JPH09200105A - 個別選択形中継増幅装置 - Google Patents
個別選択形中継増幅装置Info
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- JPH09200105A JPH09200105A JP8020666A JP2066696A JPH09200105A JP H09200105 A JPH09200105 A JP H09200105A JP 8020666 A JP8020666 A JP 8020666A JP 2066696 A JP2066696 A JP 2066696A JP H09200105 A JPH09200105 A JP H09200105A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 2
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Abstract
(57)【要約】
【課題】移動通信システムの不感地に設置する無線中継
増幅装置におけるチャネルの増幅,変更、故障の検出と
応急処置を素早く行うことのできる安価な装置を提供す
る。 【解決手段】分配器4と合成器7の間の個別選択増幅器
を複数(n)個づつ実装して増幅ユニット20とし、そ
れをm個配置するように構成した。
増幅装置におけるチャネルの増幅,変更、故障の検出と
応急処置を素早く行うことのできる安価な装置を提供す
る。 【解決手段】分配器4と合成器7の間の個別選択増幅器
を複数(n)個づつ実装して増幅ユニット20とし、そ
れをm個配置するように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車電話システ
ムあるいは無線呼出しシステムで使用される不感地対策
用の無線中継増幅装置に関するものである。
ムあるいは無線呼出しシステムで使用される不感地対策
用の無線中継増幅装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、自動車電話システムや無線呼出し
システム等の移動通信システムでは、無線回線を使用し
ているため、ビル・地下街・地下駐車場等、電波の届か
ない不感地帯がある。最近、携帯機の普及とともに、こ
れらの不感地域をサービスする要求が高まっている。こ
れらの不感地域を救済するために、無線中継増幅装置が
設置されつつある。無線中継増幅装置には、共通増幅形
と個別選択形とがある。共通増幅形は、基地送信帯域/
移動送信帯域の帯域信号をそれぞれ1つの増幅器で共通
増幅するように構成されている。個別選択形は、各送信
帯域内の多チャネル信号を分岐してチャネル毎に選択増
幅して合成するように構成されている。
システム等の移動通信システムでは、無線回線を使用し
ているため、ビル・地下街・地下駐車場等、電波の届か
ない不感地帯がある。最近、携帯機の普及とともに、こ
れらの不感地域をサービスする要求が高まっている。こ
れらの不感地域を救済するために、無線中継増幅装置が
設置されつつある。無線中継増幅装置には、共通増幅形
と個別選択形とがある。共通増幅形は、基地送信帯域/
移動送信帯域の帯域信号をそれぞれ1つの増幅器で共通
増幅するように構成されている。個別選択形は、各送信
帯域内の多チャネル信号を分岐してチャネル毎に選択増
幅して合成するように構成されている。
【0003】図5は従来の個別選択形中継増幅装置の構
成例図である。本方式はチャネル毎に選択増幅するた
め、中継増幅する以外の周波数が混在する時は、増幅が
容易で、かつ、スプリアス発生の少ない中継増幅ができ
る。図5は片方向中継の構成例であるが、双方向中継の
場合の原理は同じであるので片方向のみについて説明す
る。図において、1は受信アンテナ、2は送信アンテ
ナ、3は共通増幅器、4は分配器であり入力を各個別選
択増幅器に分配する。5はn個(例えば8個)の個別選
択増幅器、6は制御部、7は合成器であり、各個別選択
増幅器5の出力を合成する。8は入力の帯域制限フィル
タ、9は低雑音プリアンプ、10は出力の帯域制限フィ
ルタである。
成例図である。本方式はチャネル毎に選択増幅するた
め、中継増幅する以外の周波数が混在する時は、増幅が
