JPH09196571A - 焼結機パレットの片寄り防止構造 - Google Patents
焼結機パレットの片寄り防止構造Info
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- JPH09196571A JPH09196571A JP2585796A JP2585796A JPH09196571A JP H09196571 A JPH09196571 A JP H09196571A JP 2585796 A JP2585796 A JP 2585796A JP 2585796 A JP2585796 A JP 2585796A JP H09196571 A JPH09196571 A JP H09196571A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 焼結機の復路における焼結機パレットの片寄
りの原因である大気の影響を防止でき、焼結機パレット
の片寄りを確実に防止して、給鉱部への安定した焼結機
パレットの送り込みを可能とする焼結機パレットの片寄
り防止構造を提供する。 【解決手段】 上、下走行面にそれぞれ往路と復路を形
成する無端走行レール18上に複数の走行車輪19a付
きの焼結機パレット19を走行自在に配置した無端搬送
コンベアからなる焼結機15において、無端搬送コンベ
アの復路の両側部の全面又は一部に風侵入遮蔽板24を
設けた。
りの原因である大気の影響を防止でき、焼結機パレット
の片寄りを確実に防止して、給鉱部への安定した焼結機
パレットの送り込みを可能とする焼結機パレットの片寄
り防止構造を提供する。 【解決手段】 上、下走行面にそれぞれ往路と復路を形
成する無端走行レール18上に複数の走行車輪19a付
きの焼結機パレット19を走行自在に配置した無端搬送
コンベアからなる焼結機15において、無端搬送コンベ
アの復路の両側部の全面又は一部に風侵入遮蔽板24を
設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼結機パレットの
片寄りを効果的に防止することができる焼結機パレット
の片寄り防止構造に関する。
片寄りを効果的に防止することができる焼結機パレット
の片寄り防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】焼結機の一形態として、上、下走行面に
往路と復路を形成する無端走行レール上に複数の走行車
輪付きの焼結機パレットを配置した無端搬送コンベアか
らなるドワイドロイド型の焼結機がある。
往路と復路を形成する無端走行レール上に複数の走行車
輪付きの焼結機パレットを配置した無端搬送コンベアか
らなるドワイドロイド型の焼結機がある。
【0003】この焼結機においては、無端搬送コンベア
の往路及び復路のいずれにおいても、レール等設備の精
度不良に起因して焼結機パレットに片寄りが生じる他、
焼結機パレット本体両側の温度差による熱膨張差から焼
結機パレットの片寄りが生じ、その発生領域は、通常、
焼結機パレットの走行全域に及んでいる。なお、かかる
温度差の発生原因としては、焼結機パレット両サイド
の大気の流れの変動によるもの、焼結機パレット内原
料の焼結過程における熱のアンバランス、原料焼結化
のための空気吸引用設備の量的アンバランス等が考えら
れる。このようにして生じた焼結機パレットの片寄り
は、走行車輪の鍔とレール間に強力なスラスト力を生
じ、各部の劣化を急速に進行させ、整備上の大きな問題
となる。そこで、従来においても、このような焼結機パ
レットの片寄りを防止する対策がとられており、例え
ば、実開昭55−79798号公報に、排鉱部中の入口
に焼結機パレットローラを昇降させる装置を設置し、片
寄りを修正する片寄り防止構造が提示されている。
の往路及び復路のいずれにおいても、レール等設備の精
度不良に起因して焼結機パレットに片寄りが生じる他、
焼結機パレット本体両側の温度差による熱膨張差から焼
結機パレットの片寄りが生じ、その発生領域は、通常、
焼結機パレットの走行全域に及んでいる。なお、かかる
温度差の発生原因としては、焼結機パレット両サイド
の大気の流れの変動によるもの、焼結機パレット内原
料の焼結過程における熱のアンバランス、原料焼結化
のための空気吸引用設備の量的アンバランス等が考えら
れる。このようにして生じた焼結機パレットの片寄り
は、走行車輪の鍔とレール間に強力なスラスト力を生
