JPH0919682A - スカム除去装置 - Google Patents
スカム除去装置Info
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- JPH0919682A JPH0919682A JP19116495A JP19116495A JPH0919682A JP H0919682 A JPH0919682 A JP H0919682A JP 19116495 A JP19116495 A JP 19116495A JP 19116495 A JP19116495 A JP 19116495A JP H0919682 A JPH0919682 A JP H0919682A
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- trough
- opening
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スカムを除去するために多量の処理水を流出
させる必要がなく、水位の変動による可動せきの微妙な
調整操作を必要とせず、且つスカムが除去できずに滞留
する部分がないスカム除去装置を提供する。 【解決手段】 沈殿池1に設置された排水トラフ2にス
カムを流入させて除去するスカム除去装置において、排
水トラフ2に接続されるとともに排水トラフ2の前方又
は前後に配置され水面下に流入部3aを有したスカム捕
集トラフ3を設け、スカム捕集トラフ3に昇降可能なス
カム越流可動せき6と流入部3aを開閉する開閉蓋5と
を設け、スカム越流可動せき6は開閉蓋5と連動接続さ
れて開閉蓋5の開時に上昇可能になっている。
させる必要がなく、水位の変動による可動せきの微妙な
調整操作を必要とせず、且つスカムが除去できずに滞留
する部分がないスカム除去装置を提供する。 【解決手段】 沈殿池1に設置された排水トラフ2にス
カムを流入させて除去するスカム除去装置において、排
水トラフ2に接続されるとともに排水トラフ2の前方又
は前後に配置され水面下に流入部3aを有したスカム捕
集トラフ3を設け、スカム捕集トラフ3に昇降可能なス
カム越流可動せき6と流入部3aを開閉する開閉蓋5と
を設け、スカム越流可動せき6は開閉蓋5と連動接続さ
れて開閉蓋5の開時に上昇可能になっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスカム除去装置に係り、
特に水処理施設における沈殿池等に発生するスカムを除
去するスカム除去装置に関する。
特に水処理施設における沈殿池等に発生するスカムを除
去するスカム除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水処理施設における沈殿池等において
は、多量のスカムが発生し、水面上に浮遊する。水処理
施設の矩形及び円形等の沈殿池において、水面に浮遊す
るスカムを除去排出する場合、パイプ又はトラフを水面
付近に設置し、開口部又は流入せきの上端を水面上から
水面下に下げることにより、浮遊スカムをパイプ又はト
ラフ内に流入させ、沈殿池の槽外へ排出するようにして
いる。
は、多量のスカムが発生し、水面上に浮遊する。水処理
施設の矩形及び円形等の沈殿池において、水面に浮遊す
るスカムを除去排出する場合、パイプ又はトラフを水面
付近に設置し、開口部又は流入せきの上端を水面上から
水面下に下げることにより、浮遊スカムをパイプ又はト
ラフ内に流入させ、沈殿池の槽外へ排出するようにして
いる。
【0003】図4は、従来のパイプ式スカム除去装置を
示す断面図である。パイプ式スカム除去装置は、図4
(a)に示すように水面付近に設置された切欠51aを
有するパイプ51と、このパイプ51に固定されたアー
ム52と、アーム52の端部にピンによって連結された
スピンドル53とを有している。このパイプ式スカム除
去装置は、図4(b)に示すようにスピンドル53を上
方へ動かすとパイプ51がその軸心回わりに回転し、パ
イプ51の切欠51aの一端の流入せきは水没し、開の
状態となるように構成されている。
示す断面図である。パイプ式スカム除去装置は、図4
(a)に示すように水面付近に設置された切欠51aを
有するパイプ51と、このパイプ51に固定されたアー
ム52と、アーム52の端部にピンによって連結された
スピンドル53とを有している。このパイプ式スカム除
去装置は、図4(b)に示すようにスピンドル53を上
方へ動かすとパイプ51がその軸心回わりに回転し、パ
イプ51の切欠51aの一端の流入せきは水没し、開の
状態となるように構成されている。
【0004】図5は、従来のフロート式スカム除去装置
を示す断面図である。フロート式スカム除去装置は、図
5(a)に示すように排水トラフ61に、フロートせき
62を有した案内板70をヒンジゴム63を介して取り
付けている。フロートせき62の一部はフロートの浮力
により水面上に一定量突出している。フロートせき62
を開の状態にするには、図5(b)に示すようにフライ
ト64がガイドレール65上を移動し、駆動アーム66