容易で、かつ、スプリアス発生の少ない中継増幅ができ
る。図5は片方向中継の構成例であるが、双方向中継の
場合の原理は同じであるので片方向のみについて説明す
る。図において、1は受信アンテナ、2は送信アンテ
ナ、3は共通増幅器、4は分配器であり入力を各個別選
択増幅器に分配する。5はn個(例えば8個)の個別選
択増幅器、6は制御部、7は合成器であり、各個別選択
増幅器5の出力を合成する。8は入力の帯域制限フィル
タ、9は低雑音プリアンプ、10は出力の帯域制限フィ
ルタである。
【0004】受信アンテナ1に入力した信号は、帯域制
限フィルタ8で制限を受け、NFの良いプリアンプ9で
増幅され、各チャネル毎に選択増幅する狭帯域の個別選
択増幅器5−1〜5−nに、分配器4で分配される。各
個別選択増幅器5−1〜5−nの出力は、合成器7で合
成され、共通増幅器3で増幅され、帯域制限フィルタ1
0で制限を受け、送信アンテナ2より放出される。制御
部6は個別選択増幅器5−1〜5−nがそれぞれ内蔵し
ているシンセサイザを制御して選択チャネルを設定す
る。帯域制限フィルタ8,10は、中継増幅する周波数
帯域の全てのチャネルを通過させるフィルタである。こ
の例は、合成器7の出力を共通増幅器3で共通増幅する
例であるが、共通増幅器3なしで合成器7の出力をその
まま帯域制限フィルタ10に出力してもよい。
限フィルタ8で制限を受け、NFの良いプリアンプ9で
増幅され、各チャネル毎に選択増幅する狭帯域の個別選
択増幅器5−1〜5−nに、分配器4で分配される。各
個別選択増幅器5−1〜5−nの出力は、合成器7で合
成され、共通増幅器3で増幅され、帯域制限フィルタ1
0で制限を受け、送信アンテナ2より放出される。制御
部6は個別選択増幅器5−1〜5−nがそれぞれ内蔵し
ているシンセサイザを制御して選択チャネルを設定す
る。帯域制限フィルタ8,10は、中継増幅する周波数
帯域の全てのチャネルを通過させるフィルタである。こ
の例は、合成器7の出力を共通増幅器3で共通増幅する
例であるが、共通増幅器3なしで合成器7の出力をその
まま帯域制限フィルタ10に出力してもよい。
【0005】図6は個別選択増幅器5−1〜5−nのそ
れぞれの構成例を示す。図において、11は低雑音増幅
器、12はミキサ(MIX)、13はIF(中間周波)
フィルタ、14はIF増幅器、15は局部発振器、16
はミキサ(MIX)、17はスプリアス除去フィルタ、
18は増幅器である。分配器4で分配された信号は、低
雑音増幅器11で増幅され、MIX12でIFに変換さ
れる。IFの周波数は、入力信号周波数より低く、個別
チャネルを選択するフィルタが実現できる周波数に設定
されている。
れぞれの構成例を示す。図において、11は低雑音増幅
器、12はミキサ(MIX)、13はIF(中間周波)
フィルタ、14はIF増幅器、15は局部発振器、16
はミキサ(MIX)、17はスプリアス除去フィルタ、
18は増幅器である。分配器4で分配された信号は、低
雑音増幅器11で増幅され、MIX12でIFに変換さ
れる。IFの周波数は、入力信号周波数より低く、個別
チャネルを選択するフィルタが実現できる周波数に設定
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、個別選択増幅器
5−1〜5−nは中継したいチャネルの数だけ実装し、
システムが増波した時、その都度、増波用の個別選択増
幅器を追加している。しかしながら、このような構成で
は、個別選択増幅器の回路を構成する電子部品が安価に
もかかわらず、機構部品が高価であり、個別に増設する
ための筐体が高価となり、個別選択増幅器の数が少ない
時は中継装置としては非常に高価になってしまうという
欠点がある。また、全実装時でも、個別選択増幅器の個
々のユニットが高価なので、全体として高価になるとい
う欠点がある。
5−1〜5−nは中継したいチャネルの数だけ実装し、
システムが増波した時、その都度、増波用の個別選択増
幅器を追加している。しかしながら、このような構成で
は、個別選択増幅器の回路を構成する電子部品が安価に
もかかわらず、機構部品が高価であり、個別に増設する
ための筐体が高価となり、個別選択増幅器の数が少ない