じ、各部の劣化を急速に進行させ、整備上の大きな問題
となる。そこで、従来においても、このような焼結機パ
レットの片寄りを防止する対策がとられており、例え
ば、実開昭55−79798号公報に、排鉱部中の入口
に焼結機パレットローラを昇降させる装置を設置し、片
寄りを修正する片寄り防止構造が提示されている。
【0004】また、実開昭56−85297号公報に、
排鉱部入口で焼結機パレット回動用スプロケットの歯の
調整にて片寄りを修正する片寄り防止構造が提示されて
いる。しかし、上記した両公報に提示されている焼結機
パレットの片寄り防止構造は、いずれも、きわめて限定
された局部的な領域の片寄り防止しか行うことができ
ず、無端搬送コンベアの全領域における片寄り防止は考
慮されていない。
排鉱部入口で焼結機パレット回動用スプロケットの歯の
調整にて片寄りを修正する片寄り防止構造が提示されて
いる。しかし、上記した両公報に提示されている焼結機
パレットの片寄り防止構造は、いずれも、きわめて限定
された局部的な領域の片寄り防止しか行うことができ
ず、無端搬送コンベアの全領域における片寄り防止は考
慮されていない。
【0005】一方、特開平4−222390号公報に提
示されている片寄り防止構造は、焼結機パレット走行用
レールそのものを昇降させ、焼結機パレットの片寄りを
修正しようとするものであり、上記した実開昭55−7
9798号公報及び実開昭56−85297号公報にお
ける局部的な領域における片寄り防止と異なり、所望の
広さの領域において、片寄り防止を図ることができる。
かかる片寄り防止構造の具体的構成を図7及び図8に示
す。なお、図中、51は焼結機パレット、52は走行車
輪、53は走行レール、54はシールボックス、55は
油圧シリンダ、56はリミットスイッチ、57はストラ
イカー、58は演算器、59は電磁切換弁、60はCR
T、61は制御器である。
示されている片寄り防止構造は、焼結機パレット走行用
レールそのものを昇降させ、焼結機パレットの片寄りを
修正しようとするものであり、上記した実開昭55−7
9798号公報及び実開昭56−85297号公報にお
ける局部的な領域における片寄り防止と異なり、所望の
広さの領域において、片寄り防止を図ることができる。
かかる片寄り防止構造の具体的構成を図7及び図8に示
す。なお、図中、51は焼結機パレット、52は走行車
輪、53は走行レール、54はシールボックス、55は
油圧シリンダ、56はリミットスイッチ、57はストラ
イカー、58は演算器、59は電磁切換弁、60はCR
T、61は制御器である。
【0006】図示の構成において、焼結機パレット51
の片寄りをストライカー57を介してリミットスイッチ
56が検出すると、検出信号が演算器58に送信され
る。演算器58は、焼結機の長手方向両側に複数配設さ
れたリミットスイッチ56の内のどの位置(焼結機パレ
ット走行方向右側Rか左側Lか、また長手方向何番目
(n、n+1・・・)の区画の位置か、更にまた該区画
内のどの位置か)のリミットスイッチ56が作動したか
を判断し、その片寄りの程度に基づいて、制御器61か
らの制御信号に基づいて電磁切換弁59を作動し、油圧
シリンダ55を駆動し、走行レール53を昇降して片寄
り防止を行っている。
の片寄りをストライカー57を介してリミットスイッチ
56が検出すると、検出信号が演算器58に送信され
る。演算器58は、焼結機の長手方向両側に複数配設さ
れたリミットスイッチ56の内のどの位置(焼結機パレ
ット走行方向右側Rか左側Lか、また長手方向何番目
(n、n+1・・・)の区画の位置か、更にまた該区画
内のどの位置か)のリミットスイッチ56が作動したか
を判断し、その片寄りの程度に基づいて、制御器61か
らの制御信号に基づいて電磁切換弁59を作動し、油圧
シリンダ55を駆動し、走行レール53を昇降して片寄
り防止を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した特開
平4−222390号公報に提示されている片寄り防止
構造は、未だ、以下の解決すべき課題を有していた。即
ち、走行レール53を昇降させる油圧シリンダ55の設
置場所はかなりの高温雰囲気にあるため、油圧シリンダ
55を熱から保護するための遮熱手段が別途必要にな
る。また、油圧シリンダ55による昇降は、焼結機パレ
ット51の自重や、焼結原料の重量や、焼結機パレット
51の下部の負圧を考慮すれば、大容量の能力を必要と
する。例えば、無端搬送コンベアの往路の焼結機パレッ