の一端に取り付けられたストライカー67を押し上げる
と、固定軸受68を回転軸として駆動アーム66の他の
一端が下がり、フロートせき62に取り付けられた駆動
ローラ69を押し下げ、フロートせき62が水没し、開
の状態となる。
を示す断面図である。フロート式スカム除去装置は、図
5(a)に示すように排水トラフ61に、フロートせき
62を有した案内板70をヒンジゴム63を介して取り
付けている。フロートせき62の一部はフロートの浮力
により水面上に一定量突出している。フロートせき62
を開の状態にするには、図5(b)に示すようにフライ
ト64がガイドレール65上を移動し、駆動アーム66
の一端に取り付けられたストライカー67を押し上げる
と、固定軸受68を回転軸として駆動アーム66の他の
一端が下がり、フロートせき62に取り付けられた駆動
ローラ69を押し下げ、フロートせき62が水没し、開
の状態となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4及
び図5に示す従来のスカム除去装置においては、以下に
列挙するような問題点がある。 スカムを除去するために多量の処理水が流出し、次工
程以降の処理に問題が起こる。図4及び図5に示すよう
に従来型のスカム除去装置は、パイプ又はフロートせき
からなる可動せきを設け、その上端を水没させ、水面に
浮遊したスカムを越流する処理水と共にトラフに排出す
るように構成されている。図6(a)に示すように沈殿
池71は長尺(一般に30〜70m)であり、そのた
め、スカム除去装置の前方に広範囲に浮遊するスカムS
を充分にスカム除去装置側に引き寄せ、排出するために
は、パイプ51(図6(b))又はフロートせき62
(図6(c))からなる可動せきを充分に水没させて越
流水深を深くし(30〜50mm程度)、越流する水勢を
充分大きくするか、長時間越流する必要があるため、排
出水量が多量となり、次工程以降の処理に問題が起き
る。
び図5に示す従来のスカム除去装置においては、以下に
列挙するような問題点がある。 スカムを除去するために多量の処理水が流出し、次工
程以降の処理に問題が起こる。図4及び図5に示すよう
に従来型のスカム除去装置は、パイプ又はフロートせき
からなる可動せきを設け、その上端を水没させ、水面に
浮遊したスカムを越流する処理水と共にトラフに排出す
るように構成されている。図6(a)に示すように沈殿
池71は長尺(一般に30〜70m)であり、そのた
め、スカム除去装置の前方に広範囲に浮遊するスカムS
を充分にスカム除去装置側に引き寄せ、排出するために
は、パイプ51(図6(b))又はフロートせき62
(図6(c))からなる可動せきを充分に水没させて越
流水深を深くし(30〜50mm程度)、越流する水勢を
充分大きくするか、長時間越流する必要があるため、排
出水量が多量となり、次工程以降の処理に問題が起き
る。
【0006】水位の変動による可動せきの調整が必要
であり、調整操作が煩雑である。 (1)パイプ式スカム除去装置の場合 図4(a)の閉の状態から、パイプ51に固定されたア
ーム52にピンで連結されたスピンドル53を上方へ動
かすと、パイプ51が回転し、パイプ51の切欠51a
の一端の流入せきは水没し、図4(b)に示すように開
の状態となる。
であり、調整操作が煩雑である。 (1)パイプ式スカム除去装置の場合 図4(a)の閉の状態から、パイプ51に固定されたア
ーム52にピンで連結されたスピンドル53を上方へ動
かすと、パイプ51が回転し、パイプ51の切欠51a
の一端の流入せきは水没し、図4(b)に示すように開
の状態となる。
【0007】この時、越流深さ(C)はスカム発生状況
やパイプ式スカム除去装置の排出能力を考慮して調整を
行なうが、その許容値は±5mm程度である。したがっ
て、据付時は、パイプの回転角を微調整し、越流深さを
C±5mmにする必要がある。一度、パイプの回転角度
(α°)を決定すると、閉の状態(図4(b))におい
て、流入せきとパイプの据付レベル(P.O.C)との
レベル差(B)は一定となり、水位(W.L)が据付時
のまま不変であれば、越流深さ(C)も一定となるので
効率よくスカム除去ができる。
やパイプ式スカム除去装置の排出能力を考慮して調整を
行なうが、その許容値は±5mm程度である。したがっ
て、据付時は、パイプの回転角を微調整し、越流深さを
C±5mmにする必要がある。一度、パイプの回転角度
(α°)を決定すると、閉の状態(図4(b))におい
て、流入せきとパイプの据付レベル(P.O.C)との
レベル差(B)は一定となり、水位(W.L)が据付時
のまま不変であれば、越流深さ(C)も一定となるので
効率よくスカム除去ができる。
【0008】しかし、沈殿池の流入量は変動するので、
水位(W.L)は±30mm程度の変動がある。よって、
高水位(W.L+30mm)の場合は、越水深さもC+3
0mmとなり、越水量(パイプ内への)≧パイプ式スカム
除去装置の排出能力となると、水位(W.L)=パイプ
内水位(P.W.L)となり、スカムをパイプへ流入さ
せて除去することができなくなる。また、低水位(W.
