JPH09198233A - バージョンアップ方法 - Google Patents
バージョンアップ方法Info
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- JPH09198233A JPH09198233A JP2490496A JP2490496A JPH09198233A JP H09198233 A JPH09198233 A JP H09198233A JP 2490496 A JP2490496 A JP 2490496A JP 2490496 A JP2490496 A JP 2490496A JP H09198233 A JPH09198233 A JP H09198233A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 構成ユニットのソフトウエアをバージョンア
ップするに際して、各ユニットのバージョン間の適合性
の確認漏れを防止する。 【解決手段】 本方法は予備工程と、バージョンアップ
工程とを含む。予備工程は、各ユニットが有する現バー
ジョンの情報を記憶したバージョン情報ファイルを作成
する工程と、各ユニットのバージョン間の適合性を規定
したバージョン依存関係ファイルを作成する工程とを備
え、バージョンアップ工程は、バージョンアップの対象
となるユニットおよびそれに適用する新バージョンを特
定する情報を入力する入力工程と、この入力情報により
特定されたユニットの新バージョンが他のユニットの現
バージョンと適合することをバージョン情報ファイルお
よびバージョン依存関係ファイルを参照して確認する工
程とを含む。
ップするに際して、各ユニットのバージョン間の適合性
の確認漏れを防止する。 【解決手段】 本方法は予備工程と、バージョンアップ
工程とを含む。予備工程は、各ユニットが有する現バー
ジョンの情報を記憶したバージョン情報ファイルを作成
する工程と、各ユニットのバージョン間の適合性を規定
したバージョン依存関係ファイルを作成する工程とを備
え、バージョンアップ工程は、バージョンアップの対象
となるユニットおよびそれに適用する新バージョンを特
定する情報を入力する入力工程と、この入力情報により
特定されたユニットの新バージョンが他のユニットの現
バージョンと適合することをバージョン情報ファイルお
よびバージョン依存関係ファイルを参照して確認する工
程とを含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品を構成してい
る複数のユニットが、各々のソフトウエアによって相互
に制御し合う形態を持つ製品において、各ユニット間で
のソフトウエアのバージョンの整合性を保証しつつバー
ジョンアップする方法に関する。
る複数のユニットが、各々のソフトウエアによって相互
に制御し合う形態を持つ製品において、各ユニット間で
のソフトウエアのバージョンの整合性を保証しつつバー
ジョンアップする方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】製品の制御をソフトウエアで行う場合
に、連動するソフトウエア間でのインターフェースの整
合性を保つことが、動作を保証する上で必要である。製
品が多機能化または複雑化するにしたがって、製品を構
成するユニットの数が増え、各々のユニットが独立した
ソフトウエアで制御されるようになると、各ソフトウエ
ア間での整合性を保証するための確認項目は多くなる。
特に、このことは、市場に出ている製品に対して、性能
向上や機能追加などを主な目的としたソフトウエアの変
更を行う時の確認作業を困難にする。
に、連動するソフトウエア間でのインターフェースの整
合性を保つことが、動作を保証する上で必要である。製
品が多機能化または複雑化するにしたがって、製品を構
成するユニットの数が増え、各々のユニットが独立した
ソフトウエアで制御されるようになると、各ソフトウエ
ア間での整合性を保証するための確認項目は多くなる。
特に、このことは、市場に出ている製品に対して、性能
向上や機能追加などを主な目的としたソフトウエアの変
更を行う時の確認作業を困難にする。
【０００３】すなわち、バージョンアップしようとする
製品１台ごとに、各構成ユニットに組み込まれているソ
フトウエアのバージョンを調べ、その結果を基に、以下
の２点を確認しなければならない。 （１）入れ替えようとしているユニットの新バージョン
のソフトウエアは、その製品の他のユニットが有する現
バージョンのソフトウエアとの組み合わせで動作する
か。 （２）入れ替えようとしているユニットの新バージョン
のソフトウエアにより、その製品の他のユニットの動作
環境に影響を与える心配はないか。
製品１台ごとに、各構成ユニットに組み込まれているソ
フトウエアのバージョンを調べ、その結果を基に、以下
の２点を確認しなければならない。 （１）入れ替えようとしているユニットの新バージョン
のソフトウエアは、その製品の他のユニットが有する現