ト51は80台あり、一台当たり20トンとすれば、総
重量は1600トンにもなる。さらに、油圧シリンダ5
5は走行レール53を昇降させることによって、焼結機
パレットシール部であるシールボックス54の漏風対策
を必要とする。しかし、通常、焼結機パレット51の台
数は150〜200台もあり、現在稼働している設備で
は、かかる漏風対策は、工期、費用面で実現が困難であ
る。
平4−222390号公報に提示されている片寄り防止
構造は、未だ、以下の解決すべき課題を有していた。即
ち、走行レール53を昇降させる油圧シリンダ55の設
置場所はかなりの高温雰囲気にあるため、油圧シリンダ
55を熱から保護するための遮熱手段が別途必要にな
る。また、油圧シリンダ55による昇降は、焼結機パレ
ット51の自重や、焼結原料の重量や、焼結機パレット
51の下部の負圧を考慮すれば、大容量の能力を必要と
する。例えば、無端搬送コンベアの往路の焼結機パレッ
ト51は80台あり、一台当たり20トンとすれば、総
重量は1600トンにもなる。さらに、油圧シリンダ5
5は走行レール53を昇降させることによって、焼結機
パレットシール部であるシールボックス54の漏風対策
を必要とする。しかし、通常、焼結機パレット51の台
数は150〜200台もあり、現在稼働している設備で
は、かかる漏風対策は、工期、費用面で実現が困難であ
る。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、焼結機の復路における焼結機パレットの片
寄りの原因である大気の影響を防止でき、焼結機パレッ
トの片寄りを確実に防止して、給鉱部への安定した焼結
機パレットの送り込みを可能とする焼結機パレットの片
寄り防止構造を提供することを目的とする。
ものであり、焼結機の復路における焼結機パレットの片
寄りの原因である大気の影響を防止でき、焼結機パレッ
トの片寄りを確実に防止して、給鉱部への安定した焼結
機パレットの送り込みを可能とする焼結機パレットの片
寄り防止構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の焼結機パレットの片寄り防止構造は、上、下走行
面にそれぞれ往路と復路を形成する無端走行レール上に
複数の走行車輪付きの焼結機パレットを走行自在に配置
した無端搬送コンベアからなる焼結機において、該無端
搬送コンベアの復路の両側部の全面又は一部に風侵入遮
蔽板を設けている。ここで、無端搬送コンベアの復路の
両側部の全面のみならず、一部でもよいとしたのは、無
端搬送コンベアの設置場所やその他の設置条件によって
は、無端搬送コンベアの復路の両側部の全面に風侵入遮
蔽板を設けなくても、焼結機の復路の両側部の温度を可
及的に均一に保つことができる場合もあるからであり、
例えば、全面に風侵入遮蔽板を設けた場合の面積の1/
3、1/2、又は2/3程度の面積とすることができ
る。請求項2記載の焼結機パレットの片寄り防止構造
は、請求項1記載の焼結機パレットの片寄り防止構造に
おいて、前記風侵入遮蔽板に点検窓及び作業用出入口を
設けている。請求項3記載の焼結機パレットの片寄り防
止構造は、請求項1又は2記載の焼結機パレットの片寄
り防止構造において、前記風侵入遮蔽板を前記無端搬送
コンベアの復路の両側部に着脱自在に取付けている。
記載の焼結機パレットの片寄り防止構造は、上、下走行
面にそれぞれ往路と復路を形成する無端走行レール上に
複数の走行車輪付きの焼結機パレットを走行自在に配置
した無端搬送コンベアからなる焼結機において、該無端
搬送コンベアの復路の両側部の全面又は一部に風侵入遮
蔽板を設けている。ここで、無端搬送コンベアの復路の
両側部の全面のみならず、一部でもよいとしたのは、無
端搬送コンベアの設置場所やその他の設置条件によって
は、無端搬送コンベアの復路の両側部の全面に風侵入遮
蔽板を設けなくても、焼結機の復路の両側部の温度を可
及的に均一に保つことができる場合もあるからであり、
例えば、全面に風侵入遮蔽板を設けた場合の面積の1/
3、1/2、又は2/3程度の面積とすることができ
る。請求項2記載の焼結機パレットの片寄り防止構造
は、請求項1記載の焼結機パレットの片寄り防止構造に
おいて、前記風侵入遮蔽板に点検窓及び作業用出入口を
設けている。請求項3記載の焼結機パレットの片寄り防
止構造は、請求項1又は2記載の焼結機パレットの片寄
り防止構造において、前記風侵入遮蔽板を前記無端搬送
コンベアの復路の両側部に着脱自在に取付けている。
