さな値となる。 S
F値が小さくなると、DCT係数は量子化処理にて小さ
な除数にて割り算されるため大きな係数値のままとな
る。ここで、複雑な絵柄部分はごく一部であるため、対
応するDCT係数の発生頻度は低い。 従って、このよ
うなごく一部の複雑な絵柄部分に相当する発生頻度の低
いDCT係数をエントロピー符号化処理する場合、前述
のようにエントロピー符号化は、入力ビット数よりも多
くのビット数のコードに変換することとなり、エントロ
ピー符号化処理に手間取り、DCT変換や量子化処理も
含めた全体処理を一時停止する必要が生じる。通常、入
力される動画像の1フィールドは、16.6msec周期で
あり、約1msec程度のブランキング期間を持つ。しか
し、圧縮処理上は、該ブランキング期間もSF値の変換
など、次のフィールドの圧縮処理開始の事前準備等の処
理を行っているため、余裕時間は非常に少ない。そのた
め、前述のような特定フィールドにおいて生じる一時停
止が度々発生し、その総和が該余裕時間を越えると、時
間内にそのフィールドの圧縮データを最後まで作成でき
ず、また、次フィールドの処理を開始出来ないこととな
る。その結果として、コマ落ちが発生し、60フィール
ド/秒の純粋な動画像処理が行えない。
【0010】図4に、従来の符号化器の構成を示し、動
作説明をする。符号化は符号化部10により行われ、伝
送路11を経て復号化部12において、復号される。
符号化部10は、大別して、データ圧縮部15とデータ
量制御部16からなり、符号化部10のSF1端子はS
F2端子に接続される。 また、あらかじめ設定される
前述の目標データ量の値は、端子TAGに印加される。
ここで、目標データ量は、伝送路11の最大伝送量に合
わせてある。画像入力データは、端子1に印加され、D
CT処理部2に入力される。 前述のようなDCT処理
で得られたDCT係数は、量子化部3に入力される。量
子化部3には、端子SF2を介し、SF発生部9で作成
された前フィールドのSF値も入力される。前述のよう
な量子化処理により、量子化部3にて得られた量子化済
DCT係数はハフマン処理部4に入力され、前述のよう
なエントロピー符号化及びマーカ付加が施される。 前
述のように、ハフマン処理では出力されるコード長が一
定していないため、この処理による出力は間欠的に生じ
る。
【0011】このハフマン処理されたデータは、バッフ
ァメモリ5およびカウンタ6に与えられる。 バッファ
メモリ5は、所定の期間(少なくとも、1フィールド期
間)のデータを圧縮データとして記憶する。 カウンタ
6は、1フィールド毎の画像の圧縮データ量の値を算出
する。 カウンタ6により得られた圧縮データ量の値は
比較部7に入力される。 また、目標データ量8は端子
TAGを経由して比較部7のもう一つの端子に入力され
る。比較部7は、これら2つの数値の大小を調べ、SF
発生部9で発生するSF値を以下のように変更する。
なお、SF発生部9で発生するSF値は、動作開始時、
所定の初期値に設定されている。 圧縮データ量>目標データ量→次フィールドのSF値
を、上記2つの数値の差に対応する値だけ大きくする。 圧縮データ量=目標データ量→次フィールドのSF値を
そのままとする。 圧縮データ量<目標データ量→次フィールドのSF値
を、上記2つの数値の差に対応する値だけ小さくする。
【0012】このようにして変更されたSF値は、端子
SF1に出力される。以上述べた構成において、カウン
タ6は、1フィールド毎に初期化される。ここで、比較
部7とSF発生部9によるSF値の変更は、圧縮データ
作成中ではなく、1フィールドの圧縮データ作成後、次
フィールドの圧縮を開始するまでの期間(ブランキング
期間)に行うものである。バッファメモリ5に貯えられ
た圧縮データは、例えば、1フィールド毎に端子DOか
ら出力される。この圧縮データは伝送路11を経て、復
号化部12のDI端子に入力され、復号後、映像信号に
戻り、出力される。なお、実際には、クロック信号およ
び制御信号等のやりとりが必要であるが、周知のことで
あるため、ここでは記載、説明を省略する。動画像を圧