L−30mm)の場合、越流深さ(C)をC≦30mmで調
整していると、流入せき上端より水位が下となり、越流
しないのでスカムの除去はできなくなる。
水位(W.L)は±30mm程度の変動がある。よって、
高水位(W.L+30mm)の場合は、越水深さもC+3
0mmとなり、越水量(パイプ内への)≧パイプ式スカム
除去装置の排出能力となると、水位(W.L)=パイプ
内水位(P.W.L)となり、スカムをパイプへ流入さ
せて除去することができなくなる。また、低水位(W.
L−30mm)の場合、越流深さ(C)をC≦30mmで調
整していると、流入せき上端より水位が下となり、越流
しないのでスカムの除去はできなくなる。
【0009】高水位時、低水位時ともに、スカム除去が
できなくなるため、水位変動のたびに越流深さC±5mm
に再調整を行わなければならない。処理場によっては、
一日の間でも水位変動の大きい(±30mm以上)場合も
あり、スカム除去に支障が起きないよう、たびたび調整
が必要となり、多大な労力となっている。
できなくなるため、水位変動のたびに越流深さC±5mm
に再調整を行わなければならない。処理場によっては、
一日の間でも水位変動の大きい(±30mm以上)場合も
あり、スカム除去に支障が起きないよう、たびたび調整
が必要となり、多大な労力となっている。
【0010】図7(a)に示すように低水位時の場合
は、図7(b)に示すようにスピンドルの開停止位置を
上方にずらし、パイプ回転角α°→α°+β°と増加さ
せ、A>Bで、かつA−B’=C±5となるように調整
する。
は、図7(b)に示すようにスピンドルの開停止位置を
上方にずらし、パイプ回転角α°→α°+β°と増加さ
せ、A>Bで、かつA−B’=C±5となるように調整
する。
【0011】図7(c)に示すように高水位時の場合
は、図7(d)に示すようにスピンドルの開停止位置を
下方にずらし、パイプ回転角α°→α°−β°と減少さ
せ、A−B’=C±5となるように調整する。スピンド
ルの停止制御は、スピンドル据付場所が腐食環境となる
ため、スピンドル部取付の外部リミットスイッチ方式を
採用できないので、回転カム式の駆動装置の内部リミッ
トスイッチ方式を採用している。回転カム式は、カム調
整が微妙であるため、たびたび調整する装置には一般的
に不向きである。
は、図7(d)に示すようにスピンドルの開停止位置を
下方にずらし、パイプ回転角α°→α°−β°と減少さ
せ、A−B’=C±5となるように調整する。スピンド
ルの停止制御は、スピンドル据付場所が腐食環境となる
ため、スピンドル部取付の外部リミットスイッチ方式を
採用できないので、回転カム式の駆動装置の内部リミッ
トスイッチ方式を採用している。回転カム式は、カム調
整が微妙であるため、たびたび調整する装置には一般的
に不向きである。
【0012】(2)フロート式スカム除去装置の場合 フロートせきを開の状態にする際には、駆動アームの回
転角α°は一定であるので、図5(b)においてB寸法
も一定となる。よって、低水位の場合は、図8(a)に
示すようにフロートせき62を水没させることができな
くなるので、水位変動に追従するとはいえない。そのた
め、低水位の場合は、図8(b)に示すように駆動ロー
ラ69の固定用の調整ボルト72を長くし(D<
D′)、越流水深C±5となるように調整する(Cは約
30mm)。
転角α°は一定であるので、図5(b)においてB寸法
も一定となる。よって、低水位の場合は、図8(a)に
示すようにフロートせき62を水没させることができな
くなるので、水位変動に追従するとはいえない。そのた
め、低水位の場合は、図8(b)に示すように駆動ロー
ラ69の固定用の調整ボルト72を長くし(D<
D′)、越流水深C±5となるように調整する(Cは約
30mm)。
【0013】高水位の場合、図8(c)に示すようにC
(越流水深)が大きすぎると、フロートせき62の越流
水量が、トラフの排水水量より大きくなり、排水できな
くなる。そのため、図8(d)に示すように駆動ローラ
69の固定用の調整ボルト72を短くし(D>D′)、
越流水深C±5となるように調整する(Cは約30m
m)。
(越流水深)が大きすぎると、フロートせき62の越流
水量が、トラフの排水水量より大きくなり、排水できな
くなる。そのため、図8(d)に示すように駆動ローラ
69の固定用の調整ボルト72を短くし(D>D′)、
越流水深C±5となるように調整する(Cは約30m
m)。
【0014】フロート式スカム除去装置においても、水
位変動に対し越流水深を一定に保つことはできないの
で、調整は必要である。調整は、フロートせきと駆動ア
ームの接続部にある調整ボルトの操作をスラブ下の水面
付近で行うため、スカム除去装置の上部のスラブに開口
がない場合、一度池内の水を抜いて調整を行い、水位を
上げて越流深さを確認する一連の作業を繰り返す事にな
