JPH09198385A - 文書管理装置 - Google Patents

文書管理装置

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JPH09198385A
JPH09198385A JP8004577A JP457796A JPH09198385A JP H09198385 A JPH09198385 A JP H09198385A JP 8004577 A JP8004577 A JP 8004577A JP 457796 A JP457796 A JP 457796A JP H09198385 A JPH09198385 A JP H09198385A
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JP
Japan
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JP8004577A
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English (en)
Inventor
Ikuro Yoshida
郁朗 吉田
Takeshi Kuwano
毅 桑野
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書の管理と処理を結合して実施する。 【解決手段】 情報入力手段11より入力された情報が
文書作成変更手段12により作成または変更され文書と
して生成されると、文書記憶管理手段13により外部記
憶装置2に記憶され共通の分類により管理される。文書
分類管理手段14は任意の分類で文書を管理し、共通の
分類との対応をとる。文書状態変化検出手段15が文書
が生成されたことを検出すると、処理情報定義手段16
は生成された文書に対する処理を予め定められた処理パ
ターンに基づき、さらに文書管理者の指示などを追加し
て処理内容を定義する。処理実行手段17はこの定義に
より処理を実施し、情報出力手段19は外部へ情報を送
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書を管理すると
共に文書に対して定義された処理を自動的に行う文書管
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の文書管理装置では、スキャナーで
イメージデータを作成したり、ワープロ、CADなどで
コードデータを作成する文書作成作業、作成した文書を
一定の規則に基づいて分類された保管場所に保管する分
類保管作業、分類保管作業により保管蓄積された文書を
捜し出すための検索作業、さらに検索作業で捜し出した
文書を表示したり印刷したりする機能に重点をおいた装
置が中心であった。
【0003】しかし保管管理する文書に付帯する作業内
容は単純でなく、ただ単に文書を保管するだけで作業が
終了するわけではない。ある文書処理の一例として以下
の文書処理を想定する。まず文書を保管する前に、その
文書の内容をチェックする為の業務処理として上司や関
係部署に承認を得る為の回覧を行う。その回覧結果を参
照して、さらに継続業務として、その文書に対して必要
事項を書き込む。さらにその内容を外部に対してFAX
文書として送信作業を行い、最後に文書をある特定の分
類に保管する。このように、ある文書が保管管理される
までに携わる作業は、複数の作業内容を経て行われるの
が通常である。
【0004】この作業を従来の文書管理装置で行うこと
を考えると、始めに文書を該当する分類に分類作業を行
い、その後分類した文書を選択して関係部署に対して複
写処理を行う。回覧した文書が返却された後、その内容
を確認して文書に対する必要事項を記入し、さらにその
文書をFAX送信する為の操作を行い、ようやく最終の
分類作業を行う為の文書移動を行うことができる。この
ように従来の文書管理装置では、文書分類保管作業と、
その文書に付帯する業務、いわゆる文書処理作業とは、
別々に考えられてきた。
【0005】昨今パソコンの普及とネットワーク化の推
進、蓄積装置の低価格化により、電子化された文書情報
の管理が一般化している。今後はさらにその利用にも加
速がかかり、その結果蓄積文書の増加、利用業務範囲の
広がりが大きくなると考えられる。そのような背景で、
ただ単に文書を蓄えるだけでなく、保管文書を有効に活
用したり、その文書に関する付帯作業の効率化、自動化
を考えるようになってきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記、従
来の文書管理装置では文書に関する一連の処理を行う場
合、その一連の処理を自分自身で管理して覚え一つ一つ