【0010】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。図1及び図2に示すように、図示し
ない第1床上に、長尺の矩形枠体からなる焼結機支持機
枠10が、第2床11、第3床12及び第4床13を貫
通した状態で設置されており、焼結機支持機枠10の上
端には、建屋14が載置されている。そして、焼結機1
5は、この焼結機支持機枠10の上部に水平状態に配設
されている。また、図1に示すように、焼結機15の一
端側は給鉱部16と連絡しており、他端側は排鉱部17
と連絡している。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。図1及び図2に示すように、図示し
ない第1床上に、長尺の矩形枠体からなる焼結機支持機
枠10が、第2床11、第3床12及び第4床13を貫
通した状態で設置されており、焼結機支持機枠10の上
端には、建屋14が載置されている。そして、焼結機1
5は、この焼結機支持機枠10の上部に水平状態に配設
されている。また、図1に示すように、焼結機15の一
端側は給鉱部16と連絡しており、他端側は排鉱部17
と連絡している。
【0011】次に、焼結機15の具体的構成について説
明する。まず、焼結機15の基本的構成について説明す
ると、図1及び図2に示すように、焼結機15は、上、
下走行面にそれぞれ往路と復路を形成する無端走行レー
ル18と、無端走行レール18上を走行車輪19aを介
して走行自在な複数の焼結機パレット19とからなる無
端搬送コンベアを具備する。そして、無端搬送コンベア
の往路の下面には全長にわたって長尺のウインドボック
ス20が配設されている。このウインドボックス20
は、焼結機支持機枠10の下部に配設したメインダクト
21と、無端搬送コンベアの両側部に長手方向に間隔を
あけて設けた複数の吸引ダクト22を介して連通連結さ
れている。なお、吸引ダクト22は、図示しない吸引ブ
ロワーに連通連結されている。また、無端搬送コンベア
の下方には、焼結機パレット19の底部グリッドを通し
て落下するダストを捕集するためのホッパー23が配設
されている。
明する。まず、焼結機15の基本的構成について説明す
ると、図1及び図2に示すように、焼結機15は、上、
下走行面にそれぞれ往路と復路を形成する無端走行レー
ル18と、無端走行レール18上を走行車輪19aを介
して走行自在な複数の焼結機パレット19とからなる無
端搬送コンベアを具備する。そして、無端搬送コンベア
の往路の下面には全長にわたって長尺のウインドボック
ス20が配設されている。このウインドボックス20
は、焼結機支持機枠10の下部に配設したメインダクト
21と、無端搬送コンベアの両側部に長手方向に間隔を
あけて設けた複数の吸引ダクト22を介して連通連結さ
れている。なお、吸引ダクト22は、図示しない吸引ブ
ロワーに連通連結されている。また、無端搬送コンベア
の下方には、焼結機パレット19の底部グリッドを通し
て落下するダストを捕集するためのホッパー23が配設
されている。
【0012】かかる構成によって、給鉱部16から排鉱
部17に向けて無端走行レール18上を移動する焼結機
パレット19内の焼結原料の表層に着火すると共に、吸
引ブロワーを作動することによって、バレット19内の
焼結原料を表層から下層に向けて燃焼させ焼結を行い、
焼結物を排鉱部17で排出することができる。本発明の
一実施の形態に係る焼結機パレットの片寄り防止構造
は、上記した基本構成を有する焼結機15において、図
1及び図2に示すように、無端搬送コンベアの復路の両
側部に、それぞれ、略全面にわたって、風侵入遮蔽板2
4を設けたことを特徴とする。
部17に向けて無端走行レール18上を移動する焼結機
パレット19内の焼結原料の表層に着火すると共に、吸
引ブロワーを作動することによって、バレット19内の
焼結原料を表層から下層に向けて燃焼させ焼結を行い、
焼結物を排鉱部17で排出することができる。本発明の
一実施の形態に係る焼結機パレットの片寄り防止構造
は、上記した基本構成を有する焼結機15において、図
1及び図2に示すように、無端搬送コンベアの復路の両
側部に、それぞれ、略全面にわたって、風侵入遮蔽板2
4を設けたことを特徴とする。
【0013】即ち、図1に示すように、風侵入遮蔽板2
4は、長尺の矩形板からなり、その全長は無端搬送コン
ベアの全長と略等しくしている。また、風侵入遮蔽板2