る。また、スラブに開口があっても水面付近であり、危
険をともなうため、調整操作は大変である。
位変動に対し越流水深を一定に保つことはできないの
で、調整は必要である。調整は、フロートせきと駆動ア
ームの接続部にある調整ボルトの操作をスラブ下の水面
付近で行うため、スカム除去装置の上部のスラブに開口
がない場合、一度池内の水を抜いて調整を行い、水位を
上げて越流深さを確認する一連の作業を繰り返す事にな
る。また、スラブに開口があっても水面付近であり、危
険をともなうため、調整操作は大変である。
【0015】スカム除去装置では除去できない部分が
存在する。 (1)パイプ式スカム除去装置の場合 パイプ式スカム除去装置の場合、パイプを回転可能に水
路側壁に固定するため、パイプ両側にパイプ受が配置さ
れている。また、パイプの強度と変形を防ぐため、パイ
プの長手方向全長に渡って切欠を設けることができな
い。そのため、パイプ受け部及び切欠を形成していない
部分にスカムの滞留及びからみ付きが起こる。
存在する。 (1)パイプ式スカム除去装置の場合 パイプ式スカム除去装置の場合、パイプを回転可能に水
路側壁に固定するため、パイプ両側にパイプ受が配置さ
れている。また、パイプの強度と変形を防ぐため、パイ
プの長手方向全長に渡って切欠を設けることができな
い。そのため、パイプ受け部及び切欠を形成していない
部分にスカムの滞留及びからみ付きが起こる。
【0016】(2)フロート式スカム除去装置の場合 フロートせきの水路壁面側のシールは、案内板とフロー
トせきとを接続し、可動及びシールを行えるように蛇腹
状のゴムシールを使用している。しかし、その取り付け
るためのスペース及び可動とするために、水路壁と離隔
する必要がある。そのため、フロートせき側面と水路壁
との間のスカムが除去できず滞留してしまう。
トせきとを接続し、可動及びシールを行えるように蛇腹
状のゴムシールを使用している。しかし、その取り付け
るためのスペース及び可動とするために、水路壁と離隔
する必要がある。そのため、フロートせき側面と水路壁
との間のスカムが除去できず滞留してしまう。
【0017】本発明は、従来のスカム除去装置における
諸問題点を解決し、スカムを除去するために多量の処理
水を流出させる必要がなく、水位の変動による可動せき
の微妙な調整操作を必要とせず、且つスカムが除去でき
ずに滞留する部分がないスカム除去装置を提供すること
を目的とする。
諸問題点を解決し、スカムを除去するために多量の処理
水を流出させる必要がなく、水位の変動による可動せき
の微妙な調整操作を必要とせず、且つスカムが除去でき
ずに滞留する部分がないスカム除去装置を提供すること
を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明は、沈殿池に設置された排水トラフにスカム
を流入させて除去するスカム除去装置において、前記排
水トラフに接続されるとともに排水トラフの前方又は前
後に配置され水面下に流入部を有したスカム捕集トラフ
を設け、該スカム捕集トラフに昇降可能なスカム越流可
動せきと前記流入部を開閉する開閉蓋とを設け、前記ス
カム越流可動せきは前記開閉蓋と連動接続されて開閉蓋
の開時に上昇可能になっていることを特徴とするもので
ある。
め、本発明は、沈殿池に設置された排水トラフにスカム
を流入させて除去するスカム除去装置において、前記排
水トラフに接続されるとともに排水トラフの前方又は前
後に配置され水面下に流入部を有したスカム捕集トラフ
を設け、該スカム捕集トラフに昇降可能なスカム越流可
動せきと前記流入部を開閉する開閉蓋とを設け、前記ス
カム越流可動せきは前記開閉蓋と連動接続されて開閉蓋
の開時に上昇可能になっていることを特徴とするもので
ある。
【0019】
【作用】本発明によれば、スカム捕集トラフの上部水面
に滞留したスカムを排出トラフ内に流入させるために、
スカム捕集トラフの下面に設けた開閉蓋を開き、排水ト
ラフに排出すると同時に、開閉蓋に連動してスカム越流
可動せきが処理水のスカム捕集トラフへの流入を止める
ように上昇するので、スカム捕集トラフ内のスカムと水
のみを排出することができ、処理水の流出量が極めて少
ない。また、スカム捕集トラフは水没しており、スカム
の排出時にスカム越流可動せきが閉まる構造のため、水
位変動の影響を受けることがなく、従来のように流入せ
きの高さについて微妙な調整をする必要がない。
に滞留したスカムを排出トラフ内に流入させるために、
スカム捕集トラフの下面に設けた開閉蓋を開き、排水ト
ラフに排出すると同時に、開閉蓋に連動してスカム越流
可動せきが処理水のスカム捕集トラフへの流入を止める
ように上昇するので、スカム捕集トラフ内のスカムと水
のみを排出することができ、処理水の流出量が極めて少
ない。また、スカム捕集トラフは水没しており、スカム