バージョンのソフトウエアとの組み合わせで動作する
か。 （２）入れ替えようとしているユニットの新バージョン
のソフトウエアにより、その製品の他のユニットの動作
環境に影響を与える心配はないか。
【０００４】従来は、このような確認作業を最小限に抑
えるため、あるユニットの新バージョンのソフトウエア
を設計・開発する時に互換性を持たせるか、関連ユニッ
トも一括してバージョンアップすることにより、市場の
製品が１台ごとに異なったバージョンの組み合わせを持
たないようにすることで、対応してきた。
えるため、あるユニットの新バージョンのソフトウエア
を設計・開発する時に互換性を持たせるか、関連ユニッ
トも一括してバージョンアップすることにより、市場の
製品が１台ごとに異なったバージョンの組み合わせを持
たないようにすることで、対応してきた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年の市場
における製品に対する性能向上や機能追加の要求は著し
く、ソフトウエアの新バージョンの設計、開発における
互換性保持が不可能な場合もある。このため、生産設備
などの装置の製品では、顧客ごとの機能追加要求に対応
するために、異なったバージョンのソフトウエアを持つ
ユニットの組み合わせで構成される製品が市場に存在す
る状況が、頻繁に発生するようになってきた。
における製品に対する性能向上や機能追加の要求は著し
く、ソフトウエアの新バージョンの設計、開発における
互換性保持が不可能な場合もある。このため、生産設備
などの装置の製品では、顧客ごとの機能追加要求に対応
するために、異なったバージョンのソフトウエアを持つ
ユニットの組み合わせで構成される製品が市場に存在す
る状況が、頻繁に発生するようになってきた。
【０００６】このような状況で、顧客先に出向いて、製
品を構成するユニットのソフトウエアをバージョンアッ
プする作業者は、顧客先の製品ごとに、複数のユニット
と複数のバージョンのソフトウエアからなる組合せが、
バージョンアップ後も動作が保証されているものとなる
ことを、作業の結果として求められている。しかし現実
的には、保証された組合せであることの確認作業は膨大
であるため、確認漏れが発生する状況を引き起こしてい
る。
品を構成するユニットのソフトウエアをバージョンアッ
プする作業者は、顧客先の製品ごとに、複数のユニット
と複数のバージョンのソフトウエアからなる組合せが、
バージョンアップ後も動作が保証されているものとなる
ことを、作業の結果として求められている。しかし現実
的には、保証された組合せであることの確認作業は膨大
であるため、確認漏れが発生する状況を引き起こしてい
る。
【０００７】本発明は、上述の従来例における問題点に
鑑みてなされたもので、構成ユニットのソフトウエアを
バージョンアップするに際して、上述の確認漏れを原因
とする製品の動作不良の発生を防止するとともに作業効
率を上げることを目的とする。
鑑みてなされたもので、構成ユニットのソフトウエアを
バージョンアップするに際して、上述の確認漏れを原因
とする製品の動作不良の発生を防止するとともに作業効
率を上げることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明では、バージョンアップに際して予め登録された
ユニット間のバージョン依存関係と、製品毎に設けられ
たソフトウエアバージョン情報に基づき、製品のユニッ
ト間のソフトウエアのバージョンの整合性をプログラム
によって確認し、保証するようにしている。
本発明では、バージョンアップに際して予め登録された
ユニット間のバージョン依存関係と、製品毎に設けられ
たソフトウエアバージョン情報に基づき、製品のユニッ
ト間のソフトウエアのバージョンの整合性をプログラム
によって確認し、保証するようにしている。
【０００９】すなわち本発明は、製品を構成する複数の
ユニットのいずれかのソフトウエアをバージョンアップ
する方法であって、予備工程と、バージョンアップ工程
とを含み、予備工程は、各ユニットが有する現バージョ
ンの情報を記憶したバージョン情報ファイルを作成する
工程と、各ユニットが有し得る各バージョン間の適合性
を規定したバージョン依存関係ファイルを作成する工程
とを備える。また、バージョンアップ工程は、バージョ
ンアップの対象となるユニットおよびそれに適用する新
バージョンを特定する情報を入力する入力工程と、この
入力情報により特定されたユニットの新バージョンが他
のユニットの現バージョンと適合することを前記バージ
ョン情報ファイルおよび前記バージョン依存関係ファイ
ルを参照して確認する確認工程と、この確認が正常にな
された場合にのみ、バージョンアップの対象となるユニ
ットのソフトウエアを新バージョンのものに入れ替える
入れ替え工程とを備える。
ユニットのいずれかのソフトウエアをバージョンアップ
する方法であって、予備工程と、バージョンアップ工程
とを含み、予備工程は、各ユニットが有する現バージョ
ンの情報を記憶したバージョン情報ファイルを作成する