時は中継装置としては非常に高価になってしまうという
欠点がある。また、全実装時でも、個別選択増幅器の個
々のユニットが高価なので、全体として高価になるとい
う欠点がある。
【0007】さらに、個々の個別選択増幅器のいずれか
が故障したときは、どのユニットが故障したのかを見つ
け出すまでに時間がかかるばかりでなく、修理が終わる
まで、あるいはユニットを交換するまでそのチャネルが
使用できないという保守上の問題がある。
が故障したときは、どのユニットが故障したのかを見つ
け出すまでに時間がかかるばかりでなく、修理が終わる
まで、あるいはユニットを交換するまでそのチャネルが
使用できないという保守上の問題がある。
【0008】本発明の目的は、上記従来の欠点を解決す
るために、チャネルの増設,変更が容易で、保守の面で
も、故障の検出や、故障発生のときの応急処置が素早く
行うことができてユーザに迷惑がかからず、しかも安価
な個別選択形中継増幅装置を提供することにある。
るために、チャネルの増設,変更が容易で、保守の面で
も、故障の検出や、故障発生のときの応急処置が素早く
行うことができてユーザに迷惑がかからず、しかも安価
な個別選択形中継増幅装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、無線基地局と不感地帯の移動局との相互通信電波を
双方向中継増幅する中継増幅装置であって、一方からの
送信電波を受信して当該送信帯域信号を選択増幅したの
ち複数のチャネルに分配する分配器と、該複数のチャネ
ルのそれぞれを個別選択増幅する複数の個別選択増幅器
と、該複数の個別選択増幅器に内蔵された周波数シンセ
サイザを制御して選択チャネルを設定する制御部と、前
記複数の個別選択増幅器の出力を合成する合成器と、該
合成器の出力を増幅して当該送信帯域信号を他方へ送出
するように構成された個別選択形中継増幅装置におい
て、前記複数の個別選択増幅器は、複数(n)個の個別
選択増幅器を実装した複数(m)個の増幅ユニットで構
成されたことを特徴とするものである。
は、無線基地局と不感地帯の移動局との相互通信電波を
双方向中継増幅する中継増幅装置であって、一方からの
送信電波を受信して当該送信帯域信号を選択増幅したの
ち複数のチャネルに分配する分配器と、該複数のチャネ
ルのそれぞれを個別選択増幅する複数の個別選択増幅器
と、該複数の個別選択増幅器に内蔵された周波数シンセ
サイザを制御して選択チャネルを設定する制御部と、前
記複数の個別選択増幅器の出力を合成する合成器と、該
合成器の出力を増幅して当該送信帯域信号を他方へ送出
するように構成された個別選択形中継増幅装置におい
て、前記複数の個別選択増幅器は、複数(n)個の個別
選択増幅器を実装した複数(m)個の増幅ユニットで構
成されたことを特徴とするものである。
【0010】さらに、請求項2記載の本発明は、前記分
配器は前記複数(m)個の増幅ユニットに分配するよう
に構成され、前記合成器は前記複数(m)個の増幅ユニ
ットの出力を合成するように構成され、前記複数(m)
個の増幅ユニットのそれぞれは、前記分配器からの入力
を当該ユニットに実装された複数(n)個の個別選択増
幅器に分配する個別分配器と、該複数(n)個の個別選
択増幅器の出力を合成して出力する個別合成器とが備え
られたことを特徴とするものである。
配器は前記複数(m)個の増幅ユニットに分配するよう
に構成され、前記合成器は前記複数(m)個の増幅ユニ
ットの出力を合成するように構成され、前記複数(m)
個の増幅ユニットのそれぞれは、前記分配器からの入力
を当該ユニットに実装された複数(n)個の個別選択増
幅器に分配する個別分配器と、該複数(n)個の個別選
択増幅器の出力を合成して出力する個別合成器とが備え
られたことを特徴とするものである。
【0011】請求項3記載の請求項1及び請求項2記載
の複数(m)個の増幅ユニットには、それぞれ実装され
た複数(n)個の個別選択増幅器のそれぞれに設けられ
た供給電源のスイッチと、前記制御部からの制御信号に
よって該供給電源のスイッチを制御する個別制御部とが
備えられたことを特徴とするものである。
の複数(m)個の増幅ユニットには、それぞれ実装され
た複数(n)個の個別選択増幅器のそれぞれに設けられ