4は、図2に示すように、その下端縁は、無端搬送コン
ベアの復路上を逆さ状態に走行する焼結機パレット19
の下端縁よりさらに下方をなす位置で、焼結機支持機枠
10に連結されると共に、その上端縁が、焼結機支持機
枠10の上部枠に連結されている。かかる構成によっ
て、焼結機15を平地上に設置した場合に、焼結機15
の両側部が異なった気温の大気に接する場合でも、風侵
入遮蔽板24によって、焼結機15の復路を上記した大
気から遮断することができる。従って、焼結機15の復
路の両側部の温度を可及的に均一に保つことができ、無
端搬送コンベアの復路の両側部における温度差に起因す
る焼結機パレット19の片寄りを、復路の略全長にわた
って防止することができる。
4は、長尺の矩形板からなり、その全長は無端搬送コン
ベアの全長と略等しくしている。また、風侵入遮蔽板2
4は、図2に示すように、その下端縁は、無端搬送コン
ベアの復路上を逆さ状態に走行する焼結機パレット19
の下端縁よりさらに下方をなす位置で、焼結機支持機枠
10に連結されると共に、その上端縁が、焼結機支持機
枠10の上部枠に連結されている。かかる構成によっ
て、焼結機15を平地上に設置した場合に、焼結機15
の両側部が異なった気温の大気に接する場合でも、風侵
入遮蔽板24によって、焼結機15の復路を上記した大
気から遮断することができる。従って、焼結機15の復
路の両側部の温度を可及的に均一に保つことができ、無
端搬送コンベアの復路の両側部における温度差に起因す
る焼結機パレット19の片寄りを、復路の略全長にわた
って防止することができる。
【0014】その結果、無端走行レール18や走行車輪
19a等の劣化を防止することができ、メンテナンスに
要する時間と手間を可及的に少なくすることができる。
また、無端搬送コンベアの復路における片寄りの原因で
ある大気の影響を完全に遮断できるので、走行車輪19
aが無端走行レール18に押しつけられたまま走行する
等の不良走行状態をなくすことができ、給鉱部16へ安
定して焼結機パレット19を送り込むことができ、焼結
作業を円滑に行うことができる。さらに、無端搬送コン
ベアの復路において、焼結機パレット19の温度低下な
いし放熱を可及的に少なくすることができるので、無端
搬送コンベアの往路における焼結原料の燃焼において
も、焼結機パレット19の加熱に要する燃焼エネルギー
を著しく低減することができ、省エネルギーを図ること
ができる。
19a等の劣化を防止することができ、メンテナンスに
要する時間と手間を可及的に少なくすることができる。
また、無端搬送コンベアの復路における片寄りの原因で
ある大気の影響を完全に遮断できるので、走行車輪19
aが無端走行レール18に押しつけられたまま走行する
等の不良走行状態をなくすことができ、給鉱部16へ安
定して焼結機パレット19を送り込むことができ、焼結
作業を円滑に行うことができる。さらに、無端搬送コン
ベアの復路において、焼結機パレット19の温度低下な
いし放熱を可及的に少なくすることができるので、無端
搬送コンベアの往路における焼結原料の燃焼において
も、焼結機パレット19の加熱に要する燃焼エネルギー
を著しく低減することができ、省エネルギーを図ること
ができる。
【0015】ところで、図1及び図3に示すように、本
実施の形態では、風侵入遮蔽板24は、焼結機支持機枠
10の両側部を、それぞれ、縦柱25を用いて複数の矩
形空間に仕切り、各矩形空間内に、着脱自在に分割遮蔽
板26を取付けることによって構成されている。なお、
縦柱25の間隔Lは通常4〜6m程度であり、分割遮蔽
板26の長さは、取扱性を考慮して、1〜1.5mとす
るのが好ましい。また、分割遮蔽板26は、図3に示す
ように、矩形空間の上部に固定状態に取付けられる固定
遮蔽板27と、矩形空間の下部に着脱自在に取付けられ
るカセット式遮蔽板28とからなる。そして、固定遮蔽
板27及びカセット式遮蔽板28は、共に、例えば、厚
さ0、4mmの波板トタンによって製作することができ
る。また、カセット式遮蔽板28には、焼結機パレット
19の状態を点検するための点検窓29と、点検後の補
修作業を円滑に行うための作業用出入口30と、吸引ダ
クト22を挿通させるための透孔31とが設けられてい
る。
実施の形態では、風侵入遮蔽板24は、焼結機支持機枠
10の両側部を、それぞれ、縦柱25を用いて複数の矩
形空間に仕切り、各矩形空間内に、着脱自在に分割遮蔽
板26を取付けることによって構成されている。なお、