確実に実行して行かなければならない。さらに文書に対
する処理は、その文書がもつ文書の種別、例えば請求
書、注文書、決裁書などによって決定されるものであ
り、必ずしも文書の保管場所と処理内容が一致する保証
はない。従来システムでは文書の分類保管を行い文書に
対する処理を行う場合、文書に対する処理が発生するつ
ど個々の分類保管場所の文書に対してアクセスを行わな
ければいけない。その為ユーザはつねに文書を分類保管
した場所を記憶しておく必要があり、文書を保管管理し
ている場所と文書に関する処理を結びつけながら作業を
行わなければならなかった。
【0007】さらに、例にあげた請求書、注文書、決裁
書などの文書処理業務は自分自身で完結する処理ではな
く、他人、他部署より処理開始、再開を指示される受動
的な処理業務の為、常に外部に対して注意をはらいなが
ら作業を行わなければならない。このことはある特定の
業務に集中して作業を行っている時に発生することを想
定した場合、順調に作業している流れを一時的に中断し
てしまうことになり、作業者当人にとって作業効率を低
下させるだけではなく、精神的にも非常に苦痛となる問
題であった。
【0008】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、文書を分類管理すると共に、この文書に対して
行われる処理を定義し実行するようにして文書の管理と
処理を結合して実施する文書管理装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の文書管理装置
は、文書が作成または変更されるとこれを外部記憶手段
に記憶して管理をすると共に、この文書に対して行われ
る処理を定義し、この定義により処理を実行するように
したものである。この発明によれば、文書の管理とその
処理を結合して自動的に実施できる。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1の発明では、イメージ情
報またはコード情報を入力する情報入力手段と、この情
報入力手段により入力された情報を文書として作成また
は変更する文書作成変更手段と、前記文書を外部記憶手
段に記憶して管理する文書記憶管理手段と、この文書記
憶管理手段で管理する文書を文書管理者が任意に設定し
た分類により管理する文書分類管理手段と、この文書分
類管理手段で管理される文書が作成または変更されたこ
とを検出する文書状態変化検出手段と、この文書状態変
化検出手段により文書が作成または変更されたことを検
出すると、前記文書に対して実行する処理内容を定義す
る処理情報定義手段と、この処理情報定義手段により定
義された処理を実行する処理実行手段とを備える。
【0011】文書が作成または変更されて文書作成変更
手段により生成されると、文書記憶管理手段により外部
記憶装置に記憶され共通の分類により管理される。文書
分類管理手段は文書管理者にとって使い易い等任意に設
定した分類と、文書記憶管理手段が用いる共通の分類と
の対応を取り、文書管理者が各自定めた分類を使って文
書を分類できるようにする。文書状態変化検出手段が文
書が作成または変更されて生成されたことを検出する
と、処理情報定義手段は、生成された文書に対する処理
を予め定められた処理パターンに基づき、さらに文書に
よっては文書管理者からの指示などを追加して処理内容
を定義する。処理実行手段はこの定義に従い文書処理を
実行する。これにより、文書管理者は自己にとって使い
易いなどの特別の意味のある分類にして作成または変更
した文書を分類すれば、文書の管理と処理が自動的に行
われる。
【0012】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記処理情報定義手段により定義される処理内容
を複数定義できるようにし、この複数定義内容の処理実
行に優先順位を設定し、その優先順位の変更も可能とす
る。
【0013】文書に対する処理を複数定義し、優先順位
を設定して、その順位に従い文書処理を実行するので複
雑な処理も実行できる。さらに優先順位については、操
作者による変更もできるようにしたので、状況に適した
処理が実行できる。
【0014】請求項3の発明では、請求項2において、
前記分類管理手段により管理される文書に対して文書の
種別を定義して、この種別に応じて前記処理情報定義手
段が処理内容を定義するようにする。
【0015】文書の処理を定義するに当たり、注文書と
か請求書などのように文書の種別を分類し、処理情報定
義手段はこの文書の種別に応じた処理内容を定義する。
これにより、処理内容を適切に定義できる。
【0016】請求項4の発明では、請求項1乃至3にお