工程と、各ユニットが有し得る各バージョン間の適合性
を規定したバージョン依存関係ファイルを作成する工程
とを備える。また、バージョンアップ工程は、バージョ
ンアップの対象となるユニットおよびそれに適用する新
バージョンを特定する情報を入力する入力工程と、この
入力情報により特定されたユニットの新バージョンが他
のユニットの現バージョンと適合することを前記バージ
ョン情報ファイルおよび前記バージョン依存関係ファイ
ルを参照して確認する確認工程と、この確認が正常にな
された場合にのみ、バージョンアップの対象となるユニ
ットのソフトウエアを新バージョンのものに入れ替える
入れ替え工程とを備える。
【００１０】通常、前記バージョン情報ファイルは製品
が保有し、前記バージョン依存関係ファイルは新バージ
ョンのソフトウエアを供給する媒体が保有する。また、
前記入替え工程において、前記バージョン情報ファイル
をバージョンアップ後の内容となるように更新する。
が保有し、前記バージョン依存関係ファイルは新バージ
ョンのソフトウエアを供給する媒体が保有する。また、
前記入替え工程において、前記バージョン情報ファイル
をバージョンアップ後の内容となるように更新する。
【００１１】前記バージョン依存関係ファイルは、例え
ば、各ユニットの１つおよびそれが有し得るバージョン
の１つを特定する情報を検索キーとし、そのキーのもと
にその１つのユニットおよびバージョンと組み合わせた
場合に支障なく稼働する他のユニットのバージョンのす
べてを特定する情報を記憶している。この場合、前記確
認工程における適合とは、入力情報により特定されたユ
ニットが稼働すること、および他のユニットが稼働する
ことを意味する。
ば、各ユニットの１つおよびそれが有し得るバージョン
の１つを特定する情報を検索キーとし、そのキーのもと
にその１つのユニットおよびバージョンと組み合わせた
場合に支障なく稼働する他のユニットのバージョンのす
べてを特定する情報を記憶している。この場合、前記確
認工程における適合とは、入力情報により特定されたユ
ニットが稼働すること、および他のユニットが稼働する
ことを意味する。
【００１２】
【作用】本発明の方法によれば、作業者がソフトウエア
のバージョンアップ時に確認すべき項目のうち、新バー
ジョンと各ユニットの保有する現バージョンとの相互の
整合性に関する部分を、プログラムを起動するだけで、
確認することができ、作業負担を軽減することができ
る。また、適用製品において、バージョン相互依存性を
持つユニットの数が多いほど、顕著な負荷の軽減効果が
期待できる。また、プログラムによる漏れのない確認に
より、動作不良を未然に防ぐことができる。
のバージョンアップ時に確認すべき項目のうち、新バー
ジョンと各ユニットの保有する現バージョンとの相互の
整合性に関する部分を、プログラムを起動するだけで、
確認することができ、作業負担を軽減することができ
る。また、適用製品において、バージョン相互依存性を
持つユニットの数が多いほど、顕著な負荷の軽減効果が
期待できる。また、プログラムによる漏れのない確認に
より、動作不良を未然に防ぐことができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
バージョンアップ方法を説明する。
バージョンアップ方法を説明する。
【００１４】図１は、このバージョンアップ方法を実施
するプログラムによる主な手順を示すフローチャートで
ある。図２は、製品ごとに各ユニットが保持している現
有バージョン情報の例を示す。このユニット別の現有バ
ージョン情報は各製品ごとにファイル化して、製品内に
もっておく。図３は、各ユニットのバージョンが稼働す
るための依存関係を示した例である。
するプログラムによる主な手順を示すフローチャートで
ある。図２は、製品ごとに各ユニットが保持している現
有バージョン情報の例を示す。このユニット別の現有バ
ージョン情報は各製品ごとにファイル化して、製品内に
もっておく。図３は、各ユニットのバージョンが稼働す
るための依存関係を示した例である。
【００１５】図３の例では、ユニットＡのバージョン０
７のソフトが稼働する条件は、『ユニットＢのソフトが
バージョン０５以上であり、かつ、ユニットＣのソフト
がバージョン０１であり、かつ、ユニットＤのソフトが
バージョン０４以下であること』となっている。同様な
条件が、ユニットＢにも設定され、ユニットＢのバージ
ョン０５のソフトが稼働する条件は『ユニットＡのソフ
トがバージョン０４以上であり、かつ、ユニットＣのソ
フトがバージョン０１以上であり、かつ、ユニットＤの
ソフトがバージョン０３以下であること』となってい
る。このような相互の依存関係を、各ユニットの各バー
ジョンについて定義して、マスターファイルとして登録
しておく。登録に必要な項目は、検索キーとして『ユニ
ットＩＤ』と『バージョンを示す一貫番号』、下位の情
報として『関連ユニットＩＤ』、『各関連ユニットのバ
ージョンを示す一貫番号』、『以上、以下など前後関係