縮し符号化して伝送する図4に示すようなシステムで
は、例えば、1フィールド分の画像圧縮データを、所定
期間内に、完全に伝送完了する必要があるため、書込み
と読出しが同時に行えるFiFoメモリ等のバッファメ
モリ5により、圧縮データの書込みおよび読出しの制御
を行う。
【0013】以下、図5の波形図を用いて、バッファメ
モリ5のアクセス制御について説明する。まず、書き込
み制御の場合は、1フィールドの画像圧縮データの作成
開始直前のタイミングにより、1フィールド周期のライ
トリセットパルスWRSTがバッファメモリ5に印加され
る。 そして、ライトリセットパルスWRSTのハイレベル
期間で、ハフマン処理部4より有効なデータが間欠的に
出力される度に、ローレベルのライトイネーブルパルス
WEが、バッファメモリ5に印加される。 このライトイ
ネーブルパルスWEに同期して、バッファメモリ5は、ハ
フマン処理部4からの出力コードデータを、アドレス0
から順次、アドレスAまでに書き込む。読み出し制御の
場合は、1フィールド周期で、リードリセットパルスRR
STが、バッファメモリ5に印加される。 そして、伝送
路11のデータ伝送可能期間にローレベルのリードイネ
ーブルパルスREが、バッファメモリ5に印加される。そ
して、バッファメモリ5からは、アドレス0から順次ア
ドレスAまでのデータが読み出され、伝送路11に出力
される。 ここで、以上述べたライトリセットパルスWR
ST、ライトイネーブルパルスWE、リードリセットパルス
RRST及びリードイネーブルパルスREは、例えば図示しな
いタイミング発生器から出力される。
【0014】このような制御において、仮に、データ圧
縮処理で発生した所定フィールドの圧縮データ量が、目
標データ量Aよりも少ない、例えば、0.6Aであった
場合には、この0.6A分のデータがバッファメモリ5
から出力された後、メモリに残っている0.4A分の前
フィールドの不要データが出力されることになるが、所
定フィールドの必要とする圧縮データは全て読み出され
るため、復号化部12での復号処理に破綻が生じること
がない。 しかし、逆に、発生した圧縮データ量が、目
標データ量Aよりも多い、例えば、1.3Aであった場
合は、1.0A以降のデータについては、バッファメモ
リ5から読み出されずに終るため、復号化部12におけ
る復号処理において、所定フィールドの圧縮データが
0.3A分不足することとなり、画像破綻が生じる結果
となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来方法によるSF値
制御は、予定した量よりも多いデータが発生した場合、
圧縮データの後半部が伝送できない、または、蓄積でき
ないケースが生じる。したがって、必要な全データが揃
わず、画像を完全に復号出来ないため、画像破綻が生じ
る。 また、全体的には単純な絵柄だが、一部に複雑な
絵柄が存在する画像の場合、SF値が小さな値となり、
一部の複雑な部分のエントロピー符号化処理に手間取
り、全体動作にて一時停止が発生する。 その結果、作
成されるデータ量は目標量以下でも、圧縮データの完成
が遅れ、結果的に画像の後半部が伝送もしくは記録でき
ず、さらに画像破綻の頻度が高くなる欠点がある。本発
明はこれらの欠点を除去し、圧縮データの伝送または蓄
積において、入力画像が変化した場合、例えば、単純な
絵柄から複雑な絵柄にシーンチェンジした場合でも、圧
縮データの一部を失うケースを極力減少させ、画像破綻
する頻度が非常に少ない、動画像の符号化復号化システ
ムの実現を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、各種信号を圧縮符号化し、伝送もしくは蓄
積後、復号化する符号化復号化システムにおいて、前回
の圧縮符号化処理により得られた圧縮データ量に基づ
き、当該圧縮条件を調整制御する場合、当該圧縮条件の
調整制御を所定の範囲に制限する手段と、当該圧縮符号
化処理により得られる圧縮データ量の目標値を当該シス
テムにおける伝送可能な圧縮データ量より所定値だけ低