いて、前記文書状態変化検出手段は文書の作成または変
更を行った文書管理者の違いを検出し、前記処理情報定
義手段はこの文書管理者の違いに応じて実行する処理内
容を定義する。
【0017】他人が作成した文書に対し自己が担当する
事項を追加して処理させるなど、自己が作成した文書と
他人が作成した文書とでは処理内容が変わる場合がある
ので、それぞれに応じて処理内容を定義する。
【0018】請求項5の発明では、請求項1乃至4にお
いて、前記処理実行手段により処理を実行する開始時間
を監視する実行開始監視手段を設け、前記処理情報定義
手段により定義される処理内容に文書管理者が処理時間
を設定できるようにする。
【0019】例えば、FAX送信などの処理を緊急に行
うか、通信料の安い時間帯に行うかなどの決定を文書管
理者が決定することができるようになり、合理的な文書
処理を行うことができる。
【0020】請求項6の発明では、請求項1乃至5にお
いて、前記処理実行手段により文書の複写処理または移
動処理が行われ文書の複製が発生する場合、前記処理情
報定義手段は、複製先で実行される複製文書の処理内容
も定義するようにする。
【0021】文書の複製が発生した場合、複製先の処理
実行手段に対し、複製元の処理情報設定手段が処理内容
を定義することができるようにしたことにより、複製先
での処理を確実に実施することができる。
【0022】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明の実施の形態を含む全
体システムを示す。1は文書管理装置でワークステーシ
ョンやパーソナルコンピュータよりなる。2は外部記憶
装置でハードディスクを有し、データの記憶、読み出し
を迅速に行う。3はファックスサーバでワークステーシ
ョン、パーソナルコンピュータ、およびファクシミリを
有し、文書管理を行うと共に自己及び他の文書管理装置
の要求によりファックス通信を行う。4はLAN(ロー
カルエリアネットワーク)で各装置を一体に接続する。
各文書管理装置1は外部記憶装置2やファックスサーバ
3に対してユーザとなるので、ユーザ1,ユーザ2……
ユーザnとして区別する。各ユーザが作成や変更して生
成した文書は外部記憶装置2に格納される。例えばユー
ザ1が生成した文書を複写してユーザ2に送付する場
合、複写された文書は外部記憶装置2内のユーザ2の領
域に複写される。
【0023】図2は文書管理装置の構成を示すブロック
図である。情報入力手段11はイメージスキャナから読
み込まれたイメージ情報、ワープロで作成されたコード
情報、複写された情報などのデータを入力する。文書作
成変更手段12は情報入力手段11から入力された情報
を文書として作成または文書として入力されたものを変
更する。文書分類管理手段14は文書作成変更手段12
で作成または変更された文書を外部記憶装置2に記憶さ
せこれを管理する。文書分類管理手段14は文書記憶管
理手段13で管理される複数の文書を各文書管理装置1
の文書管理者にとって特定の意味のある文書群として、
つまり文書管理者が任意に定めた分類に従い管理する。
なお、文書記憶管理手段13は文書を各文書管理装置1
に共通の分類で管理しており、文書分類管理手段14は
この共通の分類と対応づけて各文書管理者にとって特定
の意味のある文書の分類を管理する。これにより各文書
管理者は共通の分類を意識することなく、自己に適した
分類で文書を扱うことができる。
【0024】文書状態変化検出手段15は文書分類管理
手段14により管理される文書が新規に作成されたこと
や文書の内容が変更されたことなどを検出する。処理情
報定義手段16は文書が作成または変更されたことが検
出されると、その文書に対して予め定められた処理パタ
ーンに基づき処理内容を定義する。この場合管理者から
のファックス送信時間の指示などを追加して定義できる
ようになっている。
【0025】処理実行手段17は処理情報定義手段16
により定義された処理を実行する。実行開始監視手段1
8は処理情報定義手段16で定義された処理内容の内、
実行時間の指定がある処理に関して指定時間まで処理を
保留しておく。情報出力手段19は処理実行手段17で
実行された処理のうちファックス送信処理やメール送信
など外部に対して情報を出力する必要があるとき、例え
ばファックス送信のときは図1に示すファックスサーバ
3に送出する文書を指示する。
【0026】図3は処理情報定義手段16により管理さ
れるテーブルの内容を説明する図である。処理情報定義
手段16の管理するテーブルは2種類あり、1つは20
1で示す処理情報定義テーブル、もう1つは209で示
す相手先処理テーブルである。処理情報定義テーブル2
01は、文書分類管理手段14で管理される分類に対し