を表す記号』を持っていれば良い。
７のソフトが稼働する条件は、『ユニットＢのソフトが
バージョン０５以上であり、かつ、ユニットＣのソフト
がバージョン０１であり、かつ、ユニットＤのソフトが
バージョン０４以下であること』となっている。同様な
条件が、ユニットＢにも設定され、ユニットＢのバージ
ョン０５のソフトが稼働する条件は『ユニットＡのソフ
トがバージョン０４以上であり、かつ、ユニットＣのソ
フトがバージョン０１以上であり、かつ、ユニットＤの
ソフトがバージョン０３以下であること』となってい
る。このような相互の依存関係を、各ユニットの各バー
ジョンについて定義して、マスターファイルとして登録
しておく。登録に必要な項目は、検索キーとして『ユニ
ットＩＤ』と『バージョンを示す一貫番号』、下位の情
報として『関連ユニットＩＤ』、『各関連ユニットのバ
ージョンを示す一貫番号』、『以上、以下など前後関係
を表す記号』を持っていれば良い。
【００１６】この依存関係のマスターファイルは、バー
ジョンアップ作業時に客先で参照されるため、新バージ
ョンの供給メディアに格納して、使えるようにする。
ジョンアップ作業時に客先で参照されるため、新バージ
ョンの供給メディアに格納して、使えるようにする。
【００１７】以上の環境が整った上で、図１のフローチ
ャートにしたがったバージョンアップを行うことができ
る。すなわち、対象製品において、バージョンアップ作
業を開始すると、プログラムはまず、製品が保有してい
る現有バージョン情報ファイルの内容を表示する（ステ
ップＳ１）。次に、これからバージョンアップするユニ
ットのユニットＩＤと、適用しようとする新バージョン
の入力を受け入れる（ステップＳ２）。次に、これらの
情報を基に、図３で説明したバージョン依存関係ファイ
ルを検索し、新バージョンと現有各バージョンとの整合
性をバージョン依存関係に基づいて確認して行く（ステ
ップＳ３）。検索の結果、ステップＳ４において不整合
があると判定された場合は、そのバージョンの組合せを
表示する（ステップＳ５）。すべての組合せが問題な
し、と確認された場合は、バージョンの入れ替えを実施
する（ステップＳ６）と同時に、現有バージョン情報フ
ァイルにおける該当ユニットのバージョン情報を新バー
ジョンのものに更新する（ステップＳ７）。これによ
り、その製品の現有バージョン情報ファイルが常に正し
い情報を保持することが保証される。次にステップＳ８
において、さらにバージョンアップするべきユニットが
有るか否かを判定し、有る場合は、ステップＳ１に戻っ
て同様の処理を繰り返す。ない場合は、バージョンアッ
プを終了する。
ャートにしたがったバージョンアップを行うことができ
る。すなわち、対象製品において、バージョンアップ作
業を開始すると、プログラムはまず、製品が保有してい
る現有バージョン情報ファイルの内容を表示する（ステ
ップＳ１）。次に、これからバージョンアップするユニ
ットのユニットＩＤと、適用しようとする新バージョン
の入力を受け入れる（ステップＳ２）。次に、これらの
情報を基に、図３で説明したバージョン依存関係ファイ
ルを検索し、新バージョンと現有各バージョンとの整合
性をバージョン依存関係に基づいて確認して行く（ステ
ップＳ３）。検索の結果、ステップＳ４において不整合
があると判定された場合は、そのバージョンの組合せを
表示する（ステップＳ５）。すべての組合せが問題な
し、と確認された場合は、バージョンの入れ替えを実施
する（ステップＳ６）と同時に、現有バージョン情報フ
ァイルにおける該当ユニットのバージョン情報を新バー
ジョンのものに更新する（ステップＳ７）。これによ
り、その製品の現有バージョン情報ファイルが常に正し
い情報を保持することが保証される。次にステップＳ８
において、さらにバージョンアップするべきユニットが
有るか否かを判定し、有る場合は、ステップＳ１に戻っ
て同様の処理を繰り返す。ない場合は、バージョンアッ
プを終了する。
【００１８】図４は、ステップＳ３における検索・確認
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
【００１９】この検索確認手順において、バージョンの
整合性は２つの観点から確認していく。すなわち、
（１）適用しようとしているバージョンの動作保証、
（２）他のユニットの現有バージョンの動作保証の２点
である。
整合性は２つの観点から確認していく。すなわち、
（１）適用しようとしているバージョンの動作保証、
（２）他のユニットの現有バージョンの動作保証の２点
である。
【００２０】まず、適用しようとしている新バージョン
のユニットＩＤとバージョン一貫番号をキーとして、バ
ージョン依存関係ファイルを検索し（ステップＳ４
１）、該当ファイルの有無を判定する（ステップＳ４
２）。該当ファイルが見つかった場合、該当ファイルの
依存関係情報を参照して、現有バージョンとの適合性を
順次確認し（ステップＳ４３〜Ｓ４５）、不適当な組み
合わせのユニットが存在する場合は、すべて警告を表示