い値に変換設定する手段の少なくともいずれか一方の手
段により、当該調整制御を行うようにしたものである。
すなわち、圧縮データ量の変動分を考慮して、目標とし
て設定する圧縮データ量を伝送可能な圧縮データ量より
所定値だけ少なく設定し、さらに量子化処理における圧
縮条件を定めるスケールファクタ(SF)値の下限値Lu
を所定値に定め、常に、SF値が下限値Lu以上となる
ようSF値制御を行うようにしたものである。
【0017】その結果、伝送もしくは記録可能な最大圧
縮データ量をA、シーンチェンジ等において発生する各
フィールド画像間での圧縮データ量の変動の内、通常の
画像(画像の細かさが中程度のもの)からの予想される最
大変動幅を±Hとした場合、目標とする圧縮データ量を
A−Hに設定することで、常に圧縮データ量に+Hの余
裕ができ、圧縮データ量が+H変動しても、最終的に出
力される圧縮データ量は最大圧縮データ量Aを越えない
ため、画像破綻は生じない。ここで、さらに、圧縮条件
を定めるSF値を所定の下限値Lu(例えば、通常画像
時のSF値に近い値)以上に常に制御することにより、
単純な画像から複雑な画像に変わった場合でも、SF値
は通常画像時のSF値に近い値のため、従来のように、
小さなSF値(低圧縮率)で複雑な画像を処理することが
なくなる。
【0018】従って、単純な画像から複雑な画像に変わ
った場合でも、通常の画像から複雑な画像に変化した場
合と同様のSF値(圧縮率)で圧縮処理できるため、SF
値の変化が少なくなり、圧縮データ量の変動幅も幅H内
におさまり、画像破綻の頻度が激減する。また、全体的
には単純な絵柄だが、一部に複雑な絵柄が存在する画像
の場合にも、SF値を所定の下限値Luに抑えることに
より、一部の複雑な部分をLu値以下の小さなSF値に
て処理することがなくなるため、エントロピー符号化処
理に手間取ることが無くなる。 これによって、圧縮処
理の全体動作に一時停止が発生しなくなり、復号化時の
画像破綻頻度が大幅に低下する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実現する符号化シ
ステムの一実施例を図1に示し、説明する。ここで、図
4と同一符号のものは同様の動作をするものであり、以
下の説明では本発明の新規構成部分を中心に説明する。
符号化部10のSF1端子は、後述のSF制限器14の
I端子に接続される。SF制限器14のO端子は、符号
化部10のSF2端子に接続される。最終的に伝送もし
くは復号化装置側で記録可能な最大圧縮データ量(以
下、最大伝送データ量という)8は、後述の変換器13
のI端子に入力され、変換器13のO端子は符号化部1
0のTAG端子に接続される。 符号化部10のDO端
子は、伝送路11を経て復号化部12に入力される。変
換器13は、最大伝送データ量8をA、通常の画像から
の予想される圧縮データ量の変動幅を±Hとしたとき、
符号化部10のTAG端子に与えられる目標データ量
を、A−H(Hは予想最大変動量)に変換する。 即ち、
目標として設定する圧縮データ量を、例えば、圧縮デー
タ量の予想最大変動分だけ低い値に設定変更するように
したものである。また、SF制限器14は、SF値の下
限値Luを、例えば、通常画像時のSF値に近い値に定
め、常に、SF値が下限値Lu以上となるように制限す
るものである。
【0020】次に、図1のシステムの各部の動作につい
て述べる。変換器13は、I端子に入力された最大伝送
データ量8の値Aから、例えば通常画像からの予想され
る圧縮データ量の最大変動幅の値Hを減算した値A−H
を、目標圧縮データ量としてO端子に出力する。SF制
限器14は、SF発生部9よりI端子に入力された前フ
ィールドで算出されたSF値が、SF制限器14に下限
として定めた値Lu未満であった場合、SF値を下限値
Luに置換してO端子に出力する。 SF値が、下限値
Lu以上の場合は、I端子に入力されたSF値をそのま
まO端子に出力する。
【0021】次に、図1のシステムの全体の動作につい
て説明する。符号化部10は、第n(nは任意の正の整
数)フィールド目の入力映像を、SF2端子に入力され