て1つ管理される。この情報は、文書状態変化検出手段
15により文書の状態に変化が発生した際に、処理実行
手段17により実行される処理内容を表している。レコ
ード項目は7項目あり、それぞれ状態変化202、文書
種別203、相手先処理204、処理内容205、優先
順位206、開始時間207、処理パラメータ208を
定義する。
【0027】相手先処理テーブル209は、処理情報定
義テーブル201に対して1つ管理される。この情報は
処理情報定義テーブル201の相手先処理204の項目
より指し示される。レコード項目は5項目あり、それぞ
れ処理番号210、処理内容205、優先順位206、
開始時間207、処理パラメータ208を定義する。
【0028】状態変化202の項目は、文書データの変
化状態の種類を定義する項目で、設定内容としては作成
(自身)、作成(他者)、削除(自身)、削除(他
者)、変更(自身)、変更(他者)を設定する。文書種
別203の項目は、文書の内容による作業内容を総称す
る名称を定義する項目で、設定内容としては注文書、請
求書、見積書などを設定する。
【0029】相手先処理204の項目は、処理実行の
際、処理対象者に対して継続して処理を依頼する処理内
容を表す相手先処理テーブル209の処理番号210で
示される番号を設定する。処理内容205の項目は、処
理実行手段17により実行する処理の種別を設定する。
設定内容といては通知、表示、印刷、複写、削除、移動
処理、FAX送信、メール送信などを設定する。
【0030】優先順位206の項目は、複数処理が実行
される場合、その処理の実行順序を決定する為の数値を
設定する。数値が少ない方が優先度が高く先に実行され
る。また優先度が同じ場合は、処理情報定義テーブル2
01の先に設定されている処理を優先とする。開始時間
207の項目は、処理実行手段17により処理を実行す
る際、その処理の実行開始を指示する為の日時データを
設定する。何も設定されていない時、または実行時間が
すでに過ぎている場合は、即座に実行される。
【0031】処理パラメータ208の項目は、処理実行
手段17により処理を実行する際に必要なパラメータを
設定する。例えば複写、移動などの処理を定義した場合
は、複写、移動先の分類名を設定する。処理番号210
の項目は、処理情報定義テーブル201の項目、相手先
処理204で指定される数値で相手先処理テーブル20
9から処理内容を特定するための番号である。
【0032】以上のように定義管理された情報を処理情
報定義手段16、文書状態変化検出手段15、処理実行
手段17、実行開始監視手段18が参照して文書に関す
る自動処理を実現する。
【0033】次に文書を注文書として具体的処理内容を
説明する。図4は注文書の要求元(ユーザ1)と発注課
(ユーザ2)における注文書関係の分類と注文書の関係
を示す。ユーザ1とユーザ2は図1に示す文書処理装置
1を示す。ある商品を購入しようとする場合、注文書を
作成するが、ユーザ1の場合、注文書関係の文書は日常
業務301という分類に入っている。これは図2に示す
文書分類管理手段14に管理される。またユーザ2の場
合注文書関係の文書は注文書受付305という分類に入
っており、ユーザ2の文書分類管理手段14に管理され
る。
【0034】図5は図3で説明した処理情報定義手段1
6で注文書に対して定義される処理内容を示すテーブル
である。処理情報定義テーブル302と相手先処理テー
ブル303はユーザ1の日常業務301に対して設定さ
れており、処理情報定義テーブル306はユーザ2に対
して設定されている。
【0035】以下、注文書による文書処理を図4、図5
を参照し、図6の動作フロー図を用いて説明する。ユー
ザ1がある商品購入のため、注文書304をパーソナル
コンピュータで新規に作成し(S1)、日常業務301
の分類に入れる。作成された注文書304は文書分類管
理手段14により共通の分類に変換され文書記憶管理手
段13により図1の外部記憶装置2のユーザ1の領域に
記憶される。一方文書状態変化検出手段15は文書が新
規に作成されたことを検出する(S2)。
【0036】処理情報定義手段16は文書が作成された
ことを検出すると、日常業務分類301に定義されてい
る処理情報定義テーブル302を参照し、その結果処理
情報定義テーブル302から条件に合うレコード308
を決定する(S3)。レコード308の処理内容の項目
(複写)と処理パラメータの項目(ユーザ2の注文書受
付へ)の内容により、処理実行手段17にてユーザ1の
注文書304はユーザ2の注文書受付分類305に注文
書307として複写処理が行われる(S4,S6)。こ
の複写処理は図1に示すように外部記憶装置2のユーザ
1の領域に記憶された注文書304がユーザ2の領域に