する（ステップＳ４６）。
のユニットＩＤとバージョン一貫番号をキーとして、バ
ージョン依存関係ファイルを検索し（ステップＳ４
１）、該当ファイルの有無を判定する（ステップＳ４
２）。該当ファイルが見つかった場合、該当ファイルの
依存関係情報を参照して、現有バージョンとの適合性を
順次確認し（ステップＳ４３〜Ｓ４５）、不適当な組み
合わせのユニットが存在する場合は、すべて警告を表示
する（ステップＳ４６）。
【００２１】次に、製品が保有している現有バージョン
情報ファイルの各々のユニットＩＤとバージョン一貫番
号をキーとしてバージョン依存関係ファイルを順次検索
し、バージョンアップ対象のユニットの新バージョンと
の適合性を順次確認していく（ステップＳ４７〜Ｓ５
１）。不適当な組み合わせのユニットが存在する場合
は、すべて警告表示する（ステップＳ５２）。以上の検
索・確認手続きが終了すると、図１のステップＳ４へ進
む。
情報ファイルの各々のユニットＩＤとバージョン一貫番
号をキーとしてバージョン依存関係ファイルを順次検索
し、バージョンアップ対象のユニットの新バージョンと
の適合性を順次確認していく（ステップＳ４７〜Ｓ５
１）。不適当な組み合わせのユニットが存在する場合
は、すべて警告表示する（ステップＳ５２）。以上の検
索・確認手続きが終了すると、図１のステップＳ４へ進
む。
【００２２】このような、ソフトウエア・プログラム
を、バージョン入れ替え作業の一環として作動させ、間
違いのない作業と、作業効率の向上を実現したのが、本
実施態様である。
を、バージョン入れ替え作業の一環として作動させ、間
違いのない作業と、作業効率の向上を実現したのが、本
実施態様である。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の方法によ
れば、複雑に入り組んだ製品の各ユニットのソフトウエ
アのバージョン整合性の確認をプログラム起動だけで行
えるので、作業の操作性と確実性において、改善を図る
ことができる。
れば、複雑に入り組んだ製品の各ユニットのソフトウエ
アのバージョン整合性の確認をプログラム起動だけで行
えるので、作業の操作性と確実性において、改善を図る
ことができる。
【図１】 本発明の一実施形態に係るフローチャートで
ある。
ある。
【図２】 本発明の一実施形態において製品ごとに各ユ
ニットが保持しているバージョン情報を説明する図であ
る。
ニットが保持しているバージョン情報を説明する図であ
る。
【図３】 本発明の一実施形態における、各ユニットの
バージョン依存関係を説明する図である。
バージョン依存関係を説明する図である。
【図４】 図１のフローチャートにおける検索手順のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
Claims (4)
- 【請求項１】 製品を構成する複数のユニットのいずれ
かのソフトウエアをバージョンアップする方法であっ
て、予備工程と、バージョンアップ工程とを含み、 予備工程は、各ユニットが有する現バージョンの情報を
記憶したバージョン情報ファイルを作成する工程と、 各ユニットが有し得る各バージョン間の適合性を規定し
たバージョン依存関係ファイルを作成する工程とを備
え、 バージョンアップ工程は、バージョンアップの対象とな
るユニットおよびそれに適用する新バージョンを特定す
る情報を入力する入力工程と、 この入力情報により特定されたユニットの新バージョン
が他のユニットの現バージョンと適合することを前記バ
ージョン情報ファイルおよび前記バージョン依存関係フ
ァイルを参照して確認する確認工程と、 この確認が正常になされた場合にのみ、バージョンアッ
プの対象となるユニットのソフトウエアを新バージョン
のものに入れ替える入れ替え工程とを備えることを特徴
とするバージョンアップ方法。 - 【請求項２】 前記バージョン情報ファイルは製品が保
有し、前記バージョン依存関係ファイルは新バージョン
のソフトウエアを供給する媒体が保有することを特徴と
する請求項１記載のバージョンアップ方法。 - 【請求項３】 前記入替え工程において、前記バージョ
ン情報ファイルをバージョンアップ後の内容となるよう
に更新することを特徴とする請求項１または２記載のバ
ージョンアップ方法。 - 【請求項４】 前記バージョン依存関係ファイルは、各
ユニットの１つおよびそれが有し得るバージョンの１つ
を特定する情報を検索キーとし、そのキーのもとにその
１つのユニットおよびバージョンと組み合わせた場合に
支障なく稼働する他のユニットのバージョンのすべてを
特定する情報を記憶しており、前記確認工程における適
合とは、入力情報により特定されたユニットが稼働する
こと、および他のユニットが稼働することであることを