た供給電源のスイッチと、前記制御部からの制御信号に
よって該供給電源のスイッチを制御する個別制御部とが
備えられたことを特徴とするものである。
【0012】請求項4記載の請求項1,請求項2及び請
求項3記載の複数(m)個の増幅ユニットは、それぞれ
実装された複数(n)個の個別選択増幅器のそれぞれに
故障検出信号送出機能が備えられ、前記制御部は、前記
故障検出信号を受けたとき当該個別選択増幅器の電源供
給を停止するとともに動作休止中の個別選択増幅器を検
索して故障した個別選択増幅器と同じチャネルの個別選
択増幅器として電源供給するように構成したことを特徴
とするものである。
求項3記載の複数(m)個の増幅ユニットは、それぞれ
実装された複数(n)個の個別選択増幅器のそれぞれに
故障検出信号送出機能が備えられ、前記制御部は、前記
故障検出信号を受けたとき当該個別選択増幅器の電源供
給を停止するとともに動作休止中の個別選択増幅器を検
索して故障した個別選択増幅器と同じチャネルの個別選
択増幅器として電源供給するように構成したことを特徴
とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】まず、請求項1記載の発明につい
て説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す構成図
である。図において、20は増幅ユニットであり、図5
の従来の構成の分配器4と合成器7の間に複数(m)個
のユニット20−1〜20−mを配置したことを特徴と
する。mは通常1〜8である。この第1の実施例では、
個別選択増幅器をある程度の数n(例えば、n=8)を
1つの増幅ユニットとしてまとめ、増設する場合は、こ
の増幅ユニット単位に追加していくものである。このよ
うに複数個(n)の個別選択増幅器を1つの増幅ユニッ
ト20にまとめることにより、個別選択増幅器の機構部
品および筐体部品を安価にさせることができる。特に、
個別選択増幅器が小形になると、従来のように個別に増
設するためには小形化に限度があるが、n個の個別選択
増幅器をl個にユニット化すれば小形化が促進される。
て説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す構成図
である。図において、20は増幅ユニットであり、図5
の従来の構成の分配器4と合成器7の間に複数(m)個
のユニット20−1〜20−mを配置したことを特徴と
する。mは通常1〜8である。この第1の実施例では、
個別選択増幅器をある程度の数n(例えば、n=8)を
1つの増幅ユニットとしてまとめ、増設する場合は、こ
の増幅ユニット単位に追加していくものである。このよ
うに複数個(n)の個別選択増幅器を1つの増幅ユニッ
ト20にまとめることにより、個別選択増幅器の機構部
品および筐体部品を安価にさせることができる。特に、
個別選択増幅器が小形になると、従来のように個別に増
設するためには小形化に限度があるが、n個の個別選択
増幅器をl個にユニット化すれば小形化が促進される。
【0014】次に、請求項2に記載した本発明の中継増
幅装置について説明する。図2は本発明の第2の実施例
を示す構成図である。図において、30は増幅ユニット
である。この実施例は、個別分配器(40−1〜40−
m)と個別合成器(70−1〜70−m)を各増幅器ユ
ニット30−1〜30−mに設けた構成である。このよ
うにすると、筐体部品の数が大幅に低減される。通常、
個別に増設する場合は、保守を容易にするため、プラグ
インコネクタを用いることが多いので、高価な高周波系
のプラグインコネクタの数が低減されるので価格的に効
果が大きい。
幅装置について説明する。図2は本発明の第2の実施例
を示す構成図である。図において、30は増幅ユニット
である。この実施例は、個別分配器(40−1〜40−
m)と個別合成器(70−1〜70−m)を各増幅器ユ
ニット30−1〜30−mに設けた構成である。このよ
うにすると、筐体部品の数が大幅に低減される。通常、
個別に増設する場合は、保守を容易にするため、プラグ
インコネクタを用いることが多いので、高価な高周波系
のプラグインコネクタの数が低減されるので価格的に効
果が大きい。