の排出時にスカム越流可動せきが閉まる構造のため、水
位変動の影響を受けることがなく、従来のように流入せ
きの高さについて微妙な調整をする必要がない。
【0020】また、スカム捕集トラフの全長及びスカム
越流可動せきの全長は、排水トラフの全長あるいは水路
幅の全幅に配置することができるので、スカムの取り残
しがない。
越流可動せきの全長は、排水トラフの全長あるいは水路
幅の全幅に配置することができるので、スカムの取り残
しがない。
【0021】また本発明の1態様においては、排水トラ
フにスカム引寄せ用越流せきを設け、スカム捕集トラフ
付近にスカムが引き寄せられるように水流を発生させ、
スカム捕集トラフの上部水面に排水前に十分スカムを滞
留させることができる。
フにスカム引寄せ用越流せきを設け、スカム捕集トラフ
付近にスカムが引き寄せられるように水流を発生させ、
スカム捕集トラフの上部水面に排水前に十分スカムを滞
留させることができる。
【0022】さらに本発明の1態様においては、スカム
捕集トラフを排出トラフの前後に配設した場合には、両
スカム捕集トラフ間を連通管により連通することによ
り、前方と同時に後方のスカムも排出することができ
る。
捕集トラフを排出トラフの前後に配設した場合には、両
スカム捕集トラフ間を連通管により連通することによ
り、前方と同時に後方のスカムも排出することができ
る。
【0023】
【実施例】以下、本発明に係るスカム除去装置の一実施
例を図1乃至図3を参照して説明する。図1及び図2は
スカム除去装置の全体構造を示す図であり、図1は断面
図、図2は斜視図である。
例を図1乃至図3を参照して説明する。図1及び図2は
スカム除去装置の全体構造を示す図であり、図1は断面
図、図2は斜視図である。
【0024】図1及び図2に示すように、沈殿池1内に
は排水トラフ2が配設されている。排水トラフ2は排水
を速やかに行うために排水の流れの方向に排水傾斜が設
けられている。また排水トラフ2には、水流の前後にス
カム捕集トラフ3及び4が接続されている。スカム捕集
トラフ3は底部に流入部3aを有しており、この流入部
3aは水面下に位置している。さらに、スカム捕集トラ
フ3の流入部3aには、この流入部3aを開閉する開閉
蓋5が設けられている。
は排水トラフ2が配設されている。排水トラフ2は排水
を速やかに行うために排水の流れの方向に排水傾斜が設
けられている。また排水トラフ2には、水流の前後にス
カム捕集トラフ3及び4が接続されている。スカム捕集
トラフ3は底部に流入部3aを有しており、この流入部
3aは水面下に位置している。さらに、スカム捕集トラ
フ3の流入部3aには、この流入部3aを開閉する開閉
蓋5が設けられている。
【0025】また、スカム捕集トラフ3の前端部には、
昇降可能なスカム越流可動せき6が設けられている。開
閉蓋5は、スカム捕集トラフ3に揺動自在に支持されて
いる。また、開閉蓋5の上面には第1アーム7が固定さ
れ、この第1アーム7に第2アーム8が接続されてい
る。第2アームは、支持軸9に回転可能に支持されてい
る。また、開閉蓋5とスカム捕集トラフ3との間にはシ
ールゴム9が介装されている。なお、第1アーム7及び
第2アーム8は開閉蓋5のリンク機構からなる開閉装置
を構成している。
昇降可能なスカム越流可動せき6が設けられている。開
閉蓋5は、スカム捕集トラフ3に揺動自在に支持されて
いる。また、開閉蓋5の上面には第1アーム7が固定さ
れ、この第1アーム7に第2アーム8が接続されてい
る。第2アームは、支持軸9に回転可能に支持されてい
る。また、開閉蓋5とスカム捕集トラフ3との間にはシ
ールゴム9が介装されている。なお、第1アーム7及び
第2アーム8は開閉蓋5のリンク機構からなる開閉装置
を構成している。
【0026】前記スカム越流可動せき6は、スカム捕集
トラフ3に揺動可能に支持されるとともに連結棒10を
介して開閉蓋5に連結されている。従って、第2アーム
8を矢印に示すように上方に持ち上げることにより、第
1アーム7が下降し、開閉蓋5が下方に開くと、これに
連動してスカム越流可動せき6が上方に揺動するように
構成されている。
トラフ3に揺動可能に支持されるとともに連結棒10を
介して開閉蓋5に連結されている。従って、第2アーム
8を矢印に示すように上方に持ち上げることにより、第
1アーム7が下降し、開閉蓋5が下方に開くと、これに
連動してスカム越流可動せき6が上方に揺動するように
構成されている。
【0027】一方、スカム捕集トラフ4は排水トラフ2
に対して固定されて設置されており、開閉蓋やスカム越
流可動せきを具備していない。スカム捕集トラフ4の上
端部4aは、水面13に近接した水面下に位置してい
る。そして、スカム捕集トラフ3及び4は、連通管11
を介して互いに連通されている。
に対して固定されて設置されており、開閉蓋やスカム越
流可動せきを具備していない。スカム捕集トラフ4の上