縦柱25の間隔Lは通常4〜6m程度であり、分割遮蔽
板26の長さは、取扱性を考慮して、1〜1.5mとす
るのが好ましい。また、分割遮蔽板26は、図3に示す
ように、矩形空間の上部に固定状態に取付けられる固定
遮蔽板27と、矩形空間の下部に着脱自在に取付けられ
るカセット式遮蔽板28とからなる。そして、固定遮蔽
板27及びカセット式遮蔽板28は、共に、例えば、厚
さ0、4mmの波板トタンによって製作することができ
る。また、カセット式遮蔽板28には、焼結機パレット
19の状態を点検するための点検窓29と、点検後の補
修作業を円滑に行うための作業用出入口30と、吸引ダ
クト22を挿通させるための透孔31とが設けられてい
る。
【0016】かかる構成によって、焼結機パレット19
の状態を点検窓29を通して常時点検することができる
と共に、点検後に必要な場合は、作業用出入口30より
内部に進入して容易に補修を行うことができる。また、
吸引ダクト22の交換が必要な場合は、カセット式遮蔽
板28のみ取り出すことができるので、交換作業を迅速
かつ容易に行うことができる。さらに、風侵入遮蔽板2
4の一部が破損した場合は、破損個所に該当する分割遮
蔽板26のみ交換すればよいので、メンテナンスを容易
に行うことができると共に、メンテナンス費用を低減す
ることができる。
の状態を点検窓29を通して常時点検することができる
と共に、点検後に必要な場合は、作業用出入口30より
内部に進入して容易に補修を行うことができる。また、
吸引ダクト22の交換が必要な場合は、カセット式遮蔽
板28のみ取り出すことができるので、交換作業を迅速
かつ容易に行うことができる。さらに、風侵入遮蔽板2
4の一部が破損した場合は、破損個所に該当する分割遮
蔽板26のみ交換すればよいので、メンテナンスを容易
に行うことができると共に、メンテナンス費用を低減す
ることができる。
【0017】
【実施例】上記した本実施の形態に係る焼結機パレット
の片寄り防止構造を具備する焼結機15の無端搬送コン
ベアの両側部における温度差について調べるため、図4
に示す寸法とした場合について実験を行った。この実験
の結果を、以下に示す。なお、比較例として、上記した
片寄り防止構造を具備しない従来の焼結機40の無端搬
送コンベアの両側部における温度差についても調べた。
まず、実験に用いた焼結機15の寸法関係について説明
すると、図4に示すように、焼結機15の無端搬送コン
ベアの長さは給・排鉱スプロケット間で120m、幅は
4mのものを用いた。一方、風侵入遮蔽板24は、長さ
が80m、高さが4mの鋼板を用いた。図5に示すよう
に、従来の焼結機40においては、無端搬送コンベアの
排鉱部側の温度は、左端と右端で、それぞれ、124℃
(西側)と135℃(東側)であり、給鉱部側の温度
は、左端と右端で、それぞれ、108℃(西側)と12
1℃(東側)であった。これに対して、図6に示すよう
に、本実施の形態に係る焼結機15においては、無端搬
送コンベアの排鉱部側の温度は、左端と右端で、それぞ
れ、128℃(西側)と136℃(東側)であり、給鉱
部側の温度は、左端と右端で、それぞれ、123℃(西
側)と130℃(東側)であった。このように、従来の
焼結機40では、無端搬送コンベアの両側部における温
度差は、給鉱部側において13℃にもなるのに対し、本
実施の形態に係る焼結機15においては、無端搬送コン
ベアの両側部における温度差は7℃であった。
の片寄り防止構造を具備する焼結機15の無端搬送コン
ベアの両側部における温度差について調べるため、図4
に示す寸法とした場合について実験を行った。この実験
の結果を、以下に示す。なお、比較例として、上記した
片寄り防止構造を具備しない従来の焼結機40の無端搬
送コンベアの両側部における温度差についても調べた。
まず、実験に用いた焼結機15の寸法関係について説明
すると、図4に示すように、焼結機15の無端搬送コン
ベアの長さは給・排鉱スプロケット間で120m、幅は
4mのものを用いた。一方、風侵入遮蔽板24は、長さ
が80m、高さが4mの鋼板を用いた。図5に示すよう
に、従来の焼結機40においては、無端搬送コンベアの
排鉱部側の温度は、左端と右端で、それぞれ、124℃
(西側)と135℃(東側)であり、給鉱部側の温度
は、左端と右端で、それぞれ、108℃(西側)と12
1℃(東側)であった。これに対して、図6に示すよう
に、本実施の形態に係る焼結機15においては、無端搬
送コンベアの排鉱部側の温度は、左端と右端で、それぞ