【0015】次に、請求項3に記載した本発明の中継増
幅装置について説明する。図3は本発明の第3の実施例
を示す部分構成図であり、1つの増幅ユニット21−1
の内部ブロック図である。図において、1a〜naは個
別選択増幅器、1b〜nbはスイッチ回路(SW)、6
−1は個別制御部である。この実施例の増幅ユニット2
1−1〜21−mは下記の特徴をもっている。制御部6
より、各個別選択増幅器1a〜naのうちのいずれかの
選択周波数を個別制御部6−1で受けると、個別制御部
6−1は、当該チャネルのスイッチ1b〜nbをオンさ
せて個別増幅器1a〜naに電源を供給し、その後、周
波数設定信号を送出する。このことにより、仮に、使用
しない個別選択増幅器があっても、電源が投入されてお
らないため他への妨害はない。増幅ユニットが一つの場
合(m=1の時)は、個別制御部6−1が制御部6の役
割を行う。
幅装置について説明する。図3は本発明の第3の実施例
を示す部分構成図であり、1つの増幅ユニット21−1
の内部ブロック図である。図において、1a〜naは個
別選択増幅器、1b〜nbはスイッチ回路(SW)、6
−1は個別制御部である。この実施例の増幅ユニット2
1−1〜21−mは下記の特徴をもっている。制御部6
より、各個別選択増幅器1a〜naのうちのいずれかの
選択周波数を個別制御部6−1で受けると、個別制御部
6−1は、当該チャネルのスイッチ1b〜nbをオンさ
せて個別増幅器1a〜naに電源を供給し、その後、周
波数設定信号を送出する。このことにより、仮に、使用
しない個別選択増幅器があっても、電源が投入されてお
らないため他への妨害はない。増幅ユニットが一つの場
合(m=1の時)は、個別制御部6−1が制御部6の役
割を行う。
【0016】次に、請求項4に記載した本発明の中継増
幅装置について説明する。図4は本発明の第4の実施例
を示す構成図であり、1つの増幅ユニット22−1の内
部ブロック図である。この例は、各個別選択増幅器の故
障のときのアラーム機能を個別制御部6−1にもたせた
ものである。このことにより以下の機能が可能となる。
個別選択増幅器が不良状態になってアラームを送出する
と、個別制御部6−1にアラーム信号を送り、故障した
個別選択増幅器の電源スイッチを直ちにオフとし、当該
増幅ユニット内に使用していない個別選択増幅器がある
か否かを判定し、あればその個別選択増幅器の電源スイ
ッチをオンして故障した個別選択増幅器の選択周波数を
送る。なければ制御部6を経由して、他の増幅ユニット
の使用していない個別選択増幅器を捜し、あれば上述の
ように制御する。
幅装置について説明する。図4は本発明の第4の実施例
を示す構成図であり、1つの増幅ユニット22−1の内
部ブロック図である。この例は、各個別選択増幅器の故
障のときのアラーム機能を個別制御部6−1にもたせた
ものである。このことにより以下の機能が可能となる。
個別選択増幅器が不良状態になってアラームを送出する
と、個別制御部6−1にアラーム信号を送り、故障した
個別選択増幅器の電源スイッチを直ちにオフとし、当該
増幅ユニット内に使用していない個別選択増幅器がある
か否かを判定し、あればその個別選択増幅器の電源スイ
ッチをオンして故障した個別選択増幅器の選択周波数を
送る。なければ制御部6を経由して、他の増幅ユニット
の使用していない個別選択増幅器を捜し、あれば上述の
ように制御する。
【0017】以上は当たり前のことのようであるが、増
幅ユニットはn個の個別選択増幅器で構成されているの
で、未使用の個別選択増幅器が余る可能性がある。もち
ろん人為的に余らせてもよい。そのため、余った個別選
択増幅器を予備機として積極的に利用することができ
る。
幅ユニットはn個の個別選択増幅器で構成されているの
で、未使用の個別選択増幅器が余る可能性がある。もち
ろん人為的に余らせてもよい。そのため、余った個別選
択増幅器を予備機として積極的に利用することができ
る。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明を実
施することにより、チャネルの増設,変更が容易で、保
守の面でも、故障の検出、応急処置が短時間で実行さ
れ、かつ、安価で妨害発生の少ない中継増幅装置を提供