端部4aは、水面13に近接した水面下に位置してい
る。そして、スカム捕集トラフ3及び4は、連通管11
を介して互いに連通されている。
【0028】また、排水トラフ2の上部には、スカム引
寄せ用越流せき12が設けられている。スカム引寄せ用
越流せき12は、図2に示すように多数のVノッチ12
aを有しており、このVノッチ12aを介して水が越流
するように構成されている。従って、このVノッチ12
aを越流した水の流れにより水面付近に浮遊しているス
カムSが排水トラフ2に引き寄せられるようになってい
る。
寄せ用越流せき12が設けられている。スカム引寄せ用
越流せき12は、図2に示すように多数のVノッチ12
aを有しており、このVノッチ12aを介して水が越流
するように構成されている。従って、このVノッチ12
aを越流した水の流れにより水面付近に浮遊しているス
カムSが排水トラフ2に引き寄せられるようになってい
る。
【0029】次に前述のように構成されたスカム除去装
置の作用を説明する。図1において、水流は左側から右
側に流れるようになっており、水面上のスカムSは水流
によって排水トラフ2に向かって流れる。また、スカム
引寄せ用越流せき12は多数のVノッチ12aを持って
いるため、スカム捕集トラフ3の上方付近にスカムSが
引き寄せられるように水流が発生し、スカム捕集トラフ
3の上部水面に排水前に充分にスカムSを滞留させるこ
とができる。
置の作用を説明する。図1において、水流は左側から右
側に流れるようになっており、水面上のスカムSは水流
によって排水トラフ2に向かって流れる。また、スカム
引寄せ用越流せき12は多数のVノッチ12aを持って
いるため、スカム捕集トラフ3の上方付近にスカムSが
引き寄せられるように水流が発生し、スカム捕集トラフ
3の上部水面に排水前に充分にスカムSを滞留させるこ
とができる。
【0030】スカム捕集トラフ3の上部水面に充分スカ
ムが滞留したときに、図3に示すように第2アーム8を
上方に持ち上げることにより、第1アーム7が下降し、
開閉蓋5が下方に開く。このとき、開閉蓋5に連動して
スカム越流可動せき6が上昇し、スカム越流可動せき6
が処理水のスカム捕集トラフ3への流入を止めるように
閉まるので、スカム捕集トラフ3内のスカムSと水のみ
を排出することができ、沈殿池1内の処理水の流出量が
少なくてすむ。
ムが滞留したときに、図3に示すように第2アーム8を
上方に持ち上げることにより、第1アーム7が下降し、
開閉蓋5が下方に開く。このとき、開閉蓋5に連動して
スカム越流可動せき6が上昇し、スカム越流可動せき6
が処理水のスカム捕集トラフ3への流入を止めるように
閉まるので、スカム捕集トラフ3内のスカムSと水のみ
を排出することができ、沈殿池1内の処理水の流出量が
少なくてすむ。
【0031】スカム捕集トラフ3内のスカムSを除去し
た後に、第2アーム8を下げることにより、第1アーム
7が上昇し、開閉蓋5が閉塞するとともに、スカム越流
せき6が水面下に没する。スカム捕集トラフ3は、常
時、水没しており、スカムSの排出時にスカム越流可動
せき6が閉まる構造のため、水位変動の影響を受けるこ
とがなく、従来のように可動せきの高さについて微妙な
調整をする必要がない。
た後に、第2アーム8を下げることにより、第1アーム
7が上昇し、開閉蓋5が閉塞するとともに、スカム越流
せき6が水面下に没する。スカム捕集トラフ3は、常
時、水没しており、スカムSの排出時にスカム越流可動
せき6が閉まる構造のため、水位変動の影響を受けるこ
とがなく、従来のように可動せきの高さについて微妙な
調整をする必要がない。
【0032】また、スカム捕集トラフ3の両側部には、
シール部を設ける必要がないため、スカム捕集トラフ3
の全長及びスカム越流可動せき6の全長は、排水トラフ
2の全長あるいは水路幅の全幅に配置することができる
ので、スカムの取り残しがない。
シール部を設ける必要がないため、スカム捕集トラフ3
の全長及びスカム越流可動せき6の全長は、排水トラフ
2の全長あるいは水路幅の全幅に配置することができる
ので、スカムの取り残しがない。
【0033】さらに、本実施例のようにスカム捕集トラ
フ3および4を水流の前後に配設した場合には、両スカ
ム捕集トラフ3,4間を連通管11により連通すること
により、前方と同時に後方のスカムSも排出することが
できる。
フ3および4を水流の前後に配設した場合には、両スカ
ム捕集トラフ3,4間を連通管11により連通すること
により、前方と同時に後方のスカムSも排出することが
できる。
【0034】本実施例においては、開閉蓋5の閉塞時に
スカム越流可動せき6の上端を水面上に突出させるよう
にしたが、必ずしも水面上に突出させる必要はなく、水
面下であっても、沈殿池内の処理水のスカム捕集トラフ
への流入を抑制することができればよい。また、本実施