複写されることにより実施される。
【0037】処理情報定義手段16は、さらに日常業務
分類301に定義されている相手先処理テーブル303
を参照し、その結果相手先処理テーブル303から条件
に合うレコード310を決定する。処理実行手段17は
レコード310の処理内容の項目(通知)と、処理パラ
メータの項目(ユーザ1の日常業務に返却)の内容によ
り注文書307の複写処理の際、ユーザ2に対して注文
書307の処理終了後、ユーザ1の日常業務301に注
文書307を返却するという情報を複写通知と共に行う
(S5)。
【0038】ユーザ2はこの通知により注文書307の
依頼業務が発生したことがわかるので(S7)、この内
容を確認し(S8)、注文書307の文書に対して必要
事項を記入するため、文書作成変更手段12により文書
を変更する(S9)。この注文書307の変更処理を文
書状態変化検出手段15が検出すると(S10)、処理
情報定義手段16により注文書受付305に定義されて
いる処理情報定義テーブル306が参照され、この処理
情報定義テーブル306から条件に合うレコード311
と312が決定される(S11)。処理実行手段17は
レコード311とレコード312の優先順位の項目(2
と1)より、レコード312の処理が優先と判断し、F
AX送信を先に行うことにする。レコード312の処理
内容の項目(FAX送信)と処理パラメータの項目(マ
ニュアル(手動)送信指示)の内容により注文書307
は情報出力手段19により図1のファックスサーバ3か
らFAX送信される(S12)。
【0039】さらにFAX送信が終了した時点でレコー
ド311の処理が実行される。レコード311の処理内
容の項目(移動)と処理パラメータの項目(ユーザ1の
日常業務へ)の内容により、注文書307はユーザ1の
日常業務分類301の注文書304に複写処理が行われ
る(S13,S14)。この複写処理は図1の外部記憶
装置2において説明したユーザ1の注文書304をユー
ザ2の注文書307へ複写したの逆の処理となる。
【0040】この注文書307の移動処理でユーザ1の
文書状態変化検出手段15は注文書304が変更された
ことを検出する(S15)。この結果、ユーザ1の処理
情報定義手段16により処理情報定義テーブル302が
参照されレコード309が決定される(S16)。この
レコード309の処理内容の項目(通知)の内容によ
り、ユーザ1は注文書304の変更されたことが通知で
あると認識し(S17)、ユーザ2によって正しくFA
X送信されたことがわかる(S18)。
【0041】以上、注文書の処理を一例として説明した
が、他の文書についてもそれぞれあらかじめ定義されて
いる処理情報定義テーブルと相手先処理テーブルにより
その処理を文書管理装置が行うと共に、作成、変更した
文書は外部記憶装置2に格納される。
【0042】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は、文書管理者が文書を作成または文書を変更し、任意
に定めた分類により保管管理することを指示すれば、装
置が格納とその文書の処理を自動的に実施する。また、
文書に対して行う処理を複数定義してこの複数の処理を
1回の保管管理操作で実施できる。さらに保管管理され
た文書の種別により実行する内容を変えて処理を行う。
また、文書が作成または変更された場合、自分が行った
か、他人が行ったかにより処理の内容を変えて実行する
ことができる。また処理を実行する場合、文書管理者の
定める時間によって実行することができる。さらに自分
が行う処理だけでなく他人が行う処理の実行の指示も行
うことができる。
【0043】これらによって、業務により発生した文書
を単に該当分類に格納するだけで、予め分類に対して定
義されている文書種別ごとの処理が自動的に実行され
る。このことにより文書管理者は文書に対する格納分類
さえ記憶していればよく、複数の処理を行わなければな
らない繁雑な処理や、頻度が少ないために処理内容を忘
れてしまう恐れのある処理などに注意を払う必要がなく
なり、文書管理者の業務ミスの軽減や作業効率の向上が
得られる。また文書を分類した分類場所が最終分類場所
になる訳ではなく、分類した後で別の分類に複写や移動
をする処理設定が簡単にできるため、文書管理者自身の
作業効率を考えた自由な文書の分類領域を設定して、そ
の分類から組織によって強制的に決められた文書の分類
場所に複写や移動を行うように処理を設定しておくこと
で、組織の都合によらない自分自身にとって使いやすい
文書分類環境が簡単に実現できる。
【0044】このように本発明によれば、文書を分類保
管する作業と文書を処理するといった異なった業務が有