特徴とする請求項１〜３記載のバージョンアップ方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2490496A JPH09198233A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | バージョンアップ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2490496A JPH09198233A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | バージョンアップ方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09198233A true JPH09198233A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=12151173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2490496A Pending JPH09198233A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | バージョンアップ方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09198233A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001067225A (ja) * | 1999-08-26 | 2001-03-16 | Hitachi Ltd | ソフトウェア配布方法およびシステム |
| JP2006011647A (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-12 | Fujitsu Ten Ltd | ソフトウェア管理装置 |
| JP2006522416A (ja) * | 2003-04-02 | 2006-09-28 | ビーチ・アンリミテッド・エルエルシー | ディジタル・メディア・サーバのアップグレード |
| JP2009080550A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Kyocera Mita Corp | 情報処理システム及びファームウェアの設定変更方法 |
| JP2011040048A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-24 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP2490496A patent/JPH09198233A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001067225A (ja) * | 1999-08-26 | 2001-03-16 | Hitachi Ltd | ソフトウェア配布方法およびシステム |
| JP2006522416A (ja) * | 2003-04-02 | 2006-09-28 | ビーチ・アンリミテッド・エルエルシー | ディジタル・メディア・サーバのアップグレード |
| JP2011065676A (ja) * | 2003-04-02 | 2011-03-31 | Beach Unlimited Llc | ディジタル・メディア・サーバのアップグレード |
| USRE42685E1 (en) | 2003-04-02 | 2011-09-06 | Oesterreicher Richard T | Upgrading digital media servers |
| JP2006011647A (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-12 | Fujitsu Ten Ltd | ソフトウェア管理装置 |
| JP2009080550A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Kyocera Mita Corp | 情報処理システム及びファームウェアの設定変更方法 |
| JP2011040048A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-24 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム |
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Legal Events
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040906 |
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| A02 | Decision of refusal |
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