れ、128℃(西側)と136℃(東側)であり、給鉱
部側の温度は、左端と右端で、それぞれ、123℃(西
側)と130℃(東側)であった。このように、従来の
焼結機40では、無端搬送コンベアの両側部における温
度差は、給鉱部側において13℃にもなるのに対し、本
実施の形態に係る焼結機15においては、無端搬送コン
ベアの両側部における温度差は7℃であった。
【0018】
【発明の効果】請求項1〜3記載の焼結機パレットの片
寄り防止構造においては、無端搬送コンベアの復路の両
側部の全面又は一部に風侵入遮蔽板を設けているので、
焼結機の復路の両側部の温度を可及的に均一に保つこと
ができ、無端搬送コンベアの復路の両側部における温度
差に起因する焼結機パレットの片寄りを、復路の略全長
にわたって防止することができる。従って、無端走行レ
ールや走行車輪等の部品の劣化を防止することができ、
メンテナンスに要する時間と手間を可及的に少なくする
ことができる。また、無端搬送コンベアの復路における
片寄りの原因である大気の影響を防止できるので、走行
車輪が無端走行レールに押しつけられたまま走行する等
の不良走行状態をなくすことができ、給鉱部へ安定して
焼結機パレットを送り込むことができ、焼結作業を円滑
に行うことができる。
寄り防止構造においては、無端搬送コンベアの復路の両
側部の全面又は一部に風侵入遮蔽板を設けているので、
焼結機の復路の両側部の温度を可及的に均一に保つこと
ができ、無端搬送コンベアの復路の両側部における温度
差に起因する焼結機パレットの片寄りを、復路の略全長
にわたって防止することができる。従って、無端走行レ
ールや走行車輪等の部品の劣化を防止することができ、
メンテナンスに要する時間と手間を可及的に少なくする
ことができる。また、無端搬送コンベアの復路における
片寄りの原因である大気の影響を防止できるので、走行
車輪が無端走行レールに押しつけられたまま走行する等
の不良走行状態をなくすことができ、給鉱部へ安定して
焼結機パレットを送り込むことができ、焼結作業を円滑
に行うことができる。
【0019】さらに、無端搬送コンベアの復路におい
て、焼結機パレットの温度低下ないし放熱を可及的に少
なくすることができるので、無端搬送コンベアの往路に
おける焼結原料の燃焼においても、焼結機パレットの加
熱に要する燃焼エネルギーを著しく低減することがで
き、省エネルギーを図ることができる。特に、請求項2
記載の焼結機パレットの片寄り防止構造においては、風
侵入遮蔽板に点検窓及び作業用出入口を設けたので、無
端搬送コンベアの復路の点検作業及びその後の補修作業
を容易かつ迅速に行うことができる。請求項3記載の焼
結機パレットの片寄り防止構造においては、風侵入遮蔽
板を無端搬送コンベアの復路の両側部に着脱自在に取付
けたので、風侵入遮蔽板を取り外すことによって、風侵
入遮蔽板が破損した場合の補修作業や、無端搬送コンベ
アの復路の一部の交換作業等を迅速かつ容易に行うこと
ができる。
て、焼結機パレットの温度低下ないし放熱を可及的に少
なくすることができるので、無端搬送コンベアの往路に
おける焼結原料の燃焼においても、焼結機パレットの加
熱に要する燃焼エネルギーを著しく低減することがで
き、省エネルギーを図ることができる。特に、請求項2
記載の焼結機パレットの片寄り防止構造においては、風
侵入遮蔽板に点検窓及び作業用出入口を設けたので、無
端搬送コンベアの復路の点検作業及びその後の補修作業
を容易かつ迅速に行うことができる。請求項3記載の焼
結機パレットの片寄り防止構造においては、風侵入遮蔽
板を無端搬送コンベアの復路の両側部に着脱自在に取付
けたので、風侵入遮蔽板を取り外すことによって、風侵
入遮蔽板が破損した場合の補修作業や、無端搬送コンベ
アの復路の一部の交換作業等を迅速かつ容易に行うこと
ができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係る焼結機パレットの
片寄り防止構造を具備する焼結機の側面図である。
片寄り防止構造を具備する焼結機の側面図である。
【図2】図1の矢視I−I断面図である。
【図3】分割遮蔽板の正面図である。
【図4】実験に用いた焼結機パレットの片寄り防止構造
の無端搬送コンベアの寸法関係を示す説明図である。
の無端搬送コンベアの寸法関係を示す説明図である。
【図5】図4に示す無端搬送コンベアに従来の焼結機パ
レットの片寄り防止構造を適用した場合の図4の矢視II
−II図である。