機的に結合され、従来の文書を保管するだけであった文
書管理装置とは全く異なった優れた文書管理装置を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態を含む全体システム図
【図2】本実施の形態の文書管理装置の構成を示すブロ
ック図
【図3】処理情報定義手段により管理されるテーブルの
内容を説明する図
【図4】注文書の要求元(ユーザ1)と発注課(ユーザ
2)における注文書関係の分類と注文書の関係を示す図
【図5】注文書に対して定義される処理内容を示すテー
ブルを示す図
【図6】実施の形態の動作フロー図
【符号の説明】
1 文書管理装置 2 外部記憶装置 3 ファックスサーバ 4 LAN 11 情報入力手段 12 文書作成変更手段 13 文書記憶管理手段 14 文書分類管理手段 15 文書状態変化検出手段 16 処理情報定義手段 17 処理実行手段 18 実行開始監視手段 19 情報出力手段 201 処理情報定義テーブル 202 状態変化 203 文書種別 204 相手先処理 205 処理内容 206 優先順位 207 開始時間 208 処理パラメータ 209 相手先処理テーブル 210 処理番号 301 日常業務 302 処理情報定義テーブル 303 相手先処理テーブル 304 注文書 305 注文書受付 306 処理情報定義テーブル 307 注文書

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージ情報またはコード情報を入力す
    る情報入力手段と、この情報入力手段により入力された
    情報を文書として作成または変更する文書作成変更手段
    と、前記文書を外部記憶手段に記憶して管理する文書記
    憶管理手段と、この文書記憶管理手段で管理する文書を
    文書管理者が任意に設定した分類により管理する文書分
    類管理手段と、この文書分類管理手段で管理される文書
    が作成または変更されたことを検出する文書状態変化検
    出手段と、この文書状態変化検出手段により文書が作成
    または変更されたことを検出すると、前記文書に対して
    実行する処理内容を定義する処理情報定義手段と、この
    処理情報定義手段により定義された処理を実行する処理
    実行手段とを備えた文書管理装置。
  2. 【請求項2】 前記処理情報定義手段により定義される
    処理内容を複数定義できるようにし、この複数定義内容
    の処理実行に優先順位を設定し、その優先順位の変更も
    可能とすることを特徴とする請求項1記載の文書管理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記分類管理手段により管理される文書
    に対して文書の種別を定義してこの種別に応じて前記処
    理情報定義手段が処理内容を定義するようにしたことを
    特徴とする請求項2記載の文書管理装置。
  4. 【請求項4】 前記文書状態変化検出手段は文書の作成
    または変更を行った文書管理者の違いを検出し、前記処
    理情報定義手段はこの文書管理者の違いに応じて実行す
    る処理内容を定義するようにしたことを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の文書管理装置。
  5. 【請求項5】 前記処理実行手段により処理を実行する
    開始時間を監視する実行開始監視手段を設け、前記処理
    情報定義手段により定義される処理内容に文書管理者が
    処理時間を設定できるようにしたことを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載の文書管理装置。
  6. 【請求項6】 前記処理実行手段により文書の複写処理
    または移動処理が行われ文書の複製が発生する場合、前
    記処理情報定義手段は、複製先で実行される複製文書の
    処理内容も定義するようにしたことを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれかに記載の文書管理装置。
JP8004577A 1996-01-16 1996-01-16 文書管理装置 Pending JPH09198385A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6956662B1 (en) 1998-02-05 2005-10-18 Nec Corporation Image workflow system

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