た1つ前のフィールドのSF値である、値SFn-1 を用
いて圧縮処理し、圧縮データをDO端子に出力する。こ
の際、カウンタ6は第nフィールド目の圧縮データ量を
カウントする。第nフィールド目の圧縮処理を完了後、
符号化部10の比較器7は、カウンタ6が算出した第n
フィールド目の圧縮データ量と、TAG端子に与えられ
た目標圧縮データ量の値A−Hとを比べ、両者の差に応
じた値を出力する。SF発生部9は、この差に対応した
(差が小さくなるような)新たなSF値である、値SFn
をSF1端子に出力する。SF制限器14は、この値S
n が、SF制限器14に設定された下限値Lu(例え
ば、通常の画像時のSF値に近い値)よりも大きな値で
あれば、そのまま、O端子に値SFn を、一方、この値
SFn が下限値Luよりも小さな値であれば、下限値L
uに置換して、O端子に出力する。そして、符号化部1
0は、次の第n+1フィールド目を、この値SFn もし
くは下限値Luの値のSF値を用いて圧縮処理する。
【0022】ここで、第m−1(mは任意の正の整数)フ
ィールドの入力画像が、通常の標準的な絵柄であり、そ
の時のSF値は下限値Luよりも大きな値の場合を考え
る。そして、入力画像の絵柄が、第mフィールド目に複
雑な絵柄に変化したとする。この場合、第mフィールド
目のSF値は、第m−1フィールドの標準的な絵柄であ
る画像を処理した際の標準的な値SFm-1が用いられ
る。このため、圧縮データ量は、前述のように、通常画
像から複雑な画像に変化した場合の圧縮データ量の最大
変動分H程度増加することになるが、目標圧縮データ量
をA−Hに設定しているため、この時、DO端子に出力
される全圧縮データ量は、(A−H)+H=Aとなり、最
大伝送データ量Aを越えることはない。したがって、画
像破綻の発生を防止できる。ここで、第mフィールドで
出力される圧縮データ量は、上記のように、ほぼ最大伝
送データ量Aであり、目標値のA−Hを越えているた
め、次の第m+1フィールドでの圧縮処理に用いられる
SF値(SFm )は、両者の差の+Hに相当する分若干大
きな値に変更される。そして、第m+1フィールドで
は、上記のSF値(SFm )が用いられるため、若干高い
圧縮率により圧縮処理が行われ、圧縮データ量はA−H
内となり、SF値の変更はなくなる。
【0023】また、画像が単純な画像に変化していく場
合、SF値は小さくなっていくが、SF1端子からのS
F値が下限値Lu以下になると、SF制限器14が機能
し、下限値Lu(例えば、通常画像処理時のSF値に近
い値)に置換したSF値を出力する。 したがって、例
えば、画像の大部分は単純な絵柄で、ごく一部に複雑な
絵柄が存在するような画像の処理の場合でも、SF値の
必要以上の低下が防止できるため、従来のように、小さ
なSF値で複雑な絵柄部分を処理することがなくなり、
エントロピー符号化処理での一時停止が発生しない。こ
の場合、次フィールドを圧縮処理し得られるデータ量
は、目標圧縮データ量A−Hには届かない。 このた
め、再度下限値Luを下回るSF値が出力され、SF制
限器14において、同様の処理が再度繰り返される。
【0024】次に、SF制限器14の一実施例を図2に
示し、説明する。これは、切り替え器14−1と比較器
14−2からなる。 SF値が入力されるI端子は切り
替え器14−1のX入力と比較器14−2のX入力に接
続される。切り替え器14−1のY入力と比較器14−
2のY入力には、下限値Luが各々印加される。比較器
14−2の出力は切り替え器14−1のS入力に接続さ
れる。切り替え器14−1の出力はO端子に接続され
る。切り替え器14−1は、S入力に論理0が入力され
るとY入力(下限値Lu)を、論理1が入力されるとX入
力(SF値)を出力する。比較器14−2は、例えば、X
(SF値)>Y(下限値Lu)の場合は論理1を、X(S
F値)≦Y(下限値Lu)の場合は論理0を出力する。
その結果、前述したSF値制限の動作が行われる。SF
制限器14の第2の実施例として、マイクロコンピュー
タの利用が考えられる。 これは、マイクロコンピュー