例においては、開閉蓋はリンク機構によって開閉するよ
うにしたが、フライトの動きを利用して開閉してもよい
し、スキマアームの動きを利用して開閉してもよい。
スカム越流可動せき6の上端を水面上に突出させるよう
にしたが、必ずしも水面上に突出させる必要はなく、水
面下であっても、沈殿池内の処理水のスカム捕集トラフ
への流入を抑制することができればよい。また、本実施
例においては、開閉蓋はリンク機構によって開閉するよ
うにしたが、フライトの動きを利用して開閉してもよい
し、スキマアームの動きを利用して開閉してもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、スカム捕集トラフの上
部水面に滞留したスカムを排出トラフ内に流入させるた
めに、スカム捕集トラフの下面に設けた開閉蓋を開き、
排水トラフに排出すると同時に、開閉蓋に連動してスカ
ム越流可動せきがスカム捕集トラフへの流入を止めるよ
うに上昇するので、スカム捕集トラフ内のスカムと水の
みを排出することができ、処理水の流出量が極めて少な
い。また、スカム捕集トラフは水没しており、スカムの
排出時にスカム越流可動せきが閉まる構造のため、水位
変動の影響を受けることがなく、従来のように流入せき
の高さについて微妙な調整をする必要がない。
部水面に滞留したスカムを排出トラフ内に流入させるた
めに、スカム捕集トラフの下面に設けた開閉蓋を開き、
排水トラフに排出すると同時に、開閉蓋に連動してスカ
ム越流可動せきがスカム捕集トラフへの流入を止めるよ
うに上昇するので、スカム捕集トラフ内のスカムと水の
みを排出することができ、処理水の流出量が極めて少な
い。また、スカム捕集トラフは水没しており、スカムの
排出時にスカム越流可動せきが閉まる構造のため、水位
変動の影響を受けることがなく、従来のように流入せき
の高さについて微妙な調整をする必要がない。
【0036】また本発明によれば、スカム捕集トラフの
全長及びスカム越流可動せきの全長は、排水トラフの全
長あるいは水路幅の全幅に配置することができるので、
スカムの取り残しがない。
全長及びスカム越流可動せきの全長は、排水トラフの全
長あるいは水路幅の全幅に配置することができるので、
スカムの取り残しがない。
【0037】また本発明の1態様においては、排水トラ
フにスカム引寄せ用越流せきを設け、スカム捕集トラフ
付近にスカムが引き寄せられるように水流を発生させ、
スカム捕集トラフの上部水面に排水前に十分スカムを滞
留させることができる。
フにスカム引寄せ用越流せきを設け、スカム捕集トラフ
付近にスカムが引き寄せられるように水流を発生させ、
スカム捕集トラフの上部水面に排水前に十分スカムを滞
留させることができる。
【0038】さらに本発明の1態様においては、スカム
捕集トラフを水流の前後に配設した場合には、両スカム
トラフ間を連通管により連通することにより、前方と同
時に後方のスカムも排出することができる。
捕集トラフを水流の前後に配設した場合には、両スカム
トラフ間を連通管により連通することにより、前方と同
時に後方のスカムも排出することができる。
【0039】また本発明によれば、スカム捕集トラフを
水面下に配置し、スカム越流可動せきで流入を止める構
造のため、パイプ回転方式の様な高度な据付精度は必要
がなく、排出トラフは下底に排水の水勾配を付けること
ができ、排水が良好である。また開閉蓋部の開口にのみ
シールゴムを使用しており、部品点数も非常に少なく、
材料、据付費共に安価にできる。
水面下に配置し、スカム越流可動せきで流入を止める構
造のため、パイプ回転方式の様な高度な据付精度は必要
がなく、排出トラフは下底に排水の水勾配を付けること
ができ、排水が良好である。また開閉蓋部の開口にのみ
シールゴムを使用しており、部品点数も非常に少なく、
材料、据付費共に安価にできる。
【図1】本発明に係るスカム除去装置の一実施例の全体
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図2】本発明に係るスカム除去装置の一実施例の全体
構成を示す斜視図である。
構成を示す斜視図である。
【図3】図1のスカム除去装置の作用を説明する説明図
である。
である。
【図4】従来のパイプ式スカム除去装置の概略構造を示
す説明図である。
す説明図である。
【図5】従来のフロート式スカム除去装置の概略構造を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図6】従来のスカム除去装置の作用を示す説明図であ
る。
る。
【図7】従来のパイプ式スカム除去装置の作用を示す説
明図である。
明図である。
【図8】従来のフロート式スカム除去装置の作用を示す
説明図である。
説明図である。