することができる。
施することにより、チャネルの増設,変更が容易で、保
守の面でも、故障の検出、応急処置が短時間で実行さ
れ、かつ、安価で妨害発生の少ない中継増幅装置を提供
することができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す構成図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す構成図である。
【図4】本発明の第4の実施例を示す構成図である。
【図5】従来の中継増幅装置の構成例図である。
【図6】個別選択増幅器の構成例図である。
1,2 アンテナ 3,9 増幅器 4 分配器 5 個別選択増幅器 6 制御部 7 合成器 8,10 帯域フィルタ 11,14,18 増幅器 12,16 混合器 13 帯域フィルタ 15 局部発振器 20,20−1〜20−m 増幅ユニット 30,30−1〜30−m 増幅ユニット 40,40−1〜40−m 個別分配器 70,70−1〜70−m 個別合成器 21−1 増幅ユニット 6−1 個別制御部 22−1 増幅ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加賀屋 範行 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 内田 貴 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 鈴木 寛 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 嶋田 信康 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 中田 学 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 無線基地局と不感地帯の移動局との相互
通信電波を双方向中継増幅する中継増幅装置であって、
一方からの送信電波を受信して当該送信帯域信号を選択
増幅したのち複数のチャネルに分配する分配器と、該複
数のチャネルのそれぞれを個別選択増幅する複数の個別
選択増幅器と、該複数の個別選択増幅器に内蔵された周
波数シンセサイザを制御して選択チャネルを設定する制
御部と、前記複数の個別選択増幅器の出力を合成する合
成器と、該合成器の出力を増幅して当該送信帯域信号を
他方へ送出するように構成された個別選択形中継増幅装
置において、 前記複数の個別選択増幅器は、複数(n)個の個別選択
増幅器を実装した複数(m)個の増幅ユニットで構成さ
れたことを特徴とする個別選択形中継増幅装置。 - 【請求項2】 前記分配器は前記複数(m)個の増幅ユ
ニットに分配するように構成され、 前記合成器は前記複数(m)個の増幅ユニットの出力を
合成するように構成され、 前記複数(m)個の増幅ユニットのそれぞれは、前記分
配器からの入力を当該ユニットに実装された複数(n)
個の個別選択増幅器に分配する個別分配器と、 該複数(n)個の個別選択増幅器の出力を合成して出力
する個別合成器とが備えられたことを特徴とする請求項
1記載の個別選択形中継増幅装置。 - 【請求項3】 請求項1及び請求項2記載の複数(m)
個の増幅ユニットには、それぞれ実装された複数(n)
個の個別選択増幅器のそれぞれに設けられた供給電源の
スイッチと、前記制御部からの制御信号によって該供給
電源のスイッチを制御する個別制御部とが備えられたこ
とを特徴とする請求項1及び請求項2記載の個別選択形
中継増幅装置。 - 【請求項4】 請求項1,請求項2及び請求項3記載の
複数(m)個の増幅ユニットは、それぞれ実装された複
数(n)個の個別選択増幅器のそれぞれに故障検出信号
送出機能が備えられ、 前記制御部は、前記故障検出信号を受けたとき当該個別
選択増幅器の電源供給を停止するとともに動作休止中の
個別選択増幅器を検索して故障した個別選択増幅器と同
じチャネルの個別選択増幅器として電源供給するように
構成したことを特徴とする請求項1,請求項2及び請求
項3記載の個別選択形中継増幅装置。
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