タが複数組装備している、I/Oポートの第1組をIポ
ートとし、I端子と接続する。 また、I/Oポートの
第2組をOポートとし、O端子に接続する。第1組のI
ポートに入力されたデータ値(SF値)を、下限値Luと
比較し、その結果に応じて、第2組のOポートに、第1
組の値をそのまま、もしくは下限値Luを出力するよう
プログラミングすることにより、SF値制限動作を行
う。
【0025】次に、変換器13の一実施例を図3に示
し、説明する。目標データ量Aが入力されるI端子は、
減算器13−1の+入力に接続される。圧縮データ量の
変動分Hに相当する値が減算器13−1の−入力に設定
される。これにより、減算器13−1で、A−Hの減算
が行われ、O端子に出力される。なお、ここでは変換器
13の処理内容を減算処理としたが、1.0以下の値を
乗じる乗算器でも同様な効果を得ることができる。変換
器13の第2の実施例として、マイクロコンピュータを
利用しても良い。昨今のマイクロコンピュータは処理能
力が向上しているため、SF制限器14と変換器13の
処理の両方をこなすことは、たやすい。
【0026】次に、圧縮データ量が増加する画像変化の
場合の処理動作について説明する。圧縮データ量が増加
する画像の変化としては、以下の3通りが考えられる。
単純画像→通常画像、 通常画像→複雑画像、 単純画
像→複雑画像である。ここで、単純画像→通常画像、通
常画像→複雑画像に変化する場合は、予想される圧縮デ
ータ量の最大変動幅は、前述のように、おおよそ+H以
内である。従って、この条件下では、SF制限器14に
設定された下限値Luを用いなくとも、前述のような変
換器13の処理(目標圧縮データ量をA−Hに設定)だけ
で、圧縮データ量は、最大伝送データ量Aを超えず、画
像破綻は回避できる。また、単純画像→複雑画像に変化
する場合、従来のようにSF値に下限を設けないと、予
想されるデータ量の最大変動幅は、おおよそ+2H程度
となる。しかし、本発明では、単純な画像の場合、SF
制限器14が働き、SF値を値Lu(例えば、通常の画
像時のSF値に近い値)に制限した量子化が行われる。
従って、画像が、単純→複雑と変化した場合でも、ほぼ
通常画像時のSF値で複雑な画像の圧縮処理が行われる
ため、上記通常画像から複雑な画像に変化した場合と同
様に、データ量の変動幅は、おおよそ+H以内となり、
圧縮データ量が+H増加しても、前述のように、出力さ
れる圧縮データ量は、(A−H)+H=Aとなり、最大伝
送データ量Aを超えず、画像破綻が防止できる。
【0027】次に、図1のシステムの一部の機能を、コ
ンピュータと制御プログラムにより実行する実施例を、
図6に示し説明する。 図6において、符号化部10は
図1の符号化部と同じものであるため、説明を省略す
る。TAG,SF1,SF2の各端子は、対応するレジ
スタ21,22,23を介し、CPUバス25に接続さ
れている。 コンピュータのCPU24は、CPUバス
25を介し、目標圧縮データ量(A−H)をレジスタ22
に書き込み、その値をTAG端子に出力する。 さらに
CPU24は、レジスタ23を介し、SF1端子に出力
されるSF値を取り込む。ここで、CPU24は、取り
込んだSF値を予め設定されている下限値Luと比較
し、このSF値が下限値Lu以下の場合には、下限値L
uをレジスタ21に書き込み、このSF値が下限値Lu
よりも大きい場合には、レジスタ23から取り込んだS
F値を、そのままレジスタ21に書き込む。 ここで、
CPU24がこれらレジスタ群をアクセスする期間は、
画像データの垂直ブランキング期間であり、この期間は
割込みコマンドでCPU24に知らされる。 なお、バ
ッファメモリ5については、図1のシステムの場合と同
様のアクセス制御がCPU24により行われる。
【0028】以上説明した実施例において適用する、圧
縮条件(目標圧縮データ量A−H、SF値の下限値L
u)の設定の具体的な数値の一例を、以下に示す。例え
ば、符号化部10の入力端子1に与えられる画像データ
が、約200Mbps(3.35Mbit/フィールド)、伝送路