レットの片寄り防止構造を適用した場合の図4の矢視II
−II図である。
【図6】図4に示す無端搬送コンベアに本発明に係る焼
結機パレットの片寄り防止構造を適用した場合の図4の
矢視II−II図である。
結機パレットの片寄り防止構造を適用した場合の図4の
矢視II−II図である。
【図7】従来の焼結機パレットの片寄り防止構造の説明
図である。
図である。
【図8】従来の焼結機パレットの片寄り防止構造の説明
図である。
図である。
10 焼結機支持機枠 11 第2床 12 第3床 13 第4床 14 建屋 15 焼結機 16 給鉱部 17 排鉱部 18 無端走行レール 19 焼結機パ
レット 19a 走行車輪 20 ウインド
ボックス 21 メインダクト 22 吸引ダク
ト 23 ホッパー 24 風侵入遮
蔽板 25 縦柱 26 分割遮蔽
板 27 固定遮蔽板 28 カセット
式遮蔽板 29 点検窓 30 作業用出
入口 31 透孔
レット 19a 走行車輪 20 ウインド
ボックス 21 メインダクト 22 吸引ダク
ト 23 ホッパー 24 風侵入遮
蔽板 25 縦柱 26 分割遮蔽
板 27 固定遮蔽板 28 カセット
式遮蔽板 29 点検窓 30 作業用出
入口 31 透孔
Claims (3)
- 【請求項1】 上、下走行面にそれぞれ往路と復路を形
成する無端走行レール上に複数の走行車輪付きの焼結機
パレットを走行自在に配置した無端搬送コンベアからな
る焼結機において、該無端搬送コンベアの復路の両側部
の全面又は一部に風侵入遮蔽板を設けたことを特徴とす
る焼結機パレットの片寄り防止構造。 - 【請求項2】 前記風侵入遮蔽板に点検窓及び作業用出
入口を設けたことを特徴とする請求項1記載の焼結機パ
レットの片寄り防止構造。 - 【請求項3】 前記風侵入遮蔽板を前記無端搬送コンベ
アの復路の両側部に着脱自在に取付けたことを特徴とす
る請求項1又は2記載の焼結機パレットの片寄り防止構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2585796A JPH09196571A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 焼結機パレットの片寄り防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2585796A JPH09196571A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 焼結機パレットの片寄り防止構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09196571A true JPH09196571A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=12177500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2585796A Withdrawn JPH09196571A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 焼結機パレットの片寄り防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09196571A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105823343A (zh) * | 2016-05-04 | 2016-08-03 | 中冶华天工程技术有限公司 | 带自动纠偏功能的环冷机传动装置 |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP2585796A patent/JPH09196571A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105823343A (zh) * | 2016-05-04 | 2016-08-03 | 中冶华天工程技术有限公司 | 带自动纠偏功能的环冷机传动装置 |
CN105823343B (zh) * | 2016-05-04 | 2017-12-26 | 中冶华天工程技术有限公司 | 带自动纠偏功能的环冷机传动装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030401 |