1 沈殿池 2 排水トラフ 3,4 スカム捕集トラフ 3a 流入部 5 開閉蓋 6 スカム越流可動せき 7 第1アーム 8 第2アーム 9 シールゴム 10 連結棒 11 連通管 12 スカム引寄せ用越流せき
Claims (5)
- 【請求項1】 沈殿池に設置された排水トラフにスカム
を流入させて除去するスカム除去装置において、 前記排水トラフに接続されるとともに排水トラフの前方
又は前後に配置され水面下に流入部を有したスカム捕集
トラフを設け、該スカム捕集トラフに昇降可能なスカム
越流可動せきと前記流入部を開閉する開閉蓋とを設け、
前記スカム越流可動せきは前記開閉蓋と連動接続されて
開閉蓋の開時に上昇可能になっていることを特徴とする
スカム除去装置。 - 【請求項2】 前記スカム捕集トラフの上方にスカム引
寄せ用の越流せきを設けたことを特徴とする請求項1記
載のスカム除去装置。 - 【請求項3】 前記スカム捕集トラフを排水トラフの前
後に配置した場合には、両スカム捕集トラフ間を連通管
により接続したことを特徴とする請求項1記載のスカム
除去装置。 - 【請求項4】 前記開閉蓋はリンク機構を有した開閉装
置により開閉可能であることを特徴とする請求項1記載
のスカム除去装置。 - 【請求項5】 前記排水トラフは排水の流れの方向に傾
斜した排水傾斜を有していることを特徴とする請求項1
記載のスカム除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19116495A JPH0919682A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | スカム除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19116495A JPH0919682A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | スカム除去装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0919682A true JPH0919682A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=16269972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19116495A Pending JPH0919682A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | スカム除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0919682A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009047864A1 (ja) | 2007-10-12 | 2009-04-16 | Utsunomiya Kogyo Co., Ltd. | スカム除去装置 |
KR101689142B1 (ko) * | 2016-07-19 | 2016-12-23 | (주)동일캔바스엔지니어링 | 승강식 스키머를 갖는 스컴 제거 장치 |
JP2017127877A (ja) * | 2017-05-08 | 2017-07-27 | アクアインテック株式会社 | スカム除去方法 |
JP2018114500A (ja) * | 2018-04-04 | 2018-07-26 | アクアインテック株式会社 | スカム除去方法 |
-
1995
- 1995-07-04 JP JP19116495A patent/JPH0919682A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009047864A1 (ja) | 2007-10-12 | 2009-04-16 | Utsunomiya Kogyo Co., Ltd. | スカム除去装置 |
US8397921B2 (en) | 2007-10-12 | 2013-03-19 | Utsunomiya Kogyo Co., Ltd. | Scum removing apparatus |
KR101689142B1 (ko) * | 2016-07-19 | 2016-12-23 | (주)동일캔바스엔지니어링 | 승강식 스키머를 갖는 스컴 제거 장치 |
JP2017127877A (ja) * | 2017-05-08 | 2017-07-27 | アクアインテック株式会社 | スカム除去方法 |
JP2018114500A (ja) * | 2018-04-04 | 2018-07-26 | アクアインテック株式会社 | スカム除去方法 |
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