11の最大伝送データ量Aが、約20Mbps(335Kbit
/フィールド)、通常画像からの予想される圧縮データ
量の最大変動幅Hの値が、5〜6Mbps(67〜84Kbit
/フィールド)、単純画像からの予想される圧縮データ
量の最大変動幅Hの値が、10〜12Mbps(134〜1
68Kbit/フィールド)であるような条件下において符
号化伝送する場合、第1の設定として、目標圧縮データ
量A−Hの値を、14〜15Mbpsに設定する。また、上
記の条件下において、SF値の設定幅が1〜65536
である場合、第2の設定として、SF値の下限値Lu
を、50〜100前後に設定し、この場合はさらに、目
標圧縮データ量A−Hの値を、17〜17.5Mbps に設
定する。その結果、第1の設定とした場合、出力される
圧縮データの画質は、10段階評価(10→画質最良:
原画と同等レベル)にて "9”となり、画像破綻が生ず
る確率を、0.1%以下に抑えることができる。 ま
た、第2の設定とした場合、出力される圧縮データの画
質を "10"、画像破綻が生ずる確率を、0.1%以下と
することができる。 以上のような圧縮条件の設定の数
値を、他の例とともにまとめて、下記の表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】上記の表1から明らかなように、目標圧縮
データ量A−Hの値とSF値の下限値Luとを、適宜、
最適な値に設定することにより、画質が良好で、かつ、
画像破綻が生ずる確率を、大幅に低減することができ
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明によれば、
動画像を符号化し、伝送もしくは記録後に復号する符号
化復号化システムにおいて、動画像から圧縮データを得
る符号化処理にて、出力されるデータ量が、伝送もしく
は記録可能なデータ量を越える確率を大幅に低減でき、
かつ、符号化処理時間の増大を防止できる。その結果、
伝送もしくは蓄積において、圧縮データの一部を失うケ
ースが大幅に減少し、画像が破綻する頻度が非常に少な
い動画像の符号化復号化システムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号化復号化システムの全体構成を示
すブロック図
【図2】本発明に用いるSF制限器14の一実施例を示
すブロック図
【図3】本発明に用いる変換器13の一実施例を示すブ
ロック図
【図4】従来の符号化復号化システムを示すブロック図
【図5】本発明に用いるバッファメモリ5の動作を説明
するための波形図
【図6】本発明の符号化復号化システムにコンピュータ
を用いた場合のブロック図
【符号の説明】
1:映像信号入力端子、2:DCT処理部、3:量子化
部、4:ハフマン処理部、5:バッファメモリ、6:カ
ウンタ、7:比較部、8:目標データ量、9:SF発生
部、10:符号化部、11:伝送路、12:復号化部、
13:変換器、14:SF制限器、21,22,23:
レジスタ、24:CPU。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種信号を圧縮符号化し、伝送もしくは
    蓄積後、復号化する符号化復号化システムにおいて、前
    回の圧縮符号化処理により得られた圧縮データ量に基づ
    き当該圧縮条件を調整制御する場合、当該圧縮条件の調
    整制御を所定の範囲に制限する手段と、当該圧縮符号化
    処理により得られる圧縮データ量の目標値を当該システ
    ムにおける伝送もしくは蓄積可能な圧縮データ量より所
    定値だけ低い値に変換設定する手段の少なくともいずれ
    か一方の手段により、当該調整制御を行うことを特徴と
    する符号化復号化システム。
  2. 【請求項2】 各種信号を圧縮符号化するデータ圧縮部
    と、該圧縮符号化により得られる圧縮データ量を検出し
    て目標圧縮データ量と比較し、該比較結果に基づき上記
    データ圧縮部の圧縮条件を調整制御する制御値を発生す
    るデータ量制御部よりなる符号化部と、当該符号化出力
    を伝送もしくは蓄積する伝送もしくは蓄積部と、当該伝
    送もしくは蓄積データを復号化する復号化処理部とを有
    する符号化復号化システムにおいて、上記データ量制御
    部より発生する圧縮条件を調整制御する制御値を所定の
    下限値以下とならないように制限する手段と、上記デー
    タ量制御部に与えられる目標圧縮データ量の値を当該シ
    ステムにおける伝送もしくは蓄積可能な圧縮データ量よ
    り所定値だけ低い値に変換設定する手段の少なくともい
    ずれか一方の手段を付加したことを特徴とする符号化復
    号化システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記圧縮条件を調整
    制御する制御値を、上記データ圧縮部を構成する量子化
    部の量子化処理における圧縮条件を定めるスケールファ
    クタ値とし、当該スケールファクタ値を制限する上記制
    限手段は、該制限手段に与えられたスケールファクタ値
    が上記所定の下限値以下の場合に当該所定の下限値を上
    記量子化部に与え、上記制限手段に与えられたスケール
    ファクタ値が上記所定の下限値より大きい場合に当該ス
    ケールファクタ値を上記量子化部に与えるものとしたこ
    とを特徴とする符号化復号化システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3において、対象となる信
    号を動画像信号とし、上記圧縮データ量の検出は当該動
    画像信号の信号形式に基づく1画面相当の画像単位で行
    い、上記圧縮条件の設定は当該動画像信号の信号形式に
    基づく1画面相当の画像毎に行うことを特徴とする符号
    化復号化システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、上記圧縮条件の設定
    は、第n画面(nは任意の正の整数)の画像にて検出さ
    れた上記圧縮データ量に基づき、第(n+1)画面用の制
    御値を算出設定するものであることを特徴とする符号化
    復号化システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5において、当該システム
    は、所定のプログラムに従って動作するマイクロコンピ
    ュータを含み、該マイクロコンピュータは、上記圧縮条
    件の設定と上記目標圧縮データ量の設定を制御するもの
    であることを特徴とする符号化復号化システム。
JP30194496A 1995-11-16 1996-11-13 符号化復号化システム Pending JPH09200749A (ja)

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JP29876895 1995-11-16
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999038262A1 (en) * 1998-01-21 1999-07-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Variable-length encoder

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WO1999038262A1 (en) * 1998-01-21 1999-07-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Variable-length encoder
US6741651B1 (en) 1998-01-21 2004-05-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Variable-length encoder

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